JP4668883B2 - 折り畳み式脚立 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み式脚立に関し、特に、安定して使用することができ、しかも、1本に折り畳めて携帯に便利な脚立に関する。
通常の折り畳み式脚立は、2つの梯子体を、一端で回動自在に結合したもので、開き角度を保持する部材が設けられている。しかし、このような脚立は、折り畳んでも、小型の梯子を2つ重ねたものにしかならず、嵩張る。
特許文献1には、2本のコの字型の支持脚に、3本の踏み板を両側が回動自在になるように取り付けた2つの梯子体を、一端で回動自在に結合した脚立が記載されている。このような脚立は、折り畳むと4本の支持脚が1本に纏まるので、持ち運びや収納に便利である。
また、特許文献2には、踏み板の中央が折り曲げ自在になっている脚立が記載されている。この脚立は、折り畳んだときの長さを、特許文献1の脚立と比べて短くすることができる。
しかしながら、これらの文献に記載された脚立は、踏み板の両端が回動自在な構造のために、簡単な回り止めを支持脚に設けており、脚立として自立させたとき、倒れないようにしているが、左又は右に揺れ易く、安定性に欠けていた。
そこで、特許文献3では、踏み板ストッパを設けて、左右の揺れを防止するようにしている。この踏み板ストッパは、一端を梯子体の一方の脚に回動自在に取り付け、他方を、踏み板に立設された結合ピンと係合している。脚立を折り畳めるようにしているために、結合ピンとの係合部は、長孔となっていて、長孔の先端がL型に折れ、脚立として使用するときには、結合ピンがこの長孔の折れた部分に入ることで、ストッパとして働くようになっている。このようにすることで、脚立の左右の揺れをある程度は止めることができる。
特開2001−349162号 特開2000−303765号 実開昭61−144199号
しかしながら、特許文献3に記載の踏み板ストッパでは、結合ピンが長孔と係合しているので、結合ピンは長孔内を移動でき、結合ピンと長孔の幅とを比較すると長孔の幅の方が大きいので、ガタツキがあり、脚立の左右揺れを完全に止めることはできない。
本発明は、このような事実に基づいたもので、折り畳んで1本にすることができる脚立であって、開いて自立させ、使用状態にしたときの安定性に優れた脚立を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明の折り畳み式脚立は、頂部で1箇所に纏められて回動自在に結合され、下端が開いた使用状態と相互にほぼ平行に閉じた格納状態とに開閉可能な3本以上の脚部と、前記頂部に軸方向の移動が自在に支持された中心軸と、該中心軸の上端に固定されたストッパと、中心軸の下端に固定された固定ブロックと、中心軸の中間にスライド自在に設けられた1以上のスライドブロックと、各脚部に一端が回動自在に結合され他端が前記固定ブロック又はスライドブロックと回動自在に結合された複数の踏み板と、前記固定ブロックとスライドブロック又は隣接するスライドブロック相互間に設けられ前記使用状態のとき、上下にある踏み板をほぼ水平状態に維持する補強スペーサと、を有することを特徴としている。
又は、頂部で1箇所に纏められて回動自在に結合され、下端が開いた使用状態と相互にほぼ平行に閉じた格納状態とに開閉可能な3本以上の脚部と、前記頂部に一端が固定され、前記複数の脚部のほぼ中心に配置される中心軸と、該中心軸にスライド自在に設けられた複数のスライドブロックと、各スライドブロックの下限位置を設定するために前記中心軸に設けられた複数のストッパと、前記脚部の異なる位置に離間して設けられ、それぞれの一端が前記脚部に他端が前記別々のスライドブロックにそれぞれ回動自在に結合される複数の踏み板と、を有することを特徴としている。
前記各脚部の外側面を円筒面の一部とし、前記3本以上の脚部を格納状態にして1本に纏めたとき、複数の脚部でほぼ円筒形になる構成とすることができる。
また、前記補強スペーサが、大小2つの筒体からなり、大きな筒体に小さな筒体が進入可能で、小さな筒体を大きな筒体から引き抜いて、中心軸回りに所定角度回転させたとき小さい筒体が大きな筒体に進入不能となる構成としたり、前記小さな筒体又は大きな筒体が所定角度回転した状態で前記筒体同士が当接したとき、小さな筒体の中心軸回りの回転を阻止する凹凸部が、大きな筒体及び/又は小さな筒体に形成されている構成とすることができる。
あるいは、前記補強スペーサが、上下に隣接する踏み板間にあって一端が前記ブロック又は踏み板に回動自在に取り付けられた棒状体からなり、該棒状体は、格納状態では前記踏み板と重なり合い、使用状態では格納状態からほぼ90゜回転して先端が上又は下の踏み板に当接する構成としてもよい。
さらには、前記補強スペーサが、前記上下の踏み板間に着脱自在に設けられた棒状体である構成とすることも可能である。
中心軸がスライド自在になった折り畳み式脚立は、3本以上の脚部の下端を傘状に拡げると、各脚部と中心軸との間に、折り畳まれていた踏み板がほぼ水平な使用状態になる。この使用状態のとき中心軸は、上端にあるストッパの作用によって、それ以上の下降は出来ない状態になる。また、一番下の踏み板の中心軸側は、固定ブロックに係止されているので、やはり、下降できない状態である。この踏み板の脚部側も下降出来ない状態なので、一番下の踏み板はほぼ水平な状態に保たれ、人が乗っても安定した状態となる。しかし、上の踏み板は、人が乗ると、中心軸側のスライドブロックに支持されている端部が下方に下がり、不安定な状態となる。そこで、固定ブロックとそのすぐ上のスライドブロックとの間、又は隣接するスライドブロック間に補強スペーサを設け、上の踏み板のスライドブロックが下がらないようにする。補強スペーサを取り付けると、各踏み板はほぼ水平な状態で中心軸側も降下することがなくなる。こうすることで、どの踏み板も最終的にはストッパで支えられることになり、人が乗ることができるようになる。脚部が3本以上あり、傘状に拡がっているので、脚立として非常に安定しており、人が乗っても転倒することなく、安心して使用できる。
折り畳むときは、補強スペーサを格納状態にしてから、各脚部の下端を中央に寄せて各脚部の下端を中心に纏めると、脚立は1本に折り畳まれることになる。このとき、中心軸は上昇し、脚部の上に一部が突出した状態となる。
中心軸が軸方向の移動ができないように固定されている場合は、全てのブロックを中心軸に対してスライド自在なスライドブロックにする。そして、各スライドブロックの下限位置を決めるストッパを中心軸に設ける。脚部が開いたとき、一番下のスライドブロックが中心軸の下端に設けられたストッパに当接し、その上のスライドブロックが次のストッパに当接し、各スライドブロックがそれぞれのストッパに当接する。こうすることで、各踏み板の中心軸側は、降下することがなくなり、踏み板は水平状態を保持でき、人が乗ることができる。
折り畳むときは、補強スペーサを格納状態にしてから、各脚部の下端を中央に寄せて各脚部の下端を中心に纏めると、脚立は1本に折り畳まれることになる。このとき、下側のスライドブロックが中心軸上を上昇するが、上のストッパに当たらないように配置する。
本発明の折り畳み式脚立は、使用状態に展開するのも、収納状態に折り畳むのも非常に簡単に、かつ、短時間にできる。また、使用状態での安定性に優れている。折り畳んだとき、1本の棒状になるので、非常にコンパクトになり、持ち運びが容易である。
中心軸を軸方向に移動できないようにすることで、折り畳んだとき中心軸が脚部の頂部から上に突出することを無くすことができる。
各脚部の形状を円筒面の一部にし、全ての脚部を纏めたときに円筒形状となるようにすると、折り畳んだ脚立は、1本の丸棒のようになり、持ちやすくなるので、さらに取り扱い易くなる。
補強スペーサを、大小2つの筒体から構成し、脚立の格納状態では、大きい筒体に小さい筒体が進入することで、短くすることができる。脚立の使用状態では、小さい筒体を大きい筒体から引き抜いて、中心軸回りに所定角度回転させることで、小さい筒体が大きい筒体に進入不能となり、伸長状態となるので、上下の踏み板の間隔を一定に保つことができる。この構成により、補強スペーサの構成を簡単で、しかも確実なものにすることができる。
前記補強スペーサを棒状体から構成し、この棒状体が使用状態では踏み板と重なる格納状態からほぼ90゜回転して先端が上の踏み板に当接するようにしてもよい。この構成でも人が上の踏み板に安定して乗ることができる。また、補強スペーサを安価に製造することができる。
補強スペーサを、たとえば、円筒形状の一箇所が開いてC型断面の棒状にして、中心軸に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。このような構成にすると、補強スペーサをさらに安価に製造することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の折り畳み式脚立の使用状態を示す正面図で、図2は収納状態を示す図で(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線の拡大断面図である。本発明の折り畳み式脚立100は、4本の脚部101,102,103,104を有する。これら4本の脚部101,102,103,104は、上端が頂部ブロック105に回動自在に結合されて1つに纏まっている。そして、下端が図1に示す傘のように開いた使用状態にしたり、図2に示すように閉じて1本にした格納状態にしたりすることができる。
各脚部101,102,103,104は、図2(b)に示すように、円筒の1/4を占める円弧形状であり、折り畳んだ格納状態では、4本の脚部が一体になって、1本の円筒を構成する。実施例では、脚部が4本なので、各脚部は1/4円弧であるが、脚部が3本であれば1/3円弧、5本であれば1/5円弧にすればよい。
頂部ブロック105には貫通孔があり、ここに中心軸110がスライド自在に取り付けられている。中心軸110の頂部にはストッパ111が固定され、下端には固定ブロック112が固定され、中間には、スライドブロック113が中心軸110上を昇降自在に取り付けられている。
4本の脚部101,102,103,104には、それぞれ2本ずつの踏み板121,122の各一端が、取り付けられているが、これらはすべて回動自在な状態である。下側の各踏み板121の他端は、固定ブロック112に回動自在に結合し、上側の踏み板122はスライドブロック113に回動自在に結合している。踏み板121,122は実施例では上下2本であるが、スライドブロック113を増やすことで3本以上にすることができる。
なお、本発明の実施例では4本の脚部101,102,103,104全てに踏み板121,122を設けたが、いずれか1本の脚部にだけ設けることにしてもよい。ただし、本実施例のように4本全てに踏み板121,122を設けることで、脚立100を安定したものとし、かつ、丈夫なものにすることができる。
図2の閉じた格納状態から、脚部101,102,103,104が開くと中心軸110が降下して、中心軸110の上端に固定されたストッパ111が頂部ブロック105に当接すると、図1に示す開いた使用状態になる。中心軸110はそれ以上下降できなくなり、脚部101,102,103,104もそれ以上開かなくなる。このとき、下側の踏み板121はほぼ水平な状態になる。そして、同時に、スライドブロック113も、上側の踏み板122がほぼ水平になる位置に来る。
この状態のとき、下側の踏み板121は、一端が脚部101,102,103,104のいずれかに固定され、他端は固定ブロック112に固定された状態である。そして、固定ブロック112は中心軸110がストッパ111により降下できない状態なので、下側の踏み板121の固定ブロック112側は、上方には移動できるが、下方には移動できない状態となっている。したがって、人が下側の踏み板121に乗っても下がることがなく安定し、脚立として使用することができる。
一方、上側の踏み板122は、脚部101,102,103,104のいずれかに固定された方の端部は、昇降しないが、スライドブロック113に固定された方の端部は、上下双方向にスライド可能な状態である。したがって、この状態で上側の踏み板122に人が乗ると、上側の踏み板122の中心軸110側が降下して、安定して使用することができない。そこで、本発明では以下に説明するような補強スペーサ130を設けることで、上側の踏み板122にも人が乗れるようにしている。
図3は、補強スペーサ130が見えるように図1の中央の脚部102,103を仮想線で示した図である。図4は、補強スペーサ130とその周辺の拡大図で、(a)は格納状態を示す図、(b)は使用状態を示す図で、図5(a)は、図4(a)のB−B線の拡大断面図で、(b)は、図4(b)のC−C線の拡大断面図で、図6は、補強スペーサ130の要部の接合直前状態を示す要部拡大斜視図である。
図2に示すように、本発明の脚立を折り畳んだ状態では、ブロック112とブロック113間の距離H1は、図3に示す脚立を使用状態にしたときの距離H2より小さくなっている。したがって、補強スペーサ130の長さは、使用状態と格納状態とで相違させなければならない。本発明の補強スペーサ130は、以下のような構成によりこれを可能にしている。
本発明の補強スペーサ130は、四角形の小さい筒体131と、大きい筒体132とから構成される。両筒体には、共に中心軸110が貫通している。小さい筒体131は大きい筒体132内に挿入可能な大きさである。小さい筒体131は、下端をブロック112に固定しなくてもよいが、固定すると取り扱い易くなる。大きい筒体132は、両端ともに固定されずにフリーの状態で、手で掴むことで、昇降させることができる。格納状態では、図4(a)に示すように、小さい筒体131が大きい筒体132内に収容されて補強スペーサ130とブロック113との間には中心軸110の露出した部分ができている。
図2の折り畳んだ状態の脚立100を図1に示す使用状態に拡げたとき、補強スペーサ130は、図5(a)に示すように、小さい筒体131は、大きい筒体132と同じ向きになって大きい筒体132内に進入している。そこで、図4(a)及び図5(a)の状態から大きい筒体132を持ち上げて小さい筒体131を完全に抜き出し、大きい筒体132を中心軸110を中心にして45゜回転する。
小さい筒体131は、図6に示すように、頂部の角を切り落とし、角面131aを形成して凹凸部としている。角面131aは、小さい筒体131の4隅に形成され、4つの角面131aで形成される四角の凹凸部は、大きい筒体132の中に入るが、小さい筒体131が回転はできない程度の大きさになっている。
大きい筒体132を中心軸110回りに45゜回転させると、図6に示すように、小さい筒体131の4つの角面131aが大きい筒体132に収容され、小さい筒体131は大きい筒体132内に入らなくなり、図4(b)に示すような使用状態となる。このときの補強スペーサ130の長さは、小さい筒体131と大きい筒体132の長さを足したものとほぼ同じになる。
補強スペーサ130が図4(b)に示すような使用状態のとき、その下端は下側の踏み板121に当接し、上端は上側の踏み板122に当接している。そして、ブロック113は、図の上方には移動できるが、下方には移動できない状態となる。また、上側の踏み板122はほぼ水平な状態となるようにしている。
この状態になると、上側の踏み板122に人が乗っても、補強スペーサ130があるので上側の踏み板122は降下しなくなり、脚立として安心して使用することができる。踏み板が3本以上ある場合は、各ブロックとブロックとの間に補強スペーサ130を同様に設ければよい。
以上の実施例では、小さい筒体131と大きい筒体132に、四角の筒体を使用したが円形の筒以外であれば、長方形、三角形などの各種の多角形、楕円形、卵形などの大小の筒体を使用することができる。また、小さい筒体131を上方に配置することもできる。45゜回転する筒体も実施例では大きい筒体132であったが、小さい筒体131の方を回転してもよい。
折り畳むときは、小さい筒体131を大きい筒体132内に収容し格納状態にする。このときの補強スペーサ130の長さは、大きい筒体132と小さい筒体132の長い方の長さと同じになる。この後、ブロック112を若干持ち上げると、踏み板121,122の中心軸110側が上昇して傾斜し、中心軸110の上昇を促す。中心軸110が上昇すると、脚部101,102,103,104が中心に向かって集まり、やがて、図2に示す折り畳んだ状態となる。
図7は、本発明の補強スペーサの第2実施例の折り畳み式脚立を示す正面図である。この実施例では、補強スペーサ150を、1端がブロック112に回動自在に結合された棒状体151,152で構成している。これらの棒状体151,152は、格納状態では、下側の踏み板121と重なっているが、使用状態になると、矢印方向に回転して先端が上側の踏み板122に当接して、支えることになる。図7では、棒状体151,152を中心軸110の両側に設けたが、いずれか一方でもよい。また、棒状体151,152を上側の踏み板122に設けて、90゜回転して先端を下側の踏み板121に当接するようにしてもよい。補強スペーサ150をこのような構成にすることで、安価に製造することができる。
図8は、本発明の補強スペーサの第3実施例の要部を示す図である。この実施例では、補強スペーサ230としてC型チャンネルの棒材を使用している。そして、使用するときは図1のように脚立を開いてから、補強スペーサ230を開口230aからブロック112とブロック113との間に嵌め込み、図2のように折り畳むときは、補強スペーサ230を取り外す。このような構成にすると、補強スペーサ230の構造を簡単にすることができ、安価に製造することができるようになる。
図9は、本発明の折り畳み式脚立で、中心軸110が固定された例を示す図である。この実施例は、図1に示す実施例と共通している部分が多いが、相違する部分を中心に説明する。中心軸110は、その上端を脚部101,102,103,104の収束された頂部に固定し、中心軸110がその長さ方向に移動できないようにしている。中心軸110の上端には円盤114があるが、これは必須のものではない。
中心軸110には、複数のスライドブロック113,116が貫通している。この実施例では、最下部のブロックも、中心軸110にスライド自在なスライドブロック116となっている。また、中心軸110には、下端にストッパ115が、中間にストッパ117が固定されている。下端のストッパ115はスライドブロック116の下限位置を決めるもので、中間のストッパ117は、スライドブロック113の下限位置を決めるものである。その他の構成は図1に示す実施例と同じである。
この脚立200は、使用状態を図9に示すが、使用状態において、スライドブロック116は、ストッパ115に当接し、上昇は可能だが下降は出来ない状態となっている。また、スライドブロック113はストッパ117に当接し、同じく上昇は可能だが下降は出来ない状態となっている。したがって、上下の踏み板121,122は人が乗っても水平を維持できる。
図10は、折り畳み式脚立200を折り畳んだ格納状態を示す。中心軸110は固定されており、全てのスライドブロック113,116が中心軸110をスライドすることで、折り畳むことができるようになっている。このようにすると、中心軸110が固定されているので、上端の円盤114は、脚部101,102,103,104の上端の同じ位置に止まり、図2に示すように中心軸110が脚部の上端から突出しない。したがって、折り畳んだとき、脚立200は1本の円筒状になり、図1の実施例に比べて長さが短くなり、簡単な形状にすることができる。折り畳むとき、下のスライドブロック116が、中心軸110上を上昇するが、上のストッパ117に当たらない位置で格納状態になるように上のストッパ117の位置決めをしている。
本発明の折り畳み式脚立の使用状態を示す正面図である。 本発明の折り畳み式脚立の収納状態を示す図で(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線拡大断面図である。 補強スペーサが見えるように図1の中央の脚部を仮想線で示した図である。 補強スペーサとその周辺の拡大図で、(a)は格納状態を示す図、(b)は使用状態を示す図である。 (a)は、図4(a)のB−B線拡大断面図で、(b)は、図4(b)のC−C線拡大断面図である。 補強スペーサの要部の接合直前状態を示す要部斜視図である。 補強スペーサの第2実施例の折り畳み式脚立を示す正面図である。 補強スペーサの第3実施例の要部を示す図である。 本発明の折り畳み式脚立で、中心軸が固定された例の使用状態を示す図である。 図9の折り畳み式脚立の格納状態を示す図である。
符号の説明
100,200 折り畳み式脚立
101,102,103,104 脚部
110 中心軸
111 (中心軸の上端の)ストッパ
112 固定ブロック
113 スライドブロック
115 (下のスライドブロックの)ストッパ
116 スライドブロック
117 (上のスライドブロックの)ストッパ
121,122 踏み板
130 補強スペーサ
131 小さい筒体
131a 凹部
132 大きい筒体
150 補強スペーサ
151,152 棒状体
230 補強スペーサ

Claims (7)

  1. 頂部で1箇所に纏められて回動自在に結合され、下端が開いた使用状態と相互にほぼ平行なる閉じた格納状態とに開閉可能な3本以上の脚部と、前記頂部に軸方向の移動が自在に支持された中心軸と、該中心軸の上端に固定されたストッパと、中心軸の下端に固定された固定ブロックと、中心軸の中間にスライド自在に設けられた1以上のスライドブロックと、各脚部に一端が回動自在に結合され他端が前記固定ブロック又はスライドブロックと回動自在に結合された複数の踏み板と、前記固定ブロックとスライドブロック又は隣接するスライドブロック相互間に設けられ前記使用状態のとき、上下にある踏み板をほぼ水平状態に維持する補強スペーサと、を有することを特徴とする折り畳み式脚立。
  2. 頂部で1箇所に纏められて回動自在に結合され、下端が開いた使用状態と相互にほぼ平行に閉じた格納状態とに開閉可能な3本以上の脚部と、前記頂部に一端が固定され、前記複数の脚部のほぼ中心に配置される中心軸と、該中心軸にスライド自在に設けられた複数のスライドブロックと、各スライドブロックの下限位置を設定するために前記中心軸に設けられた複数のストッパと、前記脚部の異なる位置に離間して設けられ、それぞれの一端が前記脚部に他端が前記別々のスライドブロックにそれぞれ回動自在に結合される複数の踏み板と、を有することを特徴とする折り畳み式脚立。
  3. 前記各脚部の外側面を円筒面の一部とし、前記3本以上の脚部を格納状態にして1本に纏めたとき、複数の脚部でほぼ円筒形になることを特徴とする請求項1又は2に記載の折り畳み式脚立。
  4. 前記補強スペーサが、大小2つの筒体からなり、大きな筒体に小さな筒体が進入可能で、小さな筒体を大きな筒体から引き抜いて、中心軸回りに所定角度回転させたとき小さい筒体が大きな筒体に進入不能となることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式脚立。
  5. 前記小さな筒体又は大きな筒体が所定角度回転した状態で前記筒体同士が当接したとき、小さな筒体の中心軸回りの回転を阻止する凹凸部が、大きな筒体及び/又は小さな筒体に形成されていることを特徴とする請求項4記載の折り畳み式脚立。
  6. 前記補強スペーサが、上下に隣接する踏み板間にあって一端が前記ブロック又は踏み板に回動自在に取り付けられた棒状体からなり、該棒状体は、格納状態では前記踏み板と重なり合い、使用状態では格納状態からほぼ90゜回転して先端が上又は下の踏み板に当接することを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式脚立。
  7. 前記補強スペーサが、前記上下の踏み板間に着脱自在に設けられた棒状体であることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式脚立。
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