JP4667121B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4667121B2
JP4667121B2 JP2005154271A JP2005154271A JP4667121B2 JP 4667121 B2 JP4667121 B2 JP 4667121B2 JP 2005154271 A JP2005154271 A JP 2005154271A JP 2005154271 A JP2005154271 A JP 2005154271A JP 4667121 B2 JP4667121 B2 JP 4667121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization detection
main scanning
image forming
image
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005154271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006346863A (ja
Inventor
義昭 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005154271A priority Critical patent/JP4667121B2/ja
Publication of JP2006346863A publication Critical patent/JP2006346863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4667121B2 publication Critical patent/JP4667121B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、入力される画像信号に応じて光書き込みを画像を形成する複写機、プリンタ
、FAX、印刷機(全てカラーも含む)等の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置に
おける画像倍率制御に関する。
この種の技術として例えば特許文献1−3に開示された発明が公知である。このうち特許文献1には、同期検知信号の光強度の精度を改善し、画像品質の劣化を防ぐことができる複数ビーム書き込み装置を提供する目的で、複数の発光源(複数レーザ光源)と、各発光源からの複数の書き込み光を同時に偏光走査する回転偏光器(回転走査手段)と、複数の書き込み光を走査する走査光学系を構成する光学レンズと、感光体面上への書き込み開始位置を規定する同期信号を生成する光センサ及び同期検知ミラーを有する同期検知信号生成手段とを備えた複数ビーム書き込み装置において、前記光センサに光ビームを照射して同期信号を生成する際に、複数ビームを点灯するようにした発明が開示されている。
また、特許文献2には、記録密度を変更しても同期検知センサの設置精度バラツキに伴う感光体上の複数のビームの露光開始位置のバラツキを補正し、また、複数のビームの光量変化に伴う感光体上の露光開始位置のバラツキを補正する目的で、記録密度に応じて感光体上の副走査方向のビームの間隔を変更する場合に、同期検知センサがビームの各々を検知した後、ビームの変調を開始するまでの時間をビーム毎に変更し、あるいは、光量検知センサにより検知されたビームの各々の光量に応じて、同期検知センサがビームの各々を検知した後ビームの変調を開始するまでの時間をビーム毎に変更する発明が開示されている。
更に、特許文献3には、マルチビ−ム露光の、主走査方向の書込み開始位置のずれ、あるいは、出力画像の主走査方向のゆらぎを防止することを目的として、複数の発光素子、発光素子を発光付勢するドライバ、複数ビームを感光体上で主走査方向および副走査方向に位置差をもって主走査するスキャナ、露光主走査幅の外のビーム光を検知するセンサ、及び検知信号に従って主走査の書き込み開始位置を規定する各同期信号を生成する発生器を備えるマルチビームプリンタにおいて、センサが検知用の各ビーム光を発生するための各点灯信号を発生する手段、各点灯信号を各ドライバに与えるゲート、および、各点灯信号の間、各ドライバに同期信号幅を同一とするための光量指示データを与えるマイクロコンピュータを備えた発明が開示されている。
特開2003−025626号公報 特開2001−018444号公報 特開平11−287964号公報
従来のマルチビームの画像形成装置としては、例えば前述の特許文献1−3に開示されているものが知られているが、これらのカラー画像形成装置においては、書き込み条件の変更によってレーザの光量が変化してしまうと、同期検知位置(先端、後端)でのレーザの光量も変化してしまう。その結果、先端同期検知信号と後端同期検知信号の立ち下がり位置が変化してしまうので、2点同期間の距離を測定して主走査倍率補正を行う場合に、書き込み条件の違いで主走査倍率に差が出ることになる。この差が色ずれの原因となり、画像品質の劣化として表れてくる。また、後端同期検知センサの主走査位置が画データ期間に隣接している場合に書き込み条件によっては、画像左端の濃度が変化してしまう場合もある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、主走査倍
率誤差のない良好な画像を得ることが可能で、カラー画像の形成においては色ずれのない
良好な画像を得ることができるようにすることにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、主走査ラインの基準となる先端同期検知信号を生成する先端同期検知手段と、前記主走査ラインの1ラインの後端の位置を検出して後端同期検知信号を生成する後端同期検知手段と、を有し、複数の光源の各々から出射され、画像信号によって変調された光ビームの各々をスキャナ光学系を介して感光体上に照射して当該感光体上に画像を形成すると共に、当該先端同期検知信号及び当該後端同期検知信号間を測定した結果に基づいて主走査倍率調整を行い、書き込み条件に応じてレーザ光量を変更する画像形成装置において、前記後端同期検知手段の主走査位置が画データ領域に隣接している場合には、前記主走査倍率調整を行う時のみ当該後端同期検知手段による後端同期検知期間の前記レーザ光量を書き込み条件によらず一定にすることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記主走査倍率調整を行う時には、前記1ラインを等分割した複数のエリアのうち、前記画データ領域が途中まで存在する前記後端同期検知期間の直前のエリアで前記レーザ光量が画素密度の高いモードにおける低レベルから当該画素密度の低いモードにおける高レベルへと当該レーザ光量を徐々に上昇させて移行することを特徴とする。
本発明によれば、主走査ラインの基準となる1ラインについての先端同期検知信号及び後端同期検知信号間を測定した結果に基づいて主走査倍率補正(主走査倍率調整)を行う時は、後端同期検知期間の主走査位置が画データ領域に隣接していれば、書き込み条件によらず、レーザ光量を一定にして行うので、2点同期間の同期信号の検出時のタイミングのずれが解消され、正確な主走査倍率調整を行うことができ、これにより走査方向における画像両端で画素濃度を変化させず、走査倍率誤差のない良好な画像を得ることが可能となり、カラー画像の形成においては色ずれのない良好な画像を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、本実施形態に係るカラー画像形成装置は、各々異なる色(イエロー:Y
、マゼンタ:M、シアン:C、ブラック:K)の画像を形成する画像形成部100Y、1
00M、100C、100Kが、転写紙1を搬送する搬送ベルト2に沿って搬送方向上流
側から下流側に並列に前記順で配置されている。搬送ベルト2は、駆動側の搬送ローラ3と従動側の搬送ローラ4との間に張設されており、駆動側の搬送ローラ3の回転により矢印方向に回転駆動される。搬送ベルト2の下部には、転写紙1が収納された給紙トレイ5が備えられている。収納された転写紙1のうち最上位置にある転写紙は、画像形成時には給紙され、静電吸着によって搬送ベルト2上に吸着される。吸着された転写紙1は、第1の画像形成部(イエロー)100Yに搬送され、ここでイエローの画像形成が行われる。
第1の画像形成部(イエロー)は、感光体ドラム6Yと感光体ドラム6Yの周囲に配置
された帯電器7Y、露光器8、現像器9Y、感光体クリーナ10Yから構成されている。
感光体ドラム6Yの表面は、帯電器7Yで一様に帯電された後、露光器8によりイエロー
の画像に対応したレーザ光11Yで露光され、静電潜像が形成される。感光ドラム6Y上
に形成された静電潜像は現像器9Yで現像され、感光体ドラム6Y上にトナー像が形成さ
れる。このトナー像は感光体ドラム6Yと搬送ベルト2上の転写紙1と接する位置(転写
位置)で転写器12Yによって転写され、転写紙1上に単色(イエロー)の画像を形成す
る。転写が終わった感光体ドラム6Yは、ドラム表面に残った不要なトナーを感光体クリ
ーナ10Yによってクリーニングされ、次の画像形成に備えることとなる。
このようにして第1の画像形成部(イエロー)100Yで単色(イエロー)を転写され
た転写紙1は、搬送ベルト2によって第2の画像形成部(マゼンタ)100Mに搬送され
る。ここでも、同様に感光体ドラム6M上に形成されたトナー像(マゼンタ)は、転写紙
1上に重ねて転写される。転写紙1は、さらに第3の画像形成部(シアン)100C、第
4の画像形成部(ブラック)100Kに搬送され、同様に形成されたM、C、Kのトナー
像が順に転写されてカラー画像を形成してゆく。第4の画像形成部100Kを通過してカ
ラー画像が形成された転写紙1は、搬送ベルト2から剥離され、定着器13にて定着され
た後、排紙される。なお、第2ないし第4の画像形成部100M、100C、100Kの各作像プロセス要素は、第1の画像形成部100Yと色を示す添字を変えて示し、重複する各部の説明は省略する。以下、同様。
図2は前記露光器8を構成する光学ユニット(光書き込みユニット)を図1の上方から
見た概略図である。
同図において、LDユニットBK16およびLDユニットY17からの光ビームはシリ
ンダレンズCYL_BK18、CYL_Y19を通り、反射ミラーBK20および反射ミ
ラーY21によってポリゴンミラー22の下部側の面に入射し、ポリゴンミラー22が回
転することにより光ビームを偏向し、fθレンズBKC23およびfθレンズYM24を
通り、第1ミラーBK25および第1ミラーY26によって折り返される。
一方、LDユニットC27およびLDユニットM28からの光ビームは、CYL_C2
9およびCYL_M30を通り、ポリゴンミラー22上部側の面に入射し、ポリゴンミラ
ー22が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズBKC23およびfθレンズ
YM24を通り、第1ミラーC31および第1ミラーM32によって折り返される。
主走査方向の書き出し位置より上流側にはシリンダミラーCYM_BKC33およびC
YM_YM34さらにはセンサBKC35およびセンサYM36が設けられ、fθレンズ
BKC23およびfθレンズYM24を通った光ビームがCYM_BKC33およびCY
M_YM34によって反射集光されて、センサBKC35およびセンサYM36に入射す
る構成となっている。これらのセンサBKC35、YM36は、主走査方向の同期を取るための同期検知センサである。また、主走査方向の画像領域より下流側に、前記上流側と同様にシリンダミラーCYM_BKC37およびCYM_YM38さらにはセンサBKC39およびセンサYM40が備えられ、fθレンズBKC23およびfθレンズYM24を通った光ビームがCYM_BKC37およびCYM_YM38によって反射集光されて、センサBKC39およびセンサYM40に入射するような構成となっている。したがって、この実施形態では、主走査方向上流側(先端側)の同期検知センサがセンサBKC35、YM36であり、下流側(後端側)の同期検知センサがセンサBKC39およびセンサYM40である。
また、LDユニットBK16およびLDユニットC27からの光ビームでは、書き出し
側では共通のCYM_BKC33ならびにセンサBKC35、終了側では共通のCYM_
BKC37ならびにセンサBKC39を使用している。LDユニットY17およびLDユ
ニットM28についても同様である。同じセンサに2色の光ビームが入射することとなる
ので、各色の光ビームのポリゴンミラー22の入射角を異なるようにすることによって、
それぞれの光ビームが各センサに入射するタイミングを変え、時系列的にパルス列として
出力されるようになっている。図からも分かるように、BKとCおよびYとMは逆方向に
走査される。
図3は本実施形態におけるの画素クロック生成部の構成を示すブロック図である。画素
クロックは画像データの書き込みに使用されるクロックである。同図から分かるように各
色毎にPLL部51を有し、PLL部51では1/M分周器52で基準クロック(REFCLK
)をM分周した信号と、1/N分周器54で各色画素クロック(*_WCLK)(以下、「*」は
各色K,M,C,Yを示す)。をN分周した信号を位相比較器+LPF+VCO53に入
力し、各色高周波クロック(*_PLLCLK)を生成する。そして、同期検知センサからの各色先
端同期検知信号(*_DETP_N)を基準として、1/K分周器55で高周波クロックをK分周し
て画素クロック(*_WCLK)を生成し、内部同期信号生成部56で画素クロックに同期した内
部同期信号(*_PSYNC_N)を生成する。各色の画像形成部はこの画素クロック、内部同期信
号で動作することになる。
画素クロック周波数は
fwclk=PLLclk/K
=(frefclk/M×N)/K ・・・(1)
となる。
主走査の倍率補正を行う場合は、前記2つ(前、後)の同期検知センサ35,39、3
6,40の通過時間を高周波クロックによりカウントすることによって計測し、それらの
カウント値と予め設定された基準カウント値とが一致するように、MとNの値を調整する
ことにより、画素クロック周波数の変更を行う。
図4は本実施形態に係る画像形成装置の同期検知信号とLD光量の関係を示すタイミン
グチャート、図5は従来のプリント時のフローチャートである。図5のフローチャートで
は、書き込み画素密度が600dpiか1200dpiかでLD16,17,27,28の光量をそれぞれ設定し(ステップS101,102,103)、先端側の同期検知センサ35,36と後端側の同期検知センサ39,40により2点同期間測定を実施する(ステップS104)。次いで、主走査倍率補正を実施する(ステップS105)。主走査倍率補正は、2点同期間測定結果と基準値を比較し、前記(1)式にM,Nを代入してPLLを設定し、画データを出力し(ステップS106)、プリントを終了するようになっている。
センサBKC35及びセンサYM36に入射した2色の光ビームは、センサでKC(Y
M)先端同期検知信号が生成され、書き込み制御部(不図示)に入力される。書き込み制
御部では、この2色共通の先端同期検知信号を図4のタイミングチャートに示すように各色ごとに分離し、分離された信号をその色の先端同期信号として使用し、各色の主走査の書き込み開始基準とする。主走査の後端側も同様にセンサBKC39及びセンサYM40に入射した2色の光ビームは、センサでKC(YM)後端同期検知信号が生成され、書き込み制御部で色分離された各色の後端同期検知信号となる。主走査の倍率は、各色の2つの同期検知信号間を高周波クロックでカウントして測定する。倍率が大きくなっていればカウント値が増え、小さくなっていればカウント値が少なくなる。
図6は前記同期検知センサの代表的な回路例であり、同期検知センサはLDの走査ライ
ン上に設けられ、LDが図6のPD(フォトダイオード)を走査した期間にパルス信号(
同期検知信号)を出力する。同期検知信号の波形はLDがPDを走査する時間とLDの光
量に依存する。
例えば本実施形態に係る画像形成装置が600dpiと1200dpiの2種類の画素
密度でプリントする場合を考える。その場合、副走査方向の走査速度は感光体の線速を2
:1で変更し、ポリゴンミラー22の回転数は変更せずに行うものとし、主走査方向の走
査クロック(画素クロック)は、周波数としては1:2に変更する。また、1200dp
iの方がドットが小さく、通常、600dpi時よりもLDの光量を少なくして印字した
方が良好な画像を得ることができるので、光量を少なく設定している。
600dpiの場合、先端同期検知センサ35,36を走査するLDの光量によってP
Dの出力(Vpd)が図7のような波形になるとすると、基準電圧(Vref)をスレッシュとした
コンパレータcomで同期検知信号Ssyncが生成される。1200dpiの場合、LDの
光量は少なく設定しているためLDが同期検知センサ35,36を走査すると、図7のよ
うに同期検知信号Ssyncの立下り位置がaだけ遅くなる。後端側も同様に後端同期検知セ
ンサ39,40を走査するLDの光量によって同期検知信号Ssyncの波形が変わってくる
が、書き込み光学系の光効率が先端側とは微妙に異なるために、600dpiと1200
dpiで後端同期検知信号の立下り位置の差がbとなっている。このときに600dpi
、1200dpiでそれぞれ主走査倍率の調整を行った場合、先端、後端同期検知信号間
のカウント値には(a―b)の差が生じてしまう。そのため、主走査倍率がその差分だけ
変わってしまい、カラー画像形成装置では、その差が色ずれの原因にもなってしまう。
それを解決するために本画像形成装置では、図4のように主走査倍率調整を行う際には
、LD光量を常に600dpiプリント時と同じにし、同期検知信号Ssyncの立下り位置
に差が発生しないように制御する。図8はこのように制御する本実施形態に係る処理手順
を示すフローチャートである。この処理手順では、プリントが開始されると、まずLD光
量を600dpiプリント時の設定にする(ステップS201)。その状態で2つの同期
検知間35,36、39,40を測定し(ステップS202)、画素クロックの補正を行
い、主走査倍率調整を終了する(ステップS203)。その後、各書き込み画素密度に対
応したLD光量に設定し直し(ステップS204,205,206)、画データを出力し
てプリント動作を行う(ステップS207)。このように処理することにより書き込み条
件による2点同期検知間測定結果に差が生じることがなく、適正な主走査倍率でプリント
することができる。
一方、通常の書き込み光学系では、LDが主走査方向に一定の光量で発光すれば、光学
系のシェーディング特性により、感光体面上でのLD光量に違いが生じる。感光体面上の
LD光量は、主走査方向の中央部で高く、主走査方向の端部で低くなる。そこで、感光体
面上でのLD光量を均一にするために、LDから出力される光量を図9に示すように補正
することにより画像品質を向上させることができる。なお、LDから出力される光量の補
正は、シェーディング補正とも称される。
図12はシェーディング補正制御部の構成例であるが、1ラインを等分割で分割し(例
では15分割−図9参照)、各エリア1〜15で設定した光量に応じたLD基準電圧を出
力し、LDドライバはこのLD基準電圧に応じた光量で発光することができるものとする
。また、同期検知信号を基準としてシェーディング補正を開始する位置を主走査カウンタ
121の値によって決定する(図9−c)。そこまでは、先端同期検知期間と同じ光量で
発光し、シェーディング開始位置制御部122で設定されるシェーディング開始位置に到
達した時点で、分割幅カウンタ123によって設定されたエリア幅(d)をカウントする
。エリア1が終了すると次に分割数カウンタ124で繰り返し、エリア15までのステー
トを作成する。シェーディング補正データ出力部125では、エリア0〜15のタイミン
グで予め設定してある各エリア毎のLD光量設定値に応じたデータを出力する。そのデー
タをDAC126では、アナログ信号(電圧)に変換し、ローパスフィルタ127を介し
てLD光量基準電圧としてLDドライバに入力される。例では、DAC126を使用して
いるが、PWMを使って同様の機能を達成しても良い。
図9に示すように1200dpi時に600dpiよりLD光量を低くする通常の場合
、1ライン全体に一定の割合でLD光量を落とすので、同期検知期間でも同じ割合でLD
光量が下がってしまう。よって、図7を参照して説明したように主走査倍率調整を行った
場合に、600dpiと1200dpiで倍率に差が生じてしまう。これを解消するため
に、図10に示すように1200dpi時も、先端同期検知位置でのLD光量(エリア0
での)と後端同期検知位置でのLD光量(エリア14)を、600dpi時と同じ値に設
定することにより主走査倍率調整での差がなくなる。
図11は後端同期検知の位置が画データ領域に隣接している場合の画像形成装置の同期
検知信号とLD光量の関係を示すタイミングチャートである。図のように後端同期検知の
位置が画データ領域に隣接している場合、エリア13でLD光量を600dpi時のレベ
ルに持っていくには、点線で示すようにエリア12の時点で変化させなければ追従しない
。しかし、エリア12の途中までは、画データ領域であるので、この波形では主走査左端
のLD光量が高くなってしまい、他の部分に比べ濃度が高くなってしまう。これを解消す
るために、主走査倍率調整を行う際には、図の点線のように、先端、後端同期検知期間で
600dpi、1200dpi同じLD光量にするが、画像プリント時は、後端同期検知
信号は使用しないので実線のように制御する。すなわち、主走査倍率調整を行うときの画
像プリント時で制御タイミングを変更する。
以上のように本実施形態によれば、書き込み条件の変更によってレーザの光量が変化し
ても、主走査倍率調整時には同期検知期間(先端、後端)でのレーザの光量を同じにして
いるので、2点の同期検知間の距離を正確に測定することができ、主走査倍率誤差のない
良好な画像を得ることができる。これにより、カラー画像形成装置においては、色ずれの
ない良好な画像を得ることができる。
また、主走査位置のレーザ光量を段階的に可変にする手段を有しているので、書き込み
条件によらず同期検知期間(先端、後端)のみレーザ光量を一定にすることができる。こ
れにより、主走査倍率調整を行うタイミングを自由に選択できる。例えば、画像プリント
時に2点同期検知間を測定し、紙間で主走査倍率に反映することが可能となり、倍率調整
に要する時間を短縮することができる。
さらに、主走査倍率調整時のみ後端同期検知位置でのレーザ光量を一定に制御しているので、後端同期検知センサの主走査位置が画データ領域に隣接している場合でも、走査方向における画像端で濃度を変化させず、正確な主走査倍率調整ができる。
本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の全体構成の概略を示す図である。 図1における光学ユニット(光書き込みユニット)を上方から見た概略図である。 本実施形態における画素クロック生成部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の同期検知信号とLD光量の関係を示すタイミングチャートである。 従来の主走査倍率補正の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態における同期検知センサの回路構成を示す回路図である。 本実施形態における同期検知センサの検知出力と同期検知信号の出力波形を示す図である。 本実施形態における主走査倍率補正の処理手順を示すフローチャートである。 従来から実施されている同期検知信号、画データ領域及び600dpiと1200dpiにおけるLD光量との関係を示すタイミングチャートである。 本実施形態における同期検知信号、画データ領域及び600dpiと1200dpiにおけるLD光量との関係を示すタイミングチャートである。 本実施形態における同期検知信号、画データ領域及び600dpiと1200dpiにおけるLD光量との関係を示すタイミングチャートで、画データと後端同期検知信号の出力タイミングが近い場合について示す。 本実施形態におけるシェーディング補正制御部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 転写紙
2 搬送ベルト
6Y、6M、6C、6K 感光体ドラム
7Y、7M、7C、7K 帯電器
8 露光器(光学ユニット)
9Y、9M、9C、9K 現像器
10Y、10M、10C、10K 感光体クリーナ
51 PLL部
52 1/M分周器
53 位相比較器
54 1/N分周器
55 1/k分周器
56 内部同期信号生成部
57 PWMクロック生成部
58 PWMデータ制御部
100Y、100M、100C、100K 画像形成部
121 主走査カウンタ
122 シェーディング開始位置制御部
123 分割幅カウンタ
124 分割数カウンタ
125 シェーディング補正データ出力部
126 DAC
127 ローパスフィルタ

Claims (2)

  1. 主走査ラインの基準となる1ラインの前端の位置を検出して先端同期検知信号を生成する先端同期検知手段と、前記1ラインの後端の位置を検出して後端同期検知信号を生成する後端同期検知手段と、を有し、複数の光源の各々から出射され、画像信号によって変調された光ビームの各々をスキャナ光学系を介して感光体上に照射して当該感光体上に画像を形成すると共に、当該先端同期検知信号及び当該後端同期検知信号間を測定した結果に基づいて主走査倍率調整を行い、書き込み条件に応じてレーザ光量を変更する画像形成装置において、
    記後端同期検知手段の主走査位置が画データ領域に隣接している場合には、前記主走査倍率調整を行う時のみ当該後端同期検知手段による後端同期検知期間の前記レーザ光量を書き込み条件によらず一定にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記主走査倍率調整を行う時には、前記1ラインを等分割した複数のエリアのうち、前記画データ領域が途中まで存在する前記後端同期検知期間の直前のエリアで前記レーザ光量が画素密度の高いモードにおける低レベルから当該画素密度の低いモードにおける高レベルへと当該レーザ光量を徐々に上昇させて移行することを特徴とする画像形成装置。
JP2005154271A 2005-05-18 2005-05-26 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4667121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005154271A JP4667121B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145668 2005-05-18
JP2005154271A JP4667121B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006346863A JP2006346863A (ja) 2006-12-28
JP4667121B2 true JP4667121B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=37643219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005154271A Expired - Fee Related JP4667121B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4667121B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05328046A (ja) * 1992-05-20 1993-12-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH09218362A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
JP2001180043A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001330966A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Dainippon Screen Mfg Co Ltd レーザ描画装置
JP2003320703A (ja) * 2002-05-01 2003-11-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05328046A (ja) * 1992-05-20 1993-12-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH09218362A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
JP2001180043A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001330966A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Dainippon Screen Mfg Co Ltd レーザ描画装置
JP2003320703A (ja) * 2002-05-01 2003-11-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006346863A (ja) 2006-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7940422B2 (en) Image forming apparatus
JP4630677B2 (ja) 画像形成装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、及び、複写機。
US8422903B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2007144667A (ja) 画像形成装置及び形成画像補正方法
JP4815363B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP4485964B2 (ja) 画像形成装置及び画像倍率補正方法
US7382390B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof having main scan length correcting feature
JP2011064765A (ja) 光ビーム走査光学装置
JP4245341B2 (ja) 高周波クロックを発生する手段を共通化した画素クロック生成部およびこれを用いた画像形成装置
JP4224318B2 (ja) 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム
JP2001311898A (ja) 光ビーム走査駆動装置及び画像形成装置
JP4667121B2 (ja) 画像形成装置
JP2006297767A (ja) 画像形成装置
US7193643B2 (en) Scan non-linearity correction using frequency modulation and synchronization with a master clock
US6788320B2 (en) Image formation apparatus and registration method
JPH1155472A (ja) 多色画像形成装置
US20180288284A1 (en) Image forming apparatus
JP3518825B2 (ja) 画像形成装置
JP2002341279A (ja) 画像形成装置
JP4524116B2 (ja) 画像形成装置
JP4287311B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4697080B2 (ja) 光ビーム走査装置
JP4713310B2 (ja) 光学装置の制御方法
JP2005219386A (ja) 画像形成装置
JP4390657B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees