JP4660006B2 - 商品販売システム、携帯端末、自動販売機、プログラム、商品販売方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば飲料、氷菓子、食品、ゲームソフト、音楽ソフト、ビデオソフト、定期券などのさまざまな商品を販売する商品販売システム、携帯端末、自動販売機、プログラム、商品販売方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子マネーのような電子的なクーポン(以下電子クーポンと称す)を使用して商品を購入する場合、ネットワークの切断等の障害によっては買い手と売り手の間で不整合が発生する可能性がある。
【0003】
例えば、携帯電話機に所定の額の電子クーポンを記憶させておき、携帯電話機と自動販売機とを無線回線で接続して商品を販売するような商品販売形態が既に考えられている。
【0004】
このような商品販売形態の場合、通常は、携帯電話機からのアクセスで自動販売機と無線回線を確立し、自動販売機側では、携帯電話機側の電子クーポンの残高をチェックし、その残高の範囲内で購入可能な商品の選択ボタンを点灯させる。
【0005】
携帯電話機の利用者は、点灯した選択ボタンの中から所望の商品を選択し、選択ボタンを押す。すると、自動販売機は、商品取出口に該当商品を放出すると共に、携帯電話機内の電子クーポンの残高を商品の価格分減額する減額要求を行ない、携帯電話機側で電子クーポンの残額を減額した結果が自動販売機に返信されてきて始めて無線回線を切断し、一連の商品販売手続きが終了する。
【0006】
ところで、携帯電話機には、通信機能を強制的に利かなくしてしまう操作スイッチが幾つか設けられている。例えば終話スイッチや電源スイッチがこれに該当する。
【0007】
特に、電源スイッチが押された場合、携帯電話機の全ての機能が利かなくなるため、上記無線通信を利用した商品販売には、重大な問題となる恐れがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
例えば携帯電話機の利用者に悪意があり、自動販売機が商品購入状態になったときに意図的に電源スイッチを押し携帯電話機と自動販売機間の無線回線を切断する場合がある。
【0009】
このような場合、自動販売機から商品は出てくるものの、携帯電話機への減額要求が不能になることから、携帯電話機内の電子クーポンの残高が減額されず、結果的に、商品の代金が支払われないまま商品が持ち出されるという問題が発生する。
【0010】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、電子クーポンを記憶した携帯電話機と自動販売機間で無線回線を確立し電子的な手続きにより商品を販売する上で不正行為を防止することのできる商品販売システム、携帯端末、自動販売機、プログラム、商品販売方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明の商品販売システムは、携帯端末と自動販売機との間で無線回線を確立し、販売対象商品の中から選択された商品を販売する商品販売システムであって、前記携帯端末は、前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶手段と、前記電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する手段と、前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶する仮購入データ記憶手段と、仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する手段と、前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、電子クーポン記憶手段に記憶されている電子クーポンの残高を仮購入データの金額分減額する手段とを備え、前記自動販売機は、前記携帯端末から受信された購入要求に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させる手段と、点灯中のボタンの中から所望の商品のボタンが押されたときに、前記携帯端末に仮購入データを送信する手段と、前記携帯端末から仮購入データ受領確認情報が受信された場合に、商品を放出する手段と、商品を放出後、商品販売結果の情報を携帯端末へ送信する手段とを具備したことを特徴としている。
【0012】
請求項2記載の発明の携帯端末は、自動販売機に備えられた通信手段と無線回線を確立し、自身に記憶されている電子クーポンの残額の範囲内で所望の商品を購入する携帯端末であって、前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶手段と、前記電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する手段と、前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶する仮購入データ記憶手段と、仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する手段と、前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、電子クーポン記憶手段に記憶されている電子クーポンの残高を仮購入データの金額分減額する手段とを具備したことを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明の自動販売機は、携帯端末と無線回線を確立する通信手段を備え、前記携帯端末から送信された購入要求に含まれる電子クーポンの残額の範囲内で、自身に格納されている販売対象の商品を販売する自動販売機であって、前記携帯端末から受信された購入要求に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させる手段と、点灯中のボタンの中から所望の商品のボタンが押されたときに、前記携帯端末へ仮購入データを送信する手段と、前記携帯端末から仮購入データ受領確認情報が受信された場合に、商品を放出する手段と、商品を放出後、商品販売結果の情報を携帯端末へ送信する手段とを具備したことを特徴としている。
【0014】
請求項4記載の発明の商品販売方法は、携帯端末と自動販売機との間で無線回線を確立し、販売対象商品の中から選択された商品を販売する商品販売システムの商品販売方法であって、前記携帯端末において、予め記憶された前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する段階と、前記自動販売機において、前記携帯端末から受信された購入要求に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させ、点灯中のボタンの中から所望の商品のボタンが押されたときに、前記自動販売機から仮購入データを前記携帯端末へ送信する段階と、前記携帯端末において、前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶し、この仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する段階と、前記自動販売機において、前記携帯端末から仮購入データ受領確認情報が受信された場合に、商品を放出し、その後、商品販売結果の情報を携帯端末へ送信する段階と、前記携帯端末において、前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、記憶しておいた仮購入データの金額分の代金を前記電子クーポンの残高から減額する段階とを有することを特徴としている。
【0015】
請求項5記載の発明のプログラムは、自動販売機に備えられた通信手段と無線回線を確立し、自身に記憶されている電子クーポンの残額の範囲内で所望の商品を購入する携帯端末上で動作するプログラムであって、前記携帯端末を、前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶手段と、前記電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する手段と、前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶する仮購入データ記憶手段と、仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する手段と、前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、電子クーポン記憶手段に記憶されている電子クーポンの残高を仮購入データの金額分減額する手段として機能させるためのプログラムである。
【0016】
本発明では、携帯端末と自動販売機との間で無線回線を確立し、携帯端末より自動販売機に購入要求を行う場合に、ユーザが商品購入のボタンを押した時点で、すぐには商品を出さずに、一旦、携帯端末に仮購入データを送信する。
【0017】
仮購入データを受け取った携帯端末は、仮購入データを受け取ったという確認情報を自動販売機へ返信し、その確認情報を自動販売機が受け取った後に、商品を出すようにする。
【0018】
自動販売機は、商品を放出した時点で携帯端末に実際に購入したという情報を携帯端末へ送信し、携帯端末内の電子クーポンの残高を減額させる。
【0019】
このような手続きをとることで、自動販売機が商品を放出した時点で、故意に電源スイッチあるいは無線通信を終了させるスイッチが押されて無線回線が断線されたとしても、携帯端末側で、それから所定時間経過したときに、携帯端末内に記憶されている仮購入データを本購入データとして電子クーポンを減額することにより、自動販売機の商品を持ち逃げされることを防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施形態の商品販売システムの構成を示す図である。
【0021】
同図に示すように、この商品販売システムは、ハイパーテキストプロトコル(HTTP)によるインターネットへのアクセスが可能であり自身の中でアプリケーションソフトウェアを動作させることが可能な携帯端末としての携帯電話機1と、携帯電話機1からアクセスされるインターネット上の電子クーポン販売サイト2(以下ECサイト2と称す)などを公開するサーバコンピュータと、商品販売会社が設置する自動販売機3と、この自動販売機3からの売上データを吸い上げて請求書をECサイト2の運営会社へ発行する販売会社のコンピュータ4とからなり、携帯電話機1と自動販売機3との間でBluetooth通信を行い、無線回線を確立し、自動販売機3に格納されている販売対象商品の中から利用者によって選択された商品を自動販売機3がキャッシュレスで販売する商品販売システムである。
【0022】
携帯電話機1は、通常の携帯通信(無線電話、電子メール、インターネットアクセスなど)の機能を実現する携帯通信モジュール11と、自動販売機3の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶エリア、および自動販売機3から受信された仮購入データを記憶する記憶エリア、電話帳記憶エリア、送受信メール記憶エリア、発着信情報記憶エリア、アプリケーションソフトウェア記憶エリアなどを備えたメモリ12と、電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機3へ送信したり、仮購入データがメモリ12に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報としての仮購入データ登録確認情報を送信したり、自動販売機3から商品販売結果の情報を受信したりするBluetoothモジュール14と、メモリ12に仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに自動販売機3との無線回線が切断された場合、メモリ12に記憶しておいた仮購入データの金額分の代金を電子クーポン記憶エリアに記憶されている電子クーポンの残高から減額する処理を実行するCPU13とを備えている。メモリ12は、例えばEEPROMなどの不揮発性メモリである。
【0023】
自動販売機3は、販売対象の商品を格納し、現金投入口から投入された現金の金額に応じて選択ボタンを点灯させ、所望の選択ボタンが押されることで該当商品を放出する通常の商品自動販売機能部31と、携帯電話機1と無線通信を行い、無線回線確立後、携帯電話機に仮購入データを送信すると共に、携帯電話機1から送信された仮購入データ登録確認情報を受信するBluetoothモジュール32と、携帯電話機1からBluetoothモジュール32によって受信された購入要求に含まれていた電子クーポンの残高情報や仮購入データ登録確認情報、制御プログラム等を記憶するメモリ33と、このメモリ33に記憶された制御プログラムを読み込むことで動作し、メモリ33の電子クーポンの残高情報に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させ、所望の商品のボタンが押されたときに、Bluetoothモジュール32を制御して仮購入データを送信させ、携帯電話機1からの仮購入データ登録確認情報がBluetoothモジュール32によって受信されると、その仮購入データ登録確認情報をメモリ33に記憶し、情報を記憶後、商品自動販売機能部31に指示して該当商品を放出させ、その後、Bluetoothモジュール32を制御して商品販売結果の情報を携帯電話機1へ送信させる処理を行うCPU34とを備えている。
【0024】
まず、図3、図4を参照してこの商品販売システムの全体の動作について説明する。
この商品販売システムの場合、携帯電話機1の利用者が携帯電話機1の画面からJAVAアプリケーションを起動して、「モバイルキャッシング」の操作を行うと、携帯電話機1は、インターネット上の所定のサイトと、例えばECサイトにアクセスし、電子クーポン購入画面から電子クーポンを購入する。なお、JAVAは登録商標である。
【0025】
電子クーポンを購入すると、購入した金額に応じて、携帯電話機1内のメモリエリアに電子クーポンのデータとして残高情報が登録(保存)される。
【0026】
次に、購入した電子クーポンを基に商品を購入する。このシステム用の自動販売機3の近辺において、利用者が携帯電話機1の画面からJAVAアプリケーションを起動して、「キャッシュレス商品販売」の操作を行うと、携帯電話機1は、Bluetoothモジュール14から自動販売機3へ無線回線の接続を行い、無線回線を確立する。すると、携帯電話機1の画面には、図3に示すように、自動販売機3との交信中」を示すメッセージが表示される。
【0027】
また、自動販売機3との無線回線が確立されると、携帯電話機1は、自身のメモリ12に記憶されている電子クーポンの残高を含む購入要求を自動販売機3に送信する。
【0028】
自動販売機3では、受信された購入要求に含まれる電子クーポンの残高情報と自身のメモリ34に記憶されている商品の価格情報とを比較して、その残高で購入可能な商品の選択ボタンのランプを点灯する。これにより、選択ボタンのランプが点灯されている商品については購入することができるようになる。
【0029】
ランプ点灯中の商品の中から、利用者が購入を希望する商品を選択して選択ボタンを押すと、自動販売機3は、仮購入データを携帯電話機1へ送信する。
【0030】
携帯電話機1では、自動販売機3から仮購入データを受信すると、自身のメモリ12に記憶し、記憶後、仮購入データ登録確認情報を自動販売機3へ返信する。
【0031】
自動販売機3は、仮購入データ登録確認情報を受信すると、それを記憶した後、商品を放出し、その後、商品購入情報を携帯電話機1へ送信する。
【0032】
携帯電話機1では、自動販売機3から商品購入情報を受信すると、自身のメモリ12に記憶されている電子クーポンの残高から購入した金額を減額し、画面に、図4に示すように、商品購入結果のメッセージ「例えば商品が購入できました。…」などを表示する。
【0033】
その後、自動販売機3は、商品の売上データを外部メディアあるいはネットワークなどを通じて、販売会社に受け渡す。
【0034】
販売会社では、外部メディアあるいはネットワークなどを通じて自動販売機3からの売上データが送られてくると、それをコンピュータ4に取り込む。
【0035】
そして、コンピュータ4は、取り込んだ売上データを基にECサイト2への請求書を作成する。
【0036】
コンピュータ4で作成された請求書の情報は、外部メディアあるいはネットワークなどを通じてECサイト2の運営元等の請求先へ送付される。
【0037】
ECサイト2の運営元では、携帯電話機1の利用者が購入した電子クーポン売上情報を基に携帯電話機1の利用者に代金を請求する。なお、携帯電話機1の利用者と自動引き落とし契約などを行い、金融機関等から電子クーポンの代金を引き落としてもよい。
【0038】
ここで、図5参照して携帯電話機1と自動販売機3との間の通信手順を詳細に説明する。
【0039】
携帯電話機1のメモリ12にクーポン残高として、例えば1000円などの残高情報が記憶(登録)されているものとする。
【0040】
携帯電話機1は、その残高情報を基に自動販売機3に無線アクセスを行うことで(S101)、購入要求を行う。これにより、自動販売機3にはその残高情報が受信される。
【0041】
すると、自動販売機3は、その残高情報と自身の商品の価格情報(例えば全ての商品が120円など)とを比較して購入可能と判定する。
【0042】
すると、自動販売機3は、商品の選択ボタンを全点灯させる。これにより、自動販売機3の商品が購入可能な状態になる。
【0043】
携帯電話機1を使用している利用者は、自動販売機3の商品群の中から所望の120円の商品を選択しその選択ボタンを押すと、自動販売機3は、商品を放出する前に、120円分の仮購入データを携帯電話機1へ送信する(S102)。
【0044】
この仮購入データを携帯電話機1が受信すると、携帯電話機1は、受信した仮購入データを内部のメモリ12上に登録(保存)する。この時点では、クーポン残高の引き去りはまだ行わない。
【0045】
携帯電話機1は、自身のメモリ12に仮購入データが正常に登録されたことを確認すると、自動販売機3に対して仮購入データが登録されたことを示す仮購入データ登録確認情報を送信する(S103)。
【0046】
自動販売機3では、仮購入データ登録確認情報が受信されると、内部に記憶されている売上データに120円の商品が購入された情報を登録する。
【0047】
メモリ33への情報登録が完了すると、自動販売機3は、選択ボタンが押されたことで購入が指示された商品を取出口に放出する。これにより、携帯電話機1の利用者は、購入した商品を手にすることができる。
【0048】
商品を放出した後、自動販売機3は、携帯電話機1に対して売上データを登録したという売上データ登録確認情報を送信する(S104)。
【0049】
携帯電話機1では、自動販売機3からの売上データ登録確認情報を受信すると、メモリ12に保存しておいた仮購入データを正式な購入データとして、電子クーポンの残額から120円を引き去る処理を行う。これにより電子クーポンの残高は、880円になる。
【0050】
携帯電話機1の利用者が不正に商品を受け取ろうとして、無線通信中の例えば仮購入データ送信段階B1で、終話スイッチかあるいは電源スイッチを押し、無線回線を切断した場合、携帯電話機1には、メモリ12に保存すべき仮購入データが受信されず、携帯電話機1から自動販売機3へ仮購入データ登録確認情報を返信しないため、自動販売機3は、選択ボタンにより指示された商品を放出しない。
【0051】
また、商品を放出後の売上データ登録確認情報送信段階B2で、上記同様に無線回線が切断された場合でも、携帯電話機1のメモリ12には、既に仮購入データが登録されているため、携帯電話機1では、仮購入データの登録から一定の時間、例えば数秒から数分程度が経過した場合に、仮購入データを正式な購入データとして、クーポンの残額から120円を引き去る処理を行うので、放出した商品については、代金が支払われたことになり、商品の不正な取得にはならなくなる。
【0052】
このようにこの実施形態の商品販売システムによれば、自動販売機3に購入可能な商品が表示され、携帯電話機1の利用者が選択ボタンを押したときに、自動販売機3は、すぐには商品を出さずに、まず、仮購入データを携帯電話機1へ送信し、仮購入データ登録確認情報が返信されてきて自身のメモリ33へ情報の登録が済んだ後に、商品を放出するので、この間に無線回線が切断されても商品は出ず、また、商品を出した直後に無線回線が切断された場合も、携帯電話機1に既に仮購入データが登録されているので、仮購入データを登録後、正式な購入データが送られてこないまま所定時間が経過したり、電源スイッチがOFFされたりした場合は、登録済みの仮購入データにてクーポンの残額を減額するので、自動販売機3から放出した商品については漏れなく代金を請求できるようになり、商品の不正な取得を防止することができる。
【0053】
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記実施形態では、通常の無線電話通信とは別個に、自動販売機3との通信手段として、家電機器との相互通信を可能とするBluetoothモジュール14を搭載した携帯電話機1の例について説明したが、この他、PDAなどの携帯端末に一般的な無線LANモジュールや、PHS通信モジュール、その他の無線通信モジュールを搭載したものでも良く、本発明は、自動販売機3との互換性のある通信手段であれば、いかなるものでもよく、通信手段に限定されるものではない。
【0054】
上記実施形態における携帯電話機1および自動販売機3の制御用ソフトウェアは、フレキシブルディスクなどのコンピュータが読み出し可能な記憶媒体に記憶されていても良く、また、ソフトウェア(プログラム)単体として伝送されるものでもよい。この場合、記憶媒体に記憶されたソフトウェア(プログラム)を携帯電話機1あるいは自動販売機3が読み出したり、有線あるいは無線の通信手段にてソフトウェアをダウンロードしてそれぞれにインストールすることにより、各実施形態における処理が可能になる。
【0055】
つまり、本発明におけるソフトウェア(プログラム)は、携帯電話機1あるいは自動販売機3と独立した記憶媒体に記憶されているものだけに限らず、インターネットなどの伝送媒体を介して流通されるものも含まれる。
【0056】
なお、記憶媒体としては、磁気ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記憶でき、かつ携帯電話機1や自動販売機3が読み出し可能な記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。
【0057】
また、記憶媒体から携帯電話機1や自動販売機3にインストールされたプログラムの指示に基づき、携帯電話機1や自動販売機3上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)や、JAVAアプリケーションソフトウェアなどが本実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
【0058】
さらに、記憶媒体は、携帯電話機1や自動販売機3と独立した媒体に限らず、インターネットなどの通信網を通じて伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成であっても良い。
【0059】
なお、携帯電話機1や自動販売機3は、メモリ12,33などに記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、CPU、ROM、RAM等を統合した統合チップセットなどの一つからなる装置、複数のチップがネットワーク接続されたシステムなどのいずれの構成であっても良い。
【0060】
また、携帯電話機1や自動販売機3とは、単にそれだけに限らず、演算動作を実行する演算処理装置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、携帯端末と自動販売機との間で無線回線を確立し、携帯端末より自動販売機に購入要求を行う場合に、ユーザが商品購入のボタンを押した時点で、すぐには商品を出さずに、一旦、携帯端末に仮購入データを送信し、仮購入データを受け取った携帯端末は、仮購入データを受け取ったという確認情報を自動販売機へ返信し、その確認情報を自動販売機が受け取った後に、商品を出すようにする。そして、自動販売機は、商品を放出した時点で携帯端末に実際に購入したという情報を携帯端末へ送信し、携帯端末内の電子クーポンの残高を減額させる。
【0062】
このような手続きをとることで、自動販売機が商品を放出した時点で、故意に電源スイッチあるいは無線通信を終了させるスイッチが押されて無線回線が断線されたとしても、携帯端末側で、それから所定時間経過したときに、携帯端末内に記憶されている仮購入データを本購入データとして電子クーポンを減額することにより、自動販売機の商品を持ち逃げされることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態の商品販売システムの構成を示す図である。
【図2】この商品販売システムにおいて、携帯電話機と自動販売機の構成を示すブロック図である。
【図3】この商品販売システムにおいて、携帯電話機の画面を示す図である。
【図4】この商品販売システムにおいて、携帯電話機の画面を示す図である。
【図5】この商品販売システムにおいて、携帯電話機と自動販売機との通信手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機、2…ECサイト、3…自動販売機、4…コンピュータ、11…携帯通信モジュール、12,33…メモリ、13,34…CPU、14,32…Bluetoothモジュール、31…商品自動販売機能部。
Claims (5)
- 携帯端末と自動販売機との間で無線回線を確立し、販売対象商品の中から選択された商品を販売する商品販売システムであって、
前記携帯端末は、
前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶手段と、
前記電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する手段と、
前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶する仮購入データ記憶手段と、
仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する手段と、
前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、電子クーポン記憶手段に記憶されている電子クーポンの残高を仮購入データの金額分減額する手段とを備え、
前記自動販売機は、
前記携帯端末から受信された購入要求に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させる手段と、
点灯中のボタンの中から所望の商品のボタンが押されたときに、前記携帯端末に仮購入データを送信する手段と、
前記携帯端末から仮購入データ受領確認情報が受信された場合に、商品を放出する手段と、
商品を放出後、商品販売結果の情報を携帯端末へ送信する手段と
を具備したことを特徴とする商品販売システム。 - 自動販売機に備えられた通信手段と無線回線を確立し、自身に記憶されている電子クーポンの残額の範囲内で所望の商品を購入する携帯端末であって、
前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶手段と、
前記電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する手段と、
前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶する仮購入データ記憶手段と、
仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する手段と、
前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、電子クーポン記憶手段に記憶されている電子クーポンの残高を仮購入データの金額分減額する手段と
を具備したことを特徴とする携帯端末。 - 携帯端末と無線回線を確立する通信手段を備え、前記携帯端末から送信された購入要求に含まれる電子クーポンの残額の範囲内で、自身に格納されている販売対象の商品を販売する自動販売機であって、
前記携帯端末から受信された購入要求に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させる手段と、
点灯中のボタンの中から所望の商品のボタンが押されたときに、前記携帯端末へ仮購入データを送信する手段と、
前記携帯端末から仮購入データ受領確認情報が受信された場合に、商品を放出する手段と、
商品を放出後、商品販売結果の情報を携帯端末へ送信する手段と
を具備したことを特徴とする自動販売機。 - 携帯端末と自動販売機との間で無線回線を確立し、販売対象商品の中から選択された商品を販売する商品販売システムの商品販売方法であって、
前記携帯端末において、予め記憶された前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する段階と、
前記自動販売機において、前記携帯端末から受信された購入要求に基づいて購入可能な商品のボタンを点灯させ、点灯中のボタンの中から所望の商品のボタンが押されたときに、前記自動販売機から仮購入データを前記携帯端末へ送信する段階と、
前記携帯端末において、前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶し、この仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する段階と、
前記自動販売機において、前記携帯端末から仮購入データ受領確認情報が受信された場合に、商品を放出し、その後、商品販売結果の情報を携帯端末へ送信する段階と、
前記携帯端末において、前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、記憶しておいた仮購入データの金額分の代金を前記電子クーポンの残高から減額する段階と
を有することを特徴とする商品販売方法。 - 自動販売機に備えられた通信手段と無線回線を確立し、自身に記憶されている電子クーポンの残額の範囲内で所望の商品を購入する携帯端末上で動作するプログラムであって、
前記携帯端末を、
前記自動販売機の商品を購入するための電子クーポンを記憶する電子クーポン情報記憶手段と、
前記電子クーポンの残額を含む購入要求を自動販売機へ送信する手段と、
前記自動販売機から受信された仮購入データを記憶する仮購入データ記憶手段と、
仮購入データが携帯端末に記憶されたことを示す仮購入データ受領確認情報を自動販売機へ送信する手段と、
前記自動販売機から商品販売結果の情報が受信された場合、または仮購入データを記憶してから所定時間が経過した場合、あるいは仮購入データを記憶してから商品販売結果の情報が受信されるまでに無線回線が切断された場合に、電子クーポン記憶手段に記憶されている電子クーポンの残高を仮購入データの金額分減額する手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128692A JP4660006B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 商品販売システム、携帯端末、自動販売機、プログラム、商品販売方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128692A JP4660006B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 商品販売システム、携帯端末、自動販売機、プログラム、商品販売方法 |
Publications (2)
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