JP4668818B2 - 磁気センサ - Google Patents

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    • G01R33/06Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
    • G01R33/09Magnetoresistive devices

Description

本発明は、例えば、折畳み式携帯電話の開閉検知を行う非接触式の磁気センサに係り、特に、温度変化によっても中点電位のばらつきを抑制でき、またセンサの小型化、及び製造コストの低減を図ることが可能な磁気センサに関する。
以下の特許文献1には、磁気センサの組立方法が開示されている。特許文献1によれば複数の磁気抵抗効果素子を同一基板上に形成し、全ての前記磁気抵抗効果素子の固定層(ピン層)の磁化方向を同一方向に着磁し、次に、前記基板を複数の素子台毎に切り出し、切り出しされた素子台上に磁気抵抗効果素子の固定層の磁化方向の向きを選定して、複数の素子台を組み合わせるとしている(例えば特許文献1の請求項1等)。
図14は、従来の磁気センサの部分平面図である。図14に示すように素子台61,62には夫々、前記磁気抵抗効果素子63,64が設けられている。
前記磁気抵抗効果素子63、64の長手方向の両側には端子部63a,64aが設けられ、各端子部63a,64aは回路基板65上の端子部66に例えばワイヤボンディング等によって電気的に接続される。
前記磁気センサでは、例えば中点電位変化を検出するために、図14に示すように前記磁気抵抗効果素子63,64の固定層の固定磁化方向は互いに逆方向に向いている。
図14に示す磁気センサは、例えば折畳み式携帯電話の開閉検知に使用される。すなわち前記携帯電話の第1部材(例えば表示画面搭載側の部材)には、磁石が設けられ、第2部材(例えば操作側の部材)には図14に示す磁気センサが内臓される。前記携帯電話を閉じた状態と開いた状態とでは、前記磁気抵抗効果素子63,64に及ぼされる前記磁石からの外部磁界の大きさが変化する。具体的には、前記携帯電話を閉じた状態から前記携帯電話を開くと、前記磁気抵抗効果素子63,64に及ぼされる磁石からの外部磁界の大きさが徐々に小さくなっていく。このとき外部磁界の影響を受けて磁化方向が変動するフリー層と前記固定層との磁化方向の関係から前記磁気抵抗効果素子63,64の抵抗値が変化し、抵抗値変化に基づく出力電圧の変化から前記携帯電話の開閉を検知できるようになっている。
特開2003−66127号公報
図14に示す従来型の磁気センサでは、固定層の磁化方向が異なる磁気抵抗効果素子63,64を使用するために、同じ素子台上に2つの磁気抵抗効果素子63,64を形成することは出来ず、特許文献1に記載されているように、素子台61,62毎に切り出した後、各素子台61,62上に搭載された磁気抵抗効果素子63,64の固定層の磁化方向が逆方向になるように、位置合わせを行う必要があった。
しかし、各素子台61,62を高精度に位置合わせすることは非常に困難であり、前記固定層の磁化方向にばらつきが生じやすくなる結果、開閉検知にばらつきが生じやすくなっていた。
また、図14に示す従来型の磁気センサでは、素子台が複数必要であるから、前記磁気センサが大型化しやすく、また、磁気抵抗効果素子63,64の端子部63a,64aと回路基板65の端子部66間のボンディング数等が多くなるために製造コストも高くなった。
ところで、例えば磁気抵抗効果素子と固定抵抗とを組み合わせてブリッジ回路を構成すると、前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗とを同じ素子台上に形成することが可能であり、上記した問題点を解決できる。
しかし、前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗とは材質が異なるために前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗とで温度係数(TCR:Temperature Coefficient of Resistance)が異なり、その結果、温度が変化すると中点電圧のバランスが崩れてしまい検出精度が低下して誤動作の原因になるという問題があった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、温度変化によっても中点電位のばらつきを抑制でき、またセンサの小型化、及び製造コストの低減を図ることが可能な磁気センサを提供することを目的としている。
本発明は、
磁気抵抗効果素子及び固定抵抗が、夫々、少なくとも一つ以上設けられ、
前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗は、共に、反強磁性層と複数の磁性層と非磁性層と、最上層の保護層とを有して構成され、
前記磁気抵抗効果素子では、少なくとも一つの前記磁性層を有し磁化方向が固定される固定層と、残りの前記磁性層を有し外部磁界により磁化方向が変動するフリー層が設けられ、前記固定層と前記フリー層との間に前記非磁性層が介在するとともに、前記固定層の前記非磁性層が形成された面と反対面に前記反強磁性層が接して形成されており、
前記固定抵抗では、少なくとも一つの前記磁性層が前記反強磁性層に接して形成されるとともに全ての前記磁性層の磁化方向が固定されており、
前記固定抵抗では、前記固定層と同じ材質からなる第1磁性層と、前記フリー層と同じ材質からなる第2磁性層とが積層され、
前記第1磁性層は前記反強磁性層に接して形成されるとともに、前記磁気抵抗効果素子と異なって、前記第2磁性層と、前記非磁性層とが逆積層となり、前記第1磁性層の前記反強磁性層が形成されている面と反対面に、前記第2磁性層が接して形成されることで前記第2磁性層の磁化方向が前記第1磁性層と共に固定されていることを特徴とするものである。
本発明では、前記第1磁性層は、前記固定層と同じ材質及び同じ膜厚からなり、前記第2磁性層は、前記フリー層と同じ材質及び同じ膜厚からなることが好ましい。
本発明では上記のように、磁気抵抗効果素子及び固定抵抗の構成層として、共に、反強磁性層、複数の磁性層、非磁性層、及び保護層が用いられている。そして本発明では、前記磁気抵抗効果素子及び固定抵抗とで、これら構成層の積層順を変え、前記磁気抵抗効果素子を、外部磁界の変化に基づき適切に磁気抵抗効果が発揮されて抵抗値が変化する可変抵抗として機能させている。一方、前記固定抵抗では、全ての前記磁性層の磁化方向を一定の方向に固定しているため、前記磁気抵抗効果素子と異なって、外部磁界が変化しても磁気抵抗効果が発揮されないようになっている。
上記したように本発明では、前記磁気抵抗効果素子及び固定抵抗は共に、構成層として反強磁性層、複数の磁性層、非磁性層、及び保護層を有するから、前記磁気抵抗効果素子の温度係数と前記固定抵抗の温度係数とのばらつきを従来に比べて抑制でき、その結果、温度変化に対して安定して動作することが可能な磁気センサとすることが出来る。
また本発明では、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗は同じ素子台上に形成されることが好ましい。これにより、磁気センサの小型化を促進でき、またボンディング数等を減らすことができ製造コストを低減できる。
また本発明では、前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗の層の構成は一致していることが好ましい。例えば前記磁気抵抗効果素子では、反強磁性層、固定層、非磁性層、感磁層、及び保護層以外に、結晶性を向上させるためのシード層等を設けてもよいが、前記シード層を前記固定抵抗にも設け、前記磁気抵抗効果素子の構成層と、前記磁気抵抗効果素子の構成層とを一致させることで、前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗の温度係数のばらつきをより効果的に小さくでき(あるいは最も好ましくは温度係数を一致させることができ)、より適切に、温度変化に対して安定して動作することが可能な磁気センサとすることが出来る。
本発明の磁気センサは、温度変化によっても中点電位のばらつきを抑制でき、さらには小型化、及び製造コストの低減を図ることが可能である。
図1,図2は、本実施形態の非接触式磁気センサを内臓した折畳み式携帯電話の部分模式図、図3は本実施形態における磁気センサの部分平面図、図4は図3に示すA−A線から切断し矢印方向から見た前記磁気センサの部分断面図、図5は図3とは異なる構造の本実施形態における磁気センサの部分平面図、図6は図3に示す磁気センサの回路構成図、図7は図5に示す磁気センサの回路構成図、である。
図1に示すように折畳み式携帯電話1は、第1部材2と第2部材3とを有して構成される。前記第1部材2は画面表示側であり、前記第2部材3は操作体側である。前記第1部材2の前記第2部材3との対向面には液晶ディスプレイやレシーバ等が設けられている。前記第2部材3の前記第1部材2との対向面には、各種釦及びマイク等が設けられている。図1は折畳み式携帯電話1を閉じた状態であり、図1に示すように前記第1部材2には磁石5が内臓され、前記第2部材3には磁気センサ4が内臓されている。図1に示すように閉じた状態で、前記磁石5と磁気センサ4は互いに対向した位置(前記磁石5及び磁気センサ4の設置面に対し垂直方向にて対向)に配置されている。
図1では、前記磁石5から放出された外部磁界φが、前記磁気センサ4に伝わり、前記磁気センサ4では前記外部磁界φを検出し、これにより、折畳み式携帯電話1は閉じた状態にあることが検出される。
一方、図2のように折畳み式携帯電話1を開くと、前記第1部材2が前記第2部材3から離れるにつれて、徐々に前記磁気センサ4に伝わる外部磁界φの大きさは小さくなっていき、やがて前記磁気センサ4に伝わる外部磁界φはゼロになる。前記磁気センサ4に伝わる外部磁界φがゼロになり、あるいは前記磁気センサ4に伝わる外部磁界φの大きさがある所定の大きさ以下となった場合に、前記折畳み式携帯電話1が開いた状態にあることが検出され、例えば、前記携帯電話1内に内臓される制御部にて、液晶ディスプレイや操作釦の裏側にあるバックライトが光るように制御されている。
図3に示すように、前記第2部材3内に内臓される回路基板6上に本実施形態の磁気センサ4が搭載されている。前記磁気センサ4は一つの素子台7上に、磁気抵抗効果素子8と固定抵抗9が一つづつ設けられている。図3に示すように前記磁気抵抗効果素子8の長手方向の両側には端子部10,11が設けられている。前記端子部10は例えば、前記回路基板6上に設けられた入力端子(電源Vcc)12とワイヤボンディングやダイボンディング等で電気的に接続されている(図6参照)。前記端子部11は、前記固定抵抗9との共通端子であり、前記端子部11は、前記回路基板6上の出力端子22とワイヤボンディングやダイボンディング等により電気的に接続されている(図6参照)。
図3に示すように前記固定抵抗9の長手方向の両側には上記した端子部11と端子部21が設けられている。前記端子部21は前記回路基板6上のアース端子13とワイヤボンディングやダイボンディング等により電気的に接続されている(図6参照)。
図3に示すように前記磁気抵抗効果素子8及び固定抵抗9は共に直線状の細長い形状で形成されているが、例えばミアンダー形状(蛇行形状)等で形成されてもよい。
図4に示すように、前記磁気抵抗効果素子8は、下から下地層14,シード層15、反強磁性層16、固定層(第1磁性層)17、非磁性層18、フリー層(:感磁層、第2磁性層)19、及び保護層20の順で積層されている。前記下地層14は、例えば、Ta,Hf,Nb,Zr,Ti,Mo,Wのうち1種または2種以上の元素などの非磁性材料で形成される。前記シード層15は、NiFeCrあるいはCr等で形成される。前記反強磁性層16は、元素α(ただしαは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Osのうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料、又は、元素αと元素α′(ただし元素α′は、Ne,Ar,Kr,Xe,Be,B,C,N,Mg,Al,Si,P,Ti,V,Cr,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ga,Ge,Zr,Nb,Mo,Ag,Cd,Sn,Hf,Ta,W,Re,Au,Pb、及び希土類元素のうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料で形成される。例えば前記反強磁性層16は、IrMnやPtMnで形成される。前記固定層17及びフリー層19はCoFe合金、NiFe合金、CoFeNi合金等の磁性材料で形成される。また前記非磁性層18はCu等で形成される。また前記保護層20はTa等で形成される。
前記磁気抵抗効果素子8では、前記反強磁性層16と前記固定層17とが接して形成されているため磁場中熱処理を施すことにより前記反強磁性層16と前記固定層17との界面に交換結合磁界(Hex)が生じ、前記固定層17の磁化方向は一方向に固定される。図3では前記固定層17の磁化方向17aを矢印方向で示している。前記磁化方向17aは長手方向に対して直交する方向(素子幅方向)となっている。一方、前記フリー層19は前記固定層17と非磁性層18を介して対向しており、前記フリー層19の磁化方向は一方向に固定されていない。すなわち前記フリー層19の磁化は外部磁界の影響を受けて変動するようになっている。
図4に示すように前記固定抵抗9は、下から下地層14,シード層15、反強磁性層16、第1磁性層17、第2磁性層19、非磁性層18、及び保護層20の順で積層されている。なお固定抵抗9における第1磁性層17は磁気抵抗効果素子8における固定層17に相当し、前記固定抵抗9における第2磁性層19は磁気抵抗効果素子8におけるフリー層19に相当する。すなわち前記固定抵抗9の積層順は、前記磁気抵抗効果素子8のフリー層19と非磁性層18の順番を入れ替えたものとなっている。前記磁気抵抗効果素子8と前記固定抵抗9において共通する各層の材質は同じである。例えば前記磁気抵抗効果素子8が下から下地層14:Ta/シード層15:NiFeCr/反強磁性層16:IrMn/固定層17:CoFe/非磁性層18:Cu/フリー層19:NiFe/保護層20:Taの順に積層されている場合、前記固定抵抗9では、例えば、下から下地層14:Ta/シード層15:NiFeCr/反強磁性層16:IrMn/第1磁性層17:CoFe/第2磁性層19:NiFe/非磁性層18:Cu/保護層20:Taの順に積層されている。図4に示す実施形態では、前記固定抵抗9は、前記第1磁性層17と前記第2磁性層19とが接して形成され、前記第1磁性層17と前記第2磁性層19のどちらか一方に、前記反強磁性層16が接して形成されている。図4では、反強磁性層16/第1磁性層17/第2磁性層19の順で積層されているため、磁場中熱処理を施すと前記反強磁性層16と前記第1磁性層17との界面で交換結合磁界(Hex)が生じ、前記第1磁性層17の磁化が一方向に固定されるが、このとき、前記第1磁性層17に接して形成された第2磁性層19の磁化も前記第1磁性層17との間で作用する強磁性結合により、前記第1磁性層17の磁化方向と同一方向に固定される。前記第1磁性層17及び前記第2磁性層19の磁化方向は、前記磁気抵抗効果素子8の固定層17の磁化方向17aと同じであっても異なっていてもよい。ただし同じ方向とするほうが、製造工程中における磁場の制御等を行いやすいので好ましい。本実施形態において重要な点は、固定抵抗9における第1磁性層17と第2磁性層19の磁化方向が固定されていることである。よって上記のように反強磁性層16/第1磁性層17/第2磁性層19の積層順ではなくて例えば第1磁性層17/反強磁性層16/第2磁性層19/非磁性層18・・の積層順であっても前記第1磁性層17及び前記第2磁性層19の磁化方向を固定できる。ただし図4のように、固定抵抗9では、磁気抵抗効果素子8と異なって第2磁性層19と非磁性層18とを逆積層にすれば他の積層構造を磁気抵抗効果素子8と変えることなく、簡単に全ての磁性層17,19の磁化方向を固定できるので製造方法も簡単になり好ましい。
図3,図6に示すように、入力端子(電源Vcc)から例えば5Vが印加されると、図4に示す実施形態では、無磁場状態では、磁気センサ4からの出力値(中点電位)はほぼ2.5Vとなる。前記磁石5からの外部磁界φが、前記磁気抵抗効果素子8に及ぼされ、その強さの変動により、前記フリー層19と前記固定層17との磁化関係(磁化状態)が変化し前記磁気抵抗効果素子8の抵抗値が変動するが(これを磁気抵抗効果と言う)、前記固定抵抗9の抵抗値は前記外部磁界φによって変動しない。これにより磁気センサ4からの出力値は変動し、制御部30にて、前記出力値と、閾値電圧とが比較され、例えば前記出力値が前記閾値電圧より高くなれば、スイッチオンとなる切替信号が出力され、折畳み式携帯電話1が開いたとしてバックライト機能等が作動し、一方、前記出力値が前記閾値電圧より低ければスイッチオフとなり例えば前記切替信号の出力が停止され、折畳み式携帯電話1が閉じたとしてバックライト機能等の作動を停止する。
本実施形態では、上記したように、前記磁気抵抗効果素子8及び固定抵抗9は共に、反強磁性層16、第1磁性層17、非磁性層18、第2磁性層19及び保護層20を有し、前記第2磁性層19は、前記磁気抵抗効果素子8では外部磁界の変動により磁化方向が変化するフリー層として機能し、前記固定抵抗9では前記第1磁性層17と接して形成され前記第1磁性層17と共に磁化方向が固定されていることに特徴的な部分がある。
これにより、前記磁気抵抗効果素子8は外部磁界の変動により、磁気抵抗効果が発揮され抵抗値が変動する可変抵抗として機能し、一方、固定抵抗9は外部磁界の変動によっても磁気抵抗効果が発揮されず抵抗値が一定となっている。そして、前記磁気抵抗効果素子8及び固定抵抗9は共に、反強磁性層16、第1磁性層17、非磁性層18、第2磁性層19及び保護層20を有しているから、前記磁気抵抗効果素子8の温度係数(TCR)と、前記固定抵抗9の温度係数とのばらつきを抑制でき、この結果、温度変化に対しても中点電位のばらつきを抑制でき、安定して動作することが可能な磁気センサ4とすることが出来る。
特に図4に示す実施形態では、前記磁気抵抗効果素子8と前記固定抵抗9の構成層を完全に一致させている。すなわち、反強磁性層16、第1磁性層17、非磁性層18、第2磁性層19及び保護層20だけでなく、磁気抵抗効果素子8に使用される下地層14及びシード層15を、前記固定抵抗9にも使用しているため、前記磁気抵抗効果素子8と前記固定抵抗9の温度係数及び抵抗値(無場状態)のばらつきをより適切に抑制でき、より効果的に、安定して動作することが可能な磁気センサ4とすることが出来る。なお前記磁
気抵抗効果素子8と前記固定抵抗9の温度係数及び抵抗値(無場状態)をより近付けるには(最も好ましくは一致させるには)、さらに磁気抵抗効果素子8及び前記固定抵抗9での夫々、共通する各層の膜厚を同じにすることが必要である。また、磁気抵抗効果素子8において前記固定層17は、例えば2つの磁性層間に非磁性中間層が介在する積層フェリ構造等であってもよい。係る場合、前記固定抵抗9でも、前記第1磁性層17を2つの磁性層にするとともに前記非磁性中間層を設ける。このとき、前記第1磁性層17を前記固定層17と同様の積層フェリ構造にしなくてもよい。重要なのは、前記積層フェリ構造と同じ構成要素を前記固定抵抗9も有するとともに、磁性層が全て固定されていることである。よって例えば積層フェリ構造が、磁性層:CoFe/非磁性中間層:Ru/磁性層:CoFeの積層構造である場合、前記固定抵抗9では、磁性層:CoFe/磁性層:CoFe/非磁性中間層:Ruの積層順にしてもよい。特に固定抵抗9では全ての磁性層を反強磁性層16上に連続して形成し、他の非磁性層を前記磁性層上に形成する等すれば簡単に全ての磁性層の磁化方向を固定できる。一例を挙げると、例えば磁気抵抗効果素子8が、反強磁性層16:IrMn/固定層17[CoFe/Ru/CoFe]/非磁性層18:Cu/フリー層19[CoFe/NiFe]の積層順で形成されている場合、固定抵抗9では、例えば、IrMn/CoFe/CoFe/CoFe/NiFe/Ru/Cuとすれば、複数の磁性層であるCoFe/CoFe/CoFe/NiFeの全て磁化方向を適切に固定することが可能である。
また図3,図4に示すように前記磁気センサ4を構成する磁気抵抗効果素子8及び固定抵抗9は同じ素子台7上に搭載されている。よって前記磁気センサ4の小型化を図ることが出来る。また前記磁気抵抗効果素子8及び前記固定抵抗9を同じ素子台7上に形成することで、前記磁気抵抗効果素子8及び前記固定抵抗9の一方の端部に設けられた端子部11を共通端子にでき、この結果、前記磁気抵抗効果素子8及び固定抵抗9をばらばらに異なる素子台上に搭載する場合に比べて、前記磁気センサ4と回路基板6間でのボンディング数を減らすことができ製造コストを低減させることが出来る。また本実施形態では前記磁気抵抗効果素子8と固定抵抗9とを同じ素子台7上に形成するので、前記磁気抵抗効果素子8と前記固定抵抗9との磁化制御を簡単に行うことが可能である。
なお本実施形態は、前記磁気抵抗効果素子8と固定抵抗9とが夫々異なった素子台上に搭載されていても、前記磁気抵抗効果素子8と、前記固定抵抗9の温度係数のばらつきを抑制でき、また、一方は固定抵抗9であるから従来のように別々の素子台上に磁気抵抗効果素子が形成されている場合に比べて高度な位置決め精度を必要せず、また検知精度のばらつきを抑制できるが、上記のように同じ素子台7上に磁気抵抗効果素子8及び固定抵抗9が形成された方が、磁気センサ4の小型化等の観点から好ましい。
図3,図4に示す実施形態では、前記素子台7上に磁気抵抗効果素子8と固定抵抗9とが一つづつ設けられたブリッジ回路(ハーフブリッジ回路)を構成しているが、図5,図7のように、素子台40上に2つの磁気抵抗効果素子41,42と2つの固定抵抗43,44が設けられたブリッジ回路(フルブリッジ回路)を構成してもよい。図5に示すように前記磁気抵抗効果素子41,42の固定層の磁化方向41a,42aを同じ方向で形成できる。また、図5に示すように、前記磁気抵抗効果素子41と前記固定抵抗43間を共通の端子部(第1の出力端子)46と、前記磁気抵抗効果素子42と前記固定抵抗44間を共通の端子部(第2の出力端子)45で接続できる。
図5,図7のようにフルブリッジ回路とすることで、出力を大きくでき、より安定して動作することが可能な磁気センサ4とすることが出来る。
図4に示す磁気センサ4の製造方法について以下に説明する。図8ないし図13は図4に示す磁気センサ4の製造方法を示す一工程図であり、各図は製造工程中における部分断面図である。
図8に示す工程では基板50上の全面に、下から下地層14、シード層15、反強磁性層16、固定層(第1磁性層)17、非磁性層18、フリー層(第2磁性層)19及び保護層20の順に積層された積層体52を形成する。各層における材質は上記で説明したのでそちらを参照されたい。
次に図9に示す工程では、前記保護層20上であって後に磁気抵抗効果素子8となる部分に、リフトオフ用レジスト層51を設ける。前記リフトオフ用レジスト層51の幅寸法及び長さ寸法は前記磁気抵抗効果素子8の幅寸法及び長さ寸法よりも大きくする。そして、前記リフトオフ用レジスト層51に覆われていない前記積層体52をイオンミリング等によって除去する。
次に図10に示す工程では、前記積層体52が除去された前記基板50上に、下から下地層14、シード層15、反強磁性層16、第1磁性層17、第2磁性層19、非磁性層18及び保護層20の順で積層された積層体53を形成する。各層の材質を前記積層体52と共通する各層の材質と同じにする。また前記積層体53における各層の膜厚を、前記積層体52と共通する各層の膜厚と同じに形成する。前記リフトオフ用レジスト層51の上面にも前記積層体53と同じ層構造の積層体が積層される。そして前記リフトオフ用レジスト層51を除去する。
前記積層体53の形成後、前記積層体52,53を磁場中熱処理し、前記積層体52及び53を構成する反強磁性層16と固定層17との間に交換結合磁界(Hex)を生じさせ、前記積層体52の固定層17及び前記積層体53の第1磁性層17を共に同じ方向に磁化固定する。前記磁場中熱処理の工程は、上記のタイミング以外で行ってもよい。少なくとも図13工程における基板50から各素子台に切り出す前に行えばよい。基板50上に形成された全ての積層体52及び積層体53に対して同時に磁場中熱処理を行うことができ磁場中熱処理工程を簡単に行うことが出来る。
図11に示す工程では、前記積層体52上に、磁気抵抗効果素子8のパターンを有するレジスト層54を設け、前記積層体53上に、固定抵抗9のパターンを有するレジスト層55を設ける。前記レジスト層54,55のパターン形成は露光現像により行われる。
そして図12に示す工程では、前記レジスト層54,55に覆われていない積層体52及び積層体53を除去すると、残された前記積層体52は磁気抵抗効果素子8となり、残された積層体53は固定抵抗9と成る。
そして図13に示す工程では、前記基板50から各素子台7毎に切り出し(図13に示す一点鎖線に沿って切り出される)、これにより前記基板50から複数の磁気センサ4を同時に得ることが可能である。
例えば、磁気抵抗効果素子8と固定抵抗9とは固定層17までは共通であるため、前記固定層17までを基板50上の全面に形成した後、固定抵抗9が形成される部分をレジスト層等で覆い、前記レジスト層で覆われていない前記固定層17上に、磁気抵抗効果素子8を構成する非磁性層18、フリー層19及び保護層20を順に積層し、次に、前記レジスト層を除去し、今度は、前記磁気抵抗効果素子8上をレジスト層で覆って、前記レジスト層で覆われていない前記固定層17上に、固定抵抗9を構成する磁性層19、非磁性層18及び保護層20を順に積層し、前記レジスト層を除去して図11工程以降と同じ工程を施す。上記の製造方法であっても、前記基板50上に磁気抵抗効果素子8と固定抵抗9を形成することが可能であるが、前記固定層17まで形成した後、レジスト層を設けるために大気暴露されてしまい前記固定層17の劣化等の問題があるため、図8〜図10に示すように、磁気抵抗効果素子8を構成する積層体52と前記固定抵抗9を構成する積層体53とを別々に積層することが層の劣化を抑制できて好ましい。
上記した実施形態では、磁気センサ4として磁石5を構成に含めていないが、前記磁石5を含めて磁気センサ4と定義してもよい。
また上記した実施形態では、前記磁気抵抗効果素子8は、下から反強磁性層16、固定層17、非磁性層18及びフリー層19の順であったが、下からフリー層19、非磁性層18、固定層17及び反強磁性層16の順で形成されてもよい。このとき、前記固定抵抗9は図4に示す積層順であってもよいし、前記磁気抵抗効果素子8に倣って、下から、非磁性層18、フリー層19、固定層17及び反強磁性層16の順で形成されてもよい。また図4に示す下地層14及びシード層15の形成は任意であり、設けなくてもよい。
また、本実施形態の磁気センサ4は折畳み式携帯電話1の開閉検知に用いられているが、ゲーム機の開閉検知等に使用されてもよい。また、図1に示す磁気センサ4は、磁石5からの外部磁界φの大きさに基づき、オン/オフ信号を出力するものであったが、前記磁石5の極性の変化に基づき、オン/オフ信号を出力するもの、あるいはスロットルポジションセンサのように回転角度を検知するセンサ、地磁気センサ(方位センサ)としても使用可能である。
本実施形態の磁気センサを内臓した折畳み式携帯電話の部分模式図(閉じた状態)、 本実施形態の磁気センサを内臓した折畳み式携帯電話の部分模式図(開いた状態)、 本実施形態における磁気センサの部分平面図、 図3に示すA−A線から切断し矢印方向から見た前記磁気センサの部分断面図、 図3とは異なる構造の本実施形態における磁気センサの部分平面図、 図3に示す磁気センサの回路構成図、 図5に示す磁気センサの回路構成図、 本実施形態における磁気センサの製造方法を示す一工程図(部分断面図)、 図8工程の次に行われる一工程図(部分断面図)、 図9工程の次に行われる一工程図(部分断面図)、 図10工程の次に行われる一工程図(部分断面図)、 図11工程の次に行われる一工程図(部分断面図)、 図12工程の次に行われる一工程図(部分断面図)、 従来の磁気センサの部分平面図、
符号の説明
1 折畳み式携帯電話
2 第1部材
3 第2部材
4 磁気センサ
5 磁石
6 回路基板
7 素子台
8、41、42 磁気抵抗効果素子
9、43、44 固定抵抗
14 下地層
15 シード層
16 反強磁性層
17 固定層(第1磁性層)
18 非磁性層
19 フリー層(第2磁性層)
20 保護層
50 基板
51 リフトオフ用レジスト層
52、53 積層体
54、55 レジスト層

Claims (4)

  1. 磁気抵抗効果素子及び固定抵抗が、夫々、少なくとも一つ以上設けられ、
    前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗は、共に、反強磁性層と複数の磁性層と非磁性層と、最上層の保護層とを有して構成され、
    前記磁気抵抗効果素子では、少なくとも一つの前記磁性層を有し磁化方向が固定される固定層と、残りの前記磁性層を有し外部磁界により磁化方向が変動するフリー層が設けられ、前記固定層と前記フリー層との間に前記非磁性層が介在するとともに、前記固定層の前記非磁性層が形成された面と反対面に前記反強磁性層が接して形成されており、
    前記固定抵抗では、少なくとも一つの前記磁性層が前記反強磁性層に接して形成されるとともに全ての前記磁性層の磁化方向が固定されており、
    前記固定抵抗では、前記固定層と同じ材質からなる第1磁性層と、前記フリー層と同じ材質からなる第2磁性層とが積層され、
    前記第1磁性層は前記反強磁性層に接して形成されるとともに、前記磁気抵抗効果素子と異なって、前記第2磁性層と、前記非磁性層とが逆積層となり、前記第1磁性層の前記反強磁性層が形成されている面と反対面に、前記第2磁性層が接して形成されることで前記第2磁性層の磁化方向が前記第1磁性層と共に固定されていることを特徴とする磁気センサ。
  2. 前記第1磁性層は、前記固定層と同じ材質及び同じ膜厚からなり、前記第2磁性層は、前記フリー層と同じ材質及び同じ膜厚からなる請求項1記載の磁気センサ。
  3. 前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗は同じ素子台上に形成される請求項1又は2に記載の磁気センサ。
  4. 前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗の層の構成は一致している請求項1ないし3のいずれかに記載の磁気センサ。
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