JPH06162597A - 光磁気信号再生装置 - Google Patents

光磁気信号再生装置

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JPH06162597A
JPH06162597A JP4312177A JP31217792A JPH06162597A JP H06162597 A JPH06162597 A JP H06162597A JP 4312177 A JP4312177 A JP 4312177A JP 31217792 A JP31217792 A JP 31217792A JP H06162597 A JPH06162597 A JP H06162597A
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JP
Japan
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current
signal
magneto
component
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Pending
Application number
JP4312177A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結合コンデンサが不要であり、帰還抵抗を大
きくでき、ヘッドアンプの性能を十二分発揮できる光磁
気信号再生装置を得る。 【構成】 光磁気記録媒体の記録面からの反射光を電気
信号に変換する光電変換手段1と、この光電変換手段1
で変換された電気信号に含まれる不要な信号成分を検出
する不要信号成分検出手段2と、光電変換手段1で変換
された電気信号から不要信号成分検出手段2で検出され
た不要な信号成分を消去して再生信号のみを取り出す演
算手段3とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体に記録
された信号を再生するための光磁気信号再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】以下、光磁気記録媒体として光磁気ディ
スクを例にとって説明する。光磁気ディスク装置におけ
る情報信号の再生は、光磁気ディスクの記録面にレーザ
光を照射し、その反射光をPINホトダイオードに入射
させることによりなされる。PINホトダイオードは入
射光量に応じた電流を出力し、この電流はヘッドアンプ
で電圧に変換される。ところで、PINホトダイオード
に入射する情報信号光成分は、全入射光の10%程度の
微小光量(1〜2μW)となるため、ヘッドアンプには
高いシグナル・ノイズ比(S/N)が要求される。シグ
ナル・ノイズ比,帯域ともに良好な特性を有するヘッド
アンプとして、トランスインピーダンス型のものがあ
る。図5は、トランスインピーダンス型増幅器を使用し
た従来の光磁気信号再生装置の構成図である。図5にお
いて、光磁気ディスクの記録面からの反射光である光磁
気信号光PはPINホトダイオードPDで光磁気信号電
流に変換される。この光磁気信号電流は、結合コンデン
サCにより直流(DC)成分が遮断され、信号成分だけ
がトランスインピーダンス型増幅器(以下、アンプと略
記する)TZの帰還抵抗Rにより電流電圧変換されて光
磁気再生信号として出力されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の光
磁気信号再生装置では、情報信号を再生したときの入射
光中の不要なDC成分を遮断するために、PINホトダ
イオードPDとアンプTZとの間に結合コンデンサCが
必要であり、配線の引回しによるアンプTZの入力容量
が増加し、高周波特性が不安定になるという問題があっ
た。また、結合コンデンサCを使わないで直結した場合
は、DC成分によるアンプTZの飽和のために帰還抵抗
Rを大きくできないので、抵抗で発生する熱雑音電流が
問題となり、アンプの性能を十分発揮できなかった。ま
た、記録又は消去の場合には大パワーの光がPINダイ
オードPDに入射するが、このとき結合コンデンサの直
流遮断の影響で記録又は消去直後にサグが発生し、サグ
量が大きい場合にはアンプTZが飽和して、再生信号に
影響を与えるという問題もあった。
【0004】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、結合コンデンサが不要で、帰還
抵抗を大きくでき、アンプの性能を十二分発揮できる光
磁気信号再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光磁気信
号再生装置は、光磁気記録媒体の記録面からの反射光を
電気信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段
で変換された電気信号に含まれる不要な信号成分を検出
する不要信号成分検出手段と、光電変換手段で変換され
た電気信号から不要信号成分検出手段で検出された不要
な信号成分を消去して再生信号のみを取り出す演算手段
とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明においては、演算手段が、光電変換手
段で変換された電気信号から、不要信号成分検出手段で
検出された不要な信号成分を消去して再生信号のみを取
り出すので、アンプの飽和が防止でき、帰還抵抗を大き
くできる。また結合コンデンサも不要となる。
【0007】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例による光磁気信
号再生装置の構成図である。図1おいて、光磁気信号光
(以下、信号光と略記する)PSIG+DCはPINホトダイ
オードPDからなる光電変換手段1により光磁気信号電
流(以下、光電流と略記する)ISIG+DCに変換される。
変換された光電流ISIG+DCはトランジスタQ1 に流れる
が、トランジスタQ1 ,Q2 は第1のカレントミラー回
路を構成しているので、トランジスタQ2 側にもトラン
ジスタQ1 に流れる電流と等しいISIG+DCが流れる。こ
のトランジスタQ2 側に流れる電流は、積分コンデンサ
0 により再生信号成分ISIG が除かれ、DC成分IDC
となる。即ち、第1のカレントミラー回路と積分コンデ
ンサC0 とにより、不要な信号成分であるDC成分IDC
を検出する不要信号成分検出手段2が構成されている。
【0008】次に、この電流IDCはトランジスタQ3
流れるが、トランジスタQ3 ,Q4も第2のカレントミ
ラー回路を構成しているので、トランジスタQ4 側に
も、トランジスタQ3 に流れる電流と等しいIDCが流れ
る。従って、PINダイオードPDの光電流ISIG+DC
らIDCが減算され、PINダイオードPDの出力電流は
再生信号成分ISIG のみとなる。即ち、第2のカレント
ミラー回路はISIG+DCからIDCを減算する演算手段3を
構成している。電流ISIG はアンプTZの帰還抵抗Rに
より電圧に変換されて光磁気再生信号として出力され
る。
【0009】実施例2.図2は本発明の第2の実施例に
よる光磁気信号再生装置の構成図である。この実施例2
は不要信号成分検出手段2が、アンプTZ、A/D変換
器21、D/A変換器22及びマイクロコンピュータ2
3により構成されている。なお、マイクロコンピュータ
(以下、CPUと略記する)は少なくとも中央演算処理
装置、プログラムやデータを記憶するメモリ及び入出力
インタフェースを有している。また、演算手段3は電圧
−電流変換器により構成されている。
【0010】次に動作を説明する。PINダイオードP
Dで変換された光電流ISIG+DCはアンプTZにより電圧
信号に変換され、A/D変換器21を経てディジタル信
号としてCPU23に取り込まれる。CPU23は光電
流中のDC成分を計算し、ディジタルデータとしてD/
A変換器22へ出力し、このデータは電圧信号に変換さ
れる。この電圧信号は電圧−電流変換器3により電流に
変換され、PINダイオードPDの出力である光電流I
SIG+DCから減算される。なお、CPU23が計算により
求めた光電流中のDC成分は、メモリに記憶しておくな
どして、常にその値がD/A変換器22へ出力される。
また、CPU23の動作は予めメモリに記憶させたプロ
グラムに基づいてなされる。以上の動作により、PIN
ダイオードPDの出力電流は再生信号成分ISIG のみと
なる。そして、このISIG は不要信号成分検出手段2の
中のアンプTZより光磁気再生信号として出力される。
【0011】上記第2の実施例においては、光電流中の
DC成分を検出しているが、記録ディスクに照射するレ
ーザ光量は既知の値であるので、DC成分検出を省略し
てCPU23からDC成分に相当するディジタルデータ
をD/A変換器22に送り出しても同様の効果があるこ
とは明らかである。
【0012】実施例3.図3は本発明の第3の実施例に
よる光磁気信号再生装置の構成図である。この第3の実
施例は情報の再生の場合に加えて、記録と消去の場合も
不要な信号を検出し、不要な信号がアンプTZに入力さ
れないようにしたものである。先ず、記録又は消去時に
おける大パワーの光がPINホトダイオードPDに入射
される場合の影響について説明する。図6(a)は、I
SOフォーマット光磁気ディスクのセクタフォーマット
を示し、図6(b)は、このセクタに記録、再生、消去
した場合にPINホトダイオードに入射される信号光を
示している。図6(c)は、この信号光が図5に示す回
路のPINホトダイオードPDに入力された時、アンプ
TZから出力される信号の波形を示している。この場
合、結合コンデンサCによる直流遮断の影響で記録又は
消去直後にサグが発生し、サグ量が大きい場合にはアン
プが飽和して、再生信号に悪影響を与えることは周知の
事実である。また、結合コンデンサを使わないで直結し
た場合には記録又は消去時の大電流によりアンプが飽和
するという問題があった。
【0013】そこで、第3の実施例は、CPU23の出
力側にD/A変換器A24及びD/A変換器B25の二
つを設け、さらに夫々の出力電圧信号を電流に変換する
電圧−電流変換器A31及び電圧−電流変換器B32
と、これら電圧−電流変換器の出力側とPINホトダイ
オードPDの出力側との接続を切換える差動増幅型アナ
ログスイッチ(以下、差動スイッチと略記する)33と
を設けることにより上記の問題点を解決したものであ
る。
【0014】次に、動作を説明する。先ず、情報の再生
の場合は、CPU23は第2の実施例と同様に、DC成
分に相当するディジタルデータをD/A変換器A24に
出力し、このデータは電圧信号に変換される。この電圧
信号は電圧−電流変換器A31によりDC成分IDCに変
換される。なお、電圧−電流変換器B32の変換出力は
零となるように、CPU23はD/A変換器B25にデ
ータを出力する。差動スイッチ33は再生時に、つまり
無信号時に電圧−電流変換器A31の電流が流れる。従
って、動作は第2の実施例と同じである。
【0015】記録又は消去時に、不図示の記録又は消去
回路にて半導体レーザが駆動され、大パワーの光がPI
NホトダイオードPDに入射される。この大パワーの光
は図4(b)に示す信号電流に変換される。記録時は、
CPU23はD/A変換器A24にボトムパワーに相当
するディジタルデータを出力し、このデータは電圧信号
に変換される。この電圧信号は電圧−電流変換器A31
によりボトムパワーによる電流に変換される。また、C
PU23はD/A変換器B25にピークパワーに相当す
るディジタルデータを出力し、このデータは電圧信号に
変換される。この電圧信号は電圧−電流変換器B32に
よりピークパワーによる電流に変換される。差動スイッ
チ33には、記録信号が与えられ、記録信号の状態に応
じて、ピークパワー電流又はボトムパワー電流が演算手
段3から出力される。そして、PINホトダイオードP
Dの出力電流から等量のピークパワー電流又はボトムパ
ワー電流が減算される。従って、アンプTZには電流が
流れない。図4(c)は演算手段3の出力電流の状態を
示し、図4(d)はアンプTZの出力信号を示してい
る。
【0016】消去時は、CPU23はD/A変換器B2
5にピークパワーに相当するディジタルデータを出力
し、このデータは電圧信号に変換される。この電圧信号
は電圧−電流変換器B32によりピークパワーによる電
流に変換される。なお、電圧−電流変換器A31の変換
出力は零となるように、CPU23はD/A変換器A2
4にデータを出力する。差動スイッチ33には、消去信
号が与えられPINホトダイオードPDの出力電流から
等量のピークパワー電流が減算される。従ってアンプT
Zには電流が流れない。
【0017】以上のように、第3の実施例によれば、再
生時は出力電流のうちの不要なDC成分を、記録又は消
去時は、不要な記録又は消去成分を取り除くことによ
り、再生信号のみが取り出されるから、アンプの飽和が
防止され、帰還抵抗を大きくできる。また、結合コンデ
ンサも不要となる。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、演算手
段が、光電変換手段で変換された電気信号から、不要信
号成分検出手段で検出された不要な信号成分を消去して
再生信号のみを取り出すので、アンプの飽和が防止で
き、帰還抵抗を大きくできる。また、結合コンデンサも
不要となる。従って、アンプの性能が十二分発揮できる
と共にIC化に適した光磁気信号再生装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による光磁気信号再生装
置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例による光磁気信号再生装
置の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例による光磁気信号再生装
置の構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例の動作を説明する説明図
である。
【図5】従来の光磁気信号再生装置を示す構成図であ
る。
【図6】図5に示す装置に過大電流が入力されたときの
再生信号に与える影響を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 光電変換手段 2 不要信号成分検出手段 3 演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体の記録面からの反射光を
    電気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段で変換された電気信号に含まれる不要
    な信号成分を検出する不要信号成分検出手段と、 前記光電変換手段で変換された電気信号から前記不要信
    号成分検出手段で検出された不要な信号成分を消去して
    再生信号のみを取り出す演算手段とを備えた光磁気信号
    再生装置。
JP4312177A 1992-11-20 1992-11-20 光磁気信号再生装置 Pending JPH06162597A (ja)

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JP4312177A JPH06162597A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 光磁気信号再生装置

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JPH06162597A true JPH06162597A (ja) 1994-06-10

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ID=18026152

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JP (1) JPH06162597A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048393A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Sharp Corp 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007048393A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Sharp Corp 磁気ヘッド及び光アシスト磁気再生装置

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