JP2004038843A - 自動販売機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の自動販売機システムは、自動販売機においてサーバから指定された携帯端末を認証する手段を持たなかったが、本発明は、サーバで認証した携帯端末のデータに基づいて自動販売機が直接携帯端末を認証し、誤りなく取引を行うことできる自動販売機システムを提供する。
【解決手段】サーバ4に予め利用者登録されている携帯端末1からアクセスがあると、サーバ4は当該端末を認証し、サーバ4が、自動販売機2に当該認証端末の識別番号を送信し、自動販売機2が、受信した認証端末の番号を記憶しておき、更に、任意の携帯端末1から近距離通信で送信された識別番号を受信した場合に、記憶されている認証端末の識別番号と近距離通信で受信した識別番号とが一致すれば、当該携帯端末を認証し、当該認証端末から近距離通信で送信される指示に従って動作する自動販売機システムである。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPHS端末等の携帯端末を用いて自動販売機から商品を購入する自動販売機システムに係り、特にサーバで携帯端末と自動販売機との対応関係を認証して誤りなく取引を行うことができ、利用者が誤って違う商品を購入してしまった場合に、返品して買い直すことができ、利便性を向上させることができる自動販売機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機やPHS端末等の携帯端末から、自動販売機に搭載されたデータ通信用携帯電話機に電話をかけ、自動販売機を販売可能な状態にして商品を取得し、かけた電話の電話料金と一緒に商品の料金を引き落とす自動販売機システムが考案されている。
【0003】
従来の自動販売機システムとしては、平成14年2月28日公開の特開2002−63631「端末および商品購入システム」(出願人:ソニー株式会社、発明者:久松史明他)がある。
この従来技術は、ユーザが、端末を利用して、自動販売機を管理するサーバに対して端末と自動販売機の識別情報を送信し、サーバから自動販売機に在庫されている商品情報を受け取り、希望する商品の情報をサーバに送信し、サーバがその商品を排出する命令を自動販売機に送信するものであり、ユーザは貨幣を使用しないで商品を購入できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の自動販売機システムでは、自動販売機において携帯端末を認証する手段を持たず、誤って取引を行ってしまう恐れがあるという問題点があった。
【0005】
また、現金を投入して商品を購入する一般の自動販売機又は上記従来の自動販売機システムでは、利用者の操作ミスにより誤って商品を選択してしまった場合は、あらためて目的の商品を購入するしかなく、利用者は欲しくない商品を受け取ってその代金を支払わなければならず、不便であるという問題点があった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、自動販売機がサーバから指定された携帯端末を認証して取引を行うことにより誤りなく取引することができ、また、利用者が操作ミスにより誤って商品を購入した場合に返品することができ、利便性を向上させることができる自動販売機システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、通信網を介して携帯端末及び自動販売機と接続可能であり、サービスを利用可能な携帯端末の識別番号とパスワードとを対応付けてデータベースに登録しておくサーバと、サーバからの指示に従って動作する自動販売機とを備えた自動販売機システムであって、サーバが、アクセスがあった携帯端末から入力されたパスワードが携帯端末に対応して登録されているパスワードと一致した場合に、当該携帯端末を認証端末と判断し、認証端末から特定の自動販売機が指定されると、認証端末の識別番号を自動販売機に送信するサーバであり、自動販売機が、近距離通信手段を備え、サーバから送信される認証端末の識別番号を記憶しておき、近距離通信手段から入力された任意の携帯端末の識別番号が前記記憶されている識別番号と一致した場合に、任意の携帯端末を認証端末と判断し、認証端末から近距離通信手段を介して入力される指示に従って動作を行う自動販売機である自動販売機システムとしており、携帯端末を用いて商品を購入する場合等、サーバで携帯端末と自動販売機との対応関係を認証して、当該携帯端末と自動販売機とが近距離通信手段を用いた通信を行って、誤りなく取引を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明に係る自動販売機システムは、サーバが、アクセスがあった携帯端末が予め登録されていた場合に当該携帯端末を認証し、当該端末から自動販売機が指定されると、認証端末の識別番号を自動販売機に送信し、自動販売機が、サーバから送信される認証端末の識別番号を記憶しておき、近距離通信手段から入力された携帯端末の識別番号が記憶されている識別番号と一致した場合に、当該携帯端末を認証端末と判断し、認証端末から近距離通信手段を介して入力される指示に従って動作を行う自動販売機システムとしており、携帯端末を用いて商品を購入する場合等、サーバで携帯端末と自動販売機との対応関係を認証して、当該携帯端末と自動販売機とが近距離通信手段を用いた通信を行って、誤りなく取引を行うことができ、更に、予め携帯端末に自動販売機の動作を指定するデータを記憶しておけば、通常は複雑な操作を行って購入しなければならない商品でも、携帯端末からの簡単な操作で購入することができ、利便性を向上させることができるものである。
【0009】
また、本発明に係る自動販売機システムは、サーバが、認証端末からのアクセスがあり、自動販売機番号と、返品の指示と、返品したい商品の商品コードが入力された場合に、当該自動販売機に認証端末の識別番号と、返却処理の指示と、商品コード及び代金データとを送信し、自動販売機が近距離通信手段により携帯端末から受信した識別番号がサーバから受信した番号と一致した場合に当該携帯端末を認証端末と判断し、返却口のロックを解除して開け、商品の返品を受け付け、サーバから指示された代金データに従って代金分の金額が投入された状態に移行するものであり、利用者は、誤って商品を選択してしまった場合に当該商品を返品して、所望の商品を購入することができ、欲しくない商品のために無駄に課金されずに済み、利便性を向上させることができるものである。
【0010】
本発明の実施の形態に係る自動販売機システムについて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る自動販売機システムの構成ブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る自動販売機システムは、利用者が携帯する携帯端末1と、移動通信網3に接続し、携帯端末1を持った利用者にサーバ4からの指示に従って商品販売を行う自動販売機2と、移動通信網3及びインターネット等のネットワークを介して携帯端末1及び自動販売機2と通信可能なサーバ4とから構成されている。
そして、本システムの特徴として、自動販売機2と携帯端末1とがネットワークを介さずに近距離通信手段を用いて直接通信を行うようになっている。
【0011】
尚、ここでは自動販売機2は移動通信網の端末としての機能を備え、移動通信網3を介してサーバ4と通信を行うようにしているが、有線で公衆回線や他のネットワークを介してインターネット接続可能な構成としても構わない。また、本システムは、予め登録された利用者のみがサービスを受けるシステムとなっている。
【0012】
本システムにおいて実現されるサービスについて簡単に説明すると、利用者は、自動販売機2で通常の自動販売機と同様に現金を投入して商品を購入することができ、更に、携帯端末1からサーバ4にアクセスして認証された場合には、サーバ4から送信されるメニューに従って、商品の現金購入、携帯端末による購入、返品といったサービスを受けることができるものである。そして、特に商品購入時には、携帯端末1と自動販売機2とが近距離通信手段を用いた双方向通信を行って取引を行うことが可能となっている。
【0013】
更に、本システムの特徴として、携帯端末による商品の購入の方法が2通りあり、自動販売機2が携帯端末1にメニューを送信し、携帯端末1がメニューの中から選択したデータを自動販売機2に送信して商品を指定する方法(通常の方法)と、予め自動販売機2から受信して携帯端末1に記憶しておいたデータを用いて、特定キーのワンプッシュといった短縮操作で商品を指定する方法(短縮)がある。
【0014】
例えばブレンドコーヒーのように利用者が選択可能な選択肢が多い商品を購入する場合、所望のブレンドを設定する操作が煩雑で時間がかかり、面倒であるが、本システムを用いることにより、1回目に購入した際の商品の選択データを自動販売機2から携帯端末1に送信し、携帯端末1に記憶しておくと、2回目以降は少ない操作で同じブレンドが購入できるものである。
また、従来の自動販売機システムと同様に、携帯端末1を用いた商品購入の場合には、商品の代金は携帯端末1の通話料金に上乗せして徴収されるものである。
【0015】
次に、本システムの各構成部分について具体的に説明する。
携帯端末1は、インターネット接続モードを介してインターネットに接続し、特定のサイトにアクセスすることによりサーバ4に接続するものであり、本システムで実現される種々のサービスを受けるものである。ここで、本システムでは、サーバ4に利用者登録を行った携帯端末1のみがサービスを受けられるものである。
【0016】
更に、本システムの特徴として、携帯端末1は、赤外線通信によって自動販売機2と直接通信するものであり、自動販売機2に対して識別番号を送信し、自動販売機2に認証された場合に、自動販売機2に商品指定等の指示データを送信するものである。本システムの例では、携帯端末1が、自動販売機2との直接通信で自動販売機2に認証された場合に、一旦購入した商品の返品を行うことができるものである。
【0017】
自動販売機2は、サーバ4からの指示に従って、サーバ4から指定された識別番号を備えた携帯端末1を認証した場合に、当該携帯端末1に対してサーバ4からの指示又は携帯端末1からの直接通信による指示に従ってサービスを提供するものである。ここでは、自動販売機2は、タバコやドリンクといった商品の自動販売及び返品の受け付けを行うものとしている。
【0018】
そして、自動販売機2は、商品を販売した場合には、自動販売機2は、販売日時、販売した商品の商品コード、数量、利用者の識別情報等を含む販売履歴をサーバ4に送信し、また、商品の返却を受け付けた場合には、返品された日時、返品された商品の商品コード、利用者の識別番号を含む情報をサーバ4に送信するものである。
【0019】
更に、本システムの特徴として、自動販売機2は、一旦搬出した商品を返品できる返却口28を備え、サーバ4からの指示により利用者からの返品を受け付ける返却処理を行うものである。返却処理については後で詳細に説明する。返却口28は、通常はロックされた状態であるが、サーバ4からの返却処理の指示があった場合に、返却処理の中で自動販売機2の制御により開閉するものである。
【0020】
また、サーバ4は、複数の自動販売機2を統括して、携帯端末1からのアクセスがあると、携帯端末1の要求に応じて、特定の自動販売機2に商品販売の指示や返品受付の指示(返却指示)を送信するものである。また、サーバ4は、データベースを備え、自動販売機2毎の販売品の商品コード及び価格等を含む自動販売機情報や、自動販売機2毎の販売履歴を含む販売情報を記憶し、利用者に課金するための処理を行うものである。
【0021】
更に、サーバ4は、本システムのサービスを受けたい利用者の利用者登録を受け付けるものであり、利用者の携帯端末の識別番号(ID)やパスワード等の利用者情報を記憶しているものである。
【0022】
次に、本システムの各構成部分について具体的に説明する。図2は、本システムで用いられる携帯端末1の構成の一例を示す構成ブロック図である。
図2に示すように、本システムの携帯端末1は、一般的な携帯端末の機能を備えたものであり、無線信号の送受信及び変復調を行う送受信部11と、通信処理及び装置全体の制御を行う制御部12と、データを記憶する記憶部13と、利用者がキー操作を行う入力部14と、赤外線による送受信を行うIrDAポート15と、データを表示する表示部16と、音声を入力して電気信号に変換するマイク17と、電気信号を音声に変換して出力するスピーカ18とから構成されている。
【0023】
ここで、IrDAポート15は、自動販売機2に設けられたIrDAポートと相対して赤外線によるデータの送受信を行うものである。本システムの特徴として、携帯端末1は、自動販売機2と双方向にデータ通信を行うものである。また、ここでは近距離通信手段として赤外線インタフェースを用いているが、特定周波数を用いた近距離通信インタフェース等他の通信手段であってもよい。
【0024】
また、記憶部13には、制御部12における処理プログラム等の他、自己の識別番号(ID)や自動販売機2からIrDAポート15を介して受信したデータが記憶されている。商品購入時に、自動販売機2から受信して記憶部13に記憶しているデータを自動販売機2に送信すると、短縮操作で商品を購入することができるものである。
【0025】
次に、本システムの自動販売機2の構成について図3を用いて説明する。図3は、本システムの自動販売機2の構成ブロック図である。
図3に示すように、本システムの自動販売機2は、通常の自動販売機の制御を行う自動販売制御部31と、選択された商品を搬出する商品搬出部32と、利用者がボタンを押下することにより商品を選択する商品選択ボタン群33と、料金の受け渡しを行う金銭授受部34と、移動通信網に接続してサーバ4と無線通信を行う通信制御部20と、装置全体の制御や本装置の特徴である返却処理を行う制御部21と、販売履歴等のデータを記憶する記憶部22と、スピーカを備え音声メッセージを発生する音声信号発生部23と、販売情報や返却処理に関するガイダンスを表示する表示部24と、販売履歴等を印刷するプリンタ部26と、赤外線の送受信を行うIrDAインタフェース部27と、商品の返品を受け付ける返却口28と、返却口に商品が入れられたことを検出するセンサ29とから構成されている。
【0026】
そして、上記構成部分の内、自動販売制御部31と、商品搬出部32と、商品選択ボタン群33と、金銭授受部34とから構成される部分は、従来の自動販売機にも設けられている部分であるが、自動販売制御部31における処理が従来とは一部異なっている。
また、自動販売機2の外側又は表示部24には、利用者が認識できるように当該自動販売機2の識別番号(自動販売機番号)が記載されている。
【0027】
自動販売機2における本システムの特徴部分について具体的に説明する。
通信制御部20は、通常の携帯電話機の送受信部としての機能を備えたものであり、制御部21から入力された送信データをアンテナを介して無線信号として送信すると共に、アンテナを介してサーバ4からの無線信号を受信して自己の端末番号(ここでは携帯電話番号)と比較して一致した場合に、受信信号を着信信号として制御部21に出力するものである。
【0028】
制御部21は、装置各部を制御するものであり、また、通信制御部20から着信信号が入力されると、着信信号に従った処理を行うものである。
本システムの特徴として、自動販売機2の制御部21は、サーバから返品受付の指示と、携帯端末の識別番号とが送信された場合に、返却処理を開始して返却口28のロックを解除して自動的に開け、センサ29から商品が返却口に投入されたことを示す信号が入力された場合に、返品が完了したと判断して、返却口28を閉じてロックをかけ、当該商品に関する販売履歴として「返品」を記憶するものである。「返品」と記載されている商品には課金しないようになっている。
【0029】
更に、本システムの特徴として、携帯端末による決済だけでなく、現金で商品を購入した利用者であっても、利用者登録を行った携帯端末1を用いてサーバ4にアクセスすれば、商品の返品を行うことができるようにしているものである。制御部21における返却処理については後で詳細に説明する。
【0030】
また、制御部21は、自動販売制御部31から販売情報として商品を識別する商品コードが入力されると、商品コードと数量を対応付けて記憶部3に販売履歴を記憶しておき、一連の販売動作又は返却動作の終了後サーバ4に送信するものである。
このとき、制御部21は、携帯端末1を認証して一旦販売が開始されると、制御部21内のワークエリアに一時的に販売した商品コード及び数量を記憶しておき、同一の商品コードが再度自動販売制御部31から入力されると当該商品コードの数量をインクリメントするようにしている。また、一旦搬出された商品が返却された場合には、当該商品コードに対応する数量をデクリメントする。そして、販売終了の指示が携帯端末1やサーバ4から入力されると、販売日時と、商品コード及び数量を、認証した携帯端末1の識別番号に対応付けて記憶部22に記憶すると共に、それらの情報をサーバ4に送信するものである。
【0031】
返却口28は、本システムの特徴部分であり、返品される商品を投入する部分である。返却口28は、通常はロックされていて開けることはできないが、返却処理が開始されると、制御部21の制御によりロックが解除されて自動的に開くようになっている。また、商品が返品されたことが検出されると、制御部21の制御により自動的に口が閉められ、ロックされるものである。返却口28をロックしておくことにより、返却口内部を清潔に保つことができると共にいたずらを防ぐことができるものである。
【0032】
センサ29は、返却口28に商品が入れられたか否かを検出するものであり、商品が入れられた場合に、制御部21に信号を出力するものである。尚、ここでは、センサ29として赤外線センサや重量センサを想定しているが、別の手段であっても構わない。
更に、販売商品が缶ジュースやタバコ等形状がほぼ一定のものであれば、返却口28内に、商品を一定の向きにおくようなガイドを設け、センサ29として商品の周囲をスキャンするバーコードリーダを設け、返品された商品のバーコードから商品コードを読み取るようにすれば、返却口28に商品が入ったか否かだけではなく、サーバ4から送信された商品コードと、センサ29で読み取った商品コードとを比較して、正しい場合にのみ返品を受け付けるというようにしてもよい。このようにすれば、不正な返品を防ぐことができ、システムの安全性を更に向上させることができるものである。
【0033】
記憶部22は、種々のデータを記憶するものであり、制御部21における処理プログラムや、販売履歴の情報(販売情報)や、利用者をサポートする音声メッセージのデータややガイダンスの表示データ等を記憶しているものである。
音声信号発生部24は、制御部22の指示に従って音声メッセージ又は特定音を発生するものである。
【0034】
自動販売制御部31は、従来の自動販売機部分の商品搬出部32と、商品選択ボタン群33と、金銭授受部34とを制御するものであり、本システムの特徴として、自動販売制御部31は、制御部21からの販売許可が入力された場合に販売可能状態に移行して、商品選択ボタン群33又はその近くに設けられたランプ又はLEDを点灯し、商品選択ボタン群33からの入力や、制御部21を介して入力された携帯端末1からの指示を受け付けるものである。
【0035】
そして、自動販売制御部31は、商品選択ボタン群33又は携帯端末1からの入力に応じて商品搬出部32に指示を出力して商品の自動販売を行い、販売商品を識別する商品コードを制御部21に出力するものである。ここでは、自動販売制御部31は、商品が1回搬出される毎に販売された商品の商品コードを制御部21に出力するようにしている。
【0036】
また、自動販売制御部31は、従来の自動販売機と同様に、金銭授受部34から商品の価格以上の金銭が投入された場合に、販売可能状態に移行して、商品選択ボタン群33からの入力を受け付けるものである。この場合には、後から課金する必要がないので、商品コードを制御部21に出力しなくても構わないが、現金販売である旨の識別子を付して商品コードを制御部21に出力すれば、商品の販売動向を調査してマーケティングに応用するといったことも可能となるものである。
【0037】
次に、本システムの動作について説明する。
まず、本システムにおける利用者登録について図1を用いて説明する。
携帯端末1を用いて本システムのサービスを受けるためには、利用者は予め利用者登録を行うことが必要となっている。
具体的には、利用者が携帯端末1からインターネット接続モードの特定のサイトにアクセスして、「利用者登録」のメニューを選択し、指示に従って携帯端末番号(識別番号)や氏名、及び住所や電話番号等の連絡先といった必要事項を入力すると、入力データがサーバ4に送信されて一時的に記憶される。
【0038】
そして、サーバ4の操作を行う権限を有するシステムの管理者5が、サーバ4に一時的に記憶された情報が正しい情報であるかどうかをチェックして、正しければ当該利用者の利用者登録を受け付ける。ここで、利用者登録の受け付けが可能な場合には、利用者にパスワードを入力してもらい、氏名等の情報とパスワードとを対応付けて利用者情報としてサーバ4のデータベースに登録する。このようにして利用者登録が行われるものである。
【0039】
次に、本システムにおけるサービスの基本的な動作について図1及び図4を用いて説明する。図4は、本システムにおける商品購入時の動作を示す説明図である。
図4に示すように、本システムの利用者が携帯端末1を用いて自動販売機2を利用しようとする場合、利用者は、インターネット接続モードからサーバ4が提供するサイトにアクセスする(101)。サーバ4は、利用者が正当な利用者、つまり利用者登録が為されている利用者からのアクセスであるかどうかを確認するため、パスワードを要求する(102)。
【0040】
利用者が携帯端末1からパスワードを送信すると(103)、サーバ4では、発信者番号と入力されたパスワードとをデータベースに記憶している利用者登録の携帯端末番号(識別番号)及びそれに対応するパスワードと比較して、パスワードが正しければ、利用者を認証して当該携帯端末1を認証端末とみなし、本システムのサービスのメニューを送信する(104)。これにより、携帯端末1はサービスを受けられるものであり、ここまでは、商品購入時も商品返却時も同じ処理となっている。
【0041】
メニューとしては、「携帯端末による商品購入(通常)」、「携帯端末による商品購入(短縮)」「携帯端末による返品」「現金による返品」「終了」等があり、サーバ4がそれぞれに対応した処理プログラムを備え、予め決められたシーケンスに従って携帯端末1又は自動販売機2と通信するようになっているものである。
【0042】
また、処理103で携帯端末1から送信されたパスワードが、利用者登録の情報と異なる場合には、サーバ4は当該端末は登録されていないのでサービスが受けられない旨を送信し、システムの利用を拒否する。これにより、身元のはっきりした人しかサービスを受けることができないため、システムの不正利用を防ぐことができ、システムの安全性や信頼性を高めることができるものである。
【0043】
処理104でメニューが表示され、利用者が「商品購入(通常)」を選択して(105)、利用したい自動販売機2に掲示又は表示されている自動販売機番号を入力すると(106)、入力データはサーバ4に送信され、サーバ4は指定された自動販売機2を発呼して別回線で接続して、販売指示と、認証端末の識別番号(携帯端末のID、例えば携帯電話番号)を送信する(108)。
【0044】
そして、自動販売機2は、サーバ4からの着信があると、認証端末の識別番号を記憶しておき、制御部21が、携帯端末1の識別番号を要求する音声メッセージや表示ガイダンスを出力するよう音声発生部23又は表示部24に指示を出力し、音声メッセージや表示ガイダンスで識別番号の送信を要求する(109)。
【0045】
利用者は、携帯端末1のIrDAポート15から赤外線通信で携帯端末1の識別番号を送信し、自動販売機2のIrDAインタフェース部27が識別番号データを受信すると、制御部21が、サーバ4から受信した認証端末の識別番号と比較し、一致すれば、認証された利用者であると判断して、サーバ4からの販売指示に従って自動販売制御部31に販売可能状態に移行する指示を出力する。
【0046】
それと共に、制御部21は、IrDAインタフェース部27を介して携帯端末1に当該自動販売機2で販売している商品のリスト(メニュー)を送信し(111)、携帯端末12がIrDAポート15でメニューを受信して表示部16に表示し、利用者は、入力部14で商品を選択してIrDAポート15から自動販売機2に送信する。
【0047】
ここで、自動販売機2から携帯端末1に送信されるメニューの例について説明する。メニューは、当該自動販売機2で販売している商品であるが、例えば、「ブレンドコーヒー」コーヒー等の飲み物を例にとって説明すると、最初に「ブレンドコーヒー」「ココア」「紅茶」といったメニューが表示され、そこで「ブレンドコーヒー」を選択すると、次は豆の種類、その次はアイスかホットか、そして砂糖の量やミルクの量というように、複数のパラメータを利用者が好みに合わせて順次選択できるようにしているものである。
【0048】
従って、利用者は、「ブレンドコーヒー」を選択し、次に「モカ」を選択し、という具合に、最後のパラメータまで順次送信して設定を行い、最後に設定一覧を確認して「OK」を送信すると、一連の選択データに対応したブレンドが決まり、好みのブレンドのコーヒーが入手できるものである。尚、ここで入力された一連の選択データは、商品の種類と一対一に対応する商品コードと同様に扱うことができるものである。
【0049】
また、上述した例のように複数のパラメータがある場合、数多くの組み合わせの中から典型的な組み合わせのブレンドを数種類用意しておき、ブレンド毎に商品コードを付してこれらをメニューとして自動販売機2から携帯端末1に送信してもよく、利用者は、まず豆を決め、次にアイスかホットかを決め、次は砂糖、その次はミルク、という具合いに何度も選択操作をしなくて済み、自分の好みに近いものを簡単に指定できるものである。
【0050】
自動販売機2の制御部21は、選択された商品の商品コードを自動販売制御部31に出力し、自動販売制御部31は、指示に応じて商品搬出部32から商品を搬出し、自動販売制御部31が搬出した商品の商品コードを制御部21に送出する。
尚、端末1が認証された後の商品の選択は、携帯端末1から行わなくても、通常通りに商品選択ボタン群33を押下することによって選択しても構わない。
【0051】
販売された商品の情報は、携帯端末1又は商品選択ボタン群33から購入終了指示が入力された場合に、制御部21から通信制御部20を介してサーバ4に送信され、サーバ4にて認証された利用者に対応付けて記憶され、管理者5が定期的に集計して利用者毎に課金するようになっている。このようにして商品購入が行われるものである。
【0052】
更に、ここでは図示を省略するが、本システムの自動販売機2と携帯端末1とが双方向に近距離通信を行うことを利用して、自動販売機2が持っているデータを携帯端末1に送信して記憶させておくことも可能である。
例えば、上述したように複雑な設定の飲み物を自動販売機2の選択ボタンで注文した場合に、「このデータを端末に保存する」といったメニューを自動販売機2から携帯端末1に送信しておき、上述したように一連の選択データから成る商品コードを保存してもよい。保存する場合には、自動販売機2のIrDAインタフェース部27から携帯端末1のIrDAポート15に対して豆の種類や砂糖やミルクの量まで細かく指定したデータ(商品コードに相当)を転送し、携帯端末1の記憶部13に記憶しておく。
【0053】
このように、携帯端末1において自動販売機2が特定できる商品のデータを記憶している場合には、次回からは、利用者は、当該携帯端末1を用いてサーバ4にアクセスして、サーバ4で認証された後に、「メニュー」で「携帯端末を用いた商品購入(短縮)」を選択することにより、自動販売機2に対して携帯端末1からの簡単な操作で、いつでも自分の好みに合わせたブレンドの飲み物を購入することができるものであり、一層利便性を向上させることができるものである。
【0054】
また、ここでは商品の選択は自動販売機2から携帯端末1に対してメニューを送信するようにしたが、自動販売機2で端末が認証された場合には直ちに自動販売機2が販売可能状態に移行して、従来の自動販売機と同様に商品選択ボタン群33を押して商品を選択するようにしてもよい。この場合にも、課金は、サーバ4において認証端末に対応付けて記憶されている利用者に対して為されるものである。
【0055】
次に、本システムの特徴となっている商品の返品時の動作について図5を用いて説明する。図5は、商品返品時の動作を示す説明図である。
図5に示すように、処理201〜204は、図4に示した商品購入時と同様であり、処理204で表示されたメニューから「返却」を選択する。ここでは携帯端末を用いた返品と、現金による返品の両方について説明する。
現金で商品を購入したものの、間違えたことに気付いた場合には、図5に示す動作を行う。図4に示したように、携帯端末1を用いて商品を購入してから直ちに返却する場合には、サーバ4との通信中であれば携帯端末1からサーバ4にメニューを要求し、利用者が携帯端末1の表示部に表示されたメニューから「返却」を選択する。
【0056】
更に、携帯端末1から自動販売機2の自動販売機番号が送信されると、サーバ4は、データベースに記憶している自動販売機情報を参照して、当該自動販売機2において販売されている商品の一覧表を携帯端末1に送信し、返品希望の商品を選択するよう促す(207)。
【0057】
そして、サーバ4は、別回線で自動販売機2に接続し、自動販売機2に返品受付の処理を行うよう指示を出力し、サーバ4にて認証した認証端末の識別番号を自動販売機2に送信する(208)。
【0058】
処理207を受けて携帯端末1からサーバ4に返品希望商品が送信される(209)と、サーバ4は、データベースの自動販売機情報を参照して、返品希望商品の商品コードと代金データを自動販売機2に送信する(210)。
自動販売機2で返品希望商品の商品コードと代金データを受信すると、自動販売機2は返却処理に移行して、商品の返品を受け付ける処理を行う。このようにして、本システムにおける返品時の動作が行われるものである。
【0059】
次に、自動販売機2における返却処理について図6を用いて説明する。図6は、自動販売機2における返却処理のフローチャート図である。
図6に示すように、自動販売機2の制御部21は、携帯端末1の利用者に向けて、携帯端末1の識別番号を送信するよう、音声又は表示メッセージを出力する(300)。そして、IrDAインタフェース27において携帯端末1から送信された赤外線信号に含まれる携帯端末のIDを受信して、携帯端末のIDが制御部21に入力されると(302)、制御部21は、入力されたIDが、サーバ4から受信して記憶しておいた(図5の処理208)認証端末のIDと一致するかどうかを判断し(304)、一致しなければ「この端末は認証されていないので、返品は受け付けられません」といったメッセージを出力して処理を終わる。
【0060】
また、処理304で認証OKであれば、制御部21は、返却口28のロックを解除して返却口28を開ける(306)。そして、「返品する商品を返却口に入れて下さい」といったガイダンスを出力し(308)、商品が返却されたかどうかを監視する(310)。商品が返却されたかどうかの監視は、上述したようにセンサ29によって行われるものである。
【0061】
そして、処理310において、センサ29から商品が返却されたことを示す信号が入力されると、制御部21は、返却口を閉じてロックし(312)、携帯端末による返品であれば、返品された商品名を販売履歴から削除し、サーバ4に返品完了の報告を送信する(314)。又は返品された商品に対応する代金データとしてして「返品」を記憶して代金を「0」とするようにしてもよい。
【0062】
また、現金購入の利用者であった場合には、処理312において商品が返品されたことを確認すると、制御部21は、図5の処理210でサーバ4から受信した代金データに基づいて、当該代金分の金額が投入された状態、つまり当該代金分の商品を購入できる状態に移行して、サーバ4に返却完了の報告を送信する。このようにして本システムの自動販売機2における返却処理が行われるものである。
【0063】
また、ここでは携帯端末による課金の場合、返品された商品は販売履歴から削除するようにしており、代金データも戻すようにしているが、商品だけ交換可能とし、代金データは戻さないようにすることも考えられる。この場合には、制御部21は、販売履歴の返品された商品コードに対応して「返品」を記入して、利用者に対して、返品した商品の代金と等しい他の商品の購入を促すメッセージを出力する。そして、別の商品が選択されるとその商品を搬出し、返品された商品の代金と、新たに購入した商品との差額を課金するよう販売履歴に記憶する。このようにすれば利用者にとっては買い間違えた商品の代金を払う代わりに、その代金を用いて所望の商品を買い直すことができるものである。
このようにして本システムにおける返却処理が行われるものである。
【0064】
本発明の実施の形態に係る自動販売機システムによれば、サーバ4に予め利用者登録されている携帯端末1からアクセスがあり、当該端末1がサーバ4で認証された場合に、サーバ4が、自動販売機2に当該認証端末の識別番号を送信し、自動販売機2が、サーバ4から認証端末の番号を受信して記憶しておき、更に、近傍に位置する携帯端末から近距離通信で送信された携帯端末の識別番号を受信した場合に、サーバ4から受信した認証端末の識別番号と近距離通信で受信した携帯端末の識別番号とを比較して、一致した場合に、近傍に位置する携帯端末を認証し、当該認証端末と近距離相互通信を行って携帯端末から送信される指示に従って動作するようにしているので、自動販売機2がサーバ4から指定された携帯端末を認証して取引を行うことにより、誤りなく取り引きすることができ、また、自動販売機2から携帯端末に送信したデータを携帯端末が記憶しておけば、そのデータを用いて簡単な操作で自動販売機2を利用することができ、利用者の操作を大幅に軽減し、利便性を向上させることができる効果がある。
【0065】
また、本システムによれば、サーバ4が、認証端末から、特定の自動販売機2が指定され、商品返品の指示と返品希望の商品を指定するデータとが入力された場合に、自動販売機に認証端末の識別番号と、前記返品希望の商品の代金データとを含む返却受付の指示を送信し、自動販売機2が、商品を返却する返却口28と、返却口28に商品が返却されたことを検出するセンサ29とを備え、サーバ4から認証端末の識別番号と返却受付の指示とを受信して、IrDAインタフェース27を介して識別番号が入力された携帯端末を認証した場合に、返却口28を開け、センサ29が商品が返却されたことを検出すると、商品を回収して返却口28を閉じ、返却受付の指示に含まれる代金データに従って、返品された商品の代金分の商品の購入が可能な状態に移行するようにしているので、利用者が操作を誤って希望の商品とは違う商品を購入してしまった場合に、不要な商品を返品して再度購入し直すことができ、不要な商品の代金を支払わずに済み、利便性を向上させることができる。
【0066】
また、本システムによれば、自動販売機2が、携帯端末による返品を受け付けた場合には、当該商品の販売履歴を訂正するようにしているので、利用者は、誤って欲しくない商品を選択してしまった場合でも、その商品を返却して代金データを戻すことができ、不要な商品の代金を払わなくて済み、利便性を向上させることができる効果がある。
【0067】
また、本システムによれば、返却口28が、通常はロックされており、サーバ4から返却受け付け指示が送信され、更に近傍にいる携帯端末1が認証された場合に、制御部21の制御によって返却口28のロックを解除し、返品が完了すると再びロックするようにしているので、返却口28の内部を清潔に保つことができると共に返却口28から返品商品以外のものを投入されるいたずらを防ぐことができる効果がある。
【0068】
また、本システムは予め登録された利用者のみが利用可能なものであり、認証されてから購入や返品のサービスを受けるので、利用者の個人情報が明確であり不正利用を防ぐことができる効果がある。
また、利用者登録の際に、予め設定された基準や利用者の選択に応じて、利用者毎に当該利用者が利用できるサービス(自動販売機2の機能)を制限して登録しておき、携帯端末1からサーバ4にアクセスがあって認証した場合に、当該携帯端末1が許可されているサービスのメニューのみを表示するようにしてもよく、自動販売機2で利用者に応じたサービスを提供できる効果がある。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、サーバが、アクセスがあった携帯端末から入力されたパスワードが携帯端末に対応して登録されているパスワードと一致した場合に、当該携帯端末を認証端末と判断し、認証端末から特定の自動販売機が指定されると、認証端末の識別番号を自動販売機に送信するサーバであり、自動販売機が、近距離通信手段を備え、サーバから送信される認証端末の識別番号を記憶しておき、近距離通信手段から入力された任意の携帯端末の識別番号が前記記憶されている識別番号と一致した場合に、任意の携帯端末を認証端末と判断し、認証端末から近距離通信手段を介して入力される指示に従って動作を行う自動販売機である自動販売機システムとしており、携帯端末を用いて商品を購入する場合等、サーバで携帯端末と自動販売機との対応関係を認証して、当該携帯端末と自動販売機とが近距離通信手段を用いた通信を行って、誤りなく取引を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動販売機システムの構成ブロック図である。
【図2】本システムで用いられる携帯端末1の構成の一例を示す構成ブロック図である。データ送受信用携帯端末の概略図
【図3】本システムの自動販売機2の構成ブロック図である。
【図4】本システムにおける商品購入時の動作を示す説明図である。
【図5】商品返品時の動作を示す説明図である。
【図6】自動販売機2における返却処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…携帯端末、 2…自動販売機、 3…移動通信網、 4…サーバ、 5…管理者、 11…送受信部、 12…制御部、 13…記憶部、 14…入力部、 15…IrDAポート、 16…表示部、 17…マイク、 18…スピーカ、 20…通信制御部、 21…制御部、 22…記憶部、 23…音声信号発生部、 24…表示部、 26…プリンタ部、 27…IrDAインタフェース部、 28…返却口、 29…センサ、 31…自動販売制御部、 32…商品搬出部、 33…商品選択ボタン群、 34…金銭授受部

Claims (1)

  1. 通信網を介して携帯端末及び自動販売機と接続可能であり、サービスを利用可能な携帯端末の識別番号とパスワードとを対応付けてデータベースに登録しておくサーバと、
    前記サーバからの指示に従って動作する自動販売機とを備えた自動販売機システムであって、
    前記サーバが、アクセスがあった携帯端末から入力されたパスワードが前記携帯端末に対応して登録されているパスワードと一致した場合に、前記携帯端末を認証端末と判断し、前記認証端末から特定の自動販売機が指定されると、前記認証端末の識別番号を前記自動販売機に送信するサーバであり、
    前記自動販売機が、近距離通信手段を備え、前記サーバから送信される前記認証端末の識別番号を記憶しておき、前記近距離通信手段から入力された任意の携帯端末の識別番号が前記記憶されている識別番号と一致した場合に、前記任意の携帯端末を前記認証端末と判断し、前記認証端末から前記近距離通信手段を介して入力される指示に従って動作を行う自動販売機であることを特徴とする自動販売機システム。
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