JP4670330B2 - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷装置等の画像形成装置で用いられる現像装置に係り、特に、一成分現像剤を用いた現像装置及びこれを用いた画像形成装置の改良に関する。
従来における電子写真方式等の画像形成装置で用いられる現像装置としては、トナーのみからなる一成分現像剤(トナー)を用いた一成分現像方式と、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を用いる二成分現像方式とが知られている。中でも、一成分現像方式の現像装置は、キャリアとの混合、撹拌、トナー濃度の制御が不要であるため、装置の小型化、低コスト化が可能であり、更に、現像剤の交換作業などが不要なため、主としてメンテナンスフリーが要望されるプリンタにおいて使用されることが多くなってきている。
一成分現像方式においては、現像ロール上に所定のトナー量及びトナー帯電量を備えたトナー層を形成する一般的な方式としては、発泡体からなるトナー供給ロールを現像ロールに押し付け、この押圧力にて形成されたニップ域内で、現像ロール上に多量のトナーを付着させ、その後規制ブレードによってトナーの層厚を規制し、同時に摩擦帯電を行う方法が採られる。
しかしながら、このような方式では、トナー供給ロールを現像ロールに圧接し、その接触部では互いに反対方向に移動させているため、トナーに過大なストレスが付与され、トナー表面の外添剤粒子が剥離したり、あるいは内部に埋め込まれたりして、結果的にトナー粒子の流動性、凝集性、帯電特性等が初期とは変化するようにもなり、画質が劣化する。
また、現像装置の駆動トルクが大きくなり、画像のバンディングの原因にもなる。更には、トナー供給ロールの発泡体内部にトナー粒子が入り込んで、発泡体の硬さが変化して、トナー供給能力が低下したり、この供給能力の低下による画像濃度の低下等を来す。また、現像ロール上の残留トナー(現像後に現像ロール上に残るトナー)の剥離能力が低下し、ゴースト現象が起こるという問題もある。
特許第3076508号公報(発明の実施の形態、図2) 特許第3069015号公報(実施例1、図1) 特開平10−26882号公報(第1の実施形態、図2) 特開平9−274376号公報(実施例1、図2) 特許第3154545号公報(課題を解決するための手段) 特開平8−179603号公報(実施例、図1) 特開2004−126006号公報(発明の実施の形態、図1) 特開平9−311539号公報(発明の実施の形態、図1)
このような問題を解決するために、現像ロールとトナー供給ロールとを離間配置した方式(非接触トナー供給方式)が提案されている(例えば特許文献1〜4参照)。
特許文献1には、現像ロールとトナー供給ロールとのギャップを現像ロール上のトナー層厚より大きくすることが記されている。また、特許文献2には、現像ロールとトナー供給ロールを離間配置させ、このトナー供給ロールに正多角柱形状のロールを用いた例が示されている。更に、特許文献3には、現像バイアスとして交流のピーク条件を規定することで、地肌かぶりを解消しようとする方式が示されている。更にまた、特許文献4では、現像ロール上の残留トナーはトナー供給ロールによって剥ぎ取らずに、層厚規制する弾性ブレードにて調整することでトナーでのストレスの発生を防止し、かぶりを防ぐことができることが示されている。また、このとき、弾性ブレードと現像ロール間に交流バイアスを印加することで、両者の微小間隙にて現像ロール上のトナーを飛翔、撹拌させるようにしている。そのため、この特許文献では、所謂球形トナーの形状係数を規定し、滑り性がよいトナーが望ましいとしている。
しかしながら、このような非接触トナー供給方式においては、いずれも現像ロールとトナー供給ロールとが離間配置されることによって、現像ロール上に供給されるトナーのストレスは軽減されるものの、現像ロール上に均一なトナー層を形成し難いという技術的課題が新たに見出された。
この種の技術的課題は、現像ロールとトナー供給ロールとの間のギャップに充填されるトナーの流動性に起因するものと推測される。
すなわち、トナーの流動性が良すぎると、両ロール間のギャップに充填されたトナーが下方に流れ易く、現像ロール側にトナーが旨く供給されず、現像ロール上には薄く不均一なトナー層が形成される可能性が高い。
一方、流動性が悪すぎると、ギャップでのトナーのパッキングを起こし易くなり、現像ロールには、このある程度パッキングされたトナーがランダムに供給されるようになり、不均一なトナー層となる。
そのため、従来は、トナー供給量を多くして、現像ロール上には多くのトナーを供給し、不均一で厚いトナー層を形成した後、例えば層規制ブレード等によって均一な薄層にするという手法が採用されている。
したがって、このような方式では、層厚規制ブレードを現像ロールに対してある程度強く押し当てる(圧接力を高くする)必要があり、層厚規制ブレードへのトナー固着やトナーストレスの問題は解消されずに残る。
そのため、トナー粒子に過大なストレスが与えられ、トナー表面の外添剤粒子が剥離したり、トナーに埋め込まれることで、トナーの流動特性、帯電特性が変化し、画質が劣化するという問題は完全には解消されない。また、層厚規制部材へトナーが固着し、画像に白スジ(固着物によるトナー層の掻き取りによるトナー不足が原因)や黒スジ(固着物が剥がれることで画像上に付着することや、あるいは固着物が弾性現像ロール表面を削り、その凹溝にトナーが埋まることなどが原因)が発生するという問題も解消されない。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、現像剤担持体上に供給される現像剤層の均一化を図り、現像剤層の現像剤量及び現像剤帯電量をより一層均一化させ、更に、長期に亘って安定した現像特性を備えた現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
そこで、本件発明者は、現像ロールへのトナーを供給する際、現像ロールとトナー供給ロールとのギャップにおけるトナーの流動性に対し、これを左右するファクターとして、粉体としての特性であるトナーの圧縮度に対する検討を進めた結果、この圧縮度を適切に選定することで、現像ロールへのトナー供給時に薄層形成が可能であることを見出した。
すなわち、本発明の基本的構成は、図1に示すように、静電潜像が担持される像担持体1に対向し回転可能で表面に一成分現像剤(以降現像剤と称す)Gを担持する現像剤担持体2と、この現像剤担持体2に離間配置されると共に当該現像剤担持体2との間に現像剤担持体2への現像剤供給を促す供給バイアス4が印加され且つ表面に担持された現像剤Gを前記現像剤担持体2に供給する回転可能なロール状の現像剤供給部材3とを備え、現像剤Gの圧縮度が35%以上且つ50%未満であることを特徴とするものである。
このような技術的手段において、現像剤担持体2は現像剤Gを担持できるものであればよく、ドラム状、ベルト状を含む。また、効果的に現像を行う観点からは、現像剤担持体2は像担持体1と接触配置される態様が好ましいが、非接触であっても差し支えない。更に、現像剤担持体2としては弾性体であっても剛体であってもよく、例えば可撓性チューブであっても差し支えない。
また、現像剤供給部材3は、現像剤担持体2とのギャップを安定に保つ観点から剛体が好ましいが、特にこれに限定されず、現像剤Gを担持搬送できるものであればよい。
そして、本発明においては、現像剤担持体2と現像剤供給部材3とは両者の対向部位で互いに同じ方向に移動する構成(With構成)であっても互いに反対方向に移動する構成(Against構成)であってもよい。
そして、特に、本発明においては、現像剤Gの圧縮度を35%以上且つ50%未満とすることで、現像剤Gの所望の流動性が確保され、現像剤供給部材3から現像剤担持体2への現像剤供給が安定し、現像剤担持体2上には均一な現像剤層が形成されるようになる。
仮に、現像剤Gの圧縮度が35%未満であると、現像剤担持体2と現像剤供給部材3とのギャップに流入した現像剤Gは瞬く間にこのギャップから流出(噴出)してしまい、現像剤Gの粒子相互が圧縮されず、現像剤Gを現像剤担持体2側へ適度に押し付ける力が作用できなくなり、現像剤担持体2への現像剤Gの付着を阻害するようになる。そのため、現像剤担持体2上には現像剤Gの薄層が全く形成されないか、あるいは極薄い層(例えば1層未満)程度しか形成されないようになる。
また、圧縮度が50%以上では、現像剤担持体2と現像剤供給部材3とのギャップで、現像剤Gが圧縮され過ぎてギャップ内の現像剤Gの密度が高くなり過ぎ、現像剤Gが板状になって現像剤担持体2側に厚い板状の層がそのまま形成されたり、一旦形成された層が現像剤担持体2から剥離して所望の現像剤薄層が形成されないようになる。更には、現像剤Gの粒子間の付着力も増大し、現像剤担持体2上に形成された現像剤薄層の上に凝集した現像剤Gがひだ状に積層形成されるようにもなる。
ここで、トナーの粉体としての特性である圧縮度に関しては以下のような先行技術があるが、本件とは関連しないことを補足する。
すなわち、特許文献5には、二成分現像剤におけるトナーとして、体積平均粒径が6.0〜11.0μm、5μm以下の微粉を22〜90%の範囲で含有し、圧縮度が30%以下であればよいと記されている。また、特許文献6には、トナー供給ロールへの目詰まりを防ぐ観点から、平均粒径3〜20μmで圧縮度35%以下のトナーが好ましいと記されている。更に、特許文献7には、平均粒径4〜12μmで圧縮度が5〜40%のトナーが好ましいと記されている。
このような技術において、特許文献5は二成分現像剤に関する方式であり、圧縮度を制限することで現像剤を補給する際の例えばオーガでの補給性能が確保される効果が挙げられている。また、特許文献6や特許文献7に記載された方式は、現像ロールとトナー供給ロールとが接触する方式であり、圧縮度を制限することでトナー供給ロール(発泡体)への目詰まりを防いだり、トナー収容部での混合性能を確保される効果が挙げられている。
したがって、特許文献5〜7では、現像ロールとトナー供給ロールとを離間配置させた非接触トナー供給方式に関するものではなく、トナー供給ロールと現像ロールとのギャップでのトナーの流動性に着目したものとはいえず、本件とは課題が全く異なるものであるから、本件とは無関係である。
また、本発明においては、現像剤担持体2と現像剤供給部材3とのギャップを現像剤Gの供給性を考慮すると適宜選定して差し支えないが、本発明では50〜400μmとしている。ギャップがこの範囲内であれば、現像剤Gの圧縮度を35%以上50%未満とすることで、ギャップ内での現像剤Gの流動性が良好に保たれ、現像剤供給部材3から現像剤担持体2への現像剤供給が一層有効に行われる。仮に、ギャップが50μm未満では、現像剤Gがギャップに詰まって凝集し易くなり、400μmを超えると、現像剤Gの薄層形成が難しくなり、供給バイアス4を工夫して現像剤担持体2上に現像剤Gを供給したとしても、表面の均一性に欠けた厚い現像剤層になり易い。
また、本発明における供給バイアス4としては、現像剤担持体2に印加される現像バイアスに重畳され、その1周期中に、現像剤供給部材3と現像剤担持体2との間で現像剤Gの移動が促され且つ電圧変動の大きな交流電圧のみを作用させる作用領域と、現像剤供給部材3と現像剤担持体2との間で現像剤Gの移動が抑えられ且つ交流電圧及び直流電圧のかかっていない非作用領域と、を含み、更に、前記作用領域の前記1周期に占める時間の割合が0.3以下のものが適用される。このような供給バイアス4を現像剤担持体2と現像剤供給部材3との間に印加することで、現像剤供給部材3から現像剤担持体2への現像剤供給量を一層制御し易くなり、現像剤担持体2への現像剤薄層形成が安定して行われるようになる。
すなわち、本発明においては、このような供給バイアス4を印加することで、現像剤担持体2と現像剤供給部材3とのギャップでの現像剤Gに対し、粒子を解きほぐす効果が加えられるようになり、圧縮度の上昇が抑えられ、このギャップでの現像剤Gの流動性が阻害されることもない。圧縮度が大となるほど現像剤担持体2への現像剤供給量が増加する傾向にあるので、所定量の薄層を現像剤担持体2上に形成するためには、供給バイアス4の非作用領域を大きくすることが必要となる。
圧縮度が35〜50%の現像剤においては、この供給バイアス4の1周期に占める作用領域の時間の割合(デューティ比)を、0.3以下とすることが好ましく、本発明では0.3以下が適用される。この場合、現像剤担持体2への現像剤供給量を10g/m以下にすることができる。
更に、1周期に占める作用領域の時間の割合(デューティ比)を、0.07以下とすることが一層好ましく、この場合、現像剤担持体2への現像剤供給量を7g/m以下にすることができ、所望の現像剤薄層が容易に形成できる。
ここで、供給バイアス4に近似した先行技術としては、例えば特許文献8にて示される技術があるが、本発明の供給バイアス4とは全く相違するものである。
特許文献8には、現像剤担持体上の現像後の残留現像剤を除去し、ゴーストを防止する目的で、現像剤担持体に現像バイアスとしてブランクパルス(交流電圧と直流電圧を重畳して印加する区間(振幅部)と、これに続いて直流電圧のみを印加する区間(ブランク部)の全体を1サイクルとして、このサイクルを繰り返すバイアス)を印加する非接触現像方式が開示されている。そして、このとき、現像剤供給部材には一定電圧を印加するか、上述のブランクパルスを印加するようになっている。
しかしながら、この場合、現像剤供給部材から現像剤担持体に供給される現像剤量が不足することに対しては、現像剤供給部材と現像剤担持体との間の電界作用によって防止することしか記されておらず、現像剤担持体へ供給される現像剤量を必要以上に多くならないように規制し、かつ、均一な薄層にするために必要な現像剤及び供給バイアスに要求される特性については何ら示されていない。また、現像剤担持体と現像剤供給部材とのギャップでの現像剤の流動性に着目したものでもない。よって、本件とは異なるものである。
また、本発明においては、上述のごとく、薄層とする現像剤供給量を供給する観点から、現像剤供給部材3上の現像剤付着量が50〜100g/mであり、現像剤担持体2上の現像剤付着量が7g/m以下であることが好ましい。このようにすれば、現像剤担持体2上での現像剤量を少量で均一な量にすることができ、後述する帯電部材5では主として帯電付与を行えばよいようになり、現像剤Gへのストレス付与を一層少なくすることができる。
本発明にあっては、更に、前記現像剤供給部材3より現像剤担持体2の現像剤搬送方向下流側に配設されると共に現像剤担持体2との間に現像剤Gを帯電制御する帯電バイアス6が印加され且つ現像剤担持体2上の現像剤Gの帯電制御を行う帯電部材5を備えるようにすることが好ましい。このような帯電部材5を備えることで、現像剤担持体2上の現像剤Gを均一帯電することが可能になる。また、帯電部材5としては、現像剤担持体2と接触、離間のいずれの態様であってもよく、現像剤担持体2上の現像剤層へのストレスを一層低減する観点から、帯電部材5はロール部材が好ましい。更に、現像剤担持体2上の現像剤量を安定させる観点から、帯電部材5は、現像剤担持体2との圧接力が略ゼロとなるように配設されることが好ましい。尚、圧接力が略ゼロとは、帯電部材5が現像剤担持体2と離間配置される態様及び例えば帯電部材5の芯ぶれ等によって帯電部材5の1周中に少なくとも帯電部材5と現像剤担持体2とが離間するようになっている態様をも含む。
そして、現像剤担持体2上の現像剤量は、前記帯電部材5との対向部位を通過しても70%以上の現像剤量が確保されるようにすることが、現像剤Gへの帯電部材5によるストレス付与を小さくする観点から好ましい。
また、帯電バイアス6は、定電流制御によって構成されることが好ましく、このことにより、現像剤Gへの帯電制御が一層安定し、現像特性の安定性を一層向上させることができる。
更に、本発明においては、現像剤担持体2の表面は、算術平均粗さRaを0.7μm以下とすることが好ましく、現像剤担持体2の表面粗さを小さくすることで、現像後の現像剤担持体2上に残る残留現像剤を現像剤担持体2から容易に剥離することができ、現像剤供給部材3からの現像剤Gの安定した供給が一層可能になり、現像剤担持体2での現像剤Gの薄層形成が一層安定するようになる。仮に、算術平均粗さRaが0.7μm以上であると、現像剤担持体2表面からの残留現像剤の剥離性能が劣り、現像履歴を解消することが困難となる。その結果、ゴースト画像が出やすくなる。
更にまた、本発明による画像形成装置の態様としては、静電潜像が担持される像担持体1と、この像担持体1上の静電潜像を現像する現像装置として、上述の現像装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、現像剤担持体と、この現像剤担持体に離間配置され、現像剤担持体との間に現像剤担持体への現像剤供給を促す供給バイアスが印加され且つ表面に担持された現像剤を現像剤担持体に供給する回転可能なロール状の現像剤供給部材とを備え、現像剤担持体と現像剤供給部材とのギャップを50μm乃至400μmとし、供給バイアスとして、現像剤担持体に印加される現像バイアスに重畳され、その1周期中に、現像剤供給部材と現像剤担持体との間で現像剤の移動が促され且つ電圧変動の大きな交流電圧のみを作用させる作用領域と、現像剤供給部材と現像剤担持体との間で現像剤の移動が抑えられ且つ交流電圧及び直流電圧のかかっていない非作用領域と、を含み、更に、前記作用領域の前記1周期に占める時間の割合が0.3以下のものを用い、現像剤供給部材から現像剤担持体に供給される現像剤の当該現像剤担持体上の現像剤付着量が10g/m 以下であり、使用する現像剤の圧縮度が35%以上且つ50%未満としたので、現像剤供給部材と現像剤担持体とのギャップで現像剤の流動性が適正に維持され、流動しすぎたり、パッキングすることもなく、現像剤供給が良好になされる結果、現像剤担持体上での均一な現像剤薄層形成が可能になる。
このため、長期に亘って良好な画質を維持できる現像装置を提供することが可能になり、更に、これらの現像装置を用いることで、長期に亘って安定した画像が形成できる画像形成装置を容易に構築することができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は、本発明が適用された実施の形態1の画像形成装置を示す。
同図において、符号21は、矢印方向に回転する有機感光体からなる静電潜像を担持する感光体であり、この感光体21は帯電ロール等の帯電装置22によって帯電され、レーザ書き込み装置やLEDアレイを有する露光装置23によって静電潜像が書き込まれる。この書き込まれた静電潜像は、光の当たった感光体21表面電位が低下し、光の当たっていない高電位部分とのコントラストによる電位画像として形成される。
また、現像装置30は、現像ハウジング31内に一成分現像剤であるトナーを収容し、現像剤担持体としての現像ロール32にトナーを担持させ、この現像ロール32にバイアス電源33から直流電圧に交流電圧が重畳された現像バイアスを印加することで、現像ロール32を静電潜像の高電位部と低電位部との中間電位に保持し、静電潜像の画像部を帯電されたトナーにて現像するようにしたものである。
更に、現像ロール32の背後には、現像ロール32と離間した位置にトナーを現像ロール32へ供給するトナー供給ロール34が配設されている。
また、転写装置26は、例えば感光体21に接触配置された転写ロールにて構成され、バイアス電源27によって感光体21上で現像されたトナー像が引き付けられる方向の転写バイアスを印加されることで、感光体21上のトナー像を記録材28に転写させるようにしたものである。
更に、感光体21上に残留したトナーは、例えばドクターブレード式のクリーニング装置29によって除去される。
更にまた、感光体21上のトナー像が転写された記録材28は、定着装置50に搬送され、この定着装置50によりトナー像は記録材28に定着される。
定着装置50は、例えばヒートロール方式で、加熱ロール51と加圧ロール52とを有し、この加熱ロール51と加圧ロール52との間に記録材28を通過させることによりトナー像が記録材28に定着されるようになっている。
ここで、本件発明の特徴点である現像装置30について、図3に基づいて詳細に説明する。同図において、現像装置30は、感光体21に向かって開口する現像ハウジング31を有し、この現像ハウジング31の開口に面する位置に、感光体21とギャップをもって現像ロール32を回動自在に収容している。
本実施の形態での現像ロール32は、例えばステンレス(SUS)の表面を鏡面仕上げした金属ロールで構成され、表面粗さは、算術平均粗さRaが0.145μm、最大高さRyが1.801μm、十点平均粗さRzが1.118μmとなっている。尚、表面粗さの測定は、JIS B0601−1994に準拠し、(株)東京精密製Surfcom1400Aにて、ロールの円周方向に沿って測定長1.5mm、カットオフ波長0.25mm、測定速度0.3mm/secの条件で測定した。
この現像ロール32の背後には、現像ロール32と100μmのギャップをもって離間した位置に、現像ロール32に現像剤としてのトナーを供給するためSUSの表面を鏡面仕上げした金属ロールからなるトナー供給ロール34が配設され、現像ロール32とトナー供給ロール34とは両者の対向部位で互いに同方向(With方向)に回転するように構成されている。尚、トナー供給ロール34としては、現像ロール32にトナーを供給できるものであればベルト状であっても差し支えない。
そして、本実施の形態では、トナー供給ロール34と現像ロール32との間にはバイアス電源35が接続され、トナー供給ロール34から現像ロール32へのトナー供給を行う供給バイアスが印加されるようになっている。
また、このトナー供給ロール34の背後には、トナーを収容するトナーホッパ36が設けられ、例えば図示外のアジテータによってトナーが撹拌され、トナー供給ロール34側へトナーが搬送されるようになっている。尚、図中符号37は、トナー供給ロール34上のトナーを掻き落とすためのPET(ポリエステル)シート等の掻き落とし部材であり、トナー供給ロール34に付着したトナーを掻き落とし、トナー供給ロール34上のトナー量が安定に維持されるようになっている。
更に、本実施の形態においては、現像ロール32と対向する位置で、現像ロール32とトナー供給ロール34との対向部位のトナー搬送方向下流側に、現像ロール32上のトナーの帯電を行う帯電部材としての帯電ロール41が配設されている。
本実施の形態における帯電ロール41は、SUS等の金属製ロールに体積抵抗率1×1010Ω・cmの100μm厚のポリフッ化ビニリデン(PVDF)チューブを被覆したもので、現像ロール32に対し、ギャップが0〜50μmとなるように設けられている。このギャップが0〜50μmとは、各ロールの寸法公差と取り付け公差によって、帯電ロール41を1回転させた際に、この範囲で実際のギャップが変動することを示している。
また、この帯電ロール41には、現像ロール32との間にバイアス電源43を接続し、帯電ロール41と現像ロール32との間で定電流制御された帯電バイアスが印加されるようになっている。
更に、帯電ロール41の現像ロール32と略反対側には、帯電ロール41上の付着トナーを掻き取る、例えばPET(ポリエステル)シートからなる掻き取り部材44が設けられ、帯電ロール41表面をクリーニングすることで常に安定した帯電バイアスが印加され、現像ロール32上のトナーへの安定した帯電制御が行われるようになっている。
ここで、本実施の形態におけるトナー供給ロール34と現像ロール32との間に印加される供給バイアスについて説明する。
図4は、本実施の形態における供給バイアスの電圧波形の一例を示すもので、台形波(矩形波)の大きな電圧変動がある作用時間(作用領域に相当)と、その後に続く電圧ゼロの非作用時間(非作用領域に相当)とで1周期をなす電圧波形となっている。そして、この電圧波形が加わるように、バイアス電源35が構成されている。尚、トナー供給ロール34には、現像ロール32へ印加される現像バイアスに重畳された波形として加えられる。
すなわち、本実施の形態では、トナー供給ロール34から現像ロール32へのトナー飛翔を台形波の大きな変動がある作用時間に行い、1周期に占める作用時間の割合(デューティ比)を変えることで現像ロール32へ供給されるトナー量を制御できるようにしている。また、トナーが不要な帯電をすることもない。仮に、この作用時間を連続させると、供給されるトナー量が多くなりすぎて所定の供給量に制御することが困難となる。
そして、本実施の形態における一成分トナーは、重合トナーや粉砕トナーの区別なく、トナーの圧縮度が35〜50%のものを適宜選定して使用した。
トナーの圧縮度は、パウダーテスターP−100(ホソカワミクロン社製)を使用し、ゆるみ見かけ比重Aと、固め見かけ比重Pとを測定し、次式で求めた。
圧縮度(%)=100(P−A)/P
ここで、ゆるみ見かけ比重Aと固め見かけ比重Pとは、次の方法によって測定した。
(1)ゆるみ見かけ比重A
直径5cm、高さ5.2cm、内容量100mLのカップにトナーが山盛りになるまでの時間が、おおよそ20〜30秒くらいになるように流出速度を調整しながら、測定用トナーを上部シュートから流出させてカップに山盛りに盛る。すばやく金属ブレードでカップ表面をすり切って電子天秤で秤量する。このとき、「カップ内のトナー質量÷100」がゆるみ見かけ比重Aとなる。
(2)固め見かけ比重P
ゆるみ見かけ比重で使用した測定用カップに、付属のキャップを継ぎ足す。トナーをキャップの上部まで静かに入れ、カップを180回タップさせる。タッピングが終了した時点でキャップを外し、カップに山盛りになっている余分なトナーを金属ブレードですり切って電子天秤で秤量する。このとき、「カップ内のトナー質量÷100」が固め見かけ比重Pとなる。
次に、本実施の形態に係る、特に現像装置30の作動について図3を基に説明する。
同図において、トナーホッパ36内でアジテータ(図示せず)によって撹拌されたトナーは、トナー供給ロール34へ供給される。このとき、トナー供給ロール34上には厚みむらや付着むらがあり、トナー量も大量の、おおよそ50〜100g/mの付着量である。尚、付着量は雰囲気の温湿度、トナーホッパ36内のトナー量等に応じて変動する。
そして、トナー供給ロール34と現像ロール32との対向ギャップに達すると、トナー供給ロール34に付着したトナーは、バイアス電源35による供給バイアスによりギャップ内で往復振動する。この往復振動は、トナーのうち、ごく僅かに帯電している粒子に作用する静電力によって生じているものと考えられる。尚、この対向ギャップに至るまで、トナーには積極的な帯電(摩擦帯電)は施されていないことから、このごく僅かの帯電は、トナーホッパ36の内壁やアジテータとトナー粒子との摺擦、トナー粒子間での摩擦等によってごく小さい摩擦帯電電荷を帯びているものと推定される。
通常、トナー粒子がトナーホッパ36の内壁やアジテータと摺擦することでは、その材料による単一電荷を帯びるが、トナー粒子間での摩擦では両極性電荷を帯びることから、供給バイアスの交番電界作用により一部のトナー粒子が現像ロール32側に付着することとなる。
このとき、供給バイアスの交番電界により、トナー粒子がギャップ間で往復振動を行う結果、現像ロール32上に付着したトナーは均一な層を構成する。仮に、供給バイアスとして直流電界のみを印加すると、現像ロール32上に形成されるトナー層は厚みむらの大きな不均一な層が形成されることになる。
また、本実施の形態では、供給バイアスとして、図4に示す波形を使用していることから、トナー供給ロール34から現像ロール32へ供給されるトナー量をコントロールすることができ、現像ロール32上には、トナーの薄層が形成される。
すなわち、現像ロール32とトナー供給ロール34との間のバイアス電源35による供給バイアスによって、現像ロール32へ所定量のトナーが供給され、現像ロール32上には均一なトナー薄層が形成される。
このとき、本実施の形態では、供給バイアスとして、図4に示す電圧波形のバイアスが印加されているが、このようなバイアスを印加するには、例えばCPU等を基にした波形発生回路を用い、現像バイアスとしては直流成分と交流成分を重畳したものをバイアス電源33に、更に、供給バイアスとしては図4のような波形を合成した後バイアス電源35に印加するようにすればよい。
更に、このとき、本実施の形態では、トナーの圧縮度が35〜50%となっているため、例えば圧縮度が小さすぎて対向ギャップの下流側出口から瞬く間に噴出して対向ギャップ内のトナー量が不足するようなこともない。また、例えば圧縮度が大きすぎて対向ギャップでのトナー密度が異常に大きくなることもない。そのため、現像ロール32へトナーを適度に押し付ける力が作用し、現像ロール32へのトナー供給が十分なされることとなる。
以上のように、本実施の形態では、現像ロール32上に供給されたトナーは均一性に富んだ薄層として形成されることから、その後トナー層厚や付着量を規制する必要がなく、定電流制御された帯電バイアスが印加された帯電ロール41によって、所定の帯電量が容易に付与される。その後、この所定の帯電量が付与された均一なトナー薄層が、感光体21と現像ロール32との対向部位である現像領域にて現像に供される。その結果、常時安定した現像特性が維持できるようになる。
本実施の形態では、トナーを帯電した後の帯電ロール41上にはごく僅かのトナーが付着する。そのため、掻き取り部材44によってこの付着したトナーを帯電ロール41から掻き取ることで、常に安定した帯電バイアスを印加できるようになる。
また、現像領域では、現像ロール32上に均一に形成されたトナー薄層が感光体21側の静電潜像に沿って現像され、トナー消費量が箇所毎に異なる。その結果、現像を終えた後の現像ロール32上には消費されなかったトナーが残留している。そして、この残留トナーは現像ロール32の回転に伴ってそのまま搬送され、トナー供給ロール34との対向部位に到達する。本実施の形態では、現像ロール32表面の粗さを小さくしていることから、現像ロール32とトナー供給ロール34とのギャップ間で飛翔するトナーによって、現像ロール32上の残留トナーは容易に剥離されるようになる。その結果、この現像ロール32上に新たなトナーが供給され、トナー薄層が形成されるようになる。
更に、トナー供給ロール34上で現像ロール32側に供給されなかったトナーは、掻き落とし部材37によって掻き取られ、トナー供給ロール34上に供給されるトナー量も常時安定する。そのため、現像ロール32へ供給されるトナー量の安定性が一層維持されることとなる。
本実施の形態では、供給バイアスとして図4に示す台形波(矩形波)を使用したが、これに限らず、作用時間と非作用時間をもっていれば、例えば正弦波や三角波であってもよい。また、図5に示すような波形であっても差し支えない。
図5における波形は、作用時間では片側(本例ではマイナス電圧)にのみ三角波の電圧Vが印加され、非作用時間では、作用時間の三角波の面積に等しい面積を有する三角波の電圧Vが作用時間とは異なるプラス電圧側に形成されている。
このような電界を供給バイアスとして印加したときの作用について、負帯電トナーを使用したときを想定し、図3の現像装置30を基に説明する。
今トナーホッパ36内の負帯電トナーは、殆ど帯電していないが、個々のトナー粒子では僅かにマイナスに帯電していたり、プラスに帯電したり、これらのトナー粒子が混在している。また、トナー供給ロール34に担持される段階で、トナー粒子同士が接触し、一方がマイナスに他方がプラスに帯電する。
このような各種の帯電量をもつトナー粒子が存在しているときに、現像ロール32とトナー供給ロール34との間に、図5の供給バイアスを印加する(トナー供給ロール34側にマイナス側のピークが大きい)と、マイナスに帯電したトナー粒子が現像ロール32側に強く引き付けられ、プラスに帯電したトナー粒子が現像ロール32側に向かう力を小さくすることができる。
そのため、現像ロール32上のトナーは、マイナスに帯電したトナー粒子が多くなり、極性を揃え易くなる。そして、現像ロール32上に供給されたトナーの帯電量は一定量確保されることから、その後の帯電ロール41での帯電を行う際に、例えば接触圧(線圧)を小さくしてトナーへのストレスを低減させるようにしても、目標のトナー帯電量を得ることができるようになる。結果的に、長寿命化が可能な現像装置30を提供することが可能になる。
また、図6は、実施の形態1の変形例としての現像装置30を示しているが、実施の形態1の帯電ロール41の代わりに帯電シート42で現像ロール32上のトナーの帯電制御を行うようにしている。
この帯電シート42は、イオン伝導性物質で抵抗値を調整し、体積抵抗率1×10Ω・cm、弾性率1.2×10Pa、厚み100μmのPAシート(ポリアミド:具体的には66ナイロン)のシート片42bの一端を導電性支持部材42aに固定し、他端を現像ロール32に軽く接触するように配置したもので、接触圧としては2gf/cm以下となっている。
本実施の形態においても、帯電シート42と現像ロール32との接触圧は十分小さくなっていることから、帯電シート42へのトナー固着も発生せず、帯電ロール41(実施の形態1参照)を使用したときと同様の効果を奏する。
また、本実施の形態の構成にて、現像ロール32の表面粗さを変えて確認したところ、算術平均粗さRaが0.7μm以下であれば、現像履歴が解消されることが確認された。
◎実施の形態2
図7は、本発明が適用された実施の形態2に係る現像装置30が使用された画像形成装置の概要を示す。同図において、本実施の形態は、実施の形態1の画像形成装置(図2参照)と略同様に構成され、感光体21及び現像ロール32の回転方向が実施の形態1と異なる。そのため、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、ここでは、画像形成装置の詳細な説明は省略する。
本実施の形態における現像装置30は、図8に示すように、感光体21に向かって開口する現像ハウジング31を有し、この現像ハウジング31の開口に面し且つ感光体21と対向して接触する位置に、現像ロール32を回動自在に収容している。
本実施の形態における現像ロール32は、厚さ100μmのPVDFの可撓性チューブ61内に可撓性チューブ61の形状保持を行う摺動部材62を固定的に設け、更に、その可撓性チューブ61の両端部内部には、可撓性チューブ61を内面から押圧するリング状の支持部材63を設けた構造を採っている。このとき、可撓性チューブ61表面の算術平均粗さRaは0.172μmとなっている。
この現像ロール32の背後には、現像ロール32と離間配置され、現像ロール32にトナーを供給するトナー供給ロール34が配設されている。本実施の形態におけるトナー供給ロール34は、ステンレス等の金属ロールで構成され、現像ロール32との間にはトナー供給ロール34から現像ロール32側へトナーを供給するための図示外の供給バイアス(実施の形態1と同様で、例えば図4に示す)が印加されている。
また、このトナー供給ロール34の背後には、トナーを収容するトナーホッパ36が設けられ、アジテータ38の回転によってトナーが撹拌されるようになっている。このアジテータ38は、プラスチック製のシャフト38aにポリエステルフィルム等の樹脂フィルムの羽根38bを装着した構成をしており、現像動作時にシャフト38aの回転によって羽根38bが回転することで、トナーホッパ36内のトナーを撹拌すると共に、トナー供給ロール34側へトナーを供給するようになっている。
尚、符号31aは、現像ハウジング31の一部に設けられ、トナーホッパ36内のトナーが現像ロール32へ直接触れるのを防ぐ仕切壁であり、この仕切壁31aによって、現像ロール32上へ供給されたトナー層へ余分なトナーが降りかからないようになっている。
更に、本実施の形態においては、現像ロール32とトナー供給ロール34との対向部位より現像ロール32の回転方向下流側には、現像ロール32上のトナー層に対しトナー帯電量を規制する帯電ロール47が配置されている。この帯電ロール47は、ステンレス等の金属製ロールが使用され、現像ロール32に対しWith方向に回転(互いの対向部位では同方向に回転)すると共に、現像ロール32に対し所定量食い込んだ状態で維持されている。また、この帯電ロール47のシャフトには図示外のバイアス電源が接続され、現像ロール32との対向部位で現像ロール32上のトナー層に有効な帯電量を付与するための帯電バイアスが印加されるようになっている。そのため、この帯電ロール47によって、トナー帯電量が適正に規制されたトナー層が現像ロール32上に形成されるようになり、感光体21と現像ロール32との対向部位である現像領域で安定した現像が行われるようになっている。
ここで、特に、現像ロール32と帯電ロール47との圧接状態について、詳細に説明する。図9は、現像ロール32の内部断面を示したもので、現像ロール32の内部の摺動部材62には、帯電ロール47と対向する位置に凹部(図中Aで示す部分)を備え、現像ロール32の可撓性チューブ61と帯電ロール47との安定した圧接が十分確保されるように、可撓性チューブ61が変形可能なスペースが確保されている。
また、この現像ロール32と帯電ロール47との関係は、図10の断面図に示すようになっている。すなわち、帯電ロール47の軸47aに装着されたゴム等の弾性コロからなる押圧部材48に対し、現像ロール32の可撓性チューブ61を挟んで対向する位置に当該可撓性チューブ61を支持する支持部材63を設け、帯電ロール47の回転に伴い押圧部材48と可撓性チューブ61との摩擦力によって可撓性チューブ61が摺動部材62の周りを回転するようになっている。
更に、本実施の形態では、図8に示すように、現像ロール32と感光体21との対向部位より現像ロール32の回転方向下流側で、現像ロール32とトナー供給ロール34との対向部位より上流側には、現像ロール32上のトナーを回収するトナー回収ロール49が設けられ残留トナーを回収できるようになっている。
次に、このような実施の形態に係る、特に現像装置30の作動について、図8〜10を基に説明する。
トナーホッパ36内でアジテータ38によって撹拌されたトナーは、アジテータ38の羽根38bの回転によってトナー供給ロール34側に供給される。トナー供給ロール34上に担持されたトナーは、トナー供給ロール34の回転に伴い搬送され、現像ロール32との対向部位に到達する。この対向部位での現像ロール32とトナー供給ロール34との機械的な摺擦力や供給バイアスによる電界作用により、トナー供給ロール34上のトナーは現像ロール32側へ供給される。
このとき、現像ロール32とトナー供給ロール34とはAgainst方向(両者の対向部位で互いに反対方向)に回転しており、更に、適切なギャップが維持されていることから、トナー供給ロール34から現像ロール32へのトナー供給量が安定する。尚、例えばWith方向の回転であれば、トナーの供給量が不安定になり易い。
現像ロール32へ供給されたトナーは、帯電ロール47によって所定の帯電制御が行われ、現像ロール32上には所定のトナー帯電量で且つ所定のトナー量のトナー薄層が形成される。このとき、現像ロール32の可撓性チューブ61と帯電ロール47とは、可撓性チューブ61に内包された摺動部材62の凹部(図中Aで示す部分)によって、可撓性チューブ61と帯電ロール47とのニップ形状が安定し、トナーの帯電制御が安定して行われるようになる。
そして、この現像ロール32上の十分コントロールされたトナー薄層が、現像ロール32と感光体21との対向部位の現像領域に搬送されることになる。
現像領域では、図示外の現像バイアスにより接触現像が行われ、感光体21上の静電潜像が顕像化される。また、現像ロール32上で現像されずに残った残留トナーは、現像ロール32上をそのまま搬送され、トナー回収ロール49にて容易に回収される。
以上のように、本実施の形態においても、トナーの圧縮度を35〜50%としていることから、実施の形態1と同様の効果を奏する。
ここでは、本発明に係るトナーとして、実施例1〜5、比較のためのトナーとして比較例1,2の7種のトナーを作製し、各種の画像評価を行った。尚、トナーの圧縮度の測定は、実施の形態1に記載した方法で行い、測定環境としては、25℃50%RHとした。
また、トナーの体積中心粒径は、コールターカウンタ(コールター社製)にて測定した値であり、形状係数は、光学顕微鏡(ミクロフォトFXA:ニコン社製)で撮影した拡大写真をイメージアナライザLUZEX3(NIRECO社製)により画像解析を行い、次の式にて算出したものである。
形状係数={(トナー径の絶対最大長)/トナーの投影面積}×(π/4)×100
ここで、形状係数は、トナーの投影面積と、それに外接する円の面積の比で表され、真球の場合100となり、真球の形状が崩れるにつれ増加するようになる。尚、求める形状係数は、トナー粒子複数個に対する平均値を代表値としている。
○実施例1
所謂重合トナーで、体積中心粒径(D50)が6.5μm、形状係数が123のトナーであり、圧縮度が42.3%のもの。
○実施例2
重合トナーで、体積中心粒径が6.7μm、形状係数が138のトナーであり、圧縮度が46.4%のもの。
○実施例3
所謂粉砕トナーで、体積中心粒径が8.9μmの不定形トナーであり、圧縮度が47.0%のもの。
○実施例4
重合トナーで、体積中心粒径が5.8μm、形状係数が132のトナーであり、圧縮度が43.6%のもの。
○実施例5
重合トナーで、体積中心粒径が6.9μm、形状係数が119のトナーであり、圧縮度が35.5%のもの。
○比較例1
粉砕トナーで、体積中心粒径が7.9μmの不定形トナーであり、圧縮度が51.4%のもの。
○比較例2
重合トナーで、体積中心粒径が6.9μm、形状係数が119のトナーであり、圧縮度が23.0%のもの。
◎性能評価1
本性能評価は、実施の形態1の現像装置の構成にて、上述した実施例1〜5及び比較例1,2の7種のトナーを使用したときに、現像ロール上に形成されるトナー層の状態を評価確認したものである。
評価は、トナー供給ロールから現像ロールに供給されたトナーの状況を目視確認し、現像ロール上のトナー薄層の薄層均一性について行った。
結果は、図11に示すように、重合トナー及び粉砕トナーの区別なく、トナーの圧縮度のみに依存し、実施例1〜5では均一性に優れ、比較例1,2では厚すぎてひだ状スジが発生したり、薄すぎて斑状になったりする結果しか得られなかった。
このことからすれば、トナーの圧縮度が35%以上で50%未満であれば、現像ロール上では均一なトナー薄層が形成されることが理解される。
尚、体積中心粒径や形状係数が略同様で、圧縮度が異なるトナーについて、同様の評価を行ったところ、同様な傾向が見られた。
本性能評価では、更に、実施例3及び実施例5のトナーを使用し、現像ロールとして次の2種のものを組み合わせた状態でも現像ロール上のトナー層の均一性について評価した。
現像ロールとしては、算術平均粗さRaが0.7μmのアルミニウムパイプ及び算術平均粗さRaが0.112μmのPA(ポリアミド)チューブをSUSパイプに被覆したものとした。
結果は、いずれの組み合わせにおいても、上述同様、薄層均一性は優れたものであった。
◎性能評価2
本性能評価は、実施の形態1の構成にて、供給バイアスのデューティ比を変えたときの現像ロール上に供給されるトナー薄層のトナー供給量及びトナー層表面電位を測定したものである。
使用したトナーは、実施例1のトナーとした。
また、現像ロールは直径30mmのSUSロールで周速を220mm/sec、トナー供給ロールは直径20mmのSUSロールで周速を440mm/sec、現像ロールとトナー供給ロールとのギャップを100μmとした。また、帯電ロールは直径14.9mmのSUSロールにPVDFチューブを被覆したもので周速を110mm/secとした。
そして、現像ロールとトナー供給ロールとの間へ印加する供給バイアスとしては、図4の電圧波形で、ピーク間電圧Vppが1.5kV、1周期が0.5msecとなるように調整した。また、帯電ロールには、帯電バイアスとして現像ロールの軸方向有効長8cm当たり−10μAとなるように、定電流を付加した(これにより、トナー帯電量は約−30μC/gとなった)。
結果は、図12に示すように、トナー供給量はデューティ比に比例して増加する傾向が確認された。また、トナー層表面電位は、デューティ比0.6程度までは0〜5V程度であったが、それを超えると急激にトナー層表面電位(絶対値)が増加する傾向が確認された。
本性能評価でのトナーは、供給時に積極的な摩擦力は加えておらず、トナーの帯電量はかなり小さいものと推測され、結果もそれを反映したものであった。
これらの結果から、現像ロールでのトナー付着量(トナー供給量に相当)を6〜14g/m程度と薄層にした場合には、トナー層表面電位は0〜+5V程度と小さくなることから、このような薄層のトナー層を供給することで、供給されたトナーは殆ど帯電していないレベルと判断して差し支えないことが確認された。
その後、更に、現像ロールとトナー供給ロールとのギャップを50〜400μmとして、上記と同様の評価を行ったところ、同様の効果が得られることが確認された。
したがって、このことから、本件では十分均一な帯電量制御が可能であることが理解された。
◎性能評価3
本性能評価は、実施の形態1の構成にて、帯電ロールに印加する定電流値と、帯電ロールによって帯電制御された現像ロール上のトナー薄層の帯電量との関係を測定したものである。このとき、使用したトナーとしては、実施例3の、粉砕トナー、体積中心粒径8.9μm、不定形、圧縮度47.0%のものとした。
結果は、図13に示すように、電流値に比例して帯電量が大きくなる(負帯電トナーを使用したことから帯電量の絶対値が大きくなる)ことが確認された。このことから、本性能評価によれば、帯電ロールの定電流値を変えることで0〜−60μC/gの帯電量制御が任意に可能になることが確認された。
以上のことから、本件における現像ロール上のトナー薄層の帯電制御が十分有効であることが確認された。
また、このとき、現像ロール上のトナーの付着量は、帯電ロールへの通過前が約7g/mであり、通過後が約5〜6g/mであった。この減少した付着量分のトナーは、帯電ロールに付着しており、掻き取り部材で掻き落とした。すなわち、本性能評価では、帯電ロールで通過を規制されたトナー量は14〜29%程度であった。一方、従来のようにブレード規制を行った場合には、トナー供給ロールから供給されて現像ロールに付着した30〜50g/m程度のトナー層が、ブレード通過後に5g/m程度になるように規制されることが一般的であり、通過を規制されたトナー量が83〜90%になる。したがって、本性能評価では従来方式に比べて通過を規制されるトナー量が圧倒的に少ないことになり、トナーへのストレス付与が大幅に低減されることが理解される。
本発明に係る現像装置の概要を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。 実施の形態1の現像装置を示す説明図である。 実施の形態1の供給バイアスの波形を示す説明図である。 実施の形態1の供給バイアスの他の波形を示す説明図である。 実施の形態1の変形例としての現像装置を示す説明図である。 実施の形態2に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 実施の形態2の現像装置の概要を示す説明図である。 実施の形態2の現像装置の要部を示す説明図である。 実施の形態2の現像装置の要部断面図である。 性能評価1の結果を示す説明図である。 性能評価2の結果を示す説明図である。 性能評価3の結果を示す説明図である。
符号の説明
1…像担持体,2…現像剤担持体,3…現像剤供給部材,4…供給バイアス,5…帯電部材,6…帯電バイアス,G…現像剤

Claims (9)

  1. 静電潜像が担持される像担持体に対向し回転可能で表面に一成分現像剤を担持する現像剤担持体と、
    この現像剤担持体に離間配置されると共に当該現像剤担持体との間に現像剤担持体への現像剤供給を促す供給バイアスが印加され且つ表面に担持された現像剤を前記現像剤担持体に供給する回転可能なロール状の現像剤供給部材とを備え、
    前記現像剤担持体と前記現像剤供給部材とのギャップが50μm乃至400μmであり、
    前記供給バイアスは、現像剤担持体に印加される現像バイアスに重畳され、その1周期中に、前記現像剤供給部材と前記現像剤担持体との間で現像剤の移動が促され且つ電圧変動の大きな交流電圧のみを作用させる作用領域と、前記現像剤供給部材と前記現像剤担持体との間で現像剤の移動が抑えられ且つ交流電圧及び直流電圧のかかっていない非作用領域と、を含み、更に、前記作用領域の前記1周期に占める時間の割合が0.3以下のものであり、
    前記現像剤供給部材から前記現像剤担持体に供給される現像剤の当該現像剤担持体上の現像剤付着量が10g/m 以下であり、
    現像剤の圧縮度が35%以上且つ50%未満であることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項記載の現像装置において、
    前記供給バイアスは、前記1周期に占める前記作用領域の時間の割合が、0.07以下であることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項記載の現像装置において、
    現像剤供給部材上での現像剤付着量が50乃至100g/mであり、現像剤担持体上での現像剤付着量が7g/m以下であることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1記載の現像装置において、
    更に、前記現像剤供給部材より現像剤担持体の現像剤搬送方向下流側に配設されると共に現像剤担持体との間に現像剤を帯電制御する帯電バイアスが印加され且つ現像剤担持体上の現像剤の帯電制御を行う帯電部材を備えることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項記載の現像装置において、
    帯電部材は、現像剤担持体との圧接力が略ゼロとなるように配設されることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項記載の現像装置において、
    現像剤担持体上の現像剤量は、前記帯電部材との対向部位を通過しても70%以上の現像剤量が確保されることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項記載の現像装置において、
    帯電バイアスは、定電流制御によって構成されることを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の現像装置において、
    現像剤担持体の表面は、算術平均粗さRaを0.7μm以下とするものであることを特徴とする現像装置。
  9. 静電潜像が担持される像担持体と、
    この像担持体上の静電潜像を現像する請求項1乃至のいずれかに記載の現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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