JP4657046B2 - 断熱コンテナ - Google Patents

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Description

この発明は、例えば食品や医薬品等の物品を保冷又は保温した状態で運搬するための断熱コンテナに関するものである。
一般に、この種の断熱コンテナとして、上面に開口を有すると共に側壁と底壁とで箱状をなす外箱と、側壁に隣接して配置された板状の断熱性内壁材と、底壁上に載置された板状の断熱性内底材と、開口を塞ぐ板状の断熱性蓋材と、側壁に面して接合する接合片と、接合片の上端から開口の内方に延出して蓋材に当接する平面をなす上面部と、上面部から下方に屈曲する鈎片とからなる縁部材とを備えた保冷箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この保冷箱によれば、上面部が側壁の上方の内周に沿って略同一の高さになるように縁部材を側壁に接合固定し、接合片と鈎片とで形成されるコ字状の空間に断熱性内壁材の上端面を嵌合することにより断熱性内壁材を側壁に接合固定する一方、断熱性蓋材を上面部に載置することにより開口を塞ぐことができる。
特開2003−182777(特許請求の範囲、図1、図2、図4)
しかしながら、特開2003−182777に記載の保冷箱は、外箱内に縁部材を介して断熱性内壁材を接合する構造であるため、構成部材が多く構造が複雑な上、組立が面倒であるという問題があった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、少ない構成部材によって組立を容易にすると共に、断熱性能の向上を図れるようにした断熱コンテナを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の断熱コンテナは、それぞれ断熱性を有する矩形状をなす床パネルと、前,後パネルと、一対の側パネル及び蓋パネルとからなる断熱コンテナであって、 上記床パネルは、対向する2辺の端面に凸条又は凹条が設けられ、これと直交する2辺の端面にパッキンが設けられ、 上記前パネル及び後パネルは、下辺の内面に上記床パネルの凸条又は凹条に側方から嵌合可能な凹条又は凸条が設けられ、これと直交する両縦辺に凸条又は凹条が設けられ、かつ、上辺の端面に凸条又は凹条が設けられ、 上記両側パネルは、下辺の内面に上記パッキンと密接可能なパッキンが設けられ、対向する両縦辺には上記前,後パネルの縦辺に設けられた上記凸条又は凹条に摺動嵌合可能な凹条又は凸条が設けられ、かつ、上辺の端面に凸条又は凹条が設けられ、 上記蓋パネルは、四周側辺の下面側に、上記前,後パネル及び側パネルの上辺の端面に設けられた凸条又は凹条と嵌合する凹条又は凸条を具備してなる、ことを特徴とする。ここで、縦辺とは、前,後パネル及び側パネルにおける縦辺の端面と内面が含まれる意味である。
この発明において、上記床パネル、前,後パネル、側パネル及び蓋パネルは、矩形状であれば任意の寸法の長方形や正方形であってもよい。
また、上記各パネルは、一対の表面板と、これら表面板の辺部間に装着される枠材と、上記表面板と枠材とで形成される空間内に充填される発泡断熱材とで構成する方がよく、好ましくは、上記枠材に凸条又は凹条を一体に形成する方がよい(請求項2)。
また、上記凹条と凸条の嵌合による接合部に介在される合成樹脂製の気密パッキンを更に具備する方がよく、上記凹条又は凸条を設ける枠材を、凹条又は凸条の両端にフランジ部を延在する断面略ハット状をなす硬質の合成樹脂製材料にて形成し、上記気密パッキンを、上記枠材と略相似形に形成すると共に、枠材のフランジ部間に挟持されるフランジ部を軟質に形成し、かつ、上記凹条と凸条間に挟持される凹条部又は凸条部を硬質に形成する方が好ましい(請求項3)。
また、上記前,後パネルを、床パネルにヒンジを介して回動可能に枢着される下部パネル体と、この下部パネル体の上辺の端面に設けられた係合凸条又は係合凹条と係脱可能に係合する係合凹条又は係合凸条を下端に設けると共に、中間ヒンジを介して下部パネル体に対して折り畳み可能に連結される上部パネル体とで構成することも可能である(請求項4)。
また、隣接する上記前,後パネルと側パネル、及び上記蓋パネルと前,後パネル又は側パネルとを、面ファスナ(マジックファスナ)にて固定可能に形成する方が好ましい(請求項5)。この場合、更に好ましくは、面ファスナを軟質の係止体と硬質の係止受け体とで形成する方がよい。
また、上記前パネル及び後パネルの縦辺の凹条又は凸条を、これらパネルの縦辺の端面に形成し、上記側パネルの凸条又は凹条を、これらパネルの縦辺の内面に形成する方が好ましい(請求項6)。
また、請求項4記載の発明において、上記床パネルと下部パネル体、及び下部パネル体と上部パネル体を、それぞれ係脱可能な固定手段にて展開起立状態に固定可能に形成する方が好ましい(請求項7)。
請求項7記載の発明において、上記固定手段を面ファスナにて形成することができる(請求項8)。この場合、面ファスナを軟質の係止体と硬質の係止受け体とで形成する方が好ましい。
また、上記固定手段を上記固定手段が係止環を有するレバーと係止受け体とからなる留め金具にて形成するか(請求項9)、又は、フック係止体と係止受け体とからなるフック金具にて形成するか(請求項10)、あるいは、上記面ファスナと、上記留め金具又はフック金具とで形成することができる(請求項11)。
また、この発明において、コンテナの高さを、上記床パネルの短辺以内とする方が好ましい(請求項12)。
また、コンテナを組み立てた後に、床パネルをパレットに載置して運搬することも可能であるが、上記床パネルを、パレット上に載置固定する方が好ましい(請求項13)。
また、上記床パネルの四隅に、アングル状の補強兼用のパネル保持柱を立設固定する方が好ましい(請求項14)。
また、上記側パネルの縦辺の端面及び該端面に隣接する外面に、アングル状の補強部材を固定する方が好ましい(請求項15)。この場合、上記補強部材の一片の長さを、パネルの厚さ以上に形成する方がよい(請求項16)。
加えて、上記蓋パネルの偶角部に、隣接する端面及び上面を覆うコーナ補強部材を固定する方が好ましい(請求項17)。この場合、上記コーナ補強部材を、蓋パネルの上面に固定される固定片と、この固定片の隣接する2辺から垂下される垂下片とで構成すると共に、垂下片の長さをパネルの厚さ以上に形成する方がよい(請求項18)。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、前,後パネルの下辺の内面に設けられた凹条又は凸条を、床パネルの対向する2辺の端面に設けられた凸条又は凹条に嵌合して前,後パネルを組み立てた後、両側パネルの対向する両縦辺に設けられた凹条又は凸条を、前,後パネルの縦辺に設けられた凸条又は凹条に摺動嵌合し、床パネルと側パネルに設けられたパッキン同士を密接して側パネルを組み立て、その後、蓋パネルの四周側辺の下面側に設けられた凹条又は凸条を、前,後パネル及び側パネルの上辺の端面に設けられた凸条又は凹条に嵌合して蓋パネルを組み立てることができる。したがって、少ない構成部材で断熱性の維持が図れる断熱コンテナを容易に組み立てることができる、また、パネル同士の接合は凹凸条の嵌合又はパッキン同士の密接によって行うので、断熱性の向上が図れる。
(2)請求項2記載の発明によれば、各パネルを、一対の表面板と、これら表面板の辺部間に装着される枠材と、表面板と枠材とで形成される空間内に充填される発泡断熱材とで構成し、枠材に凸条又は凹条を一体に形成することにより、上記(1)に加えて更に断熱性の向上を図ることができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、凹条と凸条の嵌合による接合部に介在される合成樹脂製の気密パッキンを更に具備し、凹条又は凸条を設ける枠材を、凹条又は凸条の両端にフランジ部を延在する断面略ハット状をなす硬質の合成樹脂製材料にて形成し、上記気密パッキンを、上記枠材と略相似形に形成すると共に、枠材のフランジ部間に挟持されるフランジ部を軟質に形成し、かつ、上記凹条と凸条間に挟持される凹条部又は凸条部を硬質に形成することにより、上記(1),(2)に加えて更に気密性及び断熱性の向上を図ることができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、前,後パネルを、床パネルにヒンジを介して回動可能に枢着される下部パネル体と、この下部パネル体の上辺の端面に設けられた係合凸条又は係合凹条と係脱可能に係合する係合凹条又は係合凸条を下端に設けると共に、中間ヒンジを介して下部パネル体に対して折り畳み可能に連結される上部パネル体とで構成することにより、上記(1)〜(3)に加えて更に組立及び分解を容易にすることができる。また、前,後パネルが床パネルと一体化されているので、運搬及び保管を容易にすることができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、隣接する前,後パネルと側パネル、及び蓋パネルと前,後パネル又は側パネルとを、面ファスナにて固定可能に形成することにより、バックルや錠前のように外に金属部が突出することなく補強することができる。したがって、荷役の取扱い時に他のコンテナ等に損傷を与える虞がなく、安全に荷役作業を行うことができる。
(6)請求項6記載の発明によれば、前,後パネルの縦辺の凹条又は凸条を、これらパネルの縦辺の端面に形成し、側パネルの凸条又は凹条を、これらパネルの縦辺の内面に形成することにより、例えば床パネルの四方の近接する位置にパネル保持柱が設けられていても、組立・分解を容易にすることができる。
(7)請求項7〜11記載の発明によれば、上記床パネルと下部パネル体、及び下部パネル体と上部パネル体を、それぞれ係脱可能な固定手段にて展開起立状態に固定可能に形成することにより、下部パネル体と上部パネル体の展開起立状態を堅持することができる。したがって、上記(4)に加えて更に組立時の強度の向上が図れる。
)請求項12記載の発明によれば、コンテナの高さを、床パネルの短辺以内とすることにより、分解後に床パネル上に前,後パネル、側パネル及び蓋パネルを床パネルからはみ出すことなく積み重ねることができる。したがって、不使用時の保管を容易にすることができると共に、運搬を容易にすることができる。
)請求項13記載の発明によれば、床パネルを、パレット上に載置固定することにより、フォークリフトでの荷役作業が可能となるので、荷役作業を容易にすることができる。また、床パネルとパレットが一体化されるので、コンテナ全体の強度を向上させることができる。
10)請求項14記載の発明によれば、床パネルの四隅に、アングル状の補強兼用のパネル保持柱を立設固定することにより、分解後の前,後パネル、側パネル及び蓋パネルをパネル保持柱によって保持した状態で運搬することができる。
11)請求項15記載の発明によれば、側パネルの縦辺の端面及び該端面に隣接する外面に、アングル状の補強部材を固定することにより、荷役時等に外部からの衝撃に対して側パネルの保護を図ることができる。この場合、補強部材の一片の長さを、パネルの厚さ以上に形成することにより、側パネルと前,後パネルとの接合部を保護することができると共に、分割後の積み重ね状態において、隣接するパネル同士を積み重ねた状態で一体化することができる(請求項16)。
12)請求項17記載の発明によれば、蓋パネルの偶角部に、隣接する端面及び上面を覆うコーナ補強部材を固定することにより、蓋パネルと前,後パネルとの接合部及び蓋パネルと側パネルとの接合部を保護することができる。この場合、コーナ補強部材を、蓋パネルの上面に固定される固定片と、この固定片の隣接する2辺から垂下される垂下片とで構成すると共に、垂下片の長さをパネルの厚さ以上に形成することにより、分解後の積み重ね状態において、隣接するパネル同士を積み重ねた状態で一体化することができる(請求項18)。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明に係る断熱コンテナの第1実施形態の全体を示す分解斜視図、図2は、断熱コンテナの組立状態を示す斜視図、図3は、図2の横断面図、図4は、図2の縦断面図、図5は、図4と直交する方向の縦断面図である。
上記断熱コンテナは、それぞれ断熱性を有する矩形状(ここでは、正方形の場合を示す)をなす床パネル10と、前パネル21と、後パネル22と、一対の側パネル30及び蓋パネル40とで主に構成されており、組立状態において面ファスナ60によって固定可能に形成されている。
上記床パネル10は、それぞれ正方形をなす一対の表面板すなわち内側表面板1,外側表面板2と、これら表面板1,2の辺部間に装着される2種類すなわち凸条3を有する第1の枠材4,凹条5を有する第2の枠材6と、表面板1,2と枠材4,6とで形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン製の断熱材7とで主に構成されている。
この場合、床パネル10の対向する2辺に凸条3を有する第1の枠材4が配置され、これと直交する2辺に凹条5を有する第2の枠材6が配置されている。そして、第2の枠材6に形成された凹条5に例えばスポンジ等のパッキン8が凹条5より若干突出した状態に嵌着されている。なお、凸条3は、先端に向かって狭小テーパ状に形成され、凹条5は、開口側が拡開テーパ状に形成されている(図4及び図5参照)。これら枠材4,6は、凹条5又は凸条3の両端にフランジ部4aを延在する断面略ハット状をなす例えば硬質の合成樹脂製材料によって形成されている。なお、床パネル10における第1の枠材4と第2の枠材6との接合部には、第1の枠材4の凸条3と第2の枠材6の凹条5とを連接する凹条部9aと凸条部9bを有するコーナ枠材9が介在されている(図6参照)。このコーナ枠材9は、射出成形によって成形される合成樹脂製材料にて形成されている。
また、内側表面板1は、例えばガルバリウム鋼板にて形成され、外側表面板2は、カラー鋼板にて形成されている。これら表面板1,2は、4辺が折曲され、その折曲片11が枠材4,6に形成された嵌合溝12内に嵌合されている(図4及び図5参照)。
また、図1,図2,図4及び図5に示すように、床パネル10は、パレット15の上面に載置固定されて、下部ベース部16を構成している。この場合、パレット15の上部フレーム15aを貫通する取付ねじ17を床パネル10の断熱材7内に埋設された補強板13にねじ結合してパレット15と床パネル10が固定されている(図4及び図5参照)。
また、パレット15の四隅には、床パネル10との間に隙間14をおいてパレット15に固定されたアングル状の補強兼用のパネル保持柱18が立設固定されている。この場合、隙間14は、床パネル10の凸条3に、前,後パネル21,22の凹条5Aを嵌合させる際に支障をきたさない範囲で、できる限り小さく形成されている。また、パネル保持柱18の高さは、後述するように、分解後に床パネル10の上に前,後パネル21,22、側パネル30及び蓋パネル40を積み重ねた高さより若干低い高さに形成されている(図9参照)。
上記前パネル21及び後パネル22は、それぞれ長方形をなす一対の表面板すなわち内側表面板1,外側表面板2と、これら表面板1,2の辺部間に装着される3種類の枠材すなわち下辺には該下辺の内面に、床パネル10の凸条3と嵌合可能な凹条5Aを有する下枠材23,下枠材23と直交する両縦辺には縦辺端面に凸条3Aを有する一対の縦枠材24,上辺には該上辺の端面に凸条3Bを有する上枠材25と、表面板1,2と枠材23,24,25とで形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン製の断熱材7とで主に構成されている。
この場合、下枠材23,縦枠材24及び上枠材25は、床パネル10の第1及び第2の枠材4,6と同様に硬質の合成樹脂製材料にて形成されている。また、下枠材23は、図5に示すように、一側に開口側が拡開テーパ状をなす凹条5Aを有する断面略コ字状に形成されている。縦枠材24と上枠材25は、図3及び図5に示すように、先端に向かって狭小テーパ状の凸条3A,3Bの両端にフランジ部4aを延在する断面略ハット状に形成されている。
なお、前,後パネル21,22における縦枠材24と上枠材25との接合部には、縦枠材24の凸条3Aと上枠材25の凸条3Bとを連接する凸条部を有するコーナ枠材(図示せず)が介在されている。
なお、前,後パネル21,22において、その他の部分は床パネル10と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記側パネル30は、それぞれ長方形をなす一対の表面板すなわち内側表面板1,外側表面板2と、これら表面板1,2の辺部間に装着される3種類の枠材すなわち下辺には該下辺の内面に凹条5Bを有する下枠材31,下枠材31と直交する縦辺には両縦辺の内面に、前,後パネル21,22の縦辺端面に設けられた凸条3Aに摺動嵌合可能な凹条5Cを有する一対の縦枠材32,上辺には該上辺の端面に凸条3Cを有する上枠材33と、表面板1,2と枠材31,32,33とで形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン製の断熱材7とで主に構成されている。
この場合、下枠材31,縦枠材32及び上枠材33は、床パネル10の第1及び第2の枠材4,6と同様に硬質の合成樹脂製材料にて形成されている。また、下枠材31と縦枠材32は、図3及び図5に示すように、一側に開口側が拡開テーパ状をなす凹条5B,5Cを有する断面略コ字状に形成されており、下枠材31の凹条5Bに例えばスポンジ等のパッキン8Aが凹条5Bより若干突出した状態に嵌着されている。また、上枠材33は、図4に示すように、先端に向かって狭小テーパ状の凸条3Cの両端にフランジ部4aを延在する断面略ハット状に形成されている。
また、側パネル30の縦枠材32の端面及び該端面に隣接する外側表面板2の外面には、アルミニウム押出形材製のアングル状の補強部材34が側パネル30の全長に渡って固定されている(図1,図2,図3参照)。この場合、補強部材34を構成する縦枠材32側の一片34aの長さは側パネル30の厚さ以上に形成されている。このように補強部材34の一片34aを側パネル30の厚さ以上に形成することにより、分解後に各パネル10,21,22,30,40を積み重ねる際に、側パネル30上に積み重ねられるパネル例えば前,後パネル21,22を補強部材34の内方側に収容することができ、側パネル30と前,後パネル21,22とを積み重ねた状態で一体化させることができる。
なお、側パネル30において、その他の部分は床パネル10と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
一方、蓋パネル40は、それぞれ正方形をなす一対の表面板すなわち内側表面板1,外側表面板2と、これら表面板1,2の辺部間に装着され、四周側辺の下面に前,後パネル21,22及び側パネル30の上辺の端面に設けられた凸条3B,3Cに嵌合可能な凹条5Dを有する4個の枠材41と、表面板1,2と枠材41とで形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン製の断熱材7とで主に構成されている。
この場合、枠材41は、床パネル10の第1及び第2の枠材4,6と同様に硬質の合成樹脂製材料にて形成されている。また、枠材41は、図4及び図5に示すように、下面側の一側に開口側が拡開テーパ状をなす凹条5Dを有する断面略コ字状に形成されている。
また、蓋パネル40の偶角部には、隣接する端面及び外側表面板2を覆う合成樹脂製のコーナ補強部材42が固定されている。このコーナ補強部材42は、蓋パネル40の上面すなわち外側表面板2に固定される固定片43と、この固定片43の隣接する2辺から垂下される垂下片44とで構成され、垂下片44の長さが蓋パネル40の厚さ以上に形成されている。このように垂下片44の長さを蓋パネル40の厚さ以上に形成することにより、分解後に各パネル10,21,22,30,40を積み重ねる際に、最上部に積み重ねられる蓋パネル40のコーナ補強部材42によって下段に積み重ねられるパネル例えば後パネル22をコーナ補強部材42の内方側に収容することができ、蓋パネル40と後パネル22とを積み重ねた状態で一体化させることができる。なお、固定片43と垂下片44との隣接部内周側に例えば合成ゴム製のパッキン45が固着されている(図4及び図5参照)。
なお、蓋パネル40において、その他の部分は床パネル10と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように構成される床パネル10と、前,後パネル21,22と、一対の側パネル30及び蓋パネル40を組み付けて、断熱コンテナが組み立てられる。この際、前,後パネル21,22の凸条3Aと側パネル30の凹条5Cの嵌合による接合部と、前,後パネル21,22の凸条3B及び側パネル30の凸条3Cと蓋パネル40の凹条5Cの嵌合による接合部には、それぞれ合成樹脂製の気密パッキン50が介在されて、気密性及び断熱性の維持が図られている。
この気密パッキン50について、前パネル21と側パネル30の接合部を代表例として、図7及び図8を参照して説明する。気密パッキン50は、縦枠材24の凸条3Aと、該凸条3Aの両端に延在するフランジ部4aとからなる断面略ハット状と相似形状の断面略ハット状に形成されており、前パネル21の縦枠材24のフランジ部4aと側パネル30の縦枠材32のフランジ部4aとの間に挟持されるフランジ部51は軟質に形成され、前パネル21の縦枠材24の凸条3Aと側パネル30の縦枠材32の凹条5C間に挟持される凹条部52が硬質に形成されている。このようにフランジ部51を軟質に形成し、凹条部52を硬質に形成することにより、パネル接合部の気密性及び断熱性の向上を図ることができる。
また、組み立てられた断熱コンテナは面ファスナ60によって固定されている。この場合、面ファスナ60として、前,後パネル21,22と側パネル30を固定する第1の面ファスナ61と、前,後パネル21,22と蓋パネル40を固定する第2の面ファスナ62が使用されている(図1及び図2参照)。第1の面ファスナ61は、側パネル30の側辺部の外側表面板2の2箇所にそれぞれ一端が固着される可撓性を有する軟質の面ファスナ係止体63と、前,後パネル21,22の側辺の外側表面板2の2箇所に装着されてそれぞれ面ファスナ係止体63と係脱可能に係合する硬質の面ファスナ係止受け体64とで構成されている。また、第2の面ファスナ62は、蓋パネル40の側辺部の外側表面板2の2箇所にそれぞれ一端が固着される可撓性を有する軟質の面ファスナ係止体65と、前,後パネル21,22の側辺の外側表面板2の2箇所に装着されてそれぞれ面ファスナ係止体65と係脱可能に係合する硬質の面ファスナ係止受け体66とで構成されている。
次に、断熱コンテナの組立手順について、図9ないし図13と図14のフローチャートを参照して説明する。まず、パレット15の上面に、床パネル10を載置固定して下部ベースパレット15を組み立てて設置する(ステップ14−1)。なお、このステップは事前にパレット15上への床パネル10の固定は、ねじ等にて強固に固定されるもので製造時1回のみでその後はパレット15と床パネル10一体化されるのでパレット15ないし床パネル10の破損時以外は分解されることはない。
次に、床パネル10の凸条3に、側方から前,後パネル21,22の凹条5Aを嵌合させて前,後パネル21,22を組み込む(ステップ14−2:図9参照)。次に、前,後パネル21,22の一側辺の凸条3Aに、一方の側パネル30の凹条Cを摺動嵌合して一方の側パネル30を組み込む。この際、床パネル10のパッキン8と側パネル30のパッキン8Aが側パネル30の摺動によって弾性変形して密接される(ステップ14−3:図10参照)。前,後パネル21,22と一方の側パネル30を組み付けた後、他方の側パネル30の組み付け前の開口部70から物品80を搬入する(ステップ14−4:図11参照)。次に、前,後パネル21,22の他側辺の凸条3Aに、他方の側パネル30の凹条Cを摺動嵌合して他方の側パネル30を組み込む。この際、床パネル10のパッキン8と側パネル30のパッキン8Aが側パネル30の摺動によって弾性変形して密接される(ステップ14−5:図12参照)。前,後パネル21,22と両側パネル30を組み付けた後、前,後パネル21,22の上辺の端面の凸条3Bと側パネル30の上辺の端面の凸条3Cに、蓋パネル40の四周下面に設けられた凹条5Dを嵌合して蓋パネル40を閉塞する(ステップ14−6:図13参照)。そして、第1の面ファスナ61の面ファスナ係止体63と面ファスナ係止受け体64とを係合して前,後パネル21,22と側パネル30を固定すると共に、第2の面ファスナ62の面ファスナ係止体65と面ファスナ係止受け体66とを係合して蓋パネル40と前,後パネル21,22を固定する(ステップ14−7:図2参照)。なお、蓋パネル40を閉塞する前に第1の面ファスナ61の面ファスナ係止体63と面ファスナ係止受け体64とを係合して前,後パネル21,22と側パネル30を固定してもよい(図13参照)。
上記のようにして組み立てられる断熱コンテナによれば、それぞれ断熱性を有する床パネル10、前,後パネル21,22、側パネル30及び蓋パネル40に設けられた凸条3,3A,3B,3Cと凹条5,5A,5B,5C,5Dを嵌合して組み付けるので、簡単に組み立てることができると共に、断熱性の向上を図ることができる。また、物品80を運搬した後、上記組立手順の逆の操作を行って分解することができ、分解された床パネル10(パレット15は一体に固定されたままである)、前,後パネル21,22、側パネル30及び蓋パネル40を積み重ねて運搬又は保管することができる。
次に、分解された後の床パネル10、前,後パネル21,22、側パネル30及び蓋パネル40の積み重ね手順について、図15に示すフローチャートと図16を参照して説明する。まず、床パネル10(パレット15は一体に固定されたままである)上に一方の側パネル30の内側表面板1を上にして載置する(ステップ15−1)。次に、この側パネル30の上に前パネル21の内側表面板1を上にして載置する(ステップ15−2)。次に、前パネル21上に他方の側パネル30の内側表面板1を上にして載置する(ステップ15−3)。次に、この側パネル30上に後パネル22の内側表面板1を上にして載置する(ステップ15−4)。そして、最後に、後パネル22上に蓋パネル40の外側表面板2を上にして載置する(ステップ15−5)。この際、後パネル22と蓋パネル40との間の四周辺側に板状パッキン90が介在される(図16参照)。このように後パネル22と蓋パネル40との間の四周辺側に板状パッキン90を介在させることにより、平滑面を有するガルバリウム鋼板にて形成される内側表面板1同士の接触によって生ずる「密着により固着して分離困難な事態」や「ずれ」「擦れ」等による損傷を防止することができる。
上記のように床パネル10上に順に前パネル21、一方の側パネル30、後パネル22、他方の側パネル30及び蓋パネル40を積み重ねることにより、側パネル30に設けられた補強部材34が邪魔になることなく積み重ねることができる。また、前,後パネル21,22、側パネル30及び蓋パネル40は、床パネル10の4隅に立設配置されたパネル保持柱18の内側に収容され、最上段に積み重ねられる蓋パネル40に設けられたコーナ補強部材42がパネル保持柱18の上端部の外方側を覆うので、積み重ねられた床パネル10,前,後パネル21,22、側パネル30及び蓋パネル40は補強部材34とコーナ補強部材42によって保護され、運搬中に障害物に衝突しても損傷を受ける虞がない。
なお、上記説明では、床パネル10上に順に前パネル21、一方の側パネル30、後パネル22、他方の側パネル30及び蓋パネル40を積み重ねる場合について説明したが、必ずしもこのような順に積み重ねる必要はなく、前,後パネル21,22及び側パネル30の内側表面板1を上にして載置するのであれば前,後パネル21,22の順番を逆にしてもよい。
<第2実施形態>
図17は、この発明に係る断熱コンテナの第2実施形態の組立状態を示す概略断面図である。
第2実施形態は、前,後パネル21A,22Aを上下に折り畳み可能にした場合である。すなわち、前,後パネル21A,22Aを、床パネル10にヒンジ100を介して回動可能に枢着される断熱性を有する下部パネル体200と、この下部パネル体200の上辺の端面に設けられた係合凸条201と係脱可能に係合する係合凹条202を下端に設けると共に、中間ヒンジ101を介して下部パネル体200に対して折り畳み可能に連結される断熱性を有する上部パネル体203とで構成した場合である。
この場合、下部パネル体200は、横長の長方形をなす一対の表面板すなわち内側表面板1,外側表面板2と、これら表面板1,2の辺部間に装着される3種類すなわち側面に、床パネル10の凸条3と嵌合可能な凹条5Aを有する下枠材204,下枠材204と直交する両縦辺に位置する凸条を有する一対の縦枠材(図示せず),上辺の端面に係合凸条201を有する両縦辺に位置する上枠材205と、表面板1,2と下枠材204,両縦枠材(図示せず)及び上枠材205とで形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン製の断熱材7とで主に構成されている。なお、下部パネル体200の下部及び上部には、ヒンジ100又は中間ヒンジ101を取り付けるための補強金具206,207が断熱材7内に埋設されている。なお、床パネル10の対向する側辺部には、ヒンジ100を取り付けるための補強金具208が断熱材7内に埋設されている。
また、上部パネル体203は、下部パネル体200と同様に、横長の長方形をなす一対の表面板すなわち内側表面板1,外側表面板2と、これら表面板1,2の辺部間に装着される3種類すなわち下面に、下部パネル体200の係合凸条201と嵌合可能な係合凹条202を有する下枠材209,下枠材209と直交する両縦辺に位置する凸条を有する一対の縦枠材(図示せず),上辺の端面に凸条3Bを有する上枠材210と、表面板1,2と下枠材209,両縦枠材(図示せず)及び上枠材210とで形成される空間内に充填される例えば発泡ポリウレタン製の断熱材7とで主に構成されている。なお、上部パネル体203の下部には、中間ヒンジ101を取り付けるための補強金具211が断熱材7内に埋設されている。
上記ヒンジ100は、床パネル10の内側表面板1と下部パネル体200の内側表面板1に取り付けられており、折り畳み時に床パネル10の内側表面板1と下部パネル体200の内側表面板1が重ね合わされるようになっている。また、中間ヒンジ101は、下部パネル体200及び上部パネル体203の外側表面板2に取り付けられており、折り畳み時に下部パネル体200と上部パネル体203の外側表面板2同士が重ね合わされるようになっている。
なお、図17には図示していないが、下部パネル体200及び上部パネル体203を構成する縦枠材は、前,後パネル21,22の縦枠材24と同様に対向する両縦辺の端面に凸条3Aが形成される。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
第2実施形態の断熱コンテナを組み立てるには、図18に示すように、パレット15の上面に、折り畳み式の前,後パネル21A,22Aを取り付けた床パネル10を載置固定する(ステップ18−1)。次に、上部パネル体203と下部パネル体200を展開させて起立させると共に、下部パネル体200の下枠材204の凹条5Aを床パネル10の凸条3に嵌合する(ステップ18−2)。次に、前,後パネル21A,22Aの一側辺の凸条3Aに、一方の側パネル30の凹条5Cを摺動嵌合して一方の側パネル30を組み込む。この際、床パネル10のパッキン8と側パネル30のパッキン8Aが側パネル30の摺動によって弾性変形して密接される(ステップ18−3)。前,後パネル21A,22Aと一方の側パネル30を組み付けた後、他方の側パネル30の組み付け前の開口部(図示せず)から物品80を搬入する(ステップ18−4)。次に、前,後パネル21A,22Aの他側辺の凸条3Aに、他方の側パネル30の凹条5Cを摺動嵌合して他方の側パネル30を組み込む。この際、床パネル10のパッキン8と側パネル30のパッキン8Aが側パネル30の摺動によって弾性変形して密接される(ステップ18−5)。前,後パネル21A,22Aと両側パネル30を組み付けた後、前,後パネル21A,22Aの上辺の端面の凸条3Bと側パネル30の上辺の端面の凸条3Cに、蓋パネル40の四周下面に設けられた凹条5Dを嵌合して蓋パネル40を閉塞する(ステップ18−6)。そして、面ファスナ60を第1実施形態と同様に固定する(ステップ18−7)。
なお、第2実施形態の断熱コンテナを分解するには、上記組立手順の逆の操作を行えばよい。
また、第2実施形態の断熱コンテナの不使用時には、図19に示すフローチャート及び図20に示すように、床パネル10上に前,後パネル21A,22Aの上部パネル体203と下部パネル体200を折り畳んで載置する(ステップ19−1)。次に、折り畳まれた前,後パネル21A,22A上に一方の側パネル30の内側表面板1を上にして載置する(ステップ19−2)。次に、この側パネル30上に他方の側パネル30の内側表面板1を上にして載置する(ステップ19−3)。そして、この側パネル30の上に蓋パネル40の外側表面板2を上にして載置する(ステップ19−4)。
上記のように構成される第2実施形態の断熱コンテナによれば、前,後パネル21A,22Aが折り畳み式の上部パネル体203と下部パネル体200とで構成されているので、組立及び分解を容易にすることができる。また、床パネル10と前,後パネル21A,22Aとがヒンジ100を介して連結されているので、不使用時コンテナの保管や運搬が容易となる。
<第3実施形態>
図21は、この発明に係る断熱コンテナの第3実施形態の要部を示す斜視図、図22は、第3実施形態における組立状態の要部を示す縦断面図、図23は、第3実施形態におけるパネルの積み重ね状態を示す断面図である。
第3実施形態は、前,後パネル21A,22Aを上下に折り畳み可能にすると共に、前,後パネル21A,22Aの展開起立状態を堅持できるようにした場合である。すなわち、第3実施形態では、第2実施形態と同様に形成される前,後パネル21A,22Aの下部パネル体200と上部パネル体203を展開起立状態に固定する固定手段を具備している。
この場合、固定手段には、床パネル10と下部パネル体200を固定する第3の面ファスナ300と、下部パネル体200と上部パネル体203を固定する第4の面ファスナ400が使用されている(図21及び図22参照)。第3の面ファスナ300は、下部パネル体200の下部中央の外表面に一端が固着される可撓性を有する軟質の面ファスナ係止体301と、床パネル10を載置固定するパレット15の中央スペース部材15bの外表面に装着されて面ファスナ係止体301と係脱可能に係合する硬質の面ファスナ係止受け体302とで構成されている。また、第4の面ファスナ400は、上部パネル体203の内側表面板1の下部側の2箇所にそれぞれ一端が固着される可撓性を有する軟質の面ファスナ係止体401と、下部パネル体200の内側表面板1の上部側の2箇所に装着されてそれぞれ面ファスナ係止体401と係脱可能に係合する硬質の面ファスナ係止受け体402とで構成されている。
なお、第3実施形態において、床パネル10は、パレット15の上部フレーム15aの内側面に固着されるアングル状取付座15cと床パネル10の外側表面板2を貫通するブラインドリベット17Aにて固定されている。また、下部パネル体200の下部及び上部には、ヒンジ100又は中間ヒンジ101を取り付けるための略クランク状の補強金具206A,207Aが断熱材7内に埋設されている(図22参照)。また、床パネル10の対向する側辺部には、ヒンジ100を取り付けるための略クランク状の補強金具208Aが断熱材7内に埋設されている(図22参照)。上記ブラインドリベット17、補強金具206A,207A,208Aを、第1及び第2実施形態における取付ねじ17に代えて用いてもよく、また、補強金具206A,207A,208Aを、第2実施形態における補強金具206,207,208に代えて用いてもよい。
なお、第3実施形態において、その他の部分は第1及び第2実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
第3実施形態の断熱コンテナを組み立てるには、図24に示すように、第2実施形態と同様に、パレット15の上面に、折り畳み式の前,後パネル21A,22Aを取り付けた床パネル10を載置固定する(ステップ24−1)。次に、上部パネル体203と下部パネル体200を展開させて起立させると共に、下部パネル体200の下枠材204の凹条5Aを床パネル10の凸条3に嵌合する(ステップ24−2)。この展開起立状態において、下部パネル体200とパレット15を第3の面ファスナ300によって固定すると共に、上部パネル体203と下部パネル体200を第4の面ファスナ400によって固定する(ステップ24−3)。次に、前,後パネル21A,22Aの一側辺の凸条3Aに、一方の側パネル30の凹条5Cを摺動嵌合して一方の側パネル30を組み込む。この際、床パネル10のパッキン8と側パネル30のパッキン8Aが側パネル30の摺動によって弾性変形して密接される(ステップ24−4)。前,後パネル21A,22Aと一方の側パネル30を組み付けた後、他方の側パネル30の組み付け前の開口部(図示せず)から物品80を搬入する(ステップ24−5)。次に、前,後パネル21A,22Aの他側辺の凸条3Aに、他方の側パネル30の凹条5Cを摺動嵌合して他方の側パネル30を組み込む。この際、床パネル10のパッキン8と側パネル30のパッキン8Aが側パネル30の摺動によって弾性変形して密接される(ステップ24−6)。前,後パネル21A,22Aと両側パネル30を組み付けた後、前,後パネル21A,22Aの上辺の端面の凸条3Bと側パネル30の上辺の端面の凸条3Cに、蓋パネル40の四周下面に設けられた凹条5Dを嵌合して蓋パネル40を閉塞する(ステップ24−7)。そして、面ファスナ60を第1実施形態と同様に固定する(ステップ24−8)。
なお、第3実施形態の断熱コンテナを分解するには、上記組立手順の逆の操作を行えばよい。
また、第3実施形態の断熱コンテナの不使用時には、図25に示すフローチャート及び図23に示すように、まず、第3の面ファスナ300及び第4の面ファスナ400の固定を解除する(ステップ25−1)。次に、床パネル10上に前,後パネル21A,22Aの上部パネル体203と下部パネル体200を折り畳んで載置する(ステップ25−2)。次に、折り畳まれた前,後パネル21A,22A上に一方の側パネル30の内側表面板1を上にして載置する(ステップ25−3)。次に、この側パネル30上に他方の側パネル30の内側表面板1を上にして載置する(ステップ25−4)。そして、この側パネル30の上に蓋パネル40の外側表面板2を上にして載置する(ステップ25−5)。
上記のように構成される第3実施形態の断熱コンテナによれば、第2実施形態と同様に、組立及び分解を容易にすることができると共に、不使用時コンテナの保管や運搬を容易にすることができる上、更に、組立時における下部パネル体200と上部パネル体203の展開起立状態を堅持することができる。
上記第3実施形態では、床パネル10と下部パネル体200、及び下部パネル体200と上部パネル体203の固定手段が面ファスナ300,400によって形成される場合について説明したが、面ファスナ300,400に代えて別の固定手段を用いてもよい。例えば、図26及び図27に示すように、第3の固定手段300Aを、下部パネル体200の下部中央の外表面に装着される係止環303を有するレバー304と、パレット15の中央スペース部材15bの外表面に装着されて係止環303と係脱可能に係合する係止受け体305とからなる留め金具(バックル)にて形成してもよい。また、第4の固定手段400Aを、上部パネル体203の内側表面板1の下部側の2箇所にそれぞれ装着される係止環403を有するレバー404と、下部パネル体200の内側表面板1の上部側の2箇所に装着されてそれぞれ係止環403と係脱可能に係合する係止受け体405とからなる留め金具(バックル)にて形成してもよい。
また、図28及び図29に示すように、第4の固定手段400Bを、上部パネル体203の内側表面板1の下部側の2箇所にそれぞれ枢支ピン406を介して回動可能に装着されるフック係止体407と、下部パネル体200の内側表面板1の上部側の2箇所に装着されてそれぞれフック係止体406と係脱可能に係合するピンにて形成される係止受け体408とからなるフック金具にて形成してもよい。
なお、図28及び図29では、第3の固定手段が上記面ファスナ300にて形成されているが、第4の固定手段400Bと同様にフック金具にて形成することも可能である。
なお、図26ないし図29において、その他の部分は上記第1ないし第3実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、床パネル10及び蓋パネル40が正方形で、前,後パネル21,22、側パネル30がこれに合わせて長方形であるが概ね正方形に形成される場合について説明したが、これらパネル10,21,22,30,40を長方形に形成してもよい。この場合、分解後の積み重ねを考慮してコンテナの高さを床パネル10の短辺より小さくする方がよい。
上記実施形態では、床パネル10の対向する2辺の端面に形成される凸条3と、前,後パネル21,22(21A,22A)の下端一側に形成される凹条5Aとを嵌合させる場合について説明したが、床パネル10の対向する2辺の端面に凹条を形成し、前,後パネル21,22(21A,22A)の下端一側に凸条を形成して嵌合させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、前,後パネル21,22(21A,22A)の対向する両側辺に形成される凸条3Aと、側パネル30の対向する前後縦辺側に形成される凹条5Cとを摺動嵌合させる場合について説明したが、前,後パネル21,22(21A,22A)の対向する両側辺に凹条を形成し、側パネル30の対向する前後縦辺側に凸条を形成して摺動嵌合させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、前,後パネル21,22(21A,22A)の両縦辺の端面に凸条3Aを形成し、両側パネル30の両縦辺の内面に凸条3Aに摺動嵌合可能な凹条5Cを形成した場合について説明したが、パレット15の四隅にパネル保持柱18が立設されない形態であれば、前,後パネル21,22(21A,22A)の両縦辺の内面に凸条又は凹条を形成し、両側パネル30の両縦辺の端面に上記凸条又は凹条に摺動嵌合可能な凹条又は凸条を形成することも可能である。なお、前,後パネル21,22(21A,22A)の両縦辺の内面に凸条又は凹条を形成する場合は、前,後パネル21,22(21A,22A)の縦辺の端面及び該端面に隣接する外面に補強部材34を固定することができる。
また、上記実施形態では、前,後パネル21,22(21A,22A)及び両側パネル30の上辺の端面に形成される凸条3B,3Cと、蓋パネル40の四周側辺の下面側に形成される凹条5Dとを嵌合させる場合について説明したが、前,後パネル21,22(21A,22A)及び両側パネル30の上辺の端面に凹条を形成し、蓋パネル40の四周側辺の下面側に凸条を形成して嵌合させるようにしてもよい。
この発明に係る断熱コンテナの第1実施形態を示す分解斜視図である。 上記断熱コンテナの組立状態の斜視図である。 上記断熱コンテナの横断面図である。 上記断熱コンテナの縦断面図である。 図4の直交する方向の縦断面図である。 この発明における床パネルの要部斜視図である。 この発明における気密パッキンの取付状態を示す断面図である。 上記気密パッキンの斜視図である。 この発明における前,後パネルの組み付け状態を示すである。 この発明における一方の側パネルの組み付け状態を示す斜視図である。 物品の搬入状態を示す斜視図である。 他方の側パネルの組み付け状態を示す斜視図である。 この発明における蓋パネルの組み付け状態を示す斜視図である。 上記断熱コンテナの組立手順を示すフローチャートである。 分解後の各パネルの積み重ね手順を示すフローチャートである。 パネルの積み重ね状態を示す断面図である。 この発明に係る断熱コンテナの第2実施形態を示す縦断面図である。 第2実施形態の断熱コンテナの組立手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における分解後の各パネルの積み重ね手順を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるパネルの積み重ね状態を示す断面図である。 この発明に係る断熱コンテナの第3実施形態の要部を示す縦断面図である。 第3実施形態における組立状態の要部を示す縦断面図である。 第3実施形態における分解後の各パネルの積み重ね状態を示す断面図である。 第3実施形態の断熱コンテナの組立手順を示すフローチャートである。 第3実施形態における分解後の各パネルの積み重ね手順を示すフローチャートである。 第3実施形態における第3及び第4の固定手段を変更した場合の要部を示す斜視図である。 図26の要部を示す縦断面図である。 第3実施形態における第4の固定手段を変更した場合の要部を示す斜視図である。 図28の要部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 内側表面板
2 外側表面板
3,3A,3B,3C 凸条
4 第1の枠材
4a フランジ部
5,5A,5B,5C,5D 凹条
6 第2の枠材
7 断熱材
8,8A パッキン
10 床パネル
15 パレット
18 パネル保持柱
21,21A 前パネル
22,22A 後パネル
23 下枠材
24 縦枠材
25 上枠材
30 側パネル
31 下枠材
32 縦枠材
33 上枠材
34 補強部材
40 蓋パネル
41 枠材
42 コーナ補強部材
43 固定片
44 垂下片
50 気密パッキン
51 フランジ部
52 凹条部
60 面ファスナ
61 第1の面ファスナ
62 第2の面ファスナ
63,65 面ファスナ係止体
64,66 面ファスナ係止受け体
100 ヒンジ
101 中間ヒンジ
200 下部パネル体
201 係合凸条
202 係合凹条
203 上部パネル体
204 下枠材
205 上枠材
209 下枠材
210 上枠材
300 第3の面ファスナ(固定手段)
300A 留め金具(固定手段)
301 面ファスナ係止体
302 面ファスナ係止受け体
303 係止環
304 レバー
305 係止受け体
400 第4の面ファスナ(固定手段)
400A 留め金具(固定手段)
400B フック金具(固定手段)
401 面ファスナ係止体
402 面ファスナ係止受け体
403 係止環
404 レバー
405 係止受け体
406 枢支ピン
407 フック係止体
408 係止受け体

Claims (18)

  1. それぞれ断熱性を有する矩形状をなす床パネルと、前,後パネルと、一対の側パネル及び蓋パネルとからなる断熱コンテナであって、
    上記床パネルは、対向する2辺の端面に凸条又は凹条が設けられ、これと直交する2辺の端面にパッキンが設けられ、
    上記前パネル及び後パネルは、下辺の内面に上記床パネルの凸条又は凹条に側方から嵌合可能な凹条又は凸条が設けられ、これと直交する両縦辺に凸条又は凹条が設けられ、かつ、上辺の端面に凸条又は凹条が設けられ、
    上記両側パネルは、下辺の内面に上記パッキンと密接可能なパッキンが設けられ、対向する両縦辺には上記前,後パネルの縦辺に設けられた上記凸条又は凹条に摺動嵌合可能な凹条又は凸条が設けられ、かつ、上辺の端面に凸条又は凹条が設けられ、
    上記蓋パネルは、四周側辺の下面側に、上記前,後パネル及び側パネルの上辺の端面に設けられた凸条又は凹条と嵌合する凹条又は凸条を具備してなる、
    ことを特徴とする断熱コンテナ。
  2. 請求項1記載の断熱コンテナにおいて、
    上記各パネルを、一対の表面板と、これら表面板の辺部間に装着される枠材と、上記表面板と枠材とで形成される空間内に充填される発泡断熱材とで構成すると共に、上記枠材に凸条又は凹条を一体に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  3. 請求項1又は2記載の断熱コンテナにおいて、
    上記凹条と凸条の嵌合による接合部に介在される合成樹脂製の気密パッキンを更に具備し、
    上記凹条又は凸条を設ける枠材を、凹条又は凸条の両端にフランジ部を延在する断面略ハット状をなす硬質の合成樹脂製材料にて形成し、
    上記気密パッキンを、上記枠材と略相似形に形成すると共に、枠材のフランジ部間に挟持されるフランジ部を軟質に形成し、かつ、上記凹条と凸条間に挟持される凹条部又は凸条部を硬質に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の断熱コンテナにおいて、
    上記前,後パネルを、床パネルにヒンジを介して回動可能に枢着される下部パネル体と、この下部パネル体の上辺の端面に設けられた係合凸条又は係合凹条と係脱可能に係合する係合凹条又は係合凸条を下端に設けると共に、中間ヒンジを介して下部パネル体に対して折り畳み可能に連結される上部パネル体とで構成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  5. 請求項1記載の断熱コンテナにおいて、
    隣接する上記前,後パネルと側パネル、及び上記蓋パネルと前,後パネル又は側パネルとを、面ファスナにて固定可能に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  6. 請求項1記載の断熱コンテナにおいて、
    上記前パネル及び後パネルの縦辺の凹条又は凸条を、これらパネルの縦辺の端面に形成し、上記側パネルの凸条又は凹条を、これらパネルの縦辺の内面に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  7. 請求項4記載の断熱コンテナにおいて、
    上記床パネルと下部パネル体、及び下部パネル体と上部パネル体を、それぞれ係脱可能な固定手段にて展開起立状態に固定可能に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  8. 請求項7記載の断熱コンテナにおいて、
    上記固定手段が面ファスナである、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  9. 請求項7記載の断熱コンテナにおいて、
    上記固定手段が係止環を有するレバーと係止受け体とからなる留め金具である、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  10. 請求項7記載の断熱コンテナにおいて、
    上記固定手段がフック係止体と係止受け体とからなるフック金具である、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  11. 請求項7記載の断熱コンテナにおいて、
    上記固定手段が面ファスナと、係止環を有するレバーと係止受け体とからなる留め金具又はフック係止体と係止受け体とからなるフック金具である、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の断熱コンテナにおいて、
    コンテナの高さを、上記床パネルの短辺以内とする、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の断熱コンテナにおいて、
    上記床パネルを、パレット上に載置固定してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載の断熱コンテナにおいて、
    上記床パネルの四隅に、アングル状の補強兼用のパネル保持柱を立設固定してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  15. 請求項6又は12ないし14のいずれかに記載の断熱コンテナにおいて、
    上記側パネルの縦辺の端面及び該端面に隣接する外面に、アングル状の補強部材を固定してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  16. 請求項15記載の断熱コンテナにおいて、
    上記補強部材の一片の長さを、パネルの厚さ以上に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  17. 請求項1ないし14のいずれかに記載の断熱コンテナにおいて、
    上記蓋パネルの偶角部に、隣接する端面及び上面を覆うコーナ補強部材を固定してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
  18. 請求項17記載の断熱コンテナにおいて、
    上記コーナ補強部材を、蓋パネルの上面に固定される固定片と、この固定片の隣接する2辺から垂下される垂下片とで構成すると共に、垂下片の長さをパネルの厚さ以上に形成してなる、ことを特徴とする断熱コンテナ。
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