JP4656832B2 - 画像処理システムにおける自動位相調整装置 - Google Patents

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本発明は、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の画像処理システムにおける自動位相調整装置に関する。
従来の画像処理システムにおける自動位相調整について、図11ないし図13に基づいて説明する。図11は画像処理システムのブロック図、図12はタイミングチャート、図13はタイミング調整のフローチャートである。
図11において、10は被写体からの入射光が入る光学レンズであり、ズーム機構やピント調整用のAF(自動焦点)調節機構等が含まれている。
11は撮像面を光学レンズ10の光軸に対し直交するように配置されたセンサであり、CCD撮像デバイスやMOS型撮像デバイス等が挙げられる。
12はセンサ11の出力信号30が入力されるCDS/AGC/ADC部である。ここで、CDSは相関二重サンプリング、AGCは自動利得制御、ADCはADコンバータを示している(以下、同様)。センサ11の出力信号30はCDSに入力され、S/H(サンプル/ホールド)されてノイズ成分が除去された後、AGCにて利得が調整され、さらにADCにてA/D変換されて、当該デジタル信号31が信号処理回路13に送信される。
13は信号処理回路であり、CDS/AGC/ADC部12からのデジタル信号31が入力されるYC信号処理部14、CDS/AGC/ADC部12に対しタイミング信号32を出力するセンサ駆動信号生成部15、SDRAM16に画像データを格納33または読出34を行うメモリコントローラ17等が含まれている。
センサ駆動信号生成部15から出力されるタイミング信号32について、図12を用いて説明する。図12において、センサ信号は、センサ11の出力信号30を表しており、30aはフィードスルーレベル、30bは信号レベルを示している。CDSにおけるノイズの除去は、フィードスルーに含まれるノイズと信号に含まれるノイズが同じ相関を持っていることを利用して、フィードスルーレベル30aをクランプし、信号レベル30bをサンプルホールドすることにより行っている。すなわち、サンプルパルス1,サンプルパルス2はタイミング信号32であって、サンプルパルス1によってフィードスルーレベル30aをクランプし、サンプルパルス2によって信号レベル30bをサンプルホールドする。
さらに、センサ駆動信号生成部15から出力されるタイミング信号32には、デジタル変換するためのデータをサンプル/ホールドするためのタイミングを決定するA/Dクロック信号も含まれている。
すなわち、図12において、サンプル後のアナログ信号とは、センサ11の出力信号30をサンプルパルス1,2によってサンプルした後のアナログ信号であり、サンプルパルス2にてサンプル/ホールドした後、ゲイン増幅が始まる。アナログ信号のゲイン増幅動作が完了後、A/Dクロック信号の立ち上がりのタイミングにて、ADCがデータをサンプルホールドする。すなわち、アナログ信号のゲイン増幅動作が十分に上がっていない状態にて、ADCがデータをサンプルホールドすると、十分な信号振幅を得ることができない。
図12のタイミングチャートは、センサ信号に対する理想的なサンプルパルス1,2ならびにA/Dクロック信号の波形を示している。画質は、S/Hのタイミングにより大きく変化してしまうため、サンプルパルス1,2およびA/Dクロック等のタイミング信号32は、その位相を自動調整する機能を有している。
自動位相調整については、図13のタイミング調整のフローチャートに示すように、まずサンプルパルスの粗調整を行い(S30)、次にサンプルパルスの微調整を行い(S31)、その後SDRAM16のアクセスタイミングの位相をサンプルパルスの位相に対してずらすDRAMCKの調整を行い(S32)、サンプルパルスの位相を決定する(S33)。このようにして、画像処理システム毎に位相が調整され、調整後の位相は変更されることなく固定して使用される。
なお、SDRAM16ならびにメモリコントローラ17を備えない画像処理システムであってもよく、この場合には自動位相調整にてDRAMCKの調整は不要となる。
また、サンプリング位置を調整する機能を備えた画像処理システムとして、例えば、1フィールドに含まれる画素全体のクロマ信号を積分し、積分値が最大になるようにサンプリング位置を1フィールドごとに制御することにより、個々の撮像素子のバラツキ等を考慮にいれたものがある(特許文献1参照)。
特開平6−225222号
従来の画像処理システムにおける自動位相調整のように、サンプルパルスが固定して使用される場合、製品間のばらつきや温度特性により、サンプリングタイミングに変動が発生するという問題がある。
すなわち、高温時にはサンプリングタイミングの変動が大きくなり、サンプルパルスを固定して使用したのでは当該変動に対応できず、また、より高精度な位相調整が望まれる際にも、対応できなかった。特に、低照度時等、S/Nを最大限に出したい時は、1〜2ns単位の調整が必要となるが、サンプルパルスを固定して使用していたのでは、100%の特性を得ることはできなかった。すなわち、低照度時には、S/Nが悪くなり、良好な映像を得るためには、最も良い状態のS/Nを作り出す必要が生じる。
本発明は、高温時等においてサンプリングタイミングに変動が発生したり、低照度時等における高精度な位相調整が望まれる際に対応できる画像処理システムにおける自動位相調整装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理システムにおける自動位相調整装置は、センサからの画像信号を相関二重サンプリングするCDSと、相関二重サンプリングされた画像信号をアナログ/デジタル変換するADCと、前記ADCでデジタル変換された画像信号が入力されて輝度信号が生成されるYC信号処理部と、このYC信号処理部で生成された輝度信号が入力されて輝度が検出される輝度レベル検出部と、前記YC信号処理部で生成された輝度信号が入力されて高周波成分が検出される高周波成分検出部とを有する信号処理回路とを備えた画像処理システムにおける自動位相調整装置であって、画像を取込み、前記高周波成分検出部にて検出した高周波成分が閾値以上で、かつ、前記輝度レベル検出部にて検出した輝度が最大となる時の位相を前記CDSのサンプルパルスの位相とし、サンプルパルスの位相のタイミングずれを粗調整する粗調整手段を有し、露光時間を複数設定可能である中の最小として画像を取込み、前記高周波成分検出部にて検出した高周波成分が最小となる時の位相を前記CDSのサンプルパルスの位相とし、サンプルパルスの位相のタイミングずれを微調整する微調整手段を有したものである。
本発明の画像処理システムにおける自動位相調整装置によると、露光時間を最小として画像を取込むことで主にノイズ成分が取込まれ、ノイズ成分が最小となる、すなわち高周波成分が最小となる時の位相をCDSのサンプルパルスの位相として決定し、タイミングずれを微調整することができる。
本発明の画像処理システムにおける自動位相調整装置によれば、高温時等においてサンプリングタイミングに変動が発生したり、低照度時等における高精度な位相調整が望まれる際に対応できるという効果が得られる。
(実施例1)
本発明の実施例1を図1ないし図5に基づいて説明する。
図1は画像処理システムのブロック図、図2はセンサ駆動信号生成回路図、図3,4はタイミング調整のフローチャート、図5はタイミングチャートである。
なお、図11ないし図13に示した従来例と同一部分は、同一符号を付して、その説明を省略する。
図1において、信号処理回路13には、YC信号処理部14、センサ駆動信号生成部15に加え、輝度レベル検出部18、高周波成分検出部19、タイミング調整部20を含んでいる。
図2に、センサ駆動信号生成部15の回路図を示す。
センサ駆動信号生成回路は、位相調整1/2クロック40、粗調整用DLY(4.8nsDLY)回路41、微調整用DLY(1.2nsDLY)回路42にて構成されており、各セレクタ43,44,45のレジスタL,L,Lを設定することで、タイミング信号32の位相を調整することができる。
タイミング調整部20は、輝度レベル検出部18ならびに高周波成分検出部19の出力信号を元に、後述するタイミング調整のフローチャートに基づき、センサ駆動信号生成部15の各セレクタ43,44,45のレジスタL,L,Lを設定するための信号を生成して出力する。
図3,4のタイミング調整のフローチャートに基づいて、自動位相調整について説明する。
まず従来例と同様に、サンプルパルスの粗調整(S10)、サンプルパルスの微調整(S11)の順に調整を行い、デフォルト値として位相が決定される(S12)。
さらに、本発明の特徴である自動調整機能にて再調整する。再調整は、より一層精度を上げたい時や、高温で位相のずれが大きい時などに行われる。
まず、自動調整を要求する(S13)。要求は、使用者が自動調整用ボタンを押す手動操作や、温度センサ等の検出値に基づく自動操作にて行われる。
次に、サンプルパルスの粗調整が必要か否かを判断する(S14)。粗調整は、位相のずれが大きく、微調整の前に粗調整が必要と判断した場合に行う。判断は、使用者が行ったり、温度センサ等の検出値に基づいて制御手段(図示せず)にて行われる。
S14にて、粗調整が不要と判断された場合、サンプルパルスの微調整のステップに進む。
S14にて、粗調整が必要と判断された場合、ALC(明るさ自動調整機能)の条件を固定し、同じ明るさの条件にて画像が取込めるようにする(S15)。
次に、画像を取り込む(S16)。
輝度レベル検出部18の出力信号に基づき輝度を算出し、かつ、高周波成分検出部19の出力信号に基づき高周波を検出する(S17)。
輝度は、センサ信号におけるサンプルパルス1,2のサンプリング位置における差によって表され、かつ、その差が大きくなると輝度も大きくなる。例えば、図5に示すように、フィードスルーレベル30aと信号レベル30bとの差dが輝度となる。
また、高周波の検出は、フィードスルーレベル30aよりリセットレベル30c側をサンプリングした結果、サンプルパルス1,2のサンプリング位置における差が大きくなり、誤って輝度が大きいと判断されるのを防止するために行われる。すなわち、リセットされると周波数は零となることから、フィードスルーレベル30aよりリセットレベル30c側をサンプリングした場合、周波数はある閾値未満の値とり、当該閾値未満のものは不可と判断できる。
S16からS17までのステップを5回繰り返したかを判断する(S18)。なお、繰り返す毎に条件を変更する(S19)。
すなわち、条件変更とは、サンプリングタイミングの変更のことであり、S12にて設定されたデフォルト値に対し、−9.6ns,−4.8ns,±0ns,+4.8ns,+9.6nsの5つの値にてタイミングを変更する。
条件を変更し、S16からS17までのステップを5回繰り返して得られた各輝度と高周波の値をメモリ等に記憶しておく。
なお、S16からS17までのステップを繰り返す回数は5回に限るものではなく、その場合、繰り返しの都度サンプリングタイミングが変更されるように、適宜タイミング変更の間隔を調整する。
記憶させておいた輝度と高周波の値より、高周波成分が閾値以上で、かつ、輝度が最大となる時の条件を粗調整による位相として決定する(S20)。
以上、S14〜S20までの工程が粗調整手段となり、制御装置ならびに当該ステップを格納したROM等(図示せず)にて構成されている。
粗調整値が済むと、次に微調整を行う。
まず、ALCの条件を変更する。すなわち、露光時間を最小とする。メカニカルシャッタが有る場合には、メカニカルシャッタを閉じることにより露光時間を最小とする。このように、露光時間を最小としておいてゲインをアップさせることにより、ノイズ成分のみを増大させる(S21)。
次に、画像を取り込み(S22)、高周波成分検出部19の出力信号に基づき高周波を検出する(S23)。
S22からS23までのステップを5回繰り返したかを判断する(S24)。なお、繰り返す毎に条件を変更する(S25)。
すなわち、条件変更とは、サンプリングタイミングの変更のことであり、S20にて設定された粗調整値に対し、−2.4ns,−1.2ns,±0ns,+1.2ns,+2.4nsの5つの値にてタイミングを変更する。
条件を変更し、S22からS23までのステップを5回繰り返して得られた各高周波の値をメモリ等に記憶しておく。
なお、繰り返しの回数は5回に限定されるものではなく、その場合、適宜タイミング変更の間隔を調整する。
記憶させておいた各高周波の値より、高周波成分が最小となる時の条件を微調整による位相として決定する。すなわち、S21にてノイズ成分のみを対象としており、本来、ノイズ成分は零となることが好ましいことから、ノイズ成分が最小となる時、すなわち高周波成分が最小となる時の条件を位相として決定する(S26)。
このように、微調整による結果、得られた値がサンプルパルス1,2の位相として決定される(S27)。
以上、S21〜S27までの工程が微調整手段となり、制御装置ならびに当該ステップを格納したROM等(図示せず)にて構成されている。
また、自動位相調整装置は、センサ駆動信号生成部15、輝度レベル検出部18、高周波成分検出部19、タイミング調整部20、粗調整手段、微調整手段等にて構成されている。
サンプルパルス1とサンプルパルス2の位相差は、センサ信号に基づき予め所定の値に固定されており、図3,4に示したフローチャートによってサンプルパルス1,2のいずれかの位相が決定されることにより、残りパルスの位相も自動的に決定される。
なお、サンプルパルス1,2の位相の決定手順の変形例として、例えば、S20までの手順は上記と同様であり、S21以降の微調整の工程にて、サンプルパルス1とサンプルパルス2について、それぞれ別々にS21からS27の工程を実行して位相を決定するようにしてもよい。
図5において、理想的なサンプルパルス1,2の波形を実線で示す。この理想的なサンプルパルス1,2の波形となるように、図4におけるS25にて条件変更して、破線で示す範囲で位相を調整する。
このように構成された画像処理システムにおける自動位相調整装置によると、露光時間を最小として画像を取込むことで主にノイズ成分が取込まれ、ノイズ成分が最小となる、すなわち高周波成分が最小となる時の位相をCDSのサンプルパルス1,2の位相として決定し、タイミングずれを微調整することができ、高温時等においてサンプリングタイミングに変動が発生したり、低照度時等における高精度な位相調整が望まれる際に対応できる。よって、製品のばらつき、温度依存をなくしCDSのS/Hの機能を最大限に生かした信号処理が可能となる。特に、S/Nを最大限にできる効果があり、低照度時の画質の改善に効果がある。
また、微調整の前に、必要に応じてサンプルパルスの位相のタイミングずれを粗調整することができ、タイミングずれの調整が円滑に行える。
なお、上記実施例は、フィードスルーレベル30aをクランプするタイミング信号であるサンプルパルス1と、信号レベル30bをサンプルホールドするタイミング信号であるサンプルパルス2の位相の微調整を行うものであったが、これらサンプルパルス1,2の微調整に加え、デジタル変換するためのデータをサンプル/ホールドするためのタイミングを決定するA/Dクロック信号の位相についても、図3,4のフローチャートに示したタイミング調整と同時に調整を行ってもよい。
すなわち、図5に示すように、タイミング調整にて位相が決定されたサンプルパルス2(実線)にてサンプル後、アナログ信号のゲイン増幅が始まる。A/Dクロック信号の位相は、ADCがデータをサンプルホールドした際に十分な信号振幅を得ることができるように、アナログ信号のゲイン増幅動作が完了後、立ち上がることが好ましい。
このように、アナログ信号のゲイン増幅動作が完了後、A/Dクロック信号が立ち上がるように、すなわち、A/Dクロック信号の実線で示す理想的な波形となるように、破線で示す範囲で位相を調整する。
A/Dクロック信号とサンプルパルス1,2の位相差は、予め所定の値に固定されており、タイミング調整にてサンプルパルス1,2の位相が決定されることにより、A/Dクロック信号の位相が自動的に最適値に調整される。
(実施例2)
本発明の実施例2を図6に基づいて説明する。
図6は画像処理システムのブロック図である。なお、タイミング調整回路図,タイミング調整のフローチャート,タイミングチャートは、図2ないし図5に示した例と同様である。
本実施例2は、BLOCKメモリ21にて輝度レベル検出部を兼用し、かつ、AF22にて高周波成分検出部を兼用することを特徴とするものである。BLOCKメモリ21はオート制御を行うために輝度レベルの平均値を算出するものであり、AF22はズーム機構やピント調整用の自動焦点調節機構であり、いずれも既存の画像処理システムに組み込まれている。そして、BLOCKメモリ21にて得た値より輝度を算出し、AF22にて高周波を検出する。
画像処理システムの自動位相調整は実施例1と同様であり、実施例1と同様の効果が得られる。さらに、BLOCKメモリ21にて輝度レベル検出部を兼用し、かつ、AF22にて高周波成分検出部を兼用するので、別途、輝度レベル検出部ならびに高周波成分検出部を設ける必要がなく、構造が簡単で安価である。
なお、BLOCKメモリ21にて輝度レベル検出部のみを兼用し、高周波成分検出部は新たに設けるものや、AF22にて高周波成分検出部のみを兼用し、輝度レベル検出部は新たに設けるものであってもよい。
(実施例3)
本発明の実施例3を図7ないし図10に基づいて説明する。
図7は画像処理システムのブロック図、図8,9はタイミング調整のフローチャート、図10はタイミングチャートである。なお、タイミング調整回路図は、図2に示した例と同様である。
本実施例3は、画像データを格納33または読出34を行うSDRAM16を備え、信号処理回路13にSDRAM16にアクセスするメモリコントローラ17を含むことを特徴とするものである。
タイミング調整のフローチャートに示すように、デフォルト値位相を決定する際に、SDRAM16のアクセスタイミングの位相をサンプルパルスの位相に対してずらすDRAMCK微調整(S28)を行い、再度、タイミング調整を行ってサンプルパルス位相を決定した後、SDRAM16のアクセスタイミングの位相をサンプルパルスの位相に対してずらすDRAMCK微調整(S29)を行う。
DRAMCK微調整(S29)の結果、図10に示すように、画像データを格納33または読出34の際におけるDRAMCKのアクセスタイミングの位相が、サンプルパルス1,2の位相に対してずれ、SDRAM16のノイズがアナログ映像信号に載るのを回避できる。
このように構成された画像処理システムにおける自動位相調整装置によると、実施例1と同様の効果が得られる。さらに、SDRAM16のクロックを微調整後のサンプルパルス1,2の位相を元に変更することにより、定期ノイズを回避することができる。
本発明の画像処理システムにおける自動位相調整装置は、サンプルパルスやA/Dクロック信号の位相を自動的に調整する装置として有用である。
本発明の実施例1における画像処理システムのブロック図 本発明の実施例1におけるセンサ駆動信号生成回路図 本発明の実施例1におけるタイミング調整のフローチャート 本発明の実施例1におけるタイミング調整のフローチャート 本発明の実施例1におけるタイミングチャート 本発明の実施例2における画像処理システムのブロック図 本発明の実施例3における画像処理システムのブロック図 本発明の実施例3におけるタイミング調整のフローチャート 本発明の実施例3におけるタイミング調整のフローチャート 本発明の実施例3におけるタイミングチャート 従来例における画像処理システムのブロック図 従来例におけるタイミングチャート 従来例におけるタイミング調整のフローチャート
符号の説明
10 光学レンズ
11 センサ
12 CDS/AGC/ADC部
13 信号処理回路
14 YC信号処理部
15 センサ駆動信号生成部
16 SDRAM
17 メモリコントローラ
18 輝度レベル検出部
19 高周波成分検出部
20 タイミング調整部
30 センサの出力信号
32 タイミング信号

Claims (4)

  1. センサからの画像信号を相関二重サンプリングするCDSと、
    相関二重サンプリングされた画像信号をアナログ/デジタル変換するADCと、
    前記ADCでデジタル変換された画像信号が入力されて輝度信号が生成されるYC信号処理部と、このYC信号処理部で生成された輝度信号が入力されて輝度が検出される輝度レベル検出部と、前記YC信号処理部で生成された輝度信号が入力されて高周波成分が検出される高周波成分検出部とを有する信号処理回路と、
    を備えた画像処理システムにおける自動位相調整装置であって、
    画像を取込み、前記高周波成分検出部にて検出した高周波成分が閾値以上で、かつ、前記輝度レベル検出部にて検出した輝度が最大となる時の位相を前記CDSのサンプルパルスの位相とし、サンプルパルスの位相のタイミングずれを粗調整する粗調整手段を有し、
    露光時間を複数設定可能である中の最小として画像を取込み、前記高周波成分検出部にて検出した高周波成分が最小となる時の位相を前記CDSのサンプルパルスの位相とし、サンプルパルスの位相のタイミングずれを微調整する微調整手段を有した、ことを特徴とする画像処理システムにおける自動位相調整装置。
  2. 前記輝度レベル検出部がBLOCKメモリにて兼用されている、ことを特徴とする請求項に記載の画像処理システムにおける自動位相調整装置。
  3. 前記高周波成分検出部がAF調節機構にて兼用されている、ことを特徴とする請求項1または請求項に記載の画像処理システムにおける自動位相調整装置。
  4. 画像処理システムがSDRAMを備え、前記微調整手段による微調整後のサンプルパルスの位相と、前記SDRAMのアクセスタイミングの位相とをずらすアクセスタイミング調整手段を有した、ことを特徴とする請求項1ないし請求項に記載の画像処理システムにおける自動位相調整装置。
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