JP4663307B2 - ショーケース - Google Patents

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Description

本発明は、陳列室内にて商品を加熱しながら陳列するショーケースに関するものである。
従来よりコンビニエンスストアなどの店舗などには、レジなどが載置されるサービステーブルが設けられている。当該サービステーブルには、レジの他にも卓上型の冷却ショーケースや加温ショーケースなどが載置されており、冷却又は加温された飲料や調理済み食材などの促進販売が行われている。
加温ショーケースとしては、例えば、特許文献1に示されるように、一般的に外部から陳列室内の商品を透視できるように陳列するため、本体の前後面及び両側面は、透視可能な透明壁にて構成されている。そして、この陳列室内には、薄肉鋼板製の矩形状プレートにて構成される棚が複数段架設され、当該プレートを電気ヒータにて加熱することにより、当該棚上の食材等を熱伝導により加熱していた。
また、これ以外の加温ショーケースとして、陳列室内に架設された各棚の上方に、ランプヒータを備え、当該ランプヒータによる輻射熱によって当該棚上の食材等を加熱するものがある。この場合、ランプヒータは、加熱手段としての役割以外にも、陳列室内を照明する役割を有しており、当該ランプヒータによる暖色系の照明により、陳列される商品の照明効果を向上させていた。
特開平10−43012号公報
しかしながら、特許文献1に示されるようなプレートを加熱するための電気ヒータのみによる加温では、特に、起動時における加温効率が悪く、通常、陳列室に陳列される食材は芯温が約+50℃〜+60℃であるため、目標とする+70℃に到達するまでには、相当の時間を要することとなる。
これに対し、上述した如くランプヒータによる加温では、当該ランプヒータが照明の役割を兼ねていることから、通電量を調整することは困難であり、厳密な温度調整ができないという問題がある。そのため、食材を加温しすぎることで、劣化を早める原因となっていた。また、ランプヒータは、消費電力量が多く、ランニングコストの高騰を招く問題があった。更に、当該ランプヒータは、常時通電していることから、ヒータ自体の寿命が短くなり、交換メンテナンスが煩雑となると共に、当該ランプヒータが比較的高価であることから、コストの高騰を招く問題があった。
そこで、本発明は従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、陳列室内を適切に加温することができると共に、ランニングコストの低減及びランプヒータの長寿命化を図ることができるショーケースを提供することを目的とする。
本発明のショーケースは、陳列室内にて商品を加熱しながら陳列するものであって、商品を陳列する載置面の上方に設けられたランプヒータ及び照明灯と、載置面と熱交換関係に設けられた電気ヒータと、ランプヒータ、照明灯及び電気ヒータを制御する制御手段とを備え、制御手段は、陳列室内が所定温度に上昇するまでは、照明灯を消灯した状態で、ランプヒータ及び電気ヒータに通電すると共に、陳列室内が所定温度に上昇した後は、ランプヒータを消灯し、且つ、照明灯を点灯した状態で、電気ヒータへの通電を制御し、陳列室内の温度制御を行うことを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、上記発明において、照明灯はランプヒータによる照明の色と近似した色によって照明を行うと共に、制御手段は、前記所定温度にてランプヒータを消灯し、照明灯を点灯した状態で電気ヒータへの通電を制御している場合に、陳列室内が前記所定温度より低い下限温度に低下した場合、照明灯を消灯し、ランプヒータ及び電気ヒータに通電することを特徴とする。
本発明によれば、陳列室内にて商品を加熱しながら陳列するショーケースにおいて、商品を陳列する載置面の上方に設けられたランプヒータ及び照明灯と、載置面と熱交換関係に設けられた電気ヒータと、ランプヒータ、照明灯及び電気ヒータを制御する制御手段とを備えたので、ランプヒータに加えて電気ヒータに通電することにより、早期に陳列室内を所定温度にまで加温することが可能となる。また、照明灯を備えていることから、ランプヒータを消灯した場合であっても、陳列室内を照明することができ、陳列室内に陳列される商品の劣化を抑制しつつ、陳列効果を向上させることができる。
また、制御手段は、陳列室内が所定温度に上昇するまでは、照明灯を消灯した状態で、ランプヒータ及び電気ヒータに通電すると共に、陳列室内が所定温度に上昇した後は、ランプヒータを消灯し、且つ、照明灯を点灯した状態で、電気ヒータへの通電を制御し、陳列室内の温度制御を行うので、ランプヒータを常時通電することによるランニングコストの高騰を抑制することができると共に、ランプヒータの長寿命化を図ることができるようになる。
また、陳列室内が所定温度に上昇するまでは、ランプヒータによる輻射熱と、電気ヒータによる伝導熱により、陳列室内を加温することで、起動時における昇温効率を向上させることができる。陳列室内が所定温度に上昇した後は、ランプヒータを消灯し、電気ヒータへの通電を制御することで陳列室内の温度制御を行うため、厳密な温度調整を実現することができる。これにより、商品の早期劣化を抑制することができるようになる。更に、ランプヒータの消灯時には、照明灯を点灯するため、電気ヒータにより適切な温度調整を行いながら、照明灯により商品を照明することができ、陳列効果の向上を図ることができるようになる。
また、請求項2の発明によれば、上記に加えて照明灯がランプヒータによる照明の色と近似した色によって照明を行うようにしたので、常に顧客に対し、商品が温められているイメージを与えることが可能となり、購買意欲の増進を図ることができるようになる。更に、制御手段は、前記所定温度にてランプヒータを消灯し、照明灯を点灯した状態で電気ヒータへの通電を制御している場合に、陳列室内が前記所定温度より低い下限温度に低下した場合、照明灯を消灯し、ランプヒータ及び電気ヒータに通電するので、陳列室の開放や温度の低い商品の陳列に伴う温度低下に対して迅速に対処することができるようになるものである。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1乃至図4は、本発明の実施例のショーケース1の実施形態を示しており、図1は本発明を適用したショーケース1の縦断側面図、図2は同じくショーケース1の縦断側面図(前扉16を開いた状態)、図3は同じくショーケース1の背面図、図4はショーケース1の制御装置25の電気ブロック図である。
実施例のショーケース1は店舗のサービスカウンターなどの所謂テーブル上に設置される卓上型加温ショーケースである。ショーケース1は、前方に開口する断面略コ字状を呈する本体2により構成されており、この本体2の両側には、内部に形成される陳列室3内が透視可能な透明壁にて構成される側板5、5が設けられている。そして、この本体2は、上面から下部前端に渡って本体2の前面を構成すると共に、上面及び前面から陳列室3内を透視可能とする前面透明壁6が設けられ、当該上面と前面上端とにより構成される隅部は、所定曲率にて湾曲して形成されている。
また、陳列室3内には、当該陳列室3内を上下に区画する仕切壁8が設けられており、当該仕切壁8の上方に加温領域9、下方に常温領域10が形成される。尚、当該仕切壁8は、加温領域9及び常温領域10の熱伝導を遮断するため、断熱壁にて構成される。また、本実施例において当該仕切壁8は、加温領域9における棚11を構成するため、当該棚11上に陳列される商品を前方から視認しやすくする目的で、前方に少許傾斜して設けられる。
そして、本体2の後面には、図3に示すように加温領域9の後方及び常温領域10の後方にそれぞれ対応して後面開口が形成されており、これら後面開口は、それぞれ観音開き式の後扉7、7及び12、12により開閉自在に閉塞される。これにより、加温領域9及び常温領域10はそれぞれ後扉7、7及び12、12を開閉することで、別個に各領域内の商品の陳列及び取出を行うことができる。尚、これら後扉7及び12は、非枢支側の上端に設けられる磁石式の係止部材7A及び12Aにより、着脱自在に保持されるものとする。
また、図3に示すように、各扉7、7及び12、12との間には、仕切壁8の下側に位置して仕切板13が取り付けられている。この仕切板13には、複数の排気孔14・・が形成されており、常温領域10内の熱気を排出する構成とされている。
本体2の前記前面透明壁6には、仕切壁8より下方の陳列室3、即ち、常温領域10前面に対応する位置、即ち、図1及び図2に示すように常温領域10の下端から仕切壁8よりも所定寸法、少なくとも仕切壁8上面と開口上縁との間に手指が挿入できる寸法だけ上方に渡って矩形状の開口15が形成されている。当該開口は、下端を中心に起立状態から手前側に回動自在に枢支された前扉16にて開閉自在に閉塞される。
この前扉16は、前面透明壁6と同様に陳列室3内を透視可能とする透明壁にて構成されており、当該前扉16上端には、当該透明壁を保持すると共に、前記仕切壁8の少なくとも前端に設けられる金属材料に対し脱着自在に係止可能とする磁石式の図示しない係止部材を備えた扉上枠部材16Aが設けられる。当該扉上枠部材16Aの前面上部には、当該前扉16を手前側に引く際に手指を掛けるための把手部16Bが形成されている。
尚、前扉16は、常温領域10の下端から仕切壁8よりも所定寸法だけ上方に渡って形成される開口を閉塞するものであるため、前扉16の扉上枠部材16Aは、少なくとも仕切壁8前端から前記所定寸法分だけ上方に延在して構成されることとなる。そのため、当該扉上枠部材16Aの前面には、陳列室3内に陳列される商品などのPOPを取り付けてもよいものとする。
他方、本実施例において、陳列室3の加温領域9内には、棚20が架設される。本実施例では、棚20は、一つだけ架設されているが、これ以上であっても良いものとする。そして、前記仕切壁8の上面に構成される棚11及び棚20の上面、詳細には、当該棚の上面を構成する熱伝導性を有する板材の裏面に当接して、電気ヒータとしてのシーズヒータ21、21が配設される。即ち、シーズヒータ21は、棚の載置面と熱交換関係に設けられる。これにより、当該シーズヒータ21は、棚11又は20上面に載置される金属トレイ22、22、更には、当該金属トレイ22上面に陳列される調理済み食材等の商品、若しくは、直接棚11又は20上面に陳列される商品、更には、加熱領域9内の空気を熱伝導により加熱するものである。また、このシーズヒータ21は、詳細は後述する制御装置25に接続されており、当該制御装置25により通電制御が行われる。
また、各棚11及び20の載置面の上方、即ち、棚20の載置面に対しては本体2の上面裏側、棚11の載置面に対しては棚20の裏面には、それぞれランプヒータ23、23が設けられる。当該ランプヒータ23は、点灯することで、輻射熱により各棚11、20の載置面及び当該ランプヒータ23と載置面との間に位置する空気を加熱するものである。また、ランプヒータ23は、点灯により加熱と同時に、赤外線より暖色系の照明としての役割を有するものである。このランプヒータ23は、前記制御装置25に接続されており、当該制御装置25により通電制御が行われる。
更に、各ランプヒータ23の前方には、照明灯としての蛍光灯24がそれぞれ設けられている。本実施例において、当該蛍光灯24は、ランプヒータ23から照射される暖色系の照明と近似した色の照明を実現することができるものを用いるものとする。当該蛍光灯24も、前記制御装置25に接続されており、当該制御装置25により通電制御が行われる。尚、前記常温領域10の上部、即ち、仕切壁8の下面前部にも、蛍光灯26が設けられるものとする。尚、当該蛍光灯26は、暖色系の照明でなくても良いものとし、前記加温領域9に設けられる蛍光灯24とは別途、通電制御されるものとする。
また、加温領域9の後部、例えば棚20と本体2上面との間に位置する背面中央又は棚20と仕切壁8との間に位置する背面中央の高さには、これら加温領域9における温度を検出するための温度センサ(図4のみ図示する。)27が設けられている。
尚、棚20は、シーズヒータ21や下面に取り付けられたランプヒータ23及び蛍光灯24が取り付けられた状態で、且つ、これら電気部品の配線が接続された状態で、高さを変更することが可能であるものする。そのため、当該棚20を下側に設けられる仕切壁8上面に載置可能な位置まで移動可能であるものとする。
本体2の下部には、前記制御装置25が配設されており、当該本体2下部の後面には、図3に示すように加温領域側電源スイッチ28及び常温領域側電源スイッチ29及び前記温度センサ27にて検出された温度を表示する温度表示部30が設けられている。
次に、図4を参照して制御装置25について説明する。制御装置25は、汎用のマイクロコンピュータにより構成されている。制御装置25の入力側には、前記電源スイッチ28、29及び温度センサ27が接続されていると共に、出力側には、シーズヒータ21、ランプヒータ23、蛍光灯24、26及び温度表示部30が接続されている。
以下に、当該ショーケース1の加温動作について説明する。先ず、制御装置25は、加温領域側電源スイッチ28がONとされると、図5に示すようにシーズヒータ21及びランプヒータ23の両者に通電を行い、蛍光灯24を消灯とする。これにより、加温領域9は、昇温される。ここで、温度センサ27にて検出される温度が所定温度、例えば+75℃となった時点で、制御装置25は、シーズヒータ21及びランプヒータ23を非通電とし、ランプヒータ23による照明の替わりとして蛍光灯24を点灯する。そして、両ヒータ21及び23が非通電とされることで、自然冷却により加温領域9の温度が降下するが、制御装置25は、その後、ランプヒータ23を非通電としたまま、シーズヒータ21のみの通電制御を行い、加温領域9を所定温度、例えば約+75℃に維持する。但し、後扉7又は前扉16の開閉若しくは、温度の低い商品が陳列されることにより、加温領域9の温度が所定の下限温度、例えば+70℃以下となった場合には、制御装置25は、シーズヒータ21の通電に伴い、再びランプヒータ23に通電を行い、加温領域9の昇温を行う。尚、この場合において、ランプヒータ23の点灯に伴い、蛍光灯24は、消灯するものとする。
これにより、加温領域9が例えば+70℃以下である場合には、シーズヒータ21とランプヒータ23の両者を通電することにより、早期に加温領域9を所定温度にまで加温することが可能となる。特に、ランプヒータ23は、シーズヒータ21に比して、通電当初における昇温効率が高いため、シーズヒータ21のみによる加温に比して早期に加温領域9を所定温度にまで加温することができる。
また、ランプヒータ23の消灯時には、蛍光灯24を点灯することにより、ランプヒータ23の替わりに加温領域9を照明することができ、加温領域9内の過剰な加温による商品劣化を抑制しつつ、陳列効果を向上させることができる。
特に、本実施例では、蛍光灯24は、ランプヒータ23による照明の色と近似した色によって照明を行うことから、常に顧客に対し、商品が温められているイメージを与えることが可能となり、購買意欲の増進を図ることができる。
また、本実施例によれば、ランプヒータ23は、加温領域9が所定温度まで昇温した後は、消灯し、シーズヒータ21のみで保温を行うことから、従来のようにランプヒータ23を常時通電していた場合に比べてランニングコストの低減を図ることができる。また、ランプヒータ23の使用率を低下させることから、長寿命化を図ることができ、交換メンテナンスに要するコストや煩雑な作業を低減することができる。
更に、加温領域9が所定温度にまで昇温された後は、上述したようにシーズヒータ21の通電制御により保温を行うことから、厳密な温度調整を実現することが可能となり、商品の早期劣化を抑制することができるようになる。
尚、本実施例では、図5に示したように、制御装置25により温度センサ27により検出された温度が所定温度、例えば+75℃となった時点でシーズヒータ21及びランプヒータ23を非通電としているが、これ以外にも、図6に示すように、制御装置25により、温度センサ27により検出された温度が設定温度である+75℃よりも低い+70℃となった時点でシーズヒータ21及びランプヒータ23を非通電とし、その後、オーバーランにより、加温領域9を設定温度である+75℃にまで昇温しても良いものとする。尚、この場合、ランプヒータ23を非通電とした後は、上記実施例と同様にシーズヒータ21を通電制御することで、加温領域9の厳密な温度調整を行っても良いものとする。
尚、上述したように加温領域9が加温されることで、仕切壁8に設けられるシーズヒータ21等の影響により、常温領域10内の温度が上昇する。この場合、当該常温領域10の後方上部には、上述したように仕切板13に形成された排気孔14から熱気を外部に排出することができる。これにより、常温領域10は、例えば+30℃前後に維持されることとなる。
次に、陳列室3内の掃除メンテナンスについて説明する。本実施例におけるショーケース1は、後面に設けられる後扉7、7及び12、12を開閉することで、加温領域9及び常温領域10への商品の陳列作業や取出作業を行う。本実施例において陳列室3内に陳列される商品は例えば、揚げ物などの一旦調理された食材等であり、ラックなどに収容された状態で陳列される。当該商品は、包装されていない状態で陳列される場合もあり、当該陳列室5内は衛生を保つことが要求される。
本実施例において陳列室3内を掃除する場合には、先ず、後扉7、7及び12、12を開放し、容易に手が届く範囲の拭き掃除を行う。この際、上述した如く棚20をランプヒータ23等の配線が接続された状態で、仕切壁8の上面に載置可能な高さまで移動させても良いものとする。これにより、棚20に干渉されることなく、側面5及び前面透明壁6の加温領域9側を容易に掃除することができる。
その後、ショーケース1の前方に周り、前扉16を手前側に回動させ、開いた状態で、常温領域10を前側から掃除を行う。このとき、前扉16は、手前側に倒すことで容易に前扉16の陳列室3側の面を掃除することができる。これにより、従来、後面から手を伸ばして陳列室前面に対応する透明壁の陳列室側を掃除していた場合に比して、著しく掃除性を向上させることができ、陳列室内を衛生に保つことが可能となり、顧客に不衛生な印象を与える不都合を回避することができる。
特に、前扉16は、陳列室3前面の下部に設けられているため、通常、陳列室3内でも最もゴミが溜まりやすく、手が届きにくい下部前方の掃除を前扉16を開くことで容易に行うことができるようになる。
また、前扉16は、仕切壁8より下方の陳列室3前面に対応して形成されているため、掃除をする際に、上部を掃除する場合に比べ、より腰を曲げなければ、掃除することが不可能となる陳列室3下方前部を容易に掃除することができるようになる。
また、顧客が誤って前扉16を開放してしまった場合でも、仕切壁8下方は、常温領域10とされているため、仕切壁8より上方の加温領域9に顧客が直接触れてしまうことを嫌う商品、例えば所定温度に加温されている商品や、調理済みの食材であって包装されていない商品を陳列することで、商品の汚染や顧客が火傷してしまう危険性を回避することができるようになる。
また、この場合において、前扉16によって閉塞される開口は、上端が仕切壁8の所定寸法だけ上方に渡って形成されているため、前扉16を開放することで、容易に仕切壁8と開口上縁との間に手指を挿入することで、仕切壁8前部の掃除を行うことができる。特に、仕切壁8の上面に形成される棚12に揚げ物などの商品が陳列されると、当該揚げ物の衣などの小さな滓が、この仕切壁8の前端と前面の透明壁との間に形成される鋭角な隙間に挟まり、陳列室3の前面に当該滓が露出する不都合があるが、本実施例のように、前扉16によって閉塞される開口が仕切壁8の上面から所定寸法だけ上方に渡って形成されることで、容易に当該滓を取り除くことができる。これにより、陳列室3前面における清掃性を向上させることで、容易に陳列室3を衛生に保つことができるようになる。
尚、本実施例では、卓上型の加温ショーケースについて説明しているが、これに限るものではない。
本発明を適用したショーケースの縦断側面図である。 図1のショーケースの前扉を開いた状態の縦断側面図である。 図1のショーケースの背面図である。 ショーケースの制御装置の電気ブロック図である。 通電状態を説明する図である。 同じく通電状態を説明する図である。
1 ショーケース
3 陳列室
6 前面透明壁
8 仕切壁
9 加温領域
10 常温領域
11 棚
15 開口
16 前扉
20 棚
21 シーズヒータ
22 金属トレイ
23 ランプヒータ
24 蛍光灯
25 制御装置

Claims (2)

  1. 陳列室内にて商品を加熱しながら陳列するショーケースにおいて、
    前記商品を陳列する載置面の上方に設けられたランプヒータ及び照明灯と、
    前記載置面と熱交換関係に設けられた電気ヒータと、
    前記ランプヒータ、照明灯及び電気ヒータを制御する制御手段とを備え
    該制御手段は、前記陳列室内が所定温度に上昇するまでは、前記照明灯を消灯した状態で、前記ランプヒータ及び電気ヒータに通電すると共に、前記陳列室内が前記所定温度に上昇した後は、前記ランプヒータを消灯し、且つ、前記照明灯を点灯した状態で、前記電気ヒータへの通電を制御し、前記陳列室内の温度制御を行うことを特徴とするショーケース。
  2. 前記照明灯は前記ランプヒータによる照明の色と近似した色によって照明を行うと共に、
    前記制御手段は、前記所定温度にて前記ランプヒータを消灯し、前記照明灯を点灯した状態で前記電気ヒータへの通電を制御している場合に、前記陳列室内が前記所定温度より低い下限温度に低下した場合、前記照明灯を消灯し、前記ランプヒータ及び電気ヒータに通電することを特徴とする請求項1のショーケース。
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