JP4671074B2 - 遮水層の補修方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、遮水層の補修方法に関し、特に、廃棄物処分場の遮水層の破損箇所を補修するのに有効な遮水層の補修方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、廃棄物処分場は、地表に掘削等により処分穴を設け、この処分穴の内面に合成ゴム等からなる遮水シートを敷設して遮水層を形成し、この遮水層の内側に形成される空間内の底部に不織布及びその上部に保護土を入れて所定の厚みの保護層を形成し、この保護層の上部に廃棄物を順次堆積させて所定の厚みの廃棄物層を形成することにより、廃棄物を埋立処分している。
【0003】
このような鋼製の廃棄物処分場にあっては、廃棄物層及び保護層は、遮水層を介して地表から隔離されているので、廃棄物層及び保護層を浸透した雨水等の浸出水が埋立地外へ漏れ出るようなことはなく、浸出中に溶け出た廃棄物中の有害成分が埋立地外の地下水中に混入するようなことはないものである。
【0004】
しかし、長期的な使用によって遮水層の遮水シートの一部が劣化したり、廃棄物中に混入している釘等の鋭利な物が遮水シートの一部に接触すると、遮水シートのその部分が破損し、その破損箇所から遮水層の内側に位置する浸出水が埋立地外に漏れ出し、浸出水中に溶け出ている廃棄物中の有害成分が地下水中に混入し、廃棄物処分場周辺の地下環境を汚染することになる。
【0005】
このような浸出水の漏れの問題に対処するため、最近では、遮水層からの浸出水の漏れを電気的に検知するシステムを設置し、このシステムにより浸出水の漏れの有無と漏れの位置を検出し、漏れが発生した場合には遮水シートの破損箇所を速やかに補修し、浸出水が地下水中に混入するのを最小限に食い止めようとしている。
【0006】
遮水シートの破損箇所を補修する方法としては、漏れが発生している箇所の廃棄物を除去(掘削)し、遮水シートの破損箇所を掘出し、直接補修する方法、遮水シートの破損箇所付近に注入剤を注入して補修する方法等が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の方法では、掘出しに手間がかかり、破損箇所が多い(広い)場合や、廃棄物の埋立て深さが深い(廃棄物層の厚みが厚い)場合には、破損箇所の掘出しが困難になる。また、掘出し時に掘削機械で遮水シートを破損させたり、掘削穴の底部に作業者が入って補修しなければならないために、作業に危険性を伴う。
【0008】
後者の方法には、遮水シート21を貫いてボーリングし、遮水シート21を挟む上下2箇所から薬液を注入して補修する方法(図3及び図4参照)、遮水シート21の破損箇所付近をジェット水で掘削して空洞を形成した後、その空洞内に注入剤を注入して半径0.5〜1.5mの注入改良体を造成する方法(特開平11−300308号公報参照)等がある。
【0009】
しかし、前者は、健全な遮水シート21をわざわざボーリングして破損することになる。また、破損(漏水)箇所自体を2m四方程度の誤差で検出できたとしても、注入井(注入管)25をこの検出区画の中心に設置することが困難であるので、現行の半径2mの注入技術では、1本の注入管25による注入で確実に補修することは難しく、複数本の注入管25を密に配置して注入する必要がある。なお、図中、20は遮水層、22は不織布、23は保護層、24は保護土である。
【0010】
後者は、ジェット水の吐出孔からある程度離れると、遮水シート上部の土を完全には洗浄除去することが困難になる。また、未固結層では、一度掘削しても空間壁面の崩壊により、遮水シート上に土砂が堆積する可能性が高い。さらに、ここで、使用される注入剤は、ウレタン系、アスファルト系といった粘度が非常に高い有機系のものや、スラグ、セメント系といった懸濁型(粒状体)のものであり、これらの注入剤は、高粘度や懸濁粒子による目詰まり発生のために浸透性に乏しく、保護層に対して殆ど浸透しない。さらに、遮水シートは、その上部を不織布で保護されているが、この不織布は、保護層より高い透水性をもつものの、目詰まりしやすいために、上記の注入剤は、それほど浸透しないというのが実状である。このため、遮水シート上部の土砂が完全に洗浄除去できたとしても、不織布下部の遮水シート破損部を確実に注入し改良するのは困難である。
【0011】
この発明は前記のような従来の方法の問題点を解決したものであって、破損箇所が多い(広い)場合や、廃棄物の埋立て深さが深い(廃棄物層の厚みが厚い)場合であっても、破損箇所を確実に補修することができ、補修の際に遮水シートを傷つけたり、破損させたりするようなことがなく、しかも安全に作業を行うことのできる補修方法を提供することを目的とする。また、遮水シートの健全な部分を破損させることなく、しかも複数本の注入管を用いた薬液の注入を行うことなく補修することができる補修方法を提供することを目的とする。さらに、遮水シート上部の保護土があってもこれを洗浄、除去することなく補修することができるとともに、未固結層であっても空間壁面の崩壊により遮水シート上に土砂が堆積するような不具合がなく、保護層へ確実に注入剤を浸透させることができ、しかも、遮水シートの上位に不織布があっても、不織布下位の遮水シート破損部に注入剤を確実に注入することができる、遮水層の補修方法を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの発明は、廃棄物埋立地の底面に遮水層を設けるとともに、該遮水層の内側に形成される空間内の底部に保護層を設け、該保護層の上部に廃棄物を堆積させて廃棄物層を形成する廃棄物処分場の前記遮水層の補修方法において、前記廃棄物層を貫通して先端が前記保護層内に達する注入井と、前記遮水層の破損が推定される領域の外側であって、地下水の流れ方向の下流側に位置する部分に、前記廃棄物層を貫通して先端が前記保護層内に達する観測井と、を設け、前記注入井を介して前記保護層内に薬液を注入して固化させ、前記遮水層の破損部の上部に所定の大きさの注入改良体を造成する手段を採用したものである。また、前記廃棄物層に予め薬液を注入して固化させ、この後に、該廃棄物層を貫通して先端が前記保護層内に達する注入井を設け、該注入井を介して前記保護層内に薬液を注入して固化させる手段を採用したものである。さらに、薬液の注入に先立ち清水を注入し、前記保護層を飽和化又は清水化させた後、清水から薬液に切り替えて、薬液を連続して注入する手段を採用したものである。そして、前記注入井を、浸出水の流れ方向の上流側に設けた手段を採用したものである。
【0013】
【作用】
この発明は前記のような手段を採用したことにより、注入井を介して保護層の内部に薬剤を注入して固化させると、遮水層の破損部の上部に所定の大きさの注入改良体が造成され、この注入改良体によって遮水層の破損部が補修されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2には、この発明による遮水層の補修方法の一実施の形態が示されていて、この遮水層の補修方法は、廃棄物処分場の遮水層の破損箇所を補修するのに有効となるものである。
【0015】
廃棄物処分場1は、地表に掘削等により処分穴2を設け、その処分穴2の内面に合成ゴム等からなる遮水シート4を少なくとも1枚敷設して遮水層3を形成し、この遮水層3の内側に形成される空間内の底部に不織布5及びその上部に保護土7を入れて所定の厚みの保護層6を形成し、この保護層6の上部に廃棄物9を堆積させて所定の厚みの廃棄物層8を形成するように構成したものである。
【0016】
この場合、廃棄物層8及び保護層6は、遮水層3を介して廃棄物埋立地外から隔離されているので、雨水等が廃棄物層8及び保護層6を浸透しても、その浸出水が廃棄物埋立地外へ漏れ出るようなことはなく、浸出水中に溶け出た廃棄物9中の有害成分が自然地盤を流れる地下水中に混入するようなことはない。
【0017】
しかし、このような廃棄物処分場1を長期的に使用することによって遮水層3の遮水シート4の一部が劣化したり、廃棄物9中に混入している釘等の鋭利な物が遮水シート4の一部に接触したりした場合には、遮水シート4に破損が生じ、破損箇所から遮水層3の上部側に位置している浸出水が廃棄物埋立地外に漏れ出すことがある。
【0018】
このような浸出水の漏れが発生した場合には、検知システムが浸出水の漏れの有無と漏れの位置を検出するので、この実施の形態による遮水層の補修方法を用いて遮水シート3の破損箇所の補修を速やかに行う。
【0019】
この補修方法は、大口径薬液注入法を用いるものであって、廃棄物層8を貫通して先端が保護層6内に達する注入井10をボーリング等により設け、注入井10の廃棄物層8に対応する部分に外管11を挿着し、外管11の内側に外管11よりも小径の内管12を挿着し、内管12の先端部を保護層6内に位置させる。この場合、注入井10の先端は、保護層6の厚みの半分以上の深さまで達するように設けることが望ましいが、遮水シート4を傷つける虞がある場合には、余裕をもった深さまでに止めてもよい。
【0020】
そして、注入井10を介して保護層6内に薬液(低粘度で耐久性のある溶液型活性シリカ系薬液等)を注入し固化させることにより、遮水シート4の破損部の上位に位置する保護層6の部分に(不織布5と保護土7の両方)に、半径2m以上(現行モデル実験結果では4〜5m)の注入改良体13を造成する。
【0021】
この場合、注入井10は、浸出水の流れの方向、流速等を考慮し、遮水シート4の破損が推定される領域内において、浸出水の流れの方向の上流部に設ける。
【0022】
また、保護層6の上位に位置する廃棄物層8の部分の透水性が保護層6よりも著しく高い場合には、注入井10周りの半径数mの廃棄物層8内に予め前記薬液を注入して固化させ、その部分を改良して透水性を下げた後に、保護層6内まで注入井10を延ばし、その後に注入井10を介して保護層6内に前記薬液を注入して固化させ、その部分に注入改良体13を造成する。
【0023】
さらに、保護層6が不飽和(地下水位が低い)状態にある場合や、その間隙水の水質が悪い(薬液の性能を悪化させる)場合などには、薬液注入に先立ち、清水を注入し、保護層6を飽和化又は清水化させた後、清水から薬液に切り替え、薬液を連続して注入する。これにより、保護層6の所定の部分に所定の注入改良体13を造成することができるものである。
【0024】
さらに、遮水シート4の破損が推定される領域の外側の部分であって、浸出水の流れ方向の下流側の部分に観測井14を設ける。この場合、観測井14は、廃棄物層8を貫通して先端が保護層6内に位置している。この観測井14により、薬液の到達状況や薬液の固化状況等を判定することができるので、所定の領域内に所定の注入改良体13を確実に造成することができるものである。この場合、観測井14の先端は、保護層6の厚みの半分以上の深さまで達するように設けることが望ましいが、遮水シート4を傷つける虞がある場合には、余裕をもった深さまでに止めてもよい。
【0025】
上記のような構成のこの実施の形態による補修方法にあっては、以下のような効果を奏する。
【0026】
a)遮水シート4の破損部上位に位置する保護層6(不織布5と保護土7の両方)を半径2m以上に渡って改良することができるので、1箇所の注入井10からでも、遮水シート4破損部とその上面の不織布5・保護土7を透水性の低い注入改良体13によって不透水層化できるようになる。また、使用する薬液は、アルカリを含まないものであるので、耐久性に優れた改良体となる。
【0027】
b)注入井10を浸出水の流れ方向の上流部に設置することで、少々の浸出水の流れがあっても、遮水シート4の破損が推定される領域の全体に薬液を容易にかつ確実に浸透させることができる。
【0028】
c)保護層6の上位の透水性が著しく高い廃棄物層8を予め改良しておくことにより、注入井10周りから地表へ薬液が噴出したり、廃棄物層8へ薬液が流出したりするのを防止できる。これにより、領域外への薬液の流出を防止できるので、保護層6(不織布5及び保護土7)へ効率的に薬液を注入することができる。
【0029】
d)遮水シート4を覆う不織布5は、一般に、保護土7よりもかなり透水性が高いため、通常(大雨時以外)は、保護土7の殆ど(特にその上部)は不飽和な状態にあることが多い。不飽和状態では、薬液を注入しようとしても、間隙の気泡が薬液の流動を阻害し、薬液の固結後には未改良部(空隙)として残るため、所定の止水効果が発揮できない原因となる。また、保護土7の間隙水が塩分や高濃度のアルカリを含む場合などでは、薬液がこれらの成分と反応し、所定の薬液性能を発揮できなくなることがある。このような場合には、予め保護土7の間隙を清水で飽和しておくことにより、通常地盤と同様に支障なく、薬液を注入することができる。
【0030】
e)遮水シート4の破損箇所を挟んで浸出水の流れ方向の上流側から薬液を注入し、下流側で薬液の到達状況を観測することにより、シート破損箇所に確実に薬液注入できたことを確認できる。
【0031】
f)注入井10の先端は、できるだけ保護層6に深く貫入させた方が薬液の注入効率は良くなるが、この発明による補修方法では、浸透性のよい材料を長期間かけて注入できるため、それほど重要な条件とはならない。また、実際の現場では、保護層6の下端(不織布5の上面)をボーリング時に検出することは容易でない。このため、無理をすると注入井10、観測井14の設置時に遮水シート4を破損させる危険の方が大きいが、本発明を用いれば遮水シート4を破損させることなく、余裕をもって設置できる深度まで貫入させるに止めておくことができる。
【0032】
【発明の効果】
この発明は、請求項1〜4のように構成したことにより、遮水層に破損箇所が多い場合や、廃棄物層の厚みが厚い場合であっても、遮水層の破損箇所を確実に補修することができることになる。また、補修の際に遮水層を傷つけたり、破損させたりするようなこともない。さらに、補修に危険性を伴うことがなく、安全を確保して補修作業を行うことができる。さらに、遮水層の健全な部分を補修のために破損させることがなく、また、複数本の注入井を使用する必要がなく、1本の注入井を使用すれば十分に足りるので、作業効率が大幅に向上することになる。さらに、遮水層の上部に位置する廃棄物層を除去する必要がなく、また、未固結層であっても空間の壁面の崩壊により遮水層上に土砂が堆積するようなことがないので、これによっても作業効率を向上させることができることになる。さらに、観測井を設けたことにより、薬液の状況を観測できるので、所定の領域内に確実に薬液を浸透させることができることになる。
【0034】
さらに請求項2のように構成したことにより、廃棄物層の透水性が保護層よりも著しく高い場合であっても、廃棄物層の透水性を下げることができるので、地表への薬液の噴出、廃棄物層への薬液の流出を防止できることになり、薬液を効率よく所定の領域内に浸透させることができることになる。
【0035】
さらに、請求項3のように構成したことにより、保護層が不飽和な状態にあっても、保護層の間隙水が塩分や高濃度のアルカリを含む場合であっても、所定の領域に確実に薬液を浸透させることができることになる。
【0036】
さらに、請求項4のように構成したことにより、浸出水に多少の流れがあっても、所定の領域内に確実に薬液を浸透させることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による遮水層の補修方法の一実施の形態を示した概略平面図である。
【図2】 図1に示すものの断面図である。
【図3】 従来の遮水層の補修方法の一例を示した概略平面図である。
【図4】 図3の断面図である。
【符号の説明】
1 廃棄物処分場
2 処分穴
3、20 遮水層
4、21 遮水シート
5、22 不織布
6、23 保護層
7、24 保護土
8 廃棄物層
9 廃棄物
10、25 注入井
11 外管
12 内管
13 注入改良体
14 観測井
Claims (4)
- 廃棄物埋立地の底面に遮水層を設けるとともに、該遮水層の内側に形成される空間内の底部に保護層を設け、該保護層の上部に廃棄物を堆積させて廃棄物層を形成する廃棄物処分場の前記遮水層の補修方法において、
前記廃棄物層を貫通して先端が前記保護層内に達する注入井と、
前記遮水層の破損が推定される領域の外側であって、地下水の流れ方向の下流側に位置する部分に、前記廃棄物層を貫通して先端が前記保護層内に達する観測井と、を設け、
前記注入井を介して前記保護層内に薬液を注入して固化させ、前記遮水層の破損部の上部に所定の大きさの注入改良体を造成することを特徴とする遮水層の補修方法。 - 前記廃棄物層に予め薬液を注入して固化させ、この後に、該廃棄物層を貫通して先端が前記保護層内に達する注入井を設け、該注入井を介して前記保護層内に薬液を注入して固化させる請求項1に記載の遮水層の補修方法。
- 薬液の注入に先立ち清水を注入し、前記保護層を飽和化又は清水化させた後、清水から薬液に切り替えて、薬液を連続して注入する請求項1又は2に記載の遮水層の補修方法。
- 前記注入井を、浸出水の流れ方向の上流側に設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の遮水層の補修方法。
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