JP4666517B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、1列に配設された複数の給紙カセットを備え、前記複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択可能に構成され、選択された給紙カセットから、該給紙カセットの下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを介して供給された記録紙上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、インターネットファクシミリ、及び、これらの機能の内のいずれかの機能を有する複合機に関するものである。
従来、1列に配設された複数の(例えば、4段の)給紙カセットを備え、前記複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択可能に構成され、選択された給紙カセットから、該給紙カセットの下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを介して供給された記録紙上に画像を形成する画像形成装置(例えば、プリンタ)では、例えば、ユーザの操作を受け付けて記録紙のサイズを選択して、対応するサイズの記録紙が格納されている給紙カセットから供給された記録紙に画像を形成している。
このようなプリンタにおいては、1の給紙カセット(例えば、3段目の給紙カセット)が選択された場合に、前記1の給紙カセットから排出された記録紙を搬送するために、前記1の給紙カセットの下流側の給紙カセット(例えば、1段目及び2段目の給紙カセット)に配設された搬送ローラを駆動する必要がある。そのために、例えば、プリンタ全体の動作を制御する本体CPUが、プリンタの各給紙カセットに配設された搬送ローラの駆動、停止を制御するプリンタが開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−234629号公報
しかしながら、上記プリンタでは、本体CPUと、各給紙カセットとの通信に要する時間が所定の時間以上である場合(例えば、画像処理等の給紙カセットとの通信処理以外の処理を本体CPUが実行中である場合)に、選択された給紙カセットの下流側の給紙カセットに配設された搬送ローラの駆動タイミングが遅延し、これに起因してジャム等のトラブルが発生することがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、複数の給紙カセットに配設された搬送ローラを適正なタイミングで駆動することが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の画像形成装置は、1列に配設された複数の給紙カセットを備え、前記複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択可能に構成され、選択された給紙カセットから、該給紙カセットの下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを介して供給された記録紙上に画像を形成する画像形成装置であって、該画像形成装置全体の動作を制御する本体制御手段と、各給紙カセットに配設され、各給紙カセットの搬送ローラをそれぞれ駆動する駆動手段と、前記本体制御手段と通信可能に接続されると共に、各給紙カセットに配設され、配設された給紙カセットの搬送ローラの駆動及び停止の指令信号を、それぞれ、対応する駆動手段に対して出力する給紙カセット制御手段と、備え、前記本体制御手段が、複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択する選択手段を有し、前記給紙カセット制御手段が、前記選択手段によって選択された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号の出力する選択カセット駆動手段と、前記選択カセット駆動手段からの1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、の少なくとも一方が出力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号を出力する下流カセット駆動手段と、を有することを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記下流カセット駆動手段が、前記選択カセット駆動手段からの1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、を入力信号とし、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号を出力信号とするOR回路を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、前記本体制御手段が、前記選択手段によって、給紙カセットが選択されているか否かを判定する判定手段と、前記給紙カセット制御手段との通信を制御する通信制御手段と、を備え、前記通信制御手段が、前記判定手段によって給紙カセットが選択されているか否かに基づいて、各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を設定することを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の画像形成装置であって、前記通信制御手段が、前記判定手段によって給紙カセットが選択されていないと判定された場合に、各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を略同一値に設定することを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置であって、前記通信制御手段が、前記判定手段によって給紙カセットが選択されていると判定された場合に、選択された給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を、他の給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期より短く設定することを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、各給紙カセットに配設された給紙カセット制御手段の下流カセット駆動手段によって、1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、の少なくとも一方が出力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号が出力されるため、複数の給紙カセットに配設された搬送ローラを適正なタイミングで駆動することができる。
すなわち、画像形成装置全体の動作を制御する本体制御手段がビジー状態であっても、各給紙カセットに配設された給紙カセット制御手段の下流カセット駆動手段によって、1の給紙カセット(例えば、1段目又は2段目の給紙カセット)の上流側に配設された給紙カセット(例えば、3段目の給紙カセット)の搬送ローラを駆動する旨の指令信号が出力された場合に、前記1の給紙カセット(例えば、1段目又は2段目の給紙カセット)の搬送ローラを駆動する旨の指令信号が出力されるため、選択された給紙カセット(例えば、3段目の給紙カセット)の下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動することができるのである。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、OR回路によって、1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、の少なくとも一方が入力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号が出力されるため、複数の給紙カセットに配設された搬送ローラを適正なタイミングで、且つ、簡素な構成で駆動することができる。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、給紙カセットが選択されているか否かに基づいて、各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期が設定されるため、本体制御手段と各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を適正な値に設定することができる。
すなわち、給紙カセットが選択されている場合には、本体制御手段は、選択されている給紙カセットと頻繁に通信する必要があるため、選択されている給紙カセットとの通信周期を、他の給紙カセットとの通信周期と比較して短く設定することにより、本体制御手段と各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を適正な値に設定することができるのである。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、給紙カセットが選択されていないと判定された場合に、各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期が略同一値に設定されるため、本体制御手段と各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を適正な値に設定することができる。
請求項5に記載の画像形成装置によれば、給紙カセットが選択されていると判定された場合に、選択された給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期が、他の給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期より短く設定されるため、本体制御手段と各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を適正な値に設定することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す構成図である。なお、ここでは、画像形成装置が、プリンタである場合について説明するが、1列に配設された複数の給紙カセットを備え、前記複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択可能に構成され、選択された給紙カセットから、該給紙カセットの下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを介して供給された記録紙上に画像を形成する他の画像形成装置(例えば、複写機、ファクシミリ、インターネットファクシミリ、複合機等)である形態でもよい。
プリンタ100は、上下方向に1列に配設された複数の(ここでは、4段の)給紙カセット21〜24を備え、給紙カセット21〜24の内、いずれか1の給紙カセットを選択可能に構成され、選択された給紙カセットから、該給紙カセットの下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラ(後述する搬送ローラ215〜225)を介して供給された記録紙上に画像を形成するものである。ここで、プリンタ100は、図略のパーソナルコンピュータと通信可能に接続され、パーソナルコンピュータから画像情報を受け付けて、受け付けた画像情報に対応する画像を記録紙上に形成するものである。
図1に示すように、プリンタ100は、本体装置1、及び、給紙装置2を備えている。また、本体装置1、及び、給紙装置2には、それぞれ、適所に、本体制御部17、及び、カセット制御部217 、227、237、247が配設されている(図2参照)。
給紙装置2は、記録紙が積層されて載置される、複数の(ここでは4段の)給紙カセット21〜24を備え、給紙カセット21〜24から本体装置1に記録紙を供給するものである。給紙カセット21〜24は、略同一の構成を備えているため、以下では、便宜上、給紙カセット21についてその構成を説明する。
給紙カセット21は、載置台211、有無検出センサ212、給紙ローラ213、到達検出センサ214、搬送ローラ215、及び、コネクタ216を備えている。載置台211は、シート状の記録紙を積層して載置するものである。有無検出センサ212は、例えば、透過型のフォトセンサ等からなり、載置台211上の記録紙の有無を検出するものである。給紙ローラ213は、載置台211上に積層された記録紙の内、最上に載置された記録紙を本体装置1へ給紙するものである。
到達検出センサ214は、例えば、透過型のフォトセンサ等からなり、搬送ローラ215の上流側(図の下側)の所定位置に記録紙の先端が到達したか否かを検出するものである。搬送ローラ215は、給紙ローラ213によって載置台211から排出された記録紙を本体装置1へ搬送するものであって、モータ、電磁クラッチ等(駆動手段に相当する:図示省略)によって駆動されるものである。コネクタ216は、本体制御部17(図2参照)と、カセット制御部217 (図2参照)とを通信可能に接続するものである。
本体装置1は、記録紙上に電子写真方式で画像(ここでは、原稿画像に対応する画像)を形成するものであって、上流側から順に、給紙ユニット11、レジストセンサ12、レジストローラ13、画像形成部14、定着ユニット15、及び、排紙トレイ16を、備えている。給紙ユニット11は、給紙カセット21〜24と略同一の構成を備え、レジストローラ13を介して画像形成部14に記録紙を供給するものである。
レジストセンサ12は、例えば、透過型のフォトセンサ等からなり、レジストローラ13の上流側(図の右側)の所定位置に記録紙の先端が到達したか否かを検出するものである。レジストローラ13は、適正なタイミングで、画像形成部14に記録紙を供給するものである。
画像形成部14は、レーザビーム走査ユニット(図示省略)、現像ユニット(図示省略)、及び、感光ユニットを備えている。現像ユニットは、レーザビーム走査ユニットにより感光ドラム上に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成するものである。感光ユニットは、感光ドラムを備え、まず、感光ドラムの表面が帯電ローラによって略均一に帯電され、次に、レーザビーム走査ユニットによって、静電潜像が形成され、現像ユニットによって、トナーが付着されてトナー像が形成されるものである。定着ユニット15は、画像形成部14で転写されたトナー像を、記録紙上に加熱定着させるものである。排紙トレイ16は、トナー像が定着された記録紙を載置するものである。
図2は、プリンタ100の電気的構成の一例を示すブロック図である。プリンタ100の本体装置1は、本体制御部17及び本体通信部18を備えている。給紙装置2の給紙カセット21〜24は、それぞれ、カセット制御部217 〜247及びカセット通信部218〜248を備えている。また、本体制御部17、及び、カセット制御部217〜247は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)(図示省略)を備えている。
本体制御部17(本体制御手段に相当する)は、プリンタ100全体の動作を制御するものである。本体通信部18は、図1に示すコネクタ216〜246を介して、カセット通信部218〜248と通信するものであって、本体制御部17とカセット制御部217〜247との間で、種々の情報を伝送するものである。
カセット制御部217〜247(給紙カセット制御手段に相当する)は、それぞれ、搬送ローラ215〜245の駆動制御を含む給紙カセット21〜24の動作を制御するものである。カセット通信部218〜248は、図1に示すコネクタ216〜246を介して、本体通信部18と通信するものであって、本体制御部17とカセット制御部217〜247との間で、種々の情報を伝送するものである。
図3は、プリンタ100の機能構成の一例を示すブロック図である。本体制御部17は、機能的に、カセット選択部171、判定部172、及び、通信制御部173を備え、カセット制御部217〜247は、それぞれ、機能的に、選択カセット駆動部217a、及び、下流カセット駆動部217bを備えている。また、本体装置1の本体通信部18と、給紙カセット21〜24のカセット通信部218〜248との間(具体的には、本体通信部18と給紙カセット21のカセット通信部218との間、給紙カセット21のカセット通信部218と給紙カセット22のカセット通信部228との間、給紙カセット22のカセット通信部228と給紙カセット23のカセット通信部238との間、及び、給紙カセット23のカセット通信部238と給紙カセット24のカセット通信部248との間)は、図5に示すハーネス3を介して通信可能に接続されている。
ここでは、本体制御部17のCPUが、本体制御部17のROM等に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、カセット選択部171、判定部172、及び、通信制御部173等の機能部として機能するものである。また、カセット制御部217〜247のCPUが、カセット制御部217〜247のROM等に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、機能的に、選択カセット駆動部217a等の機能部として機能するものである。下流カセット駆動部217bは、ここでは、図4に示す電子回路(=ハードウェア)で構成されている。
また、本体制御部17、及び、カセット制御部217〜247のRAM、ROMに格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
カセット選択部171(選択手段に相当する)は、複数の(ここでは、4段の)給紙カセット21〜24の内、いずれか1の給紙カセットを選択するものである。カセット選択部171は、例えば、プリンタ100と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータからの入力情報に基づいて、給紙カセット21〜24の内、いずれか1の給紙カセットを選択するものである。
判定部172(判定手段に相当する)は、カセット選択部171によって、給紙カセットが選択されているか否かを判定するものである。また、判定部172は、カセット選択部171によって選択されている給紙カセットが変更されたか否かを判定するものである。
通信制御部173(通信制御手段に相当する)は、判定部172によって給紙カセットが選択されているか否かに基づいて、本体通信部18に対して、各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期を設定するものである。具体的には、通信制御部173は、判定部172によって給紙カセットが選択されていないと判定された場合には、各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期を略同一値(例えば、5msec)に設定するものである。
また、通信制御部173は、判定部172によって給紙カセットが選択されていると判定された場合には、選択された給紙カセットのカセット制御部との通信周期を、他の給紙カセットのカセット制御部との通信周期より短く設定するものである。例えば、判定部172によって給紙カセット21が選択されていると判定された場合には、通信制御部173は、選択された給紙カセット21のカセット制御部217との通信周期を、他の給紙カセット22〜24のカセット制御部227〜247との通信周期(例えば、300msec)より短く(例えば、3msecに)設定するものである。
更に、通信制御部173は、上述のようにして設定された通信周期で、本体通信部18を介して、給紙カセット21〜24(カセット制御部217〜247)との間で、種々の情報(例えば、搬送ローラ215〜245の駆動指令情報、有無検出センサ212〜242の検出情報、到達検出センサ214〜244の検出情報等)の通信を実行するものである。
選択カセット駆動部217a(選択カセット駆動手段に相当する)は、給紙カセット21〜24の内、カセット選択部171によって選択された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号の出力するものである。
下流カセット駆動部217b(下流カセット駆動手段に相当する)は、選択カセット駆動部217aからの1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号の少なくとも一方が出力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号を出力するものである。
図4は、下流カセット駆動部217b〜247bの構成の一例を示す構成図である。図に示すように、下流カセット駆動部217b〜247bは、略同一の構成を備えるため、ここでは、便宜上、下流カセット駆動部217bについて説明する。下流カセット駆動部217bは、選択カセット駆動部217aからの給紙カセット21の搬送ローラ215を駆動する旨の指令信号、及び、給紙カセット21の上流側に配設された給紙カセット22〜24の搬送ローラ225〜245を駆動する旨の指令信号を入力信号とし、給紙カセット21の搬送ローラ215を駆動する旨の指令信号を出力信号とするOR回路から構成されている。
すなわち、下流カセット駆動部217bは、選択カセット駆動部217aからの給紙カセット21の搬送ローラ215を駆動する旨の指令信号、又は、給紙カセット21の上流側に配設された給紙カセット22〜24の搬送ローラ225〜245のいずれかを駆動する旨の指令信号が入力された場合に、給紙カセット21の搬送ローラ215を駆動する旨の指令信号を出力するものである。
次に、下流カセット駆動部217bの動作の一例を説明する。例えば、選択カセット駆動部247aによって、給紙カセット24の搬送ローラ245を駆動する旨の指令信号が出力された場合には、コネクタ246を介して、下流カセット駆動部(=OR回路)237bに給紙カセット24の搬送ローラ245を駆動する旨の指令信号が入力され、下流カセット駆動部(=OR回路)237bから給紙カセット23の搬送ローラ235を駆動する旨の指令信号が出力される。
そして、下流カセット駆動部(=OR回路)237bから、コネクタ236を介して、下流カセット駆動部(=OR回路)227bに給紙カセット23の搬送ローラ235を駆動する旨の指令信号が入力され、下流カセット駆動部(=OR回路)227bから給紙カセット22の搬送ローラ225を駆動する旨の指令信号が出力される。更に、下流カセット駆動部(=OR回路)227bから、コネクタ226を介して、下流カセット駆動部(=OR回路)217bに給紙カセット22の搬送ローラ225を駆動する旨の指令信号が入力され、下流カセット駆動部(=OR回路)217bから給紙カセット21の搬送ローラ215を駆動する旨の指令信号が出力される。
このようにして、選択カセット駆動部(ここでは、選択カセット駆動部247a)からの1の給紙カセット(ここでは、給紙カセット21〜23)の上流側に配設された給紙カセット(ここでは、給紙カセット24)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ245)を駆動する旨の指令信号が出力された場合に、下流カセット駆動部(=OR回路)217b〜237bによって、前記1の給紙カセット(ここでは、給紙カセット21〜23)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ215〜235)を駆動する旨の指令信号が出力されるのである。
また、同様にして、選択カセット駆動部(ここでは、選択カセット駆動部247a)からの1の給紙カセット(ここでは、給紙カセット21〜23)の上流側に配設された給紙カセット(ここでは、給紙カセット24)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ245)を駆動する旨の指令信号の出力が停止された場合には、下流カセット駆動部(=OR回路)217b〜237bによって、前記1の給紙カセット(ここでは、給紙カセット21〜23)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ215〜235)を駆動する旨の指令信号の出力が停止されるのである。
図5は、本体装置1の本体通信部18と、給紙カセット21〜24のカセット通信部218〜248との間を接続するハーネス3の一例を示す接続図である。具体的には、本体通信部18と給紙カセット21のカセット通信部218との間、給紙カセット21のカセット通信部218と給紙カセット22のカセット通信部228との間、給紙カセット22のカセット通信部228と給紙カセット23のカセット通信部238との間、及び、給紙カセット23のカセット通信部238と給紙カセット24のカセット通信部248との間、がそれぞれ、図5に示すハーネス3によって接続される。
ここでは、便宜上、本体通信部18又は本体通信部18側のカセット通信部をマスタ31といい、本体通信部18と離間する側のカセット通信部をスレーブ32という。例えば、本体通信部18と給紙カセット21のカセット通信部218との間のハーネス3では、本体通信部18がマスタ31に相当し、給紙カセット21のカセット通信部218がスレーブ32に相当する。また、例えば、給紙カセット22のカセット通信部228と給紙カセット23のカセット通信部238との間のハーネス3では、給紙カセット22のカセット通信部228がマスタ31に相当し、給紙カセット23のカセット通信部238がスレーブ32に相当する。
ハーネス3は、セレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)線33〜35、同期クロック信号(OPSCLK)線36、スレーブ32の受信データ信号(OPSDO)線37、スレーブ32の送信データ信号(OPSDI)線38、及び、通信レディ信号(READYN)線39を備え、マスタ31とスレーブ32との間で3線式のシリアル通信を実行可能に構成されている。また、ハーネス3を介して伝送されるセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)、同期クロック信号(OPSCLK)、送信データ信号(OPSDI)、及び、通信レディ信号(READYN)は、スレーブ32に対応する給紙カセット21〜24のカセット制御部217〜247に伝送されるものである。
セレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)線33〜35は、本体装置1の本体制御部17(通信制御部173)によって通信相手として選択された給紙カセットを、カセット制御部217 〜247に対して、指示する3ビットの信号であるセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)を伝送するものである。
また、マスタ31からスレーブ32にセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)が伝送されると、スレーブ32から出力されるセレクト信号(OPSEL2’、OPSEL1’、OPSEL0’)は、次の(1)〜(3)式で示すように、受信されたセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)の2ビット目及び3ビット目を、1ビット目及び2ビット目に変換し、セレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)の1ビット目が、反転して、3ビット目に変換したものとなる。
OPSEL2’=OPSEL1 (1)
OPSEL1’=OPSEL0 (2)
OPSEL0’=NOT(OPSEL2) (3)
ここで、NOT()は、反転を意味する演算記号である。
図6は、本体制御部17から出力されるセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)に対応するカセット制御部217〜247の入力信号を示す図表である。図6に示すように、本体制御部17からセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)として、例えば、(1、0、0)のセレクト信号が出力されると、カセット制御部217には(1、0、0)の信号(1段目入力信号)が、カセット制御部227には(0、0、0)の信号(2段目入力信号)が、カセット制御部237には(0、0、1)の信号(3段目入力信号)が、カセット制御部247には(0、1、1)の信号(4段目入力信号)が入力される。
ここでは、カセット制御部217〜247は、(1、0、0)のセレクト信号を受信した場合に、本体制御部17(通信制御部173)によって通信相手として選択されたと判断するものである。上述の例では、給紙カセット24(カセット制御部247)が本体制御部17(通信制御部173)によって通信相手として選択されたことになる。また、給紙カセット21〜24が、それぞれ、本体制御部17(通信制御部173)によって通信相手として選択されるためのセレクト信号を、図7に示す。
このようにして、カセット制御部217〜247は、ハーネス3を介して伝送されるセレクト信号(OPSEL2、OPSEL1、OPSEL0)に基づいて、本体制御部17(通信制御部173)によって通信相手として選択された給紙カセットを判別することができるのである。
図8は、本体装置1(本体制御部17)の動作の一例を示すフローチャートである。まず、判定部172によって、カセット選択部171により給紙カセットが選択されているか否かが判定される(S101)。給紙カセットが選択されていないと判定された場合(S101でNO)には、通信制御部173によって、給紙カセット21〜24との通信周期T21〜T24が5msecに設定され(S103)、処理がステップS119に進められる。
給紙カセットが選択されたと判定された場合(S101でYES)には、通信制御部173によって、給紙カセット21が選択されているか否かの判定が行われる(S105)。給紙カセット21が選択されていると判定された場合(S105でYES)には、通信制御部173によって、給紙カセット21との通信周期T21が3msecに設定されると共に、給紙カセット22〜24との通信周期T22〜T24が300msecに設定され(S107)、処理がステップS119に進められる。
給紙カセット21が選択されていないと判定された場合(S105でNO)には、通信制御部173によって、給紙カセット22が選択されているか否かの判定が行われる(S109)。給紙カセット22が選択されていると判定された場合(S109でYES)には、通信制御部173によって、給紙カセット22との通信周期T22が3msecに設定されると共に、給紙カセット21、23、24との通信周期T21、T23、T24が300msecに設定され(S111)、処理がステップS119に進められる。
給紙カセット22が選択されていないと判定された場合(S109でNO)には、通信制御部173によって、給紙カセット23が選択されているか否かの判定が行われる(S113)。給紙カセット23が選択されていると判定された場合(S113でYES)には、通信制御部173によって、給紙カセット23との通信周期T23が3msecに設定されると共に、給紙カセット21、22、24との通信周期T21、T22、T24が300msecに設定され(S115)、処理がステップS119に進められる。
給紙カセット23が選択されていないと判定された場合(S113でNO)には、通信制御部173によって、給紙カセット24との通信周期T24が3msecに設定されると共に、給紙カセット21〜23との通信周期T21〜T23が300msecに設定され(S117)、処理がステップS119に進められる。
ステップS103、ステップS107、ステップS111、ステップS115、又は、ステップS117の処理が終了した場合には、通信制御部173によって、本体通信部18を介して、給紙カセット21〜24との通信が実行される。(S119)。そして、判定部172によって、カセット選択部171により選択されている給紙カセットが変更されたか否かが判定される(S121)。選択されている給紙カセットが変更されていないと判定された場合(S121でNO)には、処理がステップS119に戻され、ステップS119以降の処理が繰り返し実行される。選択されている給紙カセットが変更されたと判定された場合(S121でYES)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。
図9は、図8に示すフローチャートのステップ119で実行される通信実行処理の一例を示す詳細フローチャートである。なお、以下の処理は、通信制御部173によって実行されるものである。まず、給紙カセット21との通信周期T21が経過したか否かの判定が行われる(S201)。通信周期T21が経過したと判定された場合(S201でYES)には、給紙カセット21(カセット制御部217)との通信が実行され(S203)、処理がリターンされる。通信周期T21が経過していないと判定された場合(S201でNO)には、給紙カセット22との通信周期T22が経過したか否かの判定が行われる(S205)。
通信周期T22が経過したと判定された場合(S205でYES)には、給紙カセット22(カセット制御部227)との通信が実行され(S207)、処理がリターンされる。通信周期T22が経過していないと判定された場合(S205でNO)には、給紙カセット23との通信周期T23が経過したか否かの判定が行われる(S209)。
通信周期T23が経過したと判定された場合(S209でYES)には、給紙カセット23(カセット制御部237)との通信が実行され(S211)、処理がリターンされる。通信周期T23が経過していないと判定された場合(S209でNO)には、給紙カセット24との通信周期T24が経過したか否かの判定が行われる(S213)。
通信周期T24が経過したと判定された場合(S213でYES)には、給紙カセット24(カセット制御部247)との通信が実行され(S215)、処理がリターンされる。通信周期T24が経過していないと判定された場合(S213でNO)には、処理がリターンされる。
このようにして、各給紙カセット21〜24に配設されたカセット制御部217 〜247の下流カセット駆動部217b〜247bによって、1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号の少なくとも一方が出力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号が出力されるため、複数の給紙カセットに配設された搬送ローラを適正なタイミングで駆動することができる。
すなわち、プリンタ100全体の動作を制御する本体制御部17がビジー状態であっても、各給紙カセット21〜24に配設されたカセット制御部217〜247の下流カセット駆動部217b〜247bによって、1の給紙カセット(例えば、1段目又は2段目の給紙カセット21、22)の上流側に配設された給紙カセット(例えば、3段目の給紙カセット23)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ235)を駆動する旨の指令信号が出力された場合に、前記1の給紙カセット(例えば、1段目又は2段目の給紙カセット21、22)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ215、225)を駆動する旨の指令信号が出力されるため、選択された給紙カセット(例えば、3段目の給紙カセット23)の下流側に配設された給紙カセット(ここでは、1段目又は2段目の給紙カセット21、22)の搬送ローラ(ここでは、搬送ローラ215、225)を駆動することができるのである。
更に、OR回路217b〜247bによって、1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号の少なくとも一方が入力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号が出力されるため、複数の(ここでは、4段の)給紙カセット21〜24に配設された搬送ローラ215〜245を適正なタイミングで、且つ、簡素な構成で駆動することができる。
加えて、給紙カセットが選択されているか否かに基づいて、各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期T21〜T24が設定されるため、本体制御部17と各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期T21〜T24を適正な値に設定することができる。
すなわち、給紙カセットが選択されている場合には、本体制御部17は、選択されている給紙カセット(例えば、給紙カセット23)と頻繁に通信する必要があるため、選択されている給紙カセット(ここでは、給紙カセット23)との通信周期(ここでは、通信周期T23)を、他の給紙カセット(ここでは、給紙カセット21、22、24)との通信周期(ここでは、通信周期T21、T22、T24)と比較して短く(例えば、3msecに)設定することにより、本体制御部17と各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期T21〜T24を適正な値に設定することができるのである。
また、給紙カセットが選択されていないと判定された場合に、各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期T21〜T24が略同一値(ここでは、5msec)に設定されるため、本体制御部17と各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期T21〜T24を適正な値に設定することができる。
更に、給紙カセットが選択されていると判定された場合に、選択された給紙カセット(例えば、給紙カセット23)のカセット制御部(ここでは、カセット制御部237)との通信周期(ここでは、通信周期T23)が、他の給紙カセット(ここでは、給紙カセット21、22、24)のカセット制御部(ここでは、カセット制御部217 、227、247)との通信周期(ここでは、通信周期T21、T22、T24=300msec)より短く(例えば、3msecに)設定されるため、本体制御部17と各給紙カセット21〜24のカセット制御部217 〜247との通信周期T21〜T24を適正な値に設定することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、下流カセット駆動部217b〜247bがOR回路等から構成される場合(図4参照)について説明したが、その他の回路で構成される形態でもよいし、カセット制御部217〜247の機能部として構成される形態でもよい。ただし、応答性の観点からは、本実施形態のように、回路(ハードウェア)として構成される形態が好ましい。
(B)本実施形態では、通信制御部173が、カセット選択部171によって給紙カセットが選択されている場合の、カセット選択部171によって選択されていない給紙カセットとの通信周期を、カセット選択部171によって給紙カセットが選択されていない場合の、各給紙カセット21〜24との通信周期T21〜T24(=5msec)より長く(ここでは、300msecに)設定する態様について説明したが、カセット選択部171によって給紙カセットが選択されていない場合の各給紙カセット21〜24との通信周期T21〜T24と略同一の値(例えば、5msec)に設定する形態でもよい。ただし、カセット選択部171によって選択されていない給紙カセットとの通信周期を長くする程、本体制御部17の負荷が軽減される。
(C)本実施形態では、本実施形態では、通信制御部173が、カセット選択部171によって給紙カセットが選択されている場合の、カセット選択部171によって選択されている給紙カセットとの通信周期を、カセット選択部171によって給紙カセットが選択されていない場合の、各給紙カセット21〜24との通信周期T21〜T24(=5msec)より短く(ここでは、3msecに)設定する態様について説明したが、カセット選択部171によって給紙カセットが選択されていない場合の各給紙カセット21〜24との通信周期T21〜T24と略同一の値(例えば、5msec)に設定する形態でもよい。ただし、カセット選択部171によって選択されている給紙カセットとの通信周期を短くする程、応答性を向上することが可能となる。
は、本発明に係るプリンタの概略構成の一例を示す構成図である。 は、プリンタの電気的構成の一例を示すブロック図である。 は、プリンタの機能構成の一例を示すブロック図である。 は、下流カセット駆動部の構成の一例を示す構成図である。 は、本体装置の本体通信部と、給紙カセットのカセット通信部との間を接続するハーネスの一例を示す接続図である。 は、本体制御部から出力されるセレクト信号に対応するカセット制御部の入力信号を示す図表である。 は、本体制御部(通信制御部)によって通信相手として選択されるためのセレクト信号を示す図表である。 は、本体装置(本体制御部)の動作の一例を示すフローチャートである。 は、図8に示すフローチャートのステップ119で実行される通信実行処理の一例を示す詳細フローチャートである。
符号の説明
100 プリンタ(画像形成装置)
1 本体装置
17 本体制御部(本体制御手段)
171 カセット選択部(選択手段)
172 判定部(判定手段)
173 通信制御部(通信制御手段)
18 本体通信部
2 給紙装置
21〜24 給紙カセット
215〜245 搬送ローラ
217〜247 カセット制御部(給紙カセット制御手段)
217a〜247a 選択カセット駆動部(選択カセット駆動手段)
217b〜247b 下流カセット駆動部(OR回路:下流カセット駆動手段)
218〜248 カセット通信部

Claims (5)

  1. 1列に配設された複数の給紙カセットを備え、前記複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択可能に構成され、選択された給紙カセットから、該給紙カセットの下流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを介して供給された記録紙上に画像を形成する画像形成装置であって、
    該画像形成装置全体の動作を制御する本体制御手段と、
    各給紙カセットに配設され、各給紙カセットの搬送ローラをそれぞれ駆動する駆動手段と、
    前記本体制御手段と通信可能に接続されると共に、各給紙カセットに配設され、配設された給紙カセットの搬送ローラの駆動及び停止の指令信号を、それぞれ、対応する駆動手段に対して出力する給紙カセット制御手段と、
    を備え、
    前記本体制御手段は、複数の給紙カセットの内、いずれか1の給紙カセットを選択する選択手段を有し、
    前記給紙カセット制御手段は、
    前記選択手段によって選択された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号の出力する選択カセット駆動手段と、
    前記選択カセット駆動手段からの1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、の少なくとも一方が出力された場合に、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号を出力する下流カセット駆動手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記下流カセット駆動手段は、前記選択カセット駆動手段からの1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、及び、前記1の給紙カセットの上流側に配設された給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号、を入力信号とし、前記1の給紙カセットの搬送ローラを駆動する旨の指令信号を出力信号とするOR回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記本体制御手段は、
    前記選択手段によって、給紙カセットが選択されているか否かを判定する判定手段と、
    前記給紙カセット制御手段との通信を制御する通信制御手段と、
    を備え、
    前記通信制御手段は、前記判定手段によって給紙カセットが選択されているか否かに基づいて、各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通信制御手段は、前記判定手段によって給紙カセットが選択されていないと判定された場合に、各給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を略同一値に設定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記通信制御手段は、前記判定手段によって給紙カセットが選択されていると判定された場合に、選択された給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期を、他の給紙カセットの給紙カセット制御手段との通信周期より短く設定することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
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