JP4659492B2 - 起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム - Google Patents

起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム Download PDF

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Description

本発明は、原子力発電所の監視に使用される起動領域モニタシステムに係り、特に、ノイズ環境の悪い場所での使用に好適な起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムに関する。
原子力発電所においては、原子炉の停止時、及び起動時に、原子炉内の中性子束を中性子源領域から中間領域まで監視し、原子炉の挙動を中央制御室の運転員に知らせるためのシステムとして、SRNM(Start-up Range Neutron Monitoring System)と呼ばれる起動領域モニタシステムが従来から適用されている。
そして、この起動領域モニタシステムは、原子炉内に設置された中性子検出器と、この中性子検出器の検出信号を外部に伝送する同軸ケーブルと、この同軸ケーブルの途中に挿入されている前置増幅器と、中央制御室に設置され、前置増幅器からの検出信号を演算処理する信号処理装置とで構成されている。
このとき中性子検出器は、例えばガイガー計数管などの核分裂電離箱で構成され、中性子の電離作用により微弱な電流を発生させ、中性子を検出する働きをする。そこで、この起動領域モニタシステムでは、この中性子検出器により検出される微弱な電流を同軸ケーブルにより原子炉格納容器から外部に取り出し、前置増幅器で増幅して中央制御室の信号処理装置に供給し、演算処理することにより原子炉内の中性子束及び原子炉ペリオドを得るようにしている。
そして、この起動領域モニタシステムは、更に原子炉出力について異常の有無を診断するためにも用いられ、異常が認められた場合は、原子炉の安全性を確保するため、警報信号及びトリップ信号を出力し、中央制御室の運転員に警告し、原子炉の停止を行うようになっている。
ところで、この起動領域モニタシステムは、上記したように、微弱な検出信号を取り扱うためノイズの影響を受け易く、例えば中性子検出器と前置増幅器を接続する同軸ケーブルに電気的ノイズが誘導されてしまうと、検出信号のSN比(信号と雑音の比、S/N)が著しく低下する。
そして、この場合は、雑音、つまり電気的ノイズによる信号を、中性子による信号としてカウントしてしまうようになるので指示変動が発生し、炉内の正確な監視が得られなくなってしまう上、原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能に誤作動を誘発させ、原子炉の起動、停止に影響を与えてしまう可能性がある。
そこで、このようなノイズによる問題に対処するため、或る従来技術では、同軸ケーブルのシールドを充実させ、耐ノイズ性を向上させる対策が採られている(例えば、特許文献1参照。)。また、他の従来技術では、磁気コアによりシールドに誘導される電気的ノイズを減少する対策が採られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平5−281363号公報 特開平7−162257号公報
起動領域モニタシステムに電気的ノイズが侵入すると、指示値の変動やトリップ機能及び警報機能の誤作動が発生する可能性が生じる。よって、上記従来技術のように起動領域モニタシステムの耐ノイズ性を強化する対策が採られている。
しかしながら、近年、プラント内の機器や装置に高機能化、高信頼化が望まれ、このためディジタル機器の導入が進んでいるが、ここでインバータを始めとするディジタル機器は、数100kHz〜数10MHzの高周波ノイズを発生する可能性が高く、これらの周波数帯域は、たまたま折悪しく起動領域モニタシステムによる信号検出帯域に合致している。
よって、プラント内のディジタル機器が増加すると、起動領域モニタシステムのS/N低下が更に著しくなる可能性があり、従って、このようなノイズ源となるディジタル機器の増加は、起動領域モニタシステムに対するノイズの影響を増大させる可能性がある。
しかもプラント内でのディジタル機器の設置数が多くなると、起動領域モニタシステムの電路の近傍にある機器からの誘導ノイズだけでなく、ノイズが2次伝搬を含めた非常に複雑な伝搬ルートを介して伝達されてくるようになるので、上記従来技術によっては、ノイズが起動領域モニタシステムに与える影響を完全に回避することが困難になる。
また、指示変動や計器の誤作動が生じると、ノイズの侵入箇所やノイズ源を特定し、遮蔽強化や接地強化等の対策を行う必要がある。しかしながら、発電所内の電気的ノイズはプラント毎、機器配置・機器運転状況毎に異なり、しかも原子炉の起動時、運転時においては格納容器内に人が立入ることはできないので、起動時、運転時に原子炉格納容器内で機器周辺の電気的ノイズを測定することはできない。
よって、ノイズの侵入箇所や発生源の特定は困難であり、原因調査及び対策に多くの作業工数を要する。また、ノイズの侵入箇所や発生源を特定できない場合は、起動領域モニタシステムの電路全体の遮蔽を強化する等、対策に多くの工数を要するので、従来技術では対応に問題がある。
本発明の目的は、起動領域モニタシステムに侵入する電気的ノイズを測定して原子炉出力制御系に与える影響が回避できるようにした起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムを提供することである。
上記目的は、請求項1の発明によれば、電線管の中に敷設した同軸ケーブルを用いて中性子検出手段から検出信号を取り出すようにした起動領域モニタシステムにおいて、前記電線管に、当該電線管に流れる電流を検出するための複数個の電流検出手段を設け、前記同軸ケーブルに誘起される電気的ノイズを、前記複数個の電流検出手段により検出される電流に基づいて測定することにより達成される。
同じく上記目的は、請求項2の発明によれば、電線管の中に敷設した同軸ケーブルを用いて中性子検出手段から検出信号を取り出すようにした起動領域モニタシステムにおいて、前記電線管の近傍に、前記同軸ケーブルの近傍に存在して当該同軸ケーブルに誘導ノイズを誘起させる電磁波を検出するための複数基のアンテナを設け、前記同軸ケーブルに誘起される電気的ノイズを、前記複数基のアンテナにより検出される電磁波の強度に基づいて測定することにより達成される。
更に、請求項3の発明によれば、請求項1の発明において、前記検出されるノイズ電流の時間変化を記録する手段が備えられていることにより、上記目的が達成される。
このとき、請求項4の発明によれば、請求項の発明において、前記検出される電界強度の時間変化を記録する手段が備えられていることにより、上記目的が達成される。
同じく請求項5の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明において、前記測定したノイズ電流のレベルを、前記起動領域モニタシステムが適用されている原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至るノイズ電流の閾値以下の所定値と比較する比較手段を設け、前記ノイズ電流のレベルが所定値を超えたとき警報が発生されるようにしたことにより、上記目的が達成される。
同じく請求項6の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明において、前記測定したノイズ電流のレベルを、前記起動領域モニタシステムが適用されている原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至るノイズ電流の閾値以下の所定値と比較する比較手段を設け、前記ノイズ電流のレベルが所定値を超えたとき、前記中性子検出手段の中の該当するチャンネルがバイパスされるようにしたことにより、上記目的が達成される。
同じく請求項7の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明において、前記測定したノイズ電流のレベルを、前記起動領域モニタシステムが適用されている原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至るノイズ電流の閾値以下の所定値と比較する比較手段を設け、前記ノイズ電流のレベルが所定値を超えたとき、予めデータベースに保存されている配置図上に当該ノイズ電流の発生箇所が表示されるようにしたことにより、上記目的が達成される。
そして、請求項8の発明によれば、請求項1又はと請求項2の発明においおて、測定したノイズ電流の周波数を、予めデータベースに保存してある電気機器が発生するノイズのピーク周波数と比較する比較手段を設け、測定したノイズ電流の周波数にピークを持つノイズを発生する電気機器が特定できるようにして、上記目的が達成される。
請求項1記載の発明によれば、ノイズ電流が常時測定でき、かつノイズの発生箇所を特定することができる。すなわち、起動領域モニタシステムの指示に影響を及ぼすノイズが存在する領域を特定することができる。
従って、原因調査や対策を必要とする領域を限定することができ、従来かかっていた工数を大幅に低減する効果を奏する。
請求項2記載の発明によれば、起動領域モニタシステムの機器・電路近傍の電界強度を常時測定でき、かつノイズの発生箇所を特定できる。すなわち、起動領域モニタシステムの指示に影響を及ぼすノイズが存在する領域を特定することができる。従って、原因調査や対策を必要とする領域を限定することができ、従来かかっていた工数を大幅に低減する効果を奏する。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、ノイズ電流の時間変化を自動記録できる。よって、電気的ノイズの影響を受けた場合、運転員は電気的ノイズの影響を受けた時刻を参照し、当該時刻における機器運転状況、あるいはプラント内作業状況との同期性を確認することで、ノイズの要因特定が容易になる効果を奏する。
請求項4記載の発明によれば、請求項2記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、電界強度の時間変化を自動記録できる。よって、電気的ノイズの影響を受けた場合、運転員は電気的ノイズの影響を受けた時刻を参照し、当該時刻における機器運転状況、あるいはプラント内作業状況との同期性を確認することで、ノイズの要因を特定することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、測定したノイズ電流と、原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至るノイズ電流の閾値以下の所定値とを比較する比較手段を備え、起動領域モニタシステムの電路である電線管に流れるノイズ電流が所定値を超える際に警報を発する。よって、発電所内に起動領域モニタシステムに影響を及ぼす電気的ノイズが存在することを運転員に知らせ、原子炉の起動・停止操作の継続の可否を判定させることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の起動領域モニタシステムにおいて、測定したノイズ電流が所定値を超える際に、該当するチャンネルをバイパスするため、原子炉出力制御系におけるトリップ機能や警報機能が誤作動するのを回避する効果を奏する。
請求項7記載の発明に係る起動領域モニタシステム用監視システムは、請求項1又は請求項2記載の起動領域モニタシステムにおいて、測定したノイズ電流が所定値を超える際に、データベースに保存された配置図上にノイズの発生箇所を表示する。よって、ノイズ源となっている電気機器の特定が容易になり、原因の特定や対策にかかっていた工数を低減する効果を奏する。
請求項8記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明において、測定したノイズ電流の周波数とデータベースに保存した各電気機器の発生するノイズのピーク周波数を比較し、測定したノイズ電流の周波数にピークを持つノイズを放出する電気機器を抽出できることを特徴とする。従って、ノイズ源となっている電気機器の特定が容易になり、原因特定や対策にかかっていた工数を低減する効果を奏する。
以下、本発明による起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムについて、図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1の実施形態
まず、図1は、本発明による起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムの第1の実施の形態で、これは、まず、原子炉A内に設置された中性子検出器1と、この中性子検出器1の検出信号を外部に伝送する同軸ケーブル2、この同軸ケーブル2の途中に挿入されている前置増幅器3、それに前置増幅器3の出力が入力される中性子測定装置4を備え、これらにより起動領域モニタシステムを構成している。
そして、前置増幅器3から供給される検出信号を中央制御室5内に設置されている中性子測定装置4により演算処理し、原子炉内の中性子束及び原子炉ペリオドが得られるようにし、これにより起動領域モニタシステムとして動作するようになっている。
このとき原子炉Aは、原子炉格納容器6の中に設置されている。従って同軸ケーブル2を原子炉格納容器6から外部に取り出す必要があり、このため金属製のパイプからなる電線管7を用い、これを原子炉格納容器6に貫通させ、この中に同軸ケーブル2を布設して外部に引き出すようになっている。
そうすると、同軸ケーブル2に侵入しようとする電気的ノイズが現れた場合、電線管7に当該電気的ノイズによる電圧が誘起され、電流が流れる。そこで、この実施形態では、この電線管7に所定の間隔で、複数個の、例えば7個の電流プローブ8(例えば8a、8b、……、8g)を設置し、電気的ノイズによる電流を検出して電気的ノイズが検出されるようにする。
なお、これらの電流プローブ8a、8b、……、8gについては、以下、電流プローブ8a〜8gと記すことにするが、これらとしては、リングコアにトロイダル巻きしたコイルを備え、リングコアの孔に電線管7を挿通した電流検出器、いわゆる貫通型変流器(CT)に類似した検出器を用いることができる。
このように、電線管7に複数個の電流プローブ8a〜8gを設けるようにした結果、この実施形態によれば、原子炉の起動時や運転時など、原子炉格納容器6内に人が立入ることができないときも含めて常時、電線管7に流れる電流の測定ができるようになる。
ところで、一般的な原子力発電所の起動領域モニタシステムでは、この電線管7が約2m毎にサポート11により保持されている。そこで、この実施形態では、複数個の電流プローブ8a〜8gを電線管7に配置する際、このときのサポートピッチの半分である1m毎に配置させ、これにより電線管7に流れる電流が1m毎に区切って個々に独立して検出できるようにする。
そして、これらの電流プローブ8a〜8gにより、電線管7に流れる電流を検出し、検出した信号をケーブル9により中央制御室5に伝送させ、ノイズ測定装置10に入力してノイズ監視システムとしての働きが得られるように構成するのである。
そこで、次に、図2のブロック図により、ノイズ測定装置10の詳細について説明すると、このノイズ測定装置10は、図示のように測定回路12と表示装置13、記録装置14、所定値回路15、比較回路16、データベース17、データ抽出回路18、それに表示装置19により構成されている。
そして、まず、測定回路12は、各電流プローブ8a〜8gで検出した信号を各々電流値及び周波数に換算する働きをし、次に、表示装置13は、電流値の時間変化を表示する働きをし、更に記録装置14は、電流値の時間変化を自動てきに記録する働きをする。そして所定値回路15は、所定値th を閾値として設定する働きをする。
また、比較回路16は、測定した電流値と所定値th を比較する働きをし、次にデータベース17は、発電所の各フロアにある機器の配置図やケーブルの布設図、各電流プローブ8の位置情報、各電気機器が発生する電気的ノイズの周波数特性データなど各種の情報を保存する働きをする。
そして、抽出回路18は、複数の電流プローブ8a〜8gの中で検出信号のレベルが所定値th を超えた電流プローブが現れた場合、それが存在するエリア(フロア)の設計情報をデータベース17から抽出する働きをし、このとき表示装置19は、抽出回路18が抽出した設計情報を表示する働きをする。
次に、この実施形態におけるノイズ監視システムとしての動作について説明すると、まず電流プローブ8a〜8gで検出された信号は、ノイズ測定装置10内にある測定回路12により電流値に換算され、測定されたノイズ電流の時間変化が表示装置13に出力される。図3は、このときの測定結果の一例で、図3(a)は、例えば電流プローブ8aのノイズ電流波形で、同図(b)は、例えば電流プローブ8bのノイズ電流波形をしめしたものであり、表示装置13には、この図3に示したような各電流プローブのノイズ電流の時間変化が波形として表示されることになる。
また、このとき測定したノイズ電流の時間変化は、記録装置14により自動的に記録されるようになっているが、ここで更に、この記録装置14は表示装置13とリンクされている。そして、これにより、表示装置13は記録装置14の情報も表示できるようになっている。
次に、ノイズ発生箇所を特定するための処理について、図4のフローチャートにより説明する。ノイズ電流常時測定が開始される(S1)と、まず、各電流プローブ8の検出信号が測定回路12により電流値に換算する(S2)。続いて比較回路16により、いま測定したノイズ電流値と所定値回路15が設定した所定値が比較される(S3)。
このときの所定値とは、上記したように、電気的ノイズのレベルを判定するための閾値のことで、ノイズのレベルが低く、起動領域モニタシステムの指示に影響を及ぼさない場合は検出から除外するために設定される。そして、この閾値としては、原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動に至るノイズ電流のレベルに対して、例えば、その80%に設定する。
こうして所定値と比較した結果(S4)、所定値を超えない場合はS2の処理に戻り、測定を継続する。一方、所定値を超えていた場合は、測定を継続すると同時に、ノイズを検出した電流プローブ8を表示装置19に表示する(S5)。このとき、更にデータ抽出回路18は、所定値を超える電流プローブ8が存在するフロアの設計情報、及び所定値を超えた電流プローブ8a〜8gの位置情報をデータベース17から抽出し、表示装置19に表示する。
ところで、このときのノイズ発生箇所は、複数個の電流プローブ8a〜8gの中で検出信号のレベルが所定値を超えた電流プローブにより特定される。そこで、この実施形態では、当該検出レベルが所定値を超えた電流プローブを中心とし、両隣にある電流プローブを含む立方体をノイズ発生領域として設定する。
例えば、いま、電流プローブ8bの検出レベルが所定値を超えたとすると、この電流プローブ8bを中心とし、両隣にある電流プローブ8aと電流プローブ8cを境界に含む立方体をノイズ発生領域として設定する。従って、この場合は、図5に示すように、電流プローブ8bを中心として、長さ2m、幅2m、高さ2mの立方形の範囲がノイズ発生領域として設定されることになる。
そして、このようにして特定されたノイズ発生箇所は、表示装置19に表示した配置図の中に表示させる。ここで、図6は、表示装置19による表示例を示したもので、ここでは、一例として、まず、画面右下には、ノイズレベルが所定値を超えた電流プローブ、この場合は電流プローブ8bが存在するフロアFの名称を表示する。
次に、画面左には、このフロアFの平面図を表示する。そして、その中に、このフロアFに設置してある電線管7と電流プローブ8a〜8gが、同じフロアFに設置してある各種の電気機器と共に表示され、これにより、それらの配置状況が一瞥しただげて容易に認識できるようになっている。
そして、この配置図には、ノイズレベルが所定値を超えた電流プローブの位置は、図示のように黒丸●で表示し、他は白丸○(白抜き丸)により表示させる。そして、ノイズ発生箇所は、黒丸●を中心にして破線で囲んだ正方形の領域として表示されるように構成してある。
従って、この実施形態によれば、表示装置19をモニタ、つまり表示画面を注目することにより、ノイズの発生箇所を容易に知ることができ、この結果、起動領域モニタシステムの指示に影響を及ぼすノイズが現れた場合、それが存在する領域を直ちに認識することができるようになる。この結果、ノイズの原因について調査や対策が必要となる領域については、それが何れなのか簡単に限定できることになり、従来かかっていた工数を大幅に低減することができる。
また、この実施形態によれば、起動領域モニタシステムにおいて、ノイズ電流の時間変化が自動的に記録することができ、従って、電気的ノイズの影響を受けた場合、運転員は電気的ノイズの影響を受けた時刻を参照し、当該時刻における機器運転状況やプラント内作業状況との同期性を確認することで、ノイズの要因を容易に特定することができる。
次に、比較回路16は、電流プローブ8a〜8gの中で、図3(b)に示すように、測定したノイズ電流が所定値を超えた電流プローブ8bが現れた場合には、警報信号を出力するように構成されていて、これにより図示してない報知手段を働かせ、起動領域モニタシステムに影響を及ぼす虞れがある電気的ノイズが現れたときには、このことを、例えば中央制御室5内の運転員に知らせることができる。
このときのノイズ電流の閾値は、同軸ケーブル2の長さやプラント内部の電路の布設状態によって異なるが、等価回路モデルによる解析結果から検討すると約10mA程度となる。
従って、このようにした実施形態によれば、起動領域モニタシステムにおいて、発電所内に、起動領域モニタシステムに影響を及ぼす電気的ノイズが存在することを運転員に知らせ、原子炉の起動・停止操作の継続の可否を判定させることができる。
また、この比較回路16は、同じく電流プローブ8a〜8gの中で、図3(b)の電流プローブ8bに示すように、測定したノイズ電流が所定値を超えた電流プローブが現れた場合には、バイパス信号を出力するように構成されている。
そして、このバイパス信号は、起動領域モニタシステムに供給され、そこに備えている中性子検出器の中で、このときの電気的ノイズの影響を受けた検出器、例えば中性子検出器1による検出チャンネルを、原子炉出力制御系におけるトリップ及び警報機能が作動する前にバイパスし、中性子の検出から除外する働きをする。
従って、この実施形態によれは、電気的ノイズが発生し、原子炉出力制御系におけるトリップ及び警報機能が作動する虞が生じたときでも、その前に電気的ノイズの影響を受けた中性子検出器のチャンネルが自動的にバイパスされてしまうことになり、電気的ノイズが原因で原子炉出力制御系に生じる誤作動を事前に回避することができる。
次に、この実施形態によれは、電気的ノイズが検出された場合、そのノイズ源となっている電気機器の種別が特定でき、表示装置19に表示させることができるようになっている。そこで以下、この点について説明する。
まず、原子力発電所に設置されている電気機器の多くは、通常、インバータ駆動されている。そうすると、電気機器から放出される電気的ノイズは、当該電気機器の電源であるインバータにより周波数特性が異なる。そこで、この実施形態では、まず、データベース17に、発電所の各フロアにある電気機器の配置図やケーブル7の布設図、各電流プローブ8a〜8gの位置情報、各電気機器が発生する電気的ノイズの周波数特性データなど各種の情報を記憶しておく。
そこで、測定したノイズ電流が所定値を超えた場合、当該測定したノイズ電流の周波数を、データ抽出回路18により、データベース17内に保存さている各電気機器が発生するノイズのピーク周波数と比較し、測定したノイズ電流の周波数にピークを持つ電気機器をデータベース17から抽出する。
そして、抽出した電気機器の機器名称、機器No、機器設置位置を表示装置19に表示する。例えば、いま、所定値を超えたノイズ電流の周波数が200kHzであったとすれば、200kHzにピーク周波数を持つノイズを放出する電気機器を抽出し、表示装置19に当該機器の名称、機器No、機器設置位置を表示するのである。
従って、このようにした実施形態によれば、ノイズ源となっている電気機器の特定が容易になり、原因の特定や対策にかかっていた工数を低減することができる。
・第2の実施形態
次に、図7は、本発明による起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムの第2の実施の形態で、これも、原子炉A内に設置された中性子検出器1と、この中性子検出器1の検出信号を外部に伝送する同軸ケーブル2、この同軸ケーブル2の途中に挿入されている前置増幅器3、それに前置増幅器3の出力が入力される中性子測定装置4を備え、これらにより起動領域モニタシステムを構成しているものである。
そして、この場合も、前置増幅器3から供給される検出信号を中央制御室5内に設置されている中性子測定装置4により演算処理し、これにより起動領域モニタシステムとして動作し、原子炉内の中性子束及び原子炉ペリオドが得られるようになっておいて、このとき原子炉Aが原子炉格納容器6の中に設置されていることから、金属製のパイプからなる電線管7を原子炉格納容器6に貫通させ、この中に同軸ケーブル2を布設して外部に引き出すようになっているものである。
このとき同軸ケーブル2の近傍の空間に電磁波が存在したとすると、この電磁波が同軸ケーブル2に鎖交し、同軸ケーブル2に誘導ノイズが誘起されるが、このときの誘導ノイズの大きさは電磁波の強度に依存する。従って、この電磁波の強度、すなわち同軸ケーブル2の近傍の空間の電界強度を測定してやれば、誘導ノイズの強度が検知できることになる。
そこで、この実施形態では、図7に示すように、同軸ケーブル2の近傍に、当該同軸ケーブル2の布設方向に沿って複数基のアンテナ20(20a、20b、20c、……、20f)を設置して電界強度測定手段とし、これにより図1で説明した第1の実施形態における電流センサ8a〜8fと同様にして、同軸ケーブル2に誘導される電気的ノイズが検出されるようにする。
そして、図1で説明した第1の実施形態と同じ構成のノイズ測定装置10を用い、各アンテナ20a、20b、20c、……、20f(以下、20a〜20fと記す)で検出した信号を各々のケーブル21により、個別にノイズ測定装置10に取り込むように構成したものである。
このときのアンテナ20a〜20fとしては、測定対象物の大きさにより、適切な大きさのアンテナ20を設置する。例えば、電線管7近傍に設置する場合、小型のアンテナを使用し、前置増幅器3近傍に設置する場合、大型のアンテナを使用する。なお、この実施形態では、図示のように、スタンドで支持されたループアンテナが用いられているが、例えば、フェライトバーアンテナなど、任意の形式のアンテナを用いることができる。
また、このときのノイズ発生箇所は、これも図1で説明した第1の実施形態と同じく、複数基のアンテナ20a〜20fの中で検出信号のレベルが所定値を超えたアンテナにより特定される。そこで、この第2の実施形態でも、図8に示すように、アンテナ20a〜20fをサポート11のピッチの半分の1m間隔で設置し、これにより図示のように、ノイズ発生箇所として、或るアンテナの両隣のアンテナまでの空間を含むように、設置位置から長さ2m、幅2m、高さ2mの領域とする。
そこで、いま、例えばアンテナ20bの検出レベルが所定値を超えたとすると、この場合、図8に示すように、アンテナ20bを中心として、長さ2m、幅2m、高さ2mの立方形の範囲がノイズ発生領域として設定されることになる。
従って、各アンテナ20a〜20fで測定された電界強度を、図1の第1の実施形態における電流プローブ8a〜8gで検出した信号と同じく、ケーブル21により中央制御室5に伝送させ、ノイズ測定装置10に入力することにより、図1の第1の実施形態の場合と同じくノイズ監視システムとしての働きが得られ、この結果、ノイズの発生を常時、中央制御室5において監視することができ、同じくノイズの発生箇所を特定することができる。
従って、このときのノイズ測定装置10の動作は、既に説明した第1の実施形態の場合と同じなので、この第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同じ作用効果が得られることは言うまでもないので、詳しい説明は割愛するる。
本発明による起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムの第1の実施形態を示すブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態におけるノイズ測定装置のブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態におけるノイズ電流の測定例を示す波形図である。 本発明の第1の実施形態によるノイズ発生箇所の特定処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるノイズ発生領域の説明図である。 本発明の第1の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。 本発明による起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムの第2の実施形態を示すブロック構成図である。 本発明の第2の実施形態におけるノイズ発生領域の説明図である。
符号の説明
1:中性子検出器
2:同軸ケーブル
3:前置増幅器
4:中性子測定装置
5:中央制御室
6:原子炉格納容器
7:電線管
8:電流プローブ
9:ケーブル
10:ノイズ測定装置
11:サポート
12:測定回路
13:表示装置
14:記録装置
15:所定値回路
16:比較回路
17:データベース
18:データ抽出回路
19:表示装置
20:アンテナ
21:ケーブル

Claims (8)

  1. 電線管の中に敷設した同軸ケーブルを用いて中性子検出手段から検出信号を取り出すようにした起動領域モニタシステムにおいて、
    前記電線管に、当該電線管に流れる電流を検出するための複数個の電流検出手段を設け、
    前記同軸ケーブルに誘起される電気的ノイズを、前記複数個の電流検出手段により検出される電流に基づいて測定することを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  2. 電線管の中に敷設した同軸ケーブルを用いて中性子検出手段から検出信号を取り出すようにした起動領域モニタシステムにおいて、
    前記電線管の近傍に、前記同軸ケーブルの近傍に存在して当該同軸ケーブルに誘導ノイズを誘起させる電磁波を検出するための複数基のアンテナを設け、
    前記同軸ケーブルに誘起される電気的ノイズを、前記複数基のアンテナにより検出される電磁波の強度に基づいて測定することを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  3. 請求項1に記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、
    前記検出される電流の時間変化を記録する手段が備えられていることを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  4. 請求項2に記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、
    前記検出される電磁波の強度の時間変化を記録する手段が備えられていることを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  5. 請求項1に記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、
    前記検出される電流のレベルを、前記起動領域モニタシステムが適用されている原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至る電流の閾値以下の所定値と比較する比較手段を設け、
    前記検出される電流のレベルが所定値を超えたとき警報が発生されるように構成したことを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  6. 請求項1に記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、
    前記検出される電流のレベルを、前記起動領域モニタシステムが適用されている原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至る電流の閾値以下の所定値と比較する比較手段を設け、
    前記検出される電流のレベルが所定値を超えたとき、前記中性子検出手段の中の該当するチャンネルがバイパスされるように構成したことを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  7. 請求項1に記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、
    前記検出される電流のレベルを、前記起動領域モニタシステムが適用されている原子炉出力制御系におけるトリップ機能及び警報機能が作動するに至る電流の閾値以下の所定値と比較する比較手段を設け、
    前記検出される電流のレベルが所定値を超えたとき、前記複数個の電流検出手段の中で当該所定値を超えた電流を検出した電流検出手段について、それが存在するエリアを予めデータベースに保存されている配置情報から特定し、前記データベースに保存されている配置図上に当該電流の発生エリアが表示されるように構成したことを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
  8. 請求項1に記載の起動領域モニタシステム用ノイズ監視システムにおいて、
    前記検出される電流の周波数を、予めデータベースに保存してある電気機器が発生するノイズのピーク周波数と比較する比較手段を設け、
    前記検出される電流の周波数にピークを持つノイズを発生する電気機器が特定できるように構成したことを特徴とする起動領域モニタシステム用ノイズ監視システム。
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