JP4659555B2 - 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置 - Google Patents

磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4659555B2
JP4659555B2 JP2005232683A JP2005232683A JP4659555B2 JP 4659555 B2 JP4659555 B2 JP 4659555B2 JP 2005232683 A JP2005232683 A JP 2005232683A JP 2005232683 A JP2005232683 A JP 2005232683A JP 4659555 B2 JP4659555 B2 JP 4659555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
semiconductor layer
type semiconductor
layer
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005232683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007048393A (ja
Inventor
純一 佐藤
泰史 荻本
善照 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005232683A priority Critical patent/JP4659555B2/ja
Publication of JP2007048393A publication Critical patent/JP2007048393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4659555B2 publication Critical patent/JP4659555B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

本発明は、光と磁気により記録または再生を行う光アシスト磁気再生装置に使用可能な磁気ヘッド、及び、この磁気ヘッドを用いた光アシスト磁気再生装置に関する。
光と磁気により、記録または再生を行う磁気記録方式としては、例えば下記特許文献1には、略室温に補償点を有するn形フェリ磁性体の磁気記録媒体およびこれを用いたレーザ光による光アシスト記録再生方式が開示されている。
この特許文献1に開示された記録方式では、記録媒体の記録領域にレーザ光を照射して昇温させ、その照射部分の保磁力を十分に低下させた状態で、磁気ヘッドによって外部磁場を加え、所望の情報を磁化情報として記録媒体に記録している。つまり、記録ビットは、レーザ照射領域と外部磁場とを加えた領域とが重なる部分に形成される。そして、幅広の磁気ヘッドを用いて、光ビームによる微小な昇温領域幅と同程度の幅狭のトラックに所望の情報が記録される。また、再生時においても、再生領域がレーザ光を照射されて昇温し、残留磁化の強度が大きくなった状態において、再生ヘッド(磁気センサ)によって記録された情報を読み出す。このとき、再生領域は、レーザ照射領域と再生ヘッド幅とが重なる部分である。よって、レーザ照射領域が幅狭であるため、トラックピッチが小さく且つ再生ヘッドが幅広である場合でも、各トラックに記録された情報を正確に再生することが可能となる。なお、記録・再生において光ビームとして近接場光を用いることにより、前述した昇温領域は、数十nm以下とすることが可能である。また、前述した磁気センサとしては、例えばGMRやTMRに代表される磁気抵抗効果素子が用いられる。
一方、磁性半導体のpn接合を利用した磁気センサが下記特許文献2に記載されている。特許文献2には、p型磁性半導体とn型磁性半導体とを用いることにより、整流作用を有するトンネル磁気抵抗効果素子が提案されているとともに、この提案によって、MRAM(Magnetic Random Access Memory)の部品数低減が可能であることが開示されている。また、下記非特許文献1には、スピン偏極したpn接合についての理論が記載されている。
特開平4−176034号公報 特開2004−22904号公報 Physical Review B, Vol 64, 121201 2001年
上記特許文献1,2に記載の磁気センサには、磁気検出を行うためにセンス電流を流す必要がある。また、非特許文献1のpn接合を用いた磁気センサでも同様であると考えられる。これら磁気センサは、抵抗値が自身の磁化方向により変化するため、その抵抗変化率から磁場の検出を可能としているものである。これらのような磁気センサにおいては低消費電力駆動が望まれているが、上述したセンス電流が消費電力の大部分を占めていることから、本発明者らは、このセンス電流に係る消費電力の削減に着目し、本発明を完成させるに至った。
したがって、本発明の目的は、低消費電力駆動が可能な磁気ヘッド及び磁気再生装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明による磁気ヘッドは、互いに対向した一対の磁性体層を含むものであって、光を受光し昇温された媒体の磁化情報を、媒体からの漏洩磁界を検出することによって読み取る磁気センサを備えており、前記磁気センサの前記一対の磁性体層間に電流が流れるような起電力を発生する第1のp型半導体層とn型半導体層とを含む太陽電池が構築されているとともに、前記一対の磁性体層が前記第1のp型半導体層と前記n型半導体層からなっており、前記第1のp型半導体層に対する前記n型半導体層の磁化方向の関係によって前記磁気センサに抵抗差が生じるものである。また、本発明による光アシスト磁気再生装置は、この磁気ヘッドと、媒体及び前記磁気センサにおける前記太陽電池が受光する光を放射する光源とを有している。
別の観点から、本発明による磁気ヘッドは、光を放射する光源と、互いに対向した一対の磁性体層を含むものであって、前記光源が放射した光を受光し昇温された媒体の磁化情報を、媒体からの漏洩磁界を検出することによって読み取る磁気センサとを備えており、前記光源が放射した光を受光するものであって、前記磁気センサの前記一対の磁性体層間に電流が流れるような起電力を発生する第1のp型半導体層とn型半導体層とを含む太陽電池が構築されているとともに、前記一対の磁性体層が前記第1のp型半導体層と前記n型半導体層からなっており、前記第1のp型半導体層に対する前記n型半導体層の磁化方向の関係によって前記磁気センサに抵抗差が生じるものである。また、本発明による光アシスト磁気再生装置は、この磁気ヘッドを有している。
上記構成によると、光源から直接又は間接的に照射される光を太陽電池で受光し、この太陽電池で発生した起電力を用いて磁気センサの一対の磁性体間に電流を流すことによって媒体の磁化情報を読み取ることができるため、媒体を加熱するために光源から放射された光が有効活用された低消費電力の磁気ヘッド及び磁気再生装置を提供できる。
また、一対の磁性体層が第1のp型半導体層とn型半導体層からなっているので、太陽電池の役割を併せ持った磁気センサを有する小型の磁気ヘッドを提供できる。
前記太陽電池の前記第1のp型半導体層と前記n型半導体層との間に、前記第1のp型半導体層よりも不純物濃度が低い第2のp型半導体層が挟まれていることが好ましい。これにより、第2のp型半導体層が真性半導体層に近似する働きをするので、光吸収量が向上する。その結果として、第1のp型半導体層とn型半導体層との間にスピン偏極した光電流量が多く流れるため、第1のp型半導体層とn型半導体層とが接合しているだけの場合に比べて、磁気センサの信号品質(S/N比)が向上する。
本発明による磁気ヘッドは、前記第2のp型半導体層における不純物濃度が、前記第1のp型半導体層に近づくほど増加していることが好ましい。これにより、第2のp型半導体層が、電位勾配及び磁化を同時に有した層となるので光吸収量が増加する。その結果として、スピン偏極した光電流量がさらに多くなるので、不純物濃度を変化させないものに比べて、磁気センサの信号品質(S/N比)がより向上する。
本発明による磁気ヘッドは、前記第2のp型半導体層の厚みが1nm〜1000nmであることが好ましい。これにより、磁気センサの応答速度を損なわずに、十分な光電流量を得ることができる。
本発明による磁気ヘッドは、前記太陽電池の前記第1のp型半導体と前記n型半導体との間に、非磁性層が挟まれていることが好ましい。これにより、磁化自由層と磁化固定層との磁気結合を切断すること又は弱めることができるので、磁化自由層内の磁化方向がより自由に回転できる。したがって、磁気センサの感度が向上する。
本発明による磁気ヘッドは、前記非磁性層の厚みが1nm〜5nmであることが好ましい。これにより、磁気結合を十分に分断でき、かつ、スピン緩和も小さく抑えることができる。
本発明による光アシスト磁気再生装置は、前記磁気センサに逆バイアス電圧を印加する回路をさらに有することが好ましい。これにより、第1のp型磁性半導体層とn型磁性半導体層との間の電位勾配が大きくなるため、逆バイアス電圧を印加しないものに比べて、磁気センサの感度や応答速度を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態に係る磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置について説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る磁気ヘッドについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る磁気ヘッドの模式断面図である。図1に示すように、本実施形態の磁気ヘッド1においては、基板11上に半導体レーザ層12、n型磁性半導体層13、非磁性層14、p型磁性半導体層15が、これらの順に積層されている。なお、n型磁性半導体層13、非磁性層14、及びp型磁性半導体層15は、太陽電池、かつ、磁気センサ16として機能する。
基板11としては、その上部に形成する半導体レーザ層12にあわせたものが好ましく、かつ強度の高いものを用いるのが好ましい。例えば半導体レーザ層12にGaN系半導体レーザを用いる場合は、基板11には、サファイア、GaN(窒化ガリウム)もしくはSi(シリコン)等を用いることができる。また、基板11にこれらを用いた場合、加工すればスライダとして用いることができる。
半導体レーザ層12としては、後述する磁気センサ16の再生分解能を高くするためにも、GaN系などの短波長レーザ光を放射するものを用いることが好ましい。これにより、磁気記録媒体への集光が行いやすく、また、磁気センサ16の光吸収も大きくすることができる。また、比較的長波長のGaAs系レーザ光を放射する光源を用いることもできる。この場合は近接場光を利用することにより分解能をあげることができる。また、この場合は後述する磁気センサ16におけるn型磁性半導体層13及びp型磁性半導体層15にもGaAs系のバンドギャップの比較的小さな材料を用いると良い。なお、半導体レーザ層12には、従来公知の構成のものを用いることができる。
磁気センサ16は、n型磁性半導体層13と、非磁性層14と、p型磁性半導体層15とが積層形成されているものである。非磁性層14は、n型磁性半導体層13とp型磁性半導体層15との磁気結合を分断し又は弱め、磁気センサ感度を上げるために、n型磁性半導体層13とp型磁性半導体層15との間に形成されている。
n型磁性半導体層13、p型磁性半導体層15の材料としては、室温で動作可能とするためにも例えばGaN、TiO(酸化チタン)、ZnO(酸化亜鉛)等のワイドギャップ半導体にMn(マンガン)、Cr(クロム)等の磁性不純物をドーピングした半導体を用いることが好ましい。そして、例えば半導体レーザ層12にGaNを用いる場合は、n型磁性半導体層13を形成するにはCrを、p型磁性半導体層15を形成するにはMnを磁性不純物とすればよい。
また、n型磁性半導体層13、p型磁性半導体層15のうちどちらが磁化固定層であってもかまわない。磁化固定層の見かけ上の保磁力を向上させるため、反強磁性層(図示せず)を磁化固定層に接するように積層形成していわゆるスピンバルブ構造としてもよい。ここで、例えば、p型磁性半導体層15を磁化固定層とする場合は、p型磁性半導体層15に接するように反強磁性層を積層形成すればよい。この場合、n型磁性半導体層13が磁化自由層となるわけだが、この磁化自由層の層厚としては、再生分解能を高く保つためにも1nm〜5nmであることが好ましい。これにより、磁気結合を十分に分断でき、かつ、スピン緩和も小さく抑えることができる。
なお、半導体レーザ層12への電力供給と、磁気センサ16からの起電力検出を行うために、半導体レーザ層12とn型磁性半導体層13との間に電極層(図示せず)を形成することができる。このような電極層には通常、Au、Ag、Cuなどの電気抵抗が小さく、かつオーミック接合可能な金属が用いられる。
次に、上述した磁気ヘッド1の磁気センサ16の動作原理を、図2を用いて説明する。図2は、図1の磁気センサ16のエネルギーバンド図であって、εFはフェルミレベルを示す。本実施形態では、n型磁性半導体層13が磁化自由層、p型磁性半導体層15が磁化固定層の場合について説明する。
半導体レーザ層12は、記録媒体の記録または再生しようとする領域を局所加熱(光アシスト)するためのものであるが、アシスト光が媒体に照射される際、半導体レーザ層12から直接、もしくは間接的(媒体からの反射、散乱などによる)に磁気センサ16にもアシスト光が照射される。その際いわゆる太陽電池の原理(もしくは光電効果)により光電流22が発生する。ここでp型磁性半導体層15(磁化固定層)部分で生成した電子は、p型磁性半導体層15(磁化固定層)と同じ磁化方向にスピン偏極している。このスピン偏極した電子は、非磁性層14及びその近傍21に形成される電位勾配により、n型磁性半導体層13(磁化自由層)に向かいスピン電流として移動する。このときn型磁性半導体層13との磁化方向の関係により電気抵抗に差が生じる。すなわち磁化方向が反対の場合は、同じ場合に比べて抵抗が大きい。これはいわゆるスピン依存性散乱効果によるためであり、流れ込む電子のスピン方向とn型磁性半導体層13(磁化自由層)のスピンの方向とが違う場合は、電子が散乱を受けるため、抵抗が高くなり、結果的に光電流は減少する。一方、方向が同じ場合は、前述のスピン依存散乱がないため、抵抗の増大はない。このような磁気センサ16に流れる光電流・電圧を計測することにより外部磁場を計測できるため、磁気センサとすることができるのである。
従来の磁気センサであれば、キャリアである電子を生み出すのに必要なエネルギーを別途接続した電源から得る必要があるのに対し、本実施形態の磁気ヘッドによると、上述のように、記録媒体の加熱に用いられるレーザ光の余りの部分を駆動力して光電流を得ることができるので、別途電源を接続する必要がない。したがって、低消費電力の磁気ヘッドを提供することができる。また、太陽電池の役割を併せ持った磁気センサを有する小型の磁気ヘッドを提供できる。
また、磁気センサ16においては、n型磁性半導体層13とp型磁性半導体層15との間に、非磁性層14が挟まれているため、n型磁性半導体層13とp型磁性半導体層15との磁気結合を分断又は弱めることができ、n型磁性半導体層13の磁化方向が反転しやすくなって磁気センサ16の感度が向上する。
なお、本実施形態では、n型磁性半導体層13を磁化自由層、p型磁性半導体層15を磁化固定層として説明を行ったが、その反対の構成であるn型磁性半導体層13を磁化固定層、p型磁性半導体層15を磁化自由層としてもかまわない。また、本実施形態では半導体レーザ層12を先に形成する例を示したが、反対に磁気センサ16を先に形成してもかまわない。また、本実施形態では半導体レーザ層12と磁気センサ16とを一体的に形成したが、別々に形成し、その後貼り合わせることで、磁気ヘッド1としても構わない。
<第2実施形態>
次に、本発明の第1実施形態に係る磁気ヘッドについて説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係る磁気ヘッドの模式断面図である。なお、本実施形態において第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と符号の1の位の数字を合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
に示すように、本実施形態の磁気ヘッド3においては、基板31上に半導体レーザ層32が積層されている。そして、半導体レーザ層32の上に、n型磁性半導体層33、非磁性層34、磁化固定層39が、これらの順に積層されている。磁化固定層39は、非磁性層34側から順に、第2のp型磁性半導体層37、第1のp型磁性半導体層35、反強磁性層38が積層されて形成されているものである。なお、n型磁性半導体層33、非磁性層34、及び磁化固定層39は、磁気センサ36として機能するものでもある。
磁化自由層であるn型磁性半導体層33までの形成方法は、第1実施形態と同様である。なお、n型磁性半導体層33の膜厚は再生分解能を高く保つためにも1nm〜5nmであることが好ましい。
非磁性層34は、磁性不純物がドーピングされていない真性半導体層、または、磁化が発現しないほど微量に磁性不純物がドーピングされている層である。このような非磁性層34は、磁化固定層39と磁化自由層であるn型磁性半導体層33が磁気結合しないように適度な厚みを持ち、かつスピン偏極した電子が通り抜ける際にスピン緩和が起こりにくいように、厚みとして1nm〜5nmであることが好ましい。
第2のp型磁性半導体層37は、第1のp型磁性半導体層35と同様の基材料を用いることができるものである。ただし、磁化を持つ程度に磁性不純物がドーピングされており、第1のp型磁性半導体層35よりドーピング量が少なくなるように形成されている。これにより、第1のp型磁性半導体層35とn型磁性半導体層33との間にスピン偏極した光電流量が多く流れるため、第1のp型磁性半導体層35とn型磁性半導体層33とが接合しているだけの場合に比べて、磁気センサの信号品質(S/N)を向上することができる。また、上述の磁性不純物の濃度は一定である必要はなく第1のp型磁性半導体層35に向かい連続又は不連続に増加していてもよい。それにより第2のp型磁性半導体層37内には、電位勾配が形成され、かつ磁性を発現することができる。すなわち、第2のp型磁性半導体層37は、光電流の主な発生部であり、同時に磁化固定層の働きを兼ね、そこで発生する大量の光電流は常に一定方向にスピン偏極している。また、第2のp型磁性半導体層37は、厚みが1nm以上あれば、光吸収量が多くなり光電流量も増えるため、磁気センサとしての信号品質が上がる。しかし厚みが1000nmを超えると、第2のp型磁性半導体層37内に形成される電位勾配が緩やかになりすぎ、n型磁性半導体層33(磁化自由層)への電子の移動速度が著しく減少するため、その結果として磁気センサの動作速度が減少してしまう。よって、第2のp型磁性半導体層37の層厚としては、1nm以上1000nm以下が好ましく、センサ感度と速度を両立するためにも10nm以上500nm以下がさらに好ましい。
第1のp型磁性半導体層35と、第2のp型磁性半導体層37の見かけ上の保磁力を大きくするため、反強磁性層38を形成し、スピンバルブ構造とする。ただし、第1のp型磁性半導体層35の保磁力が十分大きい場合には反強磁性層38は特に必要ではない。
次に、上述した磁気ヘッド3の磁気センサ36の動作原理を、図4を用いて説明する。図4は、図3の磁気センサ36におけるn型磁性半導体層33、非磁性層34、第2のp型磁性半導体層37、及び第1のp型磁性半導体層35の部分のエネルギーバンド図であって、εFはフェルミレベル示す。
第1実施形態と同じく、半導体レーザ層32から図示しない媒体に向け照射されたレーザアシスト光の反射・散乱光が、磁気センサ36のn型磁性半導体層33と第1のp型磁性半導体層35との間の部分で吸収されることによって、光電流42が発生する。特に第2のp型磁性半導体層37内では、光電流42は、第2のp型磁性半導体層37の磁化方向(磁化固定層39の磁化方向でもある)にスピン偏極している。また、第2のp型磁性半導体層37には、電位勾配が形成されており、しかも膜厚が厚い分、光の吸収率が高まるため、大量にスピン偏極した光電子(光電流42)が生成される。そして、スピン偏極した大量の電子は、n型磁性半導体層33(磁化自由層)に向かって移動する。そして第1実施形態と同じくスピン依存散乱効果により、磁化固定層39とn型磁性半導体層33(磁化自由層)との磁化の向きが平行の場合は、光電子はスピン依存散乱による抵抗を受けることなく光電流に寄与するが、反平行の場合は、n型磁性半導体層33に進入するにあたり抵抗を受けるため、光電流は弱まる。そして光電流・電圧を計測することにより磁気検出が可能となる。
本実施形態の磁気ヘッド3によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1のp型磁性半導体層35とn型磁性半導体層33との間に、第1のp型磁性半導体層35よりも不純物濃度が低い第2のp型磁性半導体層37が挟まれているので、第1のp型磁性半導体層35とn型磁性半導体層33との間にスピン偏極した光電流量が多く流れるため、第1のp型磁性半導体層35とn型磁性半導体層33とが接合しているだけの場合に比べて、磁気センサの信号品質を向上することができる。
さらに、第2のp型磁性半導体層37における不純物濃度が、第1のp型磁性半導体層35に近づくほど増加しているので、第2のp型磁性半導体層37が、電位勾配及び磁化を同時に有した層となる。したがって、生成される光電流量が多くなり、かつ、電子をスピン偏極させることができる。その結果として、不純物濃度を増加させないものに比べて、磁気センサの信号品質を向上することができる。
また、第2のp型磁性半導体層37の厚みが1nm〜1000nmであるので、磁気センサ36の応答速度を損なわずに、十分な光電流量を得ることができる。さらに、非磁性層34の厚みが1nm〜5nmであるので、磁気結合を十分に分断でき、かつ、スピン緩和も小さく抑えることができる。
なお、本実施形態においては、n型磁性半導体層33を磁化自由層、第2のp型磁性半導体層37、第1のp型磁性半導体層35、及び反強磁性層38を磁化固定層39として説明を行ったが、例えば、反強磁性層38を形成せずに、n型磁性半導体層33を磁化固定層、第2のp型磁性半導体層37及び第1のp型磁性半導体層35を磁化自由層としてもかまわない。このとき、反強磁性層をn型磁性半導体層33に接合させてもよい。また、本実施形態では、半導体レーザ層32を先に形成する例を示したが、反対に磁気センサ36を先に形成してもかまわない。また、本実施形態では半導体レーザ層32と磁気センサ36とを一体的に形成したが、別々に形成し、その後貼り合わせることで、磁気ヘッド3としても構わない。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る光アシスト磁気再生装置について説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係る光アシスト磁気再生装置の主要部分を示す概略図である。なお、本実施形態の光アシスト磁気再生装置では、第1実施形態の磁気ヘッド1と同様の磁気ヘッドを用いているため、第1実施形態と同様の部分(符号61から66)については、第1実施形態と符号の1の位の数字を合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
本実施形態の光アシスト磁気再生装置60は、磁気ヘッド6と、磁気記録媒体51とを備えている。磁気ヘッド6は、その積層方向の面と媒体の表面とがほぼ平行に、かつ、半導体レーザ層62のレーザ発射方向面側が媒体の表面に対向するように設置されている。
半導体レーザ層62の表面には、表面に外部電源と接続されている電流供給用の一対の電極(図示せず)が設けられている。
磁気センサ66には、信号処理基板(図示せず)などに接続され、かつ、媒体から得た磁化情報を送信するための一対の電極(図示せず)が設けられている。具体的には、n型磁性半導体層63の表面と、p型磁性半導体層65の表面とにそれぞれ一極ずつ電極が接続されており、信号処理基板などに磁化情報が送信される。
次に、光アシスト磁気再生装置60の動作について説明する。磁気ヘッド6の半導体レーザ層62から照射されたアシスト光52は、磁気記録媒体51に到達し、再生領域が昇温される。その際、磁気ヘッド6と磁気記録媒体51との距離(磁気ヘッド6の浮上長)は通常10nm以下であり、かつ磁気センサ66と半導体レーザ層62とは接しており非常に近い距離にあるため、アシスト光52は磁気記録媒体51まで達した後、散乱光(反射光)53となって磁気センサ66にも到達する。そして磁気センサ66により磁気検出を行うことができる。なお、磁気センサ66において、磁気記録媒体51からの漏洩磁界を感知する磁化自由層(n型磁性半導体層63)は、できるだけ光源部に近いことが望ましい。それにより、昇温領域と磁気センサ66による再生領域が近づくため、より感度の高い再生が可能となる。
なお、アシスト光52の照射により生じる磁気記録媒体51表面の温度分布は、磁気記録媒体51が移動(回転)することにより、その速度に合った距離分ずれる。具体的には、半導体レーザ層からアシスト光52aが磁気記録媒体51に照射されると、その照射部分が昇温され、昇温部54aが形成される(図6(a)参照)。
次に、説明の便宜のため不連続な時系列で、移動(回転)している磁気記録媒体51が昇温された場合の状態を示す。まず一例として、磁気記録媒体51が図6(a)に示す状態から所定時間後(図6(b)参照)の位置でのアシスト光52bによる昇温状態を示す。このときの磁気記録媒体51は、昇温部54aの他に昇温部54bを有することになる(図6(c)参照)。なお、図6(b)、(c)における点線は、図6(a)におけるアシスト光52aの照射位置である。さらに、所定時間経過後の位置での場合も同様に、磁気記録媒体51は、アシスト光52cによって昇温部54a、51bの他に昇温部54cを有することになる(図6(d)参照)。なお、図6(d)における点線は、図6(c)におけるアシスト光52bの照射位置である。
ここで、上述のようなの不連続な時系列での昇温ではなく、図6(a)の状態から図6(d)の状態、及びその所定時間後の状態まで連続して昇温された場合の昇温状態を示すと、図6(e)に示すように、アシスト光52によって昇温された昇温部54を有する磁気記録媒体51となる。なお、図6(e)における点線は、図6(d)におけるアシスト光52cの照射位置である。
本実施形態において光アシスト再生を容易に行うためには、上述の図6(e)に示すような昇温部54の点線位置付近に磁気センサ66のn型磁性半導体層63(磁化自由層)が存在するように設計することが望ましい。したがって、例えば、ある位置での昇温部が所定時間後、磁気記録媒体の移動(回転)によって移動方向に100nm程度ずれる場合には、アシスト光52の出射位置とn型磁性半導体層63(磁化自由層)との距離は100nm程度であることが望ましい。なお、この望ましい距離は磁気記録媒体の移動(回転)速度などに応じて変わる。このように望ましい距離を設定すれば、磁気記録媒体51の昇温域と再生域とを一致させることができるので、確実に磁気ヘッド6によって磁気記録媒体51の磁化情報を読み取ることができる。
また、n型磁性半導体層63とp型磁性半導体層65との間の電位勾配を大きくして磁気センサ66の感度を増大させるために、逆バイアス電圧を印加する回路を磁気センサ66に接続した光アシスト磁気再生装置60としてもよい。このとき、図7に示すように、印加前の光電流55aは印加後の光電流55bへと電位勾配が大きいものに変化する。このような逆バイアスに必要な電力はセンス電流に必要な電力に比べ非常に小さいため、結果として、低消費電力駆動が可能である。
本実施形態の光アシスト磁気再生装置60によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、逆バイアス電圧を磁気センサ66に印加することによって、n型磁性半導体層63とp型磁性半導体層65との間の電位勾配が大きくすることができるため、逆バイアス電圧を印加しないものに比べて、磁気センサ66の感度や応答速度を向上させることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る光アシスト磁気再生装置について説明する。図8は、本発明の第4実施形態に係る光アシスト磁気再生装置の主要部分を示す概略図である。なお、本実施形態の光アシスト磁気再生装置では、第1実施形態と同様の部分(符号83から86)については、第1実施形態と符号の1の位の数字を合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
本実施形態の光アシスト磁気再生装置80は、半導体レーザ層が磁気ヘッド8に形成されていない点で、第3実施形態の光アシスト磁気再生装置60と異なる。具体的には、基板81の上に磁気センサ86が形成されており、光源82が、磁気センサ86に対して磁気記録媒体71と反対側に分離した状態で設置されている。
光源82は、光源82から照射されるアシスト光72が基板81を通過して磁気記録媒体71の再生部位に正確に照射されよう位置合わせされている。この場合、基板81がアシスト光72に対し不透明である場合は、基板81に孔を設けるなど光を通す加工が必要となるが、基板81が例えばサファイア等のアシスト光72に対して透明な材料からなる場合は、特に加工の必要はない。また、基板81の屈折率が空気の屈折率よりも高いことを利用し、アシスト光72の一部を基板81内に閉じ込め、磁気センサ86に誘導し、散乱光73に加えて光電流の励起光とすることもできる。また、アシスト光72の一部を反射鏡により磁気センサ86に誘導することも可能である。
本実施形態の光アシスト磁気再生装置80によれば、第3実施形態の光アシスト磁気再生装置60と同様の作用・効果を得ることができる。
<変形例>
次に、本発明の第1実施形態の変形例に係る磁気ヘッドについて説明する。図9は、本発明の第1実施形態の変形例に係る磁気ヘッドの模式断面図である。なお、本変形例の磁気ヘッド9では、第1実施形態と同様の部分(符号91から96)については、第1実施形態と符号の1の位の数字を合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
図9に示すように、磁気ヘッド9は、半導体レーザ層92と磁気センサ96との間と、磁気センサ96のp型磁性半導体層95側の層上とに、電極97、98がそれぞれ形成されている。また、基板91と電極97とは、レーザ発生用電圧印加装置99とそれぞれ電気的に接続されており、基板91、電極97間の半導体レーザ層92に電圧を印加できるようになっている。また、電極97と電極98とは、並列接続された逆バイアス電圧印加装置100、電圧計101、及び、電流計102と電気的にそれぞれ接続され、電極97、電極98間の磁気センサ96に逆バイアス電圧を印加できるようになっている。
なお、本変形例の基板91は導電性層であるが、仮に基板91が導電性のものでない場合には(例えばAl23)、半導体レーザ層92との間にさらに導電性層(例えば、半導体レーザ層92にGaN系レーザ層を形成する場合にはGaN層)を形成しておけばよい。
本変形例の磁気ヘッド9によれば、第1実施形態の磁気ヘッド1と同様の作用・効果を得ることができる。また、逆バイアス電圧印加装置100によって逆バイアス電圧を磁気センサ96に印加できるため、第1のp型磁性半導体層95とn型磁性半導体層93との間の電位勾配を大きくでき、第1実施形態の磁気ヘッド1に比べて、磁気センサの感度や応答速度を向上させることができる。
本変形例の磁気ヘッド9における磁気センサ96の代わりに、第2実施形態の磁気ヘッド3における磁気センサ36を用いることもできる。この場合も本変形例の磁気ヘッド9と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第2実施形態の磁気ヘッドを第3実施形態の磁気ヘッド6の代わりに用いることも可能である。また、上記実施形態において光源として半導体レーザ層を用いているが、光源として磁気ヘッドに搭載可能なものであったり、光アシスト磁気再生装置内に収まるものであったりするのであればどのようなものであってもよい。また、磁気ヘッド中における各層の材料、層厚などは適宜変更可能である
本発明の第1実施形態に係る磁気ヘッドの模式断面図である。 図1の磁気センサのエネルギーバンド図である。 本発明の第2実施形態に係る磁気ヘッドの模式断面図である。 図2の磁気センサのエネルギーバンドを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る光アシスト磁気再生装置の主要部分を示す概略図である。 アシスト光の照射により生じる磁気記録媒体表面の温度分布の状態を説明するための図である。 図5に示す光アシスト磁気再生装置の磁気センサに逆バイアス電圧を印加する前とした後とのエネルギーバンドを示す図である。 本発明の第4実施形態に係る光アシスト磁気再生装置の主要部分を示す概略図である。 本発明の各実施形態の変形例に係る磁気ヘッドの模式断面図である。
符号の説明
1、3、6、8 、9 磁気ヘッド
11、31、61、81、91 基板
12、32、62、92 半導体レーザ層
13、33、63、83、93 n型磁性半導体層
14、34、64、84 、94 非磁性層
15、65、85、95 p型磁性半導体層
16、36、66、86、96 磁気センサ
21 (非磁性層14の)近傍
22、42、55a、55b 光電流
35 第1のp型磁性半導体層
37 第2のp型磁性半導体層
38 反強磁性層
39 磁化固定層
51、71 磁気記録媒体
52、52a、52b、52c、72 アシスト光
53、73 散乱光
54、54a、54b、54c 昇温部
60、80 光アシスト磁気再生装置
82 光源

Claims (10)

  1. 互いに対向した一対の磁性体層を含むものであって、光を受光し昇温された媒体の磁化情報を、媒体からの漏洩磁界を検出することによって読み取る磁気センサを備えており、
    前記磁気センサの前記一対の磁性体層間に電流が流れるような起電力を発生する第1のp型半導体層とn型半導体層とを含む太陽電池が構築されているとともに、前記一対の磁性体層が前記第1のp型半導体層と前記n型半導体層からなっており、前記第1のp型半導体層に対する前記n型半導体層の磁化方向の関係によって前記磁気センサに抵抗差が生じることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 光を放射する光源と、
    互いに対向した一対の磁性体層を含むものであって、前記光源が放射した光を受光し昇温された媒体の磁化情報を、媒体からの漏洩磁界を検出することによって読み取る磁気センサとを備えており、
    前記光源が放射した光を受光するものであって、前記磁気センサの前記一対の磁性体層間に電流が流れるような起電力を発生する第1のp型半導体層とn型半導体層とを含む太陽電池が構築されているとともに、前記一対の磁性体層が前記第1のp型半導体層と前記n型半導体層からなっており、前記第1のp型半導体層に対する前記n型半導体層の磁化方向の関係によって前記磁気センサに抵抗差が生じることを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 前記太陽電池の前記第1のp型半導体層と前記n型半導体層との間に、前記第1のp型半導体層よりも不純物濃度が低い第2のp型半導体層が挟まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッド。
  4. 前記第2のp型半導体層における不純物濃度が、前記第1のp型半導体層に近づくほど増加していることを特徴とする請求項に記載の磁気ヘッド。
  5. 前記第2のp型半導体層の厚みが1nm〜1000nmであることを特徴とする請求項3又は4に記載の磁気ヘッド。
  6. 前記太陽電池の前記第1のp型半導体と前記n型半導体との間に、非磁性層が挟まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッド。
  7. 前記非磁性層の厚みが1nm〜5nmであることを特徴とする請求項に記載の磁気ヘッド。
  8. 請求項1に記載の磁気ヘッドと、
    媒体及び前記磁気センサにおける前記太陽電池が受光する光を放射する光源とを有することを特徴とする光アシスト磁気再生装置。
  9. 請求項2に記載の磁気ヘッドを有することを特徴とする光アシスト磁気再生装置。
  10. 前記磁気センサに逆バイアス電圧を印加する回路をさらに有することを特徴とする請求項8又は9に記載の光アシスト磁気再生装置。
JP2005232683A 2005-08-11 2005-08-11 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置 Expired - Fee Related JP4659555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232683A JP4659555B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232683A JP4659555B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007048393A JP2007048393A (ja) 2007-02-22
JP4659555B2 true JP4659555B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=37851090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005232683A Expired - Fee Related JP4659555B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4659555B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073270A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Konica Minolta Opto Inc ヘッド機構および磁気記録装置
CN111554805A (zh) * 2020-04-22 2020-08-18 西安交通大学 一种实现可见光调控界面磁性的方法及结构
WO2021248089A1 (en) * 2020-06-04 2021-12-09 The Trustees Of The Stevens Institute Of Technology In situ doping of irons into mos2 toward two-dimensional dilute magnetic semiconductors

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003258284A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Sharp Corp 色素増感型光電変換装置およびその製造方法
JP2004062930A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Sharp Corp 磁気検出装置およびこれを備えた磁気再生装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06162597A (ja) * 1992-11-20 1994-06-10 Nikon Corp 光磁気信号再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003258284A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Sharp Corp 色素増感型光電変換装置およびその製造方法
JP2004062930A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Sharp Corp 磁気検出装置およびこれを備えた磁気再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007048393A (ja) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4705165B2 (ja) 磁気センサー素子、磁気再生ヘッド、磁気再生装置及び磁気再生方法
US7876646B2 (en) Thermally assisted magnetic head, head gimbal assembly, and hard disk drive
JP4800896B2 (ja) 磁気センサー素子及びその製造方法、磁気ヘッド、磁気再生装置、並びに磁気再生方法
US7957099B2 (en) Thermally assisted magnetic head with optical waveguide and light shield
US7974043B2 (en) Thermally assisted magnetic head
US20100284102A1 (en) Magnetic recording device with an integrated microelectronic device
JP4019615B2 (ja) 光磁気素子、光磁気ヘッドおよび磁気ディスク装置
US8179747B1 (en) Thermally assisted magnetic head
KR100786929B1 (ko) 자기 헤드 및 자기 기록 재생 장치
JP4095527B2 (ja) 磁化情報記録再生方法及び装置
WO2010100678A1 (ja) トンネル磁気記録素子、磁気メモリセル及び磁気ランダムアクセスメモリ
JP4659555B2 (ja) 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置
JP5338264B2 (ja) 磁気センサー
JP4680825B2 (ja) 磁気記録再生ヘッド、磁気記録再生装置及び磁気情報記録再生方法
US9305573B2 (en) Thermally assisted recording head utilizing laser light with limited wavelength range
JP5326984B2 (ja) 光学素子及び光学装置
JP4025348B2 (ja) 電磁界検出素子、電磁界検出センサ、電磁界検出回路、磁気記録再生ヘッド、情報記録再生装置
JPH09231516A (ja) 磁気センサ
JP3670992B2 (ja) 光を用いた磁化検出方法および装置
JP2007102899A (ja) 磁化検出方法および装置
JPH09252152A (ja) 磁気素子
JP4358796B2 (ja) 磁気検出装置及び磁気検出体
US20110026296A1 (en) Nonvolatile Optical Memory Element, Memory Device, and Reading Method Thereof
JP2003263708A (ja) 磁気抵抗効果型ヘッド
JP2011023088A (ja) 光学素子及び光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070822

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees