JP4657183B2 - スパッタリング装置、スパッタリング方法 - Google Patents

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Description

本発明はスパッタリング装置及びスパッタリング方法にかかり、特に、ターゲットの使用効率が高いスパッタリング装置及びスパッタリング方法に関する。
スパッタリング装置のターゲットは高価であり、その使用効率を高めるため、従来より種々の工夫が成されている。
図5の符号101は、従来技術のスパッタリング装置であり、真空槽内にターゲット110が配置されている。
このスパッタリング装置101では、複数の基板111が一列に配置され、真空槽内のターゲット110の表面と対面する位置を一枚ずつ通過するように構成されている。
ターゲット110の裏面には、円形リング状のリング磁石115と、その内側の中心磁石116とを有するマグネトロン磁気回路112が配置されている。
ターゲット110は、基板111の移動方向118に沿った方向が長尺の長方形であり、マグネトロン磁気回路112は、基板111の移動方向118と平行な方向119に沿って往復移動するように構成されている。
マグネトロン磁気回路112が移動することで、ターゲット110の広い領域がスパッタリングされるが、膜厚分布にターゲット110の往復周期に応じた周期的な偏りが生じるという不都合がある。
図6の符号102は、基板121が搬送されずに、ターゲット120と対面した位置に置かれるスパッタリング装置であり、長方形のターゲット120の裏面に、その長手方向に沿って複数のマグネトロン磁気回路1221〜1223が配置されている。
各マグネトロン磁気回路1221〜1223は同じ保持板125に保持されており、ターゲット120の長手方向に沿って往復移動するように構成されている。このようなスパッタリング装置102でも、マグネトロン磁気回路が静止している場合に比べ、エロージョン領域が広くなるが、ターゲット120の面内位置により、マグネトロン磁気回路1221〜1223と面する時間が異なるため、エロージョン深さが均一にならないという問題がある。
特開平7−18435号公報 特開2003−293130号公報
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、エロージョン領域の深さを均一にする技術を提供する。
上記課題を解決するため、本発明は、真空槽と、前記真空槽内に配置されたターゲットと、前記ターゲット裏面に配置され、ターゲット表面に磁界を形成する磁気回路と、前記磁気回路を前記ターゲットの裏面位置で前記ターゲットの両端部間を往復移動させる移動機構と、前記磁気回路の移動速度を制御する制御回路とを有し、前記磁気回路を往復移動させながら、前記ターゲット表面の前記磁気回路上に位置する部分をスパッタリングし、前記真空槽内に位置する成膜対象物表面に薄膜を成長させるスパッタリング装置であって、前記磁気回路が一端部から他端部に向けて移動する際、前記制御回路は前記磁気回路を増速して第一の速度に到達させた後、減速させ、前記第一の速度よりも遅い第二の速度で等速移動させた後、増速させ、前記第二の速度よりも早い第三の速度に到達させた後、減速させるように構成されたスパッタリング装置である。
また、本発明は、前記一端部から前記第一の速度に到達するまでの区間の距離は、前記第一の速度から前記第二の速度に減速される区間の距離よりも短くされ、前記等速移動の終了位置から前記第三の速度に到達するまでの区間の距離よりも、前記第三の速度に到達した位置から前記他端部までの区間の距離が短くされたスパッタリング装置である。
本発明は、前記磁気回路はリング状磁石を有し、前記一端部と前記等速移動の開始位置との間の距離は、前記リング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記一端部に位置するときと、前記磁気回路が等速移動を開始するときとで重ならない大きさにされ、前記等速移動の終了位置と前記他端部との間の距離は、前記リング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記等速移動を終了するときと、前記他端部に位置するときとで重ならないようにされたスパッタリング装置である。
また、本発明は、ターゲットの裏面に磁気回路を配置して前記ターゲット表面に磁界を形成し、前記磁気回路を前記ターゲットの両端部間で往復移動させながら前記ターゲットをスパッタリングして成膜対象物表面に薄膜を成長させるスパッタリング方法であって、前記磁気回路を一端部から他端部まで移動させる際、前記磁気回路を増速して第一の速度に到達させた後、減速させ、前記第一の速度よりも遅い第二の速度で等速移動させた後、増速させ、前記第二の速度よりも早い第三の速度に到達させた後、減速させるスパッタリング方法である。
また、本発明は、前記一端部から前記第一の速度に到達するまでの区間の距離を、前記第一の速度から前記第二の速度に減速する区間の距離よりも短くし、前記第三の速度に到達する位置から前記他端部までの区間の距離を、前記等速移動が終了する位置から前記第三の速度に達するまでの区間の距離よりも短くするスパッタリング方法である。
また、本発明は、前記一端部と前記等速移動の開始位置との間の距離を、前記磁気回路が有するリング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記一端部に位置するときと、前記磁気回路が等速移動を開始するときとで重ならない大きさにし、前記等速移動の終了位置と前記他端部との間の距離を、前記リング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記等速移動を終了するときと、前記他端部に位置するときとで重ならないようにされたスパッタリング方法である。
本発明は上記のように構成されており、スパッタリングの際に、磁気回路は、ターゲットの両端に近い一端部と他端部の間を往復移動するように構成されている。
磁気回路は、ターゲットの長手方向の中央付近を等速度V2で通過するのに対し、一端部と他端部付近では、それよりも早い速度V1、V3まで加速されている。
往復移動の際、磁気回路は、方向を反転させるため、一端部上と他端部上でごく短時間静止するが、静止する際には大きな速度V3から急減速し、逆方向に移動するために、静止状態から急加速して大きな速度V1に到達するようにされている。
ターゲット表面の、リング状磁石の内周よりも内側の真上の領域がスパッタされる領域であり、リング状磁石の中央に中心磁石を配置し、異なる極性の磁極をターゲットに向けると、リング状磁石の内周よりも内側の領域がマグネトロンスパッタされる。
リング状磁石は円形の他、四角以上の多角形状も含まれる。また、楕円など、細長の形状でもよい。
エロージョン領域の深さが均一になるので、ターゲット寿命が長くなる。
図1(a)の符号1は、本発明の一例のスパッタリング装置を示している。
このスパッタリング装置1は真空槽8を有している。真空槽8の内部には、カソード電極13が配置されており、カソード電極13の上にはターゲット10が配置されている。
カソード電極13の裏面には、磁気回路12が配置されている。
磁気回路12は、板状のヨーク14と、円形リング形状のリング磁石15と、略円形の中心磁石16とを有している。
ヨーク14は、片面がカソード電極13の裏面に向けられており、その面には、リング磁石15が底面を密着して固定されている。中心磁石16は、リング磁石15の内側の、リングの中央位置に配置されている。
ここでは、リング磁石15と中心磁石16は、それぞれ異なる磁極がカソード電極13に向けられており、N極から出た磁力線はターゲット10を貫通し、その表面上で湾曲し、ターゲット10を再度貫通してS極に入るように構成されており、カソード電極13に電圧を印加すると、ターゲット10の表面でマグネトロン放電が生じるようにされている。但し、本発明は、マグネトロン放電を発生させる場合に限定されるものではない。
ターゲット10は長方形であり、磁気回路12はターゲット10の幅(短辺)よりも小さくされ、ターゲット10の幅方向に中央に配置されている。
磁気回路12は移動機構17に取りつけられており、移動機構17が動作すると、磁気回路12は、ターゲットの表面と平行な状態で、ターゲット10の長手方向に沿って往復移動するように構成されている。磁気回路12の中心は、ターゲット10の裏面側の幅方向中央位置を維持しながら往復移動する。
真空槽8には、真空ポンプ21とガス導入系28とが接続されており、真空槽8の内部を真空雰囲気にし、成膜対象物11を搬入し、ターゲット10と対向する位置に配置する。
カソード電極13には電源22が接続されており、ガス導入系28からスパッタリングガス(又はスパッタリングガスと反応性ガス)を導入し、カソード電極13に電圧を印加し、真空雰囲気中でプラズマを発生させ、ターゲット10の表面をスパッタリングする。
スパッタリング中は磁気回路12を所定周期にて複数回数往復移動させると、ターゲット10の表面のスパッタリングされる範囲が磁気回路12の移動に伴って複数回数往復移動され、ターゲット10が広くスパッタリングされ、その結果、大面積の成膜対象物11の表面に均一な薄膜が形成される。
移動機構17は制御装置23に接続されており、該制御装置23によって、磁気回路12の往復移動中の速度が制御されている。
磁気回路12の往復移動中の移動速度を説明すると、図1(b)は磁気回路12のターゲット10に対する位置関係を説明するための図面であり、符号A、Bは、磁気回路12が往復移動の移動方向を反転するときに、磁気回路12の中心が位置する端点である。端点A、Bは、ターゲット10の長手方向両端近傍にある。
この例では、磁気回路12の中央位置は、中心磁石16の中心と一致しており、磁気回路12の中心は、端点Aと端点Bの間(区間A〜B)を往復移動する。
図2は、ターゲット10表面に対する磁気回路12の中心位置と磁気回路12の速度の関係の一例を示すグラフである。
往復移動のうち、図面左方の端点Aが始点となり、図面右方の端点Bが終点となる往動について説明すると、先ず、図面右方から左方への移動が終了し、移動方向が反転して往動を開始する直前では、磁気回路12の中央が、始点となる端点A上で静止している(速度ゼロ)ものとする。
この状態から往動が開始されると、磁気回路は端点Bに向けて急加速される。
この急加速により、直ちに最高速度V1に到達し、次いで、徐々に減速され、最高速度V1よりも遅い一定速度V2で所定区間を移動した後、徐々に加速され、最高速度V3(ここでは、V3=V1)に達すると急減速され、磁気回路12の中央が終点となる端点B上に到達したところで停止される。
符号P1は急加速によって最高速度V1に達したときの磁気回路12の中央位置(以下、磁気回路12の位置は、その中央位置で代表させる)、符号P2は一定速度V2まで減速され、等速移動を開始するときの磁気回路12の位置、符号P3は等速移動を終了し、加速が再開されるときの位置、符号P4は急減速が開始されるときの位置である。
図4は、従来技術のスパッタリング装置の場合の磁気回路12の位置と速度の関係を示すグラフであり、端点Aを始点として移動を開始し、位置Q1で定速走行速度V2に到達した後、その定速走行速度V2で位置Q2まで等速移動し、減速して端点B上で停止している。加速区間A〜Q1と減速区間Q2〜Bは長距離であり、その区間A〜Q1、Q2〜B内では、磁気回路12の速度は定速走行速度V2よりも遅い。従って、加速区間A〜Q1と減速区間Q2〜Bの間ではスパッタリング時間が長くなり、深いエロージョンが形成されてしまう。
また、磁気回路12は区間A〜Bを往復移動するため、移動方向を変える際に両端点A、B上で短時間静止する。従って、その静止時間の分、ターゲット10の両端点A、B付近、特に、静止しているときのリング磁石15の内周よりも内側の領域の真上位置にある部分は、他の部分に比べてスパッタリング時間が長くなってしまう。
本発明では、往復移動をする区間A〜Bの間で、スパッタリング時間を一定にするために、移動開始直後と停止直前では急加速又は急減速しており、また、両端点A、B付近では、等速度V2よりも早い速度で磁気回路12を移動させている。大加速度の区間A〜P1、P4〜Bの距離は、加速度を大きくし、無視できる程できる程短くしておくとよい。
これにより、ターゲット10の両端A,B付近でのスパッタリング時間は中央付近と同じになり、両端位置A、B付近のエロージョン深さと中央付近のエロージョン深さが同じになる。
また、リング磁石12が両端点A、B上で静止したときのリング磁石15の内周よりも内側の領域と、等速走行を開始及び終了する位置P2、P3にあるときのリング磁石15の内周よりも内側の領域とが重なった場合、重なった部分はスパッタリング時間が長くなってしまう。
本発明では、移動開始から等速走行を開始するまでの区間A〜P2と、等速走行終了から停止するまでの区間P3〜Bの長さは、リング磁石15の内周の直径R以上の大きさにし、重ならないようにすることが望ましい。
これにより、区間A〜P2、P3〜B内でのスパッタリング時間が、等速走行の区間P2〜P3内のスパッタリング時間と等しくなり、ターゲット10の長手方向でエロージョン深さが一定になる。
上記例では、マグネトロン磁石12は区間P1〜P2、P3〜P4で滑らかに加速又は減速したが、図3の曲線L2のように、段階的に加減速をしてもよい。
また、往動と復動の位置と速度の関係については、磁気回路12の位置と速度の関係を示す曲線L1が往動と復動で一致するように、往動時の高速度V1に達し、減速を開始する位置P1と、等速移動を開始する位置P2と、再加速を開始する位置P3と、高速度V2に達し、急減速を開始する位置P4とを、それぞれ、復動時の最高速度V2から急減速を開始する位置、等速度V2での移動を終了し、加速を再開する位置、等速度V2での移動を開始する位置、急加速によって高速度V1に到達し、減速を開始する位置にするとよい(但し、V1=V2)。
また、基板11は、膜厚分布を均一にするために回転させながらターゲット10をスパッタリングしてもよいし、連続処理するために、複数枚数を並べて順番に搬送し、スパッタリング中のターゲット10と基板11を移動させながら一枚ずつ対向させてもよい。
なお、上記例では、磁気回路12はターゲット10の短辺と平行な方向の移動成分を有していなかったが、両端付近で短辺に沿った方向にも移動させ、磁気回路12をリング状に周回移動させてもよい。要するに、ターゲットの長辺又は短辺のうちの少なくともいずれか一方に対して平行な方向に往復移動すれば本発明に含まれる。
(a):本発明の一例のスパッタリング装置 (b):磁気回路とターゲットの位置関係を説明するための図 磁気回路の位置と速度の関係の一例を説明するためのグラフ 磁気回路の位置と速度の関係の他の例を説明するためのグラフ 従来のスパッタリング装置の場合の磁気回路の位置と速度の関係を説明するためのグラフ 従来技術のスパッタリング装置の一例 従来技術のスパッタリング装置の他の例
符号の説明
8……真空槽
10……ターゲット
11……成膜対象物
12……磁気回路
15……リング状磁石
23……制御装置

Claims (6)

  1. 真空槽と、
    前記真空槽内に配置されたターゲットと、
    前記ターゲット裏面に配置され、ターゲット表面に磁界を形成する磁気回路と、
    前記磁気回路を前記ターゲットの裏面位置で前記ターゲットの両端部間を往復移動させる移動機構と、
    前記磁気回路の移動速度を制御する制御回路とを有し、
    前記磁気回路を往復移動させながら、前記ターゲット表面の前記磁気回路上に位置する部分をスパッタリングし、前記真空槽内に位置する成膜対象物表面に薄膜を成長させるスパッタリング装置であって、
    前記磁気回路が一端部から他端部に向けて移動する際、
    前記制御回路は前記磁気回路を増速して第一の速度に到達させた後、減速させ、前記第一の速度よりも遅い第二の速度で等速移動させた後、増速させ、前記第二の速度よりも早い第三の速度に到達させた後、減速させるように構成されたスパッタリング装置。
  2. 前記一端部から前記第一の速度に到達するまでの区間の距離は、前記第一の速度から前記第二の速度に減速される区間の距離よりも短くされ、
    前記等速移動の終了位置から前記第三の速度に到達するまでの区間の距離よりも、前記第三の速度に到達した位置から前記他端部までの区間の距離が短くされた請求項1記載のスパッタリング装置。
  3. 前記磁気回路はリング状磁石を有し、
    前記一端部と前記等速移動の開始位置との間の距離は、前記リング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記一端部に位置するときと、前記磁気回路が等速移動を開始するときとで重ならない大きさにされ、
    前記等速移動の終了位置と前記他端部との間の距離は、前記リング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記等速移動を終了するときと、前記他端部に位置するときとで重ならないようにされた請求項1又は請求項2のいずれか1項記載のスパッタリング装置。
  4. ターゲットの裏面に磁気回路を配置して前記ターゲット表面に磁界を形成し、前記磁気回路を前記ターゲットの両端部間で往復移動させながら前記ターゲットをスパッタリングして成膜対象物表面に薄膜を成長させるスパッタリング方法であって、
    前記磁気回路を一端部から他端部まで移動させる際、前記磁気回路を増速して第一の速度に到達させた後、減速させ、前記第一の速度よりも遅い第二の速度で等速移動させた後、増速させ、前記第二の速度よりも早い第三の速度に到達させた後、減速させるスパッタリング方法。
  5. 前記一端部から前記第一の速度に到達するまでの区間の距離を、前記第一の速度から前記第二の速度に減速する区間の距離よりも短くし、
    前記第三の速度に到達する位置から前記他端部までの区間の距離を、前記等速移動が終了する位置から前記第三の速度に達するまでの区間の距離よりも短くする請求項4記載のスパッタリング方法。
  6. 前記一端部と前記等速移動の開始位置との間の距離を、前記磁気回路が有するリング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記一端部に位置するときと、前記磁気回路が等速移動を開始するときとで重ならない大きさにし、
    前記等速移動の終了位置と前記他端部との間の距離を、前記リング状磁石の内周よりも内側の領域が、前記磁気回路が前記等速移動を終了するときと、前記他端部に位置するときとで重ならないようにされた請求項4又は請求項5のいずれか1項記載のスパッタリング方法。
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