JP4655653B2 - フライホイール磁石発電機 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン等の原動機により駆動されるフライホイール磁石発電機に関するものである。
エンジン用の点火装置などを駆動するためにエンジンに取り付けられる発電機として、ロータの外周側にステータが配置されるフライホイール磁石発電機が用いられている。この種の磁石発電機は例えば特許文献1に示されている。
図10及び図11は従来のこの種の発電機を示したもので、図10は同発電機の縦断面図、図11は同発電機で用いられる磁石界磁組立体の上面図である。図10に示された磁石発電機は、ロータ101と、ステータ102とにより構成されている。ロータ101は、非磁性フライホイール103と、フライホイール103内に鋳込まれた磁石界磁組立体104及びバランスウェイト105とからなっている。
非磁性フライホイール103は、アルミニウム等の非磁性材料を射出成形することにより円筒面状の外周面を有するカップ状の形状を呈するように形成されていて、その底壁部103bの中央部にはボス部103cが形成されている。フライホイールの底壁部103bの中央部にはテーパ孔103b1が形成され、ボス部103cの軸心部にはテーパ孔103b1の小径側の端部に一端がつながる貫通孔103c1が形成されている。発電機を駆動するエンジン(図示せず。)は図10においてフライホイールの右側に配置され、該エンジンのクランク軸に設けられたテーパ部がテーパ孔103b1に嵌合される。エンジンのクランク軸には、テーパ部の小径部から更に前方に突出して延びる負荷取付用軸部が一体に形成されていて、該負荷取付用軸部がボス部103cの内側の貫通孔103c1を貫通して外部に導出される。負荷取付用軸部のボス部103cから外部に突出した部分に送風機などのエンジンの負荷が取り付けられる。フライホイール103の互いに180度離れた対称位置に磁石界磁モールド部103e及びバランスウェイトモールド部103fが形成され、これらのモールド部103e及び103fにそれぞれ磁石界磁組立体104及びバランスウェイト105が鋳込まれている。
図11に示すように、磁石界磁組立体104は、フライホイールの軸線方向と直交する方向に着磁された永久磁石106と、該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコア107,107とからなっている。図10には、一対のロータコア107,107のうち、磁石106の一方の磁極面に当接された一方のロータコアのみが示されている。ロータコア107及びバランスウェイト105は、多数枚の鋼板の積層体からなっていて、それぞれの積層方向をフライホイールの軸線方向に一致させた状態で配置されている。
磁石界磁組立体104は、永久磁石106の一対の磁極面をフライホイール103の軸線方向に対して直角な方向に向けた状態でフライホイール103内に鋳込まれ、一対のロータコア107,107のそれぞれの一部がフライホイール103の外周に露呈させられることによりフライホイール103の周方向に並ぶ1対のロータ磁極が形成されている。1対のロータ磁極の一方及び他方にそれぞれ永久磁石106のN極及びS極が導出される。ロータ101は、フライホイールの底壁部に形成されたテーパ孔103b1に図示しないエンジンのクランク軸のテーパ部を嵌合させることによりエンジンに取り付けられる。
ステータ102は、鋼板の積層体からなっていて、ロータ101が回転する過程でロータ磁極に対向させられる磁極部を先端に有するコの字形のステータコア108と、ステータコア108に巻装された発電コイル組立体109とからなっている。
図示の発電コイル組立体109は、ステータコア108に巻装された発電コイルと該発電コイルを被覆する樹脂モールド部109aとからなっている。この例で示した発電コイルは、エンジン用の点火コイルとして用いられるもので、一次コイル及び二次コイルからなっており、モールド部109a内で二次コイルの出力端子に一端が接続された高圧コード110がモールド部の一部から外部に導出されている。高圧コード110の他端は図示しないエンジンの気筒に取り付けられた点火プラグの非接地側の端子に接続される。
発電コイル組立体109は、点火コイルの一次電流を制御する図示しない点火回路とともにエンジンを点火する点火装置を構成する。
特開平8−65930号公報
上記の磁石発電機において、十分な発電出力を得るためには、永久磁石106として相当の大きさを有するものを用いる必要がある。またロータコア107,107は磁石106から十分に多くの磁束を取り出すために、それぞれの積層面が永久磁石106の磁極面とある程度大きな接触面積をもって接触している必要がある。そのため、従来のこの種の発電機では、図11に見られるように、ロータコア107の積層厚Tが、磁石106の磁極面の幅寸法に近い大きさになっていた。
一方ステータコア108の積層厚tは、発電コイル109の大きさとの関係で、ロータコア107の積層厚Tよりはかなり薄くせざるを得ないため、ロータコア107の積層厚Tがステータコアの積層厚t(図10参照)の約1.7倍程度になり、ロータコアの積層厚とステータコアの積層厚との差が大きくなる。そのため、図12に示したように、ロータコア107の磁極部107aがステータコア108の磁極部108aに対向した際にロータコア107の磁極部がステータコアの積層方向端部より大きくはみ出した状態になり、ロータコア107の磁極部107aから外部に漏洩する磁束φrの量が多くなって発電に利用される磁束量が少なくなり、発電出力が低下するという問題があった。
また従来のこの種の発電機では、ロータコアの磁極部がステータコアの磁極部に対向した際に生じる漏洩磁束が多いため、所定の発電出力を確保するには、永久磁石106として、フライホイールの軸線方向に測った幅寸法が大きい大形のものを用いる必要があった。そのため、ロータの軸線方向寸法が大きくなり、発電機が大形になるという問題があった。
本発明の目的は、ロータコアの磁極がステータコアの磁極部に対向した際に生じる漏洩磁束を少なくして発電性能を高めることができるようにしたフライホイール磁石発電機を提供することある。
本発明の他の目的は、従来と同等の出力を得る場合、永久磁石として従来より小形のものを用いてロータの軸線方向寸法の縮小を図ることができるようにしたフライホイール磁石発電機を提供することにある。
本発明の他の目的は、発電性能を低下させることなくロータコアの厚さを従来よりも薄くして、磁石界磁組立体の小形軽量化を図ることができるようにしたフライホイール磁石発電機を提供することにある。
本発明は、円筒面状の外周面を有するように形成された非磁性フライホイールと、永久磁石及び該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコアを有して永久磁石の一対の磁極面をフライホイールの軸線方向に対して直角な方向に向けた状態でフライホイール内に鋳込まれた磁石界磁組立体とを備えて、一対のロータコアのそれぞれの一部がフライホイールの外周に露呈させられることによりフライホイールの周方向に並ぶ1対のロータ磁極が形成されたロータと、このロータが回転する過程でロータ磁極に対向させられる磁極部を有するステータ鉄心に発電コイルを巻装してなるステータとを備えたフライホイール磁石発電機を対象とする。
本発明においては、磁石界磁組立体を構成する各ロータコアが、フライホイールの軸線方向に測った永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなるコア本体と、強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部と該側板主部の永久磁石側の端部から永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端がコア本体から離れた位置で終端した折り曲げ部とを一体に有する側板とを備えている。
上記のように、ロータコアに折り曲げ部を有する側板を設けて、該側板の折り曲げ部を永久磁石の磁極面に当接させる構造にすると、永久磁石から側板を通してもロータコアに磁束を流すことができるため、ロータコアの積層厚を薄くしても、永久磁石からの磁束をステータコア側に効率よく伝達することができる。従って、ロータコアの積層厚を薄くして、ロータ磁極の積層厚とステータコアの積層厚との差を少なくすることができ、ロータ磁極がステータコアの磁極部に対向した際に生じる漏洩磁束を少なくして、高い発電性能を得ることができる。また漏洩磁束を少なくすることができるため、従来と同じ発電出力を得るのであれば、従来よりも小形の永久磁石を用いてロータの径及び軸線方向寸法の縮小を図ることができ、ロータの小形化を図ることができる。
また上記のように構成すると、ロータコアの積層厚を薄くしてロータコアの重量を削減することができるため、バランスウェイトの小形化を図ることができる。従って、本発明によれば、ロータコアを構成する鋼板の枚数を少なくすることができることと、バランスウェイトを構成する材料を少なくすることができることとが相俟って、省資源化を図ることができ、ロータの軽量化とコストの低減とを図ることができる。
更に上記のように構成すると、ロータの外周寄りに配置されるロータコアの軽量化とバランスウェイトの軽量化とを図ることができるため、ロータの慣性モーメントを小さくすることができる。ロータの慣性モーメントを小さくできることは、ロータをエンジンに取り付ける場合に、エンジンの加減速のレスポンスを向上させることに役立つ。
本発明の好ましい態様では、磁石界磁組立体を構成する各ロータコアが、フライホイールの軸線方向に測った永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向の一端を永久磁石の磁極面の幅方向の一端寄りの位置に位置させた状態で配置されて一つの積層面が永久磁石の磁極面に当接されたコア本体と、強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の他端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部と該側板主部の永久磁石側の端部から直角に折れ曲がって永久磁石の磁極面の幅方向の他端側に伸びて先端が永久磁石の磁極面の幅方向の他端寄りの位置で終端した折り曲げ部とを一体に有する側板とを備えていて、側板の折り曲げ部がコア本体の一つの積層面とともに永久磁石の磁極面に当接される。
本発明の他の好ましい態様では、磁石界磁組立体を構成する各ロータコアが、フライホイールの軸線方向に測った永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向の一端を永久磁石の磁極面の幅方向の一端寄りの位置に位置させた状態で配置されて一つの積層面が永久磁石の磁極面に対向配置されたコア本体と、強磁性材料からなっていてコア本体の積層方向の一端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部と該側板主部の永久磁石側の端部から直角に折れ曲がって永久磁石とコア本体の積層面との間を通して永久磁石の磁極面に沿って伸びて先端が永久磁石の幅方向の他端寄りの位置で終端した折り曲げ部とを一体に有する側板とを備えていて、側板の折り曲げ部が永久磁石の磁極面に当接される。
本発明の更に他の好ましい態様では、磁石界磁組立体を構成する各ロータコアが、フライホイールの軸線方向に測った永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向に対して直角な方向の一端側の積層面が前記永久磁石の磁極面の幅方向の中間部に当接されたコア本体と、強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の一端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された第1の側板主部と該第1の側板主部の前記永久磁石側の端部から前記永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が永久磁石の磁極面の幅方向の一端寄りの位置で終端した第1の折り曲げ部とを一体に有する第1の側板と、コア本体の積層方向の他端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された第2の側板主部と該第2の側板主部の永久磁石側の端部から永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が永久磁石の磁極面の幅方向の他端寄りの位置で終端した第2の折り曲げ部とを一体に有する第2の側板とを備えていて、第1の折り曲げ部と第2の折り曲げ部とが永久磁石の磁極面に当接される。
上記ロータコアの厚さ(積層厚)は、ステータコアの厚さとの差をできるだけ小さくするように設定するのが好ましい。本発明の好ましい態様では、フライホイールの軸線方向に測ったロータコアの厚さが、同じくフライホイールの軸線方向に測ったステータコアの厚さに等しく設定される。
以上のように、本発明によれば、ロータコアに折り曲げ部を有する側板を設けて、該側板の折り曲げ部を永久磁石の磁極面に当接させる構造にすることにより、永久磁石から側板を通してロータコアに磁束を流すことができるようにして、ロータコアの積層厚を薄くしても、永久磁石からの磁束をステータコア側に効率よく伝達することができるようにしたため、ロータコアの積層厚を薄くして、ロータ磁極の積層厚とステータコアの積層厚との差を少なくすることができる。従って、ロータ磁極がステータコアの磁極部に対向した際に生じる漏洩磁束を少なくして、高い発電性能を得ることができる。また漏洩磁束を少なくすることができるため、従来と同じ発電出力を得るのであれば、従来よりも小形の永久磁石を用いてロータの径及び軸線方向寸法の縮小を図ることができ、ロータの小形化を図ることができる。
また本発明によれば、ロータコアの厚さを薄くしてロータコアの重量を削減することができるため、バランスウェイトの小形化を図ることができ、ロータコアを構成する鋼板の枚数を少なくすることができることと、バランスウェイトを構成する材料を少なくすることができることとが相俟って、ロータの軽量化とコストの低減とを図ることができる。
更に本発明によれば、ロータの外周寄りに配置されるロータコアの軽量化とバランスウェイトの軽量化とを図ることができるため、ロータの慣性モーメントを小さくして、ロータをエンジンに取り付ける場合に、エンジンの加減速のレスポンスを向上させることができる。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施形態を示したもので、図1は同実施形態に係わる磁石発電機の構成を示す正面図、図2は同磁石発電機の背面図、図3は図1のIII−III線に沿って断面して示した縦断面図、図4はロータの要部の拡大断面図、図5は図4のV−V線に沿って断面して示した磁石界磁組立体の断面図である。
これらの図において、1はロータ、2はステータである。ロータ1は、アルミニウムの射出成形品からなる非磁性フライホイール3と、フライホイール3内に鋳込まれた磁石界磁組立体4及びバランスウェイト5とからなっている。
フライホイール3は、円筒面状の外周面を有する周壁部3aと該周壁部の軸線方向の一端を閉じる底壁部3bとを有するカップ状の形状に形成されていて、その底壁部3bの中央部には、フライホイールの内側に突出したボス部3cが形成され、底壁部3bの外面には多数の冷却風送風羽根3dが形成されている。フライホイールの底壁部3bの中央部を貫通させてテーパ孔3b1が形成され、ボス部3cの軸心部には、テーパ孔3b1の小径側の端部に一端がつながる貫通孔3c1が形成されている。テーパ孔3b1には、発電機を駆動する図示しないエンジンのクランク軸に設けられたテーパ部が嵌合される。エンジンのクランク軸には、テーパ部の小径部から更に前方に突出して延びる負荷取付用軸部が一体に形成されていて、該負荷取付用軸部がボス部3cの内側の貫通孔3c1を貫通して外部に導出され、負荷取付用軸部のボス部3cから外部に突出した部分に送風機などのエンジンの負荷が取り付けられる。フライホイール3の互いに180度離れた対称位置に磁石界磁モールド部3e及びバランスウェイトモールド部3fが形成され、これらのモールド部3e及び3fにそれぞれ磁石界磁組立体4及びバランスウェイト5が鋳込まれている。
図4及び図5に示すように、磁石界磁組立体4は、フライホイールの軸線方向と直交する方向に着磁された永久磁石6と、該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコア7,7とからなっている。各ロータコア7は、全体がほぼ扇形を呈するように形成されていて、図4に示されているように、その周方向の一端側の積層面には、永久磁石6を嵌合させるための浅い溝部7aが形成されている。
各ロータコア7は、コア本体701と側板702とからなっている。コア本体701は、全体がほぼ扇形を呈して周方向の一端に溝部7aを形成するための切欠きが形成された鋼板を、フライホイール3の軸線方向に測った永久磁石6の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚Tをもって多数枚積層して構成したほぼ扇形の鋼板積層体からなっている。図5に示したように、コア本体701は、その積層方向をフライホイールの軸線方向に向け、かつその積層方向の一端701aを永久磁石6の磁極面の幅方向の一端6a寄りの位置に位置させた状態で配置される。
側板702は、強磁性材料の板(この例では鋼板)により、コア本体701を構成する鋼板と同寸法同形状を有するように形成されて、コア本体701の積層方向の他端701b側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部702aと、この側板主部702aの永久磁石6側の端部から直角に折れ曲がって永久磁石6の磁極面に沿って該磁極面の幅方向の他端6b側に伸びる折り曲げ部702bとを一体に有している。折り曲げ部702bは、その先端が永久磁石6の磁極面の幅方向の他端6b寄りの位置(コア本体701から離れた位置、図示の例では、磁石6の磁極面の幅方向の他端6bに一致する位置)で終端するように設けられている。
各ロータコア7を構成するコア本体701と側板主部702aとはリベット703により締結されて一体化されている。そして、各ロータコア7の周方向の一端側に形成された溝部7a内に永久磁石6の端部が嵌合され、各ロータコア7の溝部7aの底部を構成するコア本体の一つの積層面701Aと、側板の折り曲げ部702bとが、永久磁石6の対応する磁極面に当接されている。これら双方が永久磁石の磁極面に当接されることにより、ロータコア7と永久磁石6の磁極面との接触面積の増大が図られている。
磁石界磁組立体4は、永久磁石6の一対の磁極面をフライホイール3の軸線方向に対して直角な方向に向けた状態でフライホイール3の磁石界磁モールド部3e内に鋳込まれている。一対のロータコア7,7のそれぞれの一部がフライホイール3の外周に露呈されることによりフライホイールの周方向に並ぶ1対のロータ磁極P1及びP2が形成され、これら1対のロータ磁極の一方及び他方にそれぞれ永久磁石6のN極及びS極が導出されている。
バランスウェイト5は、ほぼ扇形を呈するように打ち抜かれた鋼板を積層してリベット501により締結した鋼板積層体からなっていて、その積層方向をフライホイールの軸線方向に向けた状態で、フライホイールのバランスウェイトモールド部3fに鋳込まれている。
なお図2及び図4においてhは、磁石界磁組立体4及びバランスウェイト5をフライホイール3に鋳込む際に両者を型内に位置決めする位置決めピンが嵌合していた孔である。
ステータ2は、ロータ1が回転する過程でロータ磁極に対向させられる磁極部を先端に有するコの字形のステータコア8と、ステータコア8に巻装された発電コイル組立体9とからなっている。ステータコア8も鋼板の積層体からなっていて、本実施形態では、ステータコア8の積層厚とロータコア7の積層厚とが等しく設定されている。
図示の発電コイル組立体9は、ステータコア8に巻装された発電コイルと該発電コイルを被覆する樹脂モールド部9aとからなっている。図示の発電コイルは、エンジン用の点火コイルとして用いられるもので、一次コイル及び二次コイルからなっており、モールド部9a内で二次コイルの出力端子に一端が接続された高圧コード10がモールド部の一部から外部に導出されている。高圧コード10の他端は図示しないエンジンの気筒に取り付けられた点火プラグの非接地側の端子に接続される。
発電コイル組立体(点火コイル)9は、その一次コイルを流れる電流を制御する一次電流制御回路とともにエンジン用の点火装置を構成する。図示の発電機においては、ロータ1が回転する過程でロータ磁極がステータコアの磁極部の位置を通過する際にステータコア内で磁束の変化が生じ、この磁束の変化により点火コイルの一次コイルに電圧が誘起する。一次電流制御回路は、エンジンの点火時期に点火コイルの一次電流を制御して該一次電流に急激な変化を生じさせ、この一次電流の変化により二次コイルに点火用の高電圧を誘起させる。この高電圧は高圧コード10を通してエンジンの気筒に取り付けられた点火プラグに印加されるため、該点火プラグで火花放電が生じてエンジンが点火される。一次電流制御回路の構成部品はユニット化されて発電コイル組立体の外部に配置される場合もあるが、一次コイル及び二次コイルと共にモールド部9a内に配置される場合もある。
なお本実施形態では、発電コイル組立体9の発電コイルが一次コイル及び二次コイルからなっていてエンジン用の点火コイルを構成しているが、エンジン用点火装置の電源等として用いられる単一の発電コイルと、該発電コイルを被覆する樹脂モールド部とにより発電コイル組立体9が構成される場合もある。
上記のように、各ロータコア7を鋼板の積層体からなるコア本体701と、折り曲げ部を有する側板702を設けて、該側板の折り曲げ部702を永久磁石6の対応する磁極面に当接させる構造にすると、永久磁石6から側板702を通してロータコア7に磁束を流すことができるため、ロータコアの積層厚を薄くしても、永久磁石6からの磁束をステータコア8側に効率よく伝達することができる。従って、図9に示すように、ロータコア7の積層厚を薄くして、ロータコア7の積層厚とステータコア8の積層厚との差を少なくすることができ、ロータ磁極P1,P2がステータコア8の磁極部8a,8bに対向した際に生じる漏洩磁束を少なくして、高い発電性能を得ることができる。また漏洩磁束を少なくすることができるため、従来と同じ発電出力を得るのであれば、図6に示すように、従来よりも小形の永久磁石6を用いてロータ1の径及び軸線方向寸法の縮小を図ることができ、ロータの小形化を図ることができる。
また上記のように構成すると、ロータコア7の積層厚を薄くしてロータコアの重量を削減することができるため、バランスウェイト5の小形化を図ることができる。従って、ロータコア7を構成する鋼板の枚数を少なくすることができることと、バランスウェイト5を構成する材料を少なくすることができることとが相俟って、省資源化を図ることができ、ロータの軽量化とコストの低減とを図ることができる。
更に上記のように構成すると、ロータ1の外周側に配置されるロータコアの軽量化とバランスウェイトの軽量化とを図ることができるため、ロータ1の慣性モーメントを小さくして、ロータ1をエンジンに取り付ける場合に、エンジンの加減速のレスポンスを向上させることができる。
本発明において、磁石界磁組立体4を構成するために用いる各ロータコア7は、フライホイール3の軸線方向に測った永久磁石6の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなるコア本体701と、強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部702aと該側板主部の永久磁石側の端部から永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が永久磁石の幅方向の他端寄りの位置(コア本体701から離れた位置)で終端した折り曲げ部702bとを一体に有する側板とを備えていればよく、ロータコアの構成は、上記の例に限定されない。
例えば、図7に示したように各ロータコア7を構成することもできる。図7に示したロータコア7は、フライホイールの軸線方向に測った永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向の一端701aを永久磁石の磁極面の幅方向の一端6a付近に位置に位置させた状態で配置されて一つの積層面701Aが永久磁石6の磁極面に対向配置されたコア本体701と、強磁性材料からなっていてコア本体701の積層方向の一端701a側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部702aと該側板主部702aの永久磁石6側の端部から直角に折れ曲がって永久磁石とコア本体701の積層面との間を通して永久磁石の磁極面の幅方向の他端6b側に伸びて先端が永久磁石6の幅方向の他端寄りの位置(コア本体701から離れた位置)で終端した折り曲げ部702bとを一体に有する側板702とにより構成され、側板702の折り曲げ部702bが永久磁石6の対応する磁極面に当接させられている。図7に示した例では、側板702の折り曲げ部702bの先端が永久磁石6の幅方向の他端6bの位置に一致する位置で終端させられている。
また図8に示すように、コア本体701と、該コア本体701の積層方向の一端及び他端に当接された第1の側板702及び第2の側板702′とによりロータコア7を構成してもよい。図8に示されたロータコア7は、永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもってフライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向に対して直角な方向の一端側の積層面701Aが永久磁石の磁極面の幅方向の中間部に当接されたコア本体701と、強磁性材料からなっていてコア本体701の積層方向の一端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された第1の側板主部702aと該第1の側板主部702aの永久磁石6側の端部から永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が永久磁石6の磁極面の幅方向の一端寄りの位置で終端した第1の折り曲げ部702bとを一体に有する第1の側板702と、コア本体701の積層方向の他端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された第2の側板主部702a′と該第2の側板主部の永久磁石側の端部から永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が永久磁石の磁極面の幅方向の他端寄りの位置で終端した第2の折り曲げ部702b′とを一体に有する第2の側板702′とを備えていて、第1の折り曲げ部702bと第2の折り曲げ部702b′とが、コア本体701の積層面701Aとともに永久磁石の対応する磁極面に当接されている。
上記の説明では、フライホイール3のボス部3cを貫通して外部に導出されたクランク軸の端部に更に送風機等の負荷が取り付けられる(フライホイール3がエンジンの機械的負荷とエンジンとの間に配置される)としたが、本発明は、フライホイールがクランク軸の先端に取り付けられる構造の磁石発電機にも適用することができる。
また上記の例では、フライホイール3の底壁部3bの外面をエンジン側に向けて配置しているが、フライホイールの底壁部の内面をエンジン側に向けて取り付ける構造のフライホイール磁石発電機にも本発明を適用することができるのはもちろんである。
本発明の一実施形態に係わる磁石発電機の構成を示す正面図である。 同磁石発電機の背面図である。 図1のIII−III線に沿って断面して示した同磁石発電機の縦断面図である。 同磁石発電機で用いるロータの要部の拡大断面図である。 図4のV−V線に沿って断面して示した磁石界磁組立体の断面図である。 本発明で用いる磁石界磁組立体の変形例を示した図5と同様の断面図である。 本発明で用いる磁石界磁組立体の他の変形例を示した図5と同様の断面図である。 本発明で用いる磁石界磁組立体の更に他の変形例を示した図5と同様の断面図である。 本発明の実施形態において互いに対向するステータの磁極部とロータの磁極との関係を説明するための説明図である。 従来の磁石発電機の構成を示した縦断面図である。 従来の磁石発電機で用いられていた磁石界磁組立体の構成を示した断面図である。 従来の磁石発電機において互いに対向するステータの磁極部とロータの磁極との関係を説明するための説明図である。
符号の説明
1 ロータ
2 ステータ
3 フライホイール
4 磁石界磁組立体
5 バランスウェイト
6 永久磁石
7 ロータコア
701 コア本体
702 側板
702a 側板主部
702b 折り曲げ部
8 ステータコア
9 発電コイル組立体

Claims (5)

  1. 円筒面状の外周面を有するように形成された非磁性フライホイールと、永久磁石及び該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコアを有して前記永久磁石の一対の磁極面を前記フライホイールの軸線方向に対して直角な方向に向けた状態で前記フライホイール内に鋳込まれた磁石界磁組立体とを備えて、前記一対のロータコアのそれぞれの一部が前記フライホイールの外周に露呈させられることにより前記フライホイールの周方向に並ぶ1対のロータ磁極が形成されたロータと、
    前記ロータが回転する過程で前記ロータ磁極に対向させられる磁極部を有するステータ鉄心に発電コイルを巻装してなるステータとを備えたフライホイール磁石発電機において、
    前記磁石界磁組立体を構成する各ロータコアは、
    前記フライホイールの軸線方向に測った前記永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもって前記フライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなるコア本体と、
    強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部と該側板主部の前記永久磁石側の端部から前記永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が前記コア本体から離れた位置で終端した折り曲げ部とを一体に有する側板と、
    を備えていることを特徴とするフライホイール磁石発電機。
  2. 円筒面状の外周面を有するように形成された非磁性フライホイールと、永久磁石及び該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコアを有して前記永久磁石の一対の磁極面を前記フライホイールの軸線方向に対して直角な方向に向けた状態で前記フライホイール内に鋳込まれた磁石界磁組立体とを備えて、前記一対のロータコアのそれぞれの一部が前記フライホイールの外周に露呈させられることにより前記フライホイールの周方向に並ぶ1対のロータ磁極が形成されたロータと、
    前記ロータが回転する過程で前記ロータ磁極に対向させられる磁極部を有するステータ鉄心に発電コイルを巻装してなるステータとを備えたフライホイール磁石発電機において、
    前記磁石界磁組立体を構成する各ロータコアは、
    前記フライホイールの軸線方向に測った前記永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもって前記フライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向の一端を前記永久磁石の磁極面の幅方向の一端寄りの位置に位置させた状態で配置されて一つの積層面が前記永久磁石の磁極面に当接されたコア本体と、
    強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の他端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部と該側板主部の前記永久磁石側の端部から直角に折れ曲がって前記永久磁石の磁極面の幅方向の他端側に伸びて先端が前記永久磁石の磁極面の幅方向の他端寄りの位置で終端した折り曲げ部とを一体に有する側板と、
    を備え、
    前記側板の折り曲げ部が前記コア本体の前記一つの積層面とともに前記永久磁石の磁極面に当接されていることを特徴とするフライホイール磁石発電機。
  3. 円筒面状の外周面を有するように形成された非磁性フライホイールと、永久磁石及び該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコアを有して前記永久磁石の一対の磁極面を前記フライホイールの軸線方向に対して直角な方向に向けた状態で前記フライホイール内に鋳込まれた磁石界磁組立体とを備えて、前記一対のロータコアのそれぞれの一部が前記フライホイールの外周に露呈させられることにより前記フライホイールの周方向に並ぶ1対のロータ磁極が形成されたロータと、
    前記ロータが回転する過程で前記ロータ磁極に対向させられる磁極部を有するステータ鉄心に発電コイルを巻装してなるステータとを備えたフライホイール磁石発電機において、
    前記磁石界磁組立体を構成する各ロータコアは、
    前記フライホイールの軸線方向に測った前記永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもって前記フライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて、積層方向の一端を前記永久磁石の磁極面の幅方向の一端寄りの位置に位置させた状態で配置されて一つの積層面が前記永久磁石の磁極面に対向配置されたコア本体と、
    強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の一端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された側板主部と、該側板主部の前記永久磁石側の端部から直角に折れ曲がって前記永久磁石とコア本体の積層面との間を通して前記永久磁石の磁極面の幅方向の他端側に伸びて先端が前記永久磁石の幅方向の他端寄りの位置で終端した折り曲げ部とを一体に有する側板と、
    を備え、
    前記側板の折り曲げ部が前記永久磁石の磁極面に当接されていることを特徴とするフライホイール磁石発電機。
  4. 円筒面状の外周面を有するように形成された非磁性フライホイールと、永久磁石及び該永久磁石の一対の磁極面にそれぞれ当接された一対のロータコアを有して前記永久磁石の一対の磁極面を前記フライホイールの軸線方向に対して直角な方向に向けた状態で前記フライホイール内に鋳込まれた磁石界磁組立体とを備えて、前記一対のロータコアのそれぞれの一部が前記フライホイールの外周に露呈させられることにより前記フライホイールの周方向に並ぶ1対のロータ磁極が形成されたロータと、
    前記ロータが回転する過程で前記ロータ磁極に対向させられる磁極部を有するステータ鉄心に発電コイルを巻装してなるステータとを備えたフライホイール磁石発電機において、
    前記磁石界磁組立体を構成する各ロータコアは、
    前記フライホイールの軸線方向に測った前記永久磁石の磁極面の幅寸法よりも小さい積層厚をもって前記フライホイールの軸線方向に積層された多数枚の鋼板からなっていて積層方向に対して直角な方向の一端側の積層面が前記永久磁石の磁極面の幅方向の中間部に当接されたコア本体と、
    強磁性材料からなっていて該コア本体の積層方向の一端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された第1の側板主部と該第1の側板主部の前記永久磁石側の端部から前記永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が前記永久磁石の磁極面の幅方向の一端寄りの位置で終端した第1の折り曲げ部とを一体に有する第1の側板と、
    前記コア本体の積層方向の他端側の最端部の鋼板の上に重ねて配置された第2の側板主部と該第2の側板主部の前記永久磁石側の端部から前記永久磁石の磁極面に沿って直角に折れ曲がって先端が前記永久磁石の磁極面の幅方向の他端寄りの位置で終端した第2の折り曲げ部とを一体に有する第2の側板と、
    を備え、
    前記第1の折り曲げ部と第2の折り曲げ部とが前記コア本体の前記一端側の積層面とともに前記永久磁石の磁極面に当接されていることを特徴とするフライホイール磁石発電機。
  5. 前記フライホイールの軸線方向に測ったロータコアの厚さは、前記フライホイールの軸線方向に測った前記ステータコアの厚さに等しく設定されている請求項1ないし4のいずれか1つに記載のフライホイール磁石発電機。
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