JP4654932B2 - 車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置 - Google Patents

車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4654932B2
JP4654932B2 JP2006035247A JP2006035247A JP4654932B2 JP 4654932 B2 JP4654932 B2 JP 4654932B2 JP 2006035247 A JP2006035247 A JP 2006035247A JP 2006035247 A JP2006035247 A JP 2006035247A JP 4654932 B2 JP4654932 B2 JP 4654932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
alternator
power supply
vehicle
state detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006035247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007210554A (ja
Inventor
健 呉竹
博明 田淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006035247A priority Critical patent/JP4654932B2/ja
Publication of JP2007210554A publication Critical patent/JP2007210554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4654932B2 publication Critical patent/JP4654932B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、バッテリとオルタネータとを備える車両用電源装置、及び、該電源装置において用いられるバッテリ状態検知装置に関する。
従来から、交流インピーダンス法を用いた鉛蓄電池の内部インピーダンスの測定方法ないし鉛蓄電池の劣化判定方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−037380号公報
しかしながら、交流インピーダンス法を用いて車両使用状態で車両のバッテリの状態を検知するには、交流発生源を新たに車両に搭載しなければならず、レイアウトやコストの観点から問題点がある。
そこで、本発明は、交流発生源を新たに車両に搭載することなく、交流インピーダンス法により車両のバッテリの状態を検知することができる車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、車載負荷に接続されるバッテリと、車両の駆動源に接続されるオルタネータとを備える車両用電源装置において、
オルタネータが発生する交流電流を、整流回路を介して整流して、バッテリに導く第1電流経路と、
オルタネータが発生する交流電流を、整流回路を介することなく、バッテリに導く第2経路とを備え
第2経路に、オルタネータとバッテリとの間の導通/非導通状態を切り替えるスイッチング手段を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る車両用電源装置において、
第2経路を介して交流電流が導かれるときのバッテリのインピーダンス特性に基づいて、バッテリの状態を検知するバッテリ状態検知手段を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係る車両用電源装置において、
バッテリ状態検知手段は、交流インピーダンス法により、バッテリの内部抵抗を算出することを特徴とする。
本発明によれば、交流発生源を新たに車両に搭載することなく、交流インピーダンス法により車両のバッテリの状態を検知することができる車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る車両用電源装置10の実施例1を示すシステム構成図である。本実施例の車両用電源装置10は、バッテリ12を備えている。バッテリ12は、12V程度の電圧を有する鉛バッテリ(メインバッテリ)である。但し、バッテリ12として、例えばリチウムイオン電池、燃料電池や電気2重層キャパシタ等の容量性負荷のような、その他のバッテリが用いられても良い。
バッテリ12には、エンジンの回転により発電する交流発電機34(以下、「オルタネータ34」という。)が接続される。オルタネータ34の発電量は、例えばエンジンを制御するEFI・ECUにより、車両の走行状態に応じて制御される。例えば、車両の定常走行時やエンジンのアイドル運転時には、オルタネータ34の発電電圧は、バッテリ12の放電が生じないような値(例えば14V)に調整される。また、車両減速時(回生ブレーキ作動時)には、オルタネータ34の発電電圧は、定常走行時やアイドル運転時に比して大きな値に調整される。また、車両加速時には、バッテリ12の入出力電流の積算値を目標値に近づけるようにオルタネータ34の発電電圧が調整される。尚、本発明は、オルタネータ34の発電制御を特定するものでなく、如何なる態様の発電制御に対しても適用可能である。
オルタネータ34は、図1に示すように、例えば3相交流を発生するように構成されている。具体的には、オルタネータ34は、図1に示すように、120度間隔で配置された3つのコイル35a,35b,35cを有し、エンジンの回転に同期した3相の交流電流を発生する。3相の交流電流は、6つのダイオードからなる整流回路(レクティファイア)36による3相全波整流作用によって、直流波形として直流波形出力端子34bに出力される。尚、図1に示す例では、直流波形出力端子34bの前段には、直流電流のノイズ成分等を除去するためのフィルタを内蔵した整流回路36が設けられる。かくして得られた直流波形は、直流電流供給線50を介して、バッテリ12及び各種負荷60に供給される。
直流電流供給線50は、オルタネータ34の直流波形出力端子(プラス端子)34bと、バッテリ12及び各種負荷60の各端子(プラス端子)との間を接続し、バッテリ12への分岐線50aには、制御リレー70Bが設けられる。各種負荷60は、スタータ、トランスミッション、オーディオ装置、空調装置、ヘッドランプ、フォグランプ、コーナリングシグナルランプ、コーナーランプ等のランプ類、カーナビゲーション、メータ類、デフォガ、ワイパやパワーウィンドを駆動するアクチュエータ等を含む、各種補機(車載機器)である。配線53は、後述のバッテリ状態検知ECU14とオルタネータ34の入力端子34c間を接続し、オルタフィールドコイル35dと接続している。バッテリ状態検知ECU14は、オルタフィールド駆動信号を配線53を介し、オルタフィールドコイル35dへ供給することでオルタ出力電流を可変する。
本実施例のオルタネータ34は、図1に示すように、直流波形出力端子34bに加えて、交流電流を出力する交流波形出力端子34aを備える。交流波形出力端子34aは、例えば図1に示すように、2つのコイル35a,35bの接続部から、3つのコイル35a,35b,35cで生成される3相交流を取り出す端子である。この交流波形出力端子34aから出力されるオルタネータ34の交流波形は、交流電流供給線52を介して、バッテリ12に供給される。具体的には、交流電流供給線52は、図1に示すように、直流成分を除去するためのコンデンサ52a及び制御リレー70Aを介して、交流波形出力端子34aと、バッテリ12の端子(プラス端子)との間を接続する。交流電流供給線52は、直流電流供給線50(分岐線50a)におけるバッテリ12と制御リレー70Aとの間に接続されている。従って、本実施例では、バッテリ12には、2つの制御リレー70A及び制御リレー70Bに対する制御により、選択的に直流波形又は交流波形が印加できるように構成されている。
通常時は、制御リレー70Aがオフ状態にあり、制御リレー70Bがオン状態にあり、バッテリ12には直流波形が印加される。この状態では、オルタネータ34で発生する電力によりバッテリ12の充電が行われたり、バッテリ12から持ち出される電力により各種負荷60が動作したりすることができる。
車両用電源装置10は、バッテリ12の状態を検知する機能を実現する電子制御ユニット14(以下「バッテリ状態検知ECU14」という)を備える。電子制御ユニット14は、CPUを中心として構成されており、以下詳説するバッテリ検知機能を実現するプログラムやデータが記憶されたROM、RAM、I/O等を備えている。尚、バッテリ状態検知ECU14の機能は、他のECU(典型的には、EFI・ECU)により実現されてもよい。
バッテリ状態検知ECU14には、バッテリ電流及びバッテリ電圧と、バッテリ温度が入力される。バッテリ電流は、電流センサ16により検出される。電流センサ16は、例えばバッテリ12のプラス端子に取り付けられ、バッテリ12の充放電電流量を所定のサンプリング周期で検出して、その信号をバッテリ状態検知ECU14に供給する。電流センサ16は、例えばホールICを用いて、充放電電流量によりコア部に生ずる磁束密度の変化量を、電圧に変換してバッテリ状態検知ECU14に出力するものであってよい。バッテリ電圧は、電圧センサにより検出される。電圧センサは、バッテリ12のプラス端子に取り付けられ、バッテリ12の端子電圧を所定のサンプリング周期で検出し、その信号をバッテリ状態検知ECU14に供給する。
バッテリ温度は、バッテリ温度センサ18により検出される。バッテリ温度センサ18は、サーミスタからなるセンサ部を有し、例えばバッテリ12のインシュレーター側面に取り付けられ、バッテリ12の液温(バッテリ温度)を所定のサンプリング周期で検出し、その信号をバッテリ状態検知ECU14に供給する。
バッテリ状態検知ECU14は、このようにして所定周期毎に入力されるバッテリ電流、バッテリ電圧及びバッテリ温度に基づいて、バッテリ12の状態を検知する。バッテリ状態検知ECU14により検知されるバッテリ12の状態は、バッテリ12の交換を促す警告表示の出力タイミングの決定や、上述のオルタネータ34の制御等に利用することができる。バッテリ12の状態は、バッテリ12の残存容量や劣化レベルを含み、このバッテリ12の状態を高精度に判定するためには、バッテリ12の内部抵抗が高精度に検出される必要がある。
バッテリの内部抵抗を算出方法としては、例えば特開2005−037380号公報に開示されるように、交流インピーダンス法による算出方法が知られている。この算出方法は、バッテリに微少な正弦波電圧振幅を与えて応答電流(入力信号と出力信号の位相差)を解析するものである。具体的には、測定されたインピーダンスを複素平面上にプロットし、これによって得られるCole−Coleプロット(インピーダンス特性)に現れる半円部の直径に基づいて、バッテリの内部抵抗を求める方法である。
この交流インピーダンス法は、バッテリ一般の内部抵抗を高い精度で検知できる点で好適であるにも拘らず、車両用のバッテリ12の算出方法としては用いられていない。これは、車両では直流電流を用いて各種負荷60を作動させることが一般的であるが故に、車両には交流電源が存在しないことに起因する。従って、従来的には、車両用バッテリの内部抵抗を算出方法としては、例えば特開2004−31170号公報に開示されるように、バッテリ12に流れる直流電流(充放電電流)に基づく算出方法が一般的である。
これに対して、本実施例では、以下で図2を参照して説明するように、オルタネータ34の交流波形を利用することで、交流インピーダンス法によりバッテリ12の内部抵抗を算出することを可能とする。
図2は、本実施例のバッテリ状態検知ECU14により実行される内部抵抗検知処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、内部抵抗検知処理を開始するための条件が成立したか否かが判断される。この開始条件としては、例えば、バッテリ温度が−10度以上であり、且つ、イグニションスイッチがオンになってから所定時間経過した場合に成立するものであってよい。或いは、内部抵抗検知処理は、車両走行中に所定条件が成立したとき(例えば満充電判定時)や、イグニションスイッチがオフになったときに実行されてもよい。尚、イグニションスイッチがオフになったときに実行される場合には、エンジンを所定時間だけ連続運転させることとする。
ステップ110では、バッテリ状態検知ECU14は、バッテリ12の内部抵抗を交流インピーダンス法により算出すべく、バッテリ12にオルタネータ34からの交流波形が印加される状態を形成する。具体的には、バッテリ状態検知ECU14は、制御リレー70Bをオフに切り替えてバッテリ12に対する直流電流の供給状態を切断すると共に、制御リレー70Aをオンに切り替えてバッテリ12に対する交流電流の供給状態を形成する。尚、制御リレー70Bが分岐線50aに設定されていることから、制御リレー70Bをオフに切り替えた場合であっても、各種負荷60への電力供給が途絶えることは無い。尚、バッテリ12にオルタネータ34からの交流波形が印加された状態は、必要なデータが得られるまで所定時間維持される。
ステップ120では、バッテリ状態検知ECU14は、上記ステップ110で取得したデータに基づいて、交流インピーダンス法によりバッテリ12の内部抵抗を検知する。この例では、バッテリ状態検知ECU14は、上記ステップ110で取得したデータに基づいて導出されるバッテリ12のインピーダンス特性と、バッテリ12が新品状態にあるとき(例えば車両出荷時)に計測された同インピーダンス特性とを比較し、バッテリ12の劣化レベルを推定する。尚、バッテリ12の劣化レベルが所定レベル以上となった場合には、バッテリ状態検知ECU14は、バッテリ12の交換をユーザに促す警告をメータ内に表示したり、各種負荷60のうち優先順位の低い負荷(例えばシートヒーター等のような、車両の走行性能に関連せず、専ら車両の快適性に関連する負荷)に対して動作制限を行ったりといったような、必要な処置を講ずる。
ステップ130では、バッテリ状態検知ECU14は、バッテリ12の内部抵抗の測定を終了すべく、バッテリ12に交流波形が印加された状態を解除して、バッテリ12に直流波形が印加される通常状態に復帰させる。具体的には、バッテリ状態検知ECU14は、制御リレー70Aをオフに切り替えて交流電流を遮断すると共に、制御リレー70Bをオンに切り替える。
以上のように、本実施例によれば、車両に搭載される既存のオルタネータ34を利用することで、新たな交流電源を設定することなく、バッテリ12に交流波形が印加された状態を形成することができ、この結果、バッテリ12に交流波形を印加するときのバッテリ12のインピーダンス特性に基づいて、交流インピーダンス法により、バッテリ12の内部抵抗を高精度に算出することができる。
図3は、実施例2に係る車両用電源装置を示すシステム構成図である。以下、上述の実施例1と同様の構成については、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施例の車両用電源装置10は、上述の実施例1に対して、制御リレー70Bを無くした点が主に異なる。
具体的には、図3に示すように、直流電流供給線50は、オルタネータ34の直流波形出力端子(プラス端子)34bと、バッテリ12及び各種負荷60の各端子(プラス端子)との間を接続する。直流電流供給線50には、交流電流供給線52は、図3に示すように、直流成分を除去するためのコンデンサ52a及び制御リレー70Aを介して、交流波形出力端子34aと、バッテリ12の端子(プラス端子)との間を接続する。具体的には、交流電流供給線52は、交流波形出力端子34aを直流電流供給線50にコンデンサ52a及び制御リレー70Aを介して接続する。従って、本実施例では、バッテリ12には、制御リレー70Aに対する制御により、選択的に直流波形、又は、交流波形(直流波形に重畳された交流波形)が印加できるように構成されている。
従って、本実施例においても、上述の実施例1と同様、オルタネータ34の交流波形を利用することで、交流インピーダンス法によりバッテリ12の内部抵抗を算出することが可能である。
図4は、本実施例のバッテリ状態検知ECU14により実行される内部抵抗検知処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ200では、内部抵抗検知処理を開始するための条件が成立したか否かが判断される。
ステップ210では、バッテリ状態検知ECU14は、バッテリ12の内部抵抗を交流インピーダンス法により算出すべく、バッテリ12にオルタネータ34からの交流波形が印加される状態を形成する。具体的には、バッテリ状態検知ECU14は、制御リレー70Aをオフからオンに切り替える。これにより、バッテリ12には、直流波形に重畳された交流波形が印加される。尚、制御リレー70Aがオンに切り替えると、各種負荷60に対しても、直流波形に重畳された交流波形が印加されることになるが、各種負荷60には、フィルタ(即ち交流波形を除去して、直流波形のみを取り出すフィルタ)を介して電流が印加されるので、各種負荷60の動作に弊害が生ずることは無い。或いは、交流重畳波形をオルタフィールドコイル35dの駆動電流を調整することで各種負荷60の動作に弊害が生じないようにすることも可能である。尚、バッテリ12にオルタネータ34からの交流波形が印加された状態は、必要なデータが得られるまで所定時間維持される。
ステップ220では、バッテリ状態検知ECU14は、上記ステップ210で取得したデータに基づいて、交流インピーダンス法によりバッテリ12の内部抵抗を検知する。この例では、バッテリ状態検知ECU14は、上記ステップ210で取得したデータに基づいて導出されるバッテリ12のインピーダンス特性と、バッテリ12が新品状態にあるとき(例えば車両出荷時)に同様に取得された同インピーダンス特性とを比較し、バッテリ12の劣化レベルを推定する。
ステップ230では、バッテリ状態検知ECU14は、バッテリ12の内部抵抗の測定を終了すべく、制御リレー70Aをオフに切り替える。これにより、バッテリ12に交流波形が印加された状態が解除され、バッテリ12に直流波形が印加される通常状態に復帰される。
以上のように、本実施例によれば、上述の実施例1と同様、車両に搭載される既存のオルタネータ34を利用することで、新たな交流電源を設定することなく、バッテリ12に交流波形が印加された状態を形成することができ、この結果、バッテリ12に交流波形を印加するときのバッテリ12のインピーダンス特性に基づいて、交流インピーダンス法により、バッテリ12の内部抵抗を高精度に算出することができる。また、制御リレー70Bを省略することで低コスト化を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例は、各種負荷60に対して1つのバッテリ(鉛バッテリ12)により電力を供給する電源システムに関するものであるが、本発明の適用範囲は、この種の1電源システムに限定されるものではなく、例えば、DC/DCコンバータを介して定格電圧の異なる2つのバッテリ(例えば鉛バッテリとリチウムイオン電池)が設定される2電源システムにおいても適用可能である。この場合、DC/DCコンバータを介してオルタネータ34が存在する側のバッテリに対して上述と同様の回路により、オルタネータ34からの交流波形を印加することができる。また、DC/DCコンバータを介してオルタネータ34とは逆側に存在するバッテリに対しても、DC/DCコンバータを介さない別個独立の交流電流供給線を設定することで、オルタネータ34からの交流波形を印加することができる。
また、上述の実施例では、制御リレーがスイッチング手段として用いられているが、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体のスイッチング素子が用いられてもよい。
本発明に係る車両用電源装置10の一実施例を示すシステム構成図である。 実施例1のバッテリ状態検知ECU14により実行される内部抵抗検知処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係る車両用電源装置を示すシステム構成図である。 実施例2のバッテリ状態検知ECU14により実行される内部抵抗検知処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 車両用電源装置
12 鉛バッテリ
14 バッテリ状態検知ECU
16 電流センサ
18 バッテリ温度センサ
34 オルタネータ
36 整流回路
50 直流電流経路
52 交流電流供給線
60 各種負荷
70A 制御リレー
70B 制御リレー

Claims (3)

  1. 車載負荷に接続されるバッテリと、車両の駆動源に接続されるオルタネータとを備える車両用電源装置において、
    オルタネータが発生する交流電流を、整流回路を介して整流して、バッテリに導く第1電流経路と、
    オルタネータが発生する交流電流を、整流回路を介することなく、バッテリに導く第2経路とを備え
    第2経路に、オルタネータとバッテリとの間の導通/非導通状態を切り替えるスイッチング手段を備える、車両用電源装置。
  2. 第2経路を介して交流電流が導かれるときのバッテリのインピーダンス特性に基づいて、バッテリの状態を検知するバッテリ状態検知手段を備える、請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. バッテリ状態検知手段は、交流インピーダンス法により、バッテリの内部抵抗を算出する、請求項に記載の車両用電源装置。
JP2006035247A 2006-02-13 2006-02-13 車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置 Expired - Fee Related JP4654932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006035247A JP4654932B2 (ja) 2006-02-13 2006-02-13 車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006035247A JP4654932B2 (ja) 2006-02-13 2006-02-13 車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007210554A JP2007210554A (ja) 2007-08-23
JP4654932B2 true JP4654932B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38489350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006035247A Expired - Fee Related JP4654932B2 (ja) 2006-02-13 2006-02-13 車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4654932B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6145311B2 (ja) * 2013-05-28 2017-06-07 矢崎総業株式会社 電池状態検出装置
CN113424067A (zh) * 2021-05-12 2021-09-21 华为技术有限公司 电池剩余电量预估方法及装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004168263A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Yazaki Corp バッテリのsoc検出方法及びその装置、バッテリの電力供給制御方法及びその装置
JP2004301724A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Furukawa Battery Co Ltd:The 蓄電池の状態判別装置及び蓄電池の状態判別方法
JP2005263068A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk バッテリ状態検知装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004168263A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Yazaki Corp バッテリのsoc検出方法及びその装置、バッテリの電力供給制御方法及びその装置
JP2004301724A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Furukawa Battery Co Ltd:The 蓄電池の状態判別装置及び蓄電池の状態判別方法
JP2005263068A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk バッテリ状態検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007210554A (ja) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10054097B2 (en) Vehicular control apparatus
US9000771B2 (en) Automotive battery circuit fault detection
JP4379412B2 (ja) パワーステアリング用電源制御装置
JP4685158B2 (ja) Hev及びevのための電池パック管理方法
JP7004204B2 (ja) 計測装置、蓄電装置、計測システム、オフセット誤差の計測方法
JPH04271236A (ja) バッテリー充電状態に依存して電圧を制御する方法および制御装置
KR20060110007A (ko) 전압 발생 장치, 모터 차량, 전압 발생 장치용 제어 방법,모터 차량용 제어 방법, 및 그 제어 방법을 컴퓨터로실행하기 위한 프로그램을 저장한 컴퓨터-판독가능기록매체
US10158241B2 (en) Electricity storage system
WO2006123682A1 (ja) エンジン始動装置
JP6699586B2 (ja) 電源回路装置
JP2006333662A (ja) バッテリの劣化状態を判定する装置および方法
EP1522132A1 (en) Method and system for detecting the disconnection of an auxiliary power supply from a poly-phase motor
JP4130804B2 (ja) 自動車用搭載電源における使用可能な電力をもとめるための方法及び装置
JP2004222473A (ja) 車両用電源システム及び充電方法
JP5137725B2 (ja) 車両用電源装置
JP4654932B2 (ja) 車両用電源装置及びバッテリ状態検知装置
CN111391665A (zh) 充电系统
JP4332172B2 (ja) 車両用オルタネータの制御装置
JP2006336628A (ja) エンジン自動停止始動制御装置、制御方法、及び制御システム
JP6683167B2 (ja) 回転電機制御装置、及び電源システム
JP6220158B2 (ja) リレー診断装置
JP2013158202A (ja) 充電接続検出装置
WO2022209975A1 (ja) 劣化判定装置、および、電力変換装置
JP5206387B2 (ja) プラグイン車両用充電システム及び充電制御装置
JP5821595B2 (ja) 給電システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4654932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees