JP4669732B2 - 庇 - Google Patents

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Description

この発明は、建物の外壁面に前方へ張り出すように取り付けられる庇に関し、特にこの発明は、照明や電飾のための投光装置が組み込まれた庇に関する。
従来、建造物には、玄関の出入り口を始めとして外壁の適所に日よけや雨よけのための庇が設けられている。例えば集合住宅では、全戸の郵便受けが一カ所に集めてあり、それが屋外にある場合、上方に庇が設置されている。また、種々の施設では建造物の外壁面などに掲示板が設けられており、その種の掲示板の上方に庇が設置されている。
例えば、玄関の出入り口に設置される庇として、内部が空洞となっている庇本体内に蛍光灯のような照明器具が組み込まれたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種の庇は、床面から高い位置に設置されているので、蛍光灯のような照明器具をほぼ中央部の一カ所に設けるだけで、照明光の広がりによって玄関が広範囲に照らされる。
ところで、前記した郵便受けや掲示板の上方に設置される庇には照明器具は組み込まれていない。そのため、夕刻や夜間になると、周辺の明かりによって郵便受けや掲示板の文字などを読むより他はなく、文字が読みづらいという問題がある。
特開2000−27350号公報
上記した実情に鑑み、この発明の発明者はこの種の庇に照明のための光源を組み込むことを検討したところ、この種の庇は、玄関の出入り口に設置される庇と異なり、光源と被照射面との距離が短いため、庇の中央部の一カ所に光源を設けるだけでは端部の照明が不十分であることが判明した。特に、郵便受けや掲示板の全長が長い場合、庇の全長もそれに応じて長くなるため、光源を複数箇所に設ける必要がある。光源として、特に、安価で耐久性のある発光ダイオード(以下、「LED」という。)を用いる場合、多数個のLEDを間隔を詰めて配列する必要があるが、LEDを多数個設置するとなれば、庇本体の内部構造が複雑となってコスト高となり、LEDの取付作業や交換作業に手数がかかるという問題がある。
この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、複数個の光源を設置するのに内部構造の複雑化を招くおそれがなく、製造コストも安価であり、光源の取付作業や交換作業に手数を要さない庇を提供することを目的とする。
この発明による庇は、建物の外壁面に前方へ張り出すように取り付けられる庇本体と、庇本体の幅に応じた長さのホルダーに複数個の光源が列をなして取り付けられて成る投光装置とを備えている。前記庇本体の内部には、幅方向に沿って前記投光装置を保持することが可能な保持空間が設けられ、前記保持空間の少なくとも一端は前記投光装置が挿脱可能なように庇本体の側端縁まで延びて開放されている。前記庇本体には、前記投光装置の各光源との対向位置に、各光源の光を導出する開口部が設けられている。
上記した構成の庇において、庇本体に投光装置を取り付けるには、投光装置を保持する保持空間の少なくとも一端が庇本体の側端縁まで延びて開放されているので、前記投光装置を保持空間に対して庇本体の側端縁の開放部分から挿入することにより投光装置が保持空間に保持される。前記保持空間は投光装置の各光源と対向する位置に開口部が存在するので、各光源の光はその開口部より導出される。光源に故障などが生じたとき、投光装置のホルダーを保持空間を摺動させて庇本体の側端縁の開放部分から取り出した後、光源を新しいものと交換する。
この発明の上記した構成において、「投光装置」は1個であっても複数個であってもよい。また、「ホルダー」はアルミなどの金属や合成樹脂より成る板状体、棒状体、枠状体のような長手形状のものであり、その形態は問わない。「光源」はLEDの他、電球や放電灯を用いることが可能である。
前記庇本体には種々の実施態様があるが、その一は、内部が中空の庇板と、建物の外壁面に固定され前記庇板の基端部を支持する支持枠とから成る。前記庇板の内部に前記保持空間が設けられ、保持空間の下方に外部に面した前記開口部が位置している。
この実施態様によると、投光装置の各光源が点灯したとき、各光源の光は保持空間の下方の開口部より外部へ導出され、庇の下方が照らされる。
なお、光源は全個数を一斉に点灯させてもよく、選択されたいずれかを部分的に点灯させてもよい。例えば、庇本体に周囲の明るさを検出する光検知センサを設けると共に、光源の配列方向に沿って所定間隔毎に人体を検出する人検知センサを設けておき、周囲が暗くなって光検知センサが感応し、かついずれかの人検知センサが人体に感応したとき、感応した人検知センサの設置位置近傍の光源を点灯させるようにしてもよい。このように構成すれば、必要かつ最小限の個数の光源を点灯させることが可能であり、資源の節約と経費の節減とを実現できる。
前記庇本体の他の実施態様は、透光性を有する板材より成る庇板と、建物の外壁面に固定され前記庇板の基端部を支持する支持枠とから成る。前記支持枠の内部に前記保持空間が設けられ、保持空間の前方に庇板の基端面に面する前記開口部が位置している。
前記庇板として、透明な板ガラスや合成樹脂板を用いることができる。また、板ガラスや合成樹脂板は、無色のものであっても着色されたものであってもよい。さらに、透明なものに限らず、半透明なものであってもよい。
この実施態様によると、投光装置の各光源が点灯したとき、各光源の光は保持空間の前方の開口部より庇板の基端面に向けて導出され、その光は庇板の内部に導入される。さらに、庇板の内部で全反射を繰り返しつつ進み、庇板の先端面や側端面より出る。これにより庇板の先端面や側端面が光り輝き、その周辺も明るくなる。
この発明によると、庇本体に投光装置が組み込まれているので、照明や電飾が可能となり、特に、郵便受けや掲示板の上方に設置される庇に実施したとき、夕刻や夜間に郵便受けや掲示板の文字が読みづらくなるという不都合を解消できる。
また、ホルダーに複数個の光源を列をなして取り付けて投光装置を構成し、前記投光装置を庇本体の保持空間に対して庇本体の側端縁から挿脱可能としたから、庇本体に複数個の光源を設置するのに内部構造の複雑化を招くおそれがなく、製造コストも安価であり、光源の取付作業や交換作業に手数を要さない。
図1および図2は、この発明の一実施例である庇1の外観とその設置状態を示す。
図示例の庇1は、集合住宅の建物の外壁面10に設けられた郵便受け11の上方に設置されたものである。なお、この発明の庇は、郵便受けに限らず、掲示板の上方に設けられる庇、さらには、玄関の出入り口や窓の上方に設けられる庇などにも適用できる。
図示の郵便受け11は、9個の郵便ボックス12が3行、3列に配列されたもので、各郵便ボックス12の前面は開閉可能な扉13により塞がれている。前記扉13は郵便物の投入口14を有し、適所にダイヤル錠15とネームプレート16とが設けられている。
前記庇1は、庇本体3の内部に複数個(この実施例では6個)のLED20a〜20fを有する投光装置2が組み込まれたものである。前記庇本体3は、建物の外壁面10に前方へ張り出す庇板4と、庇板4を建物の外壁面10に取り付けるための支持枠31とから成る。各LED20a〜20fは庇板4の幅方向に沿って横一列に並んでいる。庇板4および支持枠31は両側端面が開放され、その開放面が側面板30,30によって塞がれている。
前記LED20a〜20fが点灯すると、その下方が照らされるので、ネームプレート16の文字が容易に読み取ることができ、また、ダイヤル錠15のダイヤル操作が容易に行える。
この実施例では、周囲が暗くなっただけではLED20a〜20fは点灯せず、庇板4の下方に人がきたとき、6個のLED20a〜20fのうちの特定のLEDのみが点灯するようにしてあり、そのために、庇板4の適所に周囲の明るさを検出する光検知センサSを設け、さらに、庇板4の幅方向に沿って所定間隔毎に人体を検出する3個の人検知センサS〜Sを設けている。
いま、周囲が所定の明るさ以下になって光検知センサSが感応し、かつ、人検知センサS〜Sのいずれか(例えば、左端の人検知センサS)が人体に感応したとき、その人検知センサSの設置位置近傍のLED20a,20bが点灯する。
前記投光装置2は、庇板4の幅に一致する長さのホルダー21に6個のLED20a〜20fを一列に取り付けたものである。なお、ホルダー21は庇板4の幅以下であれば、その長さは問わない。
前記庇板4は、アルミニウムのような金属材を引き抜き加工して形成されており、上壁4Aと下壁4Bとの間が空洞となっている。この庇板4の基端部は、建物の外壁面10に複数本のボルト17により固定された支持枠31により支持されている。前記支持枠31は庇板4と同一幅のものであり、上端部および下端部には前方へ突出しかつ先端が上向きに屈曲された突片32,33が形成されている。前記庇板4の基端壁40には先端が下向きに屈曲された係合片42,43が形成されており、この上下の係合片42,43が前記支持枠31の突片32,33にそれぞれ係合することにより庇板4が水平な姿勢で保持される。
前記庇板4は、先端縁に雨水を両側へ導く樋部44を備え、上壁4Aと下壁4Bとの間には補強のための中間壁41A,41Bが設けられている。一方の中間壁41Aと前記基端壁40とには側面板30を庇本体3の両側の開放面にビス止めするためのビス止め孔45,45が設けられている。庇板4の中空内部には、他方の中間壁41Bの位置に、前記投光装置2を保持することが可能な保持空間47が囲い壁46により形成されている。この保持空間47に対し前記投光装置2のホルダー21を摺動させるようにして投光装置2の取付けおよび取外しを行う。
前記保持空間47は庇板4の全幅にわたって形成され、庇板4に対する前記ホルダー21の挿脱が可能なように庇板4の両側端縁まで延びている。保持空間47の下方は開口し、図3に示すように、この開口部49の開口縁にガイド壁48,48が立ち上がっている。保持空間47内に投光装置2が保持されたとき、投光装置2の各LED20a〜20fが下方を向いて前記開口部49と対向するもので、この開口部49より各LED20a〜20fの光が庇板4の下方へ導出される。
図4には投光装置2の構成が示してある。図示例の投光装置2は、枠状をなす金属製のホルダー21に所定間隔毎にLED20a〜20fを取り付けて構成されている。前記ホルダー21は、対向壁23,23間に全長にわたって開口する凹溝22を有し、この凹溝22内に、LED20a〜20fを支持した合成樹脂製のソケット24が一定間隔毎に固定されている。このホルダー21を庇板4の保持空間47に一側端より挿入するには、前記対向壁23,23の先端縁を前記ガイド壁48,48に係合させた状態で保持空間47内を摺動させる。
各ソケット24,24間は給電のためのコード線25が電気接続されている。一方の端部のコード線26はホルダー21に形成された切欠27より後方へ引き出されている。前記コード線26と、前記光検知センサSや人検知センサS〜Sより引き出されるコード線102,103とは、庇板4の中空内部に配備されたコントロールボックス100内に導かれている。このコントロールボックス100からは電源コード101が引き出され、外壁面10の内側へ引き込まれて電源(図示せず。)に接続される。
この実施例の投光装置2は、ホルダー21として金属枠材を用いているが、これに代えてプリント配線基板を用いることもできる。プリント配線基板を用いれば、配線パターン上にLED20a〜20fを直接ハンダ付けして取る付けることができ、また、配線パターンによってコード線による配線も簡略化できる。
図5は、プリント配線基板をホルダー21として用いた投光装置2を庇板4に取り付けた状態を示している。庇板4の囲い壁46内には、対向する一対の支持壁110,110が形成され、各支持壁110にホルダー21を摺動可能に支持する支持溝112と、板状の透明カバー111を取り付ける取付溝113とが形成されている。支持溝112内に投光装置2のホルダー21が支持された状態のとき、投光装置2の各LED20a〜20fが下方を向いて開口部49と対向し、この開口部49より各LED20a〜20fの光が庇板4の下方へ導出される。
図6は、前記コントロールボックス100に組み込まれている制御回路の構成を示している。同図中、R1〜R3は電磁リレーであり、各電磁リレーR1〜R3に人検知センサS〜Sがそれぞれ直列に接続されている。互いに並列接続された各電磁リレーR1〜R3のリレー回路121〜123は光検知センサSにそれぞれ接続されている。r1〜r3は各電磁リレーR1〜R3の常開接点であり、各常開接点r1〜r3にLED20a〜20fが2個づつ直列に接続されている。なお、図中、124,125は電源ライン、SWは電源スイッチである。
上記した制御回路において、周囲の明るさが所定の明るさ以下になったとき、光検知センサSがそれに感応する。いま、人検知センサS〜Sのうち、人検知センサSが人体に感応したとすると、その人検知センサSを含むリレー回路121が導通して電磁リレーR1が付勢される。その結果、対応する常開接点r1が閉動作してLED20a,20bが点灯する。他の人検知センサS,Sが感応したときも同様の動作であり、ここでは説明を省略する。
図7は、庇本体3に照明と電飾とを兼ねた投光装置2が組み込まれた他の実施例を示している。
図示例の庇1は、板ガラスより成る庇板4と、前記庇板4の基端部を支持する支持枠7とで庇本体3が構成されている。前記庇板4は2本のアーム5,5により水平ないしは水平に近い角度で吊持されている。庇板4は平面形状が横に長い矩形状であり、図8に示すように、2枚の透明な強化ガラス板G1,G2を強靱かつ無色透明なシート材Pを中間に挟んで一体接合されて成る。前記シート材Pの表裏面には粘着層が設けられ、この粘着層によって各強化ガラス板G1,G2とシート材Pとが接合される。従って、たとえ強化ガラス板GI,G2が強い衝撃を受けて破損しても、その破片が散乱することはない。
前記支持枠7は、庇板4の幅と一致する長さを有するもので、庇板4の基端部を支持する本体フレーム70と、本体フレーム70の前面の上半分を覆う蓋板8とを含んでいる。支持枠7の両側端面は開放され、各開放部は板状のキャップ105,105で塞がれてねじ止めされている。
前記本体フレーム70は、背板部72の上端縁にやや下向きの上壁部73が、高さ中央部および下端縁に水平な中間壁部74および下壁部75が、それぞれ突設されたものである。前記背板部72には、上壁部73と中間壁部74との間に、アンカーボルト200が挿入されるボルト挿通孔76が一定間隔毎に設けられている。前記アンカーボルト200上には前記蓋板8が被せられ、これによりアンカーボルト200は外部から見えないようになっている。前記中間壁部74と下壁部75とは蓋板8より前方へ突き出ている。
前記中間壁部74と下壁部75との間には、投光装置2が組み込まれて保持される保持空間77と、庇板4の基端部が差し込まれる支持溝71とが中間に仕切壁78を介在させて形成されている。前記仕切壁78には本体フレーム70の全長にわたって開口部79が形成されている。この開口部79を介して支持溝71と保持空間77とが連通し、庇板4の基端部が支持溝71へ差し込まれたとき、庇板4の基端面は前記開口部79を介して保持空間77に面している。
前記支持溝71内にはゴムなどのクッション材202が装填されるとともに、支持溝71の開口部はシリコンなどのコーキング材203により密封されている。前記クッション材202は庇板4に作用する衝撃や振動を吸収するためのものであり、コーキング材203は支持溝71内への雨水の浸入を防止するためのものである。
前記蓋板8は、アンカーボルト200上を覆う前面部8aと、上壁部73の上面に支持される上面部8bとを備えている。上面部8bの先端縁には上壁部73の基端部に形成された段部80に係合する鈎状部81が形成されている。蓋板8の前面部8aには中間壁部74の上面に突設された突壁部74aに係合する係合部83が形成されている。蓋板8の上面部8bは複数箇所が上壁部73にねじ84より止め固定されるもので、蓋板8の上面部8bには前記ねじ84の頭部を支持する孔82が、前記本体フレーム70の上壁部73にはねじ84がねじ込まれるねじ孔87が、それぞれ形成されている。
前記投光装置2は、前記保持空間77内を摺動させて一側端部より挿脱できるようになっている。なお、投光装置2は、第1実施例と同様の構成のものであって、ここでは対応する構成に同一の符号を付することで詳細な説明を省略する。
各アーム5は、長さ調節が可能な構成であり、図7および図9に示すように、金属製パイプより成るアーム本体50の両端にねじ軸51,52を介して取付金具9,90がそれぞれ取り付けられている。各ねじ軸51,52は一端部に前記取付金具9,90の連結板91が取り付けられ、他端部はアーム本体50の両端に装着されたナット部材53,54にねじ込まれている。各ねじ軸51,52はねじの方向が逆方向であり、アーム本体50を一方向へ回転させたとき、各ねじ軸51,52がアーム本体50の両端より突き出てアーム5の長さが長くなる。また、アーム本体50を反対方向へ回転させたとき、ねじ軸51,52がアーム本体50の内部へ入り込んでアーム5の長さが短くなる。
アーム5の下端部側の取付金具9は、枢軸92上に連結板91と取付板93とを回動自由に取り付けることにより連結板91に対して取付板93を屈曲可能としたものである。取付板93は、基板部93b上に前記連結板91を両側から挟む一対の支持板部93a,93aが一体形成されたものである。前記基板部93bには2個の貫通孔95,95が形成され、各貫通孔95に後述する位置決め部材120のねじ軸121,121を挿通させてナット96を装着する。
アーム5の上端部側の取付金具90は、枢軸92上に前記連結板91と取付板94とを回動自由に取り付けることにより連結板91に対して取付板94を屈曲可能としたものである。前記取付板94は、基板部94b上に前記連結板91を両側から挟む一対の支持板部94a,94aが一体形成されたものである。前記基板部94bには2個の貫通孔(図示せず)が形成され、各貫通孔にアンカーボルト201をそれぞれ挿通して基板部94bを建物の外壁面10に固定する。
前記庇板4の先端縁には2個の縁枠6A,6Bが左右対称位置に装着されている。各縁枠6A,6Bは、庇板4の先端縁が挿入される取付溝60と、位置決め部材120を長さ方向へ摺動自由に保持する摺動溝61とが全長にわたって形成されたものである。前記取付溝60は、前面部62と下壁部63と上壁部64との間に形成されており、この取付溝60内には庇板4に作用する衝撃や振動を吸収するためのゴムなどのクッション材65が装填されるとともに、取付溝60の開口部は取付溝60内への雨水の浸入を防止するシリコンなどのコーキング材66により密封されている。なお、図中、69は、前面部62の外面に対向して突設された突壁であり、この突壁69,69間に化粧板などを取り付けることが可能である。
前記摺動溝61は、上壁部64の外面に全長にわたって突設された囲い壁67内に形成されている。前記囲い壁67は全長にわたる溝開口68を備えており、この溝開口68は、位置決め部材120が脱出しないように、前記位置決め部材120の幅より小さな溝幅に設定されている。
前記位置決め部材120は、前記摺動溝61の溝幅とほぼ同一幅を有する金属製の板状体であり、アーム5の下端部との連結位置に位置決めされる。位置決め部材120の板面上には左右対称位置にねじ軸121,121が上向きに突設されている。各ねじ軸121は前記摺動溝61の溝開口68より囲い壁67の上方へ突出している。各ねじ軸121はアーム5の下端に取り付けられた取付金具9に接続されるもので、取付金具9の取付板93に形成された貫通孔95にねじ軸121を通し、その先端にナット96を装着して締め付ける。
なお、図示していないが、幅の大きな庇については、3本以上のアーム5を用いて庇板4を吊持してもよい。その場合、庇板4の先端縁にアーム5の本数に応じた個数の縁枠を装着する。
庇本体3に投光装置2を取り付けるには、図1に示す実施例の庇1では、庇板4の保持空間47の両端が庇板4の側端縁まで延びて開放されており、また、図7に示す実施例の庇1では、支持枠7の保持空間77の両端が保持枠7の側端縁まで延びて開放されているので、前記投光装置2を保持空間47,77に対して庇本体3の側端縁から挿入して保持空間47,77に保持させることができる。
図1に示す実施例の庇1では、前記保持空間47は投光装置2の各光源20a〜20fと対向する位置に外部に面する開口部49が位置するので、各光源20a〜20fの光はその開口部49より外部へ導出され、庇1の下方を照らす。
図7に示す実施例の庇1では、前記保持空間77は投光装置2の各光源20a〜20gと対向する位置に庇板4の基端面に面する開口部79が位置するので、各光源20a〜20gの光はその開口部79より庇板4の内部に導入され、さらに、庇板4の内部で全反射を繰り返しつつ進み、庇板4の先端面や側端面より出る。
光源のいずれかに故障などが生じたとき、図1の実施例では庇本体3の側面板30を外し、図7の実施例では支持枠7のキャップ105を外した後、投光装置2のホルダー21を庇板4の保持空間47や支持枠7の保持空間77を摺動させて庇本体3の側端縁から取り出し、光源を新しいものと交換する。
この発明の一実施例である庇の外観とその設置状況を示す斜視図である。 庇本体の縦断面図である。 投光装置の取付状態を示す庇板の拡大断面図である。 投光装置の構成を示す斜視図である。 他の実施例の投光装置の取付状態を示す庇板の拡大断面図である。 制御回路の構成を示す電気配線図である。 この発明の他の実施例の外観とその設置状況を示す斜視図である。 支持枠の構成を示す断面図である。 縁枠の構成とアームの取付状態とを示す断面図である。
符号の説明
1 庇
2 投光装置
3 庇本体
4 庇板
7 支持枠
20a〜20g LED
21 ホルダー
31 支持枠
47,77 保持空間
49,79 開口部

Claims (3)

  1. 建物の外壁面に前方へ張り出すように取り付けられる庇本体と、庇本体の幅に応じた長さのホルダーに複数個の光源が列をなして取り付けられて成る投光装置とを備え、前記庇本体の内部には、幅方向に沿って前記投光装置を保持することが可能な保持空間が設けられ、前記保持空間の少なくとも一端は前記投光装置が挿脱可能なように庇本体の側端縁まで延びて開放されており、前記庇本体には、前記投光装置の各光源との対向位置に、各光源の光を導出する開口部が設けられて成る庇。
  2. 前記庇本体は、内部が中空の庇板と、建物の外壁面に固定され前記庇板の基端部を支持する支持枠とから成り、前記庇板の内部に前記保持空間が設けられ、保持空間の下方に外部に面した前記開口部が位置している請求項1に記載された庇。
  3. 前記庇本体は、透光性を有する板材より成る庇板と、建物の外壁面に固定され前記庇板の基端部を支持する支持枠とから成り、前記支持枠の内部に前記保持空間が設けられ、保持空間の前方に庇板の基端面に面する前記開口部が位置している請求項1に記載された庇。
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