JP4663546B2 - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

可変容量型圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP4663546B2
JP4663546B2 JP2006040199A JP2006040199A JP4663546B2 JP 4663546 B2 JP4663546 B2 JP 4663546B2 JP 2006040199 A JP2006040199 A JP 2006040199A JP 2006040199 A JP2006040199 A JP 2006040199A JP 4663546 B2 JP4663546 B2 JP 4663546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swash plate
main shaft
link
link mechanism
variable capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006040199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007218184A (ja
Inventor
清 寺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP2006040199A priority Critical patent/JP4663546B2/ja
Publication of JP2007218184A publication Critical patent/JP2007218184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663546B2 publication Critical patent/JP4663546B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

本発明は、例えば車両用空調装置等に用いられるピストン式の可変容量型圧縮機に関し、とくに斜板式可変容量型圧縮機に関する。
従来より、車両空調用圧縮機等において、主軸の回転動力をピストンの往復動に変換するための斜板カム機構を備え、かつ斜板カム機構の傾斜角度を可変にすることによりピストンの往復動のストローク量を変化させる可変容量型圧縮機が知られている。この種の圧縮機においては、斜板カムのセンターを駆動軸に対してスライド可能にセンター支持しつつ、ヒンジ機構の案内によって斜板を駆動軸上をスライド移動させながら斜板の傾斜角度を変更することにより、ピストンのストローク量を変更し、その結果圧縮機の吐出容量が変更されるようになっている。
上記斜板のセンター支持機構の代表的なものとして、鞍型のセンター支持機構が、ヒンジ機構の代表的なものとして、ヒンジ部材の一方にピンを設け他方に長孔を形成してピンと長孔をリンクさせた長孔ヒンジ機構がよく用いられている。
ところが、上記鞍型センター支持機構では、斜板のセンター(センターに形成された貫通穴の周縁部)と駆動軸である主軸とのすべり摩擦抵抗が、又、長孔ヒンジ機構においては、長孔内をピンがスライドするためのすべり摩擦抵抗が、それぞれ大きい。この斜板センター支持機構及びヒンジ機構の摩擦抵抗力が大きいと、斜板の傾斜角度を変えようとするときの抵抗が大きく、スムーズな角度変化を阻害して圧縮機の容量制御性を悪化させる要因となっていた。また、他の方式のヒンジ機構やセンター支持機構においても摩擦抵抗の問題があった。
これは現在一般的に用いられているR134aのような高圧側が通常使用条件の中で凝縮可能な特性の冷媒の圧縮を行なう場合にはそれほどシビアな問題ではなかったのであるが、近年地球温暖化の対策として浮上してきた二酸化炭素冷媒などのようなサイクルの動作が超臨界域にまで渡るような冷媒を圧縮する場合、高圧側の変動が大きくなってしまうため、よりスムーズな容量制御性が求められるようになってきている。
このような要求を満たすための構造として、特許文献1には、片斜板式の圧縮機において、斜板のセンター支持を省略するとともに斜板両面を2連関節のリンクで結合することにより、スムーズな斜板傾斜角度制御を可能とする構造が提案されている。
ドイツ公開特許 DE 10 2004 028 747 A1 号公報
ところが、上記特許文献1に開示されている斜板式圧縮機では、制御性は向上するものの、そのリンク構造は、主軸の途中部分を鉤型形状として、鉤型部分の中心軸線に平行な軸線上に配置された回転自在な2つのリンクを夫々斜板の両側の面に接続し、リンクの他端を斜板に回転自在に接続する形状を採っている。このため、主軸の構造が複雑になり製造が困難であることや、斜板中心部に占める関節機構の存在範囲が大きく、中心部スペースに関する設計上の制限が課されることとなっていた。また、斜板中心部に近いリンクで回転トルクを受けるため、強度上の課題も持っていた。
一方、従来より用いられている、斜板カムのセンターを駆動軸に対してスライド可能にセンター支持しつつ、ヒンジ機構の案内によって駆動軸上を傾動させながらスライド移動させることによって斜板の傾斜角度を変更できるよう支持する方法では、スペースや生産性の問題は無いものの、斜板のスライドに伴う摩擦抵抗などにより、二酸化炭素冷媒使用の場合のようによりスムーズな制御応答性が要求される用途には問題が残されている。このように、前記特許文献1に開示されている方法、上記従来より用いられている方法のどちらの方法を採るにしても、問題が残っていた。
そこで本発明の課題は、傾斜角度変化を行なう斜板に対し、上記のような問題を解決することが可能なリンク機構を備えた可変容量型圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る可変容量型圧縮機は、駆動源により回転される主軸に対し並行に複数のピストンを配し、前記主軸の回転運動を前記ピストンの往復動に変換するための斜板をリンク機構を介して前記主軸側と連結し、前記斜板が前記リンク機構の案内を介して傾斜角を変えることにより前記ピストンの往復動のストローク量を変更する可変容量型圧縮機において、前記リンク機構は、第1のリンクが、主軸中心線から見て斜板上死点側の位置で、前記主軸と一体回転可能なロータに設けられたロータ側連結部と前記斜板の第1の面側に設けられた第1の斜板側連結部の間で連接された第1のリンク機構と、第2のリンクが、前記斜板の前記第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた第2の斜板側連結部と前記主軸に設けられた主軸側連結部の間で連接された第2のリンク機構とからなることを特徴とするものからなる。
このような本発明に係る可変容量型圧縮機においては、揺動板式圧縮機の形態を採ることも可能である。すなわち、上記斜板には揺動板が回転自在に連接され、該揺動板は回転阻止手段により回転阻止されることにより前記斜板から揺動成分のみを受け取り、該揺動板に連接されたピストンが往復動されることを特徴とする可変容量型圧縮機とすることも可能である。
また、上記リンク機構は、例えば、リンクの両端が回転自在に連結されたリンク機構に構成することができる。
また、上記第1のリンク機構は、例えば、ガイドと該ガイドに沿って移動自在に配された接触部材を介して上記ロータ側連結部と上記第1の斜板側連結部が連接されている構造に構成することもできる。一例として、ガイドとして長孔、ガイドに沿って移動自在に配された接触部材としてピンを採用し、該長孔内を移動自在に配されたピンを介して上記ロータ側連結部と上記第1の斜板側連結部が連接されている構造に構成することができる。このような構造も、本発明におけるリンク機構の概念の範疇に含むものとする。その他従来知られたリンクまたはヒンジ機構も採用できる。
また、本発明に係る可変容量型圧縮機においては、基本的には、上記斜板の中心部に、上記主軸が非接触状態で貫通して延びる穴が形成されている構造とされる。しかし、斜板のガタ等を防止するために、場合によっては、該穴内の位置に、上記主軸に対し上記斜板を補助的に支持する補助的支持部材が設けられている構造としてもよい。
このような本発明に係る可変容量型圧縮機は、例えば、車両用空調装置に用いられる圧縮機として好適なものである。また、超臨界域で作動する被圧縮流体(例えば、二酸化炭素冷媒)の圧縮に用いられる圧縮機として好適なものである。
本発明に係る可変容量型圧縮機によれば、前述の特許文献1に開示の構造とは異なり、2つのリンク機構のリンクを主軸中心軸線から互いに離れるように構成可能としたので、高い回転トルクの受け渡しが可能になり、かつ、製造も容易化できる。また、2つのリンク機構を介して斜板を支持することによりセンター支持を必要としないため、従来のようなセンター支持機構が不要となり、斜板のセンターまわりのスペースが十分に取れるとともに、斜板傾斜角度を変更する際にセンター部の摺動摩擦抵抗の発生しない、スムーズなリンク機構の動作を達成でき、極めて制御性の良い可変容量型圧縮機を実現できる。
また、リンク機構の動作がスムーズになるので、とくに二酸化炭素のような超臨界域で動作する冷媒を用いたシステムにおいても、高圧側の頻繁な圧力変動に遅れることなく制御可能となる圧縮機を実現できる。
さらに、斜板のセンターまわりのスペースも犠牲にならないので、揺動板式のようなセンター部スペースの必要な圧縮機構に対しても、本発明を問題なく適用できる。
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、圧縮動作や容量調整動作については説明を省略し、本発明の主題である斜板支持部の構造を中心に説明する。
図1は、本発明の第1実施態様に係る可変容量型圧縮機100を示しており、とくにピストンのストローク最大時(吐出容量最大時:斜板傾斜角最大時)の状態を示している。図1において、外部駆動源(図示略)により駆動される駆動軸としての主軸1にはロータ2が一体接合されており、ロータ2は主軸1とともに回転する。ロータ2には、ロータ側連結部としての腕3が設けられ、腕3には、第1のリンクとしてのリンク板4の一端が連結ピン5を介して回転自在に連結されている。リンク板4の他端は、斜板7に接合された第1の斜板側連結部としての腕6と、連結ピン8を介して回転自在に連結されている。これら腕3、連結ピン5、リンク板4、連結ピン8、腕6により、第1のリンク機構9が構成されている。この第1のリンク機構9は、図1に示すように、斜板7の上死点側の位置で、かつ、斜板7の第1の面としてのロータ2側の面側に配置されている。
斜板7の上記第1のリンク機構9が設けられている第1の面とは反対側の第2の面側には、第2の斜板側連結部としての腕10が接合されており、第2のリンクとしてのリンク板11の一端が連結ピン12を介して回転自在に連結されている。リンク板11の他端は、主軸1に一体接合された主軸側連結部としての腕13と、連結ピン14を介して回転自在に連結されている。これら腕13、連結ピン14、リンク板11、連結ピン12、腕10により、第2のリンク機構15が構成されている。
斜板7の中央には、主軸1に対して逃げ孔16が形成されており、斜板7と主軸1とが互いに接触しないよう構成されている。この非接触構成により、センター支持部での摩擦抵抗は存在しないことになる。
斜板7の外周側に対して、一対のシュー17、17が摺接自在に設けられており、該一対のシュー17、17は、ピストン18の一端に回動自在に保持されている。この摺接構造を介して、斜板7の回転運動がピストン18の往復動に変換される。なお、図1においては、1個のピストン18のみが図示されているが、ピストン18は、主軸1に対し並行に(略平行に)、圧縮機の周方向に複数配列されている。また、図1において、19はクランク室、20は被圧縮流体が吸入される吸入室、21は圧縮された流体が吐出される吐出室を、それぞれ示している。
このように構成された可変容量型圧縮機100においては、斜板7が傾斜角度変化自在でかつ主軸1の中心軸線に対しおおむね斜板7の中心が一致するような関係を保ちつつ、第1のリンク機構9、第2のリンク機構15を介してロータ2と主軸1に支持される。また、回転力とピストン18からの圧縮反力はリンク板4とリンク板11によって受け止められる。これにより、クランク室19の圧力を調整する(調整手段の図示及び説明は省略)ことでガス圧縮反力とのバランスで、狙いの斜板傾斜角度を設定することができる。
斜板7は、主軸1とは非接触状態に保たれたまま、第1のリンク機構9と第2のリンク機構15によって支持され、該支持状態のまま斜板傾斜角度が変更される。斜板7と主軸1とが非接触状態に保たれることにより、前述の如くこの間に摩擦抵抗は発生せず、スムーズな斜板傾斜角度変更が行われ、制御性が向上する。また、斜板センター支持が不要であることにより、斜板センター周りのスペースを十分に取ることができ、かつ、コスト低減も可能になる。さらに、2つのリンク機構をスムーズの動作させることができるので、二酸化炭素のように超臨界域で動作する冷媒を用いるシステムにあっても、高圧側の頻繁な圧力変動に遅れることのない応答性に優れた制御が可能になる。
以上は、本発明を片斜板式圧縮機に適用した例について説明したが、圧縮機の形式は片斜板に限定されず、回転阻止された揺動板で斜板から回転成分をキャンセルし、揺動成分だけを取り出して、これによりピストンを往復動させる揺動板式の圧縮機においても同様に本発明を適用可能である。
図2は、本発明の第2実施態様に係る可変容量型圧縮機200を示しており、とくに、揺動板式圧縮機に本発明を適用した場合の例を示している。図2において、外部駆動源(図示略)により駆動される駆動軸としての主軸31には、ロータ32が一体接合されており、ロータ32は主軸31とともに回転する。ロータ32には、ロータ側連結部としての腕33が設けられ、腕33には、第1のリンクとしてのリンク板34の一端が連結ピン35を介して回転自在に連結されている。リンク板34の他端は、斜板37に接合された第1の斜板側連結部としての腕36と、連結ピン38を介して回転自在に連結されている。これら腕33、連結ピン35、リンク板34、連結ピン38、腕36により、第1のリンク機構39が構成されている。この第1のリンク機構39は、図2に示すように、斜板37の上死点側の位置に配置されている。
斜板37の上記第1のリンク機構39が設けられている第1の面とは反対側の第2の面側には、第2の斜板側連結部としての腕40が接合されており、第2のリンクとしてのリンク板41の一端が連結ピン42を介して回転自在に連結されている。リンク板41の他端は、主軸31に一体接合された主軸側連結部としての腕43と、連結ピン44を介して回転自在に連結されている。これら腕43、連結ピン44、リンク板41、連結ピン42、腕40により、第2のリンク機構45が構成されている。
斜板37の中央には、主軸31に対して逃げ孔46が形成されており、斜板37と主軸31とが互いに接触しないよう構成されている。この非接触構成により、センター支持部での摩擦抵抗は存在しないことになる。このように、斜板センターにおける斜板37と主軸31との間には基本的に支持部材は設けられないが、この間のガタを防止するために、補助的な支持部材を設けることも可能である。
斜板37の回転揺動運動は、軸受47を介して揺動板48に伝えられるが、該揺動板48は回転阻止機構49により、回転運動が阻止され、揺動運動のみを行うようになっている。揺動板48には、ロッド50を介してピストン51が球連接されており、ロッド50を介してピストン51が往復動される。
なお、図2は揺動板式圧縮機の一例を示したものであり、図におけるロッド50を省略したいわゆるアキシャルプランジャ方式も、本発明の適用対象としての揺動板式圧縮機に含まれる。
このように構成された可変容量型圧縮機200においても、斜板37が傾斜角度変化自在でかつ主軸31の中心軸線に対しおおむね斜板37の中心が一致するような関係を保ちつつロータ32に支持される。また、回転力とピストン51からの圧縮反力はリンク板34とリンク板41によって受け止められる。これにより、クランク室52の圧力を調整する(調整手段の図示及び説明は省略)ことでガス圧縮反力とのバランスで、狙いの斜板傾斜角度を設定することができる。
斜板37は、主軸31とは基本的に非接触状態に保たれたまま、第1のリンク機構39と第2のリンク機構45によって支持され、該支持状態のまま斜板傾斜角度が変更される。斜板37と主軸31とが非接触状態に保たれることにより、前述の如くこの間に摩擦抵抗は発生せず、スムーズな斜板傾斜角度変更が行われ、制御性が向上する。また、揺動板方式では斜板37と揺動板48との連成のために斜板37のセンター近傍のスペースを多く必要とするが、本発明に係るリンク方式では、斜板センター支持が不要であることにより、このスペースを十分に確保することが可能となる。さらに、2つのリンク機構をスムーズの動作させることができるので、二酸化炭素のように超臨界域で動作する冷媒を用いるシステムにあっても、高圧側の頻繁な圧力変動に遅れることのない応答性に優れた制御が可能になる。
なお、第1のリンク機構や第2のリンク機構において、各連結部や各リンクは、主軸31を間にその両側に相当する位置に、一対の形態で設けることが可能である。このように並列に複数のリンクを重ねるように配置すれば、斜板37に発生する倒れモーメントの支持能力を向上させることができる。ただし、これらを、各々、1つのリンクと1個づつの連結部によって構成してもよい。
また、本発明における第1のリンク機構としては、ガイドと該ガイドに沿って移動自在に配された接触部材の組み合わせでもよい。例えば図3に、上記第2実施態様の変形例に係る可変容量型圧縮機300を示すように、ロータ側連結部としての腕61と第1の斜板側連結部としての腕62とのいずれか一方にガイドとしての長孔63を形成し、他方に該ガイドに沿って移動自在に配された接触部材としてのピン64を保持させて、ピン64が長孔63内を転動あるいは移動自在とすることによりヒンジ機構を構成し、実質的に第1のリンクなしにロータ32側と斜板37側を連接することも可能である。前述したように、このようなヒンジ機構も、本発明における第1のリンク機構の概念の範疇に含まれる。図3におけるその他の構成は、図2に示した構成に準じる。
本発明は、斜板を備えたあらゆる可変容量型圧縮機に適用可能であり、とくに車両用空調装置に用いられる圧縮機として、あるいは、二酸化炭素等の超臨界域で作動する冷媒を使用するシステムに用いられる圧縮機として、好適なものである。
本発明の第1実施態様に係る可変容量型圧縮機の縦断面図である。 本発明の第2実施態様に係る可変容量型圧縮機の縦断面図である。 第2実施態様の変形例に係る可変容量型圧縮機の縦断面図である。
符号の説明
1、31 主軸
2、32 ロータ
3、33 ロータ側連結部としての腕
4、34 第1のリンクとしてのリンク板
5、8、35、38 連結ピン
6、36 第1の斜板側連結部としての腕
7、37 斜板
9、39 第1のリンク機構
10、40 第2の斜板側連結部としての腕
11、41 第2のリンクとしてのリンク板
12、14、42、44 連結ピン
13、43 主軸側連結部としての腕
15、45 第2のリンク機構
16、46 逃げ孔
17 シュー
18、51 ピストン
19、52 クランク室
20 吸入室
21 吐出室
47 軸受
48 揺動板
49 回転阻止機構
50 ロッド
61 ロータ側連結部としての腕
62 第1の斜板側連結部としての腕
63 ガイドとしての長孔
64 ガイドに沿って移動自在に配された接触部材としてのピン
100、200、300 可変容量型圧縮機

Claims (7)

  1. 駆動源により回転される主軸に対し並行に複数のピストンを配し、前記主軸の回転運動を前記ピストンの往復動に変換するための斜板をリンク機構を介して前記主軸側と連結し、前記斜板が前記リンク機構の案内を介して傾斜角を変えることにより前記ピストンの往復動のストローク量を変更する可変容量型圧縮機において、前記リンク機構は、第1のリンクが、主軸中心線から見て斜板上死点側の位置で、前記主軸と一体回転可能なロータに設けられたロータ側連結部と前記斜板の第1の面側に設けられた第1の斜板側連結部の間で連接された第1のリンク機構と、第2のリンクが、前記斜板の前記第1の面とは反対側の第2の面側に設けられた第2の斜板側連結部と前記主軸に設けられた主軸側連結部の間で連接された第2のリンク機構とからなることを特徴とする可変容量型圧縮機。
  2. 前記斜板には揺動板が回転自在に連接され、該揺動板は回転阻止手段により回転阻止されることにより前記斜板から揺動成分のみを受け取り、該揺動板に連接されたピストンが往復動されることを特徴とする、請求項1に記載の可変容量型圧縮機。
  3. 前記リンク機構はリンクの両端が回転自在に連結されたリンク機構であることを特徴とする、請求項1または2に記載の可変容量型圧縮機。
  4. 前記第1のリンク機構が、ガイドと該ガイドに沿って移動自在に配された接触部材を介して前記ロータ側連結部と前記第1の斜板側連結部が連接されたものからなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  5. 前記斜板の中心部に、前記主軸が非接触状態で貫通して延びる穴が形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  6. 車両用空調装置に用いられる圧縮機からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
  7. 超臨界域で作動する被圧縮流体の圧縮に用いられる圧縮機からなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の可変容量型圧縮機。
JP2006040199A 2006-02-17 2006-02-17 可変容量型圧縮機 Expired - Fee Related JP4663546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040199A JP4663546B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 可変容量型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040199A JP4663546B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 可変容量型圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007218184A JP2007218184A (ja) 2007-08-30
JP4663546B2 true JP4663546B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=38495742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006040199A Expired - Fee Related JP4663546B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 可変容量型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4663546B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6079379B2 (ja) * 2013-03-29 2017-02-15 株式会社豊田自動織機 可変容量型斜板式圧縮機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216373A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Toyota Autom Loom Works Ltd 揺動斜板式圧縮機
JP2003239855A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Denso Corp 圧縮機
JP2004060448A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Sanden Corp 圧縮機
JP2004308621A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Kyowa Metal Work Co Ltd 容量可変型斜板式圧縮機
JP2006002770A (ja) * 2004-06-14 2006-01-05 Obrist Engineering Gmbh ピストン式コンプレッサ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216373A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Toyota Autom Loom Works Ltd 揺動斜板式圧縮機
JP2003239855A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Denso Corp 圧縮機
JP2004060448A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Sanden Corp 圧縮機
JP2004308621A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Kyowa Metal Work Co Ltd 容量可変型斜板式圧縮機
JP2006002770A (ja) * 2004-06-14 2006-01-05 Obrist Engineering Gmbh ピストン式コンプレッサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007218184A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5519193B2 (ja) 可変容量圧縮機
JPH04303184A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP4829761B2 (ja) 揺動板式可変容量圧縮機
WO2007116936A1 (ja) 可変容量圧縮機
US7972118B2 (en) Variable capacity compressor
JP4794274B2 (ja) 可変容量圧縮機
JP5065158B2 (ja) 揺動板式可変容量圧縮機
JP4663546B2 (ja) 可変容量型圧縮機
JP2007211740A (ja) 可変容量型圧縮機
JP5065160B2 (ja) 揺動板式可変容量圧縮機
JP4663545B2 (ja) 可変容量型圧縮機
JP2008064057A (ja) 可変容量圧縮機
JP4451323B2 (ja) リンク機構およびこれを用いた可変容量圧縮機
KR100382362B1 (ko) 가변용량 사판식 압축기
JP4855118B2 (ja) 可変容量型圧縮機
JP4982160B2 (ja) 斜板式可変容量圧縮機
JP4970796B2 (ja) 可変容量型圧縮機
JP2015063892A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP4241455B2 (ja) コネクティングロッドのボールジョイント
JP3080265B2 (ja) 斜板式圧縮機
KR100734805B1 (ko) 가변용량 사판식 압축기
JP5317588B2 (ja) 圧縮機
JP2013007323A (ja) 可変容量圧縮機
JP2000161207A (ja) 可変容量斜板型圧縮機
WO2013179927A1 (ja) 可変容量圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4663546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees