JP4658891B2 - ロボットの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、管理用コンピュータに接続された無線基地局を介して、管理用コンピュータとの間で相互に情報を送受信すると共に、所定の移動領域において自律的に移動するロボットの制御装置に関するものである。
従来、管理用コンピュータに接続された無線基地局を介して、管理用コンピュータとの間で相互に情報を送受信すると共に、所定の移動領域において自律的に移動するロボットが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許文献1に記載されたロボットは、無線デバイス、カメラおよび赤外線発信機を備えた移動可能な留守番監視用ロボットである。このロボットは、ユーザが遠隔からネットワークを介して送出する指令を無線デバイスで受信して、受信した指令に応じて移動し、ユーザ不在時の家庭において、赤外線発信機を用いた家電機器などの操作や、カメラを用いた周囲の監視などの作業を行う。また、このロボットは、仮に、無線デバイスで受信する電波の状態が悪い位置に移動した場合には、電波状態の良好な位置まで自動的に復帰する(復帰処理)。
また、特許文献2に記載されたロボットは、音声認識装置や音声合成装置を備えた人間型2足歩行ロボットであり、ロボットに音声により指示を与える人間またはロボットの作業に関わる人間と良好なコミュニケーションをとることが可能である。例えば、ロボットの周囲に存在する検知用タグを備えた人間から取得したタグのIDを管理用コンピュータに送信し、周囲の人間の個人情報(氏名や役職など)を管理用コンピュータから受信することで、その人物に対応した対話を行うことができる。
特開2004−260769号公報(段落0006〜段落0008、図1) 特開2005−288573号公報(段落0147〜0167、図15)
しかしながら、従来の技術では、ロボットが無線環境の悪い位置に移動した場合に、次のような不具合が生じる。
特許文献1に記載のロボットは、留守番監視用ロボットであり、人間とコミュニケーションをとることを想定したものではない。仮に、人間(ユーザ)がこのロボットの近くで移動中のロボットを観察した場合に、ロボットが作業を行うために作業場所に移動している最中なのか、あるいは、電波状態の悪い位置から良好な位置に移動しているのかいずれであるのか判別できない。そのため、ロボットの移動中にユーザが新たな指令をロボットに与えたときに、ロボットが復帰処理のために移動中であれば、その新たな指令がロボットに到達しないこととなる。そのため、ロボットの移動中にユーザが新たな指令を与えた場合に、ロボットが新たな指令を正しく受領したかどうかを確かめることができない。
また、特許文献2に記載のロボットは、無線環境の悪い位置に移動した場合に、管理用コンピュータとの間でデータ通信を正しく行うことができなくなり、例えば、検知した人物の個人情報を管理用コンピュータから受け取れない場合には、検知した人物とのコミュニケーションに支障をきたすこととなる。このような場合、ロボットの周囲の人間は、ロボットの対応の変化の原因が、故障に起因したものなのか、あるいは、無線環境の悪化によるものなのか、あるいは、設計どおりの性能なのか理由が分からず、どのように対処すればよいのか判別できないのが現状である。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、ロボットの周囲の人物が、ロボットの無線環境の状態を認識することができるロボットの制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、本発明のうち請求項1に記載のロボットの制御装置は、管理用コンピュータに接続された無線基地局を介して、前記管理用コンピュータとの間で相互に情報を送受信すると共に、所定の移動領域において自律的に移動するロボットの制御装置であって、前記無線基地局から送信される現時点の電波の強度を測定する電波強度測定装置と、前記移動領域において当該ロボットの存在する位置で測定された無線強度が予め定められた複数のレベルのうちのいずれであるかを判別し、判別された無線強度のレベルを外部に報知する無線強度報知制御手段を備え、前記無線強度報知制御手段は、前記判別された無線強度のレベルに基づいて、外見上耳部に相当する部位に設けられて点灯表示する耳部表示手段の点灯状態を制御する耳部表示制御手段と、前記ロボットの移動中に前記無線強度のレベルが予め定められた低レベルであると判別された場合に、前記耳部表示手段の点灯状態に連動して前記ロボットの移動速度を低減させる移動速度制御手段とを備え、前記移動速度制御手段は、前記測定された電波状態が予め定められた良好な状態よりも低下したレベルの場合には、前記予め定められた良好な状態の下限の電波強度となるような無線基地局までの距離と、無線接続が切断する可能性のある状態の電波強度となるような無線基地局までの距離との差分と、当該ロボットが前記無線基地局との間の無線接続が切断してから再接続が完了するまでに要する時間と、を用いて予め求められた速度以下に移動速度を減速し、前記測定された電波状態が予め定められた良好な状態に戻った場合には、減速を解除して元の移動速度に復帰させることを特徴とする。
かかる構成によれば、ロボットの制御装置は、無線強度報知制御手段によって、ロボットの移動中に変化するロボットの存在する位置に連動して変化する無線強度のレベルをリアルタイムに報知することが可能となる。ここで、ロボットの存在する位置の無線強度は、移動前に予め測定しておいてもよいし、移動中に測定するようにしてもよい。また、無線強度のレベルの個数は2以上であればよい。また、無線強度のレベルを報知する方法には、表示装置に表示する方法と、音声出力装置で音声を出力する方法と、それらを混合した方法とが含まれる。この場合、表示装置は、例えば、照明と、文字表示装置と、画像表示装置とを含む。また、音声出力装置から出力する音声は、ブザー音と、デジタル警告音と、音声アナウンスとを含む。
かかる構成によれば、ロボットの制御装置は、耳部表示手段の点灯状態によって、無線強度のレベルを外部に報知することができる。ここで、耳部表示手段は、例えば、LEDなど点灯状態を変化させることができる照明であればよく、文字や画像などを表示するディスプレイと比較して狭小化できると共に低コストで設置することができる。また、耳部表示手段は、ロボットの正面に配置されるものではないので、他の配設位置と比較してロボットの外観を損ねる可能性が低い。一方、正面視では目立ちにくくとも、様々なバリエーションのデザインが可能である。さらに、無線強度のレベルの個数に応じて、点灯/消灯(オン/オフ)や点滅と、輝度・色・点灯サイズなどの変化とを組み合わせることができる。
また、かかる構成によれば、ロボットの制御装置は、現時点の電波の強度に基づいて無線強度のレベルを判別するので、ロボットの移動領域において外乱によって変化する無線強度に正確に対応することが可能となる。ここで、外乱には、移動領域におけるロボットの台数や人間の人数、ドアの開閉状態や荷物の載置状態などを含む。
また、かかる構成によれば、ロボットの制御装置は、移動速度制御手段によって、ロボットの移動中に無線強度のレベルが低くなった場合に移動速度を低減させることができる。これにより、移動速度を変化させない場合に比べて、無線強度がさらに低くなるまでの時間を延長させることが可能となる。ここで、移動速度の低減には、移動の停止も含まれる。また、ロボットの周囲の人間が、仮に、耳部表示手段の点灯状態に気付かなかったとしても、無線強度が低くなったことを認識することが可能となる。
また、請求項に記載のロボットの制御装置は、請求項に記載のロボットの制御装置において、前記無線強度報知制御手段が、前記移動速度制御手段で移動速度を低減させる場合に、その旨を音声により報知する音声報知制御手段をさらに備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ロボットの制御装置は、音声報知制御手段によって、ロボットの移動速度を低減させる場合に、その旨を音声により報知することができる。したがって、ロボットの周囲の人間は、ロボットの移動速度が低減した理由を容易に理解することが可能となる。ここで、無線強度が低減したこと自体を音声により報知するようにしてもよい。これにより、ロボットの周囲の人間は、無線強度が低減したことを容易に認識することが可能となる。
また、請求項に記載のロボットの制御装置は、請求項1または請求項2に記載のロボットの制御装置において、前記所定の移動領域の位置ごとに予め測定された無線強度の情報を示す無線強度マップを予め保持した記憶手段を備え、前記無線強度報知制御手段が、前記無線強度マップに基づいて、当該ロボットの移動する方向における無線強度のレベルを判別することを特徴とする。
かかる構成によれば、ロボットの制御装置は、予め作成された無線強度マップに基づいて無線強度のレベルを判別するので、ロボットがリアルタイムで無線強度を測定する必要がなくなる。したがって、ロボット自体に電波強度測定装置を備える必要がないので、部品点数を減少できる。その結果、製造コストの低減に加えて、軽量化により移動時に必要なバッテリ量を減少させることが可能となる。
本発明によれば、ロボットの周囲の人物が、ロボットの無線環境の状態を認識することができる。
以下、図面を参照して本発明のロボットの制御装置を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について詳細に説明する。
まず、本発明に係るロボットの制御装置を含む案内システムの全体構成について図1を参照して説明する。
(案内システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係るロボットの制御装置を含む案内システムの構成図である。図1に示すように、案内システムAは、ロボットRと、このロボットRと無線通信によって接続された無線基地局1と、この無線基地局1とロボット専用ネットワーク2を介して接続された管理用コンピュータ3と、この管理用コンピュータ3にネットワーク4を介して接続された端末5とから構成される。
ここでは、自律移動型の2足歩行ロボットを一例として説明する。
ロボットRは、頭部R1、腕部R2、脚部R3、胴部R4および背面格納部R5を有しており、頭部R1、腕部R2、脚部R3は、それぞれアクチュエータにより駆動され、自律移動制御部50(図4参照)により2足歩行の制御がなされる。この2足歩行についての詳細は、例えば、特開2001−62760号公報に開示されている。
このロボットRは、人物Hを所定の案内領域(オフィスや廊下などの移動領域)で案内する。ここでは、ロボットRは、周囲に光(例えば、赤外光、紫外光、レーザ光など)および電波を発信して周辺領域に、タグTを備えた人物Hが存在するか否かを検知し、検知した人物Hの位置を特定して接近し、タグTに基づいて、人物Hが誰であるのかという個人識別を行う。このタグTは、ロボットRが人物の位置(距離および方向)を特定するために発する赤外光および電波を受信する。このタグTは、受信した赤外光に含まれる受光方向を示す信号と、受信した電波に含まれるロボットIDとに基づいて、タグ識別番号を含む受信報告信号を生成し、当該ロボットRに返信する。この受信報告信号を受信したロボットRは、受信報告信号に基づいて、タグTを装着した人物Hまでの距離と方向とを認識し、当該人物Hに接近することができる。
ロボットRは、あるタスク(例えば案内タスクや配達タスクなど)を実行するために案内領域内を自律移動する場合に、レーザスリット光または赤外線を照射して、路面状態あるいは路面上のマークを探索するようになっている。すなわち、ロボットRは、自己が移動領域内のどこを移動しているかを把握し、通常の移動領域内にいる場合はレーザスリット光を路面に照射して路面の段差、うねり、障害物の有無などを検出し、マークMの設置領域内にいる場合は、赤外線を路面に照射してマークMを検出し、自己位置の確認・補正などを行うようになっている。ここで、マークMは、例えば赤外線を再帰的に反射する反射材料で構成された部材である。また、マークMは位置データを有しており、当該位置データは地図データに含まれる形で記憶部30(図4参照)に記憶されている。なお、地図データは、案内領域内の特定の場所に設置されたマークの位置データと、当該位置データに所定の幅(範囲)を持たせたマークの設置領域に関するデータと、を含んでいる。また、マークMの設置領域とは、マークMから所定距離の範囲内にある領域をいい、例えば、マークMを中心とした半径1〜3mの円形領域や、マークMの手前(ロボット側)3mの矩形領域などのように任意に設定される。
管理用コンピュータ3は、複数のロボットRを管理するものであり、無線基地局1、ロボット専用ネットワーク2を介してロボットRの移動・発話などの各種制御を行うと共に、ロボットRに対して必要な情報を提供する。ここで、必要な情報とは、検知された人物Hの氏名や、ロボットRの周辺の地図などがこれに相当し、これらの情報は、管理用コンピュータ3の記憶部3aに記憶されている。
ロボット専用ネットワーク2は、無線基地局1と、管理用コンピュータ3と、ネットワーク4とを接続するものであり、LAN(Local Area Network)などにより実現されるものである。
端末5は、ネットワーク4を介して管理用コンピュータ3に接続し、管理用コンピュータ3の記憶部3aに、人物Hに関する情報などを登録する、もしくは登録されたこれらの情報を修正するものである。
図2は、図1に示した案内システムで用いられる案内領域の一例を示す説明図であって、(a)は案内領域の平面図、(b)は案内領域の無線強度をそれぞれ示している。ここでは、案内領域201は、図2(a)に示すように、建物のあるフロアの長方形の領域である。ロボットRやロボットRが案内すべき人物は、案内領域201の出入口202の外側の通路203を通って案内領域201に入る。出入口202の内側には、ホール204が広がっており、ホール204の奥の隅には受付205が配置され、案内領域201の壁側には個室として仕切られた複数の会議室206(206a,206b,206c)が設けられている。受付205は、L字型のカウンタテーブル205aと、受付スタッフが配置されるカウンタスペース205bとから成る。カウンタスペース205bには、無線基地局1が設置されている。無線基地局1の位置の無線強度の値を「100%」に正規化した場合には、案内領域201のホール204では、図2(b)に示すように、無線強度の値が「50〜90%」である。また、会議室206内の無線強度の値は「30〜50%」である。本実施形態では、ロボットRは、案内領域201の位置ごとに予め測定された無線強度の情報を示す無線強度マップを予め記憶部30(図4参照)に保持している。
そのため、ロボットRは、無線強度の値が「50%以下」の領域には進入しないようにすることが可能である。また、仮に、そのような無線強度の低い場所に進入して無線基地局1との無線接続が切断した場合には、後記するように歩行を停止する。そして、受付スタッフなどがロボットRの腕部R2を引っ張ることで、ロボットRは図示しない圧力センサで張力を検知して引っ張られた方向に歩き出す。その結果、電波状態の良好な場所に復帰できるようになっている。
図3は、図1に示したロボットの頭部の一例を示す構成図であって、(a)は正面図、(b)は正面右側から視た側面図をそれぞれ示している。
ロボットRの頭部R1には、顔部6内に所定間隔で左右に並べられた2個のカメラC,Cが配置されており、顔部6内でカメラC,Cの下側にはスピーカSが配置されている。
また、頭部R1の両側面には耳部7a,7bが設けられている。なお、頭部R1の顔部6は、可視光透過自在な材質で形成されている。
カメラC,Cは、ロボットRの前方移動方向側の映像をデジタルデータとして取り込むことができるものであり、例えば、カラーCCD(Charge-Coupled Device)カメラが使用される。カメラC,Cで撮影された画像情報は画像処理部10(図4参照)に出力される。スピーカSは、音声処理部20(図4参照)で音声合成された所定の音声を発することができる。
耳部7a,7bは、音声入力部としてのマイクMC,MCとその外側に半円弧状の表示手段として点灯表示する耳部表示部(耳部表示手段)8a,8bとをそれぞれ備えている。マイクMC,MCで検出された音声情報は音声処理部20(図4参照)に出力される。耳部表示部8a,8b内には、例えば、白色LED(Light Emitting Diode)が設置されており、点灯または点滅を行うことができる(詳細は後記する)。
以下、ロボットRについて詳細に説明する。
[ロボットR]
図4は、ロボットRの構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、ロボットRは、頭部R1と、腕部R2と、脚部R3とに加えて、カメラC,Cと、スピーカSと、マイクMC,MCと、制御装置9としての画像処理部10、音声処理部20、記憶部30、主制御部40、自律移動制御部50、無線通信部60、対象検知部70、周辺状態検知部80および無線強度報知制御部90とを有する。さらに、ロボットRは、ロボットRの現在位置を検出するため、ジャイロセンサSR1や、GPS(Global Positioning System)受信器SR2を有している。なお、制御装置9の各部10〜90は、胴部R4や背面格納部R5などに分散配置されている。
[画像処理部]
画像処理部10は、カメラC,Cが撮影した画像を処理して、撮影された画像からロボットRの周囲の状況を把握するため、周囲の障害物や人物の認識を行う部分である。この画像処理部10は、ロボットRから撮影された物体までの距離を検出する機能と、撮影した画像中の移動体(人物)を抽出する機能と、抽出した移動体(人物)から顔の位置を認識する機能とを有している。認識された顔の位置は、ロボットRが移動するときの情報として、また、その人とのコミュニケーションを取るため、主制御部40に出力されると共に、無線通信部60に出力されて、無線基地局1を介して、管理用コンピュータ3に送信される。
[音声処理部]
音声処理部20は、主制御部40で決定された発話行動の指令と、予め記憶された音声データと文字情報との対応関係に基づいて、文字情報から音声データを生成し、スピーカSに音声を出力するものである。また、音声処理部20は、予め記憶された音声データと文字情報との対応関係に基づいて、マイクMC,MCから入力された音声データから文字情報を生成し、主制御部40に出力する。
[記憶部]
記憶部30は、例えば、一般的なハードディスクなどから構成され、管理用コンピュータ3から送信された必要な情報(人物の氏名、ローカル地図データ、会話用データなど)と、ロボットRが識別した人物の識別番号や位置情報とを記憶するものである。
[主制御部]
主制御部40は、画像処理部10、音声処理部20、記憶部30、自律移動制御部50、無線通信部60、対象検知部70、周辺状態検知部80および無線強度報知制御部90を統括制御するものである。この主制御部40は、例えば、ロボットRを目的地に移動させるための制御、人物を識別するための制御、管理用コンピュータ3と通信を行うための制御、人物と対話するための制御を行うために、種々の判断を行ったり、各部の動作のための指令を生成したりする。
[自律移動制御部]
自律移動制御部50は、主制御部40の指示に従い頭部R1、腕部R2および脚部R3を駆動するものである。
[無線通信部]
無線通信部60は、管理用コンピュータ3との間でデータの送受信を行う通信装置である。無線通信部60は、公衆回線通信装置61aと、無線通信装置61bと、電波強度測定装置62とを有する。
公衆回線通信装置61aは、携帯電話回線やPHS(Personal Handyphone System)回線などの公衆回線を利用した無線通信手段である。
無線通信装置61bは、IEEE802.11b規格に準拠するワイヤレスLAN(Local Area Network)などの、近距離無線通信による無線通信手段である。
電波強度測定装置62は、無線基地局1から送信される現時点の電波の強度を測定するものである。この電波強度測定装置62は、無線基地局1の設置された地点で測定される電波の強度の値を正規化したとき(100%としたとき)に、ロボットRの存在する位置の無線強度の値を測定する。
無線通信部60は、管理用コンピュータ3からの接続要求に従い、公衆回線通信装置61aまたは無線通信装置61bを選択して管理用コンピュータ3との間でデータの送受信を行う。
[対象検知部]
対象検知部70は、ロボットRの周囲にタグTを備える人物が存在するか否かを検知するものである。対象検知部70は、複数の発光部71を備える。これら発光部71は、例えば、LEDから構成され、ロボットRの頭部R1外周に沿って前後左右などに配設される(図示は省略する)。対象検知部70は、発光部71から、各発光部71を識別する発光部IDを示す信号を含む赤外光をそれぞれ発信すると共に、この赤外光を受信したタグTから受信報告信号を受信する。いずれかの赤外光を受信したタグTは、その赤外光に含まれる発光部IDに基づいて、受信報告信号を生成するので、ロボットRは、この受信報告信号に含まれる発光部IDを参照することにより、当該ロボットRから視てどの方向にタグTが存在するかを特定することができる。また、対象検知部70は、タグTから取得した受信報告信号の電波強度に基づいて、タグTまでの距離を特定する機能を有する。したがって、対象検知部70は、受信報告信号に基づいて、タグTの位置(距離および方向)を、人物の位置として特定することができる。さらに、対象検知部70は、発光部71から赤外光を発光するだけではなく、ロボットIDを示す信号を含む電波を図示しないアンテナから発信する。これにより、この電波を受信したタグTは、赤外光を発信したロボットRを正しく特定することができる。なお、対象検知部70およびタグTについての詳細は、例えば、特開2006−192563号公報に開示されている。
[周辺状態検知部]
周辺状態検知部80は、ロボットRの周辺状態を検知するものであり、ジャイロセンサSR1やGPS受信器SR2によって検出された自己位置データを取得可能になっている。また、周辺状態検知部80は、探索域に向かってスリット光を照射するレーザ照射部81と、探索域に向かって赤外線を照射する赤外線照射部82と、スリット光または赤外線が照射された探索域を撮像する床面カメラ83とを有する。この周辺状態検知部80は、床面カメラ83で撮像したスリット光画像(スリット光が照射されたときの画像)を解析して路面状態を検出する。また、周辺状態検知部80は、床面カメラ83で撮像した赤外線画像(赤外線が照射されたときの画像)を解析してマークMを検出し、検出されたマークMの位置(座標)からマークMとロボットRとの相対的な位置関係を計算する。なお、周辺状態検知部80についての詳細は、例えば、特開2006−167844号公報に開示されている。
[無線強度報知制御部]
無線強度報知制御部(無線強度報知制御手段)90は、案内領域においてロボットRの存在する位置の無線強度が予め定められた複数のレベルのうちのいずれであるかを判別し、判別された無線強度のレベルを外部に報知するものである。本実施形態では、無線強度報知制御部90は、無線基地局1から送信される現時点の電波の強度に基づいて、無線強度のレベルを判別することとした。具体的には、無線強度報知制御部90は、電波強度測定装置62で測定された電波強度に基づいて、無線強度のレベルを判別する。ここで、無線強度のレベルの個数は、例えば、「3」とする。第1のレベルは、無線強度の値が「70%以上」の場合であり、この場合には電波状態が良好であるものとする。第2のレベルは、無線強度の値が「50%以上70%未満」の場合であり、この場合は電波状態が低下しているものとする。第3のレベルは、無線強度の値が「50%未満」の場合であり、この場合には無線接続が切断する可能性のある状態(電波状態が不良)であるものとする。なお、無線強度のレベルの個数や分け方は任意である。
また、無線強度報知制御部90は、耳部表示制御部91と、この耳部表示制御部91による制御に連動する移動速度制御部92および音声報知制御部93とを備えている。
耳部表示制御部(耳部表示制御手段)91は、判別された無線強度のレベルに基づいて、耳部表示部8a,8bの点灯状態を制御するものである。具体的には、耳部表示制御部91は、以下のように耳部表示部8a,8bを動作させるための信号を耳部表示部8a,8bに出力する。
図5は、図3に示した耳部表示部の表示状態を示す説明図であって、(a)は無線強度が70%以上の場合、(b)は無線強度が50%以上70%未満の場合、(c)は無線強度が50%未満の場合をそれぞれ示している。本実施形態では、耳部表示制御部91は、無線強度の値が「70%以上」の場合に、図5(a)に示すように、耳部表示部8a,8bを輝度100%(輝度の最高値)で点灯させる。また、耳部表示制御部91は、無線強度の値が「50%以上70%未満」の場合に、図5(b)に示すように、耳部表示部8a,8bを輝度50%(輝度の最高値の半分の値)で点灯させる。また、耳部表示制御部91は、無線強度の値が「50%未満」の場合に、図5(c)に示すように、耳部表示部8a,8bを輝度100%で所定の周期で点滅させる。なお、輝度の値は任意である。
移動速度制御部(移動速度制御手段)92は、ロボットRの移動中に無線強度のレベルが予め定められた低レベルであると判別された場合に、耳部表示部8a,8bの点灯状態に連動してロボットRの移動速度を低減させるものである。具体的には、移動速度制御部92は、以下のように脚部R3を動作させるための信号(制御指令)を自律移動制御部50に出力する。すなわち、移動速度制御部92は、無線強度の値が「70%以上」の場合には、現在の歩行速度を変化させない(以下、定速歩行という)。また、移動速度制御部92は、無線強度の値が「50%以上70%未満」の場合には、歩行速度を現在の歩行速度よりも低下させる(以下、減速歩行という)。この場合、現在の歩行速度の半分以下の速度まで低下させることが好ましい。減速歩行中に無線基地局1との無線接続が一旦切断した後に再び接続するためには、時速1km程度であることが特に好ましい。また、移動速度制御部92は、無線強度の値が「50%未満」の場合には、所定の音声ガイダンスを発話した後に歩行を停止させる。なお、移動速度制御部92は、ロボットRの減速歩行中に電波状態が良好となった場合には、減速歩行を解除してロボットRに再び定速歩行をさせる。
音声報知制御部(音声報知制御手段)93は、移動速度制御部92で移動速度を低減させる場合に、その旨を音声により報知するものである。具体的には、音声報知制御部93は、以下のような音声をスピーカSから出力させるための信号(制御指令)を主制御部40に出力する。本実施形態では、音声報知制御部93は、無線強度の値が「50%未満」の場合に、図5(c)に示すように、「無線切断により止まります」という内容の音声ガイダンスを発話させる。なお、スピーカSから出力させる音声は、ブザー音や警告音でもよく、音声ガイダンスと組み合わせるようにしてもよい。
図6は、図1に示した無線基地局から遠ざかる方向の距離と無線強度との関係の一例を示すグラフである。図6に示すように、無線強度の値が「70%」のときの距離は、「14.8m」であり、無線強度の値が「50%」のときの距離は、「17.8m」である。したがって、ロボットRが、無線基地局1から「14.8m」の距離の地点から「17.8m」の距離の地点まで減速歩行を行う場合に、移動距離は「3m」である。また、ロボットRが無線基地局1との間の無線接続が切断してから再接続が完了するまでに要する時間は数秒程度である。仮に、ロボットRが「3m」の移動距離を「10秒」で歩行すると想定した場合には、歩行速度が「時速1.08km」となる。つまり、「時速1.08km」で減速歩行した場合には、歩行中に無線切断が生じた場合にロボットRが一旦停止することなく無線基地局1に再接続することが可能となる。
[案内システムにおける一般的な動作]
図1に示した案内システムAにおいて、ロボットRと管理用コンピュータ3の一般的な動作は、以下の通りである。すなわち、ロボットRは、主制御部40(図4参照)によって、無線通信部60を介して管理用コンピュータ3からタスク実行命令を取得し所定のタスクを実行する。すなわち、各ロボットRは、スケジュールに従って、ロボットRの現在位置(ホームポジション)からタスク実行位置までの経路探索(例えばノード間の経路を探索)及び移動、タスクの実行、タスク終了位置からホームポジションまでの経路探索及び移動の各行動を順次実行する。このロボットRは、移動に際しては、予め記憶部30(図4参照)に記憶された地図データを参照し、対象検知部70(図4参照)によって、人物を検知しつつ、最短距離で目的地に到達することができる。そして、ロボットRは、主制御部40によって、ロボットRの状態(現在位置、バッテリ残量、タスク実行状況など)に関するデータ(ステータス情報)を、所定時間間隔毎に生成し、生成したステータス情報を無線通信部60を介して管理用コンピュータ3に出力する。そして、管理用コンピュータ3は、入力されたステータス情報を登録する。
次に、ロボットの制御装置の動作について図7を参照(適宜図4参照)して説明する。図7は、図1に示したロボットの動作の一例を示すフローチャートである。
ロボットRがタスクを開始すると、ロボットの制御装置9は、電波強度測定装置62によって、無線強度を測定する(ステップS1)。なお、ここでは、タスクは、ホームポジションから移動を開始して人物の案内を終えてホームポジションに戻ってくるまでの一連の作業のことを指している。
そして、制御装置9は、無線強度報知制御部90によって、無線強度が70%以上であるか否かを判別する(ステップS2)。無線強度が70%以上である場合(ステップS2:Yes)、無線強度報知制御部90は、耳部表示制御部91によって、耳部表示部8a,8bを輝度100%で点灯させる(ステップS3)。これにより、人間に対して電波状態が良好であることを可視的に知らせることができる。この場合、無線強度報知制御部90は、移動速度制御部92によって、ロボットRに定速歩行させる(ステップS4)。続いて、無線強度報知制御部90は、タスクが終了したか否かを判別する(ステップS5)。タスクが終了した場合(ステップS5:Yes)、処理を終了する。一方、タスクが終了していない場合(ステップS5:No)、ステップS1に戻る。
ステップS2において、無線強度が70%未満である場合(ステップS2:No)、無線強度報知制御部90は、無線強度が50%以上であるか否かを判別する(ステップS6)。無線強度が50%以上である場合(ステップS6:Yes)、無線強度報知制御部90は、耳部表示制御部91によって、耳部表示部8a,8bを輝度50%で点灯させる(ステップS7)。これにより、人間に対して電波状態が低下していることを可視的に知らせることができる。この場合、無線強度報知制御部90は、移動速度制御部92によって、ロボットRに減速歩行させ(ステップS8)、ステップS5に戻る。
ステップS6において、無線強度が50%未満である場合(ステップS6:No)、無線強度報知制御部90は、耳部表示制御部91によって、耳部表示部8a,8bを輝度100%で点滅させる(ステップS9)。これにより、人間に対して電波状態が悪化していることを可視的に知らせることができる。この場合、さらに、無線強度報知制御部90は、音声報知制御部93によって、音声ガイダンスをアナウンスする(ステップS10)。これにより、人間に対して電波状態が低下していることを音声により知らせることができる。アナウンスが終了すると、無線強度報知制御部90は、移動速度制御部92によって、ロボットRの歩行を停止させ(ステップS11)、処理を終了する。なお、ロボットRと管理用コンピュータ3との無線接続が切断したことを認識した操作者は、歩行を停止したロボットRを無線基地局1側に誘導することでロボットRの周囲の電波状態を再び良好にさせることができる。
本実施形態によれば、ロボットの制御装置9は、耳部表示部8a,8bの点灯状態によって、無線強度のレベルを外部に報知することができる。また、ロボットの移動中に無線強度のレベルが低くなった場合に移動速度を低減させることができる。また、ロボットの移動速度を低減させる場合に、その旨を音声により報知できる。その結果、ロボットの周囲の人物が、ロボットの無線環境の状態を認識することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、ロボットの制御装置9は、無線基地局1から送信される現時点の電波の強度に基づいて、無線強度のレベルを判別するものとして説明したが、予め作成された無線強度マップに基づいて、無線強度のレベルを判別するようにしてもよい。この場合には、電波強度測定装置62を備える必要がないので、部品点数を減少できる。その結果、製造コストの低減に加えて、軽量化により移動時に必要なバッテリ量を減少させることが可能となる。
また、本実施形態では、耳部表示部8a,8bの輝度の変化と点滅とを組み合わせることによって、無線強度のレベルを表現したが、これに限定されるものではない。例えば、耳部表示部8a,8bをそれぞれ複数(例えば3つ)に分割して点灯サイズを変化させることで無線強度のレベルを表現するようにしてもよい。また、耳部表示部8a,8bの点灯状態の色の変化によって無線強度のレベルを表現するようにしてもよい。
また、本実施形態では、音声報知制御部93は、歩行を停止する直前に音声ガイダンスを発話するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、歩行を停止するほど無線強度が悪化していないときに、「無線強度が低下しています。注意が必要です。」という内容をアナウンスするようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るロボットを含む案内システムの構成図である。 図1に示した案内システムで用いられる案内領域の一例を示す説明図であって、(a)は案内領域の平面図、(b)は案内領域の無線強度をそれぞれ示している。 図1に示したロボットの頭部の一例を示す構成図であって、(a)は正面図、(b)は正面右側から視た側面図をそれぞれ示している。 図1に示したロボットの構成の一例を示すブロック図である。 図3に示した耳部表示部の表示状態を示す説明図であって、(a)は無線強度が70%以上の場合、(b)は無線強度が50%以上70%未満の場合、(c)は無線強度が50%未満の場合をそれぞれ示している。 図1に示した無線基地局から遠ざかる方向の距離と無線強度との関係の一例を示すグラフである。 図1に示したロボットの動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
A 案内システム
R ロボット
1 無線基地局
2 ロボット専用ネットワーク
3 管理用コンピュータ
3a 記憶部
4 ネットワーク
5 端末
6 顔部
7a,7b 耳部
8a,8b 耳部表示部(耳部表示手段)
9 制御装置
10 画像処理部
20 音声処理部
30 記憶部
40 主制御部
50 自律移動制御部
60 無線通信部
62 電波強度測定装置
70 対象検知部
80 周辺状態検知部
90 無線強度報知制御部(無線強度報知制御手段)
91 耳部表示制御部(耳部表示制御手段)
92 移動速度制御部(移動速度制御手段)
93 音声報知制御部(音声報知制御手段)

Claims (3)

  1. 管理用コンピュータに接続された無線基地局を介して、前記管理用コンピュータとの間で相互に情報を送受信すると共に、所定の移動領域において自律的に移動するロボットの制御装置であって、
    前記無線基地局から送信される現時点の電波の強度を測定する電波強度測定装置と、
    前記移動領域において当該ロボットの存在する位置で測定された無線強度が予め定められた複数のレベルのうちのいずれであるかを判別し、判別された無線強度のレベルを外部に報知する無線強度報知制御手段を備え
    前記無線強度報知制御手段は、
    前記判別された無線強度のレベルに基づいて、外見上耳部に相当する部位に設けられて点灯表示する耳部表示手段の点灯状態を制御する耳部表示制御手段と、
    前記ロボットの移動中に前記無線強度のレベルが予め定められた低レベルであると判別された場合に、前記耳部表示手段の点灯状態に連動して前記ロボットの移動速度を低減させる移動速度制御手段とを備え、
    前記移動速度制御手段は、
    前記測定された電波状態が予め定められた良好な状態よりも低下したレベルの場合には、前記予め定められた良好な状態の下限の電波強度となるような無線基地局までの距離と、無線接続が切断する可能性のある状態の電波強度となるような無線基地局までの距離との差分と、当該ロボットが前記無線基地局との間の無線接続が切断してから再接続が完了するまでに要する時間と、を用いて予め求められた速度以下に移動速度を減速し、前記測定された電波状態が予め定められた良好な状態に戻った場合には、減速を解除して元の移動速度に復帰させることを特徴とするロボットの制御装置。
  2. 前記無線強度報知制御手段は、前記移動速度制御手段で移動速度を低減させる場合に、その旨を音声により報知する音声報知制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のロボットの制御装置。
  3. 前記所定の移動領域の位置ごとに予め測定された無線強度の情報を示す無線強度マップを予め保持した記憶手段を備え、
    前記無線強度報知制御手段は、前記無線強度マップに基づいて、当該ロボットの移動する方向における無線強度のレベルを判別することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロボットの制御装置。
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