JP4668031B2 - 浴室ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の出入口に使用される出入口枠を備えた浴室ユニットに関する。
浴室の出入口枠は、框戸、折戸、1枚引戸、3枚引戸等の扉を支え、その周囲を取り囲むものであり、基本的に、2本の縦枠と、この縦枠の間を繋ぐ上枠及び下枠とを備えている。
また、近年の浴室、特に浴室ユニットに用いられる出入口枠は、バリアフリーの考えが強く、出入口段差をできるかぎりなくすように様々な構造が考えられている。
図1は、従来の浴室出入口枠を示す斜視図であり、防水パン1の周囲に壁パネル2を立設させ、更に、壁パネル2に隣接するように出入口枠3を設けてある。この図面では、出入口枠3に対し、框戸4を固定してあり、框戸4が浴室内に向かって開閉する。
図2は、図1に示す断面図であり、(a)は縦枠部分であるA−A断面図、(b)は壁パネル部分のB−B断面図である。
図2(a)に示すように、出入口枠の縦枠5は、防水パン1の周囲に設けた水平面に対し立設され、浴室側の境界部分にコーキング材6を配置してある。
また、図2(b)に示すように、壁パネル2は、縦枠5と同様に防水パン1の周囲に設けた水平面に対し立設されるが、防水パン1と壁パネル2の間に嵩上げ材7を介してあり、壁パネル2と、防水パン1と嵩上げ材7とで囲まれた空間に、コーキング材6を配置して、防水性能を向上させるようにしている。
特開2000−291274号公報
しかしながら、図1及び図2に示す出入口枠は、壁パネル部分に比べコーキング材の厚みが薄く、止水性能の点で、壁パネル部分よりも劣る欠点がある。
また、コーキング材は、施工時に、コーキング材を配置する部分の上下をマスキングテープにて覆い、そこにコーキング材を注入するので、コーキング材の配置高さが異なる壁パネル部分と、出入口枠部分とは、一度にコーキング処理を施すことができず、煩雑な作業となっていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、止水性能を向上させた浴室出入口枠及び浴室ユニットを提供することを目的とする。
また、上記止水性能を向上させ、且つ、より短時間にて施工作業を行える出入口枠及び浴室ユニットを提供することを目的とする。
(1)本発明は、防水パンと、この防水パン周囲に立設する壁パネルと、この壁パネルに隣接する浴室出入口枠とを備え、上記壁パネルが、防水パンに対し嵩上げ材を介して立設され、上記出入口枠が、浴室出入口壁を支える縦枠と、この縦枠間を繋ぐ上枠及び下枠とを有すると共に、上記縦枠が、浴室側側面下方に切欠を有し、該切欠が、その切欠高さを前記壁パネル設置状態での嵩上げ材の厚み相当としてなる浴室ユニット。
(2)項(1)において、切欠の奥行きが壁パネルの浴室側端部から嵩上げ材の浴室側先端までの距離と等しくされてなる浴室ユニット。
(3)項(1)または(2)において切欠に対しコーキング材を充填された浴室ユニット。
(4)項(3)において、壁パネルと防水パンと嵩上げ材とで囲まれた空間にコーキング材が配置された浴室ユニット。
(5)項(4)において、壁パネルと防水パンと嵩上げ材とで囲まれた空間と縦枠の切欠に一度にコーキング処理が施されてなる浴室ユニット。
本発明によれば、浴室出入口壁を支える縦枠の浴室側側面下方に切欠を設けたことにより、美観を損ねることなくコーキング材の厚みを増すことができ、浴室において最も重要な止水性能を大幅に向上させることができる。
また、切欠高さが、壁パネルの設置状態での嵩上げ材厚み相当であれば、コーキング材を充填する高さが壁パネル部分と、出入口枠部分とで同じとなり、一度にコーキング処理を施すことができる。例えば、壁パネル部分から縦枠部分まで連続してマスキングテープを施し、壁パネルから縦枠まで一度にコーキング処理をできるようになる。
更に、切欠の奥行きが壁パネルの浴室側端部から嵩上げ材の浴室側先端までの距離と等しくされているならば、充填するコーキング材の量を、壁パネル部分と縦枠部分とで等しくできるようになり、作業者のコーキング材充填作業時の絞り度合いが一様となり、作業性を向上できる。


本発明にて述べる浴室出入口壁は、框戸、折戸、1枚引戸、3枚引戸等のドアを示すものであり、浴室と脱衣室とを隔て、使用者の出入りに伴い開閉可能なものであれば特に制限されるものではない。
本発明にて述べる縦枠は、出入口壁の両側に配置され、出入口壁を直接又は間接的に支えることができるものであればと特に制限されるものではない。材質は、耐久性の観点から、金属製のものが好ましく、アルミニウム、真鍮、鉄等が使用することができるが、水場であることから、防錆処理を施したものが特に好ましい。
本発明にて述べる上枠及び下枠は、縦枠間を繋ぐものであり、材質としても、縦枠同様特に制限されるものではないが、美観を考え、縦枠と同じ材質のものを使用することが好ましい。
本発明にて述べる切欠は、縦枠の浴室側側面下方に設けられるものであり、その高さは制限されるものではないが、壁パネル設置状態での嵩上げ材厚み相当であることが好ましい。これは、嵩上げ材厚みに揃えることにより、壁パネル部分から縦枠部分にまで連続してマスキングテープを施し、壁パネルから縦枠まで一度にコーキング処理を施すことができるようにするためである。
切欠の奥行きは、特に制限されるものではないが、縦枠の強度保持を考え、縦枠厚みの1/2以内であることが好ましく、1/3以内であることがより好ましい。
また、この奥行きは、壁パネルの浴室側端部から嵩上げ材の浴室側先端までの距離と合わせることにより、充填するコーキング材の量が、壁パネル部分と縦枠部分とで等しくなり、作業者のコーキング材充填作業時の絞り度合いが一様となり、作業性を向上させることができる。
本発明に述べる防水パンは、床を形成し、床下に漏水することを阻止できるものであれば良く、1枚ものでも、複数の防水パン(例えば、浴槽載置防水パンと、洗い場防水パン)を組み合わせたものであっても良い。
防水パンの材質は特に限定されるものではなく、SMC、BMC等を用いた繊維強化プラスチック、鉄、アルミ、ステンレス等の金属、又は、これらの複合成形品を用いることができる。
防水パンの周囲には、壁パネル及び出入口枠を載置する水平フランジを設けることが好ましく、これを周囲全周、又は一部に設ける。
本発明に述べる壁パネルは、浴室ユニット内と、その他の部屋とを隔て、止水を行えるものであれば良く、特に制限されるものではない。壁パネルの材質は、鋼板パネル、樹脂パネル、鋼板と樹脂との複合材パネル等を用いることができ、その浴室側表面に装飾を施すことができる。
また、壁パネルの裏面は、断熱材を配置することが好ましく、石膏ボード、発泡樹脂成形品等を配置する。
本発明に述べる嵩上げ材は、床パネルと壁パネルとの間に配置されるものであり、壁パネルと、防水パンと、嵩上げ材とで囲まれた空間に、コーキングを充填できるようにしている。嵩上げ材の材質は、特に制限されるものではないが、具体的には、EPDM、発泡ウレタン、発泡PE等を用いることができる。
本発明に述べるコーキング材は、止水できるものであれば特に制限されるものではなく、具体的には、オキシム系シリコンコーキング、アルコール系シリコンコーキング等を用いることができる。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図3は本発明の1実施例である浴室ユニット斜視図である。浴室ユニットは、防水パン1、壁パネル2、図示を省略する天井パネルを備えており、防水パン1が、浴槽側と洗い場側とに分かれている。出入口枠3は、防水パン1の洗い場側に設置され、本実施例では、浴槽10と対向する壁に設けている。
図4は出入口枠3の下部正面図である。出入口枠3の両側を構成する縦枠5は、その下端部に切欠部8を設けており、切欠が、縦枠5の幅方向において端から端まで全長にわたるようにしてある。また、切欠部8は、2本の縦枠5の両方に設けている。
図5は図4の矢視図である。縦枠5の下端部は、防水パン1上に設置されており、浴室内側に切欠部8を設けている。切欠部8の切欠形状は、縦枠5の防水パン1設置面より垂直に、縦枠5の浴室内側の面より水平に切欠いた形状となっている。また切欠部8の奥行き寸法は、縦枠5の奥行き寸法の1/3以内とすることが望ましく、本実施例では1/4としている。更に、切欠部8に垂直面を設けることで、できるだけ余分なコーキングが侵入しないような形状となっている。
図6はコーキング塗布前に行う養生マスキングテープを貼付けた状態を示す概略斜視図である。コーキング作業について説明すると、先ず、浴室ユニットの組み上げ作業終了後に、コーキングを施す部分の上下をマスキングテープ9にて覆う。この際、本実施例では、切欠部8の高さが、壁パネル2の下端に設けた嵩上げ枠と同等にしてあるので、コーキング材を充填する空間高さが、縦枠5と壁パネル2との部分で同じ高さとなり、マスキングテープ9を縦枠5から壁パネル2迄連続で貼り付けることができる。
マスキングテープ9の貼付後は、コーキング材を注入し、最後にマスキングテープ9を剥がすことで作業が完了する。
従来例を示す浴室出入口枠の斜視図である。 図2に示す断面図であり、(a)はA−A断面図、(b)はB−B断面図である。 本発明の1実施例である浴室ユニットの斜視図である。 本発明の1実施例である出入口枠の下部概略拡大図である。 図4に示す出入口枠の矢視図である。 本発明の出入口枠にコーキングする際の作業説明図である。
符号の説明
1…防水パン、2…壁パネル、3…出入口枠、4…框戸、5…縦枠、6…コーキング材、7…嵩上げ材、8…切欠部、9…マスキングテープ、10…浴槽。



Claims (5)

  1. 防水パンと、この防水パン周囲に立設する壁パネルと、この壁パネルに隣接する浴室出入口枠とを備え、上記壁パネルが、防水パンに対し嵩上げ材を介して立設され、上記出入口枠が、浴室出入口壁を支える縦枠と、この縦枠間を繋ぐ上枠及び下枠とを有すると共に、上記縦枠が、浴室側側面下方に切欠を有し、該切欠が、その切欠高さを前記壁パネル設置状態での嵩上げ材の厚み相当としてなる浴室ユニット。
  2. 請求項1において、切欠の奥行きが壁パネルの浴室側端部から嵩上げ材の浴室側先端までの距離と等しくされてなる浴室ユニット。
  3. 請求項1または2において、切欠に対しコーキング材を充填された浴室ユニット。
  4. 請求項3において壁パネルと防水パンと嵩上げ材とで囲まれた空間にコーキング材が配置された浴室ユニット。
  5. 請求項4において壁パネルと防水パンと嵩上げ材とで囲まれた空間と縦枠の切欠に一度にコーキング処理が施されてなる浴室ユニット。
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JPS574581U (ja) * 1980-06-09 1982-01-11
JPH09189059A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Toto Ltd 床パンの壁載置部構造

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