JP4662357B2 - 光学フィルムシートの切断方法、および光学フィルムシートの切断装置 - Google Patents

光学フィルムシートの切断方法、および光学フィルムシートの切断装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学フィルムシートの切断方法及び光学フィルムシートの切断装置に関する。
直線偏光フィルム、位相差フィルム等に代表される光学フィルムは、液晶ディスプレイ装置等の光学部品として有用である。該光学フィルムは、例えば、偏光板に接着剤層又は粘着剤層を介して光学特性を有する樹脂フィルムが複数枚積層された積層構造を形成して所望の光学性能を発揮するように構成されている。
一般的に、前記光学フィルムは、長尺な光学フィルムシートから目的とする液晶ディスプレイ装置等の大きさに合わせて矩形状に切断する方法により製造される。前記光学フィルムシートを目的とする大きさに切断する方法としては、従来、はさみ等を利用して光学フィルムシート面に刃物をあてて切断する方法やトムソン型打ち抜き刃を用いて切断する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
はさみ等の刃物を用いた光学フィルムシートの切断方法は、刃物による切断部分が剪断作用を受けるため、刃先の切れが鈍くなると“ヒゲ”と呼ばれる光学フィルムの切れ残りを生じる。また、前記切断方法は、“クラック”と呼ばれる刃物の引っかかりにより切断部分の層構造の剥離を生じ、更に、切断に伴う切粉が発生する。
これらヒゲ、クラック等は、光学フィルムの光学特性を低下させる問題を有している。
また、トムソン型打ち抜き刃を用いた切断方法では、トムソン型打ち抜き刃と光学フィルムとを重ね合わせた状態でプレスにより前面を押圧することで切断する。光学フィルムシートを切断する場合、過剰な押圧でプレスするため、切断部分に力がかかり積層構造が潰れ粘着剤等がはみ出してしまい、切断部分付近は、光学フィルムとして使用できず生産性が悪いという問題を有している。
そのため、光学フィルムシートの切断において、ヒゲ、クラック及び切粉等の発生を抑制し、生産性の高い光学フィルムシートの切断方法が要望されている。
特開平11−248938号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、光学フィルムシートの切断において、ヒゲ、クラック及び切粉等の発生を抑制し、生産性の高い光学フィルムシートの切断方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、切断される光学フィルムシートに対して上下方向に設けられた上円形刃物と下円形刃物との間に該光学フィルムシートを挟み込み、上円形刃物の刃先と下円形刃物の刃先とが、一点で接するように所定の角度を設けるような方法で切断することにより、上記課題を解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、光学フィルムシートを上円形刃物と下円形刃物との間で移動させることにより、該光学フィルムシートの切断を行う光学フィルムシートの切断方法であって、
前記上円形刃物の刃先と前記下円形刃物の刃先とを、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接させ、
前記下円形刃物を該光学フィルムシートの移動方向に対して平行とし、前記上円形刃物を該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)を0.2°≦α≦0.8°となるように配置し、前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面と、先端部が非研磨とされた非研磨面とを有し、前記上円形刃物と前記下円形刃物とを上下方向視、前記上円形刃物の非研磨面と前記下円形刃物の非研磨面とを対向するよう配し、且つ対をなす前記上円形刃物と前記下円形刃物との組を間隔を空けて少なくとも2組用いて、しかも一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とが互いに非研磨面同士が対向するように配して各組でそれぞれ光学フィルムシートの幅方向端部を切断することを特徴とする光学フィルムシートの切断方法を提供する。
かかる方法によれば、上円形刃物の刃先と下円形刃物の刃先とを、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接させ、前記上円形刃物或いは前記下円形刃物の何れか一方を該光学フィルムシートの移動方向に対して平行とし、他方を該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)を0°<α≦0.8°となるように配置して切断することで、ヒゲ、クラック及び切粉等の発生を抑制できる。
尚、光学フィルムシートの移動方向上流側とは、未切断の光学フィルムシートが進んでくる側をいう。
また、本発明においては、上円形刃物と下円形刃物とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面と、先端部が非研磨とされた非研磨面とを有し、前記上円形刃物と前記下円形刃物とを上下方向視、前記上円形刃物の非研磨面と前記下円形刃物の非研磨面とを対向するよう配し、且つ対をなす前記上円形刃物と前記下円形刃物との組を間隔を空けて少なくとも2組用いて、しかも一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とが互いに非研磨面同士が対向するように配して各組でそれぞれ光学フィルムシートの幅方向端部を切断する光学フィルムシートの切断方法を提供する。
かかる方法によれば、光学フィルムシートの幅方向両端部切断面の形状のバラツキを防止できる。
また、本発明は、対をなす上円形刃物と下円形刃物とを有し、光学フィルムシートを前記上円形刃物と前記下円形刃物との間で移動させることにより、該光学フィルムシートの切断を行う光学フィルムシートの切断装置であって、前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、互いの刃先が、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接し、且つ前記下円形刃物が該光学フィルムシートの移動方向に対して平行、前記上円形刃物が該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)を0.2°≦α≦0.8°となるように配置されており、前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面と、先端部が非研磨とされた非研磨面とを有し、前記上円形刃物と前記下円形刃物とを上下方向視、前記上円形刃物の非研磨面と前記下円形刃物の非研磨面とが対向するよう配されてなり、且つ対をなす前記上円形刃物と前記下円形刃物との組を光学フィルムシートの幅方向両端部を切断するように、間隔を空けて少なくとも2組有し、しかも一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とは互いに非研磨面同士が対向するように配されてなることを特徴とする光学フィルムシートの切断装置を提供する。
かかる構成であれば、ヒゲ、クラック及び切粉等の発生が抑制される。
また、本発明においては、上円形刃物と下円形刃物とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面と、先端部が非研磨とされた非研磨面とを有し、前記上円形刃物と前記下円形刃物とを上下方向視、前記上円形刃物の非研磨面と前記下円形刃物の非研磨面とが対向するよう配されてなり、且つ対をなす前記上円形刃物と前記下円形刃物との組を光学フィルムシートの幅方向両端部を切断するように、間隔を空けて少なくとも2組有し、しかも一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とは互いに非研磨面同士が対向するように配されてなる学フィルムシートの切断装置を提供する。
かかる構成であれば、光学フィルムシートの幅方向両端部切断面の形状のバラツキが防止される。
本発明に係る光学フィルムシートの切断方法は、光学フィルムシートを切断した場合でも、上円形刃物の刃先と下円形刃物の刃先とを、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接させ、前記下円形刃物を該光学フィルムシートの移動方向に対して平行とし、前記上円形刃物を該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)を0°<α≦0.8°となるように配置して切断することで、ヒゲ、クラック及び切粉等の発生が抑制され、所定の形状に切断された光学フィルムの光学特性を高く維持できる。
また、本発明に係る光学フィルムシートの切断方法は、切断部分の形状が良好であるため切断部分付近まで光学フィルムとして利用でき生産性を高めることができる。
本発明に係る光学フィルムシートの切断方法の実施形態につき図面に基づき説明する。
まず、第1実施形態の光学フィルムシートの切断方法を用いる切断装置の概要について説明する。
該切断装置は、対をなす上円形刃物と下円形刃物とを有し、光学フィルムシートを前記上円形刃物と前記下円形刃物との間で移動させることにより、該光学フィルムシートの切断を行う光学フィルムシートの切断装置であって、前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、互いの刃先が、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接し、且つ前記下円形刃物が該光学フィルムシートの移動方向に対して平行、前記上円形刃物が該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)をなすように配置されているものである。
図1は、第1実施形態(参考形態)の切断装置の概要を示したものである。
また、図2は、第1実施形態の上円形刃物と下円形刃物とからなる一対の円形刃物の正面図である。
図1及び図2に示すように第1実施形態の光学フィルムシートの切断装置は、光学フィルムシート100の表裏にそれぞれ配置された上円形刃物10と下円形刃物11と、該光学フィルムシート100を所定の速度で移動させる搬送手段200とを備えて構成されている。
上円形刃物10と下円形刃物11とで一対の円形刃物が形成されている。
前記上円形刃物10は、刃台2に回転軸20により回転可能に支持されている。
また、前記下円形刃物11は、刃台3に回転軸21により回転可能に支持されている。
前記円形刃物には、刃先の両側面が研磨された山型状のもの、片側面だけが研磨されたもの、皿のように周縁部分が研磨されていない皿刃等も含まれる。
前記上円形刃物10或いは前記下円形刃物11の何れか一方の刃先は、断面から見て両側面が研磨された山型状のもの或いは片側面だけが研磨されたものであることが好ましい。
前記刃先の角度は、30°〜40°が好ましい。
刃先の角度が30°未満では、刃先が欠けやすく、耐久性に劣るため切断面に悪影響を与える虞がある。
また、刃先の角度が40°を超えると、ヒゲやクラックが発生しやすくなる虞がある。
前記円形刃物の素材としては、金属製、セラミック製等を挙げることができる。
具体的には、鉄、鉄合金、工具鋼、ステンレス鋼等が好ましい。また、それらの材料に窒化チタン、炭化チタン、炭化タングステン等の表面処理をしている刃物が好ましい。
該円形刃物の直径は、5〜20cmの大きさが好ましい。
前記搬送手段200としては、ベルトコンベアやロール等を挙げることができる。
尚、ロール等は、滑りが生じないようにするため、滑り止め(例えば、シリコンゴム)等の材質により構成されていることが好ましい。
上円形刃物10と下円形刃物11との配置について図3(A)〜(C)と図4を用いて説明する。
図3(A)〜(C)は、光学フィルムシートの切断装置を横方向から見た模式図である。
図3(A)に示すように上円形刃物10と下円形刃物11とは、光学フィルムシート100を挟んで対向している。
前記上円形刃物10の刃先と下円形刃物11の刃先とが当接している部分は、前記光学フィルムシート面と略一致している。
尚、図中の矢印は、光学フィルムシート100の移動方向を示している。
図3(A)に示すように上円形刃物10の刃先と下円形刃物11の刃先とは、前記上円形刃物10の回転軸20と下円形刃物11の回転軸21とを結ぶ仮想線30よりも光学フィルムシート100の移動方向上流側の一点で当接している。
上記のような上円形刃物10と下円形刃物11との配置は、該配置を側面から見た場合、例えば、図3(A)に示すように、光学フィルムシート面に垂直で前記上円形刃物10の回転軸20を通る垂線と光学フィルムシート面に垂直で前記下円形刃物11の回転軸21を通る垂線とが重なるように配置されている。
また、このような配置以外にも、例えば、図3(B)に示すように、前記上円形刃物10に対して前記下円形刃物11を光学フィルムシート100の移動方向上流側へ配置してもよい。この場合、前記上円形刃物10の回転軸20から光学フィルムシート面へ伸びる垂線と前記仮想線30との成す角度aは、0°≦a≦2°となる範囲が好ましい。
前記角度aが、2°を超えるとヒゲやクラックが発生しやすくなる虞がある。
更に、図3(C)に示すように、前記上円形刃物10に対して前記下円形刃物11を光学フィルムシート100の移動方向下流側へ配置してもよい。この場合、前記上円形刃物10の回転軸20から光学フィルムシート面へ伸びる垂線と前記仮想線30との成す角度bは、0°≦b≦2°となる範囲が好ましい。
前記角度bが、2°を超えるとヒゲやクラックが発生しやすくなる虞がある。
尚、光学フィルムシート100の移動方向下流側とは、切断後の光学フィルムシートが進んでくる側をいう。
図4に示すように、前記下円形刃物11が前記光学フィルムシート100の移動方向に対して平行に配置されている。
他方の円形刃物は、光学フィルムシート100の移動方向に対して所定の角度(α)をなして配置されている。
前記角度(α)は、0°<α≦0.8°である。
前記角度(α)が、0°<α≦0.8°であれば、上円形刃物10と下円形刃物11とは光学フィルムシート100の移動方向上流側の一点で非常に鋭角状に当接しており、光学フィルムシート100を容易に切断できる。
該角度が、0.8°を超えると鋭角状に当接している刃先が欠けたり或いは当接している一方の刃先が他方の刃先を乗り越える虞がある。
本発明の第2実施形態は、前記第1実施形態と比べて、片側面だけが各々研磨された上円形刃物と下円形刃物との組を2組用いて光学フィルムシートを切断している点が相違し、他の点については前記第1実施形態と同様である。
図5は、本発明の第2実施形態の切断装置の概要を示した概略図である。
図5に示すように第2実施形態の光学フィルムシートの切断装置は、上円形刃物50と下円形刃物51とが、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面60と、先端部が非研磨とされた非研磨面61とを有するものであり、且つ前記上円形刃物50と前記下円形刃物51とを上下方向視、前記上円形刃物50の非研磨面61と前記下円形刃物51の非研磨面61とが対向するよう配されてなり、且つ対をなす前記上円形刃物50と前記下円形刃物51との組を光学フィルムシートの幅方向両端部を切断するように、間隔を空けて2組有し、しかも一方の組の下円形刃物51と他方の組の下円形刃物51とは互いに非研磨面61同士が対向するように配されてなるものである。
第2実施形態の上円形刃物50及び下円形刃物51は、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面60と、先端部が非研磨とされた非研磨面61とを有するものである。
前記上円形刃物50及び前記下円形刃物51の前記非研磨面61は、略全面にわたり略平坦な面を有する。尚、研磨面60を形成する際、先端部が若干非研磨面側に反る反り部分があり、その際には該反り部分を除くための処理(先端部の微小研磨等)がされている場合がある。
研磨された刃先の角度としては、前記第1実施形態の場合と同様である。
また、円形刃物の素材や円形刃物の直径等も前記第1実施形態と同様である。
第2実施形態の上円形刃物と下円形刃物との配置について図5を用いて説明する。
図5に示すように各々の上円形刃物50と各々の下円形刃物51とは、光学フィルムシート100を挟んで前記上円形刃物50の非研磨面61と前記下円形刃物51の非研磨面61とが対向するよう配されてなる。
また、一方の組の下円形刃物51と他方の組の下円形刃物51とは互いに非研磨面61同士が対向するように配されてなる。
かかる構成とすることで、光学フィルムシートの両端部を切断する際に各切断面の形状をほぼ同一にでき、形状のバラツキを防止できる。そのため、その後の前記切断面の研磨工程における精度が維持でき、寸法精度の高いフィルムを得ることができる。
前記第2実施形態においては、一方の組の下円形刃物51と他方の組の下円形刃物51とが互いに非研磨面61同士が対向する場合について説明したが、図6に示すように一方の組の上円形刃物50と他方の組の上円形刃物50とが互いの非研磨面61同士が対向する配置であってもよい。
尚、切断されたフィルムシートの切断面の形状は、一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とが互いの非研磨面同士が対向する配置(例えば、図5)にした方が、図6に示す配置よりも比較的切断面の寸法精度が高く、端面に凹凸の少ない、高精度な切断面が得られるため、好ましい。
次に、前記第1実施形態の一の切断方法について説明する(参考説明)
光学フィルムシート100を搬送手段200(例えば、ローラ等)によって移動させる。 該光学フィルムシート100を移動させることで、例えば、回転可能に支持されている上円形刃物10が回転を始める。前記上円形刃物10が回転を始めると下円形刃物11は、上円形刃物10の刃先から回転する力を得て前記上円形刃物10とは反対方向に回転する。
また、該光学フィルムシート100を移動させることで、例えば、上記とは反対にまず回転可能に支持されている下円形刃物11が回転を始める。前記下円形刃物11が回転を始めると上円形刃物10は、前記下円形刃物11の刃先から回転する力を得て前記下円形刃物11とは反対方向に回転する。
前記上円形刃物10と前記下円形刃物11とが上記のように共に反対方向に回転することで切断力が切断点にある前記光学フィルムシート100に食い込む力に転換され該光学フィルムシート100を確実且つ容易に切断することができる。
前記一対の円形刃物が、回転可能に支持されていれば、光学フィルムシート100の移動に伴う摩擦によって円形刃物が回転して該光学フィルムシート100を切断するが、たとえ摩擦力が不足していて回転が不十分でも円形刃物の周縁刃先が鋭ければ、この刃先によって切断することもできる。
更に、よりなめらかできれいな切り口を得るためには、光学フィルムシート100を引き込む方向に強制的に上円形刃物10又は下円形刃物11を回転させる回転機構を備えることもできる。
前記回転機構は、例えば、上円形刃物10を支持している刃台2に電動モータ等を取付け、該電動モータで上円形刃物10を回転させるものである。
上円形刃物10を回転させる速度は、光学フィルムシート100を移動させる搬送手段200と同等の速度、或いは1〜10%程度速く設定することが好ましい。
尚、前記回転機構は、上円形刃物10、下円形刃物11の何れか一方、或いはこれら両者に設けることも可能である。
第1実施形態の他の切断方法としては、光学フィルムシート100を固定しておき、一対の円形刃物を移動させることにより該光学フィルムシート100を切断する方法や光学フィルムシート100と一対の円形刃物とを共に移動させることにより該光学フィルムシート100を切断する方法がある。
また、光学フィルムシート100の長手方向を切断した後に、該光学フィルムシート100の移動方向に対して垂直方向に切断するよう前記一対の円形刃物を配置することもできる。
このように切断装置を構成することで各辺の切り口がきれいでヒゲやクラックのない所定の大きさの光学フィルムを得ることができる。
次に前記第2実施形態の切断方法について説明する。
前記第2実施形態の切断法は、前記第1実施形態の切断方法と比べて片側面だけがそれぞれ研磨された上円形刃物と下円形刃物とが対となる組を2組用いている点が相違し、他の点については前記第1実施形態の切断方法と同様である。
前記第2実施形態の切断方法は、上円形刃物50と下円形刃物51とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面60と、先端部が非研磨とされた非研磨面61とを有し、前記上円形刃物50と前記下円形刃物51とを上下方向視、前記上円形刃物50の非研磨面61と前記下円形刃物51の非研磨面61とを対向するよう配し、且つ対をなす前記上円形刃物50と前記下円形刃物51との組を間隔を空けて2組用いて、各組でそれぞれ光学フィルムシート100の幅方向端部を切断するものである。
かかる方法を用いることで、光学フィルムシート両端部の切断を一度に処理できる。また、切断した切断面の形状のバラツキを防止でき、その後の該切断面の研磨加工の際の精度が向上する。
本発明の切断方法で切断される光学フィルムシートとしては、各種光学機能を有する単層のシート(例えば、液晶層、ハードコート層、防眩層等)、少なくとも2層以上の積層体からなる光学フィルムシート及び少なくとも偏光板と粘着剤層との積層体からなる光学フィルムシート等を挙げることができる。
具体的には、液晶層、ハードコート層、防眩層、輝度向上フィルムシート、直線偏光フィルムシート、位相差フィルムシート、直線偏光フィルムシートと位相差フィルムシートとが積層された楕円偏光フィルムシートや円偏光フィルムシート等の10〜500μm程度の樹脂フィルムシート、更にはこれらの積層物を挙げることができる。
直線偏光フィルムシートとしては、通常、ヨウ素又は2色性染料で染色されたポリビニールアルコール(PVA)からなる偏光子フィルムシートの両面をトリアセチルセルロース(TAC)製のフィルムシートで積層したもの等が使用される。偏光子フィルムシートの厚みは通常15〜30μm程度、TACフィルムシートの厚みは通常40〜200μm程度である。偏光子フィルムとTACフィルムとは、通常ポリビニールアルコール系の接着剤や粘着剤等により貼り付けられている。
直線偏光フィルムシートの厚みは、通常100〜300μm程度である。
位相差フィルムとしては、例えばポリカーボネート系樹脂フィルムを延伸することで得られる一軸配向フィルム等が使用され、その厚みは通常30〜100μm程度である。
楕円偏光フィルムシートや円偏光フィルムシート等は、前記直線偏光フィルムシートに前記位相差フィルムシートを接着剤や粘着剤等により貼り付けられたものである。
楕円偏光フィルムシートや円偏光フィルムシートの厚みは、通常200〜350μm程度である。
本発明の切断方法で切断される光学フィルムシートとしては、該光学フィルムシートの幅が2m以上ある長尺状のものを用いることができる。
該光学フィルムシートの幅が2m以上あっても、本発明の切断方法を使用する装置を複数台設けることで所定の大きさに切断でき、生産効率が向上する。
本発明の切断方法で切断された光学フィルムは、各種画像表示装置、例えば、液晶表示装置、有機エレクトロルミネセンス表示装置等に用いることができる。
本発明の切断方法で切断された光学フィルムは、ヒゲ、クラック等の発生がほとんどなく、切断部分付近の粘着剤等のはみ出しもないため、全面を画像表示装置に用いることができる。
以下、具体的な参考例を記載するが、本発明は、係る参考例に限定されるものではない。
(評価方法)
寸法精度は、切断した光学フィルムシート10枚の縦及び横の寸法を測定し、計20箇所の測定結果から標準偏差により求めた。
クラックは、目視にて、切断した光学フィルムシート端部の欠け又は剥離の程度を確認した。尚、剥がれがない場合には○、微細な剥がれがある場合には△、剥がれがある場合には×で評価を行った。
ブロッキングは、目視にて、粘着剤のはみ出しを確認した。
尚、粘着剤のはみ出しがない場合には○、微小な粘着剤のはみ出しがある場合には△、粘着剤のはみ出しがある場合には×で評価した。
糊欠けは、目視にて切断面における粘着剤の欠けを確認した。
尚、粘着剤の欠けがない場合には○、微小な粘着剤の欠けがある場合には△、粘着剤が欠けている場合には×で評価した。
ヒゲは、目視にて、切断面のフィルムのヒゲ状のカスを確認した。
尚、ヒゲを確認できない場合には○、微小なヒゲを確認した場合には△、ヒゲを確認した場合には×と評価した。
切粉は、目視にて、光学フィルムシートへの切りカスの付着を確認した。
尚、切りカスを確認できなかった場合には○、微小な切りカスを確認した場合には△、切りカスを確認した場合には×で評価した。
参考例1)
上円形刃物(SKD−9:直径100mm、厚み2mm、片刃、刃先の角度30°)を光学フィルムシートの移動方向に対して平行に配置し、下円形刃物(SKD−9:直径100mm、厚み2mm、片刃、刃先の角度30°)を該光学フィルムシートの移動方向に対して0.5°の角度を設けて配置した一対の円形刃物を用いて切断試験を行った。
光学フィルムシート(偏光子フィルムの両面にポリビニルアルコール(PVA)系接着剤を用いてトリアセチルセルロース(TAC)フィルムを貼り合わせた偏光フィルムシートの片面側にアクリル系粘着剤を塗布し、該アクリル系粘着剤の上に離型処理を施したポリカーボネートフィルムを貼り合わせたもの、厚さ300μm)を速度30m/minで移動させて移動方向と平行になるように切断を行った。
次いで、上記で切断した光学フィルムシートを移動方向に垂直となるように、他の一対の円形刃物を移動させて定尺(17インチサイズ)切断を行った。
その結果を表1に示した。
参考例2)
光学フィルムシートの移動方向に対して0.2°の角度を設けて配置した一対の円形刃物を用いて参考例1と同様の切断試験を行った。
その結果を表1に示した。
参考例3)
光学フィルムシートの移動方向に対して0.8°の角度を設けて配置した一対の円形刃物を用いて参考例1と同様の切断試験を行った。
その結果を表1に示した。
(比較例1)
円形刃物(SKD−9:直径110mm、厚み0.8mm、片刃、刃先の角度30°)と皿刃(SKD−11:直径80mm、厚み11mm)を平行に設置し、参考例1と同様の切断試験を行った。
その結果を表1に示した。
(比較例2)
参考例1と同様の光学フィルムシートを用いて、トムソン刃型を用いて打ち抜き後、打ち抜いた光学フィルムの切断面の研磨(従来、公知の切削加工方法で、例えば、特開2004−148419号公報を参照)を行った。
その結果を表1に示した。
(比較例3)
参考例1と同様の光学フィルムシートを用いて、トムソン刃型を用いて切断を行った。
その結果を表1に示した。
(比較例4)
光学フィルムシートの移動方向に対して1.5°の角度を設けて配置した一対の円形刃物を用いて参考例1と同様の切断試験を行った。
この場合、該光学フィルムシートを切断することはできなかった。
(比較例5)
光学フィルムシートの移動方向に対して0°の角度を設けて配置した一対の円形刃物を用いて参考例1と同様の切断試験を行った。
その結果を表1に示した。
参考例1〜比較例5の結果を表1に示した。
Figure 0004662357
本発明によれば寸法形状、断面形状に優れた光学フィルムを生産できることが判明した。
図1は、第1実施形態の切断装置の概要を示した斜視図である。 図2は、第1実施形態の上円形刃物と下円形刃物とからなる一対の円形刃物の正面図である。 図3(A)〜(C)は、第1実施形態の上円形刃物と下円形刃物とからなる一対の円形刃物の側面模式図である。 図4は、第1実施形態の上円形刃物と下円形刃物とからなる一対の円形刃物の平面図である。 図5は、第2実施形態の切断装置の概要を示した概略図である。 図6は、第2実施形態の上円形刃物と下円形刃物との他の配置を示した概略図である。
符号の説明
2、3 刃台
10、50 上円形刃物
11、51 下円形刃物
20、21 回転軸
30 仮想線
60 研磨面
61 非研磨面
100 光学フィルムシート
α、a、b 角度

Claims (8)

  1. 光学フィルムシートを上円形刃物と下円形刃物との間で移動させることにより、該光学フィルムシートの切断を行う光学フィルムシートの切断方法であって、
    前記上円形刃物の刃先と前記下円形刃物の刃先とを、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接させ、
    前記下円形刃物を該光学フィルムシートの移動方向に対して平行とし、
    前記上円形刃物を該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)を0.2°≦α≦0.8°となるように配置し、
    前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面と、先端部が非研磨とされた非研磨面とを有し、
    前記上円形刃物と前記下円形刃物とを上下方向視、前記上円形刃物の非研磨面と前記下円形刃物の非研磨面とを対向するよう配し、且つ対をなす前記上円形刃物と前記下円形刃物との組を間隔を空けて少なくとも2組用いて、しかも一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とが互いに非研磨面同士が対向するように配して各組でそれぞれ光学フィルムシートの幅方向端部を切断することを特徴とする光学フィルムシートの切断方法。
  2. 前記下円形刃物を、前記上円形刃物に対して、光学フィルムシートの移動方向の上流側または下流側に配置する請求項1に記載の光学フィルムシートの切断方法。
  3. 前記上円形刃物および前記下円形刃物の刃先の角度が30°〜40°である請求項1又は請求項2に記載の光学フィルムシートの切断方法。
  4. 前記光学フィルムシートが、少なくとも2層以上の積層体である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の光学フィルムシートの切断方法。
  5. 前記光学フィルムシートが、少なくとも偏光フィルムシートと粘着剤層との積層体である請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の光学フィルムシートの切断方法。
  6. 対をなす上円形刃物と下円形刃物とを有し、光学フィルムシートを前記上円形刃物と前記下円形刃物との間で移動させることにより、該光学フィルムシートの切断を行う光学フィルムシートの切断装置であって、
    前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、互いの刃先が、上円形刃物回転軸と下円形刃物回転軸とを結ぶ仮想線よりも該光学フィルムシートの移動方向上流側の一点で当接し、
    且つ前記下円形刃物が該光学フィルムシートの移動方向に対して平行、
    前記上円形刃物が該光学フィルムシートの移動方向に対して角度(α)を0.2°≦α≦0.8°となるように配置されており、
    前記上円形刃物と前記下円形刃物とは、それぞれ先端部が先鋭となるべく、傾斜するように研磨された研磨面と、先端部が非研磨とされた非研磨面とを有し、
    前記上円形刃物と前記下円形刃物とを上下方向視、前記上円形刃物の非研磨面と前記下円形刃物の非研磨面とが対向するよう配されてなり、且つ対をなす前記上円形刃物と前記下円形刃物との組を光学フィルムシートの幅方向両端部を切断するように、間隔を空けて少なくとも2組有し、しかも一方の組の下円形刃物と他方の組の下円形刃物とは互いに非研磨面同士が対向するように配されてなることを特徴とする光学フィルムシートの切断装置。
  7. 前記下円形刃物が、前記上円形刃物に対して、光学フィルムシートの移動方向の上流側または下流側に配置されている請求項に記載の光学フィルムシートの切断装置。
  8. 前記上円形刃物および前記下円形刃物の刃先の角度が30°〜40°である請求項又は請求項に記載の光学フィルムシートの切断装置。
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