JP4665547B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送されるプレプリント紙に印字する印字装置に関する。
請求書や預金明細書等の帳票フォーマットが予め印刷されたプレプリント紙に、金額や識別番号などの情報を印字する印字装置が知られている。この印字装置では、プレプリント紙が上下又は表裏で誤った向きにセットされると、帳票フォーマットの枠から外れた位置に印字が行われてしまう。このため、従来の印字装置では、給紙トレイにセットされたプレプリント紙の表面をカメラで撮像し、撮像された画像を画像処理して予め記憶されているパターンと比較して正しくセットされているか否かを判定し、そして、その判定結果をモニタに表示する。これによって、プレプリント紙が誤った向きにセットされることを防止している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、プレプリント紙の表面を撮像するカメラや画像処理回路は非常に高価であり、印字装置のコストが上昇する。また、コストを低減するために、カメラの解像度を低くしたり、画像データを間引いて画像処理回路を単純化した場合には、検査の信頼性が低下するという問題があった。
特開2002−273992号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、印字装置にセットされたプレプリント紙のセットミスのみならず、印字ズレをも検出することを目的とする。
請求項1に記載の印字装置は、所定位置にフォーム枠がプレプリントされたプレプリント紙に印字する印字装置であって、プレプリント紙が給紙カセットにセットされた位置でプレプリント紙の搬送方向と直交する方向へ移動し、所定位置におけるプレプリント紙の色を検出するカラーセンサと、前記カラーセンサを前記搬送方向と直交する方向へ沿って移動させる移動手段と、プレプリント紙の前記フォーム枠がプレプリントされた所定位置における色が予め登録され、前記カラーセンサによって検出された色が所定の色ではない場合に、プレプリント紙のセットの向きが適当ではないと判定する用紙向き判定手段と、前記カラーセンサによって検出された前記フォーム枠の色が所定の色ではない場合に、印字ズレ有りと判定する印字ズレ判定手段と、を有することを特徴とする。
請求項に記載の印字装置では、プレプリント紙の所定領域の色がカラーセンサによって検出される。そして、カラーセンサによって検出された色が所定の色ではない場合、例えば、プレプリント紙の所定領域が白でなければならないところ、カラーセンサによって赤や青等の白以外の色が検出された場合に、用紙向き判定手段によって、プレプリント紙のセットの向きが適当ではないと判定される。
これによって、カラーセンサのような安価な光学装置によってプレプリント紙のセットの向きを正確に検査でき、カメラのような高価な光学装置を備える場合と比してコストを低減できる。
また、請求項1に記載の印字装置では、カラーセンサが搬送方向と直交する方向へ移動可能とされ、移動手段によって移動される。このカラーセンサによって、プレプリント紙の所定領域の色が検出される。ここで、プレプリント紙の印字される領域は、印字を見易くするために白等の薄い色となっている場合が殆どであるので、例えば、プレプリント紙の印字される領域の色が、白等の薄い色か否かを判定することで、プレプリント紙のセットの向きの適否を判定できる。
さらに、請求項に記載の印字装置では、カラーセンサによって、プレプリント紙の印字される領域にプレプリントされたフォーム枠の色が検出される。そして、カラーセンサによって検出されたフォーム枠の色が所定の色ではない場合、即ち、印字ズレが発生して印字がフォーム枠に重なり、フォーム枠の色が変動して所定の色と異なった場合に、印字ズレ判定手段によって、印字ズレ有りと判定される。これによって、プレプリント紙のセットミスのみならず、印字ズレをも検出できる。
本発明は上記構成にしたので、印字装置にセットされたプレプリント紙のセットミスのみならず、印字ズレをも検出することができる。
以下に図面を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、印字装置10は、電子写真方式を用いたレーザビームプリンタで、請求書や料金明細書等の帳票フォーマットFが予め印刷されたプレプリント紙P(図2参照)に、金額や項目等の情報の印字L1を行うものである。この印字装置10は、上面に液晶表示パネル等の表示部62が設けられており、内部には、プレプリント紙Pが装填される給紙カセット20と、プレプリント紙Pに所望の画像を印字するための画像形成部14と、プレプリント紙P上に印字された画像を定着させる定着装置12と、プレプリント紙Pを搬送するための搬送ロール18を具備した用紙搬送系と、印刷装置10全体の動作を司るコントロールユニット80とが設けられている。
この印字装置10では、まず、画像形成部14で感光体ベルト16上にトナー像が形成され、このトナー像が、搬送ロール18によって給紙カセット20から転写部22へ搬送されたプレプリント紙Pに転写される。そして、トナー像が転写されたプレプリント紙Pが、転写部22の搬送方向下流側で定着装置12によって加圧、加熱されてトナー像がプレプリント紙Pに定着され、排紙ロール24によってスタッカ26へ排紙される。
また、プレプリント紙Pの表裏両面に印字を行う場合には、定着装置12の搬送方向下流側の搬送経路が切替えられて、表面にトナー像が定着されたプレプリント紙Pが、表裏を反転するための裏面搬送路28へ搬送される。そして、表裏を反転されたプレプリント紙Pは、搬送ベルト29によって転写部22の搬送方向上流側へ搬送され、搬送ロール18によって再び転写部22へ搬送されて感光体ベルト16から裏面にトナー像を転写される。そして、プレプリント紙Pは、定着装置12を通過して裏面にトナー像を定着され、排紙ロール24によってスタッカ26へ排紙される。
また、定着装置12の搬送方向下流側にはパージトレイ27が配設されており、搬送中に何らかの不具合が発生し、適切な印字処理を施すことができず、不要となったプレプリント紙Pが排出されて積載される。また、定着装置12の搬送方向下流側且つスタッカ26、パージトレイ27の搬送方向上流側には、画像検査装置60が配設されており、プレプリント紙Pの印字結果が検査される。
画像形成部14には、感光体ベルト16が設けられている。この感光体ベルト16は、上下方向に延出する搬送経路30に沿って配設された2本のロール31、32、ロール31、32の水平方向に配設された2本のロール34によって回転可能に張架され、上下左右に平坦面16A、16B、16C、16Dを形成されている。なお、上下の平坦面16A、16Bの方が左右の平坦面16C、16Dよりも長くなっている。
また、トナー像を感光体ベルト16の表面に形成するプリントエンジン36が、下側の平坦面16Bに沿って配設されている。プリントエンジン36は、感光体ベルト16の回転方向(図中矢印A方向)に順に配設された帯電器37、露光ヘッド38、現像器39を備える。帯電器37は、帯電コロトロンや帯電ロール等で、感光体ベルト16を一様に帯電する。また、露光ヘッド38は、LEDアレイや光走査装置(Raster Optical Scanner)等で、感光体ベルト16の帯電面を露光して感光体ベルト16上に画像データに基づいた静電潜像を形成する。また、現像器39は、トナーからなる1成分現像剤、或いはトナーやキャリアからなる2成分現像剤を収容しており、現像器39内で現像剤を攪拌しながら現像ロール39Aに搬送する。そして、現像器39は、現像ロール39Aに現像バイアスを印加されて現像ロール39Aから感光体ベルト16の静電潜像上へトナーを移動させる。これによって、感光体ベルト16上の静電潜像がトナーで可視化される。なお、カラートナーや特殊トナーで印字を行いたい場合には、プリントエンジン36を増設することが可能である。
そして、感光体ベルト16の転写部22に面した平坦面16Dに面して転写コロトロン42が配設されている。この転写コロトロン42は、搬送経路を挟んで平坦面16Dに面しており、プレプリント紙Pの裏面に向けて放電し、プレプリント紙Pの裏面にトナー電荷と逆極性の電荷を与えて、感光体ベルト16上のトナー像をプレプリント紙Pへ転写する。
また、感光体ベルト16の平坦面16Cに面して、クリーナブレードやクリーナロール等のクリーニング機構44(クリーナブレードを図示)が配設されている。このクリーニング機構44は、転写部22でプレプリント紙Pに転写されずに感光体ベルト16上に残留した未転写残留トナーを感光体ベルト16から除去する。
そして、転写部22の搬送方向下流側に配設された定着装置12は、プレプリント紙Pの転写面に接触して回転するヒートロール46、プレプリント紙Pを間においてヒートロール46に圧接され、プレプリント紙Pの裏面に接触して回転する加圧ロール48を備え、ヒートロール46と加圧ロール48とで定着ニップNが形成されている。ヒートロール46の内部にはハロゲンランプ等のヒーターランプ50が配設されており、ヒートロール46の表面が加熱されている。このため、トナー像が転写されたプレプリント紙Pが定着ニップNを通過する際に、プレプリント紙Pが加熱、加圧され、記録媒体上のトナーが溶融してプレプリント紙Pに定着される。
また、定着装置12には、離型剤供給装置13が備えられている。この離型剤供給装置13は、ヒートロール46の表面に接触したドナーロール52、シリコンオイル等の離型剤を貯留したタンク54、ドナーロール52、タンク54内の離型剤にスポンジ等の吸収体を介して接触したメタリングロール56を備える。
メタリングロール56の表面には、メタリングブレード(図示省略)が接触している。このメタリングブレードは、所定の圧力でメタリングロール56の表面に接触し、メタリングロール56の表面上の離型剤をミクロンオーダーの精度で所定の厚みに規制(計量)している。
そして、メタリングロール56の表面上で所定の厚みとされた離型剤がドナーロール52によってヒートロール46の表面へ搬送され、ヒートロール46の表面上に、所定の厚みの離型剤の層が形成される。これによって、定着ニップNにおいて、プレプリント紙P上のトナーのヒートロール46の表面からの剥離性が向上されるので、定着不良やトナーの定着オフセットを防止できる。
また、図3に示すように、画像検査装置60は、プレプリント紙Pの画像を読取る画像読取り部64と、画像の仕上り状態を判定する仕上り判定ユニット66と、プレプリント紙Pのセットの向きを判定する用紙向き判定ユニット68と、を備えている。図4に示すように、画像読取り部64は、光線をプレプリント紙Pに向けて射出するLEDアレイ70、RGB及びブラックの各色毎にCCDアレイが設けられたCCDユニット72、LEDアレイ74から射出されプレプリント紙Pによって反射された赤外光をCCDユニット72に結像させる結像光学系76を備える。この画像読取り部64では、1回の読取りによりプレプリント紙Pの幅方向に渡って1ライン分の画像を読取って、読取った画像を示す画像信号を出力するようになっており、プレプリント紙Pが搬送されることにより、画像読取り部64による画像の読取り位置が移動することで、プレプリント紙P表面全体の画像読取りが可能となっている。
また、図3に示すように、画像読取り部64の出力は、図示しないA/D変換器を介して、仕上り判定ユニット66及び用紙向き判定ユニット68に接続されている。仕上り判定ユニット66及び用紙向き判定ユニット68には、それぞれ画像読取り部64の読取り結果を示す画像信号がデジタル変換されて画像データとして入力される。
仕上り判定ユニット66は、実際に印字された画像を示す画像読取り部64の読取り結果の画像データ(以下、画像読取りデータ)を、本来印字されるべき画像を表す画像データと比較照合し、印字の仕上り状態、即ち、印字の適否を判定する。
また、用紙向き判定ユニット68は、文字認識部68Aと、文字向き判定部68Bと、用紙向き判定部68Cとを備える。文字認識部68Aは、画像読取り部64から入力された画像読取りデータをOCR処理して文字データに変換し出力する。ここで、文字認識部68Aでは、プレプリント紙Pにプレプリントされた帳票フォーマットFの中の文字L2(図2参照)がOCR処理される。そして、文字向き判定部68Bは、文字認識部68Aから出力された文字L2の文字データの向きを判定する。そして、用紙向き判定部68Cは、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定する。
また、コントロールユニット80には、表示部62、画像形成部14、定着装置12、画像検査装置60、及び、用紙搬送系を駆動する搬送系駆動部78が接続されている。コントロールユニット80は、これらの各部へ制御信号を送出して、印字装置10全体の動作を制御する。
以下、プレプリント紙Pのセットの向きの判定方法について図5のフローチャートを参照して説明する。
プリントジョブを受信すると処理ルーチンが開始され、ステップ100へ進む。ステップ100では、画像読取り部64がプレプリント紙Pの画像読取りデータを出力するまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ101へ進む。ステップ101では、画像読取り部64から出力されたプレプリント紙Pの帳票フォーマットFの中の文字L2の画像読取りデータが、文字認識部68AでOCR処理されて文字データとして出力され、文字向き判定部68Bで、文字データの向きが判定される。
次に、ステップ102では、用紙向き判定部68Cによって、文字向き判定部68Bで判定された文字データの向きと、印字データの向きが一致するか否かが判定され、肯定されるとステップ103へ否定されるとステップ104へ進む。ステップ104では、コントロールユニット80が、搬送系駆動部78を制御して搬送中のプレプリント紙Pをパージトレイ27へ排出させ、その後、印字装置10全体の動作を停止する。また、表示部62に「用紙のセットの向きに誤りがある」旨の警告を表示させる。これによって、誤った向きでセットされたプレプリント紙Pに続けて印字することを防止できる。
ここで、図2に示すように、プレプリント紙Pへの印字は、帳票フォーマットFの中の文字L2の向きと揃えて行われる。このため、図6(A)に示すように、印字データDの向きと帳票フォーマットFの中の文字L2の向きを揃える必要があるが、図6(B)に示すように、プリント紙Pを給紙カセット20に、上下に誤った向きでセットした場合には、印字データの向きと帳票フォーマットFの中の文字L2が逆向きになる。
そこで、帳票フォーマットFの中の文字L2と印字データDの向きを比較照合することで、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定している。
そして、ステップ105では、プリントボタン(図示省略)が押されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ100へ戻る。
一方、ステップ103では、プリントジョブが終了するまで否定判定が繰り返されて、ステップ100へ戻り、肯定されると処理ルーチンを終了する。
以上、本実施形態において説明したように、OCR機能を備える画像検査装置60によって、プレプリント紙Pにプレプリントされた文字L2の向きを検出し、印字データDの向きと比較照合して、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定するようにした。これによって、プレプリント紙Pの表面を撮像するカメラや複雑な画像処理回路が不要となり、印字装置10のコストが低減される。また、プレプリント紙Pの画像を予め登録しておく必要が無いので、ユーザーの手間を省くことができる。
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図7に示すように、用紙向き判定ユニット82は、文字認識部82Aと、文字向き判定部82Bと、用紙向き判定部82Cと、記憶部82Dと、を備える。文字認識部82A、文字向き判定部82B、第1実施形態の文字認識部68A、文字向き判定部68Bと同様である。
記憶部82Dには、ホストコンピュータ1から入力された印字データDのフォント、大きさ、位置等の属性データと、それに対応する帳票フォーマットFの中の文字L2の文字データとの組合せ情報が記憶される。また、用紙向き判定部82Cは、プレプリント紙Pにプレプリントされた文字L2の向きと印字データDの向きとの一致、不一致を判定し、また、印字データDの属性と、帳票フォーマットFの中の文字L2の文字データとの組合せが記憶部82Dに記憶されているか否かを判定する。そして、2つの判定結果からプレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定する。
ここで、プレプリント紙Pのセットの向きの判定方法について図8のフローチャートを参照して説明する。
プリントジョブを受信すると処理ルーチンが開始され、ステップ200へ進む。ステップ200では、用紙向き判定ユニット82に入力された印字データDのフォント、大きさ、文字数、位置等の属性データと、各印字データの位置と同じ位置の帳票フォーマットFの文字L2の文字データとの組合せ情報が、記憶部82Dに記憶される。次に、ステップ201では、画像読取り部64からプレプリント紙Pの画像データが出力されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ202へ進む。ステップ202では、画像読取り部64で読取られたプレプリント紙Pの帳票フォーマットFの中の文字L2が、文字認識部82AでOCR処理されて文字データが出力され、文字向き判定部82Bで、文字データの向きが判定される。
次に、ステップ203では、用紙向き判定部82Cによって、文字向き判定部82Bで判定された文字データの向きと、印字データの向きが一致するか否かが判定され、肯定されるとステップ204へ否定されるとステップ205へ進む。ステップ205では、コントロールユニット80が、搬送系駆動部78を制御して搬送中のプレプリント紙Pをパージトレイ27へ排出させ、その後、印刷装置10全体の動作を停止する。また、表示部62に「用紙のセットの向きに誤りがある」旨の警告を表示させ、そして、ステップ206へ進む。これによって、誤った向きでセットされたプレプリント紙Pに、続けて印字が行われることを防止できる。
そして、ステップ206では、プリントボタン(図示省略)が押されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ201へ戻る。
一方、ステップ204では、用紙向き判定部82Cによって、文字認識部82Aで認識された帳票フォーマットFの中の文字L2の文字データと、印字データDの属性データとの組合せが記憶部82Dに記憶されているか否かが判定され、肯定されるとステップ207へ否定されるとステップ205へ進む。
ここで、図2に示すように、プレプリント紙Pへの印字は、帳票フォーマットFのフォーム枠の中に、一定のフォント、大きさ、位置、文字数で行われるので、帳票フォーマットF内にプレプリントされた文字L2の文字データと印字される文字L1の印字データDの属性との対応情報を記憶部82Eに記憶させている。このため、プレプリント紙Pの表裏のセットの向きが正しい場合には、文字認識部82Aから出力された文字データと印字データDの属性との対応情報が、記憶部82Eに記憶されている上記対応情報と一致する。反対に、図9に示すように、プレプリント紙Pの表裏のセットの向きに誤りがある場合には、実際の対応情報と記憶部82Eに記憶されている対応情報が不一致となる。
そこで、帳票フォーマットFの中の文字L2の文字データと、印字データDの属性情報との対応情報を予め記憶部82Dに記憶させておき、実際に検出した文字L2の文字データと印字データDの属性情報との対応情報と比較照合することで、プレプリント紙Pの表裏の向きや帳票フォーマットFの種類の適否を判定している。
そして、ステップ207では、プリントジョブが終了するまで否定判定が繰り返されて、ステップ201へ戻り、肯定されると処理ルーチンを終了する。
なお、第1、第2実施形態では、プレプリント紙Pにプレプリントされた文字L2の向きをOCR等の文字認識装置によって検出し、印字データの向きと比較照合することで、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定したが、プレプリント紙Pにバーコード等やQRコード(登録商標)等のコードがプレプリントされている場合には、バーコードリーダやQRコードリーダ等のコード認識手段によってコードの向きを検出し、印字データの向きと比較照合することで、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定しても良い。
次に、第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図10に示すように、画像検査装置84は、プレプリント紙Pの画像を読取る画像読取り部64と、画像の仕上り状態を判定する仕上り判定ユニット66と、プレプリント紙Pの表面の色をスポット的に読取るカラーセンサ86と、プレプリント紙Pのセットの向きを判定する用紙向き判定ユニット88と、を備えている。図11に示すように、プレプリント紙Pの搬送経路の上方では、ボールネジ90が、搬送方向と直交する方向(プレプリント紙Pの幅方向)へ延びており、このボールネジ90には移動体92が螺合している。この移動体92には、カラーセンサ86がプレプリント紙Pの搬送経路に向けて支持されている。また、ボールネジ90の軸方向一端部には、モータ94が連結されており、モータ94によってボールネジ90が回転されて、移動体92及びカラーセンサ86がプレプリント紙Pの幅方向へ移動される。
また、用紙向き判定ユニット88には、印字領域判定部88Aと、移動制御部88Bと、用紙向き判定部88Cとを備える。印字領域判定部88Aは、印字データDからプレプリント紙Pの印字される領域A(図2参照)の座標(ビットマップ)を判定する。また、移動制御部88Bは、モータ94の駆動を制御して、カラーセンサ86を、印字領域判定部88Aで判定された領域Aが通過する位置へ移動させる。また、用紙向き判定部88Cは、カラーセンサ86によって読取られた色が所定の色か否かを判定し、判定結果に基づいてプレプリント紙Pのセットの向きを判定する。
ここで、プレプリント紙Pのセットの向きの判定方法について図12のフローチャートを参照して説明する。
プリントジョブを受信すると処理ルーチンが開始され、ステップ300へ進む。ステップ300では、印字領域判定部88Aにおいて、印字データからプレプリント紙Pの印字される領域Aの座標が判定される。次に、ステップ301では、移動制御部88Bが、印字領域判定部88Aで判定されたプレプリント紙Pの領域Aが通過する位置へ、カラーセンサ86を移動させる。ここで、複数の領域Aが、搬送方向へ沿って延びている。このため、最も広く、カラーセンサ86で色を検出し易い領域Aを選択し、その領域Aが通過する位置へカラーセンサ86を移動させる。
次に、ステップ302では、カラーセンサ86からプレプリント紙Pの色データが出力されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ303へ進む。ステップ303では、ステップ300で判定された座標の色データの明度、彩度が所定値以上であるか否かが判定され、肯定されるとステップ304へ、否定されるとステップ305へ進む。ステップ305では、コントロールユニット80が、搬送系駆動部78を制御して搬送中のプレプリント紙Pをパージトレイ27へ排出させ、その後、印刷装置10全体の動作を停止する。また、表示部62に「用紙のセットの向きに誤りがある」旨の警告を表示させる。これによって、誤った向きでセットされたプレプリント紙Pに続けて印字することを防止できる。
ここで、図2に示すように,プレプリント紙Pへの印字は、帳票フォーマットFのフォーム枠内に行われるが、ブラックの印字を見易くするために、帳票フォーマットFのフォーム枠内は、白色等、明度や彩度が極めて高い(100%に近い)色となっている。このため、カラーセンサ86が読取った領域Aの色の明度、彩度が所定値よりも低い場合には、図13(B)〜(D)に示すように、帳票フォーマットFのフォーム枠内に領域Aが設定されておらず、即ち、プレプリント紙Pが誤った向きでセットされていることになる。
そこで、プレプリント紙Pの印字される領域Aの色が、明度、彩度が100%に近い所定の色であるか否かを判定することによって、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定している。
そして、ステップ306へ進み、プリントボタン(図示省略)が押されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ302へ戻る。
一方、ステップ304では、プリントジョブが終了するまで否定判定が繰り返されて、ステップ302へ戻り、肯定されると処理ルーチンを終了する。
以上、本実施形態において説明したように、プレプリント紙Pの印字される領域Aが、帳票フォーマットFの枠内の色であるか否かを判定して、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定するようにした。これによって、第1実施形態と同様、プレプリント紙Pの表面を撮像するカメラや画像処理回路が不要となり、印字装置10のコストが低減される。また、プレプリント紙Pの画像を予め登録しておく必要が無いので、ユーザーの手間を省くことができる。
次に、第4実施形態について説明する。なお、第1乃至第3実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図14に示すように、感光体ベルト16の下側の平坦面16Bのプリントエンジン36の下流側に面してラインセンサ96が配設されている。このラインセンサ96は、感光体ベルト16の幅方向に沿って延びており、感光体ベルト16上でのトナー像Tの位置データを出力する。また、図15に示すように、ラインセンサ96には、用紙向き判定ユニット98が接続されている。用紙向き判定ユニット98は、印字領域判定部98Aと、移動制御部98Bと、用紙向き判定部98Cとを備える。印字領域判定部98Aは、ラインセンサ96から出力された感光体ベルト16上でのトナー像Tの位置データから、プレプリント紙Pの印字される領域A(図2参照)の座標(ビットマップ)を判定する。また、移動制御部98Bは、モータ94の駆動を制御して、カラーセンサ86を、印字領域判定部98Aで判定された領域Aが通過する位置へ移動させる。また、用紙向き判定部98Cは、カラーセンサ96によって読取られた色が所定の色か否かを判定し、判定結果からプレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定する。
なお、第3、第4実施形態では、プレプリント紙Pの領域Aの色の輝度、明度が所定値以上であるか否かを判定して、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定したが、プレプリント紙Pの領域Aの色温度が所定値以下であるか否かを判定して、プレプリント紙Pのセットの向きの適否を判定しても良い。
次に、カラーセンサ86の配置の第1の変形例について説明する。なお、第1乃至第4実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図16に示すように、複数のカラーセンサ86が、搬送方向と直交する方向に沿って配設されており、用紙向き判定ユニット102(図17参照)に接続されている。各カラーセンサ86は、プレプリント紙Pの印字される領域Aが通過する位置に配置されており、プレプリントP紙の印字が行われる複数の領域Aの色が検出され、用紙向き判定部102Aによって、プレプリント紙P上の印字が行われる複数の領域Aの色の明度、輝度が所定値以上か否かが判定され、全てのカラーセンサ86の読取り結果について肯定判定がなされると、プレプリント紙Pのセットの向きについて肯定判定がなされる。一方、用紙向き判定部102Bでは、全てのカラーセンサ86の読取り結果について肯定判定がなされない限り、プレプリント紙Pのセットの向きについて否定判定がなされる。
これによって、1個のカラーセンサ86でプレプリント紙Pの印字が行われる1領域の色を検出する場合と比して、プレプリント紙Pのセットの向きの検査精度が高くなる。
次に、カラーセンサ86の配置の第2の変形例について説明する。なお、第1乃至第4実施形態及び上記第1の変形例と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図18に示すように、カラーセンサ86が、給紙カセット20の底面に配設されており、用紙向き判定ユニット102に接続されている。このカラーセンサ86は、プレプリント紙Pの所定位置に面して配設されている。印字向き判定ユニット102(図17参照)の用紙向き判定部102Aには、この所定位置の色をカラーセンサ86が読取った場合に、カラーセンサ86から出力される出力値の範囲が登録されており、用紙向き判定部102Aでは、カラーセンサ86の出力値が登録された出力値の範囲に入るか否かが判定され、判定結果に基づいて、プレプリント紙Pのセットの向きの適否が判定される。これによって、プレプリント紙Pを給紙カセット20にセットした時点でプレプリント紙Pのセットの向きを判定できる。
次に、カラーセンサ86の配置の第3の変形例について説明する。なお、第1乃至第4実施形態及び上記第1、第2の変形例と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図19に示すように、給紙カセット20の底面には、ガイド板21が立設されている。このガイド板21は、プレプリント紙Pの積載高さ方向に対して傾斜しており、積載されたプレプリント紙Pを積載高さ方向に対して傾斜させる。ここで、ガイド板21によって積載高さ方向に対して傾斜されたプレプリント紙Pの束の傾斜面P1では、プレプリント紙Pのエッジが僅かに露出されるが、この傾斜面P1に面してカラーセンサ86が配設されている。これによって、給紙カセット20の底面から積載された全てのプレプリント紙Pのエッジの色を検出でき、セットの向きの適否を判定できる。なお、ガイド板21はプレプリント紙Pの全幅に渡って設けられているのではなく、プレプリント紙Pの束の傾斜面P1には露出されている部分があり、この部分に面してカラーセンサ86が配設されている。
次に、カラーセンサ86の配置の第4の変形例について説明する。なお、第1乃至第4実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図20に示すように、複数のカラーセンサが搬送方向と直交する方向へ沿って配列されたカラーセンサアレイ104が、プレプリント紙Pの搬送経路に面して配設されており、用紙向き判定ユニット106に接続されている。図21に示すように、用紙向き判定ユニット106には、印字領域判定部106Aと、データ選択部106Bと、用紙向き判定部106Cとが備えられている。
印字領域判定部106Aでは、印字データDや感光体ベルト16上のトナー像Tの位置データからプレプリント紙Pの印字される領域Aが判定される。また、データ選択部106Bでは、印字領域判定部106Aの判定結果に基づいて、プレプリント紙Pの印字される領域Aが通過する位置に配置されたカラーセンサが判定され、該カラーセンサから出力された色データが選択される。
また、用紙向き判定部106Cでは、データ選択部106Bによって選択された色データについて判定がなされ、そして、判定結果に基づいて、プレプリント紙Pのセットの向きの適否について判定がなされる。
次に、第5実施形態について説明する。なお、第1乃至第4実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図22に示すように、カラーセンサユニット108が、プレプリント紙Pの搬送経路に面して配設されており、図23に示すように、用紙向き判定ユニット106と印字ズレ判定ユニット110に接続されている。このカラーセンサユニット108では、複数のカラーセンサが搬送方向と直交する方向へ沿って配列されたカラーセンサアレイが搬送経路に沿って複数配列され、各カラーセンサアレイが、RGB及びブラックの各色を検出する。
ところで、図22(A)に示すように、文字サイズのフォーム枠が縦横に並んだ格子状の帳票フォーマットFが、プレプリント紙Pにプレプリントされ、このフォーム枠内に印字を行う場合がある。この場合、図22(B)に示すように、印字ズレが発生すると、印字がフォーム枠に重なり、印字ミスになってしまう。そこで、印字ズレ判定ユニット110によって印字ズレを判定し、印字の位置の補正や用紙搬送の補正を行う。
印字ズレ判定ユニット110は、印字ズレ判定部110Aを備える。印字ズレ判定部110Aは、データ選択部106Bで選択された色データの出力値の範囲が所定範囲内か否かを判定し、肯定判定であれば印字ズレ無しと判定し、否定判定であれば印字ズレ有りと判定する。
即ち、図22(A)に示すように、印字ズレが発生しなかった場合には、波形図に示すように、帳票フォーマットFの色と印字の色の出力値V1、V2が略一定になるのに対して、図22(B)に示すように、印字が帳票フォーマットFに重なった場合には、波形図に示すように、帳票フォーマットFの色の出力値V1が変動する。
そこで、帳票フォーマットFの色の変動を判定して、印字ズレの適否を判定している。従って、プレプリント紙Pのセットの向きならず、印字ズレをも検出できる。
なお、第1乃至第5実施形態、及び第1乃至第4の変形例では、電子写真方式を用いた印字装置を例に取って説明したが、これに限らず、インクジェット式の印字装置等、他の印字装置にも本発明を適用可能である。
第1乃至第5実施形態の印字装置の概略構成を示す図である。 プレプリント紙の印字状態を示す平面図である。 第1実施形態の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の印字装置の画像検査装置を示す側面図である。 第1実施形態の印字装置のプレプリント紙のセットの向きの判定方法を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の印字装置におけるプレプリント紙のセットの向きを示す平面図で、(A)は正常な向きの状態、(B)は上下逆向きの状態を示している。 第2実施形態の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。 第2実施形態の印字装置のプレプリント紙のセットの向きの判定方法を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の印字装置においてプレプリント紙が表裏逆向きでセットされた状態を示す平面図である。 第3実施形態の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。 第3実施形態の印字装置の画像検査装置を示す斜視図である。 第3実施形態の印字装置のプレプリント紙のセットの向きの判定方法を説明するためのフローチャートである。 第3実施形態の印字装置におけるプレプリント紙のセットの向きを示す平面図で、(A)は正常な向きの状態、(B)は上下逆向きの状態、(C)は表裏逆向きの上体、(D)は上下、表裏共に逆向きの状態を示している。 第4実施形態の印字装置において感光体ベルト上のトナー像の位置を検出するカラーセンサを示す平面図である。 第4実施形態の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。 第1の変形例の印字装置におけるプレプリント紙のセットの向きを示す平面図で、(A)は正常な向きの状態、(B)は上下逆向きの状態、(C)は表裏逆向きの上体、(D)は上下、表裏共に逆向きの状態を示している。 第1の変形例の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。 第2の変形例の印字装置の給紙カセット及びカラーセンサを示す側面図である。 第3の変形例の印字装置の給紙カセット及びカラーセンサを示す側面図である。 第4の変形例の印字装置のカラーセンサアレイがプレプリント紙の色を検出している状態を示す平面図である。 第4の変形例の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。 第5実施形態の印字装置のカラーセンサアレイがプレプリント紙の色を検出している状態を示す平面図で、(A)は印字が正常に行われている状態、(B)は印字ズレが発生した状態を示している。 第5実施形態の印字装置の電気系の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 印字装置
16 感光体ベルト(像担持体)
20 給紙カセット(用紙装填部)
21 ガイド板(ガイド部材)
62 表示部(通知手段)
64 画像読取り部(印字向き検出手段、光学文字認識手段)
68A 文字認識部(印字向き検出手段、光学文字認識手段)
68B 文字向き判定部(印字向き検出手段、文字向き判定手段)
68C 用紙向き判定部(第1用紙向き判定手段)
80 コントロールユニット(印字制御手段)
82A 文字認識部(印字向き検出手段、光学文字認識手段)
82B 文字向き判定部(印字向き検出手段、文字向き判定手段)
82C 用紙向き判定部(第2用紙向き判定手段)
82D 記憶部(記憶手段)
86 カラーセンサ(色検出手段)
88A 印字領域判定部(印字領域判定手段)
88B 移動制御部(移動制御手段)
88C 用紙向き判定部(第3用紙向き判定手段)
94 モータ(移動手段)
96 カラーセンサアレイ(色検出手段)
98A 印字領域判定部(印字領域判定手段)
98B 移動制御部(移動制御手段)
98C 用紙向き判定部(第3用紙向き判定手段)
102A 用紙向き判定部(第3用紙向き判定手段)
104 カラーセンサアレイ(色検出手段)
106A 印字領域判定部(印字領域判定手段)
106B データ選択部(データ選択手段)
106C 用紙向き判定部(第3用紙向き判定手段)
108 カラーセンサユニット(色検出手段)
110A 印字ズレ判定部(印字ズレ判定手段)
A 領域
D 印字データ
L1 印字
L2 文字(印字)
P プレプリント紙
T トナー像(画像)

Claims (1)

  1. 所定位置にフォーム枠がプレプリントされたプレプリント紙に印字する印字装置であって、
    プレプリント紙が給紙カセットにセットされた位置でプレプリント紙の搬送方向と直交する方向へ移動し、所定位置におけるプレプリント紙の色を検出するカラーセンサと、
    前記カラーセンサを前記搬送方向と直交する方向へ沿って移動させる移動手段と、
    プレプリント紙の前記フォーム枠がプレプリントされた所定位置における色が予め登録され、前記カラーセンサによって検出された色が所定の色ではない場合に、プレプリント紙のセットの向きが適当ではないと判定する用紙向き判定手段と、
    前記カラーセンサによって検出された前記フォーム枠の色が所定の色ではない場合に、印字ズレ有りと判定する印字ズレ判定手段と、
    を有することを特徴とする印字装置。
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