JP2538840Y2 - ユニットルームのドア装置 - Google Patents

ユニットルームのドア装置

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JP2538840Y2
JP2538840Y2 JP1485991U JP1485991U JP2538840Y2 JP 2538840 Y2 JP2538840 Y2 JP 2538840Y2 JP 1485991 U JP1485991 U JP 1485991U JP 1485991 U JP1485991 U JP 1485991U JP 2538840 Y2 JP2538840 Y2 JP 2538840Y2
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JP
Japan
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frame
unit room
door
building structure
door member
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Application number
JP1485991U
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English (en)
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JPH04111891U (ja
Inventor
真人 小林
勝彦 池田
郷  芳和
Original Assignee
東陶機器株式会社
株式会社黒川雅之建築設計事務所
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Publication date
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はユニットルームのドア装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ユニットバスルーム,シャワーユニ
ットルーム,洗面ユニットルーム,トイレユニットルー
ム等、所謂ユニットルームは側壁に開設した開口にドア
枠を嵌着し、そのドア枠内にドア部材を装設してなり、
このドア枠と、隣設する建築構造物の内装壁に開設した
連絡口とを連結枠体を介して連結している。
【0003】即ち、連絡口から進入する利用者が連結
体内を通過し、ユニットルームの側壁の一部として配設
されているドア部材を開けて入室するようになっている
のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ユニットル
ームは施工性が良い反面、建築構造物との関係でどうし
ても小型化が余儀なくされ、内部スペースが狭くなって
しまう潜在的問題があり、狭小感をぬぐいきれない。
【0005】本考案は上記従来事情に鑑みてなされたも
ので、その技術的課題は、ユニットルームへの出入り用
ドア部材を、隣設する建築構造物に配置して、ユニッ
トルームの内部空間をそのドア部材まで拡開することに
ある。
【0006】
【技術的手段】上記目的を達成する為に講じた技術的手
段は、建築構造物にユニットルームへの出入り用のドア
部材を設け、ユニットルームの側壁に開放状に設けた連
絡口と前記ドア部材のドア枠とを連結枠体で連結した
とを要旨とする。
【0007】ここで、側壁に開放状に設けた連絡口は側
壁四面の内、一面ほぼ全長に亘って開設しても良い。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、従来ユニットルーム
に設けられていたドア部材を建築構造物に設けて、ユニ
ットルームと建築構造物との連結部分の空間をユニット
ルーム側のスペースとして取り込む。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上のように建築構造物にユニ
ットルームへの出入り用のドア部材を設け、ユニットル
ームの側壁に開放状に設けた連絡口と前記ドア部材のド
ア枠とを連結枠体で連結したから、建築構造物とユニッ
トルームとを連結する連結枠体内の空間をユニットルー
ムのスペースとして取り込むことができ、ユニットルー
ムが広くなる。従って狭所感解消に寄与することができ
る。
【0010】しかも、建築構造物にドア部材を配置した
結果、ユニットルームにドア部材を嵌着した従来よりも
大型で任意形状のドア部材を配置することができるばか
りか、ドア部材の重量をユニットルームが受けるもので
もないから、重厚なドア部材を使用することも可能とな
り、使用されるドア部材の大きさ、形状、重量等に左右
されずドア部材の選択肢を拡大できる。
【0011】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は第1実施例を、図3は第2実施例
を示している。
【0012】図1及び図2において、Aはユニットルー
ム、Bは建築構造物、Cはドア部材、Dは連結枠体であ
る。
【0013】ユニットルームAは床パン1周縁の壁載せ
面1aに側壁2を立設し、上部開口を天井壁3で閉塞して
構築され、建築構造物B内に設けられている空間bに据
付けられている。
【0014】このユニットルームAの側壁2一面中途部
には開放状の連絡口4が開設してあり、この連絡口
と、連絡口4に対応する建築構造物Bに配置したドア部
Cのドア枠cとを連結枠体Dで連結している。
【0015】連絡口4は、側壁2一部に設けた開口に連
結枠体DにおけるユニットルームA側の端部を連結する
ことで構成されている。
【0016】連結枠体Dは、ステンレス,アルミ等の金
属材料によって成形してなり、ユニットルームA側の先
端に折曲形成され前記壁載せ面1aに載置する載置片部5
とその載置片部5に連設する靴摺片部6と靴摺片部6か
ら下向に折曲し建築構造物Bの床基材b’に埋設する埋
込片部7とを有する枠構成用下縁材1dと、その枠構成用
下縁材1dの両側縁に溶着等の固着手段で固着した枠構成
用側縁材2d,2dと、その枠構成用側縁材2d,2dの上縁間
に亘り溶着等の固着手段で固着した枠構成用上縁材3dと
からなっている。
【0017】枠構成用側縁材2dは外側端に前記壁載せ面
1aに立設する間柱aに掛止する折曲片部8を有し、この
折曲片部8から隣接する壁パネル2’の表面レベルでも
って内側に折曲し、更に建築構造物B側通路構成片部
9を直角に折曲してその先端に後述するドア枠cにおけ
るユニットルームA側の端部との位置合わせ段部10をL
形状に折曲している。
【0018】また、枠構成用側縁材2dには適宜間隔をお
いて通路構成片部9の裏面に裏打材11が固着してあり、
その裏打材11を喰挿するビス12で間柱aに止着してあ
る。
【0019】枠構成用上縁材3dは上記枠構成用側縁材2d
の通路構成片部9と同幅寸法の通路構成片部13における
建築構造物B側の端部に前記位置合わせ段部10に連続す
る位置合わせ段部14をL形状に折曲し、その通路構成片
部13のユニットルームA側の端部に天井壁3との間を埋
める短寸なパネル16に接続する為の接続片部15を立上げ
形成している。
【0020】ドア枠cは表面に防水処理を施した木質系
材料を用いて枠状に組立形成され、ユニットルームA側
の端部を前記位置合わせ段部10,14に当接させた状態
で、前記空間b内に縦架した支柱17に連結枠体Dと共に
ビス18止めしてあり、前記通路構成片部9,13、靴摺り
片部6及びこのドア枠cとで通路xを構成している。
【0021】また、ドア枠cは建築構造物B側の端部
建築構造部Bの床基材b’と、天井b”とに亘って枠組
された枠部c’を一体的に有し、この枠部c’にドア部
材Cが装設してある。
【0022】19は内装材、20はその内装材19表面に施層
する化粧層である。従って、ドア部材Cを開放し、連結
枠体Dと、ドア枠cとで構成された通路xを渡り、入室
できる。
【0023】ところで、この通路xの長さは10cm程度で
あり、連結枠体Dと枠部c’を除いたドア枠cとの長さ
総和分、ユニットルームAの内部空間は拡張される。
【0024】次に図3に示す実施例を説明すると、この
実施例は側壁2一面全長に亘って連絡口4を開設すると
共に、建築構造物Bにドア部材Cを配置し、そのドア部
Cのドア枠cと、連絡口4とを連結枠体Dで連結し
て、ユニットルームAの内部空間を拡張した場合の例で
ある。
【0025】この実施例では連結枠体Dを壁載せ面1aコ
ーナーに立設する隅柱21に掛止することができる大きさ
にし、他の構成は前記実施例と同様にしており、同一符
号を付け具体的説明は省略する。
【0026】無論、第3図に示すようにドア枠cを上記
連結枠体Dに連結した結果、そのドア枠cは必要以上に
大型化するが、図示するようにドア部材C以外の開放部
は内装材19等で被蓋する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縦断面図で中間省略して示す。
【図2】 横断面図で中間省略して示す。
【図3】 他の例の横断面図で中間省略して示す。
【符号の説明】
A ユニットルーム B 建築構造物 C ドア部材連結枠体 c ドア枠 2 側壁 4 連絡口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 池田 勝彦 東京都港区南青山5−15−9 フラット 青山101 株式会社黒川雅之建築設計事 務所内 (72)考案者 郷 芳和 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社 茅ケ崎工場内 (56)参考文献 特開 昭59−138670(JP,A) 特開 平3−161663(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築構造物にユニットルームへの出入り
    用のドア部材を設け、ユニットルームの側壁に開放状に
    設けた連絡口と前記ドア部材のドア枠とを連結枠体で連
    結したことを特徴とするユニットルームのドア装置。
JP1485991U 1991-03-14 1991-03-14 ユニットルームのドア装置 Expired - Lifetime JP2538840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1485991U JP2538840Y2 (ja) 1991-03-14 1991-03-14 ユニットルームのドア装置

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JP1485991U JP2538840Y2 (ja) 1991-03-14 1991-03-14 ユニットルームのドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04111891U JPH04111891U (ja) 1992-09-29
JP2538840Y2 true JP2538840Y2 (ja) 1997-06-18

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ID=31902227

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