JP4795996B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、既設支柱に容易に設置可能な照明装置に関する。
既設支柱に設置される照明装置は、例えば歩行者等の足下を照らして街路灯の補助的な照明等として用いられる。また、このような照明装置は、街路灯等の既設支柱に取付部材等を介して後付けされ、例えば、通常時に商用電源や太陽電池等により蓄電池に電力を蓄電しておき、災害や事故等により街路灯等の照明設備に電力供給が途絶えた停電時にサポート灯として用いられることもある(特許文献1参照。)。
しかしながら、このような既設支柱に後付けされる照明装置は、既設支柱に取り付ける際に、例えば、同規格の既設支柱であっても、既設支柱や取付部材の寸法誤差等により、既設支柱と取付部材とが片当たりし、ぐらつきやすくなる。また、後付けされる照明装置は、既設支柱に対して片当たりし、ぐらついていると、既設支柱と取付部材との隙間から照明装置内に塵埃や雨水等が侵入しやすくなる等の虞がある。
特開2005−228704号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、既設支柱に対してぐらつきを防止し、既設支柱に容易に設置可能な照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、一側面に開口部が形成され、他側面に光源からの照明光を透過する窓部が形成され、内部に光源が収納される本体部材と、上記本体部材の開口部を閉塞する蓋部材と、弾性材でなり、上記蓋部材に固定されるとともに、既設支柱に取り付けられる側の主面部が上記既設支柱の外形形状に対応して湾曲して形成された取付部材とを備える。
そして、本発明は、上記蓋部材には、上記光源に電源を供給するための電源ケーブルが挿通される第1の挿通孔が形成されるとともに、この第1の挿通孔の両側に第1の貫通孔が形成され、上記取付部材には、上記蓋部材の上記第1の挿通孔に対応した第2の挿通孔が形成されるとともに、この第2の挿通孔の両側に上記第1の貫通孔に対応した上記第2の貫通孔が形成され、上記既設支柱には、上記第2の挿通孔に対応した第3の挿通孔が形成されるとともに、この第3の挿通孔の両側に上記第2の貫通孔に対応した固定孔が形成され、上記第1乃至第3の挿通孔に上記電源ケーブルを挿通させるとともに、上記第1の貫通孔と上記第2の貫通孔とを上記固定孔に一致させ、固定部材を上記第1及び第2の貫通孔を挿通し、上記既設支柱の上記固定孔に締め付けて上記取付部材を上記既設支柱に密着させて、上記蓋部材を上記既設支柱に取り付けるとともに、上記蓋部材を上記開口部を閉塞するように上記本体部材に固定する。
本発明によれば、取付部材が弾性材でなり、取付部材の既設支柱に取り付けられる側の主面部が既設支柱の外形形状に対応して湾曲して形成され、固定部材を既設支柱の固定孔に締め付けて蓋部材が取付部材を既設支柱に密着させて、蓋部材が既設支柱に取り付けられることで、照明装置が既設支柱に対してぐらつくことを防止し、既設支柱に容易に設置することができる。
以下、本発明が適用された照明装置1について、図面を参照して説明する。
本発明が適用された照明装置1は、図1及び図2に示すように、例えば、歩道2等に設けられた既設街路灯や電柱等の既設支柱3に取り付けられ、図1及び図2中のAに示すように、歩道2を歩く歩行者等の足下を照らして既設街路灯や電柱等の補助的な照明として用いられる。また、照明装置1は、災害等によって停電したときに、電力供給が途絶えた既設街路灯等にかわり、内蔵する蓄電機構52等から電力が供給されてサポート灯として用いられる。
本発明が適用された照明装置1は、図3乃至図5に示すように、一側面に開口部28が形成され、内部に光源10が収納される本体部材11と、この本体部材11の開口部28を閉塞する蓋部材12と、この蓋部材12に固定される取付部材13とを備える。
ここで、先ず、本体部材11の内部に収納される光源10について説明する。光源10は、図4及び図5に示すように、照明光を照射するLED(LED;Light Emitting Diode)でなる発光素子14が複数個実装された光源基板15と、光源基板15が取り付けられた反射部材16とを有する。
発光素子14が複数個実装された光源基板15は、表面に導電層が形成されたガラスエポキシ基板であり、略矩形薄板状に形成されている。この光源基板15の表面には、発光素子14が、例えば長手方向に対して等間隔にマトリックス状に2行8列で複数個配列されて実装されている。そして、光源基板15は、反射部材16の内側に発光素子14が臨むように反射部材16の一側面に取り付けられている。なお、発光素子14は、LEDでなるものに限定されるものではなく、蛍光灯等を用いてもよい。
光源基板15が取り付けられる反射部材16は、機械的強度を有し、耐水性及び耐食性を備える材料からなり、例えば、SUS430等のステンレス鋼板で形成されている。この反射部材16は、発光素子14から照射された照明光を効率的に反射させるため、全面が白色に塗装されている。なお、反射部材16は、照明光を効率的に反射させるため、薄板材の表面に反射材、蛍光材等を塗布してもよい。
また、反射部材16は、上述した板材を所定の角度を有して折り曲げて形成された長辺部17と短辺部18と、これら長辺部17と短辺部18とにそれぞれ対応して形成された略三角形状の側面部19とからなる。これにより、反射部材16は、これら長辺部17と短辺部18と側面部19とで、発光素子14から照射された照明光を反射させる反射空間部20を形成している。
また、短辺部18は、反射空間部20と対向する主面部18aと反対側の主面部18bに、第1の取付部21を設け、この第1の取付部21に光源基板15が取り付けられるとともに、発光素子14を反射空間部20に露出させる露出孔22が形成されている。更に、長辺部17は、反射空間部20と対向する主面部17aと反対側の主面部17bに、後述するプリント基板53が取り付けられる第2の取付部23や、後述する蓄電機構52が取り付けられる第1の取付片24が設けられている。
また、反射部材16は、長辺部17の短辺部18側とは反対側の一辺に、略三角形状の側面部19の斜辺19aと略平行で短辺部18とは反対方向に第2の取付片25を設け、短辺部18の長辺部17側とは反対側の一辺に、側面部19の斜辺19aと略平行で長辺部17とは反対方向に第3の取付片26を設けている。
これら第2の取付片25及び第3の取付片26には、反射空間部20を覆うように、反射空間部20で反射された照明光を透過させる透光板27が設けられている。この透光板27は、第2の取付片25及び第3の取付片26によって後述する第1の弾性材31に押圧されて取り付けられている。この透光板27は、機械的強度を有し、光源10から照射された照明光を透過させる透過性の高い透明又は半透明のガラスや樹脂材料、例えばアクリル樹脂で形成されている。また、透光板27は、反射空間部20内に塵埃等が侵入しないように防塵するとともに、光源10を外圧から保護する。
そして、光源10は、発光素子14から照射された照明光を、反射部材16の反射空間部20で反射させて、透光板27を透過させて、外部に照射している。
以上のような光源10が内部に収納される本体部材11は、機械的強度を有し、屋外設置に耐える耐水性及び耐食性を備える材料からなり、例えば、SUS430等のステンレス鋼板で形成されている。本体部材11は、図3乃至図5に示すように、全体が箱形状であり、一側面に光源10を搬入又は搬出させる開口部28が形成され、この開口部28に連続して光源10を収納する収納部29が形成されている。
この収納部29は、開口部28が形成された一側面と隣り合うような他側面に、収納された光源10から照射された照明光を本体部材11の外部に照射させる窓部30が形成されている。このため、収納部29には、この窓部30に反射空間部20が対向するように光源10が配設されている。
また、窓部30の周囲には、窓部30の全周に亘って、反射空間部20を覆う透光板27と窓部30の隙間から本体部材11内に塵埃や雨水等が侵入するのを防止するとともに、透光板27と収納部29とが直接当接して透光板27に傷等がつかないように緩衝させる第1の弾性材31が設けられている。
更に、窓部30の周囲には、光源10を固定する固定片32が複数個設けられている。これらの固定片32は、それぞれ断面略L字形状に設けられ、照明装置が既設支柱3に取り付けられた際に窓部30に対して略垂直方向にそれぞれ対向するように設けられている。光源10は、透光板27が第1の弾性材31と当接されて窓部30に臨むように固定片32に配設された後に、弾性ゴム等の第2の弾性材33を、第2の取付片25と固定片32との間、並びに、第3の取付片26と固定片32との間にそれぞれ挿入されることで、第2の弾性材33によって窓部30側に押圧されて固定される。これにより、本体部材11は、透光板27と窓部30との隙間から本体部材11内に塵埃や雨水等が侵入するのを防止する。
また、収納部29には、開口部28近傍に、後述する蓋部材12によって開口部28が閉塞される際に、締結ボルト34等によって蓋部材12を固定する締結孔35が複数個形成されている。
更に、本体部材11は、外部と対向する主面部に、外部方向に突出する複数個の突部36が設けられている。これらの突部36は、広告やシール等が貼られる等のいたずらを防止する。
なお、本体部材11は、窓部30が、開口部28が形成された一側面と隣り合うような他側面に形成されていることに限定されるものではなく、例えば、上述した窓部30と対向する他側面に更なる窓部を形成してもよい。これにより本体部材11は、図2に示すように、例えば、歩行者等の歩行の邪魔にならないように既設支柱3に歩道2と平行方向に取り付けられて歩道2側のみを照射するような場合に、既設支柱3に対して一方側に取り付けることに限定されることなく、他方側にも取り付けることができ、既設支柱3の周囲の環境等に応じて使い分けることができる。このとき、使用しない窓部30は、閉塞板等によって本体部材11内に塵埃や雨水等が侵入しないように閉塞しておく。また、本体部材11は、それぞれの窓部30にそれぞれ光源10を備えて、例えば、歩道2と車道4との両側を照射するようにしてもよい。
以上のような本体部材11の開口部28を閉塞する蓋部材12は、図3乃至図5に示すように、機械的強度を有し、屋外設置に耐える耐水性及び耐食性を備える材料からなり、例えば、SUS430等のステンレス鋼板で形成されている。蓋部材12は、本体部材11の開口部28を閉塞するものであり、開口部28の大きさや形状に対応して形成されている。具体的に、蓋部材12は、主面部37に周壁38が形成されている。
また、蓋部材12の主面部37には、略中央に、光源10に電力を供給するための電源ケーブル5が挿通される第1の挿通孔39が形成されている。更に、蓋部材12の主面部37には、第1の挿通孔39の両側に第1の挿通孔39からそれぞれ略等間隔離間して、蓋部材12を既設支柱3に取り付ける固定部材40が挿通される第1の貫通孔41が形成されている。
また、蓋部材12の主面部37には、庇43が設けられた複数個の換気孔42が形成されている。庇43は、換気孔42の上面に湾曲するように設けられている。これらの換気孔42は、一方の換気孔42から外気が本体部材11内に流入し、他方の換気孔42から外部に外気を流出させることで、本体部材11内を換気し、本体部材11内に錆の原因となる湿気が溜まることを防止する。また、換気孔42は、上面に設けられた庇43によって雨水等が換気孔42から本体部材11内に入らないように防止する。なお、換気孔42は、本体部材11内と外部とを連通させているので、塵埃や照明に集まってきた虫等が本体部材11内に侵入することを防止するため、金網等の換気パネル等で覆うようにしてもよい。
また、蓋部材12の本体部材11内と対向する側の主面部37bには、防水板44が設けられている。この防水板44は、光源基板15の近傍の換気孔42と連続し、照明装置1が既設支柱3に設置された際に本体部材11に固定された反射部材16に取り付けられている光源基板15の略垂直方向上側に所定間隔を有して光源基板15を覆うように突出されている。これにより、照明装置1は、例えば、本体部材11と蓋部材12との照明装置1が既設支柱3に取り付けられた際に略垂直方向上側となる接触部分から本体部材11内に雨水等が侵入しても、光源基板15に侵入した雨水等が当たらないように防水板44によって雨水等を受けて光源基板15が雨水等から保護されるとともに、防水板44によって受けた雨水等が主面部37bにガイドされて水抜き孔45から外部に排出される。
また、蓋部材12の周壁38には、水抜き孔45が設けられている。水抜き孔45は、切り欠きであり、照明装置1が既設支柱3に取り付けられた際に垂直方向下側となる周壁38と蓋部材12の主面部37とに亘り複数個設けられている。これにより、照明装置は、本体部材11内に雨水等が侵入し、既設支柱3に取り付けられた際に本体部材11の略垂直方向下側に雨水等が溜まっても、水抜き孔45から外部に雨水等が排出される。なお、水抜き孔45は、蓋部材12に設けられることに限定されるものではなく、照明装置1が既設支柱3に取り付けられた際に本体部材11の垂直方向下側にあたる一側面、例えば本体部材11の収納部29等に設けてもよい。
更に、蓋部材12の周壁38には、本体部材11の開口部28を閉塞する際に、締結ボルト34等によって本体部材11を取り付ける締結孔46が本体部材11の締結孔35に対応して複数個形成されている。これらの締結孔46は、本体部材11の締結孔35を挿通し、本体部材11を蓋部材12に取り付ける締結ボルト34がねじ込まれるネジ孔である。
また、蓋部材12の外部と対向する側の主面部37aには、両面テープ及び接着材等によって取付部材13が固定されている。
以上のような蓋部材12に固定される取付部材13は、図3乃至図5に示すように、弾性材からなり、好ましくは弾性ゴムからなり、更に好ましくはエチレン・プロピレンゴム(EPDM)硬度60°等で形成されている。取付部材13は、平面視略矩形状であり、一方の主面部が蓋部材12に両面テープや接着剤等で固定される。また、取付部材13は、蓋部材12に固定される一方の主面部とは反対側の他方の主面部に、既設支柱3に取り付けられる密着部47が形成されている。この密着部47は、既設支柱3の外形形状に対応して湾曲して形成されている。
これにより、取付部材13は、固定部材40によって蓋部材12を既設支柱3に取り付けられる際に、例えば、既設支柱3や取付部材13に寸法誤差等があっても、弾性ゴム等からなるので、蓋部材12により既設支柱3に押圧されることで、密着部47が既設支柱3の外形形状に対応して変形されることで既設支柱3に密着する。
また、取付部材13の主面部には、略中央に、光源10に電力を供給するための電源ケーブル5が挿通される第1の挿通孔39に対応した第2の挿通孔48が形成されている。この第2の挿通孔48の周囲には、図6に示すように、第2の挿通孔48の周囲の凸部49の外側に連続する環状の凹部の防水溝50が形成されている。この防水溝50は、所定の深さを有し、既設支柱3と取付部材13との間から侵入した雨水等を第2の挿通孔48を介して本体部材11内に侵入しないように溜めておき、本体部材11内を防水する。
更に、取付部材13の主面部には、蓋部材12の第1の貫通孔41にそれぞれ対応した第2の貫通孔51が形成されている。なお、第2の貫通孔51の周囲にも、第2の貫通孔51の周囲の凸部の外側に連続する環状の凹部の防水溝を形成して、既設支柱3と取付部材13との間から侵入した雨水等が第2の貫通孔51を介して本体部材11内に侵入しないように溜めておき、本体部材11内を防水するようにしてもよい。
以上のような照明装置1には、図4に示すように、更に蓄電機構52を備えている。蓄電機構52は、繰り返し蓄電及び/又は放電が行えるニッカドカドミウム電池、ニッケル水素電池又はリチウムイオン電池等の2次電池が用いられる。また、蓄電機構52は、反射部材16の長辺部17の反射空間部20と対向する主面部17aと反対側の主面部17bに設けられた第1の取付片24に取り付けられている。そして、蓄電機構52は、既設街路灯の商用電源から電源ケーブル5を介して蓄電されるとともに、発光素子14に電力を供給する。これにより、照明装置1は、例えば、商用電源から発光素子14に電力が供給されない停電等の場合でも、蓄電機構52によって発光素子14に電力が供給され、発光素子14を照射させることができる。
また、以上のような照明装置1には、図4に示すように、第2の取付部23に、電源ケーブル5及び蓄電機構52と電気的に接続されたプリント基板53が設けられている。この基板53には、電源ケーブル5を介して既設支柱3の商用電源から蓄電機構52に電力を蓄電させる蓄電回路等が設けられている。
ここで、照明装置1が取り付けられる既設支柱3は、図1乃至図3に示すように、歩道2、すなわち地面から所定の高さを有するとともに、照明装置1が歩道2に対して略平行方向に取り付けられ、窓部30が歩道2側を向くような位置に、取付部材13の第2の挿通孔48に対応した第3の挿通孔54が形成される。この第3の挿通孔54は、既設支柱3から照明装置1内に、発光素子14等に電力を供給する電源ケーブル5が挿通される。
また、既設支柱3は、既設支柱3の軸線方向に対して第3の挿通孔54の両側に第2の貫通孔51に対応した固定孔55が形成されている。これらの固定孔55は、蓋部材12の第1の貫通孔41及び取付部材13の第2の貫通孔51を挿通し、取付部材13を既設支柱3に密着させて蓋部材12を既設支柱3に取り付ける固定部材40がねじ込まれるネジ孔である。なお、固定孔55は、取付部材13を既設支柱3に密着させて蓋部材12を既設支柱3に取り付けることができれば、ネジ孔を設けずに、固定部材40と固定ナットとで蓋部材12を既設支柱3に取り付けてもよい。
以上のように構成された、歩道2を歩く歩行者等の足下を照らして既設街路灯の補助的な照明として用いられる照明装置1の歩道2等に設けられた既設街路灯の既設支柱3に取り付ける方法を説明する。なお、照明装置1は、図1及び図2に示すように、歩行者等の歩行の邪魔にならないように、歩道2に対して略平行方向に取り付けられる。
先ず、蓋部材12は、第1の挿通孔39を取付部材13の第2の挿通孔48と一致させ、第1の貫通孔41を取付部材13の第2の貫通孔51と一致させて、取付部材13に接着材等を用いて取り付けられる。そして、電源ケーブル5は、蓋部材12側から取付部材13側に向かって、蓋部材12の第1の挿通孔39と取付部材13の第2の挿通孔48とを挿通される。そして、蓋部材12と取付部材13とを挿通した電源ケーブル5は、照明装置1が歩道2に対して略平行方向に取り付けられるように既設支柱3に形成された第3の挿通孔54を介して既設支柱3内に挿通されて、既設支柱3内の商用電源と接続される。
そして、蓋部材12は、既設支柱3の外形形状に対応して湾曲して形成された密着部47を既設支柱3側に向けて取付部材13を介して、蓋部材12の第1の貫通孔41と取付部材13の第2の貫通孔51とを挿通した固定部材40を用いて既設支柱3の固定孔55に締め付けられて固定される。このとき、取付部材13は、弾性ゴム等からなるので、例えば、既設支柱3や取付部材13に寸法誤差等があっても、固定部材40によって蓋部材12で既設支柱3に押圧されることで、密着部47が既設支柱3の外形形状に対応して変形されて既設支柱3に密着される。
そして、本体部材11は、締結孔35を取付部材13を介して既設支柱3に密着して固定された蓋部材12の締結孔46と一致させ、締結ボルト34を締結孔35に挿通させて、蓋部材12の締結孔46にネジ止めして締結されて固定される。
そして、以上のように既設支柱3に取り付けられた照明装置1は、商用電源及び蓄電機構から発光素子14に電力が供給されて発光素子14が点灯し、歩道2を歩く歩行者等の足下を照らして既設街路灯や電柱等の補助的な照明として用いられる。また、照明装置1は、災害等によって停電したときにおいても、商用電源から電力供給が途絶えた既設街路灯等にかわり、内蔵する蓄電機構から発光素子14に電力を供給してサポート灯として用いられる。
以上のように構成された照明装置1は、取付部材13が弾性材でなり、既設支柱3に取り付けられる側の主面部が既設支柱3の外形形状に対応して湾曲して形成され、固定部材40を既設支柱3の固定孔55に締め付けて蓋部材12が取付部材13を既設支柱3に密着させて、蓋部材12が既設支柱3に取り付けられることで、照明装置1が既設支柱3に対してぐらつくことを防止し、既設支柱3に容易に設置することができる。
また、照明装置1は、取付部材13が弾性材でなり、既設支柱3に取り付けられる側の主面部が既設支柱3の外形形状に対応して湾曲して形成され、固定部材40を既設支柱3の固定孔55に締め付けて蓋部材12が取付部材13を既設支柱3に密着させて、蓋部材12が既設支柱3に取り付けられることで、取付部材13と既設支柱3との間から照明装置1内に侵入物が侵入することを防止することができ、防水性、防塵性を高めることがでる。
本発明が適用された照明装置の実施例の斜視図である。 本発明が適用された照明装置の実施例の平面図である。 本発明が適用された照明装置の要部分解斜視図である。 本発明が適用された照明装置の歩道に対して略直交方向の縦断面図である。 本発明が適用された照明装置の歩道に対して略平行方向の断面した縦断面図である。 図5中に示すB領域の一部拡大図である。
符号の説明
1 照明装置、2 歩道、3 既設支柱、4 車道、5 電源ケーブル、10 光源、11 本体部材、12 蓋部材、13 取付部材、14 発光素子(LED)、15 光源基板、16 反射部材、17 長辺部、18 短辺部、19 側面部、19a 斜辺、20 反射空間部、21 第1の取付部、22 露出孔、23 第2の取付部、24 第1の取付片、25 第2の取付片、26 第3の取付片、27 透光板、28 開口部、29 収納部、30 窓部、31 第1の弾性材、32 固定片、33 第2の弾性材、34 締結ボルト、35 締結孔、36 突部、37 主面部、38 周壁、39 第1の挿通孔、40 固定部材、41 第1の貫通孔、42 換気孔、43 庇、44 防水板、45 水抜き孔、46 締結孔、47 密着部、48 第2の挿通孔、49 凸部、50 防水溝、51 第2の貫通孔、52 蓄電機構、53 基板、54 第3の挿通孔、55 固定孔

Claims (4)

  1. 一側面に開口部が形成され、他側面に光源からの照明光を透過する窓部が形成され、内部に光源が収納される本体部材と、
    上記本体部材の上記開口部を閉塞する蓋部材と、
    弾性材でなり、上記蓋部材に固定されるとともに、既設支柱に取り付けられる側の主面部が上記既設支柱の外形形状に対応して湾曲して形成された取付部材とを備え、
    上記蓋部材には、上記光源に電源を供給するための電源ケーブルが挿通される第1の挿通孔が形成されるとともに、この第1の挿通孔の両側に第1の貫通孔が形成され、
    上記取付部材には、上記蓋部材の上記第1の挿通孔に対応した第2の挿通孔が形成されるとともに、この第2の挿通孔の両側に上記第1の貫通孔に対応した上記第2の貫通孔が形成され、
    上記既設支柱には、上記第2の挿通孔に対応した第3の挿通孔が形成されるとともに、この第3の挿通孔の両側に上記第2の貫通孔に対応した固定孔が形成され、
    上記第1乃至第3の挿通孔に上記電源ケーブルを挿通させるとともに、上記第1の貫通孔と上記第2の貫通孔とを上記固定孔に一致させ、
    固定部材を上記第1及び第2の貫通孔を挿通し、上記既設支柱の上記固定孔に締め付けて上記取付部材を上記既設支柱に密着させて、上記蓋部材を上記既設支柱に取り付けるとともに、上記蓋部材を上記開口部を閉塞するように上記本体部材に固定したことを特徴とする照明装置。
  2. 上記取付部材の上記既設支柱と密着される主面部には、上記第2の挿通孔の周囲に防水溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 上記本体部材の上記他側面は、上記既設支柱に取り付けられた際に、歩道側を向くような面であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  4. 上記本体部材の上記一側面と上記他側面以外の面には、複数個の突部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
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