JP2015224105A - 画像形成装置 - Google Patents

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哲矢 森田
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【課題】使用可能なトレイの数が所定数以上の場合においてユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】制御装置400は、第1供給機構(第1給紙機構120)または第2供給機構(第2給紙機構220)による記録シート(用紙P)の供給動作を所定回数実行したのちに記録シートが供給されないときに、次の使用可能なトレイがある場合には、当該トレイに対する供給動作を開始し、当該トレイがない場合にはエラーを報知するように構成され、第1トレイ(第1給紙トレイT1)と第2トレイ(第2給紙トレイT2、第3給紙トレイT3)とを合わせた使用可能なトレイの数が所定数以上の場合には、所定のトレイに対する供給動作の回数を前記所定回数よりも少ない回数にする供給動作回数減少制御を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成部に記録シートを供給するシート供給装置を複数取付可能な画像形成装置に関する。
従来、用紙を収容するトレイと、トレイ内の用紙を画像形成部に供給する供給機構とを有する給紙装置を複数備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、1段目のトレイ内の用紙の給紙が失敗すると、当該1段目のトレイ内の用紙の給紙を再度行うリトライ制御を行い、リトライ制御でも給紙が失敗すると、次のトレイ内の用紙の給紙を開始するように構成されている。
特開2006−27856号公報
しかしながら、従来技術では、例えば使用可能な複数のトレイのすべてに用紙が収容されていない場合には、各トレイにおいて給紙動作を複数回行うため、用紙がないことを示すエラーをユーザに報知するまでの時間が長くなってしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、使用可能なトレイの数が所定数以上の場合においてユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、記録シートを収容する第1トレイと、前記第1トレイ内の前記記録シートを画像形成部に向けて供給する第1供給機構とを有する第1シート供給装置を有し、記録シートを収容する第2トレイと、前記第2トレイ内の前記記録シートを前記画像形成部に向けて供給する第2供給機構とを有する第2シート供給装置が少なくとも1つ取付可能となっている。
前記画像形成装置は、前記第1供給機構および前記第2供給機構を制御する制御装置を備える。
前記制御装置は、前記第1供給機構または前記第2供給機構による記録シートの供給動作を所定回数実行したのちに記録シートが供給されないときに、次の使用可能なトレイがある場合には、当該トレイに対する供給動作を開始し、当該トレイがない場合にはエラーを報知するように構成され、前記第1トレイと前記第2トレイとを合わせた使用可能なトレイの数が所定数以上の場合には、所定のトレイに対する供給動作の回数を前記所定回数よりも少ない回数にする供給動作回数減少制御を実行する。
この構成によれば、使用可能なトレイの数が所定数以上の場合には、所定のトレイに対する供給動作の回数を減らすので、使用可能なトレイの数が所定数以上の場合において制御装置がユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができ、ユーザのエラー待ちの時間を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記制御装置は、前記第2トレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行するように構成されていてもよい。
また、前記した構成において、前記制御装置は、前記第2シート供給装置が複数取り付けられている場合には、前記第1トレイから数えて前記所定数番目以降の使用可能なトレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行するように構成されていてもよい。
これによれば、第1トレイから数えて所定数番目以降の第2トレイに対応した第2供給機構は、所定数番目よりも前のトレイに対応した供給機構に比べ、通常、使用頻度が少ないため、ローラ等の摩耗量が少なく、ピックミスが起こりにくい。そのため、このようなピックミスが起こりにくい第2トレイに対して供給動作回数減少制御を行うことで、トレイ内に記録シートがない状態における無駄な供給動作をなくして、ユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記制御装置は、前記第2シート供給装置が複数取り付けられている場合には、すべての第2トレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行するように構成されていてもよい。
これによれば、例えば1つの第2トレイに対して供給動作回数減少制御を実行する形態に比べ、ユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記制御装置は、前記第2シート供給装置が複数取り付けられている場合には、最後に取り付けられた第2トレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行するように構成されていてもよい。
これによれば、最後に取り付けられた第2トレイに対応した第2供給機構は、これよりも前に取り付けられたトレイに対応した供給機構に比べ、通常、使用頻度が少ないため、ローラ等の摩耗量が少なく、ピックミスが起こりにくい。そのため、このようなピックミスが起こりにくい第2トレイに対して供給動作回数減少制御を行うことで、トレイ内に記録シートがない状態における無駄な供給動作をなくして、ユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記制御装置は、前記第1トレイおよび前記第2トレイを含むすべての使用可能なトレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行するように構成されていてもよい。
これによれば、例えば複数のうち1つのトレイに対して供給動作回数減少制御を実行する形態に比べ、ユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記所定数は、例えば3とすることができる。
また、前記した構成において、前記第2シート供給装置は、前記制御装置と通信可能な通信装置を備え、前記制御装置は、前記通信装置からの情報に基づいて使用可能なトレイの数を判断するように構成されていてもよい。
なお、画像形成装置は、例えば、予め第2シート供給装置が少なくとも1つ取り付けられているものであってもよい。例えば、複写機のように、シート供給装置が予め複数設けられており、これらのシート供給装置が取り外しできないようなものであってもよい。この場合であっても、使用可能なトレイの数に応じて供給動作回数減少制御の実行・非実行を切り替えることで、前述した効果を得ることができる。
本発明によれば、使用可能なトレイの数が所定数以上の場合においてユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタを示す図である。 制御装置等の構成を示すブロック図である。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 給紙動作の回数を設定する処理を示すフローチャートである。 レーザプリンタにセットされたトレイの数と各トレイの給紙動作の回数との関係を示す図であり、レーザプリンタに2つのトレイがセットされているときの図(a)と、レーザプリンタに3つのトレイがセットされているときの図(b)である。 給紙制御を示すフローチャートである。 給紙動作の回数を設定する処理の変形例1を示すフローチャートである。 変形例1における図5に相当する図(a),(b)である。 給紙動作の回数を設定する処理の変形例2を示すフローチャートである。 変形例2における図5に相当する図(a),(b)である。
<レーザプリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側(手前側)」、紙面に向かって右側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2と、第1給紙装置100と、第2給紙装置200と、第3給紙装置300とを備えている。本体筐体2内には、各給紙装置100〜300等に駆動力を供給するためのモータ3と、記録シートの一例としての用紙Pに画像を形成するための画像形成部4と、各給紙装置100〜300や画像形成部4を制御するための制御装置400とが設けられている。
第1給紙装置100は、第1シート供給装置の一例であり、第1トレイの一例としての第1給紙トレイT1と、第1供給機構の一例としての第1給紙機構120とを備えている。第1給紙トレイT1は、用紙Pを収容するトレイであり、本体筐体2の下部に着脱可能となっている。
第1給紙機構120は、第1給紙トレイT1内の用紙Pを画像形成部4へ向けて給紙するための第1ピックアップローラ121と、モータ3から第1ピックアップローラ121へ駆動力を伝達・遮断するための第1電磁クラッチ122とを主に備えている。
第1ピックアップローラ121の搬送方向下流側には、用紙Pの通過を検知するための第1通紙センサ131が設けられている。なお、第1通紙センサ131としては、例えば、用紙Pとの当接により揺動する揺動部材と、揺動部材の揺動を検知する光センサとを有するセンサなどを利用することができる。
また、第1給紙装置100の前側下部には、第2給紙装置200または第3給紙装置300から搬送されてくる用紙Pを画像形成部4へ向けて搬送するための第1搬送ローラ141が設けられている。
第2給紙装置200および第3給紙装置300は、第2シート供給装置の一例であり、それぞれ同一の構造となっている。各給紙装置200,300には、それぞれ制御装置400と通信可能な通信装置250,350が設けられている。
これにより、制御装置400は、第1給紙装置100の下、つまり2段目に増設用の給紙装置をセットした場合には、当該給紙装置に設けられた通信装置からの情報などを利用した公知の方法によって、2段目に増設された給紙装置を第2給紙装置200として認識するようになっている。また、同様に、制御装置400は、第2給紙装置200の下、つまり3段目に増設用の給紙装置をセットした場合にも、通信装置からの情報などを利用した公知の方法によって、3段目に増設された給紙装置を第3給紙装置300として認識するようになっている。
第2給紙装置200は、本体筐体2の下面(第1給紙装置100の下側)に着脱可能(取付可能)となっており、第2トレイの一例としての第2給紙トレイT2と、第2供給機構の一例としての第2給紙機構220とを備えている。
第2給紙トレイT2は、用紙Pを収容する増設トレイであり、本体筐体2に固定される第2給紙装置200の筐体に対して着脱可能となっている。第2給紙機構220は、第2給紙トレイT2内の用紙Pを画像形成部4へ向けて給紙するための第2ピックアップローラ221と、モータ3から第2ピックアップローラ221へ駆動力を伝達・遮断するための第2電磁クラッチ222とを主に備えている。
第2ピックアップローラ221の搬送方向下流側には、第1通紙センサ131と同様の構造となる第2通紙センサ231が設けられている。また、第2給紙装置200の前側下部には、第3給紙装置300から搬送されてくる用紙Pを画像形成部4へ向けて搬送するための第2搬送ローラ241が設けられている。
第3給紙装置300は、第2給紙装置200の筐体の下面に着脱可能となっており、第2トレイの一例としての第3給紙トレイT3と、第2供給機構の一例としての第3給紙機構320とを備えている。
第3給紙機構320は、第2ピックアップローラ221と同様の構成の第3ピックアップローラ321と、第2電磁クラッチ222と同様の構成の第3電磁クラッチ322とを主に備えている。第3ピックアップローラ321の搬送方向下流側には、第1通紙センサ131と同様の構造となる第3通紙センサ331が設けられている。
また、第3給紙装置300の前側下部には、第2搬送ローラ241と同様の構造となる第3搬送ローラ341が設けられている。
なお、本実施形態では、レーザプリンタ1に対して最大で2つの第2シート供給装置(第2給紙装置200および第3給紙装置300)が増設可能となる構造を説明するが、本発明はこれに限定されず、3つ以上の第2シート供給装置が増設可能となるように構成してもよい。
画像形成部4の搬送方向上流側には、各給紙装置100〜300から搬送されてきた用紙Pを画像形成部4に向けて搬送するための本体側搬送ローラ31と、本体側搬送ローラ31から搬送されてきた用紙Pの先端位置を揃えるためのレジストローラ32とが設けられている。本体側搬送ローラ31とレジストローラ32との間には、第1通紙センサ131と同様の構造となる本体側通紙センサ33が設けられている。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、プロセス部6と、定着装置7とを備えている。
スキャナユニット5は、本体筐体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
プロセス部6は、感光ドラム61と、転写ローラ62と、現像ローラ63と、トナー収容部64とを主に備えている。
このプロセス部6では、回転する感光ドラム61の表面が、図示せぬ帯電器により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、トナー収容部64内のトナーが現像ローラ63によって担持された後、現像ローラ63上のトナーが感光ドラム61の静電潜像に供給されて、感光ドラム61の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ62との間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置7は、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向して配置され加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72とを備えている。そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。
なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の搬送方向下流側に配設される複数対の搬送ローラRによって排紙トレイ21上に送り出される。
<制御装置>
次に、制御装置400や通信装置250,350について詳細に説明する。
図2に示すように、制御装置400は、例えば、CPU401(Central Processing Unit)、RAM402(Random Access Memory)、ROM403(Read Only Memory)および図示せぬ入出力回路を備えている。通信装置250は、CPU251、RAM252、ROM253および図示せぬ入出力回路を備えている。同様に、通信装置350も、CPU351、RAM352、ROM353および図示せぬ入出力回路を備えている。
制御装置400は、本体側通紙センサ33や第1通紙センサ131や各通信装置250,350からの入力と、印字指令の内容と、ROM403に記憶されたプログラムやデータなどに基づいて各演算処理を行うことによって、モータ3、画像形成部4および各電磁クラッチ122,222,322の制御を実行する。詳しくは、制御装置400は、第2通紙センサ231または第3通紙センサ331で検知した信号を通信装置250,350を介して受信し、当該信号に基づいて、通信装置250,350を介して第2電磁クラッチ222または第3電磁クラッチ322の駆動を制御している。
また、制御装置400は、画像形成部4に用紙Pを供給するための給紙動作を、1段目の第1給紙装置100から順に、2段目の第2給紙装置200、3段目の第3給紙装置300といった順で、上から順番に行うように構成されている。詳しくは、制御装置400は、第1給紙機構120または第2給紙機構220による給紙動作を2回実行したのちにピックミスと判断した場合には、次のトレイの有無を判断し、次のトレイがある場合には、当該トレイに対する給紙動作を開始し、当該トレイがない場合にはエラーを報知するように構成されている。
そして、制御装置400は、給紙装置が3つ設けられている場合には、3段目の第3給紙機構320(レーザプリンタ1に取付可能な最大数の給紙機構のうち最後の段の給紙機構)による給紙動作の回数を、前述した1段目や2段目のときの回数「2」よりも少ない回数「1」にする供給動作回数減少制御を実行するように構成されている。言い換えると、制御装置400は、本体筐体2に取り付けられる第1給紙トレイT1と増設用のトレイ(例えば第2給紙トレイT2等)とを合わせたトレイの数が3つの場合には、第1給紙トレイT1から数えて3番目の第3給紙トレイT3(増設トレイ)に対して、供給動作回数減少制御を実行するように構成されている。
さらに言い換えると、制御装置400は、トレイの数が3つの場合には、最後に取り付けられた第3給紙トレイT3(増設トレイ)に対して供給動作回数減少制御を実行するように構成されている。また、制御装置400は、第3給紙機構320による給紙動作を1回実行したのちにピックミスと判断した場合には、トレイの有無を判断せずに、そのままエラーを報知するように構成されている。
また、制御装置400は、第1給紙トレイT1の装着を検知する公知のトレイ検知センサからの情報や、通信装置250,350からの情報に基づいてトレイの数を判断するように構成されている。
次に、制御装置400の動作を詳細に説明する。
図3に示すように、制御装置400は、印刷指令を受けると(START)、まず、前述した公知のトレイ検知センサや通信装置250,350からの情報に基づいて、トレイの数に応じて各トレイの給紙動作の回数を設定する(S1)。具体的に、ステップS1において、制御装置400は、図4に示すように、まず、トレイの数が3未満か否かを判断する(S101)。
ステップS101においてトレイの数が3未満であると判断した場合には(Yes)、制御装置400は、第1給紙トレイT1に対する給紙動作の回数N1を2回に設定し、第2給紙トレイT2に対する給紙動作の回数N2を2回に設定する(S102)。ステップS101においてトレイの数が3以上であると判断した場合には(No)、制御装置400は、第1給紙トレイT1および第2給紙トレイT2に対する給紙動作の回数N1,N2をともに2回に設定し、第3給紙トレイT3に対する給紙動作の回数N3を1回に設定する(S103)。
つまり、図5(a),(b)に示すように、制御装置400は、1段目、2段目のトレイT1,T2に対する給紙動作の回数N1,N2を常に2回に設定し、3段目の第3給紙トレイT3に対する給紙動作の回数N3を常に1回に設定するように構成されている。なお、本実施形態では、給紙動作の回数N1〜N3の設定を図4のフローチャートに基づいて設定するが、本発明はこれに限定されず、例えば回数N1〜N3を設定したマップを参照して制御装置400が回数N1〜N3を決定するように構成されていてもよい。
なお、本実施形態では、本体筐体2に1段目の第1給紙トレイT1のみが設けられる場合にも、制御装置400は、とりあえず1段目、2段目のトレイT1,T2に対応した給紙動作の回数N1,N2を設定するが、2段目の第2給紙トレイT2に対応した回数N2は、その後の制御では用いないようになっている。
図3に戻って、制御装置400は、ステップS1で給紙動作の回数を設定した後、第1給紙トレイT1に対して1枚分の用紙Pを給紙するための給紙制御を実行する(S2)。具体的に、ステップS2において、制御装置400は、図6に示すフローチャートを実行する。
ここで、図6に示すフローチャートは、各トレイT1〜T3において共通して行う処理であるため、「Tn」,「Nn」の表示を用いている。そのため、以下においては、「Tn」,「Nn」の「n」に適宜「1〜3」の数値を入れて説明を行うこととする。また、図6において、例えば「Tn電磁クラッチ」などのTn+部品からなる表示は、トレイTnに対応した部品ということを意味する。
まず、第1給紙トレイT1に対して実際に行った給紙の回数を示す給紙回数を0に設定する(S201)。ステップS201の後、制御装置400は、第1電磁クラッチ122をONにする(S202)。これにより、モータ3の駆動力が第1ピックアップローラ121に伝達され、当該第1ピックアップローラ121による第1給紙トレイT1内の用紙Pの給紙動作が開始される。
ステップS202の後、制御装置400は、第1通紙センサ131がONになったか否かを判断することで(S203)、給紙動作が成功したか否か、つまり第1ピックアップローラ121により用紙Pが第1通紙センサ131まで搬送されたか否かを判断する。なお、本実施形態では、第1通紙センサ131(トレイ側のセンサ)のみで給紙動作の成功・失敗の判断を行うこととするが、本発明はこれに限定されず、例えば、本体側通紙センサ33とトレイ側のセンサとが両方ONになったか否かを判断することで、給紙動作の成功・失敗の判断を行うようにしてもよい。
ステップS203において第1通紙センサ131がONになっていないと判断した場合には(No)、制御装置400は、第1電磁クラッチ122をONにしてから所定時間が経過したか否かを判断する(S204)。ステップS204において所定時間が経過していないと判断した場合には(No)、制御装置400は、ステップS203の処理に戻る。
つまり、制御装置400は、ステップS203,S204の処理を行うことによって、第1電磁クラッチ122をONにしてから所定時間以内に第1通紙センサ131がONになったか否かを判断、つまり給紙の初期動作(トレイからの用紙の送り出し)が成功したか否かを判断している。ステップS203において第1通紙センサ131がONになったと判断した場合(Yes)、つまり給紙の初期動作が成功したと判断した場合には、制御装置400は、第1ピックアップローラ121による給紙動作が完了するまでの給紙時間が経過したか否かを判断する(S205)。ここで、給紙時間は、例えば第1電磁クラッチ122をONにしてから用紙Pの後端が第1ピックアップローラ121から外れるまでの時間に設定することができる。
ステップS205において給紙時間が経過したと判断した場合(Yes)、つまり給紙動作が完了(成功)したと判断した場合には、制御装置400は、第1電磁クラッチ122をOFFにするとともに(S206)、給紙動作が成功したことを示す成功フラグを1にして(S207)、本制御を終了する。
ステップS204において所定時間が経過した、つまり給紙動作が失敗したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、第1電磁クラッチ122をOFFにして(S208)、給紙回数を、前回値に1を加算した回数に設定する(S209)。ステップS209の後、制御装置400は、給紙回数が、第1給紙トレイT1に対して設定された回数N1(2回)より少ないか否かを判断する(S210)。
ステップS210において給紙回数が回数N1未満であると判断した場合には(Yes)、制御装置400は、ステップS202の処理に戻り、再度、給紙動作をリトライする。ステップS210において給紙回数が回数N1であると判断した場合には(No)、制御装置400は、ピックミスと判断して、成功フラグを0にして(S211)、本制御を終了する。
図3に戻って、制御装置400は、ステップS2の処理を行った後、成功フラグが1であるか否かを判断することで、第1給紙トレイT1において給紙が成功したか否かを判断する(S3)。ステップS3において給紙が成功したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、印刷指令において指定されている印刷枚数がすべて印刷されたか否かを判断することで、印刷制御が終了したか否かを判断する(S4)。
ステップS4において印刷制御が終了していないと判断した場合には(No)、制御装置400は、ステップS2の処理に戻って、2枚目以降の用紙Pの給紙を行う。ステップS4において印刷制御が終了したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、本制御を終了する。
ステップS3において第1給紙トレイT1において給紙が失敗したと判断した場合には(No)、制御装置400は、第2給紙トレイT2があるか否かを判断する(S5)。ステップS5において第2給紙トレイT2があると判断した場合には(Yes)、制御装置400は、第2給紙トレイT2に対して1枚分の用紙Pを給紙するための給紙制御を実行する(S6)。
具体的には、制御装置400は、ステップS6においても図6に示すフローチャートを実行する。つまり、制御装置400は、給紙動作を2回行っても(給紙回数が回数N2になっても)、給紙が行われない場合には、成功フラグを0にし、給紙が成功した場合には、成功フラグを1にする。
ステップS6の後、制御装置400は、第2給紙トレイT2において給紙が成功したか否かを判断する(S7)。ステップS7において給紙が成功したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、印刷制御が終了したか否かを判断する(S8)。
ステップS8において印刷制御が終了していないと判断した場合には(No)、制御装置400は、ステップS6の処理に戻って、2枚目以降の用紙Pの給紙を行う。ステップS8において印刷制御が終了したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、本制御を終了する。
ステップS7において給紙が成功していないと判断した場合には(No)、制御装置400は、第3給紙トレイT3があるか否かを判断する(S9)。ステップS9において第3給紙トレイT3があると判断した場合には(Yes)、制御装置400は、第3給紙トレイT3に対して1枚分の用紙Pを給紙するための給紙制御を実行する(S10)。
具体的には、制御装置400は、ステップS10においても図6に示すフローチャートを実行する。ただし、第3給紙トレイT3に対して設定されている給紙動作の回数N3は1回であるため、制御装置400は、ステップS210において、給紙回数が1回未満であるか否かを判断する。つまり、制御装置400は、給紙動作を1回行っても(給紙回数が回数N3になっても)、給紙が行われない場合には、成功フラグを0にし、給紙が成功した場合には、成功フラグを1にする。
ステップS10の後、制御装置400は、第3給紙トレイT3において給紙が成功したか否かを判断する(S11)。ステップS11において給紙が成功したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、印刷制御が終了したか否かを判断する(S12)。
ステップS12において印刷制御が終了していないと判断した場合には(No)、制御装置400は、ステップS10の処理に戻って、2枚目以降の用紙Pの給紙を行う。ステップS12において印刷制御が終了したと判断した場合には(Yes)、制御装置400は、本制御を終了する。
ステップS11において給紙が成功していないと判断した場合や(No)、前述したステップS5,S9において次のトレイ(第2給紙トレイT2または第3給紙トレイT3)がないと判断した場合には(No)、制御装置400は、ブザーや画面表示などにより、ユーザにエラーを報知して(S13)、本制御を終了する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
トレイの数が3つの場合には、第3給紙トレイT3に対する給紙動作の回数を他のトレイでの回数よりも少ない回数に減らすので、トレイの数が3つの場合において制御装置400がユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができ、ユーザのエラー待ちの時間を短くすることができる。つまり、トレイの数にかかわらず各トレイでの給紙動作の回数を同じ数(例えば2回)にした場合には、合計6回分の給紙動作にかかる時間を待たなければエラーが報知されないが、本実施形態によれば、合計5回しか給紙動作を行わないので、給紙動作1回分の時間だけエラー報知までの時間を短縮することができる。
レーザプリンタ1に最大数(3つ)のトレイがセットされた場合において、最下段の第3給紙トレイT3、つまり最後に取り付けられた第3給紙トレイT3に対して供給動作回数減少制御を実行するので、他のトレイよりも使用頻度の低い第3給紙トレイT3内に用紙Pがない状態における無駄な給紙動作をなくして、ユーザにエラーを報知するまでの時間を短くすることができる。ここで、使用頻度の低い第3給紙装置300では、第3ピックアップローラ321等の摩耗量が少なく、ピックミスが起こりにくいため、給紙が成功しない原因のほとんどが用紙Pが存在しないことにある。そのため、使用頻度の低い第3給紙装置300において、1回の給紙動作だけでエラーを報知することで、エラー報知の制御の能率を向上させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、供給動作回数減少制御を第3給紙トレイT3(1つの増設トレイ)に対して実行したが、本発明はこれに限定されず、供給動作回数減少制御は、複数のうち所定のトレイに対して実行されればよい。例えば、図7および図8に示すように、供給動作回数減少制御を第2給紙トレイT2および第3給紙トレイT3(すべての増設トレイ)に対して実行してもよい。
具体的には、図7に示すように、図4のフローチャートにおけるステップS103の処理を、新たなステップS113の処理に変更すればよい。詳しくは、ステップS113において、制御装置400は、第1給紙トレイT1に対する給紙動作の回数N1を2回に設定し、第2給紙トレイT2および第3給紙トレイT3に対する給紙動作の回数N2,N3をともに1回に設定する。
つまり、図8(a),(b)に示すように、制御装置400は、1段目の第1給紙トレイT1に対する給紙動作の回数N1を常に2回に設定する。そして、制御装置400は、レーザプリンタ1に2つのトレイT1,T2がセットされている場合には、2段目の第2給紙トレイT2に対する給紙動作の回数N2を2回に設定し、レーザプリンタ1に3つのトレイT1〜T3がセットされている場合には、2段目以降のトレイT2,T3に対する給紙動作の回数N2,N3を1回に設定する。
なお、このような場合でも、給紙動作の回数N1〜N3の設定は、図7のフローチャートに基づいて行う必要はなく、例えば、レーザプリンタ1にセットされたトレイの数に応じて回数N1〜N3を設定したマップを参照して制御装置400が回数N1〜N3を決定するように構成されていてもよい。つまり、トレイの数が3つ未満である場合には、N1=2、N2=2となるマップを参照して回数N1,N2を設定し、トレイの数が3つである場合には、N1=2、N2=1、N3=1となるマップを参照して回数N1〜N3を設定してもよい。
この形態によれば、前記実施形態に比べ、トレイの数が3つである場合の給紙動作の総回数を4回とすることができるので、ユーザにエラーを報知するまでの時間をより短くすることができる。
また、例えば図9および図10に示すように、供給動作回数減少制御をすべてのトレイT1〜T3に対して実行してもよい。
具体的には、図9に示すように、図4のフローチャートにおけるステップS103の処理を、新たなステップS123の処理に変更すればよい。詳しくは、ステップS123において、制御装置400は、すべてのトレイT1〜T3に対する給紙動作の回数N1〜N3をともに1回に設定する。
つまり、図10(a),(b)に示すように、制御装置400は、レーザプリンタ1に2つのトレイT1,T2がセットされている場合には、各トレイT1,T2に対する給紙動作の回数N1,N2をともに2回に設定し、レーザプリンタ1に3つのトレイT1〜T3がセットされている場合には、すべてのトレイT1〜T3に対する給紙動作の回数N1〜N3をともに1回に設定する。
この形態によれば、前述した各実施形態に比べ、トレイの数が3つである場合の給紙動作の総回数を3回とすることができるので、ユーザにエラーを報知するまでの時間をより短くすることができる。
前記実施形態では、レーザプリンタ1にセット可能なトレイの最大数を3としたが、本発明はこれに限定されず、トレイの最大数は2または4以上であってもよい。つまり、第2トレイ(第2シート供給装置)は画像形成装置に少なくとも1つ取付可能であればよい。
なお、トレイの最大数を4以上とした場合には、例えば、図3のフローチャートにおけるステップS11とステップS13との間に、4段目以降のトレイに対応した処理を適宜追加すればよい。例えばトレイの最大数を5とした場合には、ステップS11でNoと判定された後に、ステップS6〜S9と略同様の処理を4段目のトレイに対応する処理として追加し、当該処理の後に、ステップS10〜S12と略同様の処理を5段目のトレイに対応する処理として追加し、当該処理の後にステップS13の処理を設ければよい。また、この場合、例えばレーザプリンタ1にセットされたトレイの数が3以上である場合には、3段目以降のトレイに対して供給動作回数減少制御を実行すればよい。
前記実施形態では、トレイの数が所定数(3つ)未満であるときの各トレイの給紙動作の回数を2回に設定したが、本発明はこれに限定されず、例えば3回以上に設定してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、増設したトレイ全てを使用可能として例示したが、本発明はこれに限定されず、ユーザによって設定された情報を利用して制御装置が、各トレイが使用可能かどうか判断するようにしてもよい。このとき、制御装置によって使用可能と判断されたトレイの数によって給紙動作の回数を設定するようにしてもよい。ここで、「使用可能なトレイ」とは、例えば同じサイズの用紙が入っている複数のトレイであり、複数のトレイに対して連続して給紙動作を行っても印刷制御を実行することができるトレイのことをいう。具体的には、例えば、第1シート供給装置を有する画像形成装置に、2つの第2シート供給装置が増設されている構成において、ユーザが第1トレイと1つの第2トレイとにA4の用紙を入れ、これらを使用可能なトレイとして制御装置に設定した場合には、制御装置は、このような設定に基づいて使用可能なトレイを判別するように構成することができる。
前記実施形態では、画像形成部4に近いトレイから順番に給紙動作を行う実施形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、使用可能なトレイで給紙動作を行うようにすれば給紙動作を行うトレイの順番はどのような順番に設定してもよい。なお、この順番は、例えばユーザにより設定することができる。
前記実施形態では、トレイを増設する実施形態を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば複写機のような複数のトレイを予め備える画像形成装置において、制御装置によって使用可能なトレイの数を判断する構成としてもよい。具体的には、例えば、画像形成装置に1つの第1シート供給装置と2つの第2シート供給装置とが予め設置されている構成において、ユーザが第1トレイと1つの第2トレイとにA4の用紙を入れ、これらを使用可能なトレイとして制御装置に設定した場合には、制御装置は、このような設定に基づいて使用可能なトレイを判別するように構成することができる。
前記実施形態では、制御装置がCPUを有している実施形態を例示したが、本発明はこれに限定されザ、制御装置がASIC(Application Specific Integrated Circuit)を通じて制御するようにしてもよい。
前記実施形態では、ピックミスと判断した後(ステップS210、Yes)に次のトレイがあるか否か(例えばステップS5)を判断したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ピックミスの判断の前に、使用可能なトレイを予め判断する処理を設けた場合には、ピックミスの判断の後に次の使用可能なトレイの有無の判定をすることなく次の使用可能なトレイの給紙動作を行うように構成してもよい。具体的には、例えば、使用可能なトレイが第1給紙トレイ、第2給紙トレイおよび第3給紙トレイである場合には、第1給紙トレイに対してピックミスと判断した後、すぐに次の第2給紙トレイの給紙動作を行い、第2給紙トレイに対してピックミスと判断した後、すぐに次の第3給紙トレイの給紙動作を行うように構成してもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 レーザプリンタ
4 画像形成部
100 第1給紙装置
120 第1給紙機構
200 第2給紙装置
220 第2給紙機構
300 第3給紙装置
320 第3給紙機構
400 制御装置
P 用紙
T1 第1給紙トレイ
T2 第2給紙トレイ
T3 第3給紙トレイ

Claims (9)

  1. 記録シートを収容する第1トレイと、前記第1トレイ内の前記記録シートを画像形成部に向けて供給する第1供給機構とを有する第1シート供給装置を有し、記録シートを収容する第2トレイと、前記第2トレイ内の前記記録シートを前記画像形成部に向けて供給する第2供給機構とを有する第2シート供給装置が少なくとも1つ取付可能な画像形成装置であって、
    前記第1供給機構および前記第2供給機構を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記第1供給機構または前記第2供給機構による記録シートの供給動作を所定回数実行したのちに記録シートが供給されないときに、次の使用可能なトレイがある場合には、当該トレイに対する供給動作を開始し、当該トレイがない場合にはエラーを報知するように構成され、
    前記第1トレイと前記第2トレイとを合わせた使用可能なトレイの数が所定数以上の場合には、所定のトレイに対する供給動作の回数を前記所定回数よりも少ない回数にする供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御装置は、前記第2トレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御装置は、前記第2シート供給装置が複数取り付けられている場合には、前記第1トレイから数えて前記所定数番目以降の使用可能なトレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御装置は、前記第2シート供給装置が複数取り付けられている場合には、すべての第2トレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御装置は、前記第2シート供給装置が複数取り付けられている場合には、最後に取り付けられた第2トレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御装置は、前記第1トレイおよび前記第2トレイを含むすべての使用可能なトレイに対して前記供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定数は、3であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2シート供給装置は、前記制御装置と通信可能な通信装置を備え、
    前記制御装置は、前記通信装置からの情報に基づいて使用可能なトレイの数を判断することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 記録シートを収容する第1トレイと、前記第1トレイ内の前記記録シートを画像形成部に向けて供給する第1供給機構とを有する第1シート供給装置を有し、記録シートを収容する第2トレイと、前記第2トレイ内の前記記録シートを前記画像形成部に向けて供給する第2供給機構とを有する第2シート供給装置が少なくとも1つ取り付けられた画像形成装置であって、
    前記第1供給機構および前記第2供給機構を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記第1供給機構または前記第2供給機構による記録シートの供給動作を所定回数実行したのちに記録シートが供給されないときに次の使用可能なトレイがある場合には、当該トレイに対する供給動作を開始し、当該トレイがない場合にはエラーを報知するように構成され、
    前記第1トレイと前記第2トレイとを合わせた使用可能なトレイの数が所定数以上の場合には、所定のトレイに対する供給動作の回数を前記所定回数よりも少ない回数にする供給動作回数減少制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107902448A (zh) * 2017-12-18 2018-04-13 天津光电通信技术有限公司 一种多纸仓取纸控制系统及其取纸方法

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