JP6220729B2 - 高圧燃料供給ポンプ、高圧燃料供給ポンプの気密試験方法及び製造方法 - Google Patents

高圧燃料供給ポンプ、高圧燃料供給ポンプの気密試験方法及び製造方法 Download PDF

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本発明は、高圧燃料供給ポンプに係り、特に、内燃機関の燃料噴射弁に高圧燃料を圧送するに好適な高圧燃料供給ポンプに関する。また、吐出される燃料の量を調節する可変容量機構を備えた高圧燃料供給ポンプに関する。
特開2013−194616号公報に記載されている従来の高圧燃料供給ポンプでは、燃料噴射弁に供給する高圧燃料の量を調整する電磁吸入弁を備えている。電磁吸入弁はコイル通電のON−OFFで吸入弁の開閉運動を制御することができ、これにより燃料供給量を制御することができる。電磁吸入弁取付け部の燃料シールはポンプハウジングと電磁吸入弁とで形成された溝にOリングを装着し、Oリングの圧縮により所定のシール面圧を確保している。また、Oリングの燃料通路側にはポンプハウジングと電磁吸入弁との接触面があり電磁吸入弁のねじ締付け軸力により金属シールされる二重シール構造である。
特開2013−194616号公報
この従来技術の構成では、Oリングの損傷または欠品があってもポンプハウジングと電磁吸入弁との接触面でシール性が確保されていれば燃料が外部に漏れることは無い。
しかし、衝突事故などで電磁吸入弁のねじの緩み方向に外力が加わりねじが緩むと、電磁吸入弁が反燃料通路側に移動し締付け軸力が低下する。
ねじ締付け軸力が低下すると、燃料シールに必要な面圧が確保できなくなり燃料が外部へ漏れ出す可能性がある。
そこで本発明の目的は、ポンプ組立後に燃料通路側に加圧し気密試験することでOリングの状態が確認でき、燃料漏れポテンシャルのあるポンプの流出防止を目的とする。
上記目的は例えば電磁吸入弁の軸方向固定面をOリング装着溝の大気側に設けることで達成できる。
このように構成された本発明によれば、ポンプ組立後に吸入通路側から加圧し気密試験することでOリングの状態が容易に確認できる。
本発明が実施された第1実施例による高圧燃料供給ポンプの縦断面図 本発明が実施された第1実施例による電磁吸入弁のシール構造を表した縦断面図 本発明が実施された第2実施例による電磁吸入弁のシール構造を表した縦断面図
以下図面に示す実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
図1に基づき第1の実施例を説明する。
ポンプボディ1には加圧室11を形成するためのカップ型の凹所11Aが設けられている。凹所11A(加圧室11)の開口部にはシリンダ6が嵌合されている。フランジホルダ15をねじ部1bにて螺合することによってシリンダ6の端部がシリンダホルダ7を介しポンプボディ1の加圧室11の開口部に設けた段付部16Aに押し付けられる。
シリンダ6とポンプボディ1は段付部16Aで圧接され、金属接触による燃料シール部を形成する。シリンダ6には中心にプランジャ2の貫通孔(摺動孔とも呼ぶ)が設けられている。プランジャ2はシリンダ6の貫通孔に往復動可能に遊嵌されている。シリンダホルダ7の外周にはシールリング62が装着されている。シールリング62はシリンダホルダ7の外周とポンプハウジング1の凹所11Aの内周壁との間を燃料が漏れないようにシール部を形成する。
シリンダホルダ7にはプランジャシール装置13が保持されており、プランジャシール装置13はシリンダホルダ7の内周とプランジャ2の周面との間に環状低圧室10fを形成している。燃料溜り部67にはプランジャ2とシリンダ6の摺動面から漏れる燃料が捕獲される。
プランジャシール装置13は後述するカム5側から燃料溜り10fに潤滑オイルが侵入することも防止している。
シリンダホルダ7に設けられた環状突起部7Aはエンジンブロック100に形成された取付け孔100Aに挿入される。シリンダホルダ7の環状突起7Aの外周にはシールリング61が取付けられている。シールリング61は取付け孔100Aから潤滑オイルが大気中に漏れるのを防止し、また大気から水が浸入するのを防止する。
ポンプボディ1の下端面101Aはエンジンブロックの取付け孔100Aの周囲の取付け面に当接している。
ポンプボディ1と一体で成形されたフランジ15をエンジンブロック100に固定することにより、ポンプボディ1を固定している。
プランジャ2はシリンダ6に滑合し大先端部にはばね受け16がリテーナホルダ15で保持定されている。シリンダホルダ7とばね受け16との間にはばね4が設けられている。
ばね4の一端はシリンダホルダ7の周りに装着されている。ばね4の他端は有底筒状の金属で構成されるばね受け16の外側に配置される。
タペット3の筒状部31Aは取付け穴100Aの内周部に遊嵌されている。タペット3の底部31Bの内表面にはプランジャ2の下端部21Aが当接している。タペット3の底部31Bの中央部には回転ローラ3Aが取付けられている。ローラ3Aはカム5の表面にばね4の力を受けて押し付けられている。その結果カム5が回転するとカム5のプロフィールに沿ってタペット3とプランジャ2が上下に往復動する。プランジャ2が往復動するとプランジャ2の加圧室側端部2Bは加圧室11に入ったり出たりする。プランジャ2の加圧室側端部2Bが加圧室11に進入するとき加圧室11内の燃料が高圧に加圧されて高圧通路に吐出される。またプランジャ2の加圧室側端部2Bが加圧室11から後退するとき加圧室11内に吸入通路30aから燃料が吸入される。カム5はエンジンのクランクシャフトあるいはオーバヘッドカムシャフトによって回転される。
カム5が図1に示す4葉カム(カム山が4つ)の場合、クランクシャフトあるいはオーバヘッドカムシャフトが1回転するとプランジャ2は4往復する。4サイクルエンジンの場合、1燃焼行程でクランクシャフトは2回転する。4葉カムの場合、クランクシャフトでカム5を回転する場合、1燃焼サイクルの間(基本的には燃料噴射弁がシリンダに1回燃料を噴射する)にカムは8往復して燃料を8回加圧し吐出する。
ポンプボディ1の頭部にはダンパカバー17が固定されている。ダンパカバー17とポンプボディ1との間に区画形成される低圧室10c,10dには、燃料圧力脈動を低減するための圧力脈動低減機構9が収容されている。圧力脈動低減機構9はその上下両面にはそれぞれ低圧室10b,10cが設けられている。
吐出口12は、ポンプボディ1にねじ止若しくは溶接によって固定されたジョイント103で形成されている。
燃料は、ジョイント101の低圧燃料口10a−低圧室10b−低圧室10c−吸入通路30a−加圧室11−吐出口12に至る。
加圧室11の入口の吸入通路30aには電磁吸入弁30が設けられている。電磁吸入弁30内には吸入弁31が設けられている。吸入弁はばね33によって吸入口30Aを閉じる方向に付勢力されている。これにより電磁吸入弁30は無通電状態では吸入通路30aと加圧室11を閉鎖している。
加圧室11の出口には吐出弁ユニット8が設けられている。吐出弁ユニット8は吐出弁シート8a,吐出弁シート8aと接離する吐出弁8b,吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁ばね8c,吐出弁8bと吐出弁シート8aとを収容する吐出弁ホルダ8dから構成され、吐出弁シート8aと吐出弁ホルダ8dとは当接部で溶接8eにより接合されて一体のユニットを形成している。
なお、吐出弁ホルダ8dの内部には、吐出弁8bのストロークを規制するスットパーを形成する段付部8fが設けられている。
加圧室11と吐出口12に燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、吐出口12の燃料圧力よりも大きくなった時に始めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに逆らって開弁し、加圧室11内の燃料は吐出口12を経て低圧容積室23としてのコモンレールへと高圧吐出される。吐出弁8bは開弁した際、吐出弁ストッパ8fと接触し、ストロークが制限される。したがって、吐出弁8bのストロークは吐出弁ストッパ8dによって適切に決定される。これによりストロークが大きすぎて、吐出弁8bの閉じ遅れにより、吐出口12へ高圧吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうのを防止でき、高圧ポンプの効率低下が抑制できる。また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、吐出弁ホルダ8dの内周面にてガイドしている。以上のようにすることで、吐出弁ユニット8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
シリンダ6は外周がシリンダホルダ7で保持され、シリンダホルダ7の外周に螺刻されたねじを、ポンプ本体内周に螺刻されたねじにねじ込むことによってねじ部1bにおいてポンプボディ1に固定される。シリンダ6は加圧部材であるプランジャ2を上下に摺動可能に保持する。プランジャ2の下端には、カム5の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するリテーナ16がリテーナホルダ15の圧入によってプランジャ2に保持されており、プランジャ2はリテーナ16を介してばね4にてタペット3の底部内面に押し付けられている。これによりカム5の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に運動させることができる。また、プランジャ2はシリンダ6の図中下側でプランジャシール装置13によりシールされ、ガソリン(燃料)が高圧燃料供給ポンプから内燃機関の内部に漏れることを防止する。同時に内燃機関の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルでも良い)がポンプハウジング1の内部に流入するのを防止する。
これらの構成により、加圧室11は、電磁吸入弁30,吐出弁ユニット8,プランジャ2,シリンダ6,ポンプハウジング1にて構成される。
燃料は燃料タンク20から低圧燃料供給ポンプ21にて、吸入配管28を通してポンプの低圧燃料口10aに導かれる。低圧燃料供給ポンプ21は、エンジンコントロールユニット27(以後、ECUと称す)からの信号によって低圧燃料口10aへの吸入燃料を一定の圧力に調圧する。
また、高圧燃料供給ポンプの加圧室11で加圧された高圧燃料が吐出口12から高圧燃料容積室23へ供給される。高圧燃料容積室23には、高圧燃料噴射弁24,圧力センサ26が装着されている。高圧燃料噴射弁24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、ECU27の信号に基づいて内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する。
次に、電磁吸入弁30のシール構造について図2、図3を用いて説明する。
吸入弁体31は吸入弁31a,連通部31b,固定子31e、磁気力発生部31d、溶接固定部31fからなる。吸入弁31aは連通部31bに一体に成形されており、固定子31eは連通部31bに圧入固定されている。磁気力発生部31dは溶接固定部31fをレーザー溶接にて溶接固定されている。吸入弁ばね33は固定子31eを付勢力にて押し、連通部31bはガイド34と接触している。この時、吸入弁31aとシート32との間には密着しており電磁吸入弁30は閉弁状態となっている。端子37を介してコイル36にECUからの入力電圧が印加されていない無通電状態では、この吸入弁ばね33の付勢力により、吸入弁体31は図1、または図2に示すように図面右の閉弁方向に付勢され閉弁状態となっている。コア35と磁気力発生部31dの間に存在する隙間は、吸入弁31aの可動範囲であり、これがストロークとなる。
電磁吸入弁30のコア35外周にはOリング溝30bが形成され、Oリング63が装着されている。コア35はポンプハウジング1B内面に螺刻されたねじにヨーク38外周に螺刻されたねじをねじ込むことによりポンプボディ1に固定される。燃料シールはポンプハウジング1B内周面とコア35外周面とでOリング63を圧縮しシールする構造となっている。
この状態で、電磁吸入弁30に外力が加わってヨーク38が緩み、コア35がヨーク側に移動してもOリング63の圧縮率は変わらないためシール性が低下することは無い。
Oリング溝30bはコア35に設けられ、電磁吸入弁30がポンプハウジング1Bに固定された状態でOリングが適正な圧縮率となるように設定している。
そして、Oリング63よりも大気側にポンプハウジング1Bとコア35との金属接触面1Cを有している。
金属接触面1Cには吸入通路30a側と大気側をつなぐ連通路1aが設けられていて、この金属接触面1Cでは気密性は確保できない。
これにより、燃料のシールはOリング63のみで確保される構造となり、ポンプ組立後の気密試験でOリングの損傷、または欠品でのシール不良が検出できる。
金属接触面1Dに連通路1aがないとOリングとの2重シール構造となり、Oリングの損傷、欠品があった場合ポンプ組立後の気密試験では検出できず、金属接触面1Cのみでシール性が確保される可能性があり、衝突事故などの外力により燃料漏れのポテンシャルがある。
本実施例により、ポンプ組立後に燃料通路側に加圧し気密試験することでOリングの状態が確認でき、確実にシール不良の流出防止ができる。
1 ポンプボディ
2 プランジャ
3 タペット
4 スプリング
5 カム
6 シリンダ
7 シリンダホルダ
8 吐出弁ユニット
9 圧力脈動低減機構
10a 低圧燃料口
10b,10c 低圧室
10e 低圧燃料通路
10f 環状低圧室
11 加圧室
12 吐出口
13 プランジャシール装置
14 フランジホルダ
15 フランジ
16 リテーナ
20 燃料タンク
21 低圧燃料供給ポンプ
23 高圧燃料容積室
24 高圧燃料噴射弁
26 センサ
27 エンジンコントロールユニット(ECU)
30 電磁吸入弁
31a 吸入弁
31b 連通部
31d 磁気発生部
31e 固定子
31f 溶接固定部
32 バルブシート
33 吸入弁ばね
34 ガイド
35 コア
36 コイル
37 端子
38 ヨーク

Claims (7)

  1. 加圧室に燃料を吸入する吸入通路と、前記加圧室から前記燃料を吐出する吐出通路とを有し前記加圧室内を往復動するプランジャによって燃料の吸入・吐出を行い前記吸入通路に電磁吸入弁、前記吐出通路に吐出弁を備え、かつ前記電磁吸入弁を開閉して前記吸入通路と前記加圧室との連通および非連通を切換えることにより、吐出される燃料の量を制御する可変流量式高圧燃料供給ポンプであって、
    前記電磁吸入弁はポンプボディの吸入通路の途中に設けられた円筒ハウジングに挿入、固定され
    前記電磁吸入弁は、前記円筒ハウジングの内周面との間で軸シールを構成するように当該電磁吸入弁の外周に装着されたOリングと、前記ポンプボディと軸方向に当接するように構成される軸方向固定面と、を有し、
    前記電磁吸入弁の前記軸方向固定面は、Oリング装着溝よりも大気側に設けられ
    前記軸方向固定面には、前記Oリング装着溝と大気側とを連通する連通路が設けられたことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  2. 請求項の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    電磁吸入弁の固定面の連通路は、ポンプハウジング側に設けられた凹みであることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  3. 請求項の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記ポンプハウジング側に設けられた凹みは螺旋状の溝になっていることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  4. 請求項の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    電磁吸入弁の固定面の連通路は、電磁吸入弁側に設けられた凹みであることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  5. 請求項の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記電磁吸入弁側に設けられた凹みは螺旋状の溝になっていることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  6. 加圧室に燃料を吸入する吸入通路と、前記加圧室から前記燃料を吐出する吐出通路とを有し前記加圧室内を往復動するプランジャによって燃料の吸入・吐出を行い前記吸入通路に電磁吸入弁、前記吐出通路に吐出弁を備え、かつ前記電磁吸入弁を開閉して前記吸入通路と前記加圧室との連通および非連通を切換えることにより、吐出される燃料の量を制御する可変流量式高圧燃料供給ポンプにおける気密試験方法であって、
    前記電磁吸入弁は、ポンプボディの吸入通路の途中に設けられた円筒ハウジングの内周面との間で軸シールを構成するように当該電磁吸入弁の外周に装着されたOリングと、前記ポンプボディと軸方向に当接するように構成される軸方向固定面と、を有し、
    さらに前記電磁吸入弁は、前記軸方向固定面に連通路が設けられたものであって、
    前記電磁吸入弁を前記円筒ハウジングに挿入することで、前記Oリングを前記円筒ハウジング内周に密接させるとともに前記Oリングよりも大気側で前記軸方向固定面を前記ポンプボディに当接させ、
    その後に前記吸入通路側を加圧し、前記連通路を介した漏れの有無を確認することで、前記Oリングの気密性を試験する工程を含む高圧燃料供給ポンプの気密試験方法。
  7. 加圧室に燃料を吸入する吸入通路と、前記加圧室から前記燃料を吐出する吐出通路とを有し前記加圧室内を往復動するプランジャによって燃料の吸入・吐出を行い前記吸入通路に電磁吸入弁、前記吐出通路に吐出弁を備え、かつ前記電磁吸入弁を開閉して前記吸入通路と前記加圧室との連通および非連通を切換えることにより、吐出される燃料の量を制御する可変流量式高圧燃料供給ポンプの製造方法であって、
    前記電磁吸入弁は、ポンプボディの吸入通路の途中に設けられた円筒ハウジングの内周面との間で軸シールを構成するように当該電磁吸入弁の外周に装着されたOリングと、前記ポンプボディと軸方向に当接するように構成される軸方向固定面と、を有し、
    さらに前記電磁吸入弁は、前記軸方向固定面に連通路が設けられたものであって、
    前記電磁吸入弁を前記円筒ハウジングに挿入することで、前記Oリングを前記円筒ハウジング内周に密接させるとともに前記Oリングよりも大気側で前記軸方向固定面を前記ポンプボディに当接させ、
    その後に前記吸入通路側を加圧し、前記連通路を介した漏れの有無を確認することで、前記Oリングの気密性を試験する工程を含む高圧燃料供給ポンプの製造方法。
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