JP4659778B2 - 密封型ラッシュアジャスタ及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法 - Google Patents

密封型ラッシュアジャスタ及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法 Download PDF

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本発明は、密封型ラッシュアジャスタ及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法に関し、特に液体と気体とで満たされたリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタ及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法に関する。
従来、内燃機関の吸排気弁とシリンダヘッドとの間に設けられたバルブクリアランスを自動的に略零に調整するラッシュアジャスタが実用化されている。このラッシュアジャスタによれば、機能面では吸排気弁とシリンダヘッドとの干渉で発生する打音が解消されるとともに、メンテナンス面ではバルブクリアランスを定期的に点検調整する作業が不要化される。ラッシュアジャスタには、例えばエンジンオイルを利用する外部給油型がある。この外部給油型ラッシュアジャスタの場合、エンジンオイルの注入量が不適切であったり、劣化したオイルがそのまま使用されていたりするとエアや異物がオイルに混入する虞が増大し、これらの要因によりラッシュアジャスタの機能が損なわれる場合がある。すなわち、外部給油型ラッシュアジャスタにおいては、エンジンオイルのメンテナンスの良否によってラッシュアジャスタの機能が左右されてしまう。
これに対して、ラッシュアジャスタにはオイル等の液体が密封された密封型ラッシュアジャスタがあり、係る密封型ラッシュアジャスタによれば、上述の機能阻害要因を排除できる。なお、本発明と関連性があると考えられる技術が例えば特許文献1から5までで提案されている。
実開平2−119907号公報 特開昭61−066811号公報 特開平5−288019号公報 実公平2−010242号公報 実公平5−043842号公報
ところで密封型ラッシュアジャスタでは、プランジャが短縮した時に高圧室からリザーバ室に押し出された液体がリザーバ室内で気体を圧縮するため、これにより内圧が上昇する。しかしながら、密封型ラッシュアジャスタは元来、リザーバ室の容積が小さいことから、リザーバ室内に封入された気体の体積も元々小さいものとなっている。このため密封型ラッシュアジャスタでは、気体の体積が小さいことに起因してプランジャ短縮時の内圧上昇、すなわちプランジャが最伸張状態にあるときと最短縮状態にあるときとの内圧差(以下、単に作動時の圧力差と称す)が大きなものとなる。この点、作動時の圧力差が大きいことに起因して、密封型ラッシュアジャスタには以下に示す課題がある。
密封型ラッシュアジャスタでは、プランジャ短縮時には内圧が大きく上昇することから、プランジャが伸張すると内圧は逆に大きく低下する。そしてこのとき大きな内圧低下に伴い、液体に溶解していた気体が、液体中に気体として発生することがある。例えばリザーバ室内に封入する気体には空気を適用できるが、この場合には特に空気が液体に溶解し易いことに起因して、逆に大きな内圧低下に伴い溶解していた空気が液体中に気体としてより発生し易くなり、またその発生量も多くなる。そして係る気体の発生が高圧室内で起こると、プランジャ短縮時に高圧室内で液体だけでなく、発生した気体も圧縮されるようになることから、ラッシュアジャスタとしての機能が損なわれ、吸排気弁の着座音などの異音が発生する虞がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、プランジャ短縮時の内圧上昇を低く抑制し、以ってラッシュアジャスタとしての機能が損なわれることを抑制できる密封型ラッシュアジャスタ及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は液体とともに気体で満たされたリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタであって、前記気体として、大気圧よりも低く減圧された状態で封入された気体を前記リザーバ室内に有することを特徴とする。ここで、本発明は減圧封入した気体をリザーバ室内に有することで、内圧そのものの大きさだけでなく、さらに作動時の圧力差も小さくできるという新たな知見に基づくものであり、係る点に着目した本発明によれば、プランジャ短縮時の内圧上昇を低く抑制できる。したがって本発明によれば、作動時の圧力差が大きいことに起因して、ラッシュアジャスタとしての機能が損なわれることを抑制できる。
また本発明は液体とともに気体で満たされたリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタであって、前記気体として、前記プランジャが最も伸張した状態よりも短縮した状態で封入された気体を前記リザーバ室内に有することを特徴とする。ここで、本発明はプランジャが最伸張状態よりも短縮した状態で封入された気体をリザーバ室内に有することで、作動時の圧力差を小さくできるという新たな知見に基づくものであり、係る点に着目した本発明によれば、プランジャ短縮時の内圧上昇を低く抑制できる。したがって本発明によれば、作動時の圧力差が大きいことに起因して、ラッシュアジャスタとしての機能が損なわれることを抑制できる。
また本発明は液体とともに気体で満たされるリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタに、前記気体を封入するための密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法であって、前記気体を大気圧よりも低く減圧した状態で前記リザーバ室内に封入することを特徴とする。
また本発明は液体とともに気体で満たされるリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタに、前記気体を封入するための密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法であって、前記気体を前記プランジャが最も伸張した状態よりも短縮した状態で前記リザーバ室内に封入することを特徴とする。
本発明によれば、プランジャ短縮時の内圧上昇を低く抑制し、以ってラッシュアジャスタとしての機能が損なわれることを抑制できる密封型ラッシュアジャスタ及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1は密封型ラッシュアジャスタ(以下、単にラッシュアジャスタと称す)100の構成を示す図である。ラッシュアジャスタ100は、ボディ1と、プランジャ2と、チェック弁3と、プランジャスプリング4と、シール部材5と、ボールプラグ6と、キャップリテーナ7とを有して構成されている。
ボディ1は有底円筒状の部材であり、円筒内にはプランジャ2が中心軸線と平行な方向で摺動自在に嵌挿されている。ボディ1の先端部には、プランジャ2の突出を規制するためのキャップリテーナ7が配設されている。プランジャ2は円柱状の部材であり、内部にはリザーバ室10が形成されている。なお、リザーバ室10は適宜の形状に形成されていてよい。プランジャ2の先端側にはオイル(液体)を注入するための注入孔2aが形成されており、さらにこの注入孔2aには注入したオイルや気体を密封するためのボールプラグ6が圧入されている。
オイルはリザーバ室10内に規定量注入されており、リザーバ室10の残りの空間には気体が存在する。本実施例ではこの気体に空気が適用されている。但しこれに限られず、気体には空気以外の気体が適用されてもよい。なお、密封するオイルには例えばシリコンオイルを適用できる。
プランジャ2の後端部には高圧室11と連通する連通孔2bが形成されており、さらにこの連通孔2bにはチェック弁3が配設されている。プランジャ2の後端側には高圧室11が形成され、この高圧室11にはプランジャスプリング4が配設されている。チェック弁3は、プランジャスプリング4がプランジャ2を先端側へ突出するように付勢する際に開いて、リザーバ室10から高圧室11へのオイルの移動のみを許容し、その逆の移動を遮断する。
またプランジャ2には、摺動面からリザーバ室10に通じるリサイクル孔2cが、リザーバ室10側の開口部が、使用状態で常にオイルの油面Lよりも高圧室11側になるように形成されている。なお、このラッシュアジャスタ100は、鉛直方向に対して45度傾斜した状態で内燃機関(図示省略)に組み付けられるため、図1では油面Lを45度傾斜した状態で示している。
リサイクル孔2cは、中心軸線に向かって中心軸線と直交するように形成されており、プランジャ2の摺動面には、リサイクル孔2cと同じ高さ(摺動方向における位置)で一周に亘って溝部2dが形成されている。さらに、摺動方向先端側のプランジャ2の摺動面には溝部2eが一周に亘って形成されており、この溝部2eには外部へのオイル漏洩を防止するためのシール部材5が配設されている。
このシール部材5は、ボディ1とプランジャ2との間の僅かな隙間をリサイクル孔2cよりも先端側でシールしている。シール部材5には例えば断面X文字状に2つのリップを有するXシールを適用できる。但しこれに限られず、シール部材5にその他のシール用部品など適宜のシール手段を適用してよい。また、ラッシュアジャスタ100はシール部材5のほかに、例えばさらに外部からのエンジンオイルの侵入を防止或いは抑制するためのシール手段を備えていてもよい。
上述の構成で、次にプランジャ2短縮時のラッシュアジャスタ100の内圧変化について詳述する。図2乃至図4はプランジャ2短縮時のラッシュアジャスタ100の内圧変化の様子をグラフで示すものであり、具体的には図2では気体を大気圧で封入した場合の内圧変化の様子を、図3では気体を加圧した状態で封入した場合の内圧変化の様子を、図4では気体を大気圧よりも減圧した状態で封入した場合の内圧変化の様子を夫々示している。またこれらの図では、同時に一般的な使用温度が130℃、80℃、20℃または−30℃であった場合について夫々内圧変化の様子を示している。なお、図2から図4まで夫々で、気体はプランジャ2が最伸張状態にあるときに封入されている。またこれらの図で縦軸及び横軸のスケールは互いに同一となっている。
図2乃至図4では、縦軸が内圧を示しており、横軸がプランジャ2の最伸張状態を原点として、この状態からのプランジャ2の移動量を示している。したがって、横軸を右にいくほどプランジャ2は短縮されることになり、横軸の右端でプランジャ2は最短縮状態となる。図2乃至図4から、気体を大気圧封入した場合、気体を加圧封入した場合、及び減圧封入した場合夫々でプランジャ2が短縮されるほど内圧が上昇することがわかる。一方、これらの図を比較すると、図4に示す減圧封入した場合が一番、内圧が全体的に低く分布していることがわかる。さらにこれらの図を比較すると、図4に示す減圧封入した場合が、作動時の圧力差が一番小さくなっていることがわかる。なお、これらの図から同一の温度で比較しても、同様にその傾向が認められることがわかる。
すなわち、図2乃至図4から減圧封入された気体をリザーバ室10内に有することで、プランジャ2短縮時の内圧上昇が低く抑制されることがわかる。このため本実施例に係るラッシュアジャスタ100Aは、大気圧よりも低く減圧された状態でリザーバ室10内に封入された気体を有しており、これにより例えば大気圧封入した気体や加圧封入した気体を有する場合と比較して、プランジャ2短縮時の内圧上昇を低く抑制できる。
なお、図4が本実施例に係るラッシュアジャスタ100Aに対応するものとなっており、図2または図3に対応するラッシュアジャスタ100は大気圧封入された気体、或いは加圧封入された気体を有する点で、ラッシュアジャスタ100Aとは異なるものとなっている。また図2に示す「U−P」及び「L−P」は、一般的な使用温度範囲(ここでは−30℃から130℃まで)において、大気圧封入した気体を有するラッシュアジャスタ100で発生し得る最大内圧及び最小内圧を示すものである。以上により、プランジャ2短縮時の内圧上昇を低く抑制し、以ってラッシュアジャスタとしての機能が損なわれることを抑制できるラッシュアジャスタ100Aを実現できる。
本実施例に係るラッシュアジャスタ100Bは、プランジャ2が最も伸張した状態(最伸張状態)よりも短縮した状態で封入された気体をリザーバ室10内に有する点以外、実施例1に係るラッシュアジャスタ100Aと同一のものとなっている。このラッシュアジャスタ100Bについて詳述するにあたって、次に密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法について詳述する。図5はラッシュアジャスタ100Bの一連の製造工程を模式的に示す図であり、この製造工程では、リザーバ室10内に気体を封入するための工程が工程5として含まれている。
工程1はラッシュアジャスタ100Bを組み立てる工程である。但しこの工程1ではまだプランジャ2の注入孔2aにボールプラグ6を圧入しない。工程2はオイルの入った容器中にラッシュアジャスタ100Bを入れて、ラッシュアジャスタ100Bをオイルに浸す工程である。このとき専用治具を使用してプランジャ2を最短縮状態に固定し、容器内のオイルに浸す。工程3は容器に接続した真空ポンプでオイルを脱気し、その後大気圧に戻してラッシュアジャスタ100Bにオイルを充填する工程である。このときラッシュアジャスタ100Bの気体も脱気により吸い出され、代わりにオイルが入ることから、リザーバ室10及び高圧室11にオイルを充填することができる。
工程3´ではラッシュアジャスタ100Bを容器から取り出すとともに、ラッシュアジャスタ100Bから治具を取り外してプランジャ2を最伸張状態に戻す。これにより、次工程でオイルの吸い出し時間を短縮できる。工程4は、プランジャ2の注入孔2aに油吸引管を差込み、リザーバ室10のオイルを吸い出す工程である。このようにしてオイルを吸い出すことで、高圧室11にオイルが充填された状態でオイルの封入量を適正に調整できるとともに、高圧室11に気体が混入するといった事態を回避できる。工程5は、プランジャ2の注入孔2aにボールプラグ6を圧入し、ラッシュアジャスタ100Bを密封することにより、気体を封入する工程である。これによりラッシュアジャスタ100Bが完成する。
ここで、例えばさらに上記工程5を大気圧よりも低く減圧された製造雰囲気下で行うことで、気体を大気圧よりも低く減圧した状態でリザーバ室10内に封入する密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法を実現できる。具体的には例えば工程3に示したのと同様、ラッシュアジャスタ100Aを容器で囲い、この容器内を減圧することで、大気圧よりも低く減圧された製造雰囲気を実現できる。また例えば大気圧よりも低く減圧された減圧室内で上記工程5を行うことで、大気圧よりも低く減圧された製造雰囲気を実現できる。但しこれに限られず、その他の適宜の方法で密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法が実現されてもよい。この点、本実施例では工程5を大気圧下で行うようにしているが、例えば工程5を上記のように減圧された製造雰囲気下で行ってもよい。すなわち、ラッシュアジャスタ100Bは、大気圧よりも低く減圧された状態でリザーバ室10内に封入された気体を有してもよい。
一方、本実施例では上記工程4と工程5との間でプランジャ2を所定値L1だけ最伸張状態から短縮させた上で、プランジャ2を固定している。固定は例えば専用治具などを用いて行うことができる。そして工程5では、プランジャ2を所定値L1だけ短縮させたままの状態でボールプラグ6が圧入される。これにより、プランジャ2が最伸張状態よりも短縮した状態で封入された気体をリザーバ室10内に有するラッシュアジャスタ100Bを実現できる。同時にこのようにして、プランジャ2が最伸張状態よりも短縮した状態で気体を封入する密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法を実現できる。
図6は、気体封入時のプランジャ2の位置に応じたラッシュアジャスタ100Bの内圧特性をグラフで示す図である。図6では縦軸が内圧を示しており、横軸が気体を封入したときの最伸張状態からのプランジャ2の短縮量を示している。また図6では、内圧として一般的な使用温度範囲(ここでは−30℃から130℃まで)でラッシュアジャスタ100Bに発生し得る(以下の下線部とともにご確認下さい)最高内圧Maxと最低内圧Minとを示すとともに、さらにこれらに対応する圧力差Rも示している。なお、図6に示す「U−P」及び「L−P」は実施例1で前述した図2に示す「U−P」及び「L−P」と同一のものとなっている。
図6から、プランジャ2の短縮量が大きくなるほど、すなわちプランジャ2が最伸張状態からより大きく短縮した状態で気体が封入されるほど、内圧が低下することがわかる。また図6から最短縮状態で発生する最高内圧Maxのほうが最伸張状態で発生する最低内圧Minよりも、より大きく内圧が低下することがわかる。このため、これらに対応する圧力差Rもプランジャ2の短縮量が大きくなるほど小さくなることがわかる。
さらにこれら最高圧力Maxと最低圧力Minとが示す傾向は、ある同じ使用温度下で発生する最高内圧と最低内圧とについても同様となることから、これらに対応する圧力差Rが小さくなることで、作動時の圧力差も小さくなる。このため本実施例に係るラッシュアジャスタ100Bによれば、プランジャ2短縮時の内圧上昇を低く抑制できる。以上により、プランジャ2短縮時の内圧上昇を低く抑制し、以ってラッシュアジャスタとしての機能が損なわれることを抑制できるラッシュアジャスタ100B及び密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法を実現できる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
ラッシュアジャスタ100の構成を示す図である。 プランジャ2短縮時のラッシュアジャスタ100の内圧変化の様子をグラフで示す図であり、気体を大気圧封入した場合の様子を示している。 プランジャ2短縮時のラッシュアジャスタ100の内圧変化の様子をグラフで示す図であり、気体を加圧封入した場合の様子を示している。 プランジャ2短縮時のラッシュアジャスタ100の内圧変化の様子をグラフで示す図であり、気体を減圧封入した場合の様子を示している。 ラッシュアジャスタ100Bの一連の製造工程を模式的に示す図である。 気体封入時のプランジャ2の位置に応じたラッシュアジャスタ100Bの内圧特性をグラフで示す図である。
符号の説明
1 ボディ
2 プランジャ
3 チェック弁
4 プランジャスプリング
5 シール部材
6 ボールプラグ
7 キャップリテーナ
10 リザーバ室
11 高圧室
100 密封型ラッシュアジャスタ

Claims (4)

  1. 液体とともに気体で満たされたリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタであって、
    前記気体として、大気圧よりも低く減圧された状態で封入された気体を前記リザーバ室内に有することを特徴とする密封型ラッシュアジャスタ。
  2. 液体とともに気体で満たされたリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタであって、
    前記気体として、前記プランジャが最も伸張した状態よりも短縮した状態で封入された気体を前記リザーバ室内に有することを特徴とする密封型ラッシュアジャスタ。
  3. 液体とともに気体で満たされるリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタに、前記気体を封入するための密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法であって、
    前記気体を大気圧よりも低く減圧した状態で前記リザーバ室内に封入することを特徴とする密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法。
  4. 液体とともに気体で満たされるリザーバ室を有する密封型ラッシュアジャスタに、前記気体を封入するための密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法であって、
    前記気体を前記プランジャが最も伸張した状態よりも短縮した状態で前記リザーバ室内に封入することを特徴とする密封型ラッシュアジャスタの気体封入方法。
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