JP4661463B2 - 車両用シートのケーブルジョイント機構 - Google Patents

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Description

本発明は、シート跳ね上げ機構等における操作レバー側からのケーブルとシート側からのケーブルの連結ミスを防止することができる車両用シートのケーブルジョイント機構に関するものである。
最近では、自動車の使用目的の多様化に伴い、シートを跳ね上げたり、折り畳んだりして種々の形に変形させ、荷室の拡大等を図れるようにしたものが広く普及しつつある。
この場合、シートの変形操作は例えば運転席付近やドアトリムの一部に設置した操作レバーの操作により、ケーブルを介してシートの作動アームを作動させるようになっているが、1本のケーブルで連結すると組立作業性が悪いため、操作レバー側からのケーブルとシート側からのケーブルを分割しておき、各々の部材を車両に搭載した後、2つのケーブルをジョイントケースで連結するようにしていた(例えば、特許文献1を参照)。
図8は、上記のような従来の車両用シートのケーブルジョイント機構の一例を示すものであり、シートの跳ね上げ機構に組み込まれた場合を示している。
図8において、21は操作部側ケーブル、22は跳ね上げ機構の作動側ケーブル、21aは前記操作部側ケーブル21の端縁に設けられた球状の係止部、23は作動側ケーブル22の端縁に設けられたジョイントケースである。このような装置では、図8(b)に示されるように、係止部21aをジョイントケース23内に挿入した後、図8(c)に示されるように、このジョイントケース23を更にオーバーケース24に入れて係止部21aの外れ防止、あるいは外部からの損傷の防止を図っていた。
しかしながら、従来のものでは2つのケーブルの連結を忘れたとしても、車両の組付けが完了してしまい、操作レバーの操作によるシートの作動検査をしてはじめてケーブルの連結がされていないことに気付くという事態が生じる。そして、連結ミスが生じるとボディ、トリム、シート等を全て取り外してケーブルの連結をし直す必要があり、修理に多くの工数と時間が必要になるという問題点があり、また万が一市場に出てしまうと不具合を指摘されるという問題点があった。
特開2001−124048号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、シート跳ね上げ機構等における操作レバー側からのケーブルとシート側からのケーブルの連結ミスが生じることを防止することができる車両用シートのケーブルジョイント機構を提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明の車両用シートのケーブルジョイント機構は、ロック機構により車体に固定された車両用シートにおいて、ロック機構に対するロック解除の操作力をケーブルを介してロック機構に伝達する車両用シートのケーブルジョイント機構であって、前記ケーブルはロック機構に延設されたロック機構側ケーブルと、ロック解除用操作部に延設された操作部側ケーブルの端部どうしが連結部によって連結されており、この連結部は分離可能な操作部側ケースおよびロック機構側ケースからなり、前記ロック機構側ケースには、前記ロック機構がロック解除状態に規制されるようにロック機構側ケーブルを保持するジョイントロック機構を設け、他方の操作部側ケースには、前記ロック機構側ケーブルと操作部側ケーブルの端部どうしが連結されるのに伴ってジョイントロック機構に当接して該ジョイントロック機構による規制を解除する規制解除機構を設けたことを特徴とするものである。
なお、前記連結部は、ロック機構に固定設置されたロック機構側ケースおよび操作部側ケーブルに設けられた操作部側ケースと、前記ロック機構側ケース内を通るロック機構側ケーブルの端部に結合されたロック機構側コネクタと、このロック機構側コネクタに対して所定幅以上挿入することで接続可能であり、前記操作部側ケース内を通る操作部側ケーブルの端部に結合された操作部側コネクタを備えており、前記ジョイントロック機構は、前記ロック機構側ケースに進退可能に設けられ、付勢手段によりロック機構側ケースの内側に向け突出するとともに、前記ロック機構側コネクタの孔部に係合して前記ロック機構側ケーブルをロック解除状態に規制するロック爪を備えており、前記規制解除機構は、操作部側ケースに設けられ、ロック機構側コネクタに対して操作部側コネクタを所定幅挿入し、ケーブルの引張り力にかかわらずコネクタどうしが外れないように接続された第1の状態から、操作部側コネクタをさらに前記所定幅以上挿入した第2接続状態とすることで、ジョイントロック機構と当接し、前記ロック爪のロック機構側コネクタとの係合を解除する方向にジョイントロック機構を移動させるものとすることができる。
また、前記ロック機構は、シート側のストライカをラッチにより引掛けて保持し、そのラッチの位置をポールにより保持する構造のものであり、前記ロック機構側ケーブルは、ロック機構側コネクタが結合されていない側の端部が、前記ポールに結合され、ロック機構側コネクタを引張り操作することによりロック機構側ケーブルを介して、前記ラッチを保持しないロック解除状態に前記ポールを操作可能とされており、前記ジョイントロック機構は、前記ポールのバネによる戻り力に抗して、ロック機構側コネクタが引張り操作されたロック解除状態にロック機構側コネクタを保持するものとすることができる。
本発明では、ロック機構により車体に固定された車両用シートにおいて、ロック機構に対するロック解除の操作力をケーブルを介してロック機構に伝達する車両用シートのケーブルジョイント機構であって、前記ケーブルはロック機構に延設されたロック機構側ケーブルと、ロック解除用操作部に延設された操作部側ケーブルの端部どうしが連結部によって連結されており、この連結部には、前記ロック機構がロック解除状態に規制されるようにロック機構側ケーブルを保持するジョイントロック機構が設けられているとともに、前記ロック機構側ケーブルと操作部側ケーブルの端部どうしが連結されるのに伴ってジョイントロック機構に当接して該ジョイントロック機構による規制を解除する規制解除機構を備えたものとしたので、ジョイントロック機構によりロック解除状態に規制しておくことで、所望の状態以外でシートがロック機構にロックされることがなくなる。ここで、所望の状態とは、切り離して設けたケーブルどうしを連結し、ジョイントロック機構によるケーブルの保持を開放した状態を意味する。また、ケーブルの端部どうしの連結が終了した後にロック機構におけるロック解除状態への規制が解除される構成であるため、ケーブルの端部どうしが連結される前にジョイントロック機構による規制が解除されてしまうことを防ぐことができる。
また、前記連結部は、ロック機構に固定設置されたロック機構側ケースおよび操作部側ケーブルに設けられた操作部側ケースと、前記ロック機構側ケース内を通るロック機構側ケーブルの端部に結合されたロック機構側コネクタと、このロック機構側コネクタに対して所定幅以上挿入することで接続可能であり、前記操作部側ケース内を通る操作部側ケーブルの端部に結合された操作部側コネクタを備えており、前記ジョイントロック機構は、前記ロック機構側ケースに進退可能に設けられ、付勢手段によりロック機構側ケースの内側に向け突出するとともに、前記ロック機構側コネクタの孔部に係合して前記ロック機構側ケーブルをロック解除状態に規制するロック爪を備えており、前記規制解除機構は、操作部側ケースに設けられ、ロック機構側コネクタに対して操作部側コネクタを所定幅挿入し、ケーブルの引張り力にかかわらずコネクタどうしが外れないように接続された第1の状態から、操作部側コネクタをさらに前記所定幅以上挿入した第2接続状態とすることで、ジョイントロック機構と当接し、前記ロック爪のロック機構側コネクタとの係合を解除する方向にジョイントロック機構を移動させるものとした場合は、コネクタどうしを嵌め合わせるだけの簡単な操作(ワンタッチ操作)で操作部側ケーブルとロック機構側ケーブルの接続が可能となるのに加え、その嵌め合わせ操作に連続してロック機構側ケーブルにおけるロック解除状態の規制を解除可能であり、規制解除のための特別な操作をすることなく、コネクタどうしの連結と規制解除が達成できる。
また、前記ロック機構は、シート側のストライカをラッチにより引掛けて保持し、そのラッチの位置をポールにより保持する構造のものであり、前記ロック機構側ケーブルは、ロック機構側コネクタが結合されていない側の端部が、前記ポールに結合され、ロック機構側コネクタを引張り操作することによりロック機構側ケーブルを介して、前記ラッチを保持しないロック解除状態に前記ポールを操作可能とされており、前記ジョイントロック機構は、前記ポールのバネによる戻り力に抗して、ロック機構側コネクタが引張り操作されたロック解除状態にロック機構側コネクタを保持するものとした場合は、周知のロック機構を利用してストライカを引掛け保持しないロック解除状態を設定することができる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図面は、本発明を自動車用シートにおけるリヤシートクッションの跳ね上げ機構に適用した場合を示すもので、図1および図3〜図4は本発明に係る装置の作動を示す断面説明図、図2は規制解除機構を示す平面図、図5はシートの作動を示す説明図、図6〜図7はロック機構の作動を示す説明図である。
図5において、1はシートクッション1aとシートバック1bからなるシートであり、例えば運転席側のドアトリム等に配置してある操作レバー(図示せず)等のロック解除用操作部を操作することにより、ロック機構32を解除して、シート1を通常状態(一点鎖線で表示)から折り畳み状態(実線で表示)へ折り畳み収納する構造である。また、車両用シートのケーブルジョイント機構としては、図1に示されるように、操作部側ケーブル3とロック機構側ケーブル4とを連結部2で連結する構造となってなる。
そして本発明では、連結部2を分離可能な操作部側ケース5aおよびロック機構側ケース5bからなるものとして、各ケース5a、5b内には操作部側ケーブル3若しくはロック機構側ケーブル4に接続される操作部側コネクタ6a、ロック機構側コネクタ6bを配置し、前記ロック機構側ケース5bにはジョイントロック機構7を設けるとともに、他方の操作部側ケース5aには規制解除機構8を設けたものとされている。
前記の操作部側ケース5aには、操作部側ケーブル3とロック機構側ケーブル4とを未接続状態とするためのジョイントロック機構7が設けられており、また、他方のロック機構側ケース5bにはこれらのケース5a、5bの合体に伴い前記ジョイントロック機構7を解除して操作部側ケーブル3とロック機構側ケーブル4とを接続状態とするための規制解除機構8が設けられた構造となっている。
即ち、ロック機構32に延設されたロック機構側ケーブル4と、ロック解除用操作部に延設された操作部側ケーブル3の端部どうしが連結部2によって連結されており、この連結部2には、前記ロック機構32がロック解除状態に規制されるようにロック機構側ケーブル4を保持するジョイントロック機構7が設けられているとともに、前記ロック機構側ケーブル4と操作部側ケーブル3の端部どうしが連結されるのに伴ってジョイントロック機構7に当接して該ジョイントロック機構7による規制を解除する規制解除機構8を備えた構造となっている。
前記連結部2は、ロック機構32に固定設置されたロック機構側ケース5bおよび操作部側ケーブル3に設けられた操作部側ケース5aと、前記ロック機構側ケース5b内を通るロック機構側ケーブル4の端部に結合されたロック機構側コネクタ6bと、このロック機構側コネクタ6bに対して所定幅以上挿入することで接続可能であり、前記操作部側ケース5a内を通る操作部側ケーブル3の端部に結合された操作部側コネクタ6aを備えた構造となっている。
前記ジョイントロック機構7は、前記ロック機構側ケース5bに進退可能に設けられ、付勢手段によりロック機構側ケース5bの内側に向け突出するとともに、前記ロック機構側コネクタ6bの孔部10に係合して前記ロック機構側ケーブル4をロック解除状態に規制するロック爪13を備えた構造となっている。
また、前記規制解除機構は、操作部側ケース5aに設けられ、ロック機構側コネクタ6bに対して、操作部側コネクタ6aを所定幅挿入し、ケーブルの引張り力にかかわらずコネクタどうしが外れないように接続された第1の状態から、操作部側コネクタ6aをさらに前記所定幅以上挿入した第2接続状態とすることで、ジョイントロック機構7と当接し、前記ロック爪13のロック機構側コネクタ6bとの係合を解除する方向にジョイントロック機構7を移動させるような構造となっている。
また、前記操作部側コネクタ6aは、棒状体で構成され上面側の前方部に爪片9が突設されたものとされ、一方、ロック機構側コネクタ6bは、操作部側コネクタ6aを装入可能な筒状体で構成され、上面側に前記爪片9を係止するための係止孔10が設けられたものとされており、操作部側コネクタ6aをロック機構側コネクタ6bに装入するとともに、爪片9を係止孔10に係止して両者を連結することにより、操作部側ケーブル3とロック機構側ケーブル4とを接続状態とする構造となっている。
なお、11はジョイントロック機構7のロック爪を係止するために、操作部側コネクタ6bの下面側に設けられた係止孔、12は板バネのような弾発部材、14はロック機構側ケース5bに形成されているロック爪13の案内孔である。
一方、前記規制解除機構8は、図2に示されるように、前記ロック爪13を導入するための案内溝16を有し、かつ先端に向け厚みを徐々に薄くした楔状の解除部材15からなり、この解除部材15を前記弾発部材12とロック機構側ケース5bの外周壁との間に差し込むことで、弾発部材12を下方側へ撓ませロック爪13を操作部側コネクタ6bの孔部11とロック爪13との係合を解除するように押し下げてロック解除する構造となっている。
前記ロック機構32は、図6〜図7に示されるように、本体部33に形成されたシートクッション下面に突設されたストライカ31を受けるための切欠溝33aを開閉するラッチ34と、該ラッチ34をロックするためのポール35からなり、ラッチ34とポール35の下端部はバネ36で連結されているとともに、更にポール35の下端部はロック機構側ケーブル4の一端に連結されている。なお、37aはラッチ34の枢着部、37bはポール35の枢着部である。
そしてロック機構32は、シート側のストライカ31をラッチ34により引掛けて保持し、そのラッチ34の位置をポール35により保持する構造のものであり、前記ロック機構側ケーブル4は、ロック機構側コネクタ6bが結合されていない側の端部が、前記ポール35に結合され、ロック機構側コネクタ6bを引張り操作することによりロック機構側ケーブル4を介して、前記ラッチ34を保持しないロック解除状態に前記ポール35を操作可能とされている。
更に、前記ジョイントロック機構7は、前記ポール35のバネ36による戻り力に抗して、ロック機構側コネクタ6bが引張り操作されたロック解除状態にロック機構側コネクタ36を保持するよう構成されている。
次に、以上のように構成した本発明の装置におけるケーブルの連結手順について説明する。
図1は、ケーブル接続前の状態を示すものである。この状態では、ロック爪13が弾発部材12に付勢されてロック機構側コネクタ6bの孔部11に入り込んでおり、従って、ロック機構側コネクタ6bはロック機構側ケース5bの所定位置に固定された状態となっている。
次に、図3に示すように、操作部側ケース5aを軸線方向に動かしロック機構側ケース5bに押し込んで、操作部側コネクタ6aとロック機構側コネクタ6bを接合し、爪片9を係止孔10内に係止して両者を連結する。これで、操作部側ケーブル3とロック機構側ケーブル4とが接続された状態となる。
この時、ロック爪13は操作部側コネクタ6aの前進に伴い弾発部材12の弾発力に反して押し下げられるので、操作部側コネクタ6aの前進の妨げにはならない。但し、この状態ではロック爪13がロック機構側コネクタ6bの孔部11に係合しているため、ロック機構側コネクタ6bはロック機構側ケース5bに対して移動できないように固定保持されたままの状態にあり、ケーブルの作動はロック状態となっている。
次に、図4に示すように、操作部側ケース5aを更に押し込むと、規制解除機構8が作動し、楔状の解除部材15が弾発部材12とロック機構側ケース5bの外側の間に差し込まれる。これにより、弾発部材12は下方側へ撓ませられてロック爪13がロック機構側コネクタ6bの孔部11との係合が解除されるように押し下げられ、ロック解除することとなる。そして、この状態で初めてケーブルの作動が可能となる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はジョイントケースの一方には操作部側ケーブルとロック機構側ケーブルとを未接続状態とするためのロック機構を設けるとともに、他方のジョイントケースにはジョイントケースの合体に伴い前記ロック機構を解除して操作部側ケーブルとロック機構側ケーブルとを接続し作動可能とするための規制解除機構を設けた構造であり、ケーブルの連結作業をワンタッチ操作で簡単かつ確実に行えるので、従来のようなケーブルの連結忘れを防止することができることとなる。
この結果、連結ミスによるケーブルの連結し直し作業の発生をなくし、また市場に出てしまう不具合をなくして信頼性の高い製品を供給できることとなる。
本発明の実施の形態を示す作動説明図である。 規制解除機構を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す作動説明図である。 本発明の実施の形態を示す作動説明図である。 シートの作動を示す説明図である。 ロック機構の作動を示す説明図である。 ロック機構の作動を示す説明図である。 従来例の連結工程を示す説明図である。
符号の説明
1 シート
1b シートクッション
2 連結部
3 ロック機構側ケーブル
4 操作部側ケーブル
5a ロック機構側ケース
5b 操作部側ケース
6a ロック機構側コネクタ
6b 操作部側コネクタ
7 ジョイントロック機構
8 規制解除機構
9 爪片
10 係止孔
11 係止孔
12 弾発部材
13 ロック爪
14 案内孔
15 解除部材
16 案内溝
31 ストライカ
32 ロック機構
33 本体部
33a 切欠溝
34 ラッチ
35 ポール
36 バネ
37a 枢着部
37b 枢着部

Claims (3)

  1. ロック機構により車体に固定された車両用シートにおいて、ロック機構に対するロック解除の操作力をケーブルを介してロック機構に伝達する車両用シートのケーブルジョイント機構であって、前記ケーブルはロック機構に延設されたロック機構側ケーブルと、ロック解除用操作部に延設された操作部側ケーブルの端部どうしが連結部によって連結されており、この連結部は分離可能な操作部側ケースおよびロック機構側ケースからなり、前記ロック機構側ケースには、前記ロック機構がロック解除状態に規制されるようにロック機構側ケーブルを保持するジョイントロック機構を設け、他方の操作部側ケースには、前記ロック機構側ケーブルと操作部側ケーブルの端部どうしが連結されるのに伴ってジョイントロック機構に当接して該ジョイントロック機構による規制を解除する規制解除機構を設けたことを特徴とする車両用シートのケーブルジョイント機構。
  2. 請求項1において、前記連結部は、ロック機構に固定設置されたロック機構側ケースおよび操作部側ケーブルに設けられた操作部側ケースと、前記ロック機構側ケース内を通るロック機構側ケーブルの端部に結合されたロック機構側コネクタと、このロック機構側コネクタに対して所定幅以上挿入することで接続可能であり、前記操作部側ケース内を通る操作部側ケーブルの端部に結合された操作部側コネクタを備えており、前記ジョイントロック機構は、前記ロック機構側ケースに進退可能に設けられ、付勢手段によりロック機構側ケースの内側に向け突出するとともに、前記ロック機構側コネクタの孔部に係合して前記ロック機構側ケーブルをロック解除状態に規制するロック爪を備えており、前記規制解除機構は、操作部側ケースに設けられ、ロック機構側コネクタに対して操作部側コネクタを所定幅挿入し、ケーブルの引張り力にかかわらずコネクタどうしが外れないように接続された第1の状態から、操作部側コネクタをさらに前記所定幅以上挿入した第2接続状態とすることで、ジョイントロック機構と当接し、前記ロック爪のロック機構側コネクタとの係合を解除する方向にジョイントロック機構を移動させることを特徴とする車両用シートのケーブルジョイント機構。
  3. 請求項1または2において、前記ロック機構は、シート側のストライカをラッチにより引掛けて保持し、そのラッチの位置をポールにより保持する構造のものであり、前記ロック機構側ケーブルは、ロック機構側コネクタが結合されていない側の端部が、前記ポールに結合され、ロック機構側コネクタを引張り操作することによりロック機構側ケーブルを介して、前記ラッチを保持しないロック解除状態に前記ポールを操作可能とされており、前記ジョイントロック機構は、前記ポールのバネによる戻り力に抗して、ロック機構側コネクタが引張り操作されたロック解除状態にロック機構側コネクタを保持することを特徴とする車両用シートのケーブルジョイント機構。
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