JP3134261U - 折畳みベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトに折畳み可能な折畳みベッドを提供する。
【解決手段】上半身側を載せる第1のマット体2と、下半身側を載せる第2のマット体3と、腰部を載せる中のマット体4と、上側を開放して開口部を設けた平面矩形の基枠5とを含む折畳みベッド1である。第1のマット体2及び第2のマット体3は、基枠の向き合う2辺に枢支されることにより各マットを基枠5の両側で上に向けて就寝高さに展開可能しかも反転により各マットを下に向けて基枠5内に収納される。また、第1のマット体2及び第2のマット体3は基枠5内で折り重ね可能に収納される。中のマット体4は、基枠5の前記2辺と直角な辺の一方に、基枠5の開口部を開閉可能に枢支される。
【選択図】図1

Description

本考案は、平面矩形の基枠の両側に設けられたマット体を、前記基枠内に折り重ねて収納することによりコンパクトに折畳み可能な折畳みベッドに関する。
従来、例えば図9に示されるように、逆V字状に2つ折り可能な折畳みベッドが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。該折畳みベッドは、例えば、ベッドのほぼ半分の長さを有しかつ折畳み可能に連結された第1及び第2のベッド枠体a、aと、各第1、第2のベッド枠体a、aの両端側に設けられたキャスタ輪cを有する脚部材bとを具えて構成される。このような折畳みベッドは、水平な展開状態で使用される一方、未使用時は2つに折り畳んで狭いスペース等に収納できる。
特開2004−358203号公報
しかしながら、上述の折畳みベッドは、例えば折畳み状態が不完全な場合、ベッド枠体aが自然に展開状態に移動する場合があった。また、折り畳んだ状態でのさらなる小型化が望まれていた。
本考案は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、平面矩形の基枠の両側に設けられたマット体を前記基枠内に折り重ねて収納することを基本として、ベッド枠の自然な展開移動を抑制するとともに、より小さくかつ小高さに折畳み可能な折畳みベッドを提供することを主たる目的としている。
本考案のうち請求項1記載の考案は、上半身側を載せるマットを有しかつこのマットを受ける第1の受け枠を有する第1のマット体と、下半身側を載せるマットを有しかつこのマットを受ける第2の受け枠を有する第2のマット体と、腰部を載せるマットを有しかつこのマットを受ける中の受け枠を有する中のマット体と、上側を開放して開口部を設けた平面矩形の基枠とを含み、前記第1のマット体及び第2のマット体は、その第1の受け枠及び第2の受け枠それぞれの一端側が、前記基枠の向き合う2辺にかつ各他端側を基枠から離れる向きに展開することにより各マットを基枠の両側で上に向けて就寝高さに展開可能しかも反転により各マットを下に向けて前記開口部から基枠内に収納可能に枢支されるとともに、前記第1の受け枠と前記第2の受け枠の前記枢支の高さを変えることにより、前記第1のマット体及び第2のマット体は前記基枠内で折り重ね可能に収納される一方、前記中のマット体は、前記基枠の前記2辺と直角な辺の一方に、前記開口部を開放可能かつ前記マットを上に向けて就寝高さで前記基枠に載置されることにより前記開口部を閉止可能に枢支されることを特徴とする折畳みベッドである。
また請求項2記載の考案は、前記基枠は、4隅の支柱と、前記2辺で前記支柱を継ぎ前記第1の受け枠及び第2の受け枠の各一端側を枢支する第1の横の支軸及び第2の横の支軸を含み、かつ前記第1の横の支軸及び第2の横の支軸の高さを変えることにより、第1の受け枠及び第2の受け枠の前記枢支の高さを変えたことを特徴とする請求項1記載の折畳みベッドである。
また請求項3記載の考案は、前記第1のマット体及び第2のマット体は、前記基枠内で実質的に水平かつ互いに平行に折り重ねられる請求項1又は2記載の折畳みベッドである。
また請求項4記載の考案は、前記記第1の受け枠及び第2の受け枠には、前記展開状態で各受け枠を支持する折り畳み可能な脚部が設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の折畳みベッドである。
また請求項5記載の考案は、前記中のマット体は、保持手段により前記開口部の開放状態にて立てて保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の折畳みベッドである。
また請求項6記載の考案は、前記第1のマット体、第2のマット体及び中のマット体は、同一の就寝高さに展開される請求項1乃至5のいずれかに記載の折り畳みベッドである。
本考案の折畳みベッドは、中のマット体を載置する平面矩形の基枠内に、第1のマット体及び第2のマット体を折り重ねて収納できる。つまり、ベッドをいわゆる3つ折りで折畳むことができるので、2つ折りの従来の逆V字状の折畳みベッドに比べて、折畳み状態がより小型化される。
また、本考案の折畳みベッドは、第1及び第2のマット体が平面矩形の基枠の中へ折り重ねて収納される結果、従来のように、逆V字状に折り畳まれたベッド枠体が自然に水平状態に展開するといったことが無い。従って、より確実に折畳み状態が保持され得る。
以下、本考案の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の折畳みベッド(以下、単に「ベッド」ということがある。)1の展開状態における全体斜視図、図2はマットを取り外した展開状態の平面図、図3はその正面図及び図4はその左側面図をそれぞれ示す。
本実施形態の折畳みベッド1は、図1に示されるように、第1のマット体2と、第2のマット体3と、展開状態において前記第1のマット体2と第2のマット体3との間に配される中のマット体4と、該中のマット体4を載置する基枠5とを含んで構成される。そして、本実施形態の折畳みベッド1は、展開状態において、各マット体2ないし4の上面(寝台面)が実質的に同一の就寝高さ(水平高さ)でベッド長さ方向Yで連続するように展開配置される。
本実施形態において、前記第1のマット体2は、ベッド1上に横たえる使用者の上半身側を載せることができる平面視略矩形状のなす第1のマット2aと、この第1のマット2aを受ける第1の受け枠2bと、この第1の受け枠2bに例えば蝶番等を介して回動可能に枢着された第1の脚部2cとから構成される。
また、第2のマット体3は、前記使用者の下半身側を載せることができる平面矩形かつ本実施形態では第1のマット2aと実質的に同形状かつ同厚さの第2のマット3aと、この第2のマット3aを受ける第2の受け枠3bと、この第2の受け枠3bに例えば蝶番等を介して回動可能に枢着された第2の脚部3cとから構成される。
前記第1の受け枠2b及び第2の受け枠3bは、例えば金属製のパイプ材等を各マット2a、2bの下部又は内部で縦横に配し格子状に構成される。具体的には、図2に示されるように、各受け枠2b及び3bは、それぞれのマット体の輪郭に沿ってのびる矩形状の外枠部g1と、該外枠部g1内を縦横にのびる複数の桟材g2とから構成されている。これにより、第1及び第2のマット2a、3aに作用する荷重をバランス良く支え、該マットの折れ曲がりなどを防止しうる。なお図示していないが、マットをより安定性良く支えるために、第1の受け枠2b及び第2の受け枠3bには、金属製のパイプ材以外の各種の部材、例えばウッド型スプリングやメッシュ材などを含ませても良い。
さらに、第1の受け枠2bの一端側S1及び第2の受け枠3bの一端側S1は、それぞれ平面矩形をなす前記基枠5の向き合う2辺に回動自在に枢支される。これについては後述する。
前記第1の脚部2c及び第2の脚部3cは、図1、図3及び図4に示されるように、展開状態においてほぼ上下にのびる一対の縦部材f1、f1と、この縦部材f1間を継いで水平にのびる水平材f2とからなる略H字状のフレーム枠で形成されている。但し、この形状に限定されるものではない。
前記第1の脚部2c及び第2の脚部3cは、図1及び図3に示されるように、第1の受け枠2b及び第2の受け枠3bの各他端S2側に前記縦部材f1の上端が回動自在に枢支される。そして、各脚部2c及び3cは、図3に実線で示されるように、展開状態において第1の受け枠2b及び第2の受け枠3bを水平な状態に支え得る一方、同図において仮想線で示されるように、ベッド幅方向に沿った水平な枢軸周りで回動することにより各マット2a又は3aと平行な状態に折り畳みできる。なお、各脚部2c及び3cには、例えば前記展開及び折り畳みの各状態を実質的に保持しうるラッチなどの保持機構などが設けられても良い。
前記中のマット体4は、本実施形態のベッド1上に横たわる使用者の腰部を載せることができる平面矩形状の中のマット4aと、この中のマット4aを受ける中の受け枠4bとから構成されている。中の受け枠4bも、第1及び第2の受け枠2b及び3bと同様に、金属製のパイプ材等で構成され、本実施形態では矩形状をなす外枠部g3と、この外枠部g3内を縦横にのびる複数の桟材g4とで略格子状に構成される。これにより、中の受け枠4bは、中のマット4aに作用する荷重をバランス良く支持することができる。また、中の受け枠4bにもウッド型スプリングなどを適宜含ませても良いのは言うまでもない。なお、本実施形態の中の受け枠4bには、その外枠部g3のベッド長さ方向にのびる枠材の一方に、取っ手14が取り付けられている。
図5には本実施形態の折畳みベッド1の収納状態(折畳み状態)の正面図、図6には折り畳み途中の斜視図、図7には基枠と各マット体2ないし4との連結状態を説明する分解斜視図がそれぞれ示される。前記基枠5は、平面視において矩形をなし、本実施形態ではその4隅に配されかつ垂直方向にのびる支柱6を有する。
前記支柱6の下部側には、矩形に配された継ぎ材7によって連結されるとともに、基枠5の底部を閉じる底板8が固着される。他方、基枠5上側には、開放された開口部Oが設けられる。そして、展開状態において、該開口部Oから前記底板8までは略直方体状をなす収容空間Sが形成される。なお、本実施形態では、理解しやすいように、基枠5の側面を開放させているが、該側面を適宜化粧板などで覆っても良いのは言うまでもない。また、前記開口部Oは、第1及び第2の受け枠2b及び3bの外枠部g1の輪郭寸法よりも大きく形成される。
また基枠5には、ベッド幅方向X(図1に示す)にのびるとともに前記第1のマット体2側の支柱6、6間に架け渡された第1の横の支軸9と、ベッド幅方向Xにのびる(つまり、第1の横の支軸9と平行にのびる)とともに前記第2のマット体3側の支柱6、6間に架け渡された第2の横の支軸10とが設けられる。前記各横の支軸9及び10は、図7に示されるように、ボルトB1によって前記支柱6に回動自在に枢支される。さらに、基枠5には、ベッドの両側部に配されかつ前記支柱6、6間をベッド長さ方向Y(図1に示す)にのびて継ぐ縦の枠材12、12が設けられる。
図3及び図7に示されるように、第2の横の支軸10は、基枠5の前記支柱6の上端部で枢支されており、この第2の横の支軸10には、第2の受け枠3bがボルトB3によって固着される。具体的には、第2の受け枠3bの矩形の外枠部g1の一辺が第2の横の支軸10と平行に固着される。これにより、第2のマット体3は、第2の横の支軸10を回転軸として回動できる。さらに、第2の受け枠3bは、図3に示されるように、第2の脚部3cで支えられてマット3aが基枠5よりも外側に張り出しかつ実質的に水平となる展開状態と、第2の横の支軸10を中心として反転させることにより、第2のマット2aを下に向けかつ前記開口部Oから基枠5の内部(前記収容空間S)に収納される収納状態との間を移動自在に枢支される。
また、第1の横の支軸9は、図3に示されるように、第2の横の支軸10よりもh(≠0)だけ低い位置で回動自在に枢支されている。つまり、第1の横の支軸9及び第2の横の支軸10は、高さを変えて設けられる。本実施形態では、この高さの差hは、脚部3cを折り畳んだ状態での第2のマット体3の厚さTのほぼ1/2に設定されている。さらに、第1の横の支軸9には、第1の受け枠2bが固着される。従って、第1のマット体2は、第1の横の支軸9を回転軸として回動できる。具体的には、第1の受け枠2bは、図3に示されるように、第1の脚部2cで支えられることにより第1のマット2aが基枠5から張り出して実質的に水平となる展開状態と、第1の横の支軸9を中心として反転させることにより、第1のマット2aを下に向けかつ前記開口部Oから基枠5の内部(前記収容空間S)に収納される収納状態との間を移動自在に枢支される。
しかも、第1の受け枠2bの回動中心となる第1の横の支軸9は、第2の受け枠3bの回動中心となる第2の横の支軸10よりも低い位置に設けられるので、反転させた状態では、第1のマット体2は第2のマット体3の下側に位置できる。しかも前記高さの差hを上述のように調整することにより、図5に示されるように、第1のマット体2と第2のマット体3とを基枠5内でともに略水平としかつ上下に折り重ねて収納できる。なお、第1のマット2及び第2のマット3は、必ずしも平行で重ねる必要はないが、本実施形態のように、基枠5の収容空間Sにおいて、第1のマット体2及びマット体3を実質的に平行として折り重ねた場合にはそのときの重なり厚さを最小とし、よりコンパクトにベッド1を構成しうる点で望ましい。
なお、本実施形態では、低所に設けられた第1の横の支軸9に固着された第1のマット体2を、第2のマット体3よりも先に基枠5に収容する必要がある。また、前記基枠5の底板8は、第1のマット体2を基枠5内に収容したときに、該第1のマット体2を実質的に水平状態として保持しうる高さに設けられるのが望ましい。
また、折畳みベッド1の展開状態では、各マット2ないし4の就寝高さを実質的に面一とするためにに、第1の横の支軸9と、第1の受け枠3bの矩形の外枠部g1とは、第1の横の支軸9の長手方向と直交する向きにのびる継ぎ金物11を介しかつボルトB2により固着される。即ち、継ぎ金物11の垂直方向成分の長さは、図3に示されるように、第1の横の支軸9と第2の横の支軸10との高さの差hと等しい。前記継ぎ金物11は、図7に示されるように、第1の横の支軸9に固着されかつその長手方向と直交する向きにのびるアーム部11aと、該アーム部11aの先端に設けられた受け金具11bとを有する。そして、この受け金具11aにボルトB2を用いて第1の横の支軸9が固着される。
前記中のマット体4は、基枠5の第1及び第2の横の支軸9、10と直角な辺の一方に、枢支される。本実施形態では、ベッド1の一方の側部かつベッド長さ方向で並ぶ支柱6、6の上端部にそれぞれベッド長さ方向にのびる軸を支持し得る軸受片13が設けられるとともに、中の受け枠4bの外枠部g3のうち、ベッド長さ方向にのびるとともに前記取っ手14が設けられていない枠材の両端が、ボルトB4などを用いて軸受片13に回動自在に枢支される。従って、前記展開状態の中のマット体4は、取っ手14を把持して引き上げられることにより、ボルトB4を実質的な支軸として回動でき、ひいては図6に示されるように、基枠5の開口部Oを開放させることができる。
なお、中のマット体4は、前記基枠5の開口部Oを開放状態には、反転させてマットを下向きとして床面に載置されても良い。しかし、本実施形態中のマット体4は、保持手段15により開口部Oの開放状態にて立てて保持される。
図8(a)には前記保持手段15の一例が示される。本実施形態の保持手段15は、前記軸受片13の外面に、前記ボルトB4の軸中心と同心円状の円筒面を有する円弧状の切り欠き溝15aと、前記中の受け枠4bに設けられるとともに前記切り欠き溝15aの前記円筒面に接触して移動しうるスライド部材15bとを含んで構成される。
前記切り欠き溝15aには、中のマット体4を起立させたときに前記スライド部材15bの移動を規制しうる終端面Kが設けられる。従って、スライド部材15bは、図8(b)に示される中のマット体4の水平状態から、同図(c)に示される終端面Kまでの移動範囲でのみ回動できる。また、中の受け枠4bに設けたスライド部材15bが切り欠き溝15aの終端面Kに当接しかつ寄りかかることにより、中のマット体4の開口部Oを開放させる向きのさらなる回動が規制されるとともに、その起立状態が保持される。特に限定されるわけではないが、中のマット体4を水平面に対して95゜よりも大、より好ましくは100゜以上の角度θ(図6に示す)でその回動を規制するのが望ましい。前記角度θが小さすぎると、中のマット体4の重量が十分に終端面Kに作用せず、ひいては中のマット体4が自然に開口部Oを閉止する向きに回動するおそれがある。
他方、中のマット体4は、その受け枠4bの一部が基枠5の上面(例えば縦の枠材12や第2の横の支軸10)と当接することにより支持され、その水平状態が保たれる。従って、切り欠き溝15aに、中のマット体4の開口部Oを閉止する向きの回動を規制する終端面を特に設ける必要はない。
また、上記実施形態では、切り欠き溝15aとスライド部材15bとからなる保持手段15が示されたが、保持手段はこのような具体的な態様に限定されるものではなく、中のマット体4の起立状態を保つためのものであれば、拘束位置付のヒンジやラチエット機構、さらには取り外し自在なチェーンや紐などを用いて拘束することもできる(いずれも図示省略)。
また、本実施形態では、基枠5の底部に、キャスター輪17が設けられる。該キャスター輪17は、前記中の受け枠4bに設けられた取っ手14と反対側のベッドの側縁側にベッド長さ方向に並べて配置される。なお、取っ手14が設けられた側にはキャスター輪17は設けられていることなく、単に床面と当接する脚として構成される。なお、該キャスター輪17は、ベッドの安定性を高めるために、ストッパー機能付きのものが好適である。
以上のように構成された本実施形態の折畳みベッド1について、展開状態から収納状態への折り畳む手順を述べる。ベッド使用者は、図1に示す展開状態から、例えば取っ手14を把持して中のマット体4を持ち上げることにより、基枠5の開口部Oの上方を開放させる。この際、前記保持手段15により、中のマット体4は起立状態に保たれる。従って、中のマット体4を支えていなくても、基枠5の開口部Oの開放状態が保たれるので利便性が良い。
次に、第1のマット体2を、基枠5側に回動させる。これにより、第1のマット体2は反転し、その第1のマット2aを下に向けて前記開口部Oから基枠5の収容空間Sに収納される。この際、本実施形態では、第1のマット2aが基枠5の底板8で支持されて略水平状態に保たれる。また、このような第1のマット体2の反転に伴い、その第1の脚部2cは第1の受け枠2bに沿うよう折り畳まれる。
次に、第2のマット体3を、基枠5側に回動させる。これにより、第2のマット体3は反転し、その第2のマット3aを下に向けて前記開口部Oから基枠5の収容空間Sに収納される。この際、本実施形態では、第2のマット体3は、実質的に水平かつ第1のマット体2の上に折り重ねられる。また、第2のマット体3の反転に伴い、第2の脚部3cは、第2の受け枠3bに沿うよう折り畳まれる(図6参照)。
本実施形態において、第1のマット2a及び第2のマット3aのベッド巾方向Xの長さは、基枠5の開口部の3のベッド巾方向Xの長さとほぼ同一か又はこれよりも僅かに大きく構成されているが、各受け枠2b及び3bの幅及び長さは、それぞれ基枠5の開口部Oの幅及び長さよりも小さく形成される。従って、各マット体2及び3は、それぞれのマット2a及び3aを適宜圧縮変形させることにより、基枠5の開口部Oを通過させることができる。
第1及び第2のマット体2及び3がともに基枠5の収容空間Sに収納された後、起立させた中のマット体4を回動させて水平な状態へと戻す。これにより、基枠5の開口部Oが閉止される。なお、基枠5の前記収容空間Sは、2つのマット体2及び3を収めうる十分な高さを具えているので、中のマット体4は、第1及び第2のマット体2及び3と干渉することなく開口部Oを閉止しうる。
これにより、ベッド1の収納状態が得られる。即ち、本実施形態の折畳みベッド1は、図5に示したように、中のマット体4の下方の空間、即ち該中のマット体4が載置される平面矩形の基枠5内に、第1のマット体2及び第2のマット体3を折り重ねて収納できる。つまり、ベッドを3つ折りに畳むことができるので、2つ折りの従来の逆V字状の折畳みベッドに比べて、折畳み状態がより小型化される。
また、折り畳まれたベッド1は、例えば前記取っ手14を持ち、基枠5のキャスター輪17の設けられていない側を少し浮かせることにより、キャスター輪17を利用して自在かつ軽微な力で移動させることができる。
なお、ベッド1を展開する際には、前記とは逆の動作、即ち、中のマット体4を持ち上げて起立状態に保持した後、第2のマット体3及び第1のマット体4を適宜回動させて開口部Oから外に移動させて展開し、かつ、それぞれの脚部2c及び3cを引き出すとともに、中のマット体4を下ろして開口部Oを閉止するように基枠4上に載置させる。これにより、第1のマット体2、中のマット体4及び第2のマット体3は、同一かつ就寝高さに連続して並べて保持され得る。
以上本考案の実施形態について説明したが、本実施形態の折畳みベッド1は、例えば図5の折り畳み状態では、そのマット部を座面とした椅子として利用できるのは言うまでもない。また、上記実施形態の高さの差hなどの寸法は、適宜変更しうるのは言うまでもない。
本実施形態の折畳みベッドの展開状態の全体斜視図である。 そのマットを取り外した状態の平面図である。 図2の正面図である。 図3の左側面図である。 本実施形態の折畳みベッドの折畳んだ状態の正面図である。 折り畳み途中のベッドを示す斜視図である。 基枠と各マット体ないしとの連結状態を説明する分解斜視図である。 (a)は保持手段の側面図、(b)及び(c)はその作用を説明する部分斜視図である。 従来の折畳みベッドの正面図である。
符号の説明
1 折畳みベッド
2 第1のマット体
2a 第1のマット
2b 第1の受け枠
2c 第1の脚部
3 第2のマット体
3a 第2のマット
3b 第2の受け枠
3c 第2の脚部
4 中のマット体
4a 中のマット
4b 中の受け枠
5 基枠
O 開口部

Claims (6)

  1. 上半身側を載せるマットを有しかつこのマットを受ける第1の受け枠を有する第1のマット体と、
    下半身側を載せるマットを有しかつこのマットを受ける第2の受け枠を有する第2のマット体と、
    腰部を載せるマットを有しかつこのマットを受ける中の受け枠を有する中のマット体と、
    上側を開放して開口部を設けた平面矩形の基枠とを含み、
    前記第1のマット体及び第2のマット体は、その第1の受け枠及び第2の受け枠それぞれの一端側が、前記基枠の向き合う2辺にかつ各他端側を基枠から離れる向きに展開することにより各マットを基枠の両側で上に向けて就寝高さに展開可能しかも反転により各マットを下に向けて前記開口部から基枠内に収納可能に枢支されるとともに、
    前記第1の受け枠と前記第2の受け枠の前記枢支の高さを変えることにより、
    前記第1のマット体及び第2のマット体は前記基枠内で折り重ね可能に収納される一方、 前記中のマット体は、前記基枠の前記2辺と直角な辺の一方に、前記開口部を開放可能かつ前記マットを上に向けて就寝高さで前記基枠に載置されることにより前記開口部を閉止可能に枢支されることを特徴とする折畳みベッド。
  2. 前記基枠は、4隅の支柱と、前記2辺で前記支柱を継ぎ前記第1の受け枠及び第2の受け枠の各一端側を枢支する第1の横の支軸及び第2の横の支軸を含み、かつ
    前記第1の横の支軸及び第2の横の支軸の高さを変えることにより、第1の受け枠及び第2の受け枠の前記枢支の高さを変えたことを特徴とする請求項1記載の折畳みベッド。
  3. 前記第1のマット体及び第2のマット体は、前記基枠内で実質的に水平かつ互いに平行に折り重ねられる請求項1又は2記載の折畳みベッド。
  4. 前記記第1の受け枠及び第2の受け枠には、前記展開状態で各受け枠を支持する折り畳み可能な脚部が設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の折畳みベッド。
  5. 前記中のマット体は、保持手段により前記開口部の開放状態にて立てて保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の折畳みベッド。
  6. 前記第1のマット体、第2のマット体及び中のマット体は、同一の就寝高さに展開される請求項1乃至5のいずれかに記載の折り畳みベッド。
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