JP4367395B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4367395B2
JP4367395B2 JP2005291530A JP2005291530A JP4367395B2 JP 4367395 B2 JP4367395 B2 JP 4367395B2 JP 2005291530 A JP2005291530 A JP 2005291530A JP 2005291530 A JP2005291530 A JP 2005291530A JP 4367395 B2 JP4367395 B2 JP 4367395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
plunger
fuel
pump
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005291530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007100590A (ja
Inventor
久志 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005291530A priority Critical patent/JP4367395B2/ja
Publication of JP2007100590A publication Critical patent/JP2007100590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4367395B2 publication Critical patent/JP4367395B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、燃料噴射ポンプに関し、例えば内燃機関に燃料を噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置のサプライポンプに適用して好適なものである。
従来、燃料噴射ポンプとしては、例えば内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射装置において、カム軸の回転に伴なうプランジャの往復動により加圧室の燃料をコモンレール等の高圧燃料蓄圧器に圧送するものが知られている(特許文献1等参照)。
この燃料噴射ポンプは、図6に示すように、ポンプハウジング1に取り付けられたシリンダヘッド903には、プランジャ905を摺動可能に保持し、かつプランジャ5の一端とともに加圧室6を形成するシリンダ内周932が設けられている。また、このシリンダヘッド903には、加圧室6で加圧した高圧燃料をコモンレールに供給するための吐出弁装置8が設けられており、コモンレールと吐出弁装置8との間を繋ぐ高圧燃料配管(図示せず)、吐出弁装置8、および吐出弁装置8を取り付けるシリンダヘッド903は、ねじ締めによる軸力により組付けられ、高圧シールが保たれている。
なお、吐出弁装置8は、加圧室5への逆流を防止する吐出弁81、82、84と、吐出弁81、82、84をシリンダヘッド903との間で高圧シールするためのバルブホルダ83とを備えており、このバルブホルダ83は、高圧燃料配管と気密に接続する配管接続部を構成する。
特許第2690734号公報
従来技術では、高圧燃料配管を吐出弁装置8に取り付ける際に、バルブホルダ83に図6に示す方向に外力Fが作用してしまうと、シリンダヘッド903のシリンダ内周932に変形が生じる(図8参照)おそれがある。このシリンダ内周932とプランジャ5の摺動部は微小クリアランスに高精度加工されており、シリンダ内周932が変形すると、その摺動部のクリアランスが無くなるため、プランジャ5の摺動運動時に焼き付き等の損傷が生じる可能性がある。
近年の排気ガス規制の強化等に伴ない、燃料噴射装置の燃料噴射圧力の高圧化が要求されており、これに伴ない高圧燃料配管の剛性向上が図られている。このため、高圧燃料配管取り付け時のミスアライメント等によりバルブホルダ83に作用する上記外力も大きくなっている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、高圧燃料配管の取り付け時に生じるおそれのあるポンプ圧送部品の変形により摺動部クリアランスが無くなるのを防止することを目的とする。
また、別の目的は、高圧燃料配管の取り付け時に生じるおそれのあるポンプ圧送部品の変形により摺動部クリアランスが無くなるのを防止するとともに、燃料リークによるオイル希釈の防止が図れる燃料噴射ポンプを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項1乃至に記載の発明では、燃料の加圧圧送のために軸方向に往復移動するプランジャと、プランジャを摺動可能に保持し、プランジャの一端部とともに加圧室を形成するシリンダ内周を有するハウジングと、ハウジングに設けられ、加圧室内の燃料を外部に供給するための配管接続部とを備え、プランジャの往復運動により加圧室に吸入した燃料を、配管接続部を介して外部へ加圧圧送する燃料噴射ポンプにおいて、
ハウジングのうち、プランジャ側方のハウジング部を、プランジャとの相対的な径方向の接離動作に追従して径方向に移動可能な分割構造とし、かつ分割構造は、ハウジング部を、シリンダ内周のうち、プランジャの一端部を保持する上部側内周を形成するハウジング上部と、プランジャの他端部側を保持する下部側内周を形成するハウジング下部とに分割していることを特徴とする。
これにより、ハウジングのうち、プランジャ側方のハウジング部を、プランジャとの相対的な径方向の接離動作に追従して径方向に移動可能な分割構造とするので、ハウジング部のうち、例えば分割構造の一方において変形によりプランジャとの摺動部隙間の一部が小さくなった場合があっても、他方はプランジャの径方向の動きに追従することができ、従ってシリンダ内周とプランジャとの過剰な径方向接近を回避することができる。
したがって、ハウジングに取り付けられている配管接続部に、高圧燃料配管などの外部配管を組み付けるときに、ミスアライメント等により配管接続部を介してハウジングに過剰な外力が加わる場合があったとしても、ハウジングの変形によりプランジャとシリンダ内周との摺動部クリアランスが無くなるのを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明では、カムを有する駆動軸を回転可能に保持し、カムを潤滑するオイル室を有するポンプハウジングを備え、
ハウジングは、プランジャの他端部がカムと協働するように、ポンプハウジングに嵌装され、
ポンプハウジングに嵌装されているハウジング部と、ポンプハウジングとの間には、ハウジング部とポンプハウジングとで区画され、加圧室に供給する燃料を貯留するギャラリ室が設けられており、
ハウジング部には、ギャラリ室とオイル室とを気密にするシール部材が設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、ハウジング部が分割構造であっても、ギャラリ室内の燃料がオイル室へ流出するのを防止し、カムを潤滑するオイルの燃料リークによるオイル希釈の防止が図れる。
また、請求項に記載の発明では、分割構造は、ハウジング部を、シリンダ内周のうち、プランジャの一端部を保持する上部側内周を形成するハウジング上部と、プランジャの他端部側を保持する下部側内周を形成するハウジング下部とに分割していることを特徴とする。
これによると、シリンダ内周を、プランジャの一端部を保持する上部側内周と、プランジャの他端部側を保持する下部側内周とに分け、上部側内周を形成するハウジング上部と下部側内周を形成するハウジング下部とに二分割したハウジング部を有するので、上部側内周と下部側内周とを、プランジャの径方向の動きに追従して相対的に径方向に移動することができる。
また、請求項に記載の発明では、ハウジング上部とハウジング下部との間には、径方向に移動可能な部位の一部に、軸方向で位置決めする位置決め部材が設けられていることを特徴とする。
これにより、軸方向に分割されたハウジング上部とハウジング下部は、プランジャを軸方向の往復移動可能に保持することができる。したがって例えば、ハウジング上部とハウジング下部を一体的に結合しているので、ハウジング部を上下に分割した場合であっても、プランジャとシリンダ内周との摺動部の必要なシール長を確保することが可能である。
また、請求項に記載の発明では、ハウジング上部は、ハウジング下部に向かって延長された摺動部を有していることを特徴とする。
このような構成により、プランジャとシリンダ内周の隙間による燃料リークを低減するためのシール長を延長することが可能である。
以下、本発明の燃料噴射ポンプを、内燃機関用燃料噴射装置に適用して具体化した実施形態を図面に従って説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の燃料噴射ポンプの全体構成を示す断面図である。図2は、図1中のプランジャとハウジングとの摺動部周りを示す断面図である。図3は、図2中のプランジャとハウジングとの摺動部における位置関係を示す模式図であって、ハウジングに外力が加わっていない状態での位置関係を示す断面図である。図4は、図2中のプランジャとハウジングとの摺動部における位置関係を示す模式図であって、ハウジングに外力が加わっている状態での位置関係を示す断面図である。
内燃機関用燃料噴射装置は、多気筒ディーゼルエンジン等の内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)用の燃料噴射システムとして知られるコモンレール式燃料噴射システム(蓄圧式燃料噴射装置)であり、燃料噴射ポンプとしてのサプライポンプと、このサプライポンプより吐出された高圧燃料を蓄圧するコモンレール(図示せず)と、エンジンの各気筒毎に搭載される燃料噴射弁としのインジェクタ(電磁式燃料噴射弁等:図示せず)と、サプライポンプのアクチュエータ(電磁弁装置7等)および各インジェクタのアクチュエータ(電磁弁装置等)を駆動制御する制御手段としてのエンジン制御ユニット(以下、ECUと呼ぶ)とを備えている。
図1に示すように、本実施形態のサプライポンプには、ポンプハウジング1が設けられており、このポンプハウジング1には、エンジンのクランクシャフトによって回転駆動されるポンプ駆動軸2が回転自在に保持されている。また、サプライポンプよりも燃料流方向の上流側には、燃料タンクから燃料を汲み上げる低圧供給ポンプ(以下、フィードポンプ:図示せず)が接続されている。また、サプライポンプは、ポンプハウジング1に一体的に組み付けられるハウジングとしてのシリンダヘッド3と、このシリンダヘッド3に摺動可能に保持されるプランジャ5とによって高圧供給ポンプ(以下、ポンプエレメントと呼ぶ)が構成されている。ポンプエレメント3、5は、ポンプ圧送部品を構成している。
なお、ポンプエレメント3、5の変形により摺動部クリアランスが無くなるのを防止する構造については、後述する。
また、本実施形態では、サプライポンプに使用される弁装置として、燃料吸入経路を経由して加圧室6内に吸入される燃料吸入量を調整して加圧室6より吐出される燃料吐出量を制御する電磁弁装置(吸入調量弁)7と、加圧室6内で加圧した燃料をコモンレール側に圧送供給するための燃料圧送経路を開閉する吐出弁装置8とが設置されている。
電磁弁装置7は、ポンプエレメント3、5の略中心軸上に配置され、シリンダヘッド3に締め付け固定されている。一方、吐出弁装置8は、プランジャ5の軸方向に往復運動する軸線に対して、オフセットした状態もしくは傾斜配置された状態でシリンダヘッド3に締め付け固定されている。
ポンプハウジング1は、金属材料によって所定の形状に形成されており、内部に潤滑油(以下、オイル)が充填されるオイル室(以下、カム室)51を有している。カム室51には、ポンプ駆動軸2が挿入されており、このカムシャフト2の外周に一体的に組み付けられている複数(本実施例では、3つ)のカム山を有するカム10をオイルで潤滑可能である。また、ポンプ駆動軸2の先端部には、エンジンのクランクシャフトのクランクプーリとベルトを介して駆動連結されるドライブプーリ(図示せず)が取り付けられている。
また、ポンプハウジング1内には、図1中の上下方向に移動可能なタペット11が配設されている。タペット11は、スプリング12の付勢力により常に図示下方に付勢されている。タペット11は、ローラ13を介して常にカム10の外周面に当接している。
また、ポンプハウジング1の図示上端部には、シリンダヘッド3が液密的に嵌め込まれている。ポンプハウジング1の内周とシリンダヘッド3の外周との間には、フィードポンプからインレットパイプ14の吸入ポート(図示せず)を経由して低圧燃料が導入されるギャラリ室17が形成されている。
シリンダヘッド3は、金属材料によって略円筒形状に形成されている。また、シリンダヘッド3の図示上方側には、電磁弁装置7が締め付け固定されている。そのシリンダヘッド3には、電磁弁装置7の外周に形成された雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されている。
シリンダヘッド3の内部に形成された摺動孔としてのシリンダ内周32、42には、プランジャ5が摺動自在に収容されている。また、プランジャ5は、シリンダヘッド3のシリンダ内周16に往復移動自在に支持されている。また、プランジャ5の図示下端部は、円環板形状のばね受け部材15を介してタペット11の図示上端面に当接している。なお、スプリング12の両端部は、タペット11およびシリンダヘッド3にばね受け部材15、16を介して密着している。
シリンダヘッド3のシリンダ内周32の開口端側の内壁面とプランジャ5の図示上端面とストッパ75の図示下端面とで囲まれた容積可変空間は、プランジャ5の軸方向往復運動によって内部に吸入した低圧燃料を加圧して高圧化する加圧室6として機能する。ここで、フィードポンプから加圧室6内に低圧燃料を吸入させるための燃料吸入経路は、インレットパイプ14の吸入ポート、燃料ギャラリ17、燃料通路18、19、73、連通路76等よりなる各燃料通路によって構成されている。
また、プランジャ5の軸方向往復移動に伴って加圧室6内の容積が拡縮することで加圧された燃料は、加圧室6から燃料通路23、バルブ室25、および吐出ポート27等を経由してコモンレールへ圧送供給されるように構成されている。なお、加圧室6からコモンレール側に高圧燃料を圧送するための燃料吐出経路は、燃料通路23、バルブ室25、吐出ポート27等よりなる各燃料通路によって構成されている。
ストッパ75は、略円環板形状に形成された金属プレートであって、電磁弁装置7をシリンダヘッド3にねじ締付軸力で締め付け固定した際に、シリンダヘッド3の密着面と電磁弁装置7の密着面との間に挟み込まれた状態で保持固定されている。このストッパ75には、ストッパ75の板厚方向の両端面を板厚方向(軸線方向)に貫通するように1個の連通路76もしくは複数個の連通路76が設けられている。
また、連通路76は、電磁弁装置7のバルブ31の移動方向の中心軸線に対してオフセット配置されている。これにより、電磁弁装置7がストッパ75に着座した時に、仮に中央の連通路76が電磁弁装置7により閉塞されたとしても、少なくとも複数個の連通路76は開口しているため、電磁弁装置7よりも燃料流れ方向の上流側の燃料吸入経路から電磁弁装置7よりも燃料流れ方向の下流側の燃料吸入経路を経由して加圧室6内への燃料の吸入を阻害することはない。
電磁弁装置7は、常開型(ノーマリオープンタイプ)の電磁式制御弁であって、加圧室6に連通する燃料吸入経路を開閉するバルブ71と、このバルブ71を閉弁方向に駆動するソレノイドコイル等よりなる電磁駆動部と、バルブ71を閉弁方向に付勢するコイルスプリング等のバルブ付勢手段と、これらを収容する弁ハウジング73、74とによって構成されている。なお、ソレノイドコイルは、電磁弁装置7の弁ハウジング73、74の図示上端側に内蔵されたコイルボビンの外周に巻装されており、バルブ31を一体的に組み付けたアーマチャ(可動側の磁性体)72を電磁力によってステータコア(固定側の磁性体)の吸引部に吸引するものである。
上記弁ハウジングは、バルブハウジング73およびバルブボデー74等によって構成されている。バルブハウジング73の内部には、ソレノイドコイル、このソレノイドコイルに磁化されるステータコア、およびソレノイドコイルに電気的に接続されるターミナル等の電磁駆動部が収容されている。そして、バルブハウジング73の外周には、電磁弁装置7をシリンダヘッド3の内周にねじ締め付けするための雄ねじ部が形成されている。また、バルブハウジング73の外周には、電磁弁装置7のバルブボデー74の密着面とシリンダヘッド3の密着面とを、所定の締結軸力でストッパ75を介して密着させるための工具(例えばトルクレンチやラチェットレンチ等)と係合する係合部78が設けられている。また、バルブハウジング73の図示上端部には、ソレノイドコイルへの給電を行うためのターミナルを保持する筒状のコネクタ79が一体的に設けられている。
吐出弁装置8は、図1に示したように、加圧室6に連通する燃料吐出経路(燃料通路)を開閉するバルブ81と、このバルブ81を燃料吐出経路を閉塞する側(閉弁方向)に付勢するバルブ付勢手段としてのスプリング82と、これらを収容する吐出弁ハウジング83、84とによって構成されている。吐出弁ハウジング83、84は、高圧燃料配管等の外部配管(図示せず)を液密的に接続する配管接続部としてのバルブホルダ83と、バルブホルダ83とシリンダヘッド3の継ぎ手部(凹状部)との間に挟み込まれたバルブシート44とによって構成されている。バルブホルダ83の一端部側には、シリンダヘッド3の継ぎ手部の内周にねじ締め付けするための第1雄ねじ部が形成され、他端部側には高圧燃料配管とねじ締め付けするための第2雄ねじ部が形成されている。
なお、カム室51内へ供給するためのオイルは、外部よりオイル用インレットパイプ54を介して、タペット11の外周に導かれている。タペット11の外周に導かれたオイルは、タペット11の外周とポンプハウジング1の内周との隙間による絞りにより、減圧されてカム室51へ供給されている。
次に、ポンプエレメント3、5の変形により摺動部クリアランスが無くなるのを防止する構造について、以下図1、図2に従って説明する。
本実施形態では、図1および図2に示すように、シリンダヘッド3において、プランジャ5側方の部位に相当する部分を、ハウジング上部31と、ハウジング下部41とによって構成される分割構造としている。なお、ここで、ハウジング上部31とハウジング下部41は、シリンダヘッド3のうち、プランジャ5側方のハウジング部を構成する。
詳しくは、プランジャ5を軸方向に摺動可能に保持するシリンダ内周32、42は、プランジャ5の図示上端部を保持する上部側内周32と、プランジャ5の図示下端部側を保持する下部側内周42とに分けられている。ハウジング上部31は、上部側内周32を形成しており、ハウジング下部41は、下部側内周42を形成するように構成されている。
なお、プランジャ5外周と上部側内周32との隙間(以下、第1隙間)、およびプランジャ5外周と上部側内周42との第2隙間は、所定の摺動部クリアランスで高精度に加工されている。プランジャ5とハウジング上部31は、第1隙間に摺動部(以下、第1摺動部)を形成し、プランジャ5とハウジング下部41は、第2隙間に第2摺動部を形成している。なお、後述する延出摺動部33は、第1摺動部の一部を構成している。
また、本実施形態では、ハウジング上部31は、ハウジング下部41に向かって延出する延出摺動部33が設けられている。ハウジング下部41の図示上端部には、ポンプハウジング1に嵌装可能なフランジ部45が設けられており、フランジ部45は、延出摺動部33を保持するための段差部46を備えている。
なお、延出摺動部33と段差部46との間には、図2に示すように、互いに径方向に移動可能な隙間が形成されていることが好ましい。
延出摺動部33と、段差部46との間には、これら両者33、46を繋ぐためのCリング39が設けられている。なお、延出摺動部33と段差部46の両者を繋ぐ部材は、Cリング39に限らず、両者33、46を軸方向で位置決めする位置決め部材であればいずれの部材であってもよい。
また、本実施形態では、ギャラリ室17は、ハウジング上部31とハウジング下部41との間に設けられており、ハウジング上部31の外周37、ハウジング下部41の外周47、および延摺動部33に対向して配置されている段差部46内周に、Oリングなどのシール部材91、92、93が設けられている。詳しくは、第1シール部材91はハウジング上部31とポンプハウジング1の間、第2シール部材92はハウジング下部41とポンプハウジング1の間、第3シール部材93は延出摺動部33と段差部46の間に配置され、各間を気密にシールしている。
これにより、ギャラリ室17内の燃料がオイル室51側へ燃料リークするのを防止される。したがって、カム10等を潤滑するカム室51内のオイルが、燃料によってオイル希釈されるのを防止する。
次に、上述の構成を有するサプライポンプの作動について説明する。サプライポンプのポンプ駆動軸2がエンジンのクランクシャフトに回転駆動されて回転すると、タペット11およびローラ13がカム10の外周面(カムプロフィール)に沿って一体的に図示上下方向に往復運動する。そして、タペット11が図示上下方向に往復移動すると、タペット11と連動してプランジャ5も図示上下方向に往復移動する。
電磁弁装置7のソレノイドコイルへの通電が停止(OFF)されている時には、ソレノイドコイルの電磁力が消磁されているため、図1に示すように、コイルスプリングの付勢力によってバルブ71が全開位置(フルリフト位置、ストッパ75の第2弁座に着座している位置)に押し付けられている。これにより、燃料吸入経路が開放されるため、プランジャ5がシリンダヘッド3(詳しくは、ハウジング上部31およびハウジング下部47)のシリンダ内周32、42を下降すると、加圧室6内の容積が拡大する。これにより燃料吸入経路14、15、18、19、73、76を経由して加圧室6に燃料が導入される。
このとき、加圧室6内の燃料圧力が、スプリング82の付勢力等により設定された開弁圧よりも低いため、吐出弁装置8のバルブ81は閉弁され、燃料吐出経路23、25、27は閉塞されている。
そして、プランジャ5がシリンダ内周32、42内の下降移動から上昇移動に移行するタイミングで、電磁弁装置7のソレノイドコイルへの通電が実施(ON)されると、ソレノイドコイルに電磁力が発生して、アーマチャ72やステータコア等の複数の磁性体が磁化される。これにより、図2に示したように、アーマチャ32がステータコアの吸引部に吸引され、これに伴いバルブ71が全閉方向に移動してバルブボデー74のシート部77(第1弁座:全閉位置)に着座し、燃料吸入経路14、15、18、19、73、76が閉塞される。
上記燃料吸入経路が閉塞され、更にプランジャ5がシリンダ内周32、42を上昇すると、加圧室6内の容積が狭くなるため、加圧室6内に導入された燃料がプランジャ5の上昇に伴い加圧されて高圧化される。
このとき、加圧室6内の燃料圧力が、スプリング82の付勢力等により設定されている開弁圧よりも高くなると、吐出弁装置8のバルブ81が開弁する。バルブ81が開弁すると、燃料吐出経路23、25、27が開放されるため、加圧室6よりコモンレールへ高圧燃料が圧送供給される。
そして、吐出弁装置8のバルブ81が全閉位置に戻り、コモンレール側への高圧燃料の圧送が終了した後には、電磁弁装置7のソレノイドコイルへの通電が停止(OFF)される。ソレノイドコイルへの通電が停止されると、電磁弁装置7のバルブ71が全開位置に戻り、加圧室6内に再び燃料が吸入される。
次に、プランジャ5のシリンダ内周32、42内に軸方向往復移動、特に第1摺動部および第2摺動部のクリアランスが無くなるのを防止する作用について、図3および図4に従って説明する。なお、図3は、通常のプランジャ5とシリンダヘッド3との位置関係を示しており、これに対して、図4では、吐出弁装置8のバルブホルダ83に、高圧燃料配管を取り付ける時等において、シリンダヘッド3(詳しくはハウジング上部31)に過剰な外力が加わり、ハウジング上部31が変形した場合の位置関係を示している。
なお、本実施形態の作用効果と比較するため、図7および図8は、図3および図4に対応する従来技術での位置関係を示している。
図3に示すように、プランジャ5とシリンダヘッド3との位置関係は、高圧燃料配管を取り付ける時にシリンダヘッド3に過剰な外力が加わっていない通常状態であり、プランジャ5に対してハウジン上部31およびハウジング下部41の第1隙間および第2隙間は、プランジャ5外周と上部側内周32および下部側内周42とで片当たりすることなく、所定の摺動部クリアランスが確保されている。
なお、ここで、従来技術におけるプランジャ905とシリンダヘッド903との位置関係を、図6、図7および図8に従って説明する。上記通常状態では、図7に示すように、従来技術におけるプランジャ905とシリンダヘッド903との位置関係は、同様に、所定の摺動部クリアランスが確保されている。
しかしながら、図6に示すように吐出弁装置8のバルブホルダ83に、高圧燃料配管を取り付ける時等において、シリンダヘッド903(詳しくはハウジング上部31)に過剰な外力Fが加わってしまう場合がある。このような場合、従来技術の構造では、図8に示すように、外力Fが加わった影響が、シリンダヘッド903、特にシリンダ内周932周りの部分(以下、プランジャ905側方のシリンダヘッド部とも呼ぶ)に変形を生じさせる。
具体的には、図8に示すように、例えばシリンダヘッド903の上記部分の姿勢が、嵌装されているポンプハウジング1の内周に対して傾くように変形する。また、所定の摺動部クリアランス確保のために高精度加工されたシリンダ内周932も、外力Fの加わるバルブホルダ83に近い内周部分ほど、外力Fによるシリンダ内周932の変形の影響が大きくなっている。
このような従来技術構造では、プランジャ905外周とシリンダ内周932とで片当たり(図8参照)が発生し、摺動部クリアランスが無くなる部位が発生する。摺動部クリアランスが無くなる部位が発生すると、プランジャ905の燃料加圧動作に伴なう摺動運動時に焼き付き等の損傷が発生する可能性がある。
これに対して、図2および図4に示すように、本実施形態では、シリンダヘッド3は、ハウジング上部31とハウジング下部41に分割されているため、シリンダヘッド3(詳しくは、ハウジング上部31)に過剰な外力Fが加わる場合があったとしても、その外力Fは、ハウジング上部31の変形へ影響を及ぼすだけで、ハウジング下部41に影響を及ぼすことはない。
また、本実施形態では、ハウジング上部31とハウジング下部41は、Cリングなどの位置決め部材39で係合されているだけであるため、図4に示すように、ハウジング下部41は、位置決め部材39を支点として、ハウジング下部41(詳しくは下部側内周42)の軸線を、ハウジング上部31(詳しくは上部側内周32)の軸線とは異なる姿勢位置に自由に変えることができる。
これにより、従来技術では、シリンダ内周932周りの部分(プランジャ905側方のシリンダヘッド部)の全体が一体で変形してしまうのに対し、ハウジング上部31の変形および姿勢に外力Fの影響を受けるだけであるので、ハウジング下部41は、外力Fによる変形および姿勢への影響はなく、プランジャ5の姿勢(詳しくは、径方向の動き)に対して追従可能である。
このように、ハウジング上部31とハウジング下部41とを有するハウジング部31、41は、上部側内周32と下部側内周42とを、プランジャ5の径方向の動きに追従して相対的に径方向に移動することができる。
なお、プランジャ5の径方向の動きとは、例えばプランジャ5がシリンダ内周32、42と片当たりしそうな状態にあるとき、プランジャ5とシリンダ内周32、42との隙間(詳しくは第1隙間、第2隙間)の範囲内での調心作用によって生じる、本来の軸方向移動以外の動きである。なお、従来技術構造の図8中の白抜き矢印が径方向の動きである。図4では、二点鎖線で、シリンダ内周32、42がプランジャ5に追従しなかった場合のあり得ない状態を示し、説明の便宜上、その状態に対応するプランジャ5の径方向の動きを白抜き矢印で示している。
また、上記プランジャ5の径方向の動きは、例えば片当たりを回避するための調心作用によって生じるシリンダ内周32、42とプランジャ5の相対的な接離動作により生じている。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、本実施形態では、シリンダヘッド3のうち、プランジャ5側方のハウジング部31、41は、図示上下の軸方向に、ハウジング上部31と、ハウジング下部41とに分割されており、このハウジング部31、42をプランジャ5との相対的な径方向の接離動作に追従して径方向に移動可能な分割構造とするように構成している。
このようにプランジャ5側方のハウジング部31、41を、プランジャ5との相対的な径方向の接離動作に追従して径方向に移動可能な分割構造とするので、ハウジング部31、41のうち、ハウジング上部31において変形によりプランジャ5との摺動部隙間(第1隙間)の一部が小さくなった場合があっても、ハウジング下部41はプランジャ5の径方向の動きに追従することができ、従ってシリンダ内周32、42とプランジャ5との片当たり等の過剰な径方向接近を回避することができる。
したがって、シリンダヘッド3に取り付けられているバルブホルダ83に、高圧燃料配管を組み付けるときに、ミスアライメント等により配管接続部を介してシリンダヘッド3に過剰な外力が加わる場合があったとしても、シリンダヘッド31、41の変形によりプランジャ5とシリンダ内周32、42との摺動部クリアランスが無くなるのを防止することができる。
また、本実施形態では、カム10を有するポンプ駆動軸2を回転可能に保持し、カム10を潤滑するカム室51を有するポンプハウジング1を備えている。そして、シリンダヘッド3は、プランジャ5の他端部がカム10と協働するように、ポンプハウジング1に嵌装されている。さらに、ポンプハウジング1に嵌装されているハウジング部31、41と、ポンプハウジング1との間には、ハウジング部31、41とポンプハウジング1とで区画され、加圧室6に供給する燃料を貯留するギャラリ室17が設けられており、
ハウジング部31、41に、ギャラリ室17とカム室51とを気密にするシール部材91、92、93を設けるように構成している。
このように構成することにより、ハウジング部31、41が分割構造であっても、ギャラリ室17内の燃料がカム室51へ流出するのを防止し、カム10を潤滑するオイルの燃料リークによるオイル希釈の防止が図れる。
また、本実施形態では、ハウジング上部31とハウジング下部41との間には、径方向に移動可能な部位の一部(詳しくは、延出摺動部33と段差部46)に、軸方向で位置決めするCリングなどの位置決め部材39が設けられている。
これにより、軸方向に分割されたハウジング上部31とハウジング下部41は、プランジャ5を軸方向の往復移動可能に保持することができる。
したがって、ハウジング上部31とハウジング下部41を一体的に結合しているので、ハウジング部31、41が上下に分割されていても、プランジャ5とシリンダ内周32、42との摺動部の必要なシール長を確保することが可能である。
なお、本実施形態では、上記ハウジング上部31は、ハウジング下部41に向かって延長された延出摺動部33を有していることが好ましい。
このような構成により、プランジャ5とシリンダ内周32、42の隙間による燃料リークを低減するためのシール長を延長することが可能である。
(第2の実施形態)
以下、本発明を適用した他の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態においては、第1の実施形態と同じもしくは均等の構成には同一の符号を付し、説明を繰返さない。
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明したハウジング部の分割構造を、軸方向に分割するハウジング部31、41に代えて、図5に示すように、内外に分割するハウジング部131、141とする。図5は、本実施形態に係わるプランジャとハウジングとの摺動部周りを示す断面図である。
図5に示すように、シリンダヘッド103は、内周側ハウジング部131と、外周側ハウジング部141とによって内外に分割されている。
内周側ハウジング部131は、略円筒状に形成されており、上部側外周137aはポンプハウジング1の内周に嵌め込まれており、下部側外周137bは、外周側ハウジング141の内周142内に収容されるように配置されている。
なお、上記下部側外周137bと外周側ハウジング141の内周142との間は、互いに径方向に移動可能な隙間が形成されていることが好ましい。
外周側ハウジング部141は、略筒状に形成されており、内周側ハウジング131とポンプハウジング1の間に配置されている。
なお、外周側ハウジング部141は、ポンプハウジング1の内周の段差部などにより軸方向にその位置が規制されていることが好ましい。
ギャラリ室17は、内周側ハウジング部131と外周側ハウジング部141との間に設けられており、内周側ハウジング部131の上部側外周137a、外周側ハウジング部141の外周147、および外周側ハウジング部141に対向して配置されている内周側ハウジング131の下部側外周137bに、Oリングなどのシール部材91、192、193が設けられている。
詳しくは、第1シール部材91は内周側ハウジング部131とポンプハウジング1の間、第2シール部材192は外周側ハウジング部141とポンプハウジング1の間、第3シール部材193は下部側外周137bと内周142の間に配置され、各間を気密にシールしている。
このような構成にすることにより、ハウジング部131、141は、一体構造でなく、内外に二分割されるので、内周側ハウジング部131と外周側ハウジング部141との少なくとも径方向の隙間の範囲で、プランジャ5の径方向の動きに追従して相対的に径方向に移動することができる。
したがって、第2の実施形態は、第1の実施形態とほぼ同様な効果を得ることができる。
(他の実施形態)
以上説明した本実施形態では、プランジャ5側方のハウジング部の分割構造として、第1の実施形態ではハウジング上部31とハウジング下部41とに軸方向に分割するものとし、第2の実施形態では内外に内周側ハウジング部131と外周側ハウジング部141とに内外に分割するものとして説明した。
上記プランジャ5側方のハウジング部の分割構造は、これらの軸方向に分割するものや、内外に分割するものに限らず、ハウジング部31、42をプランジャ5との相対的な径方向の接離動作に追従して径方向に移動可能な分割構造であればいずれの分割構造であってもよい。
本発明の第1の実施形態の燃料噴射ポンプの全体構成を示す断面図である。 図1中のプランジャとハウジングとの摺動部周りを示す断面図である。 図2中のプランジャとハウジングとの摺動部における位置関係を示す模式図であって、ハウジングに外力が加わっていない状態での位置関係を示す断面図である。 図2中のプランジャとハウジングとの摺動部における位置関係を示す模式図であって、ハウジングに外力が加わっている状態での位置関係を示す断面図である。 第2の実施形態に係わるプランジャとハウジングとの摺動部周りを示す断面図である。 従来技術の燃料噴射ポンプを示す部分断面図である。 図6中のプランジャとハウジングとの摺動部における位置関係を示す模式図であって、ハウジングに外力が加わっていない状態での位置関係を示す断面図である。 図6中のプランジャとハウジングとの摺動部における位置関係を示す模式図であって、ハウジングに外力が加わっている状態での位置関係を示す断面図である。
符号の説明
1 ポンプハウジング
2 ポンプ駆動軸(駆動軸)
3 シリンダヘッド(ハウジング)
31 ハウジング上部(ハウジング部)
32 上部側内周(シリンダ内周)
33 延出摺動部(摺動部)
41 ハウジング下部(ハウジング部)
42 下部側内周(シリンダ内周)
45 フランジ部
46 段差部
5 プランジャ
51 カム室(オイル室)
6 加圧室
7 電磁弁装置(吸入調量弁)
8 吐出弁装置
83 バルブホルダ(配管接続部)
10 カム
11 タペット
17 ギャラリ室

Claims (4)

  1. 燃料の加圧圧送のために軸方向に往復移動するプランジャと、
    前記プランジャを摺動可能に保持し、前記プランジャの一端部とともに加圧室を形成するシリンダ内周を有するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、前記加圧室内の燃料を外部に供給するための配管接続部とを備え、
    前記プランジャの往復運動により前記加圧室に吸入した燃料を、前記配管接続部を介して外部へ加圧圧送する燃料噴射ポンプにおいて、
    前記ハウジングのうち、前記プランジャ側方のハウジング部を、前記プランジャとの相対的な径方向の接離動作に追従して径方向に移動可能な分割構造とし、
    かつ前記分割構造は、前記ハウジング部を、前記シリンダ内周のうち、前記プランジャの前記一端部を保持する上部側内周を形成するハウジング上部と、前記プランジャの他端部側を保持する下部側内周を形成するハウジング下部とに分割していることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  2. カムを有する駆動軸を回転可能に保持し、前記カムを潤滑するオイル室を有するポンプハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前記プランジャの他端部が前記カムと協働するように、前記ポンプハウジングに嵌装され、
    前記ポンプハウジングに嵌装されている前記ハウジング部と、前記ポンプハウジングとの間には、前記ハウジング部と前記ポンプハウジングとで区画され、前記加圧室に供給する燃料を貯留するギャラリ室が設けられており、
    前記ハウジング部には、前記ギャラリ室と前記オイル室とを気密にするシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射ポンプ。
  3. 前記ハウジング上部と前記ハウジング下部との間には、径方向に移動可能な部位の一部に、軸方向で位置決めする位置決め部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射ポンプ。
  4. 前記ハウジング上部は、前記ハウジング下部に向かって延長された摺動部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の燃料噴射ポンプ。
JP2005291530A 2005-10-04 2005-10-04 燃料供給装置 Expired - Fee Related JP4367395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005291530A JP4367395B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005291530A JP4367395B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 燃料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007100590A JP2007100590A (ja) 2007-04-19
JP4367395B2 true JP4367395B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=38027780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005291530A Expired - Fee Related JP4367395B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4367395B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4483954B2 (ja) * 2008-02-21 2010-06-16 株式会社デンソー ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007100590A (ja) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10851767B2 (en) Pump for supplying high-pressure fuel
EP1788231A1 (en) High-pressure fuel pump
US20150078922A1 (en) High pressure pump
WO2012165555A1 (ja) 電磁吸入弁を備えた高圧燃料供給ポンプ
JP6380132B2 (ja) 駆動機構搭載部品
JP2007315302A (ja) 高圧燃料ポンプ
JP5907145B2 (ja) 高圧ポンプ
JP2006207451A (ja) 燃料ポンプ及びその燃料ポンプに備えられる吐出弁
US11248573B2 (en) High-pressure fuel pump
JP4605092B2 (ja) 燃料供給ポンプ
US10584700B1 (en) High-pressure fuel pump
JP5218246B2 (ja) 高圧燃料ポンプ
US20190323465A1 (en) High-pressure fuel supply pump
JP2006170169A (ja) 燃料供給ポンプ
JP4367395B2 (ja) 燃料供給装置
JP6268279B2 (ja) 高圧燃料供給ポンプ
JP5182125B2 (ja) 燃料供給ポンプ
US10907630B2 (en) Relief valve device and high-pressure pump using same
WO2016117297A1 (ja) 高圧ポンプ及びその製造方法
JP4241611B2 (ja) 燃料噴射ポンプ用弁装置
JP2013194616A (ja) 高圧燃料供給ポンプ
EP4332367A1 (en) Fuel pump
JP2007009750A (ja) 燃料ポンプのシール構造及びそのシール構造を備えた燃料ポンプ
JP2015214943A (ja) 高圧燃料供給ポンプ
JP2001304071A (ja) 高圧サプライポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090817

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees