JP4657517B2 - 廃棄物処分施設における遮水構造とその施工法 - Google Patents

廃棄物処分施設における遮水構造とその施工法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物処分施設における遮水構造とその施工法に関し、特に循環液体の給排出管を接続して遮水シートを形成している循環液封入槽を、仕切り部材と仕切り部材の下面材間に貼設する下層シート及び仕切り部材の上面材間に貼設する上層シートによって簡潔でかつ堅固に構成する廃棄物処分施設における遮水構造とその施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業廃棄物や一般廃棄物を埋立する廃棄物処分施設では、処分施設からの漏出汚水が地下に浸透して環境汚染を引き起こさないように、処分施設の底面に遮水工事を実施することが義務付けられている。
【0003】
かかる遮水工事は、軟質の合成樹脂系あるいはゴム系の遮水シートを敷設する方法が採用されているが、遮水シートの接合不良や廃棄物の埋め立て作業中や埋め立て完了後に発生する遮水シ−トの破損による欠損箇所からの汚水が外部に漏出する恐れがあった。
【0004】
遮水シートの破損要因は、物理・化学的な破損や生物的破損と広範囲に及んでおり、完全に防止することが困難なことから有効な対策は未だに確立されていない。
【0005】
このために、シートの破損を検知して修復する技術の開発が行われ、検知方法に関しては種々の提案がなされ精度的にも有効な技術として実用に至っているが、シートの修復技術に関しては、破損部周辺に薬液注入をする間接的な修復や廃棄物を掘削して破損部を直接的に修復するものであり、シートの破損部を早期に検知しても、廃棄物からの浸出水が廃棄物処分施設の外部に流出したあとに修復を完了させることになって、その間に発生する環境汚染を防止出来なかったり、空間部を有するシートを採用した廃棄物処分施設におけるシートの補修に関しても、セメント等のグラウト注入等によって漏水部分の補修を行っていたので、注入した空間部のすべてが固化することになり、固化した区間において次に漏水が起こった場合は、上記検知機構が作動しない状況になっていた。
【0006】
このような状況を改善するために、本願出願人は、複合遮水体に破損が発生した場合にも汚染水が外部に流出する前に破損箇所を修復して遮水し、同一区間が再度破損しても直ちに修復することができる自己修復型廃棄物処分施設を提案している。(特願平11−253589号出願)本提案は、図12に示すような自己修復型廃棄物処分施設50を提供するものであり、窪地状に掘削された廃棄物処分場51と廃棄物処分場51に近接して構築されている管理棟52から構成されている。
【0007】
廃棄物処分場51は、遮水機構を構成している遮水シート53が敷設されており、管理棟52には、供給管理機構を構成している供給設備54、送水設備55及び排水設備56が配備されている。管理棟52には、さらに遮水部材や供給管理機構の各設備と接続している制御機構を構成する制御設備47も配備されている。
【0008】
そして、各機構の関連は、図13に示しているように遮水機構60は、常時から制御機構61で計測・監視されており、その健全運転が維持されている。制御機構61は、同時に供給管理機構62をも計測・監視しており、遮水シートに充填されている液状修復材の品質が正常状態に維持されているかを確認している。
【0009】
遮水機構60の遮水シート53に破損が発生した場合には、遮水シート53の内部に充填されている液状修復材の変動として制御機構61がこれを確認し、供給管理機構62に指令を出して液状修復材の供給を命令して破損の自己修復を支援する。
【0010】
修復の完了は、液状修復材を供給している供給管理機構62における供給量の減少と正常時における過圧力状態への復帰によってこれを知ることができ、健全な運転を復旧している。
【0011】
制御機構61は、この間における供給管理機構62のデータ計測を実施することによって、破損修復の進捗状況をリアルタイムに確認して全体を管理しており、遮水シート53の破損と自己修復は外部からの処置を必要としないので、破損個所の確認は本質的に必要としていないが、図示のように検知機構63を付属させておくことによって、遮水シートの破損個所の特定とこれの表示をすることを可能にして状況判断に貢献させるができる。
【0012】
以上の自己修復型廃棄物処分施設を含めて、多くの廃棄物処分施設では、遮水シートの材料として、合成ゴム系、軟質の合成樹脂系その他高分子材料から成る遮水材料の他、アスファルト、ゴムアスファルト、粘土ライニング等による層状遮水材料あるいはルーフィングに用いられるシート状遮水材が用いられており、遮水シートは、一枚もののシートでなく複数の接合によって縦横に継ぎ合わされた単層の形態に構成する一般例や、欠損部の検知を図る機構も含めて広い範囲の下層シートの上に複数の狭い範囲の上層シートを接合することによって復層の遮水シートを構成する例(特開平2−136414号公報参照)が報告されている。
【0013】
しかるに、従来における報告においては、加工時における遮水シートの接合不良、廃棄物の埋め立て作業中や埋め立て完了後に外力によって発生する遮水シ−トの破損について、欠損箇所からの汚水が外部に漏出することを防止するために、その発生後に破損の有無を検出して修復させることがもっぱらの慣例であり、遮水シートの接合不良や遮水シ−トの破損が発生しないように、遮水シ−トの施工時において良好な接合を図ったり、遮水シ−トの敷設後に上下層シートに不均等な圧力が掛からないように構成する遮水シ−トとその施工は、考慮されていなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の状況に鑑みて提案するものであり、液状修復材である循環液体給液管及び排液管を接続して成る遮水シートを、仕切り部材とこの仕切り部材に下層シート及び上層シートを貼設することで、簡潔かつ堅固に構成する廃棄物処分施設における遮水構造とその施工法を提供している。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明である廃棄物処分施設における遮水構造は、廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に造成した敷設盤、帯状の上面材及び下面材とその間に介装された帯状の仕切り板を備え、敷設盤上に縦横に敷設して貼設する仕切り部材、仕切り部材を骨格として循環液体封入槽を形成するために、当該仕切り部材の下面材間及び上面材間にそれぞれ貼設され、循環液体封入槽の下層面及び上層面を構成する下層シート及び上層シート、及び敷設盤に埋設されると共に循環液体封入槽を構成する下面材に接続され、循環液体封入槽へ液状修復材である循環液体を供給するための給液管、敷設盤に埋設されると共に循環液体封入槽を構成する下面材に接続され、循環液体封入槽から循環液体を排出するための排液管から構成されており、仕切り部材を循環液体封入槽の基準骨格になる構造枠として敷設盤の上に設置しながら、その上下面材上に上下層シートを貼設するのみで遮水シートの堅固な形成を確立することで、敷設盤と一体化した遮水構造を廃棄物処分施設に形成している。帯状の仕切り板の介装により、上下層の各シートに不均等な圧力を掛けないようにしている。給液管及び排液管の下面材への接続により、下層シートには給液管もしくは排液管を接続するための開口部を形成することがなく、下層シートが給液管もしくは排液管と接続する際に生ずる可能性のある不要な応力発生もなく、給液管もしくは排液管との接続による過剰な応力の発生を無くすることで破損の危惧を解消させており、品質の確立を強化している。
【0016】
請求項2に記載の発明である廃棄物処分施設における遮水構造は、請求項1に記載遮水構造において、循環液体封入槽に透水性ブロックを内蔵することを特徴としており、上記機能に加えて、循環液体封入槽における形状を安定させて上下層シートに不均等な外圧が加えられて、シートの破損が発生しないように、循環液体封入槽の形状を維持することで循環液体の円滑な循環を確保している。
【0017】
請求項3に記載の発明である廃棄物処分施設における遮水構造は、請求項1又は2に記載遮水構造において、給液管及び排液管は、循環液体封入槽の全域に循環液体を浸透させるために、循環液体封入槽の相互に分け離された対称的な位置に対角状態で接続されることを特徴としており、上記機能に加えて、給液管及び排液管との接続部における応力の分散と循環液体の浸透性確保による循環液体封入槽の全域に対する万遍ない監視機能を確保する。
【0018】
請求項4に記載の発明である廃棄物処分施設における遮水構造は、請求項1乃至3のいずれかに記載遮水構造において、給液管及び排液管が下面材に一個所で接続され、循環液体封入槽内で少なくともその一方を仕切り部材の仕切り板に沿わせて配管することを特徴としており、上記機能に加えて、給液管及び排液管との接続部を一つにして接続部に発生する応力を削減している。給液管及び排液管の循環液体封入槽内の接続部が半分に削減されると同時に、給液管と排液管とを埋設する敷設盤の施工が半減して、循環液体封入槽内の配管作業が増加したとしても総合的な作業量は、大幅に低減されることになり、施工コストの低減と工期の短縮に大いに貢献する。
【0019】
請求項5に記載の発明である廃棄物処分施設における遮水構造の施工法は、請求項1乃至4のいずれかに記載の廃棄物処分施設における遮水構造の施工法であって、廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に敷設盤を造成し、敷設盤に埋設して、給液管及び排液管を配管し、これら給液管及び排液管を仕切り部材の下面材に接続すると共に、循環液体封入槽の骨格となる当該仕切り部材を敷設盤上に縦横に敷設して貼設し、しかる後に仕切り部材の下面材間に下層シートを貼設し、次いで仕切り部材の上面材間に上層シートを貼設して、循環液体封入槽を形成しており、埋設した給液管及び排液管に仕切り部材を接続して配置位置を決めると共にその上下面材上に各上下層シートを貼設することで遮水シートによる遮水構造の簡潔で迅速な施工を確立しており、併せて下層シートと給液管及び排液管との間に不要な圧力を加えずにその施工を容易にしている。
【0020】
請求項6に記載の発明である廃棄物処分施設における遮水構造の施工法は、請求項5に記載の施工法において、給液管及び排液管は、仕切り部材を敷設する際の目印とするために、仕切り管と接続する位置に、それらの端部が敷設盤の上面に突出した状態で配管することを特徴としており、上記機能に加えて、仕切り部材の配置位置を特定して遮水シートによる遮水構造の施工効率を向上させている。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明による廃棄物処分施設における遮水構造は、基本的に、廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に造成した敷設盤、帯状の上面材及び下面材とその間に介装された帯状の仕切り板を備え、敷設盤上に縦横に敷設して貼設する仕切り部材、仕切り部材を骨格として循環液体封入槽を形成するために、当該仕切り部材の下面材間及び上面材間にそれぞれ貼設され、循環液体封入槽の下層面及び上層面を構成する下層シート及び上層シート、及び敷設盤に埋設されると共に循環液体封入槽を構成する下面材に接続され、循環液体封入槽へ液状修復材である循環液体を供給するための給液管、敷設盤に埋設されると共に循環液体封入槽を構成する下面材に接続され、循環液体封入槽から循環液体を排出するための排液管から構成されている。
【0022】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、図1は、本発明を自己修復型廃棄物処分施設に適用した概要的な実施の形態であり、横断面によって象徴的に表示している。
【0023】
図において、廃棄物処分施設1は、窪地状に掘削された廃棄物処分場2と廃棄物処分場2に近接して構築されているコロイド液タンク等から成る管理棟3から構成されている。
【0024】
廃棄物処分場2は、掘削された窪地の底部4に遮水シート5が敷設されており、遮水シート5には、管理棟3のコロイド液タンク6から給液管7と排液管8を通じて液状修復材であるコロイド液が充填循環されている。
【0025】
遮水シート5は、図2の平面図に見られるように複数の循環液体封入槽(以下、「循環液封入槽」ともいう)9から構成されており、窪地の底部4の他に法面10にも部分的に敷設されており、循環液封入槽9は、廃棄物処分場2の底部4上に所定間隔で縦横に敷設された仕切り部材11とこの仕切り部材11に貼設されている下層シート12と上層シート13とから構成されている。
【0026】
遮水シート5における循環液封入槽9の構成については、図2のA−A矢視及びB−B矢視による断面図を示す図3と図4において詳細に説明する。
【0027】
図3は、循環液封入槽9の骨格を成す仕切り部材11を中心に下層シート12と上層シート13との関連を表現している。本実施の形態における仕切り部材11は、上下層シートと同質、同厚かこれよりも堅固な材質の材料を用いてエ型に形成しているが、両側に延長した下面材14、14は下層シートと同質、同厚であってもよく、同様に、下面材14、14と同長もしくはこれより若干短い上面材15、15も上層シートと同質、同厚であってよい。
【0028】
又、仕切り部材11には、下面材14、14と上面材15、15とを結合して槽壁を構成している仕切り板16が設けられており、上下層シートと同質、同厚かこれよりも堅固な材質の材料から構成されている。
【0029】
下面材14、14には、循環液封入槽9の下層面を構成している下層シート12が貼設されており、上面材15、15に循環液封入槽9の上層面を構成している上層シート13が貼設されることで、循環液封入槽9を形成している。
【0030】
尚、法面10に敷設されている循環液封入槽9においては、下層シート12と上層シート13が貼設される仕切り部材11’が用いられるが、その形状はエ型を半分にしたコ型の形態を構成している。
【0031】
又、本実施の形態では、循環液封入槽9の形状を維持して上下層シートに不均等な外圧が加えられて、シートの破損が発生しないように、その内部に透水性ブロック17が装備されており、循環液封入槽9の形状を維持することでコロイド液18の円滑な循環を確保している。
【0032】
図4は、循環液封入槽9に接続している給液管7もしくは排液管8との関連を表現している。
【0033】
本発明による遮水シート5は、掘削された窪地の底部4に縦横に配置している敷設盤19の上に貼設されている。コンクリートで構築されている敷設盤19には、給液管7もしくは排液管8が埋設されており、循環液封入槽9との接続部のみを敷設盤19の上に突出させている。
【0034】
本実施の形態における仕切り部材11は、上述したように上下層シートよりも堅固なエ型に形成されて、その両側には下面材14、14を形成されており、給液管7もしくは排液管8の接続部は仕切り部材11の下面材14、14に形成されている。これによって、下層シート12には給液管7もしくは排液管8を接続するための開口部を形成することがなく、下層シート12が給液管7もしくは排液管8と接続する際に生ずる可能性のある不要な応力発生もない。
【0035】
従って、本発明による遮水シート5は、給液管7もしくは排液管8との接続による過剰な応力の発生を無くすることで破損の危惧を解消させており、品質の確立を強化している。
【0036】
又、循環液封入槽9に対する給液管7と排液管8との接続は、原則的に循環液封入槽9の対称的な位置に置いて行われることによって、循環液封入槽9の全域に対して万遍ない監視機能を発揮することになる。このために、敷設盤19に埋設される給液管7と排液管8は、異なる敷設盤19に在って相互に分離した対角状態に配置されるものである。
【0037】
本発明による遮水構造において主要な構造体を形成している仕切り部材は、上述した形状に限定されるものでなく、図5に示すような各種の形態が採用可能である。
【0038】
即ち、図5(a)は、エ型を形成する仕切り部材の具体的な実施の形態であり、仕切り部材20の下層部材21は単板で形成され、その中央部分に上層部材22と仕切り板23を成す上方の長いコ型部材24を背中合わせに配置することで、エ型の仕切り部材を構成している。
【0039】
下層部材21の両側縁と上層部材22は、上記実施の形態における下面材14、14と上面材15、15を形成するものであり、仕切り板23は背中合わせに合体することで仕切り板16として形成されていて、下層部材21の必要個所には、給液管7もしくは排液管8との接続に対応する開口25を予め形成しておくことで、現場における施工作業の効率化を図っている。
【0040】
又、図5(b)は、ユ型を形成する仕切り部材の実施の形態である。本実施の形態における仕切り部材26は、下面材14、14を上記実施の形態と同様に単板の下層部材21の両側縁に形成されている。
【0041】
上層部材27と仕切り板28から構成されるZ型部材29は、下層部材21の中央部に配置されており、上面材15、15を上層部材27の一方の端縁と仕切り板28との接合縁に形成している。尚、下層部材21の必要個所に給液管7もしくは排液管8との接続に対応する開口25を予め形成しておくことは、上記実施の形態と同様である。
【0042】
本発明による遮水構造は、上記実施の形態において述べたように、埋設されている給液管と排液管を異なる敷設盤に設置して、相互に分離した対角状態に配置するのを原則にしているが、諸般の状況によっては同一個所に埋設する他の実施の形態も採用可能である。
【0043】
図6は、給液管と排液管とを循環液封入槽の一個所に接続する例であり、遮水構造における他の実施形態を部分的に破断して示す平面図である。
【0044】
本実施の形態で示している各循環液封入槽30は、上層シート13を部分的に破断して示すように、給液管7もしくは排液管8を一個所の接続部31に置いて接続している。
【0045】
給液管7もしくは排液管8の一方は、循環液封入槽30内に置いて接続部31と対角する位置まで延長された配管32と接続されることで、給排出するコロイド液を循環液封入槽30の全域に浸透するように構成しており、遮水シートの万遍のない監視体制を図っている。
【0046】
従って、上記実施の形態のように、埋設されている給液管と排液管を異なる敷設盤に設置して、相互に分離した対角状態に配置する形態と比較すると、循環液封入槽内の接続部が半分に削減されると同時に、給液管と排液管とを埋設する敷設盤の施工が半減して単なるコンクリートブロックとしての施工で充分になることから、循環液封入槽内の配管作業が増加したとしても総合的な作業量は、大幅に低減されることになり、施工コストの低減と工期の短縮に大いに貢献するものである。
【0047】
本実施の形態における給排出管の接続状態は、図6においてC−C斜視した図7の斜視図に基づいて詳細に説明するように、仕切り部材33の下層部材34に一個所だけ設けた接続部31によって明示されている。
【0048】
接続部31は、合成ゴム等から構成される貫通部材35に、敷地盤19に纏めて平行に配置さる給液管7と排液管8とを挿着することで構成されている。特定されるものでないが、本実施の形態では給液管7に配管32が併合ナット36によって接続されており、排液管8は解放されたままの状態において相互に分離した対角状態の配置を構成している。
【0049】
尚、本実施の形態では、給液管7と排液管8とを別途に配管しているが、これをいずれかの管の内部に他の管を配置して二重管として構成することも可能であり、配管距離を短縮することで長期に亘っていた配管作業を大幅に省力化することができる。
【0050】
以上のように、本発明による廃棄物処分施設における遮水構造は、各種の実施の形態に基づいて詳細に説明したように、循環液封入槽を構成する仕切り部材や循環液封入槽に接続する給排出管等に関して種々の形態が採用可能であるが、基本的には、仕切り部材を循環液封入槽の基準骨格になる構造枠として敷設盤の上に設置しながら、その上下面材上に上下層シートを貼設するのみで遮水シートの堅固な形成を確立することで、敷設盤と一体化した遮水構造を廃棄物処分施設に形成している。
【0051】
次に、本発明による遮水構造の施工法について説明する。本発明の廃棄物処分施設における遮水構造の施工法は、上記廃棄物処分施設における遮水構造の施工法であって、廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に敷設盤を造成し、敷設盤に埋設して、給液管及び排液管を配管し、これら給液管及び排液管を仕切り部材の下面材に接続すると共に、循環液体封入槽の骨格となる当該仕切り部材を敷設盤上に縦横に敷設して貼設し、しかる後に仕切り部材の下面材間に下層シートを貼設し、次いで仕切り部材の上面材間に上層シートを貼設して、循環液体封入槽を形成している。
【0052】
以下に、本発明による施工法の実施の形態を、その施行工程に従った図面に基づいて詳細に説明する。
【0053】
図8は、仕切り部材の敷設盤を造成する工程を示す平面図である。仕切り部材を貼設する敷設盤19は、廃棄物処分場の基礎地盤上に遮水シートを設置するために、循環液封入槽の配置に合わせて縦方向敷設部41を造成し、これに直交させた形態で所定の間隔に造成される横方向敷設部42、42’〜46、46’を配置し、この間を半分幅の縦方向敷設部47、47’で接続することから構成されている。
【0054】
尚、本実施の形態では、敷設盤19の造成を循環液封入槽の配置に合わせて矩形状に設置しているが、廃棄物処分場の形状によっては部分的に三角形のような多角形に形成する場合もある。
【0055】
加えて、敷設盤19の造成を図示のように、循環液封入槽の全長に亘って縦横に実施することで、後から貼設する仕切り部材や上下層シートのずれを無くして、貼設精度を向上させることもできるが、他の実施の形態としては、敷設盤を縦方向敷設部41と横方向敷設部42、42’〜46、46’との交差部のみに設置して、この間の途中については、敷設盤を省略して廃棄物処分場の基礎地盤上に仕切り部材を配置することも可能である。
【0056】
敷設盤19には、循環液封入槽に循環液体を供給するための給排出管が埋設されているが、本実施の形態では、図2で説明した遮水シート5に対応させるために、図示のように、横方向敷設部42〜45の外方端下方と横方向敷設部42’〜45’の内方端下方に接している縦方向敷設部41の近傍に給液管7を埋設しており、排液管8は横方向敷設部43〜46の内方端上方に接している縦方向敷設部41の近傍と横方向敷設部43’〜46’の外方端上方の位置に埋設されている。
【0057】
給液管7と排液管8の端部は、敷設盤19の上面に突出された状態で設置されており、相互に分離した対角状態に配置された状態で、敷設盤19に貼設する仕切り部材の配置目印になっている。
【0058】
図9は、敷設盤上に仕切り部材を貼設する工程が示される平面図である。仕切り部材11は、図示のように中央部に造成されている敷設盤19の縦方向敷設部41と横方向敷設部42、42’〜46、46’との上に、給排出管を目印にして貼設されている。一方、仕切り部材11の周辺に位置する縦方向敷設部47、47’の上には、循環液封入槽の外方端部を構成している仕切り部材11’を貼設されている。
【0059】
仕切り部材11は、その下面材14に給液管7もしくは排液管8との端部を接続しながら、循環液封入槽の槽壁を形成している。
【0060】
図10は、敷設盤上の仕切り部材に下層シートを貼設する工程が示される平面図であり、敷設盤19上に貼設された仕切り部材11は、その下面材14間に下層シート12を貼設して循環液封入槽の下層面を構成している。
【0061】
同様に、図11は、敷設盤上の仕切り部材に上層シートを貼設する工程が示される平面図であり、下層シート12を貼設した仕切り部材から構成される循環液封入槽の内部に透水性ブロックを配備した後に、上層シート13を貼設することで所望の循環液封入槽9を完成させている。
【0062】
以上のように、本発明による廃棄物処分施設における遮水構造の施工法は、上記の各工程の説明で明らかであるように、廃棄物処分場の基礎地盤上に造成した敷設盤上に給排出管を埋設し、この給排出管を目印にして仕切り部材を貼設すると共に給排出管を接続した後に、仕切り部材の上下面材上に各層シートを貼設するように構成することによって、遮水シートによる遮水構造の簡易かつ迅速な施工を確立している。
【0063】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、発明の趣旨に反しない範囲において、各種の変更が可能であることは当然である。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に記載の廃棄物処分施設における遮水構造は、廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に造成した敷設盤、帯状の上面材及び下面材とその間に介装された帯状の仕切り板を備え、敷設盤上に縦横に敷設して貼設する仕切り部材、仕切り部材を骨格として循環液体封入槽を形成するために、当該仕切り部材の下面材間及び上面材間にそれぞれ貼設され、循環液体封入槽の下層面及び上層面を構成する下層シート及び上層シート、及び敷設盤に埋設されると共に循環液体封入槽を構成する下面材に接続され、循環液体封入槽へ液状修復材である循環液体を供給するための給液管、敷設盤に埋設されると共に循環液体封入槽を構成する下面材に接続され、循環液体封入槽から循環液体を排出するための排液管から構成されているので、仕切り部材を循環液体封入槽の基準骨格になる構造枠として敷設盤の上に設置しながら、その上下面材上に各上下層シートを貼設するのみで遮水シートの堅固な形成を確立することで、敷設盤と一体化した遮水構造を廃棄物処分施設に形成できる効果を奏している。帯状の仕切り板の介装により、上下層の各シートに不均等な圧力を掛けないようにすることができる。給液管及び排液管の下面材への接続により、下層シートには給液管もしくは排液管を接続するための開口部を形成することがなく、下層シートが給液管もしくは排液管と接続する際に生ずる可能性のある不要な応力発生もなく、給液管もしくは排液管との接続による過剰な応力の発生を無くすることで破損の危惧を解消させており、品質の確立を強化することができる。
【0065】
請求項2に記載の廃棄物処分施設における遮水構造は、請求項1に記載遮水構造において、循環液体封入槽に透水性ブロックを内蔵することを特徴としており、上記効果に加えて、循環液体封入槽における形状を安定させて上下層シートに不均等な外圧が加えられて、シートの破損が発生しないように、循環液体封入槽の形状を維持することで循環液体の円滑な循環を確保できる効果を奏している。
【0066】
請求項3に記載の廃棄物処分施設における遮水構造は、請求項1又は2に記載遮水構造において、給液管及び排液管循環液体封入槽の全域に循環液体を浸透させるために、循環液体封入槽の相互に分け離された対称的な位置に対角状態で接続されることを特徴としているので、上記効果に加えて、給液管及び排液管との接続部における応力の分散と循環液体の浸透性確保による循環液体封入槽の全域に対する万遍ない監視機能を確保できる効果を奏している。
【0067】
請求項4に記載の廃棄物処分施設における遮水構造は、請求項1乃至3のいずれかに記載遮水構造において、給液管及び排液管が下面材に一個所で接続され、循環液体封入槽内で少なくともその一方を仕切り部材の仕切り板に沿わせて配管することを特徴としているので、上記効果に加えて、給液管及び排液管との接続部を一つにして接続部に発生する応力を削減できる効果を奏している。給液管及び排液管の循環液体封入槽内の接続部が半分に削減されると同時に、給液管と排液管とを埋設する敷設盤の施工が半減して、循環液体封入槽内の配管作業が増加したとしても総合的な作業量は、大幅に低減されることになり、施工コストの低減と工期の短縮に大いに貢献することができる。
【0068】
請求項5に記載廃棄物処分施設における遮水構造の施工法は、請求項1乃至4のいずれかに記載の廃棄物処分施設における遮水構造の施工法であって、廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に敷設盤を造成し、敷設盤に埋設して、給液管及び排液管を配管し、これら給液管及び排液管を仕切り部材の下面材に接続すると共に、循環液体封入槽の骨格となる当該仕切り部材を敷設盤上に縦横に敷設して貼設し、しかる後に該仕切り部材の下面材間に下層シートを貼設し、次いで該仕切り部材の上面材間に上層シートを貼設して、循環液体封入槽を形成しているので、埋設した給液管及び排液管に仕切り部材を接続して配置位置を決めると共にその上下面材上に各上下層シートを貼設することで遮水シートによる遮水構造の簡潔で迅速な施工を確立しており、併せて下層シートと給液管及び排液管との間に不要な圧力を加えずにその施工を容易にできる効果を奏している。
【0069】
請求項6に記載の廃棄物処分施設における遮水構造の施工法は、請求項5に記載の施工法において、給液管及び排液管は、仕切り部材を敷設する際の目印とするために、仕切り管と接続する位置に、それらの端部が敷設盤の上面に突出した状態で配管されることを特徴としているので、上記効果に加えて、仕切り部材の配置位置を特定して遮水シートによる遮水構造の施工効率を向上できる効果を奏している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物処分施設における遮水構造の実施の形態を示す横断面図
【図2】本発明による廃棄物処分施設における遮水構造の実施の形態を示す平面図
【図3】図2におけるA−A矢視による断面図
【図4】図2におけるB−B矢視による断面図
【図5】本発明に採用する仕切り部材の実施の形態図
【図6】循環液封入槽と給排出管との接続状態における他の実施形態を示す平面図
【図7】図6におけるC−C矢視による部分断面図
【図8】仕切り部材の敷設盤における実施の形態図
【図9】敷設盤に仕切り部材を貼設する実施の形態図
【図10】仕切り部材に対する下層シートの貼設図
【図11】仕切り部材に対する上層シートの貼設図
【図12】自己修復型廃棄物処分施設の概要図
【図13】自己修復型廃棄物処分施設の遮水機構図
【符号の説明】
1 廃棄物処分施設、2 廃棄物処分場、3 管理棟、4 底部、5 遮水シート、
6 コロイド液タンク、7 給液管、8 排液管、9、30 循環液封入槽、10 法面、
11、20、26、33、37 仕切り部材、12 下層シート、13 上層シート、
14 下面材、15 上面材、16 仕切り板、17 透水性ブロック、
18 コロイド液、19 敷設盤、21、34 下層部材、22、27 上層部材、
23、28、38 仕切り板、24 コ型部材、25 開口、29 Z型部材、
31 接続部、32 配管、35 貫通部材、36 併合ナット、41 縦方向敷設部、
42、42’〜46、46’ 横方向敷設部、47、47’ 縦方向敷設部、
50 自己修復型廃棄物処分施設、51 廃棄物処分場、52 管理棟、
53 遮水シート、54 供給設備、55 送水設備、56 排水設備、57 制御設備、
60 遮水機構、61 制御機構、62 供給管理機構、63 検知機構、

Claims (6)

  1. 廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に造成した敷設盤、
    帯状の上面材及び下面材とその間に介装された帯状の仕切り板を備え、上記敷設盤上に縦横に敷設して貼設する仕切り部材、
    該仕切り部材を骨格として循環液体封入槽を形成するために、当該仕切り部材上記下面材間及び上記上面材間にそれぞれ貼設され、該循環液体封入槽の下層面及び上層面を構成する下層シート及び上層シート、及び
    上記敷設盤に埋設されると共に上記循環液体封入槽を構成する上記下面材に接続され、該循環液体封入槽へ液状修復材である循環液体を供給するための給液管、
    上記敷設盤に埋設されると共に上記循環液体封入槽を構成する上記下面材に接続され、該循環液体封入槽から循環液体を排出するための排液管から構成されることを特徴とする廃棄物処分施設における遮水構造
  2. 前記循環液体封入槽が、透水性ブロックを内蔵することを特徴とする請求項1に記載廃棄物処分施設における遮水構造
  3. 前記給液管及び排液管は、前記循環液体封入槽の全域に循環液体を浸透させるために、該循環液体封入槽の相互に分け離された対称的な位置に対角状態で接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載廃棄物処分施設における遮水構造
  4. 前記給液管及び排液管が前記下面材に一個所で接続され、前記循環液体封入槽内で少なくともその一方を前記仕切り部材の前記仕切り板に沿わせて配管することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載廃棄物処分施設における遮水構造
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の廃棄物処分施設における遮水構造を施工する方法であって、
    前記廃棄物処分場の基礎地盤上に所定間隔で縦横に敷設盤を造成し、
    該敷設盤に埋設して、前記給液管及び排液管を配管し、
    これら給液管及び排液管を前記仕切り部材の前記下面材に接続すると共に、前記循環液体封入槽の骨格となる当該仕切り部材を上記敷設盤上に縦横に敷設して貼設し、
    しかる後に上記仕切り部材の上記下面材間に前記下層シートを貼設し、
    次いで上記仕切り部材の前記上面材間に前記上層シートを貼設して、上記循環液体封入槽を形成することを特徴とする廃棄物処分施設における遮水構造の施工法
  6. 前記給液管及び排液管は、前記仕切り部材を敷設する際の目印とするために、該仕切り管と接続する位置に、それらの端部が前記敷設盤の上面に突出した状態で配管されることを特徴とする請求項5に記載廃棄物処分施設における遮水構造の施工法
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