JP4669698B2 - レジスト材料及びパターン形成方法 - Google Patents

レジスト材料及びパターン形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4669698B2
JP4669698B2 JP2004373261A JP2004373261A JP4669698B2 JP 4669698 B2 JP4669698 B2 JP 4669698B2 JP 2004373261 A JP2004373261 A JP 2004373261A JP 2004373261 A JP2004373261 A JP 2004373261A JP 4669698 B2 JP4669698 B2 JP 4669698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
bis
carbon atoms
general formula
resist material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004373261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006176468A (ja
Inventor
潤 畠山
武 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2004373261A priority Critical patent/JP4669698B2/ja
Publication of JP2006176468A publication Critical patent/JP2006176468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669698B2 publication Critical patent/JP4669698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、微細加工技術に適した新規な化学増幅ポジ型レジスト材料及びこれを用いたパターン形成方法に関する。
LSIの高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの微細化が求められている中、次世代の微細加工技術として遠紫外線リソグラフィーが有望視されている。遠紫外線リソグラフィーは、0.2μm以下の加工も可能であり、光吸収の低いレジスト材料を用いた場合、基板に対して垂直に近い側壁を有したパターン形成が可能となる。また、近年、遠紫外線の光源として高輝度なKrFエキシマレーザーを利用する技術が注目されており、これが量産技術として用いられているためには、光吸収が低く、高感度なレジスト材料が要望されている。
このような観点から、近年開発された酸を触媒とした化学増幅ポジ型レジスト材料は、感度、解像度、ドライエッチング耐性が高く、優れた特徴を有するもので、遠紫外線リソグラフィーに特に有望なレジスト材料である。
しかしながら、化学増幅型レジストの欠点として、露光からPEB(Post Exposure Bake)までの放置時間が長くなると、パターン形成した際にラインパターンがT−トップ形状になる、即ちパターン上部が太くなるという問題〔PED(Post Exposure Deley)と呼ぶ〕、又は塩基性の基盤、特に窒化珪素、窒化チタン基盤上での基盤付近のパターンが太くなるいわゆる裾引き現象という問題がある。 T−トップ現象は、レジスト膜表面の溶解性が低下するためと考えられ、基盤面での裾引きは、基盤付近で溶解性が低下するためと考えられる。また、露光からPEBまでの間に酸不安定基の脱離の暗反応が進行して、ラインの残し寸法が小さくなるという問題も生じている。これらのことは、化学増幅レジストの実用に供する場合の大きな欠点となっている。この欠点のため、従来の化学増幅ポジ型レジスト材料は、リソグラフィー工程での寸法制御を難しくし、ドライエッチングを用いた基板加工に際しても寸法制御を損ねるという問題がある(非特許文献1〜2)。
化学増幅ポジ型レジスト材料において、PEDあるいは基盤面の裾引きの問題の原因は、空気中あるいは基盤表面の塩基性化合物が大きく関与していると考えられている。露光により発生したレジスト膜表面の酸は空気中の塩基性化合物と反応、失活し、PEDまでの放置時間が長くなればそれだけ失活する酸の量が増加するため、酸不安定基の分解が起こり難くなる。そのため、表面に難溶化層が形成され、パターンがT−トップ形状となるものである。
ここで、塩基性化合物を添加することにより、空気中の塩基性化合物の影響を抑えることができるため、PEDにも効果があることは良く知られている(特許文献1〜12)。塩基性化合物としては、窒素含有化合物がよく知られており、沸点150℃以上のアミン化合物もしくはアミド化合物が挙げられる。具体的には、ピリジン、ポリビニルピリジン、アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、o−トルイジン、m−トルイジン、p−トルイジン、2,4−ルチジン、キノリン、イソキノリン、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、イミダゾール、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、o−アミノ安息香酸、m−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、1,2−フェニレンジアミン、1,3−フェニレンジアミン、1,4−フェニレンジアミン、2−キノリンカルボン酸、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−(p−クロロフェニル)−4,6−トリクロロメチル−s−トリアジンなどのトリアジン化合物が挙げられる。これらの中では、特にピロリドン、N−メチルピロリドン、o−アミノ安息香酸、m−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、1,2−フェニレンジアミンが挙げられる。特に、特許文献9と特許文献13にはテトラメチルエチレンジアミン、特許文献14には窒素原子を2個以上有するアミン化合物を添加したレジスト材料が提案されている。
しかし、これらの窒素含有化合物は全て酸解離定数pKaが2〜6の範囲で、T−Top問題を緩和できるが、高反応性の酸不安定基を用いた場合の反応の制御、すなわち酸拡散の制御ができない。弱塩基の添加は、特にPEDにおける暗反応が未露光部分進行し、PEDにおけるライン寸法の縮小(スリミング)、ライン表面の膜減りを引き起こす。 前記問題を解決するには、pKaが7以上の強塩基を添加するのがよい。しかし、pKaが高ければ高いほどいいわけではなく、超強塩基といわれるDBUあるいはDBNあるいはプロトンスポンジあるいはテトラメチルアンモニウムハオドロオキサイドなど四級アミンの添加においても十分な効果を得ることができない。
Figure 0004669698
特開平5−232706号公報 特開平5−249662号公報 特開平5−289322号公報 特開平6−194834号公報 特開平6−242605号公報 特開平6−242606号公報 特開平6−266111号公報 特開平7−128859号公報 特開平7−92678号公報 特開平7−92680号公報 特開平7−120929号公報 特開平7−134419号公報 特開平7−230169号公報 特開2000−275837号公報 J.Photopolym.Sci.Technol.,6(4),535−546(1993) J.Photopolym.Sci.Technol.,6(4),571−574(1993)
微細化の進行とともに、ラインとスペースがほぼ1:1の寸法のグループパターンよりも孤立パターンの方のフォーカスマージン(DoF)が狭くなってきた。グループパターンは斜入射照明や位相シフトマスクなどでDoFを伸ばすことが出来るが、孤立パターンのDoF拡大は位相シフトのみであり、効果は小さい。よってレジスト性能によってのDoF拡大が望まれている。
参考例として、下記一般式(1)で示される窒素化合物を提供する。
Figure 0004669698
一般式(1)において、Xは、独立して炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基であり、R〜Rは、独立して、水素原子、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基又はラクトン環を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状アルキル基又はシクロアルキル基、又は記一般式(2)で表される基であり、一般式(2)において、Rは、単結合又は炭素数1〜4のアルキレン基であり、Rは、水素原子、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基又はラクトン環を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状アルキル基又はシクロアルキル基、又は炭素数6〜12のアリール基であるが、一般式(1)においてR〜Rのすべてが同時に水素原子になることはない。
次に、下記一般式(1')又は下記一般式(3)で示される塩基化合物を含んでなるレジスト材料を提供する。
Figure 0004669698
一般式(1')において、XとYは、独立して炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基であり、RとRは、エーテル基、エステル基又はラクトン環を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基、又は一般式(2)で表される基であり、一般式(2)において、Rは、炭素数1〜4のアルキレン基であり、Rは、水素原子、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基、又は炭素数6〜12のアリール基である。
一般式(3)において、nは、1〜5の整数であり、X'は、n+1価の炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基、又は炭素数6〜12のn+1価のアリーレン基であり、ヒドロキシ基、エーテル基、カルボニル基、エステル基、ラクトン環、カーボネート、チオエーテルを含んでいても良く、Rは、同一又は非同一の有機基であり、少なくとも一つが下記一般式(4)、(5)、(6)又は(7)で表される(但し、一般式(4)と(5)の場合は参考例)。
Figure 0004669698
上式中、RとR10とR13とR15は、独立して炭素数1〜4の直鎖状又は分岐状のアルキレン基であり、RとR12は、独立して水素原子、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基、又は炭素数6〜12のアリール基であり、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基、ラクトン環又はシアノ基を含んでいても良く、R11は、単結合、又は炭素数1〜4の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基であり、R14は、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基であり、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基、シアノ基又はラクトン環を含んでいても良い。
本発明は、このうち、一般式(1')において、RとRは、エーテル基を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基であり、一般式(3)において、nは、1であり、X'は、n+1価の炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基であり、一般式(6)において、R14は、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基である、塩基化合物を含んでなるレジスト材料であって、上記一般式(1')で示される塩基性化合物が
Figure 0004669698
で表される化合物から選択され、上記一般式(6)が下記式(6)−1又は(6)−2
Figure 0004669698
で表され、上記一般式(3)で示される化合物が、
Figure 0004669698
で表される化合物から選択される、塩基化合物を含んでなるレジスト材料を提供する。
さらに、このレジスト材料を基板上に塗布する工程と、得られた塗膜を加熱処理する工程と、該加熱処理された膜をフォトマスクを介して波長300nm以下の高エネルギー線もしくは電子線で露光する工程と、必要に応じて露光された膜を加熱処理する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含むパターン形成方法を提供する。
また、このレジスト材料を基板上に塗布する工程と、得られた膜を加熱処理する工程と、該加熱処理された膜と投影レンズの間に溶液を浸し、フォトマスクを介して波長300nm以下の高エネルギー線で露光する工程と、必要に応じて露光された膜を加熱処理する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含む液浸露光によるパターン形成方法を提供する。
本発明のアミン化合物は、密集パターン、孤立パターンの両方のDoF拡大効果が高い。
グループラインと孤立ラインのDoFはトレードオフと言われているが、本発明のアミンはグループラインのDoFを劣化させることなく孤立ラインのDoFを拡大させることが出来る。更に、本発明の塩基化合物は、液浸露光リソグラフィーに対応することが出来る。液浸リソグラフィーの液体としては、水が検討されており、水に溶解しづらい添加剤の開発が望まれている。本発明の塩基化合物は、水和性が高いヒドロキシ基を置換することによって水溶性を低下させている。
一般式(3)において、Rは、同一又は非同一の有機基であり、好ましくは、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基、ラクトン環、又はシアノ基を有する炭化水素基であり、少なくとも一つが一般式(4)、(5)、(6)又は(7)で表される(但し、一般式(4)と(5)の場合は参考例)。
一般式(4)、(5)、(6)又は(7)は、具体的には、下記(4)−1〜(4)−5、(5)−1〜(5)−15、(6)−1〜(6)−20、(7)−1〜(7)−3を例示することが出来る(但し、(6)において(6)−1と(6)−2以外は参考例)
Figure 0004669698
Figure 0004669698
Figure 0004669698
Figure 0004669698
Figure 0004669698
一般式(1)と(1')と(3)のX及びX'を含む構造は、下記に例示することが出来る。このうち、上から第1段目の2つの構造と、第2段目の2つの構造と、第3段目の左側の構造とを除いては参考例である。
Figure 0004669698
Figure 0004669698
一般式(1')のXとYを含む構造は、下記に例示することが出来る。このうち、下段の構造は参考例である
Figure 0004669698
なお、本発明における塩基性化合物の配合量は、全ベース樹脂100質量部に対して好ましくは0.001〜5質量部、より好ましくは0.01〜3質量部である。配合量が0.001質量部より少ないと配合効果がなく、5質量部を超えると感度が低下しすぎる場合がある。
上式(1)及び(1’)で示される窒素化合物は、化合物の構造に応じた最適な方法を選択して製造される。例として、窒素含有アルコール化合物のエステル化又はO−アルキル化反応を用いる方法、あるいは含窒素化合物のN−アルキル化反応を利用する方法を例示できるが、これらに限定されない。以下、詳しく説明する。
本発明の窒素化合物の製造に利用可能な第一の反応として、窒素含有アルコール化合物のエステル化又はO−アルキル化反応が例示でき、下記にその反応式を示す。
Figure 0004669698
上式中、Rは、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基又はラクトン環を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状アルキル基又はシクロアルキル基である。XとYは、独立して、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基である。Rは水素原子又は一価の有機基である。Zは脱離基を表す。
上式中、Zは、ハロゲン原子、アシルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基、アリールオキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、又は水酸基などの脱離基である。R1がアシル基である場合は、R1Zはアシル化剤、本反応はアルコールのアシル化反応であり、塩基触媒を用いるアシル化法などの常法に従って反応を行うことができる。上式中、R1がアルキル基である場合は、R1Zはアルキル化剤、本反応はアルコールのO−アルキル化反応であり、アルキル化剤と塩基を用いたアルコールのO−アルキル化反応などの常法に従って反応を行うことができる。反応後は、反応混合物から通常の水系後処理(aqueous work−up)により目的化合物の含窒素有機化合物を得る。必要があれば目的化合物は蒸留、クロマトグラフィー、再結晶などの常法により精製することができる。あるいは水系後処理を行わず、反応液を直接精製にかけることが可能な場合もある。
本発明の窒素化合物の製造に利用可能な第二の反応として、窒素含有アルコール化合物のN−アルキル化反応が例示でき、下記にその反応式を示す。
Figure 0004669698
(上式中、Rは水素原子又はヒドロキシ基、エーテル基、エステル基、ラクトン環を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状アルキル基又はシクロアルキル基である。X、Yは炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基である。Rは水素原子又は一価の有機基である。Lは脱離基を表す。)
上式中、Lはハロゲン原子、アルキルスルホニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基などの脱離基を示し、本反応は含窒素化合物とアルキル化剤を用いたN−アルキル化反応であり、塩基触媒を用いるN−アルキル化法などの常法に従って反応を行うことができる。反応後は、反応混合物から通常の水系後処理(aqueous work−up)により目的化合物である本発明の含窒素有機化合物を得る。必要があれば目的化合物は蒸留、クロマトグラフィー、再結晶などの常法により精製することができる。あるいは水系後処理を行わず、反応液を直接精製にかけることが可能な場合もある。
上記に例示した2つの方法を必要に応じて繰り返し、又は組み合わせて実施することにより、(1)及び(1’)で示される本発明の窒素化合物を効率よく製造することが可能である。
本発明によれば、(A)上記一般式(1')又は(3)で示される塩基化合物と、(B)有機溶剤と、(C1)酸不安定基で保護された酸性官能基を有するアルカリ不溶性又は難溶性の樹脂であって、該酸不安定基が脱離したときにアルカリ可溶性となるベース樹脂と、(D)酸発生剤とを含有し、ポジ型レジスト材料が提供される。更に、好ましくは、(E)溶解阻止剤を含有するポジ型レジスト材料が提供される。
また、(A)上記一般式(1')又は(3)で示される塩基化合物と、(B)有機溶剤と、(C2)アルカリ可溶性樹脂であって、架橋剤による架橋によってアルカリ難溶性となるベース樹脂と、(D)酸発生剤と、(F)酸によって架橋する架橋剤と
を含有し、ネガ型レジスト材料が提供される。
本発明で用いる成分(C)のベースポリマーは、ポジ型レジスト材料の場合は、酸不安定基で保護された酸性官能基を有するアルカリ不溶性又は難溶性の樹脂であって、該酸不安定基が脱離したときにアルカリ可溶性となるベース樹脂(C1)を用いることができ、ネガ型レジスト材料の場合は、アルカリ可溶性樹脂であって、架橋剤による架橋によってアルカリ難溶性となるベース樹脂(C2)を用いることができる。
なお、アルカリ不溶性又はアルカリ難溶性は、2.38質量%TMAH(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド)水溶液に対する溶解度が0又は20Å/sec未満であり、アルカリ可溶性は20〜30000Å/secである。
本発明のネガ型レジスト材料に用いられるベースポリマー(C2)は、KrFエキシマレーザー用レジスト用としては、ポリヒドロキシスチレン(PHS)、ヒドロキシスチレンとスチレンの共重合体、ヒドロキシスチレンと(メタ)アクリル酸エステルの共重合体、ヒドロキシスチレンとマレイミドNカルボン酸エステルの共重合体、ArFエキシマレーザー用レジストとしては、(メタ)アクリル酸エステル系、ノルボルネンと無水マレイン酸との交互共重合系、テトラシクロドデセンと無水マレイン酸との交互共重合系、ポリノルボルネン系、開環重合によるメタセシス重合系、F2エキシマレーザー用として上記KrF、ArF用ポリマーのフッ素置換体があげられるが、これらの重合系ポリマーに限定されることはない。
本発明のポジ型レジスト材料に用いられるベースポリマー(C1)は、ベースポリマー(C2)において、一般的には、フェノールあるいはカルボキシル基あるいはフッ素化アルキルアルコールの水酸基を酸不安定基で置換したものであり、当該置換によって、未露光部の溶解速度を下げたものである。酸不安定基としては、種々選定されるが、特に下記式(9)、(10)で示される基、下記式(11)で示される炭素数4〜40の三級アルキル基、炭素数1〜6のトリアルキルシリル基、炭素数4〜20のオキソアルキル基等であることが好ましい。
Figure 0004669698
式(9)と(10)において、RとRは、独立して炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基であり、酸素、硫黄、窒素又はフッ素などのヘテロ原子を含んでもよい。RとRは、独立して水素原子、又は炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基であり、酸素、硫黄、窒素又はフッ素などのヘテロ原子を含んでも良い。aは0〜10の整数である。RとR、RとR、又はRとRは、それぞれ結合して環を形成しても良い。
式(9)に示される化合物を具体的に例示すると、tert−ブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニルメチル基、tert−アミロキシカルボニル基、tert−アミロキシカルボニルメチル基、1−エトキシエトキシカルボニルメチル基、2−テトラヒドロピラニルオキシカルボニルメチル基、2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチル基等、また下記一般式(9)−1〜(9)−10で示される置換基が挙げられる。式(9)−1〜(9)−10中、R10は、同一又は非同一の炭素数1〜8の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はシクロアルキル基、又は炭素数6〜20のアリール基を示す。R11とR13は、独立して存在しないか、又は炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はシクロアルキル基を示す。R12は、炭素数6〜20のアリール基を示す
式(10)で示されるアセタール化合物を(10)−1〜(10)−23に例示する。
Figure 0004669698
Figure 0004669698
また、ベース樹脂の水酸基の水素原子の1%以上が一般式(10a)あるいは(10b)で表される酸不安定基によって分子間あるいは分子内架橋されていてもよい。
Figure 0004669698
上式中、R19とR20は、水素原子、又は炭素数1〜8の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はシクロアルキル基を示す。又は、R19とR20は結合して環を形成してもよく、環を形成する場合には、R19とR20は炭素数1から8の直鎖状又は分岐状のアルキレン基を示す。R21は、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基を表す。bは0又は1〜10の整数である。Aは、a価の炭素数1〜50の脂肪族もしくは脂環式飽和炭化水素基、芳香族炭化水素基又はヘテロ環基を示し、これらの基はヘテロ原子を介在してもよく、又はその炭素原子に結合する水素原子の一部が水酸基、カルボキシル基、カルボニル基又はフッ素原子によって置換されていてもよい。Bは−CO−O−、−NHCO−O−又はNHCONH−を示す。aは2〜8、aは1〜7の整数である。
式(7)において、R10とR11とR12は、独立して炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐のアルキル基又はシクロアルキル基であり、酸素、硫黄、窒素、フッ素などのヘテロ原子を含んでも良く、R10とR11、R10とR12、R11とR12とは互いに結合して環を結合しても良い。
一般式(10)−a、(10)−bに示される架橋型アセタールは、具体的には下記(10)−24〜(10)−31に挙げられる。
Figure 0004669698
式(11)に示される三級アルキル基としては、tert−ブチル基、トリエチルカルビル基、1ーエチルノルボニル基、1−メチルシクロヘキシル基、1−エチルシクロペンチル基、2−(2−メチル)アダマンチル基、2−(2−エチル)アダマンチル基、tert−アミル基等あるいは下記一般式(11)−1〜(11)−18を挙げることができる。
Figure 0004669698
上式中、R10は、同一又は非同一の炭素数1〜8の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はシクロアルキル基、又は炭素数6〜20のアリール基を示す。R11とR13は、存在しないか、又は炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はシクロアルキル基を示す。R12は、炭素数6〜20のアリール基を示す。
更に(11)−19と(11)−20に示すように、2価以上のアルキレン基、アリーレン基であるR14を含んで、ポリマーの分子内あるいは分子間が架橋されていても良い。
式(11)−19と(11)−20において、R10は、前述と同様であり、R14は、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基、又はアリーレン基を示し、酸素原子や硫黄原子、窒素原子などのヘテロ原子を含んでいてもよい。bは1〜3の整数である。
Figure 0004669698
更に、R10とR11とR12とR13は、酸素、窒素、硫黄などのヘテロ原子を有していてもよく、具体的には下記(12)−1〜(12)−7に示すことができる。
Figure 0004669698
4の各アルキル基がそれぞれ炭素数1〜6のトリアルキルシリル基としては、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、ジメチル−tert−ブチルシリル基等が挙げられる。
ベースポリマーの重量平均分子量は、5,000〜100,000とすることが好ましく、5,000に満たないと成膜性、解像性に劣る場合があり、100,000を越えると解像性に劣る場合がある。重量平均分子量(Mw)は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフ)を用いてポリスチレン換算で得られる。
ここで、本発明で使用される(B)成分の有機溶剤としては、酸発生剤、ベース樹脂、溶解阻止剤等が溶解可能な有機溶媒であれば何れでも良い。このような有機溶剤としては、例えばシクロヘキサノン、メチル−2−n−アミルケトン等のケトン類、3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール等のアルコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、酢酸tert−ブチル、プロピオン酸tert−ブチル、プロピレングリコール−モノ−tert−ブチルエーテルアセテート等のエステル類が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合して使用することができるが、これらに限定されるものではない。本発明では、これらの有機溶剤の中でもレジスト成分中の酸発生剤の溶解性が最も優れているジエチレングリコールジメチルエーテルや1−エトキシ−2−プロパノール、乳酸エチルの他、安全溶剤であるプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート及びその混合溶剤が好ましく使用される。
有機溶剤の使用量は、ベース樹脂100質量部に対して好ましくは200〜5,000質量部、より好ましくは400〜2,000質量部である。
(D)成分の酸発生剤としては、下記一般式(13)のオニウム塩、式(14)のジアゾメタン誘導体、式(15)のグリオキシム誘導体、β−ケトスルホン誘導体、ジスルホン誘導体、ニトロベンジルスルホネート誘導体、スルホン酸エステル誘導体、イミド−イルスルホネート誘導体等が挙げられる。
Figure 0004669698
(上式中、R30は炭素数1〜12の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基又は炭素数7〜12のアラルキル基を表し、Mはヨードニウム、スルホニウムを表し、Kは非求核性対向イオンを表し、bは2又は3である。)
30のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シクロヘキシル基、2−オキソシクロヘキシル基、ノルボルニル基、アダマンチル基等が挙げられる。アリール基としてはフェニル基、p−メトキシフェニル基、m−メトキシフェニル基、o−メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、p−tert−ブトキシフェニル基、m−tert−ブトキシフェニル基等のアルコキシフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、エチルフェニル基、4−tert−ブチルフェニル基、4−ブチルフェニル基、ジメチルフェニル基等のアルキルフェニル基が挙げられる。アラルキル基としてはベンジル基、フェネチル基等が挙げられる。K-の非求核性対向イオンとしては塩化物イオン、臭化物イオン等のハライドイオン、トリフレート、1,1,1−トリフルオロエタンスルホネート、ノナフルオロブタンスルホネート等のフルオロアルキルスルホネート、トシレート、ベンゼンスルホネート、4−フルオロベンゼンスルホネート、1,2,3,4,5−ペンタフルオロベンゼンスルホネート等のアリールスルホネート、メシレート、ブタンスルホネート等のアルキルスルホネートが挙げられる。
Figure 0004669698
(上式中、R31とR32は、独立して炭素数1〜12の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基又はハロゲン化アルキル基、炭素数6〜12のアリール基もしくはハロゲン化アリール基、又は炭素数7〜12のアラルキル基を表す。)
31、R32のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基、アダマンチル基等が挙げられる。ハロゲン化アルキル基としてはトリフルオロメチル基、1,1,1−トリフルオロエチル基、1,1,1−トリクロロエチル基、ノナフルオロブチル基等が挙げられる。アリール基としてはフェニル基、p−メトキシフェニル基、m−メトキシフェニル基、o−メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、p−tert−ブトキシフェニル基、m−tert−ブトキシフェニル基等のアルコキシフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、エチルフェニル基、4−tert−ブチルフェニル基、4−ブチルフェニル基、ジメチルフェニル基等のアルキルフェニル基が挙げられる。ハロゲン化アリール基としてはフルオロベンゼン基、クロロベンゼン基、1,2,3,4,5−ペンタフルオロベンゼン基等が挙げられる。アラルキル基としてはベンジル基、フェネチル基等が挙げられる。
Figure 0004669698
(上式中、R33とR34とR35は、独立して炭素数1〜12の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基又はハロゲン化アルキル基、炭素数6〜12のアリール基もしくはハロゲン化アリール基、又は炭素数7〜12のアラルキル基を表す。また、R34とR35は互いに結合して環状構造を形成してもよく、環状構造を形成する場合、R34とR35はそれぞれ炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状のアルキレン基を表す。)
33とR34とR35のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、アリール基、ハロゲン化アリール基、アラルキル基としては、R31とR32で説明したものと同様の基が挙げられる。なお、R34とR35のアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基等が挙げられる。
具体的には、例えばトリフルオロメタンスルホン酸ジフェニルヨードニウム、トリフルオロメタンスルホン酸(p−tert−ブトキシフェニル)フェニルヨードニウム、p−トルエンスルホン酸ジフェニルヨードニウム、p−トルエンスルホン酸(p−tert−ブトキシフェニル)フェニルヨードニウム、トリフルオロメタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸(p−tert−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸ビス(p−tert−ブトキシフェニル)フェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸トリス(p−tert−ブトキシフェニル)スルホニウム、p−トルエンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸(p−tert−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸ビス(p−tert−ブトキシフェニル)フェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸トリス(p−tert−ブトキシフェニル)スルホニウム、ノナフルオロブタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、ブタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸トリメチルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸シクロヘキシルメチル(2−オキソシクロヘキシル)スルホニウム、p−トルエンスルホン酸シクロヘキシルメチル(2−オキソシクロヘキシル)スルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸ジメチルフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸ジメチルフェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸ジシクロヘキシルフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸ジシクロヘキシルフェニルスルホニウム等のオニウム塩、ビス(ベンゼンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p−トルエンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(キシレンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(シクロペンチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(sec−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−プロピルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソプロピルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(tert−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−アミルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソアミルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(sec−アミルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(tert−アミルスルホニル)ジアゾメタン、1−シクロヘキシルスルホニル−1−(tert−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、1−シクロヘキシルスルホニル−1−(tert−アミルスルホニル)ジアゾメタン、1−tert−アミルスルホニル−1−(tert−ブチルスルホニル)ジアゾメタン等のジアゾメタン誘導体、ビス−o−(p−トルエンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(p−トルエンスルホニル)−α−ジフェニルグリオキシム、ビス−o−(p−トルエンスルホニル)−α−ジシクロヘキシルグリオキシム、ビス−o−(p−トルエンスルホニル)−2,3−ペンタンジオングリオキシム、ビス−o−(p−トルエンスルホニル)−2−メチル−3,4−ペンタンジオングリオキシム、ビス−o−(n−ブタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(n−ブタンスルホニル)−α−ジフェニルグリオキシム、ビス−o−(n−ブタンスルホニル)−α−ジシクロヘキシルグリオキシム、ビス−o−(n−ブタンスルホニル)−2,3−ペンタンジオングリオキシム、ビス−o−(n−ブタンスルホニル)−2−メチル−3,4−ペンタンジオングリオキシム、ビス−o−(メタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(トリフルオロメタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(1,1,1−トリフルオロエタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(tert−ブタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(パーフルオロオクタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(シクロヘキサンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(ベンゼンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(p−フルオロベンゼンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(p−tert−ブチルベンゼンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(キシレンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(カンファースルホニル)−α−ジメチルグリオキシム等のグリオキシム誘導体、2−シクロヘキシルカルボニル−2−(p−トルエンスルホニル)プロパン、2−イソプロピルカルボニル−2−(p−トルエンスルホニル)プロパン等のβ−ケトスルホン誘導体、ジフェニルジスルホン、ジシクロヘキシルジスルホン等のジスルホン誘導体、p−トルエンスルホン酸2,6−ジニトロベンジル、p−トルエンスルホン酸2,4−ジニトロベンジル等のニトロベンジルスルホネート誘導体、1,2,3−トリス(メタンスルホニルオキシ)ベンゼン、1,2,3−トリス(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)ベンゼン、1,2,3−トリス(p−トルエンスルホニルオキシ)ベンゼン等のスルホン酸エステル誘導体、フタルイミド−イル−トリフレート、フタルイミド−イル−トシレート、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド−イル−トリフレート、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド−イル−トシレート、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド−イル−n−ブチルスルホネート等のイミド−イル−スルホネート誘導体等が挙げられるが、トリフルオロメタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸(p−tert−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸トリス(p−tert−ブトキシフェニル)スルホニウム、p−トルエンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸(p−tert−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸トリス(p−tert−ブトキシフェニル)スルホニウム等のオニウム塩、ビス(ベンゼンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p−トルエンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(sec−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−プロピルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソプロピルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(tert−ブチルスルホニル)ジアゾメタン等のジアゾメタン誘導体、ビス−o−(p−トルエンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−o−(n−ブタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム等のグリオキシム誘導体、ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル誘導体が好ましく用いられる。なお、上記酸発生剤は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。オニウム塩は矩形性向上効果に優れ、ジアゾメタン誘導体及びグリオキシム誘導体は定在波低減効果に優れるが、両者を組み合わせることにより、プロファイルの微調整を行うことが可能である。
酸発生剤の配合量は、全ベース樹脂100質量部に対して、好ましくは0.2〜50質量部、特に好ましくは0.5〜40質量部であり、0.2質量部に満たないと露光時の酸発生量が少なく、感度及び解像力が劣る場合があり、50質量部を超えるとレジストの透過率が低下し、解像力が劣る場合がある。
ポジ型レジスト材料、特には化学増幅ポジ型レジスト材料に配合される(E)成分としての溶解阻止剤(溶解制御剤)としては、平均分子量が100〜1,000、好ましくは150〜800で、かつ分子内にフェノール性水酸基を2つ以上有する化合物の該フェノール性水酸基の水素原子を酸不安定基により全体として平均0〜100モル%の割合で置換した化合物又は分子内にカルボキシ基を有する化合物の該カルボキシ基の水素原子を酸不安定基により全体として平均50〜100モル%の割合で置換した化合物が好ましい。
なお、フェノール性水酸基の水素原子の酸不安定基による置換率は、平均でフェノール性水酸基全体の0モル%以上、好ましくは30モル%以上であり、その上限は100モル%、より好ましくは80モル%である。カルボキシ基の水素原子の酸不安定基による置換率は、平均でカルボキシ基全体の50モル%以上、好ましくは70モル%以上であり、その上限は100モル%である。
この場合、かかるフェノール性水酸基を2つ以上有する化合物又はカルボキシ基を有する化合物としては、下記式(D1)〜(D14)で示されるものが好ましい。
Figure 0004669698
上式中、R201、R202は、それぞれ水素原子、又は炭素数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基を示す。R203は水素原子、又は炭素数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキル基又はアルケニル基、あるいは−(R207)hCOOHを示す。R204は−(CH2i−(i=2〜10)、炭素数6〜10のアリーレン基、カルボニル基、スルホニル基、酸素原子又は硫黄原子を示す。R205は、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数6〜10のアリーレン基、カルボニル基、スルホニル基、酸素原子又は硫黄原子を示す。R206は、水素原子、炭素数1〜8の直鎖状又は分岐状のアルキル基、アルケニル基又はそれぞれ水酸基で置換されたフェニル基又はナフチル基を示す。R207は、炭素数1〜10の直鎖状又は分岐状のアルキレン基を示す。R208は、水素原子又は水酸基を示す。jは0〜5の整数である。u、hは0又は1である。s、t、s´、t´、s´´、t´´はそれぞれs+t=8、s´+t´=5、s´´+t´´=4を満足し、かつ各フェニル骨格中に少なくとも1つの水酸基を有するような数である。αは式(D8)、(D9)の化合物の分子量を100〜1,000とする数である。
なお、上記化合物の重量平均分子量は、好ましくは100〜1,000、より好ましくは150〜800である。溶解阻止剤の配合量は、ベース樹脂100質量部に対して、好ましくは0〜50質量部、より好ましくは5〜50質量部、さらに好ましくは10〜30質量部であり、単独又は2種以上を混合して使用できる。配合量が少ないと解像性の向上がない場合があり、多すぎるとパターンの膜減りが生じ、解像度が低下する傾向がある。
(F)成分としての架橋剤として、分子内に2個以上のヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基、エポキシ基又はビニルエーテル基を有する化合物が挙げられ置換グリコウリル誘導体、尿素誘導体、ヘキサ(メトキシメチル)メラミン等が好適に用いられる。例えば、N,N,N’,N’−テトラメトキシメチル尿素とヘキサメチルメラミン、テトラヒドロキシメチル置換グリコールウリル類及びテトラメトキシメチルグリコールウリルのようなテトラアルコキシメチル置換グリコールウリル類、置換及び道間ビスーヒドロキシメチルフェノール類、ビスフェノールA等のフェノール製化合物とエピクロロヒドリン等の縮合物が挙げられる。特に好適な架橋剤は、1,3,5,7−テトラメトキシメチルグリコールウリルなどの1,3,5,7−テトラアルコキシメチルグリコールウリル又は1,3,5,7−テトラヒドロキシメチルグリコールウリル、2,6−ジヒドロキシメチルp−クレゾール、2,6−ジヒドロキシメチルフェノール、2,2’,6,6’−テトラヒドロキシメチルビスフェノールA、及び1,4−ビス−[2−(2−ヒドロキシプロピル)]−ベンゼン、N,N,N’,N’−テトラメトキシメチル尿素とヘキサメトキシメチルメラミン等が挙げられる。添加量は任意であるが、レジスト材料中の全固形分100質量部に対して、好ましくは1〜25質量部、より好ましくは5〜20質量部である。これらは単独でも2種以上併用して添加しても良い。
本発明のポジ型レジスト材料、例えば有機溶剤と、一般式(1)で示される高分子化合物と、酸発生剤、塩基性化合物を含む化学増幅ポジ型レジスト材料を種々の集積回路製造に用いる場合は、特に限定されないが公知のリソグラフィー技術を適用することができる。
例えば、本発明のポジ型レジスト材料を、集積回路製造用の基板(Si、SiO2、SiN、SiON、TiN、WSi、BPSG、SOG、有機反射防止膜等)あるいはマスク回路製造用の基板(Cr、CrO、CrON、MoSi等)上にスピンコート、ロールコート、フローコート、ディップコート、スプレーコート、ドクターコート等の適当な塗布方法により塗布膜厚が好ましくは0.1〜2.0μmとなるように塗布する。これをホットプレート上で、好ましくは60〜150℃、1〜30分間、より好ましくは80〜120℃、1〜20分間プリベークする。次いで、紫外線、遠紫外線、電子線、X線、エキシマレーザー、γ線、シンクロトロン放射線等の高エネルギー線から選ばれる光源、好ましくは300nm以下の露光波長で目的とするパターンを所定のマスクを通じてもしくは直接露光を行う。露光量は、光露光の場合は、好ましくは1〜200mJ/cm2程度、より好ましくは10〜100mJ/cm2程度となるように露光することが好ましく、電子線露光の場合は、好ましくは0.1〜100μc/cm2程度、より好ましくは0.2〜50μc/cm2程度となるように露光することが好ましい。次に、必要に応じて、ホットプレート上で、好ましくは60〜150℃、1〜30分間、より好ましくは80〜120℃、1〜20分間ポストエクスポージャベーク(PEB)する。この加熱が必要となるのは、加熱なしでは酸不安定基の解離反応が起こりにくく、充分な解像性が得られない場合である。
更に、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは2〜3質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)等のアルカリ水溶液の現像液を用い、好ましくは0.1〜3分間、より好ましくは0.5〜2分間、浸漬(dip)法、パドル(puddle)法、又はスプレー(spray)法等の常法により現像することにより、光を照射した部分は現像液に溶解し、露光されなかった部分は溶解せず、基板上に目的のポジ型のパターンが形成される。なお、本発明のレジスト材料は、特に高エネルギー線の中でも254〜193nmの遠紫外線、157nmの真空紫外線、電子線、軟X線、X線、エキシマレーザー、γ線、シンクロトロン放射線による微細パターニングに最適である。
また、本発明は、本発明のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、得られた膜を加熱処理する工程と、該加熱処理された膜と投影レンズの間に水等の液体を浸し、フォトマスクを介して波長300nm以下の高エネルギー線で露光する工程と、必要に応じて露光された膜を加熱処理する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含む液浸露光によるパターン形成方法を提供する。
参考合成例1]N,N,N’,N’−テトラキス(2−メトキシエチル)エチレンジアミン (Amine 1)の合成
Figure 0004669698
エチレンジアミン6.0g、2−クロロエチルメチルエーテル47.3g、炭酸カリウム82.8g、N,N−ジメチルホルムアミド150gの混合物を80℃で40時間攪拌した。通常の水系後処理の後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N,N’,N’−テトラキス(2−メトキシエチル)エチレンジアミン21.9g(収率75%)を得た。
参考合成例2]N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N,N’−ビス(2−メトキシエチル)エチレンジアミン(Amine2)の合成
Figure 0004669698
N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン14.8g、2−クロロエチルメチルエーテル20.8g、炭酸カリウム41.4g、N,N−ジメチルホルムアミド100gの混合物を80℃で20時間攪拌した。反応混合物を冷却、トルエン300gを加えたのち、固形物をろ過により除去した。濃縮後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N,N’−ビス(2−メトキシエチル)エチレンジアミン21.7g(収率82%)を得た。
参考合成例3]N,N,N’,N’−テトラキス(2−アセトキシエチル)エチレンジアミン(Amine3)の合成
Figure 0004669698
N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン23.6g、無水酢酸51.0gの混合物を20時間攪拌した。通常の水系後処理の後、減圧蒸留により精製し、N,N,N’,N’−テトラキス(2−アセトキシエチル)エチレンジアミン38.0g(沸点:180℃/16Pa、収率94%)を得た。
IR(薄膜):ν=2958,2902,2827,1739,1442,1371,1236,1139,1039,977cm−1
H−NMR(270MHz in CDCl):δ=2.02(12H,s),2.62(4H,s),2.76(8H,t,J=6.1Hz)、4.08(8H,t,J=6.1Hz)ppm。
参考合成例4]N,N’−ビス(2−アセトキシエチル)ピペラジン(Amine4)の合成
Figure 0004669698
N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン17.4g、テトラヒドロフラン 60g、無水酢酸22.4gの混合物を20時間攪拌した。通常の水系後処理の後、減圧蒸留により精製し、N,N’−ビス(2−アセトキシエチル)ピペラジン24.5g(沸点:105℃/16Pa、収率95%)を得た。
IR(薄膜):ν=2942,2881,2811,2701,1739,1457,1373,1240,1164,1097,1043,1014,973cm−1
H−NMR(270MHz in CDCl):δ=2.03(6H,s),2.52(8H,br.),2.60(4H,t,J=6.1Hz),4.16(4H,t,J=6.1Hz)ppm。
[合成例5]N,N’−ビス[2−(2−メトキシエトキシメトキシ)エチル]ピペラジン(Amine5)の合成
Figure 0004669698
N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン17.4g、テトラヒドロフラン 170g、水素化ナトリウム5.3gの混合物を2時間加熱還流した後、室温に冷却した。クロロメチル2−メトキシエチルエーテル27.4gを加え、10時間攪拌した。通常の水系後処理の後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N’−ビス[2−(2−メトキシエトキシメトキシ)エチル]ピペラジン29.8g(収率85%)を得た。
[合成例6]N,N−ビス(2−アセトキシエチル)−N’,N’−ビス(2−メトキシカルボニルエチル)エチレンジアミン(Amine6)の合成
Figure 0004669698
N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン14.8gにメタクリル酸メチル18.9gを滴下し、10時間攪拌した。つづいて、反応液に無水酢酸24.5gを滴下し、20時間攪拌した。通常の水系後処理の後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N−ビス(2−アセトキシエチル)−N’,N’−ビス(2−メトキシカルボニルエチル)エチレンジアミン38.8g(収率96%)を得た。
[合成例7]N,N’−ビス(2−シアノエチル)−N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン(Amine7)の合成
Figure 0004669698
N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン14.8gにアクリロニトリル11.7gを滴下し、10時間攪拌した。反応液をカラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N’−ビス(2−シアノエチル)−N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン24.7g(収率97%)を得た。
参考合成例8]N,N,N’,N’−テトラキス(2−アセトキシエチル)−2,2’−オキシビス(エチルアミン)(Amine8)の合成
Figure 0004669698
2,2’−オキシビス(エチルアミン)10.4g、酢酸2−クロロエチル53.9g、炭酸カリウム69.0g、N,N−ジメチルホルムアミド200gの混合物を80℃で40時間攪拌した。通常の水系後処理の後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N,N’,N’−テトラキス(2−アセトキシエチル)−2,2’−オキシビス(エチルアミン)31.4g(収率70%)を得た。
参考合成例9]N,N,N’,N’,N”,N”−ヘキサキス(2−メトキシエチル)−1,2,3−トリアミノプロパン(Amine9)の合成
Figure 0004669698
1,2,3−トリアミノプロパン8.9g、2−クロロエチルメチルエーテル66.2g、炭酸カリウム110g、N,N−ジメチルホルムアミド300gの混合物を80℃で40時間攪拌した。通常の水系後処理の後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、N,N,N’,N’,N”,N”−ヘキサキス(2−メトキシエチル)−1,2,3−トリアミノプロパン26.7g(収率61%)を得た。
レジスト評価例(KrF露光)
ポリマー、酸発生剤、塩基、溶解阻止剤、架橋剤をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)と乳酸エチル(EL)の70:30比率の混合溶媒800質量部に溶解させ、0.1umサイズのテフロンフィルターでろ過することによってレジスト溶液を調整した。
次に、得られたレジスト液を、シリコンウェハーにDUV−30(日産化学社製)を55nmの膜厚で製膜して、KrF光(248nm)で反射率を1%以下に抑えた基板上にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて110℃で90秒間ベークし、レジストの厚みを400nmの厚さにした。
これをエキシマレーザーステッパー(ニコン社、NSR−S203B、NA−0.68、σ0.75、2/3輪帯照明、Crマスク)を用いて露光量とフォーカスを変化させながら露光し、露光後直ちに110℃で90秒間ベークし、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液で60秒間現像を行って、パターンを得た。
得られたレジストパターンを次のように評価した。結果を、実施例と参考例は表1、比較例に示す。
評価方法:
0.14μmのラインアンドスペースを1:1で解像する露光量を最適露光量(Eop)として、この時のフォーカスマージンを求めた。フォーカスマージンの定義は、20%以上のパタ−ンの膜減りがないことと、寸法が、0.14um±10%の寸法内であることとした。
Figure 0004669698
Figure 0004669698
レジスト評価例(ArF露光)
ポリマー、酸発生剤、塩基、溶解阻止剤、架橋剤をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)溶媒1000質量部に溶解させ、0.1umサイズのテフロンフィルターでろ過することによってレジスト溶液を調整した。
次に、得られたレジスト液を、シリコンウェハーにARC−29A(日産化学製)を78nmの膜厚で製膜して、ArF光(193nm)で反射率を1%以下に抑えた基板上にスピンコーティングし、ホットプレートを用いて120℃で90秒間ベークし、レジストの厚みを250nmの厚さにした。
これをエキシマレーザーステッパー(ニコン社、NSR−S305B,NA−0.68、σ0.85、2/3輪帯照明、Crマスク)を用いて露光量とフォーカスを変化させながら露光し、露光後直ちに120℃で90秒間ベークし、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液で60秒間現像を行って、パターンを得た。
得られたレジストパターンを次のように評価した。結果を実施例と参考例は、比較例に示す。
評価方法:
0.11μmのラインアンドスペースを1:1で解像する露光量を最適露光量(Eop)として、この時のフォーカスマージンを求めた。フォーカスマージンの定義は、20%以上のパタ−ンの膜減りがないことと、寸法が、0.11um±10%の寸法内であることとした。
Figure 0004669698
Figure 0004669698
Figure 0004669698
Figure 0004669698
Figure 0004669698

Claims (7)

  1. 下記一般式(1')又は(3)
    Figure 0004669698
    (上式中、一般式(1')において、XとYは、独立して炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基であり、RとRは、エーテル基を有していても良い炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基であり、一般式(3)において、nは、1であり、X'は、n+1価の炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキレン基又はシクロアルキレン基であり、Rは、同一又は非同一の、ヒドロキシ基、エーテル基、エステル基、ラクトン環、又はシアノ基を有する炭化水素基であり、少なくとも一つが下記一般式(6)又は(7)
    Figure 0004669698
    で表され、上式中、R13とR15は、独立して炭素数1〜4の直鎖状又は分岐状のアルキレン基であり、R14は、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はシクロアルキル基である。)
    で示される塩基化合物を含んでなるレジスト材料であって、上記一般式(1')で示される塩基性化合物が
    Figure 0004669698
    で表される化合物から選択され、上記一般式(6)が下記式(6)−1又は(6)−2
    Figure 0004669698
    で表され、上記一般式(3)で示される塩基性化合物が、
    Figure 0004669698
    で表される化合物から選択される、塩基化合物を含んでなるレジスト材料。
  2. 上記一般式(1')又は(3)で示される塩基性化合物が、N,N’−ビス[2−(2−メトキシエトキシメトキシ)エチル]ピペラジン、N,N−ビス(2−アセトキシエチル)−N’,N’−ビス(2−メトキシカルボニルエチル)エチレンジアミン、及びN,N’−ビス(2−シアノエチル)−N,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンからなる群から選択される請求項1に記載のレジスト材料。
  3. (A)上記一般式(1')又は(3)で示される塩基化合物に加えて、更に、
    (B)有機溶剤と、
    (C1)酸不安定基で保護された酸性官能基を有するアルカリ不溶性又は難溶性の樹脂であって、該酸不安定基が脱離したときにアルカリ可溶性となるベース樹脂と、
    (D)酸発生剤と
    を含有し、ポジ型となる請求項1又は請求項2に記載のレジスト材料。
  4. 更に、(E)溶解阻止剤を含有する請求項3に記載のレジスト材料。
  5. (A)上記一般式(1')又は(3)で示される塩基化合物に加えて、更に、
    (B)有機溶剤と、
    (C2)アルカリ可溶性樹脂であって、架橋剤による架橋によってアルカリ難溶性となるベース樹脂と、
    (D)酸発生剤と、
    (F)酸によって架橋する架橋剤と
    を含有し、ネガ型となる請求項1又は請求項2に記載のレジスト材料。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、得られた塗膜を加熱処理する工程と、該加熱処理された膜をフォトマスクを介して波長300nm以下の高エネルギー線もしくは電子線で露光する工程と、必要に応じて露光された膜を加熱処理する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含むパターン形成方法。
  7. 請求項3〜5のいずれかに記載のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、得られた膜を加熱処理する工程と、該加熱処理された膜と投影レンズの間に液体を浸し、フォトマスクを介して波長300nm以下の高エネルギー線で露光する工程と、必要に応じて露光された膜を加熱処理する工程と、現像液を用いて現像する工程とを含む液浸露光によるパターン形成方法。
JP2004373261A 2004-12-24 2004-12-24 レジスト材料及びパターン形成方法 Expired - Lifetime JP4669698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004373261A JP4669698B2 (ja) 2004-12-24 2004-12-24 レジスト材料及びパターン形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004373261A JP4669698B2 (ja) 2004-12-24 2004-12-24 レジスト材料及びパターン形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006176468A JP2006176468A (ja) 2006-07-06
JP4669698B2 true JP4669698B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=36730915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004373261A Expired - Lifetime JP4669698B2 (ja) 2004-12-24 2004-12-24 レジスト材料及びパターン形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4669698B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101379164B (zh) 2006-02-10 2012-11-21 三菱化学株式会社 荧光体及其制造方法、含荧光体的组合物、发光装置、图像显示装置和照明装置
TWI422667B (zh) 2006-05-19 2014-01-11 Mitsubishi Chem Corp 含有氮之合金及使用其之螢光體之製造方法
US8348456B2 (en) 2006-08-11 2013-01-08 Mitsubishi Chemical Corporation Illuminating device
EP2060616A4 (en) 2006-09-15 2010-08-04 Mitsubishi Chem Corp FLUORESCENT, MANUFACTURING METHOD, FLUORESCENT COMPOSITION, LIGHTING DEVICE, PICTURE INDICATOR AND LIGHTING DEVICE
EP2135920B1 (en) 2007-04-18 2016-12-21 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing inorganic compound, fluorescent material, fluorescent-material-containing composition, luminescent device, illuminator, and image display
CN101663372B (zh) 2007-04-18 2014-05-28 三菱化学株式会社 荧光体及其制造方法、含荧光体组合物、发光装置、照明装置、图像显示装置以及含氮化合物
JP4977535B2 (ja) * 2007-06-15 2012-07-18 信越化学工業株式会社 パターン転写方法
EP2175007A4 (en) 2007-06-29 2011-10-19 Mitsubishi Chem Corp PHOSPHORUS, PHOSPHORIC PROCESSING METHOD, PHOSPHORUS COMPOSITION AND LIGHT EMITTING DEVICE
US20100213822A1 (en) 2007-08-01 2010-08-26 Satoshi Shimooka Phosphor and production method thereof, crystalline silicon nitride and production method thereof, phosphor-containing composition, and light emitting device, display and illuminating device using the phosphor
KR20100080930A (ko) 2007-11-12 2010-07-13 미쓰비시 가가꾸 가부시키가이샤 조명 장치
JP5752388B2 (ja) * 2010-10-18 2015-07-22 東京応化工業株式会社 ポジ型レジスト組成物、レジストパターン形成方法
JP5527236B2 (ja) 2011-01-31 2014-06-18 信越化学工業株式会社 ポジ型化学増幅レジスト材料、パターン形成方法及び酸分解性ケトエステル化合物
JP4977794B2 (ja) * 2011-09-21 2012-07-18 信越化学工業株式会社 パターン転写方法およびフォトマスク

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3142653A (en) * 1960-09-19 1964-07-28 I C I Organics Inc Plasticized urea-formaldehyde resins
JP3991466B2 (ja) * 1998-08-21 2007-10-17 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物
JP4157645B2 (ja) * 1999-03-25 2008-10-01 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. 感放射線性樹脂組成物
JP4087637B2 (ja) * 2001-04-23 2008-05-21 信越化学工業株式会社 エステル構造を有する新規第三級アミン化合物及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006176468A (ja) 2006-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3829913B2 (ja) レジスト材料
US6869744B2 (en) Chemically amplified positive resist composition
KR19990007372A (ko) 레지스트 재료
JP3838329B2 (ja) 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
JP3796560B2 (ja) 化学増幅ポジ型レジスト組成物及びパターン形成方法
JP3965547B2 (ja) 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
JP2002244297A (ja) レジスト材料及びパターン形成方法
JP4669698B2 (ja) レジスト材料及びパターン形成方法
JP4114067B2 (ja) 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
JP3546927B2 (ja) レジスト材料
US6730451B2 (en) Polymers, chemical amplification resist compositions and patterning process
US6902772B2 (en) Silicon-containing polymer, resist composition and patterning process
JP3956078B2 (ja) レジスト組成物用ベースポリマー並びにレジスト材料及びパターン形成方法
JP3804756B2 (ja) 高分子化合物、化学増幅レジスト材料及びパターン形成方法
JP3981803B2 (ja) 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
JP3942263B2 (ja) 高分子化合物、化学増幅ポジ型レジスト材料及びパターン形成方法
JP3915870B2 (ja) 高分子化合物、化学増幅レジスト材料及びパターン形成方法
JP3839218B2 (ja) 珪素含有化合物、レジスト組成物およびパターン形成方法
JP3736606B2 (ja) 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
KR19980080825A (ko) 패턴 형성 방법
US6461789B1 (en) Polymers, chemical amplification resist compositions and patterning process
JP4718114B2 (ja) 珪素含有高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
JP3712048B2 (ja) レジスト材料
JP3687735B2 (ja) 高分子化合物、化学増幅レジスト材料及びパターン形成方法
JP3570479B2 (ja) 化学増幅ポジ型レジスト材料の選定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101124

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4669698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term