JP4662256B2 - 表示装置及び表示プログラム - Google Patents

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本発明は、液晶ディスプレイなどの表示画面上において経時的に変化する色彩の表示を行う表示装置及び表示プログラムに関し、特に、美観に優れる態様で経時的に変化する色彩の表示を行うことができる表示装置及び表示プログラムに関する。
コンピュータグラフィックスにより製作された動画像(CG動画)は、テレビ、映画、ゲームは勿論、スロットマシンやパチンコ機などの液晶ディスプレイに表示される映像コンテンツとしても利用されている。
例えばスロットマシンは一般に、入賞役の成立、不成立を表示するためのリール装置に加え、CG動画を表示することができる液晶ディスプレイを備えており、内部的に行われる抽選の結果に基づいてリール装置の制御が行われる一方、液晶ディスプレイでは、遊技状態毎に様々な演出効果を意図して製作された多様なCG動画が表示されるようになっている。
図10は、このようなスロットマシンの液晶ディスプレイに表示されるCG動画の1シーンを示している。
図示されるように、このシーンでは、液晶ディスプレイの表示画面1内に人物の画像2と、人物2から立ち上るようなオーラ画像3が表示されている。
このオーラ画像3は、入賞役の成立などに対する遊技者の期待感を盛り上げるための演出画像であり、このオーラ画像3の表示色によってそれぞれ異なる種類の入賞役が当選したこと、或いはその確率が高いことが遊技者に告知される。また、多くのメダルの払い出しが期待できる特別の入賞役(例えば「BB」役や「RB」役)が当選した場合や、その確率が高いことを告知する場合など、遊技者により高い期待感を与えることが望ましいと考えられる状況においては、表示色を極彩色に変化させる特別のオーラ画像3が表示される。
図10のオーラ画像3は、この表示色が極彩色に変化する特別のオーラ画像を描写したものであり、オーラ画像3内における細線3aは、細線3aにより区画される複数の小領域がそれぞれ異なる色彩に着色されていることを示しており、この小領域の個数、形状は時間とともに変化し、また、各小領域における色彩も時間とともに変化するようになっている。
従来、上記オーラ画像3のような表示画面上の所定の領域において極彩色に変化する色彩の表示を行う場合、その領域を構成する個々の小領域中の画素、或いはその小領域に配置されるテクスチャのR値、G値、B値をそれぞれ異なる周期の正弦関数に従って独立に変化させる方法が採用されていた。
しかし、このような方法では、R値、G値、B値の全てが1や0になる瞬間を生じ、その瞬間にはその小領域が白又は黒で表示されることになるため、看者に違和感を与えたり、製作者の意図通りの美観が得られない問題があった。
特開2002−230577号公報
本発明は、表示画面上において経時的に変化する色彩の表示を行う表示装置において、画像の色彩が白や黒或いは灰色となる瞬間を生じることがないように時々刻々の色彩を決定する表示装置を提供することをその課題とする。
また本発明は、常に彩度や明度を最大にした状態で色彩を変化させていくことを可能にし、もって、より美しい態様で経時的に変化する色彩の表示を行うことが可能な表示装置を提供することをもその課題とする。
本発明は上記課題を解決したものであり、
表示画面上の所定の領域において経時的に変化する色彩の表示を行う表示装置であって、
変色オブジェクトの表示位置を指定する位置指定手段と、
前記変色オブジェクトのHSB空間上におけるHSB値を指定するHSB指定手段であって、経時的に前記HSB値におけるH(色相)値を変化させるHSB指定手段と、
前記HSB値をRGB空間上のRGB値に変換するRGB変換手段と、
前記RGB値に従って着色された前記変色オブジェクトを前記表示画面上における前記表示位置に表示させる変色オブジェクト表示手段とを備えることを特徴とする表示装置である。
また本発明は、表示画面上の所定の領域において経時的に変化する色彩の表示を行うための表示プログラムであって、
制御手段に、
変色オブジェクトの表示位置を指定するステップと、
前記変色オブジェクトのHSB空間上におけるHSB値を指定するステップであって、経時的に前記HSB値におけるH(色相)値を変化させるステップと、
前記HSB値をRGB空間上のRGB値に変換するステップと、
前記RGB値に従って着色された前記変色オブジェクトを前記表示画面上における前記表示位置に表示させるステップとを実行させることを特徴とする表示プログラムである。
本発明におけるHSB指定手段は、前記HSB値におけるS(彩度)値及びB(明度)値として常に1を与えるように構成することが好ましい。
本発明におけるHSB指定手段は、経時的に単調増加させる態様で前記H値を指定するように構成することが好ましい。
本発明における位置指定手段は、前記表示位置を前記表示画面上において経時的に変化させるように構成することが好ましい。
本発明においては、前記変色オブジェクト表示手段が前記表示画面上において複数の変色オブジェクトを表示するように構成され、前記位置指定手段が前記複数の前記変色オブジェクトのそれぞれについて前記表示位置を指定し、前記HSB指定手段が、前記複数の変色オブジェクトのそれぞれについて前記HSB値を指定するように構成することが好ましい。
本発明のHSB指定手段は、前記複数の変色オブジェクトのそれぞれが前記表示画面上に表示された時点に応じて定まる最小値と最大値の範囲で前記H値の指定を行うように構成することが好ましい。
本発明の表示装置は、前記変色オブジェクトの表示サイズを指定する表示サイズ指定手段を更に備え、当該表示サイズ指定手段を、前記表示画面上における前記変色オブジェクトの表示サイズを経時的に変化させるように構成することが好ましい。
本発明の表示装置は、前記変色オブジェクトを含む複数のオブジェクトを記録するオブジェクト記録手段と、仮想3次元空間内における前記オブジェクトの時々刻々の動作を規定するオブジェクト動作記録手段と、前記仮想3次元空間内における仮想カメラの時々刻々の位置及び方向を規定する仮想カメラ動作記録手段とを更に備え、前記変色オブジェクト表示手段は、前記表示位置に対応する前記仮想3次元空間内の位置に配置され、前記RGB値に従って着色された前記変色オブジェクトを前記仮想カメラにより撮影した映像として前記変色オブジェクトを前記表示画面上に表示させるように構成することが好ましい。
本発明の表示装置は、前記変色オブジェクトの透明度を指定する透明度指定手段を更に備え、前記変色オブジェクト表示手段は、前記仮想カメラと前記変色オブジェクトを結ぶ直線上において前記仮想カメラからの距離が前記変色オブジェクトよりも遠い位置に配置された前記オブジェクトの色情報と、前記変色オブジェクトについて指定された前記RGB値とを前記透明度に応じて合成することにより、前記変色オブジェクトの表示色を決定するように構成することが好ましい。
請求項1又は10の発明によれば、変色オブジェクトの色彩はHSB指定手段により指定されるHSB値に基づいて定められるため、H値をS値やB値とは独立に決定することが可能である。
従って、S値及びB値を適当な値に固定し、或いはS値及びB値のダイナミックレンジを適当な値の範囲に制限した状態でH値を変化させることが可能となり、無彩色(白、黒、灰色)が表示される瞬間を生じることなく色彩を自由に変化させる制御を容易化することができる。
請求項2の発明によれば、常に純色の色彩が表示装置上に表示されることとなり、時々刻々に表示される色彩をより鮮やかなものとすることができる。
請求項3の発明によれば、色彩の変化に規則性を与えることが可能になり、統一感のある態様で美しく変化する色彩を表現することが可能になる。
請求項4の発明によれば、色彩が変化して表示される所定の領域を経時的に移動させることが可能となり、より多様な態様での色彩の変化の表示を行うことが可能になる。
請求項5の発明によれば、色彩が変化して表示される所定の領域を経時的に移動及び/又は変形させることが可能となり、より多様な態様での色彩の変化の表示を行うことが可能になる。
請求項6の発明によれば、まとまりのある態様で色彩を変化させることが可能となり、より統一感のある態様で美しく変化する色彩を表現することが可能になる。
請求項7の発明によれば、より多様な態様での色彩の変化の表示を行うことが可能になる。
請求項8の発明によれば、3次元CG動画上において経時的に色彩が変化する表示を行うに際して、表示色が無彩色(白、黒、灰色)とならない条件で色彩を自由に変化させる制御を容易に行うことが可能になる。
請求項9の発明によれば、複数の変色オブジェクト、或いは変色オブジェクトとそれ以外のオブジェクトとを組み合わせて、色彩がより微妙に変化するより美しい表示を行うことが可能となる。
以下、筐体に設けられた液晶ディスプレイ上において経時的に変化する色彩の表示を行うようにされたスロットマシンを例にとり、本発明の実施形態を説明する。
図1は、上記スロットマシン10の外観構成を示す説明図である。
図示されるように、スロットマシン10は、筐体の略中央部に透視窓11が設けられ、筐体内部に設置される3台のリール装置12L、12C、12R上の図柄を透視できるようになっている。
透視窓11の下方には、遊技価値としてのメダルを投入するためのメダル投入口13、リール装置12L、12C、12Rの回転開始を指示するためのスタートレバー14、回転中の各リール装置12L、12C、12Rを個別に停止させるための3つのストップボタン15L、15C、15Rが設けられ、透視窓11の上方には、各種の情報や各種の演出のためのCG動画を表示できる液晶ディスプレイ16が設置されている。
その他、スロットマシン10には、遊技の進行状況に応じて演出照明を行う複数の照明装置17a〜17cや効果音を出力するためのスピーカ18a、18bなどが設けられている。
図2には、スロットマシン10に内蔵されるハードウェアの概略構成が示されている。
図中20は、スロットマシン10における遊技状態の制御を行う遊技制御基板であり、30は、遊技制御基板20からの信号に応じた演出制御を行う演出制御基板である。
遊技制御基板20は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、I/O装置20dなどを備え、このI/O装置20dを介して、メダル投入口13から投入されるメダルの検知を行うメダルスイッチ23、スタートレバー14及びストップボタン15L、15C、15Rへの操作を検知するスタートスイッチ24及びストップスイッチ25L、25C、25R、リール装置12L、12C、12Rを個別に回転駆動するリールモータ22L、22C、22R、リールモータの回転角度を検出するリールセンサ22L′、22C′、22R′、所定の場合にメダルの払い出しを行うホッパー装置19、演出制御基板30などとの間で信号の授受を行い得るようになっている。
また演出制御基板30は、CPU30a、ROM30b、RAM30c、フレームバッファ30d、I/O装置30eなどを備え、このI/O装置30eを介して、液晶ディスプレイ16、照明装置17a〜17c、スピーカ18a、18bなどの演出部材に対する制御信号の送信を行い得るようになっている。
図3は、上記スロットマシン10において、遊技制御基板20、演出制御基板30が備えるCPU20a、30aがそれぞれROM20b、30bに記録されるプログラムを実行することにより実現される機能ブロックの主要部分である。
図中40は、主として遊技制御基板20おいて実現される機能ブロックである遊技処理部を示している。
図示されるように、遊技処理部40は、メダル処理部41、抽選部42、演出決定部43、リール制御部44、遊技結果判定部45、特別遊技処理実行部46、フラグ記録部47及び抽選テーブル48を備えている。
このうちメダル処理部41は、メダルスイッチ23からの信号に基づいてメダル投入口13から投入されたメダル数を検知し、所定数のメダルの投入があった場合には、フラグ記録部47におけるスタートフラグをオンにセットする。
抽選部42は、フラグ記録部47におけるスタートフラグがオンにセットされている状態でスタートスイッチ24からの操作信号を受信した場合に所定範囲(例えば0〜65535)の乱数を発生させ、抽選テーブル48に規定される乱数の数値と入賞役との対応関係に従って抽選結果(当選の有無及び当選の場合の入賞役の種類)を決定し、いずれかの入賞役の当選が決定された場合には、フラグ記録部47におけるその入賞役に対応する当選フラグをオンにセットする。
なお入賞役としては、リール装置12上の「ベル」や「スイカ」などの図柄が透視窓11内において一列に並んだ場合、又は「チェリー」の図柄が透視窓11内に停止した場合などに成立する複数種類の子役と、「7」や「BAR」の図柄が一列に並んだ場合に成立する特別役とが設定されている。
演出決定部43は、フラグ記録部47における各当選フラグの状態に応じて予め定められた複数種類の演出パターンからいずれかの演出パターンを選択する処理を実行する。
ここで演出パターンは、各入賞役について複数種類(例えば2〜3種類)のものが準備されており、演出決定部43は、フラグ記録部においてオンに設定されている当選フラグに対応する入賞役について準備された演出パターンのいずれかを何らかの規則に従って、或いは乱数などを用いてアトランダムに選択する。
そして、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」などの子役に対応して準備された演出パターンの中には、それぞれの小役毎に定められた色彩(例えば、黄色、緑色、赤色など)のオーラ画像が表示される普通オーラ演出が含まれており、「7」や「BAR」などの特別役に対応して準備された演出パターンの中には、極彩色に色彩が変化するオーラ画像が表示される特別オーラ演出が含まれており、これらの普通オーラ演出又は特別オーラ演出は、抽選部42がそれぞれの子役又は特別役の当選を決定した場合に、ある一定の確率で演出決定部43により選択されるようになっている。
なお、各入賞役について準備された各演出パターンは、必ずしも対応する入賞役フラグがオンにセットされている場合にのみ選択されるものとすることは必要ではなく、いずれの入賞役も当選していない場合でも、普通オーラ演出及び特別オーラ演出を含む上記演出パターンが、ある一定の確率で選択されるようにすることも可能である。
上記により演出パターンの選択が行われた場合、演出決定部43は、選択された演出パターンを特定するための演出指定信号を演出処理部50に送信する。なお、普通オーラ演出が選択された場合には、演出決定部43は、普通オーラ演出を特定する演出指定信号とともに、その普通オーラ演出におけるオーラ画像の色彩を特定する色彩指定信号を演出処理部50に送信する。
リール制御部44は、ストップスイッチ25L、25C、25Rからの操作信号を受信した場合に動作し、フラグ記録部47における各当選フラグの状態に応じてリール装置12L、12R、12Rの停止制御を行う。
即ちリール制御部44は、ストップスイッチ25L、25C、25Rからの信号を受信してから所定の遅延時間の範囲内のいずれかのタイミングでそれぞれのストップスイッチ25L、25C、25Rに対応するリールモータ22L、22C、22Rを停止させるが、フラグ記録部においていずれかの当選フラグがオンにセットされている場合にのみ、その当選役に対応する入賞役の図柄が透視窓11内になるべく並ぶように上記のタイミングを決定し、それ以外の場合には、どのようなタイミングでストップボタン15L、15C、15Rが操作されても、いずれの入賞役の成立を示す図柄も透視窓11内に並ばないように上記のタイミングを決定する。
遊技結果判定部45は、全てのリール装置12L、12C、12Rが停止したときに動作し、リールセンサ22L′、22C′、22R′からの信号に基づいて、いずれかの入賞役が成立したか否か、即ち、透視窓11内において、いずれかの入賞役に対応する図柄が並んだ状態でリール装置12L、12C、12Rが停止したか否かを判定し、成立している場合には、成立した入賞役に応じた所定数のメダルの払い出しを実行させるための信号をホッパー装置19に送信する。また成立した入賞役が特別役である場合には、遊技結果判定部45は、予め定められた演出動画を液晶ディスプレイ16において表示させ、或いは照明装置17a〜17c、スピーカによる演出を実行させるための信号を演出処理部50に送信するとともに、以降の所定回数の遊技において多数のメダルの払い出しが行われる特別遊技を実行するべく所定の信号を特別遊技処理実行部46に送信する。
図3中50は、主として演出制御基板30により実現される機能ブロックである演出処理部を示している。
図示されるように演出処理部50は、オブジェクト記録部51、テクスチャ記録部52、オブジェクト動作記録部53、仮想カメラ動作記録部54、画像生成部55及びオーラ画像制御部56から構成される液晶ディスプレイ制御部50aを備えている。
オブジェクト記録部51は、液晶ディスプレイ16に表示されるCG動画に使用される人物、動物、建物、道路、森、林、山、川などの3次元的な形状を複数のポリゴンにより表した多数のオブジェクトのデータを記録するものであり、オブジェクト記録部51には、普通オーラ画像又は特別オーラ画像を生成するために使用される、例えば矩形形状の単一のポリゴンから構成されるオーラオブジェクトのデータも記録されている。なお、このオーラオブジェクトと区別するために、以下ではオーラオブジェクト以外のオブジェクトを「一般オブジェクト」と呼ぶ。
テクスチャ記録部52は、オブジェクト記録部51に記録される各オブジェクトのテクスチャ処理に使用されるテクスチャの平面形状、模様、色彩、透明度などのデータを記録するものであり、その全部又は一部は、オブジェクト記録部51の各オブジェクトと対応付けて記録されている。また、テクスチャ記録部52には、オーラオブジェクトに対応して準備された、例えば円形の形状を有するオーラテクスチャのデータも記録されている。なお、このオーラテクスチャについては色彩及び透明度のデータは特定されておらず、演出指定信号の種類に応じて後述のオーラ画像制御部56がその色彩及び透明度を決定するようになっている。
オブジェクト動作記録部53には、上記複数の演出パターンを含む各種のシナリオ毎に準備された、3次元仮想空間内における各一般オブジェクト(の代表点)の位置座標の時系列データ(フレームカウンタ値に対応付けて規定されたデータ)を記録するものである。なお、オブジェクト動作記録部53は、上記の他、仮想3次元空間内における各一般オブジェクトの向きや各一般オブジェクトを構成する各ポリゴンの上記代表点に対する相対位置や角度を時系列に規定するデータをも記録するものとすることが可能である。
仮想カメラ動作記録部54は、上記3次元仮想空間内における仮想カメラの位置座標、方向、画角などの時系列データを記録するものである。
画像生成部55は、オブジェクト記録部51、テクスチャ記録部52及びオブジェクト座標記録部54に記録されるデータに従って、それぞれ対応するテクスチャが貼り付けられた1又は複数の一般オブジェクトを仮想3次元空間内にマッピングするとともに、仮想3次元空間内を仮想カメラ動作記録部54のデータに従って移動する仮想カメラの画角に入る映像を1フレーム毎にフレームバッファ30dに描画する処理を実行する。
フレームバッファ30dに書き込まれた映像は1フレーム毎に液晶ディスプレイ16に送信されて表示される。
オーラ画像制御部56は、オーラオブジェクト生成部56a、位置指定部56b、サイズ指定部56c、透明度指定部56d、HSB指定部56e、RGB決定部56fから構成されており、普通オーラ演出又は特別オーラ演出を特定する演出指定信号を演出処理部50が受信した場合に、仮想3次元空間内における複数のオーラオブジェクトの位置座標及びサイズ、並びにそれぞれのオーラオブジェクトに使用されるテクスチャの透明度及びRGB値を指定する信号を画像生成部55に送信する。
即ち、オーラオブジェクト生成部56aは、一定の頻度(例えば1フレーム時間に1個の割合)でオーラオブジェクトを生成する処理を実行するとともに、生成されたオーラオブジェクトが仮想3次元空間に最初にマッピングされてから所定のフレーム時間t(例えば90フレーム)を経過した時点でそのオーラオブジェクトを消滅させる処理を実行する。
また位置指定部56bは、オーラオブジェクト生成部56aにより生成された各オーラオブジェクトの3次元仮想空間内における位置を指定する処理を実行する。
図4(a)〜(c)は、普通オーラ演出又は特別オーラ演出において3次元仮想空間内に配置される仮想カメラ61、人物のオブジェクト62及びオーラオブジェクト63の例示的な位置関係を時系列的に示したものであり、図5(a)〜(c)は、それぞれ図4(a)〜(c)の状態における仮想カメラ61の画角65内の映像を示している。なお図中の矢印X〜Zは、仮想3次元空間における仮想カメラ61を基準に設定された直交座標である視点座標系におけるX軸方向(高さ方向)、Y軸方向(水平方向)及びZ軸方向(奥行き方向)を示している。
位置指定部56bは、上記視点座標系におけるオーラオブジェクト63の位置座標(X座標値x、Y座標値y及びZ座標値z)を下記式(1)〜(3)のように決定する。
Figure 0004662256
ここで、x及びzは固定座標値であり、yは図5(a)に示されるY座標上におけるyからyまでの範囲において位置指定部56bがアトランダムに選択する座標値である。またtは、オーラオブジェクト63が生成されてからのフレーム時間、即ち、Tを1フレーム時間毎に1づつ増分されるフレームカウンタ値、Tをオーラオブジェクト63が生成された時点におけるフレームカウンタ値TとしたときのT−Tである。また、zは正の定数であり、z+z×t(tはオーラオブジェクトが生成されてから消滅するまでの所要フレーム時間)が人物の一般オブジェクト62の頭部よりもある程度高い高さとなる程度の値が設定されている。
従って、オーラオブジェクト63は、仮想カメラ61と人物のオブジェクト62の中間の特定の高さ(図4(a)参照)におけるyからyまでのいずれかの位置(図5(a)参照)に出現し、その後、X座標値x及びY座標値yを変化させることなく、フレーム時間の経過とともに仮想3次元空間を上昇し、ある一定の高さにおいて消滅することになる。
また、サイズ指定部56cは、オーラオブジェクトのサイズ(仮想3次元空間における幅寸法W及び高さ寸法H)を下記式(4)、(5)のように決定する。
Figure 0004662256
ここで、t及びtは上記と同様、オーラオブジェクト63が生成されてからのフレーム時間及びオーラオブジェクト63が生成されてから消去されるまでの所要フレーム時間であり、tは0以上、t未満の範囲で定められる固定値、W及びHはオーラオブジェクトの幅寸法及び高さ寸法の初期値、s〜sは正の定数である。
従って、オーラオブジェクト63は、当初は仮想3次元空間を上昇していくにつれてそのサイズを拡大させていき(図4(a)、図5(a)→図4(b)、図5(b))、ある中間の高さに至った以降はそのサイズを縮小させていく(図4(b)、図5(b)→図4(c)、図5(c))ことになる。
なお、図4、図5に示されるように、オーラオブジェクト63は単一のポリゴンからなる2次元オブジェクトであり、X軸及びY軸方向の寸法(W及びH)のみを有し、Z軸方向の寸法を有さない。
また図5(a)〜(c)に示す64は、オーラオブジェクト63に貼り付けられるオーラテクスチャであり、このオーラテクスチャ64は、図示のように円形の形状を有する着色部64aとその外側に位置する透明部64bから構成されている。
透明度指定部56dは、このオーラテクスチャ64の着色部64aにおける透明度αを次式(6)に従って決定する。
α=α+α×t (6)
ここでtは上記と同様、オーラオブジェクト63が生成されてからのフレーム時間であり、αは透明度の初期値であり、0以上、1以下の値が設定される。αは(1−α)/tよりも小さい正の定数(tは上記所要フレーム時間)である。
また透明度指定部56dは、透明部64bの透明度として常に1を与える。
HSB指定部56eは、特別オーラ演出を特定する演出指定信号を演出処理部50が受信した場合に、下記式(7)に従って着色部64aの色相値Hを決定する。
H=MOD360(c×T+c×t) (7)
ここでtは上記と同様、オーラオブジェクト63が生成されてからのフレーム時間であり、Tはオーラオブジェクト63が生成された時点におけるフレームカウンタ値Tである。また、c及びcは正又は負の定数であり、MOD360()は、カッコ中の値を360で除したときの剰余を示している。
ここで、上記により導出される色相値Hは、色相を赤、黄、緑、青、紫の順に連結する色相環上の角度に対応しており、例えば、Hが0は赤、90は黄、150は緑、240は青、300は紫に対応する。
従って、オーラオブジェクト63の生成の時点における着色部64aの色相は、定数cにより定まる早さで変化し、上方に位置するオーラオブジェクト63(生成されてからの経過時間が大きいオーラオブジェクト63)と下方に位置するオーラオブジェクト63(生成されてからの経過時間が小さいオーラオブジェクト63)の着色部64aの色相の差の程度は、定数cにより定まることになる。
またHSB指定部56eは、着色部64aの彩度値S及び明度値Bとして常に1を与える。
RGB決定部56fは、演出処理部50が普通オーラ演出を特定する演出指定信号を受信した場合、演出指定信号とともに受信した色彩指定信号に基づいて着色部64aのRGB値を決定する。
即ち、受信した色彩指定信号が黄色を特定する信号である場合には、RGB値としてそれぞれ「R=1、G=1、B=0」を決定し、これが緑色を特定する信号である場合には、「R=0、G=1、B=0」を決定し、赤色を特定する信号である場合には、「R=1、G=0、B=0」を決定する。
またRGB決定部56fは、演出処理部50が特別オーラ演出を特定する演出指定信号を受信した場合、図6に示すアルゴリズムに従って、HSB指定部56eにより指定されたHSB値を変換することにより着色部64aのRGB値を導出する。
なお、図6のアルゴリズムにおける「sat」及び「bri」はそれぞれHSB指定部56eにより指定される彩度値S及び明度値Bであり、「hue」はHSB指定部56eにより指定される色相値Hを360で除した値である。
普通オーラ演出又は特別オーラ演出を特定する演出指定信号を演出処理部50が受信した場合、画像生成部55は、一般オブジェクト及び仮想カメラとともに、上記により決定された位置座標x、y、z、サイズW、H、透明度α及びRGB値に従って、オーラオブジェクト生成部56aにより生成されたオーラオブジェクト63をフレーム時間毎に仮想3次元空間内にマッピングし、仮想カメラの画角に含まれる映像をフレームバッファ30dに描画していく。
ここで、画像生成部55は、各オーラオブジェクト63を描画するに際して、透明度指定部56dにより指定された着色部64aの透明度αに基づいて、着色部64aのRGB値と、その遠景に位置する一般オブジェクトに与えられたテクスチャのRGB値とを合成する処理を実行する。
即ち、着色部64aについて上記により決定されたRGB値をg、仮想カメラ61から見てその遠景に位置する一般オブジェクトのRGB値をgとすると、当該着色部64aに対応するフレームバッファ30d上のピクセルの画素値(RGB値)gは、下式(8)により決定される。
g=g×(1−α)+g×α (8)
また、複数のオーラオブジェクト63が近接して位置するためにその複数のオーラオブジェクト63の着色部64aに重なりを生じる場合には、その重なり部分についての上記(7)式の計算に際しては、下記式(9)、(10)により求められるRGB値g及び透明度αが使用される。
Figure 0004662256
なお、上記式(8)、(9)においてnは重なりを生じた着色部64aの個数であり、g1i及びαは個々の着色部64aの画素値g及び透明度αである。
特別オーラ演出においては、上記のような態様で各オーラオブジェクト63の3次元空間内における位置、サイズ及び着色部64aの色彩、透明度が定められるため、フレーム時間毎に生成される多数のオーラオブジェクト63が、仮想カメラ61の画角内で色彩を変化させつつ、また複雑に重なりを生じつつ仮想3次元空間の高さ方向に移動することになり、これらの多数のオーラオブジェクト63が集合して図10に示す形態のオーラ画像3が形成され、そのオーラ画像3を構成する複数の小領域が、鮮やかな純色を保ちつつ色彩及び形状を経時的に変化させていくことになる。
演出処理部50が備える照明制御部50b及び音響制御部50cは、演出決定部43から送信される演出指定信号に従う所定の態様で、照明装置17a〜17cを明滅させ、スピーカ18a、18bから効果音を出力させる。
以下、図7〜図9に示すフローチャートに従って、液晶ディスプレイ制御部50aにより実行される処理を説明する。
図7に示すように、フレームカウンタTのリセット(ステップ1)及び増分処理(ステップ2)が行われた後、画像生成部55は、フレームカウンタTに対応付けられた一般オブジェクト及びこれに対応付けられたテクスチャのデータをオブジェクト記録部51、テクスチャ記録部52、オブジェクト動作記録部53から取得し、仮想3次元空間にテクスチャ処理された各一般オブジェクトをマッピングする処理を実行する(ステップ3)。
画像生成部55は更に、フレームカウンタTに対応付けられた仮想カメラ61に関するデータを仮想カメラ動作記録部54から取得して仮想カメラ61を仮想3次元空間に配置し(ステップ4)、この仮想カメラ61の画角に入る映像をフレームバッファ30dに描画する(ステップ5)。
続いて演出決定部43からの演出指定信号を演出処理部50が受信したか否かが調べられ(ステップ6)、受信している場合には、その演出指定信号により特定される演出パターンに応じた演出処理(ステップ7)が実行され、受信していない場合には、次のフレームカウンタ値における映像の描画を実行するため処理はステップ2に戻される。
図8及び図9は、それぞれ、ステップ6において検知した演出指定信号が特別オーラ演出及び普通オーラ演出を特定する信号である場合にステップ7において実行される特別オーラ処理及び普通オーラ処理の内容を示すフローチャートである。
図8に示すように、特別オーラ処理では、オーラ画像制御部56がオブジェクト記録部51及びテクスチャ記録部52からのオーラオブジェクト及びオーラテクスチャのデータの取得処理(ステップ11、12)、フレームカウンタTのリセット処理(ステップ13)及び増分処理(ステップ14)を実行する。
続いて、オーラオブジェクト生成部56aが1個のオーラオブジェクトOを生成し(ステップ15)、そのオーラオブジェクトOに初期カウンタ値T(O)としてTを与える処理(ステップ16)を実行する。
続くステップ17、18では、その時点において生成されている全てのオーラオブジェクトOについて、位置指定部56b及びサイズ指定部56cが式(1)〜(3)及び式(4)、(5)に従って、仮想3次元空間における座標値x(O)、y(O)、z(O)及びサイズW(O)、H(O)を指定する処理を実行し、ステップ19、20では、透明度指定部56d及びHSB指定部56eが式(6)及び(7)に従って、全てのオーラオブジェクトOの着色部64aの透明度α(O)及び色相値H(O)を指定する処理を実行する。なお、上記の通り、本実施形態ではオーラオブジェクトの着色部64aの彩度値S及び明度値B並びに透明部64bの透明度αは1に固定されている。
続くステップ21では、RGB決定部56fが、ステップ20において決定された色相値H(O)、彩度値S及び明度値Bを図6に示すアルゴリズムに従って変換することにより、各オーラオブジェクトOについてのRGB値g(O)を導出する処理を実行する。
その後、画像生成部55が、特別オーラ演出について準備されたオブジェクト記録部51、テクスチャ記録部52、オブジェクト動作記録部53及び仮想カメラ動作記録部54のデータ、及び、ステップ17〜20において導出されたデータに基づいてCG動画を生成する処理を実行する。
即ち、ステップ22では、特別オーラ演出におけるフレーム時間Tに対応付けられた一般オブジェクト及びテクスチャのデータがオブジェクト記録部51、テクスチャ記録部52及びオブジェクト動作記録部53から取得され、仮想3次元空間にテクスチャ処理された1又は複数の一般オブジェクトをマッピングする処理が実行される。
ステップ23では、ステップ17〜20において指定乃至導出されたデータに従って、各オーラオブジェクトOを仮想3次元空間にマッピングする処理が実行される。即ち、透明度α(O)のRGB値g(O)で着色された着色部64aと透明度1の透明部64bからなるオーラテクスチャが貼り付けられ、幅寸法W(O)及び高さ寸法H(O)のサイズを有する各オーラオブジェクトOを、それぞれ仮想3次元空間における座標値x(O)、y(O)、z(O)に配置する処理が実行される。
ステップ24では、特別オーラ演出におけるフレーム時間Tに対応付けられた仮想カメラ動作記録部54のデータに基づいて仮想カメラ61が仮想3次元空間に配置され、ステップ25では、この仮想カメラ61の画角に入る映像がフレームバッファ30dに描画される。
続くステップ26では、最初に仮想3次元空間に配置されてから一定以上のフレーム時間(例えば90フレーム)が経過したオーラオブジェクトOを消去する処理が実行される。即ち、その時点において生成されている全てのオーラオブジェクトOについて、T−T(O)が所定値(例えば90)を越えているか否かが調べられ、越えている場合にはそのオーラオブジェクトOについてのデータが消去される。
その後、例えば、全てのリール装置12L、12C、12Rが停止するなどの特別オーラ演出の終了条件が満たされているか否かの判定が行われ(ステップ27)、満たされている場合には処理はステップ2に復帰し、満たされていない場合には、次のフレーム時間Tにおける映像の描画を実行するため処理はステップ14に戻される。
図9に示す普通オーラ処理では、特別オーラ処理におけるステップ20に対応する処理(HSB指定部56eによるHSB値の指定)が実行されず、ステップ21に対応するステップ41において、演出処理部50が演出決定部43から受信した色彩指定信号に応じて予め定められた態様でRGB値を決定する処理が実行される点を除いて特別オーラ処理と同様の処理が実行される。
以上、好ましい実施形態に基づいて本発明の説明を行ったが、本発明はこの実施形態により限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、スロットマシンの液晶ディスプレイ上において経時的に変化する色彩の表示を行う表示装置及びプログラムを例として説明を行ったが、本発明は、テレビ、映画、ゲームなど任意のメディアにおいて使用される映像コンテンツの生成を行う表示装置及びプログラムとすることができる。
また上記実施形態では、仮想3次元空間のオブジェクトを仮想カメラで撮影した画像として3次元CG動画を生成する表示装置及び表示プログラムを例として説明したが、3次元CGであるか2次元CGであるか、或いはオブジェクトを用いた画像生成が行われるか否かに関わらず、本発明は任意の方式によりCG動画を生成する表示装置及び表示プログラムに適用することが可能である。
また上記実施形態では、彩度値及び明度値が常に1に固定される場合について説明したが、彩度値及び明度値を0を除く他の特定の値に固定し、或いは、0を含まない特定の範囲において経時的に変化させることも可能であり、この場合には上記実施形態とは異なる態様の美観を与えるCG動画を生成することが可能となる。
また上記実施形態ではオーラオブジェクトが一般オブジェクトの前景として使用される場合について説明したが、これを一般オブジェクトの背景として使用することも可能である。
その他、上記実施形態におけるオーラオブジェクトの形状、サイズ、或いはオーラオブジェクトの生成、消去、移動の態様、オーラテクスチャの色相値、透明度などの指定の態様などは単なる例として記載したものであり、他の形状、サイズのオーラオブジェクトを他の態様で生成、消去、移動し、及び/又は、他の態様でオーラテクスチャの色相値、透明度、サイズの指定を行う表示装置及びプログラムも本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態に係る表示装置を備えるスロットマシンの外観構成を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る表示装置を備えるスロットマシンに内蔵されるハードウェアの概略構成を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る表示装置を備えるスロットマシンの機能ブロックを示す説明図。 仮想3次元空間内における仮想カメラ、人物のオブジェクト及びオーラオブジェクトの例示的な位置関係を示す説明図。 仮想カメラの画角内の人物のオブジェクト及びオーラオブジェクトを示す説明図。 本発明の一実施形態に係る表示装置又は表示プログラムにおいて使用されるHSB値をRGB値に変換するためのアルゴリズム。 本発明の一実施形態に係る表示装置又は表示プログラムの処理の流れを示すフローチャート。 特別オーラ処理における処理の流れを示すフローチャート。 普通オーラ処理における処理の流れを示すフローチャート。 経時的に変化する色彩の表示の一例を示す説明図。
符号の説明
1 表示画面
2 人物のオブジェクト
3 オーラ画像
10 スロットマシン
11 透視窓
12L、12C、12R リール装置
13 メダル投入口
14 スタートレバー
15L、15C、15R ストップボタン
16 液晶ディスプレイ
17a〜17c 照明装置
18a、18b スピーカ
19 ホッパー装置
20 遊技制御基板
20a CPU
20b ROM
20c RAM
20d I/O装置
22L、22C、22R リールモータ
22L′、22C′、22R′ リールセンサ
23 メダルスイッチ
24 スタートスイッチ
25L、25C、25R ストップスイッチ
30 演出制御基板
30a CPU
30b ROM
30c RAM
30d フレームバッファ
30e I/O装置
40 遊技処理部
41 メダル処理部
42 抽選部
43 演出決定部
44 リール制御部
45 遊技結果判定部
46 特別遊技処理実行部
47 フラグ記録部
48 抽選テーブル
50 演出処理部
50a 液晶ディスプレイ制御部
50c 音響制御部
50b 照明制御部
51 オブジェクト記録部
51 液晶ディスプレイ制御部
52 テクスチャ記録部
53 オブジェクト動作記録部
54 仮想カメラ動作記録部
55 画像生成部
56 オーラ画像制御部
56a オーラオブジェクト生成部
56b 位置指定部
56c サイズ指定部
56d 決定部
56c サイズ指定部
56d 透明度指定部
56e HSB指定部
56f RGB決定部
61 仮想カメラ
62 人物のオブジェクト
63 オーラオブジェクト
64 オーラテクスチャ
64a 着色部
64b 透明部

Claims (10)

  1. 表示画面上の所定の領域において経時的に変化する色彩の表示を行う表示装置であって、
    変色オブジェクトの表示位置を指定する位置指定手段と、
    前記変色オブジェクトのHSB空間上におけるHSB値を指定するHSB指定手段であって、経時的に前記HSB値におけるH(色相)値を変化させるHSB指定手段と、
    前記HSB値をRGB空間上のRGB値に変換するRGB変換手段と、
    前記RGB値に従って着色された前記変色オブジェクトを前記表示画面上における前記表示位置に表示させる変色オブジェクト表示手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記HSB指定手段は、前記HSB値におけるS(彩度)値及びB(明度)値として常に1を与えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記HSB指定手段は、経時的に単調増加させる態様で前記H値を指定することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記位置指定手段は、前記表示位置を前記表示画面上において経時的に変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記変色オブジェクト表示手段は、前記表示画面上において複数の変色オブジェクトを表示するように構成されており、
    前記位置指定手段は、前記複数の前記変色オブジェクトのそれぞれにつて前記表示位置を指定し、
    前記HSB指定手段は、前記複数の変色オブジェクトのそれぞれについて前記HSB値を指定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記HSB指定手段は、前記複数の変色オブジェクトのそれぞれが前記表示画面上に表示された時点に応じて定まる最小値と最大値の範囲で前記H値の指定を行うことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記変色オブジェクトの表示サイズを指定する表示サイズ指定手段を更に備え、当該表示サイズ指定手段は、前記表示画面上における前記変色オブジェクトの表示サイズを経時的に変化させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記変色オブジェクトを含む複数のオブジェクトを記録するオブジェクト記録手段と、
    仮想3次元空間内における前記オブジェクトの時々刻々の動作を規定するオブジェクト動作記録手段と、
    前記仮想3次元空間内における仮想カメラの時々刻々の位置及び方向を規定する仮想カメラ動作記録手段とを更に備え、
    前記変色オブジェクト表示手段は、前記表示位置に対応する前記仮想3次元空間内の位置に配置され、前記RGB値に従って着色された前記変色オブジェクトを前記仮想カメラにより撮影した映像として前記変色オブジェクトを前記表示画面上に表示させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 前記変色オブジェクトの透明度を指定する透明度指定手段を更に備え、
    前記変色オブジェクト表示手段は、前記仮想カメラと前記変色オブジェクトを結ぶ直線上において前記仮想カメラからの距離が前記変色オブジェクトよりも遠い位置に配置された前記オブジェクトの色情報と、前記変色オブジェクトについて指定された前記RGB値とを前記透明度に応じて合成することにより、前記変色オブジェクトの表示色を決定することを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 表示画面上の所定の領域において経時的に変化する色彩の表示を行うための表示プログラムであって、
    制御手段に、
    変色オブジェクトの表示位置を指定するステップと、
    前記変色オブジェクトのHSB空間上におけるHSB値を指定するステップであって、経時的に前記HSB値におけるH(色相)値を変化させるステップと、
    前記HSB値をRGB空間上のRGB値に変換するステップと、
    前記RGB値に従って着色された前記変色オブジェクトを前記表示画面上における前記表示位置に表示させるステップとを実行させることを特徴とする表示プログラム。
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