JPH10219443A - マグネトロンスパッタリング源及びその操作方法 - Google Patents
マグネトロンスパッタリング源及びその操作方法Info
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- JPH10219443A JPH10219443A JP10041122A JP4112298A JPH10219443A JP H10219443 A JPH10219443 A JP H10219443A JP 10041122 A JP10041122 A JP 10041122A JP 4112298 A JP4112298 A JP 4112298A JP H10219443 A JPH10219443 A JP H10219443A
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Abstract
タリング装置及び方法を提供する。 【解決手段】 基板10の上に材料を堆積させるマグネ
トロンスパッタリング源20は、ターゲット22と、磁
石アセンブリ24と、駆動アセンブリ30とを備えてい
る。ターゲット22からは、材料がスパッタリングされ
る。磁石アセンブリ24は、ターゲット22に隣接して
設けられていて、ターゲット表面にプラズマ50を閉じ
込める。駆動アセンブリ30は、ターゲット22に対し
て相対的に、磁石アセンブリ24を走査させる。スパッ
タリング源20は、更に、磁石アセンブリがターゲット
に対して相対的に走査される際に、実質的に一定のプラ
ズマ特性を維持するための陽極を備える。陽極は、磁石
アセンブリが追従する走査経路の両端部又は該両端部付
近に位置する可変電圧型の固定電極として、ターゲット
と基板との間に位置する隔置された陽極線として、又
は、磁石アセンブリで走査される可動陽極として、構成
することができる。
Description
リング膜を形成する技術に関し、より詳細に言えば、長
いターゲット寿命をもたらすと共に、大面積基板上に均
一な厚さの膜を形成するような、直線走査式のマグネト
ロンスパッタリング源及びその操作方法に関する。
ているスパッタ技術(スパッタリングによる膜形成技
術)は、例えば、フラットパネル・ディスプレイ用のガ
ラスパネル、ハードディスクドライブ用の磁気ディス
ク、又は、半導体ウエーハのような基板の上に所望の材
料から成る薄膜を形成するための技術である。一般的に
は、プラズマからの不活性ガスのイオンが、膜形成材料
(膜を形成する材料)のターゲットに向かって加速され
る。イオンがターゲットに衝突すると、ターゲット材料
の自由原子が放出される。そのような自由原子の一部
が、基板の表面に集積して、薄膜を形成する。
ネトロンスパッタリングである。マグネトロンスパッタ
リングは、磁界を用いてスパッタリング作用を集中させ
る。磁石がターゲットの背後に置かれ、磁束線がターゲ
ットを貫通して該ターゲットの表面にアークを形成す
る。磁界は、ターゲットの表面付近の領域に電子を閉じ
込める役割を果たす。その結果濃度が高められた電子
は、高密度のイオンを生成し、スパッタリングプロセス
の効率を高める。
固定型の磁石構造及び可動型の磁石構造が共に使用され
てきた。可動磁石を使用する従来技術の第1のスパッタ
リング装置においては、ターゲットは円形であり、磁石
構造は、ターゲットの中心の回りで回転する。可動磁石
を使用する従来技術の第2のスパッタリング装置におい
ては、ターゲットは矩形又は方形であり、磁石構造は、
ターゲットを直線的な経路に沿って走査する。従来技術
の第3のスパッタリング装置においては、ターゲットは
矩形であり、基板は、スパッタリングの間に、ターゲッ
トの表面に対して平行な平面に沿って移動する。第2の
タイプのスパッタリング装置は、例えば、米国特許第
5,382,344号(発行日:1995年1月17
日、発明者:Hosokawa et al.)、及
び、米国特許第5,565,071号(発行日:199
6年10月15日、発明者:Demaray et a
l.)に開示されている。
ットと直線的に走査する磁石構造とを使用する従来技術
のスパッタリング装置は、多数の問題点及び欠点を有し
ている。大型の基板が必要とされるので、大型のターゲ
ットアセンブリが必要となっている。そのようなターゲ
ットアセンブリは、通常、水冷される一枚の裏当プレー
トにハンダ接合された複数のターゲットタイルを備えて
いる。これら接合されたターゲットタイル、及び、裏当
プレートは、バイメタル構造を形成し、このバイメタル
構造は、接合作業の間中その温度変化に応答して、熱膨
張率の違いに基づいて湾曲する。従来技術においては、
そのような湾曲を最小限にするために、ターゲットタイ
ルのセグメントを使用したり、これらターゲットタイル
のセグメントの間に膨張ギャップを形成したり、低融点
のハンダやターゲット材料の膨張/収縮係数にかなり近
い膨張/収縮係数を有する裏当プレート材料を使用した
りしている。ターゲットの湾曲は、インジウム/錫酸化
物のタイル、及び、銅の裏当プレートを用いた場合に
は、約43mm(17インチ)のターゲットに対して最
大約1.52mm(0.060インチ)であるので、大
きな問題である。ターゲットアセンブリの湾曲によっ
て、基板に対するターゲットの距離が変動し、マグネト
ロン源の動作にとって重要な他の幾つかの設計パラメー
タにおいて妥協せざるをえないことがある。
ドによって取り付けプレートに装着されているスパッタ
陰極が、米国特許第5,536,380号(発行日:1
996年7月16日、発明者:Ocker et a
l.)に開示されている。各々のターゲット・セグメン
トは、ターゲット裏当プレートと、該裏当プレートに接
合されたターゲットとを備えている。
的に、磁石アセンブリを用いており、この磁石アセンブ
リは、細長い楕円形の形状の閉ループ型のプラズマを発
生する。そのような閉ループ型のプラズマは、レースト
ラック状のプラズマ(競馬場型のプラズマ)と呼ばれる
ことが多い。磁石アセンブリは、レーストラック状のプ
ラズマの長い方の寸法に対して直交する方向において、
ターゲットを走査する。その結果生ずるターゲットの浸
食は、プラズマの端部において最も大きくなる傾向があ
り、これにより、走査方向に対して平行なターゲットの
両縁部に沿って、浸食溝が生ずる。基板を汚染しないよ
うに、スパッタリングは、浸食パターンがいずれかの点
においてターゲット材料の全厚を消尽する前に、停止さ
れなければならない。いずれかの点における浸食がター
ゲットの初期厚さのかなりの割合に近づいた時に、ター
ゲットを交換する必要がある。従って、与えられた製造
プロセスにおいては、一つのターゲットから特定の数の
基板しか被覆することができない。ターゲットの浸食を
より均一にすることによって、ターゲットの交換が必要
になる前に、ターゲット材料のより大きな部分を利用す
ることができる。
冷される裏当プレートに取り付けられた矩形又は方形の
大きなターゲットを有している。この構造は、一般的に
はアースに対して負である数百ボルトの陰極電位で動作
する。ターゲットの裏当プレートの側では、レーストラ
ック形状の磁石アセンブリが、適正な電位が与えられた
時にプラズマを維持するに十分な磁界をターゲット表面
に生じさせる。この電界は、アース電位に保持されてい
るチャンバの中でターゲット構造を陰極電位で動作させ
ることにより、発生される。ターゲット表面における電
界は、チャンバの寸法及び形状によって、また、形成さ
れるプラズマの特性によって、影響される。磁界及び電
界を真空に近い圧力の中で組み合わせることにより、ス
パッタリング作用が生ずる。
置の重要な要件である。大面積基板に対しては、大型の
ターゲットを用い、このターゲットを磁石アセンブリで
直線的に走査し、これにより、ターゲット表面を均一に
浸食させると共に基板を均一に被覆することによって、
均一な膜形成が行われる。しかしながら、大面積スパッ
タリング装置が本質的に有する幾何学的形状によって厚
さの均一性が制約される。
て平行で且つ該磁石アセンブリの長い方の寸法に対して
直交する方向において、直線的に走査される。この動き
は、ターゲット表面から数mm離れて形成されるプラズ
マをターゲット表面に渡って掃引する。スパッタリング
・チャンバの幾何学的形状は、膜形成厚さの均一性に影
響を与える。特に、チャンバの壁部が、レーストラック
形状のプラズマの端部に比較的接近している場合には、
形成される膜の厚さは、基板の中央で比較的薄くなり、
また、基板の縁部で比較的厚くなる。膜形成厚さの均一
性をもたらすスパッタリング装置を提供することが望ま
しい。
浸食をより均一にすることによってターゲット材料のよ
り大きな部分を利用することができるようなスパッタリ
ング装置を提供することであり、また、他の目的は、大
型のターゲットを用いる場合においても膜形成厚さの均
一性を維持することができるスパッタリング装置を提供
することである。
は、基板上に材料を堆積させるためのマグネトロンスパ
ッタリング源であって、前記基板から隔てて配置されて
そこから前記材料がスパッタリングされる表面を有する
ターゲットと、前記ターゲットの近傍に設けられ、前記
ターゲットの表面にプラズマを閉じ込めるための磁石ア
センブリと、該磁石アセンブリを前記ターゲットに対し
て相対的に走査させるための駆動アセンブリと、電圧源
に接続される陽極を有し、前記磁石アセンブリが前記タ
ーゲットに対して相対的に走査される際に、実質的に一
定のプラズマ特性を維持する陽極アセンブリとを有する
ことを特徴とするマグネトロンスパッタリング源であ
る。
るためのマグネトロンスパッタリング源が提供される。
このマグネトロンスパッタリング源は、基板から隔てて
配置されてそこから材料がスパッタリングされる表面を
有するターゲットと、該ターゲットに接近して配置され
て該ターゲットの表面にプラズマを閉じ込める磁石アセ
ンブリと、該磁石アセンブリをターゲットに対して走査
させる駆動アセンブリとを備えている。このスパッタリ
ング源は、更に、電圧源に接続されて用いられる陽極
(アノード)を備えており、この陽極は、磁石アセンブ
リがターゲットに対して走査されることによって、実質
的に一定のプラズマ特性を維持する。
て、ある走査方向に沿ってターゲットに対して直線的に
走査されるのが好ましく、また、プラズマは、磁石アセ
ンブリの走査方向に対して直交する方向に長手寸法を有
する細長いプラズマトラックを形成するのが好ましい。
向する縁部の近傍に端部を有する経路に沿って走査し、
前記陽極は前記経路の前記端部又は該端部の近傍配置さ
れた第1及び第2の固定電極を備えており、前記電圧源
から前記電極に接続される電圧が前記磁石アセンブリを
前記経路に沿って走査する際に変化させることにより実
質的に一定のプラズマ特性を維持するようにしてもよ
い。
の間に設けられた固定電極を備えており、該固定電極
を、前記基板上に堆積される前記ターゲットの材料を透
過するようにしてもよい。また、前記固定電極は、前記
ターゲットと前記基板との間に設けられている複数の互
いに隔てて配置された陽極線を有するようにしてもよ
い。前記固定電極は、前記ターゲットと前記基板との間
に設けられた網状部材を有するようにしてもよい。
走査し、走査動作の間、前記磁石アセンブリに対して一
定の位置を維持するようにしてもよい。前記陽極を、前
記ターゲットと前記基板との間に配置し、前記駆動アセ
ンブリに機械的に接続するようにしてもよい。前記陽極
を、前記ターゲットと前記基板との間に配置し、前記タ
ーゲットの対向する縁部の周りで前記磁石アセンブリに
機械的に接続するようにしてもよい。前記陽極は、前記
ターゲットと前記基板との間において前記プラズマの両
側に隔てて配置された細長い導通部を有するようにして
もよい。
管を有するようにしてもよい。また、前記陽極は、プロ
セスガスを供給するための穿孔を有する管を有するよう
にしてもよい。更に、前記管の周囲において前記管によ
って供給されるプロセスガスを選択された方向に選択的
に導く邪魔板構造を有するようにしてもよい。更に、前
記陽極と連動可能な少なくとも1つのプロセスガス管を
備え、これにより前記プラズマの領域にプロセスガスを
供給するようにしてもよい。更に、前記プロセスガス管
の周囲において前記プロセスガス管によって供給される
プロセスガスを選択された方向に選択的に導く邪魔板構
造を有するようにしてもよい。邪魔板構造は、実質的に
均一な層状のプロセスガスを選択された方向(例えば、
基板に向かう方向)に導く。移動可能な陽極は、プラズ
マがターゲット及び基板に対して走査される際に、実質
的に一定のプラズマ特性を維持する。前記陽極を、アー
ス電位に接続してもよい。
リによって前記ターゲットに対して相対的に走査方向に
沿って直線的に走査され、前記プラズマは、前記走査方
向に直交する方向に長手寸法を有する細長いレーストラ
ック形状のプラズマを有するようにしてもよい。前記磁
石アセンブリが、前記駆動アセンブリによって前記ター
ゲットに対して相対的に走査方向に沿って直線的に走査
させ、前記駆動アセンブリが、前記磁石アセンブリが前
記ターゲットに対して相対的に走査させる際に前記磁石
アセンブリの走査速度を変えるための手段を有するよう
にしてもよい。前記磁石アセンブリの走査速度を変える
ための前記手段は、前記ターゲットの対向する縁部付近
で前記走査速度を減少させるための手段を有するように
してもよい。
堆積させるためのマグネトロンスパッタリング源であっ
て、前記基板から隔てて配置されていてそこから前記材
料がスパッタリングされる表面を有するターゲットと、
可動アセンブリとを備えており、該可動アセンブリは、
前記ターゲットの近傍に設けられていて該ターゲットの
表面にプラズマを閉じ込めるための磁石アセンブリと、
前記プラズマの領域に電界を発生させるための陽極と、
前記可動アセンブリを所定の直線経路に沿って前記ター
ゲットに対して相対的に走査させるための駆動アセンブ
リとを有することを特徴とするマグネトロンスパッタリ
ング源である。
方向に長手寸法を有する細長い閉ループ型のレーストラ
ック形状のプラズマを有するようにしてもよい。前記陽
極を、前記ターゲットと前記基板との間に配置し、前記
ターゲットの対向する縁部の周りで前記磁石アセンブリ
に機械的に接続するようにしてもよい。前記陽極は、前
記ターゲットと前記基板との間において前記プラズマの
両側に隔てて配置された細長い導通部を有するようにし
てもよい。前記陽極は、冷却流体を循環させるための管
を有するようにしてもよい。前記陽極は、プロセスガス
を供給するための穿孔を有する管を有するようにしても
よい。更に、前記管の周囲において前記管によって供給
されるプロセスガスを選択された方向に導く邪魔板構造
を有するようにしてもよい。
ットと前記基板との間に前記陽極と連動可能な少なくと
も1つのプロセスガス管を備え、これにより前記プラズ
マの領域にプロセスガスを供給するようにしてもよい。
更に、前記プロセスガス管の周囲において前記プロセス
ガス管によって供給されるプロセスガスを選択された方
向に選択的に導く邪魔板構造を有するようにしてもよ
い。前記陽極を、前記可動アセンブリが前記駆動アセン
ブリによって走査する際に前記プラズマに対して固定的
な物理的関係を維持し、前記陽極を、実質的に一定のプ
ラズマ特性を維持させるように構成してもよい。
堆積させるためのマグネトロンスパッタリング源であっ
て、前記基板から隔てて配置されていてそこから前記材
料がスパッタリングされる表面を有するターゲットと、
前記ターゲットの近傍に配置され、少なくとも幾つかが
前記ターゲットの表面から異なる間隔を有するような複
数の磁石要素を含み、前記ターゲットの表面にプラズマ
を閉じ込めるための磁石アセンブリと、走査方向に沿っ
て前記ターゲットに対して相対的に前記磁石アセンブリ
を走査させるための駆動アセンブリとを有することを特
徴とするマグネトロンスパッタリング源である。
おり、前記磁石アセンブリの端部付近の磁石要素は、前
記磁石アセンブリの中心付近の磁石要素よりも前記ター
ゲット表面からの間隔を大きくするようにしてもよい。
また、前記磁石アセンブリは細長い形態を有しており、
前記磁石アセンブリの端部付近の磁石要素は、前記磁石
アセンブリの中心付近の磁石要素よりも前記ターゲット
表面からの間隔を小さくするようにしてもよい。前記磁
石アセンブリを、ヒンジによって接続された少なくとも
2つの部分を有するようにしてもよい。前記磁石アセン
ブリの部分は、直線的な部分を有するようにしてもよ
い。前記磁石要素と前記ターゲット表面との間の間隔
を、前記ターゲットの材料の実質的に均一な堆積物を前
記基板上に形成するように選択するようにしてもよい。
パッタリング源用のスパッタリングターゲットアセンブ
リであって、各々が表面と冷却流体のための通路を有す
る複数の別個の裏当要素と、これら裏当要素の表面に接
合されたターゲット要素と、前記裏当要素及び前記ター
ゲット要素を当該ターゲットアセンブリの中の所定位置
に取り付けるためのサポート構造とを備えており、該サ
ポート構造は、当該ターゲットアセンブリの対向する縁
部を支持するためのサポート要素と、前記裏当要素の中
の互いに隣接するもののスロットの中に保持されるキー
とを備えていることを特徴とするスパッタリングターゲ
ットアセンブリである。ターゲットアセンブリは、4つ
のターゲット要素と、4つの裏当要素とを備えており、
前記各々のターゲット要素は正方形の形状を有している
ようにしてもよい。
スパッタリングされる表面を有するターゲットと、該タ
ーゲットの表面にプラズマを閉じ込めるための磁石アセ
ンブリと、前記ターゲットに対して相対的に前記磁石ア
センブリを直線的に走査させるための駆動アセンブリと
を有するマグネトロンスパッタリング源を運転する方法
であって、前記ターゲットを、前記磁石アセンブリに対
する第1の固定位置から前記磁石アセンブリに対する第
2の固定位置へ、前記ターゲットの寿命の間に少なくと
も一回移動させる工程を有することを特徴とする方法で
ある。
ターゲットを移動させる工程を、前記ターゲットを前記
中心の回りで回転するようにしてもよい。前記プラズマ
は、前記磁石アセンブリの走査方向に直交する方向に長
手寸法を有する細長い閉ループ型のレーストラック形状
のプラズマを有し、前記磁石アセンブリを、前記プラズ
マのそれぞれの端部において前記ターゲットに比較的深
い浸食溝を形成させるようにしてもよい。前記ターゲッ
トの前記第1及び第2の固定位置を、前記ターゲットの
中心に対して±90度だけ異なるようにしてもよい。
スパッタリングされる表面を有するターゲットと、該タ
ーゲットの表面にプラズマを閉じ込めるための磁石アセ
ンブリと、前記ターゲットに対して相対的に前記磁石ア
センブリを直線的に走査させるための駆動アセンブリと
を有するマグネトロンスパッタリング源を操作する方法
であって、前記磁石アセンブリの前記ターゲットに関す
る走査速度を走査動作の間に変えて、前記ターゲット上
のスパッタ膜の厚さについて所望の特性を得る工程を有
することを特徴とする方法である。前記走査速度を変え
る工程は、前記ターゲットの対向する縁部付近で前記走
査速度を減少させてスパッタ膜の実質的に均一な厚さを
得る工程を含むようにしてもよい。
堆積させるためのマグネトロンスパッタリング源であっ
て、前記基板から隔てて配置されてそこから前記材料が
スパッタリングされる表面を有するターゲットと、前記
ターゲットの近傍に配置されて前記ターゲットの表面に
プラズマを閉じ込めるための磁石アセンブリと、前記プ
ラズマの領域に電界を発生するための陽極とを有する可
動アセンブリと、前記基板に対して相対的に予め規定さ
れた直線経路に沿って前記可動アセンブリを走査させる
ための駆動アセンブリとを有することを特徴とするマグ
ネトロンスパッタリング源である。
方向に長手寸法を有する細長い閉ループ型のレーストラ
ック形状のプラズマを有するようにしてもよい。前記陽
極は、前記可動アセンブリが前記駆動アセンブリによっ
て走査される際に前記プラズマに対して固定的な物理的
関係を保持し、前記陽極を、実質的に一定のプラズマ特
性を維持させるようにしてもよい。
に、図面を参照して本発明の実施の形態を以下に説明す
る。直線走査型のマグネトロンスパッタリング装置(マ
グネトロンスパッタ・コーティング装置)の簡単な概略
図が、図1乃至図3に示されている。例えば、ガラスパ
ネルのような基板10が、真空チャンバ12の中に配置
されている。直線走査型のスパッタ源20は、スパッタ
リングターゲットアセンブリを備えており、このスパッ
タリングターゲットアセンブリは、基板10の上に堆積
させるべき材料のターゲット22と、磁石アセンブリ2
4と、磁石アセンブリ24をターゲット22に対して直
線経路に沿って走査させる駆動アセンブリ30とを備え
ている。このターゲットアセンブリの構造を以下に説明
する。駆動アセンブリ30は、例えば、ボール軸34に
接続された駆動モータ32を備えている。磁石アセンブ
リ24は、ボールナット36によって、ボール軸34に
接続されている。駆動モータ32が起動すると、磁石ア
センブリは、ターゲット22の下側を直線経路に沿う走
査方向38に、ターゲット22のほぼ全領域にわたって
走査される。磁石アセンブリ24は、往復直線運動で走
査され、ターゲットの両縁部26,28あるいはこれら
両縁部付近で方向を変える。
イ(列)が、磁界を発生し、この磁界は、ターゲット2
2を貫通して、基板10の方を向いたターゲット22の
表面42にアークを形成する(図19参照)。上記磁界
は、ターゲットの表面42付近の領域に電子を閉じ込め
る役割を果たす。密度が増大した電子は、高密度の不活
性ガス(一般的には、アルゴン)を生じ、スパッタリン
グプロセスの効率を高める。特に、イオン化が最も活発
な領域は、ターゲット22の表面42の近傍にプラズマ
50を形成する。このプラズマ50は、細長い楕円形の
形状を有する閉ループ型のプラズマトラックに沿って形
成される。そのようなプラズマは、レーストラック形状
のプラズマと呼ぶことができる。レーストラック形状の
プラズマ50は、その長い方の寸法を磁石アセンブリ2
4の走査方向38に対して直交させて配置される。レー
ストラック形状のプラズマ50の両端部は、直線状又は
湾曲状にすることができ、ターゲット22の縁部46,
48に、あるいは、これら縁部の付近に位置している。
磁石アセンブリ24がターゲット22に対して走査され
ると、プラズマ50は、磁石アセンブリ24のその瞬間
の位置に追従し、ターゲット22の領域をスパッタリン
グする。プラズマトラック50の寸法及び形状、並び
に、磁石アセンブリ24が走査動作の間に追従する経路
は、プラズマがターゲット22のほぼ全領域にわたって
走査されてターゲット22から材料をスパッタリングす
るように、選択される。スパッタリングされた材料の一
部が、基板10の上に堆積する。
パッタ・コーティングを行うことが必要とされることが
ある。特に、650×650mm程度の寸法を有するガ
ラスパネルをスパッタ・コーティングすることが必要と
される場合がある。一般的に、スパッタリングターゲッ
ト22は、堆積させられるコーティング(被膜)の堆積
厚さを均一にするために、基板よりも幾分大きい。従っ
て、一辺が約860mm(34インチ)程度の寸法を有
するターゲットが必要な場合がある。そのようなターゲ
ット材料は、水冷される裏当プレートに接合されてお
り、その使用される寿命にわたって、寸法安定性及び平
坦性を維持する必要がある。
は、図4及び図5に示すように、複数の部分として構成
される。ターゲットアセンブリ70は、第1の部分72
と、第2の部分74と、第3の部分76と、第4の部分
78とを備えている。各々の部分は、裏当プレート82
に接合されたターゲット要素80を有している。このタ
ーゲット要素80は、基板上にスパッタリングされるべ
き材料である。裏当プレート82は、ターゲット要素8
0のためのサポートを形成し、一般的には、冷却流体を
循環させるための通路84を備えている。ターゲット要
素80は、ハンダ(一般的には、インジウム合金ハン
ダ)によって、裏当プレート82に接合することができ
る。裏当プレート82は、例えば、銅とすることができ
る。ターゲット要素及び裏当プレートは、一般的に、矩
形又は方形である。裏当プレート82は、ターゲットア
センブリ70の2つの外縁部に沿って、ターゲット要素
80を越えて伸長していて、取り付け穴86が設けられ
ている。ターゲットアセンブリ70の両縁部87,88
は、サポート要素90,91によって支持されている。
ターゲットアセンブリ70は、走査経路の終端部にある
縁部87,88に沿う箇所でのみ支持されるのが好まし
い。裏当プレート82には、図4に示すように、2つの
外縁部に沿って取り付け穴86が設けられており、これ
により、後に説明するように、ターゲットアセンブリを
回転させることができる。各ターゲット部分は、十分な
距離(一般的には、0.5mm程度)だけ隔てて配置さ
れ、これにより、これらターゲット部分は、制限を受け
ることなく膨張及び収縮を行うことができる。各ターゲ
ット部分の間の間隔が比較的小さい場合には、基板上に
堆積される膜の均一性に大きな影響を与えない。ターゲ
ットアセンブリの中心部に隣接するターゲット部分の隣
接する縁部には、キー94のためのスロット92を設け
ることができる。キー94は、ターゲットアセンブリに
おけるターゲット部分の所望の相対的な位置を確定し、
ターゲット表面95に直交する方向におけるターゲット
部分の相対移動を防止する。キー94は、例えば、約5
1×51×6.4mm(2.0×2.0×0.25イン
チ)程度の寸法を有することができる。ターゲットアセ
ンブリ70は、一般的に、スパッタ・コーティング装置
において、垂直方向に取り付けられる。サポート要素9
0,91、及び、キー94を含むこの取り付け構造は、
ターゲットアセンブリ70において各ターゲット部分を
一定の相対位置に保持する。基板に向かうターゲット表
面95を除いて、ターゲットアセンブリは、接地された
シールド(図示せず)によって包囲されるのが好まし
い。
ーゲットアセンブリの構造においては、小さなターゲッ
ト部分を設けることによって、ターゲットの湾曲が制限
される。単一の大型ターゲットに比較して湾曲が減少す
るので、製作及び接合プロセスが簡略化され、また、タ
ーゲット材料が例えばインジウム・錫酸化物のようなセ
ラミックの場合には、破損する危険性が減少する。ター
ゲットアセンブリを2又はそれ以上のターゲット部分か
ら製作することができ、また、これらターゲット部分に
所望の寸法又は形状を与えることができることは理解さ
れよう。
れている。図面を簡略化するために、各ターゲット部分
のターゲット要素だけが図示されている。また、本発明
の理解を助けるために、図7においては、ターゲット要
素の厚さは、これらターゲット要素の横方向の寸法に比
較して、誇張されている。直線走査型のマグネトロンス
パッタリング源の代表的な浸食パターン96が、図6及
び図7に示されている。ターゲットは、そのほぼ全面に
わたって浸食される(図7)。しかしながら、浸食溝1
00,102は、磁石アセンブリの走査方向38に対し
て平行に、ターゲットアセンブリ70の両縁部に沿って
形成される。浸食溝100,102の形成は、図1を参
照すると理解することができる。プラズマ50の端部分
は、ターゲット22の両縁部46,48の付近に位置し
ているので、そのような領域の上のプラズマの長さは、
プラズマ50の中心部における長さよりも大きく、これ
により、大きな浸食が生ずる。浸食溝100,102が
ターゲット厚さのかなりの割合を占めるある深さに到達
すると、通常、ターゲットを交換して基板が汚染される
危険を回避する。
トアセンブリは、その寿命の間に少なくとも一回、磁石
アセンブリに対する第1の固定位置から磁石アセンブリ
に対する第2の固定位置まで移動させられる。図8に示
すように、ターゲットアセンブリ70は、図6に示す位
置に対して、中心104の回りで90度回転する。これ
により、浸食溝100,102は、図8に示すように、
磁石アセンブリ24の走査方向38に対して直交する方
向を向く。ターゲットアセンブリ70の回転の後のスパ
ッタリング装置の作動の間に、新しい浸食溝110,1
12が、走査方向38に対して平行なターゲットアセン
ブリの他方の両縁部に形成される。ターゲットアセンブ
リ70をその寿命の間に少なくとも一回回転させること
により、ターゲットの寿命が延び、ターゲットの利用率
が高まる。ターゲットの4つの側部の総てに沿って浸食
溝が形成され、ターゲットの中央領域の利用率は効果的
に倍増される。ターゲットアセンブリは、その寿命の間
のそうしなければ浸食溝100,102がターゲットの
交換を必要とするような時点で回転させられるのが好ま
しい。しかしながら、ターゲットアセンブリは、必要に
応じて、より頻繁に回転させることができる。図8から
分かるように、ターゲットアセンブリ70は、図6に示
す初期位置に対して中心104の回りで±90度回転さ
せることができる。
基板の縁部に接近したチャンバ壁部を備える直線走査型
マグネトロンスパッタリング装置は、基板の外縁部付近
において比較的厚く、また、基板の中央領域において比
較的薄い堆積膜を形成する。これは、ターゲットの中央
部付近のプラズマ中の電子は、ターゲットの縁部付近の
プラズマの中の電子ほど容易に逃げることができないと
いう事実によるものであると考えられる。電子の損失が
少ないということは、プラズマを維持することが容易に
なるということを意味する。従って、プラズマの電位が
低下し、スパッタ効率はこれに応じて低下する。
の認識に基づき、磁石アセンブリの両端部付近の磁界を
中央領域における磁界に対して低下させることにより、
プラズマ強度を低下させることができる。このプラズマ
強度の低下は、磁石アセンブリとターゲット表面との間
の間隔を、ターゲットの中央領域において相対的に小さ
くし、また、ターゲットの端部付近において大きくする
ことによって実現することができる。ターゲット表面か
らの可変間隔を有する磁石アセンブリが、図9及び図1
0に示されている。図1乃至図3、図9及び図10の同
様な要素は、同様な参照符号を有している。
は、中央部分132と、該中央部分132の両端部に接
続された端部分134,136とを備えている。磁石ア
センブリ130の各々の部分132,134,136
は、複数の磁石要素140を有しており、これら磁石要
素は、プラズマ50を生成する磁界をターゲット22の
表面に発生させる。磁石アセンブリ130の両端部付近
の部分134,136の磁石要素140は、中央部分1
32の磁石要素140よりも、ターゲット22から遠く
離れている。端部分134,136は、直線状又は非直
線状とすることができ、中央部分132に一定の向き
で、あるいは、端部分134,136の磁石要素140
とターゲット22との間の間隔を調節できるようにヒン
ジによって接続することができる。また、中央部分13
2及び端部分134,136の相対的な長さは、本発明
の範囲内で変更することができる。磁石アセンブリ13
0の他の構造においては、図9に破線で示す端部分13
4’,136’で示すように、部分134,136の磁
石要素140は、中央部分132の磁石要素140より
も、ターゲット22に接近している。この構造は、幾つ
かの用途において厚さの均一性を改善するために使用す
ることができる。
る。磁石アセンブリ146は、第1の部分148と、第
2の部分150とを備えている。これら部分は各々、磁
石要素140を有している。磁石アセンブリ146の部
分148,150は、磁石要素140とターゲット22
との間の間隔が、その端部付近の磁石要素の間隔より
も、磁石アセンブリの中心部付近で小さくなるように配
向される。部分148,150は、直線状又は非直線状
とすることができ、一定の向きで接続されるか、あるい
は、ヒンジにより接続される。別の構造においては、磁
石アセンブリ146の部分148,150は、磁石要素
140とターゲット22との間の間隔が、その端部付近
の磁石要素140の間隔よりも、磁石アセンブリの中心
部付近で大きくなるように配向することができる。この
構造は、磁石アセンブリ146の破線で示す端部位置1
48’,150’によって、図10に示されている。こ
の構造は、ある用途において改善された均一性をもたら
すことができる。
磁石アセンブリの中心付近の磁石要素よりも、大きな距
離又は小さな距離だけターゲット22から隔てて配置さ
れている、図9及び図10に示す磁石構造は、ターゲッ
トから均一な間隔で配置された磁石アセンブリに比較し
て、磁石アセンブリの長手方向に沿った均一性を改善す
る。この構造は、均一性を得るために、異なる寸法、強
度及び/又は間隔を有する磁石要素を必要としない。
造は、磁石アセンブリの長い寸法に沿う堆積厚さ(蒸着
厚さ)の均一性の問題に対処しようとするものである。
しかしながら、厚さの均一性の変動は、磁石アセンブリ
の走査方向(磁石アセンブリの長手に対して直交する方
向)に沿っても観察されている。この変動が生ずる理由
は、プラズマと真空チャンバの接地された壁部との間の
間隔が、磁石アセンブリが走査されるに連れて変化し
て、プラズマの領域の電界を変動させるからであると考
えられている。この電界の変動はさらにスパッタリング
速度を変動させる。
参照して説明する。図1乃至図3、図11、及び図12
の同様の要素は、同じ参照符号を有している。図面を簡
単にするために、図11及び図12においては駆動アセ
ンブリを省略している。図11及び図12の実施の形態
においては、固定電極200が、真空チャンバ12の中
でターゲット22と基板10との間に位置している。固
定電極200は、ターゲット22から基板10へスパッ
タリングされる材料に対する実質的な透過性を有する必
要がある。そのような透過性は、例えば、互いに間を置
いて配置された一連の陽極線を用いることによって、あ
るいは、比較的大きな開口面積を有する導電性の網によ
って得ることができる。図11及び図12の例において
は、固定電極200は、ターゲット22と基板10との
間に互いに間を置いて平行に配置された陽極線204,
206・・を備えており、これらはアースのような適宜
の電位に接続されている。これらの陽極線は、真空チャ
ンバの壁部に、あるいは、別の電圧源に接続することが
できる。ターゲット22と基板10との間の固定電極
は、アース電位のような一定の電位を提供し、磁石アセ
ンブリ24がターゲット22を走査する際のプラズマか
らの距離は殆ど変動しない。従って、走査動作の間には
常に、プラズマ50の領域には実質的に一定の電位が存
在する。
アセンブリ24がターゲット22を走査する際の実質的
に一定なプラズマ特性を生じさせる。陽極線204,2
06・・の直径、及び、陽極線の間の間隔は、磁石アセ
ンブリ24がターゲット22を走査する際に、プラズマ
50の領域に実質的に一定(すなわち、約5度の範囲内
で一定)の電界を与えるように、また、ターゲット22
からスパッタリングされた大部分の材料が基板10に到
達できるように選択される。一つの実施例においては、
約0.762mm(0.030インチ)の直径を有する
タングステン・ワイヤを陽極線の間の間隔を1インチ
(約25.4mm)として設けた場合に良好な均一性が
得られることが判明した。
を参照して説明する。図1乃至図3、図13及び図14
に示す同様な要素は、同じ参照符号を有している。図面
を簡略化するために、図13及び図14においては駆動
アセンブリを省略してある。図13及び図14の構造
は、第1の固定電極220と第2の固定電極222とを
用いており、これら第1及び第2の固定電極は、走査の
間、磁石アセンブリ24が辿る経路の両端部又はその近
傍にあるターゲット22の対向する縁部に沿って設けら
れている。固定電極220,222は、ターゲット22
のそれぞれ対向する縁部26,28に隣接し、且つ、タ
ーゲット22と基板10との間の領域の近傍に設けられ
るのが好ましい。磁石アセンブリ24及びプラズマ50
の走査の過程が、ターゲット22の左側のプラズマ位置
50’及びターゲット22の右側のプラズマ位置50”
によって、図13及び図14に示されている。従って、
電極220,222に対するプラズマ50の位置は、磁
石アセンブリの走査動作の間に変化する。電極220,
222は、可変電圧源230に接続されるのが好まし
い。
に印加される電圧を、磁石アセンブリ24及びプラズマ
50の走査動作に同期して変化させて、走査動作の間に
実質的に一定のプラズマ特性を生じさせることができ
る。電極220,222に印加される適正な波形の例
が、図15に示されている。波形240は電極220に
印加され、また、波形242は電極222に印加され
る。各々の波形は、例えば、プラズマ50が走査サイク
ルにおいて電極から最も離れている時の0ボルトとプラ
ズマ50が走査サイクルの間に電極に最も接近している
時の−100ボルトとの間で、直線的に変化することが
できる。図15において、時間T1及びT6は、プラズマ
50が電極220付近にある時の時間に対応し、時間T
2及びT5は、プラズマ50が走査サイクルの中間にある
時の時間に対応し、時間T3は、プラズマ50が電極2
22付近に位置する時の時間に対応する。別の用途にお
いては、別の波形及び電圧レベルを用いることができる
ことは理解されよう。電極220,222は、スパッタ
リング膜の厚さの均一性を高めるように整形することが
できる。また、電極220,222を複数のセグメント
に分割し、異なる電圧を異なるセグメントに与えて、ス
パッタされた膜の厚さの均一性を高めることができる。
リング装置の別の実施の形態が、図16乃至図18に示
されている。図1乃至図3、並びに、図16乃至図18
の同様な要素は、同じ参照符号を用いている。図16乃
至図18の実施の形態においては、走査陽極250が、
駆動アセンブリ30に機械的に接続されていて、磁石ア
センブリ24で走査されるようになっている。陽極25
0は、ターゲット22と基板10との間に磁石アセンブ
リ24と位置を合わせて設けられている。その結果、陽
極250は、走査動作の間にプラズマ50に対しては一
定の状態を維持する。陽極250は、比較的小さい直径
を有する1又はそれ以上の細長い導通部を備えるのが好
ましく、これにより、スパッタリングされたターゲット
材料が基板10に到達することを問題となる程度に阻害
しないようにしている。図16乃至図18の例において
は、陽極250は、サポート部材254,256によっ
て磁石アセンブリ24に機械的に接続されて、可動アセ
ンブリ260を形成している。サポート部材254は、
陽極250の一方の端部と磁石アセンブリ24の一方の
端部との間にターゲット22の縁部26の周りで接続さ
れており、また、サポート部材256は、陽極250の
他端部と磁石アセンブリ24の他端部との間にターゲッ
ト22の縁部28の周りで接続されている。サポート部
材254,256は、陽極250及び磁石アセンブリ2
4を異なる電位に維持することができるようにするため
に、非導電性であるのが好ましい。図4及び図5に示し
且つ上に説明したターゲットアセンブリの構造は、サポ
ート部材254,256を陽極250と磁石アセンブリ
24との間で接続することを容易にすると共に、可動ア
センブリ260がターゲット22を走査することを許容
する。その理由は、ターゲットは、直線走査の両端部に
ある対向する縁部に沿ってのみ機械的に支持されている
からである。陽極250をアースのような一定電位に接
続して、プラズマ50の領域に実質的に一定の電界を維
持し、これにより、磁石アセンブリ24による走査動作
の間に、実質的に一定のプラズマ特性を維持する。図1
6乃至図18の実施の形態は、図11乃至図14の実施
の形態に比較して、プラズマ50の領域により一定の電
界を与え、従って、一定のプラズマ特性を与える。その
理由は、電極250は、走査動作の間、プラズマ50と
一定の物理的な関係を有するからである。
支持しこれを走査することができることは理解されよ
う。例えば、陽極250は、磁石アセンブリ24にでは
なく、駆動アセンブリ30に直接接続することができ、
あるいは、駆動アセンブリ30に同期する第2の駆動ア
センブリに接続することができる。重要な要件は、陽極
250が、走査動作の間、磁石アセンブリ24に同期し
て移動し、これにより、陽極250とプラズマ50との
間の一定の物理的な関係が確保されることである。陽極
250においては、図16に示す2つの平行な導通部以
外に、1つの導通部、あるいは、2以上の導通部を採用
することができる。重要な要件は、陽極が、スパッタリ
ングされたターゲット材料が基板10に到達することを
実質的に阻害することなく、走査動作の間、実質的に一
定のプラズマ特性を維持することである。
のさらなる特徴を図19を参照して説明する。これには
スパッタリング源の一部の概略的な立面図が示されてい
る。図16乃至図19の同様の要素は、同じ参照符号を
有している。図面を簡略化するために図19においては
駆動アセンブリが省略されている。好ましい実施の形態
においては、陽極250は、導電性の管として構成され
ており、冷却ガス又は冷却液体が導電性の管を通って循
環される。導電性の管は、アース電位のような所望の電
位に維持されており、循環流体が陽極の温度上昇を制限
する。
の別の特徴によれば、磁石アセンブリ24及び陽極25
0を含む可動アセンブリ260には、更に、1又はそれ
以上のプロセスガス管270を設けることができる。こ
れらプロセスガス管は、ターゲット22と基板10との
間で陽極250の近傍に設けることができる。プロセス
ガス管270は、複数の穿孔を有することができ、これ
ら穿孔は、一般的には基板10の方に向けて、プラズマ
50の領域にプロセスガスを供給する。プロセスガス
は、スパッタリングプロセスで使用することができる。
スパッタリングで使用されるプロセスガスの例として、
窒素及び酸素を挙げることができる。図19の構造は、
磁石アセンブリ24の走査動作の間に、プロセスガスが
プラズマ50の領域に直接供給されるという利点を有し
ている。任意の数のプロセスガス管を用いることができ
ることは理解されよう。また、異なるプロセスガス管が
異なるプロセスガスを供給するようにすることができ
る。陽極250を積極的に冷却する必要がない場合に
は、陽極は、プロセスガスをプラズマ50の領域に供給
するための穿孔を有する導電性の管として構成すること
ができる。
50に対する冷却流体の供給及び排出、並びに、プロセ
スガス管270へのプロセスガスの供給は総て、可動ア
センブリ260とスパッタリング装置の固定部分との間
に可撓性を有する接続部を設けることを必要とすること
は理解さできる。これらには、従来の可撓性の接続部を
用いることができる。
の別の特徴を、図20(A)及び(B)を参照して説明
する。プロセスガスを供給するための管300には、そ
の長さ方向に沿って互いに隔てて配置された穿孔302
が設けられている。管300は、上述した陽極250あ
るいはプロセスガス管270に相当する。邪魔板構造3
10が、その長さ方向に沿って管300を囲むように設
けられている。邪魔板構造310は、管300の穿孔3
02と出口312との間に、曲がりくねった経路を形成
する。邪魔板構造310は、管300によって穿孔30
2を通して供給されるガス流を分散して、例えば基板に
向かうような選択された方向にのみ向けられるプロセス
ガスの実質的に均一で直線的なカーテンを形成する。一
般的に、プロセスガスは基板の表面でターゲットの材料
と反応することが必要とされる。例えば、マグネシウム
のターゲットと管300を通して供給される酸素ガスか
ら、基板上に酸化マグネシウムが形成される。プロセス
ガスが基板に向かって導かれない場合には、酸化マグネ
シウムはターゲット表面に形成されてしまう。酸化マグ
ネシウムによるターゲットの汚染が、スパッタリングプ
ロセスを阻害する可能性がある。図20(A)及び図2
0(B)に図示し且つ上に説明した構造は、ターゲット
表面に到達するプロセスガスの量を十分に減少させる。
ガス流を基板に向かって導くために、種々の異なる構
造、形状及び形態を有する邪魔板を用いることができる
ことは理解されよう。
24の走査速度は、走査経路の両端部の間で実質的に一
定であると仮定していた。本発明の別の特徴によれば、
磁石アセンブリの位置の関数として走査速度を変化させ
て、堆積膜の均一性を調節することができる。特定の領
域における走査速度を減少させることにより、膜厚を増
大させる。反対に、特定の領域における走査速度を増大
させることにより、膜厚を減少させる。走査速度のプロ
ファイルの例が、図21に示されている。走査速度は、
走査経路に沿った位置の関数として、プロットされてい
る。図16を参照すると、走査位置320がターゲット
22の縁部26に対応しており、また、走査位置322
がターゲット22の縁部28に対応している。走査速度
のプロファイル324は、ターゲット22の縁部26,
28の付近で速度が減少するという特徴を有しており、
これにより、基板の縁部付近の堆積膜の厚さが増大す
る。走査速度を走査経路の任意の領域において増大又は
減少させてよいことは理解される。
リング装置の別の実施の形態が、図22及び図23に示
されている。図1乃至図3、図16乃至図18、並び
に、図22及び図23の同様の要素は、同じ参照符号を
有している。上述の実施の形態においては、ターゲット
の位置は固定されており、磁石アセンブリがターゲット
に対して走査されている。図22及び図23の実施の形
態においては、可動ターゲット340が用いられてい
る。可動ターゲット340は、磁石アセンブリ24及び
陽極250に機械的に接続することができる。磁石アセ
ンブリ24、陽極250及びターゲット340が、基板
10に対して直線的に走査される可動アセンブリを構成
する。可動ターゲット340は固定ターゲットよりも実
質的に小さくすることができる。特に、基板10に面す
るターゲット340の表面の寸法を、プラズマ50でカ
バーされる領域よりも実質的に大きくならないようにす
ることができる。図22及び図23の構造は、ターゲッ
ト表面の汚染を減少させる利点を有しており、その理由
は、稼動の間、プラズマ50がターゲット表面をほぼ完
全に覆って汚染の蓄積を阻止するからである。
態と考えられる実施の形態を図示し且つ上に説明した
が、請求の範囲によって確定される本発明の範囲から逸
脱することなく、種々の変形及び変更を行うことができ
ることは、当業者には明らかであろう。
ば、ターゲットの浸食をより均一にすることによってタ
ーゲット材料のより大きな部分を利用することができる
ようなスパッタリング装置を提供することができる。ま
た、大型のターゲットを用いる場合においても膜形成厚
さの均一性を維持することができる。
の概略を示す平面図である。
リング装置の概略を示す断面図である。
リング装置の概略を示す断面図であって、磁石アセンブ
リが図1に示す位置から左側へ移動した状態を示してい
る。
の概略を示す平面図である。
概略を示す断面図である。
示す平面図であって、レーストラック形状の磁石アセン
ブリによって形成された浸食溝を示している。
部分的な概略を示す断面図であって、ターゲットの浸食
を示している。
ーゲットアセンブリの概略を示す平面図である。
備えた磁石アセンブリを有するスパッタリング装置の概
略を示す断面図である。
を備えた磁石アセンブリを有するスパッタリング装置の
概略を示す断面図である。
線走査型のマグネトロンスパッタリング装置の概略を示
す平面図である。
のスパッタリング装置の断面図である。
定陽極を備える直線走査型マグネトロンスパッタリング
装置の概略を示す平面図である。
のスパッタリング装置の概略を示す断面図である。
て、図13及び図14の固定陽極に印加することのでき
る電圧波形の例を示している。
線走査型マグネトロンスパッタリング装置の概略を示す
平面図である。
のスパッタリング装置の断面図である。
のスパッタリング装置の断面図である。
部分断面図であって、本発明の特徴を示している。
示す断面図であって、本発明の一特徴を示しており、
(B)は、図20(A)の線20B−20Bに沿って取
った陽極及び邪魔板構造の概略を示す断面図である。
のグラフであって、本発明の一特徴を示している。
ットを備える直線走査型マグネトロンスパッタリング装
置の概略を示す平面図である。
のスパッタリング装置の断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に材料を堆積させるためのマグネ
トロンスパッタリング源であって、 前記基板から隔てて配置されてそこから前記材料がスパ
ッタリングされる表面を有するターゲットと、 前記ターゲットの近傍に設けられ、前記ターゲットの表
面にプラズマを閉じ込めるための磁石アセンブリと、 該磁石アセンブリを前記ターゲットに対して相対的に走
査させるための駆動アセンブリと、 電圧源に接続される陽極を有し、前記磁石アセンブリが
前記ターゲットに対して相対的に走査される際に、実質
的に一定のプラズマ特性を維持する陽極アセンブリとを
有することを特徴とするマグネトロンスパッタリング
源。 - 【請求項2】 基板上に材料を堆積させるためのマグネ
トロンスパッタリング源であって、 前記基板から隔てて配置されていてそこから前記材料が
スパッタリングされる表面を有するターゲットと、 可動アセンブリとを備えており、 該可動アセンブリは、 前記ターゲットの近傍に設けられていて該ターゲットの
表面にプラズマを閉じ込めるための磁石アセンブリと、 前記プラズマの領域に電界を発生させるための陽極と、 前記可動アセンブリを所定の直線経路に沿って前記ター
ゲットに対して相対的に走査させるための駆動アセンブ
リとを有することを特徴とするマグネトロンスパッタリ
ング源。 - 【請求項3】 基板上に材料を堆積させるためのマグネ
トロンスパッタリング源であって、 前記基板から隔てて配置されていてそこから前記材料が
スパッタリングされる表面を有するターゲットと、 前記ターゲットの近傍に配置され、少なくとも幾つかが
前記ターゲットの表面から異なる間隔を有するような複
数の磁石要素を含み、前記ターゲットの表面にプラズマ
を閉じ込めるための磁石アセンブリと、 走査方向に沿って前記ターゲットに対して相対的に前記
磁石アセンブリを走査させるための駆動アセンブリとを
有することを特徴とするマグネトロンスパッタリング
源。 - 【請求項4】 マグネトロンスパッタリング源用のスパ
ッタリングターゲットアセンブリであって、 各々が表面と冷却流体のための通路を有する複数の別個
の裏当要素と、 これら裏当要素の表面に接合されたターゲット要素と、 前記裏当要素及び前記ターゲット要素を当該ターゲット
アセンブリの中の所定位置に取り付けるためのサポート
構造とを備えており、 該サポート構造は、当該ターゲットアセンブリの対向す
る縁部を支持するためのサポート要素と、前記裏当要素
の中の互いに隣接するもののスロットの中に保持される
キーとを備えていることを特徴とするスパッタリングタ
ーゲットアセンブリ。 - 【請求項5】 材料がそこからスパッタリングされる表
面を有するターゲットと、該ターゲットの表面にプラズ
マを閉じ込めるための磁石アセンブリと、前記ターゲッ
トに対して相対的に前記磁石アセンブリを直線的に走査
させるための駆動アセンブリとを有するマグネトロンス
パッタリング源を運転する方法であって、 前記ターゲットを、前記磁石アセンブリに対する第1の
固定位置から前記磁石アセンブリに対する第2の固定位
置へ、前記ターゲットの寿命の間に少なくとも一回移動
させる工程を有することを特徴とするマグネトロンスパ
ッタリング源の運転方法。 - 【請求項6】 材料がそこからスパッタリングされる表
面を有するターゲットと、該ターゲットの表面にプラズ
マを閉じ込めるための磁石アセンブリと、前記ターゲッ
トに対して相対的に前記磁石アセンブリを直線的に走査
させるための駆動アセンブリとを有するマグネトロンス
パッタリング源を操作する方法であって、 前記磁石アセンブリの前記ターゲットに関する走査速度
を走査動作の間に変えて、前記ターゲット上のスパッタ
膜の厚さについて所望の特性を得る工程を有することを
特徴とするマグネトロンスパッタリング源の操作方法。 - 【請求項7】 基板上に材料を堆積させるためのマグネ
トロンスパッタリング源であって、 前記基板から隔てて配置されてそこから前記材料がスパ
ッタリングされる表面を有するターゲットと、前記ター
ゲットの近傍に配置されて前記ターゲットの表面にプラ
ズマを閉じ込めるための磁石アセンブリと、前記プラズ
マの領域に電界を発生するための陽極とを有する可動ア
センブリと、 前記基板に対して相対的に予め規定された直線経路に沿
って前記可動アセンブリを走査させるための駆動アセン
ブリとを有することを特徴とするマグネトロンスパッタ
リング源。
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