JP4654916B2 - 綴じ装置の綴じ機構 - Google Patents

綴じ装置の綴じ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP4654916B2
JP4654916B2 JP2006004243A JP2006004243A JP4654916B2 JP 4654916 B2 JP4654916 B2 JP 4654916B2 JP 2006004243 A JP2006004243 A JP 2006004243A JP 2006004243 A JP2006004243 A JP 2006004243A JP 4654916 B2 JP4654916 B2 JP 4654916B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cutter
cantilever spring
staple
binding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006004243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007185820A (ja
Inventor
亮 青木
淳 前森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2006004243A priority Critical patent/JP4654916B2/ja
Publication of JP2007185820A publication Critical patent/JP2007185820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4654916B2 publication Critical patent/JP4654916B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

この発明は、内側面に粘着剤層を設けた紙製ステープルによって書類などの紙束を綴じる綴じ装置の綴じ機構に関するものであり、特に、操作性を改良した綴じ装置の綴じ機構に関するものである。
従来、紙束を簡易に綴じる手段としてステープラが使用されている。しかしながら、金属線であるステープルで綴じられた紙は、紙資源を再利用する場合に、混入したステープルを除去しなければならない。また、廃棄する場合も環境保護の点から紙とステープルを分別することが望ましいが、分別処理に余分な手間がかかる。
このような手間を不要とする提案としては、金属ステープルに代えて紙製粘着テープで紙束を綴じる綴じ装置が知られている(特許文献1,2)。この綴じ装置は、剥離紙付の紙製粘着テープロールを用いるもので、一般の卓上用ステープラと同様な用紙テーブル上に、用紙を挟むためのクランププレートを備えたスライダと、昇降式カッター部とを備えている。
紙製粘着テープロールは、所定長(一回の綴じ動作で使用される長さ)の紙製粘着テープを剥離紙に連続的に貼着したもので、その先端が用紙テーブルの下から上方へ起立し、用紙テーブル上の用紙の端面に粘着面が対向する状態にセットされる。
スライダのクランププレートで紙束の縁部を挟み、スライダ及び紙束を前方へスライドさせると、紙束の端面が粘着テープの粘着面に当接する。
次に、カッター部を下降させると、カッター部と一体の押さえ部材が粘着テープの先端部を紙束の縁部上面へ圧着し、カッター部の刃は紙束の縁部近傍を上から下へ貫通する。
そして、刃の先端が粘着テープを押すことにより、先頭の一回分の粘着テープの後部が剥離紙から剥離される。刃の先端近傍には角穴が設けられていて、剥離された粘着テープの後部は弾性復元力によって角穴内へ入り、刃を前後へ貫通した状態となる。
続いて、カッター部の手動押圧を解除すると、バネによりカッター部が上昇し、刃に引っ掛かっている粘着テープの後部が刃とともに紙の切込み穴を通じて紙束の上面側へ引上げられ、刃はさらに上昇して粘着テープの後部が刃の角穴から抜け、粘着テープの後部は起立する。
そして、スライダ及び紙束を後退させると、用紙テーブル上に配置されているローラによって粘着テープの後部がしごかれ、既に紙束へ圧着されている粘着テープの前部へ粘着テープの後部が重ねて接着され、綴じ処理が完了する。
特開平8-39959号公報 特開平10-871号公報
従来の紙製粘着テープを用いる綴じ装置は、スライダのクランププレートで紙を挟んで前方へスライドさせ、カッター部を下降させた後に、スライダ及び紙を後方へスライドさせることにより一行程の綴じ処理が行われるものであって、操作工程数が多く操作性や迅速性に改良すべき点がある。
そこで、綴じ機構の作動行程を単純化して、綴じ処理の作業性及び迅速性に優れた綴じ装置の綴じ機構を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、門形に折曲げられていて、内側面に粘着剤層を設けた紙製ステープルによって紙束を綴じる綴じ装置の綴じ機構であって、一対の下向きカッター刃を平行に配置し、カッター刃間に前記紙製ステープルを装填できる門形のカッター部と、前記カッター部が上方から進入できる抜き穴を備えた用紙テーブルと、前記用紙テーブルの抜き穴の中心直下に配置され、前記抜き穴へ向かって相対的に上昇及び下降する圧着部材とを備え、前記一対の下向きカッター刃の内側面の上部を下部に対して薄肉化し、この薄肉部間に紙製ステープルを装填して保持するように形成するとともに、前記薄肉部にスリット加工を施して上向き又は下向きの片持ちばね部を形成し、前記片持ちばね部に外側へ突出する段部或いは凸部を形成することにより、紙製ステープルを保持したカッター部が下降して用紙テーブル上の用紙を貫通し、前記片持ちばね部の段部或いは凸部が用紙の貫通穴を通過する際に、片持ちばね部が内側へ撓んで紙製ステープルの両脚部を接近方向へ曲げ、前記圧着部材が用紙テーブルに対して相対的に上昇して、前記接近方向へ曲げられた紙製ステープルの両脚部を折畳み圧着するように構成した綴じ装置の綴じ機構を提供するものである。
また、上記カッター部のカッター刃と片持ちばね部は別体であり、上記カッター刃の薄肉部に形成した穴内、または穴の周辺部に上記片持ちばね部を取付けた綴じ装置の綴じ機構を提供するものである。
本発明の綴じ装置の綴じ機構は、用紙へ紙製門形ステープルの両脚部を貫通させ、両脚部を内側へ折曲げ、両脚部を下方から押圧して圧着させるので、従来型とは異なり、用紙のスライド操作は不要であり、作業性が良い。
また、カッター刃に片持ちばね部を設けて、紙製ステープルの両脚部を内側へ折曲げる手段としており、片持ちばね部に形成した段部や凸部の作用により、カッター刃が用紙を貫通する際に自動的に紙製ステープルの両脚部が内側へ折曲がるので、脚部折曲げ手段として、カッター刃とは別に、例えばプッシャやローラなどの押圧部材を設ける必要がなく、各部の動作行程も単純であって、従来のステープラと同様なフレーム構造を適用することも容易にできるから、電動式や手動式などの形式を問わず小型で簡便な綴じ装置を提供できる。
一対の下向きカッター刃を平行に配置し、カッター刃間に門形の紙製ステープルを装填できる門形のカッター部と、カッター部が上方から進入できる抜き穴を備えた用紙テーブルと、用紙テーブルの抜き穴の中心直下に配置され、抜き穴へ向かって相対的に上昇及び下降する圧着部材とによって、綴じ装置の綴じ機構を構成し、カッター刃の内側面の上部を下部に対して薄肉化し、この薄肉部間に紙製ステープルを装填して保持するように形成する。スリット加工によってカッター刃の薄肉部に上向き又は下向きの片持ちばね部を形成し、片持ちばね部に外側へ突出する段部或いは凸部を形成する。
上記の構成により、紙製ステープルを保持したカッター部を用紙テーブルに向けて下降させると、カッター部が用紙テーブル上の用紙を貫通し、片持ちばね部の段部或いは凸部が用紙の貫通穴を通過する際に、片持ちばね部が内側へ撓んで紙製ステープルの両脚部を接近方向へ曲げる。圧着部材を用紙テーブルに対して上昇、またはカッター刃とともに用紙テーブルを圧着部材に向かって下降させることにより、圧着部材によって紙製ステープルの両脚部が折畳まれて圧着されるので、カッター部の下降動作によって1サイクルの綴じ動作を完了でき、綴じ機構の作動行程を単純化して綴じ処理の迅速性を向上させるという目的が達成される。
図1に綴じ装置の綴じ機構の構成を示す。101は予め門形に折曲げられた紙製綴じ部材であり、以下この紙製綴じ部材を紙製ステープルという。紙製ステープル101は、水平なクラウン部102の左右両端から下方へ延びる一対の脚部103,104を備えており、一方の脚部103(図において左側)の内面に粘着剤105が塗布されていて、右脚部104を内側へ折畳んだ後に左脚部103を内側へ折畳むことにより、左右の脚部103,104が接着される構成となっている。
11は用紙を受ける用紙テーブルであり、用紙テーブル11の中央には、カッター部21が上方から貫通する矩形の抜き穴12が形成されており、その上方にカッター部21が位置している。カッター部21は、横長のバー22の両端にカッター刃23を取付けた門形の部材で、カッター刃23の下端切っ先はV型に形成されていて、カッター刃23の前後幅は紙製ステープル101の前後幅と略同一に形成されている。
左右のカッター刃23の相互に対向する面は、上下中間よりもやや下方を境にして上部は下部よりも肉薄に形成されており、この薄肉部23aに門形のスリットを打抜いて、片持ちばね部24が形成されている。片持ちばね部24の上部(外側突出部24a )は外側へクランク形に折曲げ成形されて、カッター刃23の外側面よりも外へ突出している。左右のカッター刃23の対向する薄肉部23aの間隔は、紙製ステープル101の横幅とほぼ等しく、カッター部21の内側へ紙製ステープル101を挿入すると、紙製ステープル101は左右のカッター刃23の間に保持される。
用紙テーブル11の抜き穴12の直下には、紙製ステープル101の脚部103,104を圧着するためのクリンチャ部31が配置されている。クリンチャ部31は中央のクランプ板32と、その左右に設けられたクリンチャ33,34とからなり、左クリンチャ33と右クリンチャ34は、クランプ板32の側面に沿って上下へスライドでき、夫々クランプ板32の下部のバネ受部32aとの間に介装した圧縮バネ35により上方へ付勢されている。
左右のクリンチャ33,34は、紙製ステープル101の左右の脚部103,104を折畳むもので、右クリンチャ34よりも左クリンチャ33の高さが低くなっており、上昇時には、右クリンチャ34が先に紙製ステープル101の右脚部104に接し、その後に左クリンチャ33が紙製ステープル101の左脚部103に接するように形成されている。つまり、紙製ステープル101の左右の脚部103,104を折曲げるタイミングをずらし、右脚部104を折曲げてから粘着剤105付の左脚部103を折曲げることにより、左脚部103が右脚部104の表面へ圧着されるようにしている。
次に、綴じ機構の動作を説明する。図2-1は綴じ処理の初期段階を示し、カッター部21の内側に紙製ステープル101をセットした状態であり、紙製ステープル101の脚部103,104は、左右のカッター刃23の薄肉部に両側面を支持されていて、綴じるべき用紙Pが用紙テーブル11上にセットされている。
図2-2は、カッター部21が下降し、カッター刃23が用紙Pを貫通して用紙テーブル11の抜き穴12から下方へ突出した状態を示している。このとき、紙製ステープル101の脚部103,104はカッター刃23の薄肉部に入っていて、カッター刃23の下端切っ先の経路から隠れた状態であるので、カッター刃23の先端が用紙Pに切裂いた穴を容易に通過でき、脚部103,104と穴の断面との摺動抵抗によって脚部103,104が座屈することはない。
そして、図2-3に示すように、カッター部21が下降端に近づくと、カッター刃23に形成した片持ちばね部24の上部の外側突出部24aが用紙Pの切り口に当たり、片持ちばね部24は切り口の壁面によって内側へ押されて撓み、紙製ステープル101の脚部103,104を内側へ折曲げる。
カッター部21が下降端まで下降すると、図2-4に示すようにクリンチャ部31が上昇を開始し、左右のクリンチャ33,34の上端はカッター刃23と紙製ステープル101の脚部103,104との間へ進入し、より高さの高い右クリンチャ34が、先に紙製ステープル101の右脚部104を押し上げ、右脚部をほぼ90度折畳んで用紙Pの裏面へ押し付ける。
その後は、中央のクランプ板32が右側の圧縮バネ35を圧縮しつつ上昇し、右クリンチャ34に遅れて左クリンチャ33が紙製ステープル101の左脚部103を押し上げ、左脚部103をほぼ90度折畳み、右脚部104の表面に左脚部103が折り重なる状態となる。
左クリンチャ33が紙製ステープル101を介して用紙テーブルの裏面に当たり、上昇を停止した後もクランプ板32は更に上昇し、図2-5に示すように、折り重なった右脚部104と左脚部103とを圧迫する。これにより、左脚部103の内側面の粘着層105が右脚部104に貼りついて、紙製ステープル101は平坦に押し潰した形状のループとなり、用紙Pの束が綴じられる。
その後に、クリンチャ部31が下降するとともに、カッター部21が上昇し、用紙Pの切り口から抜け出て用紙Pが解放される。
紙製ステープル101は、両脚部103,104の先端を重ね合わせて接着され、用紙Pには貼付いていないので、一旦綴じた用紙Pを解く必要が生じた場合は、紙製ステープル101を破けば用紙Pを簡単に解くことができ、粘着テープを用紙に貼り付ける従来構成とは異なり、用紙Pが破けたりちぎれたりする虞は無い。
尚、上記実施形態では、用紙テーブル11が固定されていてクリンチャ部31が上昇する説明をしたが、クリンチャ部31が固定されていて用紙テーブル11が或る一定の範囲をカッター部21と一体に昇降できる構成としてもよい。即ち、図2-3のカッター部21が用紙Pへの貫通を終了した状態から、更にカッター部21を押し下げることにより、用紙テーブル11がカッター部21に押されて下降し、固定されているクリンチャ部31が、図2-4以降と同様に紙製ステープル101の両脚部103,104を折曲げて圧着するようにすることもできる。このようにすれば、一般的なステープラと同様に、カッター部21の下降操作で一回の綴じ処理が完了する機構を実現でき、操作性の良い綴じ装置を提供できる。
図3はカッター刃の片持ちばね部の形状の別実施例を示し、カッター部21のカッター刃23の内側面に形成した薄肉部23aに、図1の例とは上下逆に、U形のスリットを打抜いて下向きの片持ちばね部25を形成し、この片持ちばね25の上部支点側の近傍に、折曲げ加工により外側へ突出する山形凸部25aを形成してある。
図4-1に示すように、左右のカッター刃23間に紙製ステープル101をセットし、カッター部21を下降させて、カッター刃23が用紙Pを貫通し、カッター部21が下降端に近づくと、図4-2に示すように、カッター刃23に形成した片持ちばね部25の上部の山形凸部25aが用紙Pの切り口に当たり、片持ちばね部25は切り口の壁面によって内側へ押されて撓み、紙製ステープル101の脚部103,104を内側へ折曲げる。以下、実施例1の図2-4、図2-5と同様に、クリンチャ部31が上昇を開始し、紙製ステープル101の脚部103と104を順に折畳んで両者を圧着する。
実施例1,2は、カッター刃23に直接スリット加工を施して片持ちばね部を形成しているが、図5に示すように、片持ちばね部を別部品としてもよい。図5は、長方形の板ばね材に門形のスリットを加工して成形した片持ちばね部26を、カッター刃23に形成した長方形の穴23bに圧入、或いは接着などの手段によって嵌め込む例を示しており、片持ちばね部26の上部26aは外側へ突出していて、その作用は実施例1の片持ちばね部24と同じである。
図6は、片持ちばね部の他の実施例を示し、板ばねに山形凸部27aを成形加工した片持ちばね部27の一端をカッター刃23の外側面上部に接着、或いはスポット溶接などによって固定している。片持ちばね部27は、カッター刃23の薄肉部23aに形成した長方形の穴23bを通じてカッター刃23の内側へ進入することができ、その作用は実施例2の片持ちばね部25と同じである。
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能である。例えば、上述した実施例において、薄肉部23aに対してカッター刃23の先端側の全体が肉厚に形成されている例を示したが、これに限定されることはなく、図7に示す如く、カッター刃23の先端内面側の一部に、凸状に隆起した肉厚部23bを形成したものでもよい。要は、紙製ステープル101をカッター部21の内側に挿入した際に、実施例1,2のカッター刃先端側の肉厚に形成されている部位、或いは図7の肉厚部23aのように、紙製ステープル101の左脚部103、右脚部104の先端を支持するとともに、カッター刃23が用紙Pを貫通する際に、紙製ステープル101の脚部103,104がカッター刃23の下端切っ先の経路から隠れた状態となるように形成されていればよい。
実施例1の綴じ機構の構成解説図。 実施例1の綴じ機構の工程解説図。 実施例1の綴じ機構の工程解説図。 実施例1の綴じ機構の工程解説図。 実施例1の綴じ機構の工程解説図。 実施例1の綴じ機構の工程解説図。 実施例2の綴じ機構の構成解説図。 実施例2の綴じ機構の工程解説図。 実施例2の綴じ機構の工程解説図。 実施例3の綴じ機構のカッター刃の組立図。 実施例4の綴じ機構のカッター刃の組立図。 実施例5のカッター部の斜視図。
符号の説明
11 用紙テーブル
12 抜き穴
21 カッター部
22 バー
23 カッター刃
23a 薄肉部
23b 厚肉部
24 片持ちばね部
24a 外側突出部
25 片持ちばね部
25a 山形凹部
31 クリンチャ部
32 クランプ板
33 左クリンチャ
34 右クリンチャ
101 紙製ステープル
102 クラウン部
103 左脚部
104 右脚部
105 粘着剤
P 用紙

Claims (2)

  1. 門形に折曲げられていて、内側面に粘着剤層を設けた紙製ステープルによって紙束を綴じる綴じ装置の綴じ機構であって、一対の下向きカッター刃を平行に配置し、カッター刃間に前記紙製ステープルを装填できる門形のカッター部と、前記カッター部が上方から進入できる抜き穴を備えた用紙テーブルと、前記用紙テーブルの抜き穴の中心直下に配置され、前記抜き穴へ向かって相対的に上昇及び下降する圧着部材とを備え、前記一対の下向きカッター刃の内側面の上部を下部に対して薄肉化し、この薄肉部間に紙製ステープルを装填して保持するように形成するとともに、前記薄肉部にスリット加工を施して上向き又は下向きの片持ちばね部を形成し、前記片持ちばね部に外側へ突出する段部或いは凸部を形成することにより、
    紙製ステープルを保持したカッター部が下降して用紙テーブル上の用紙を貫通し、前記片持ちばね部の段部或いは凸部が用紙の貫通穴を通過する際に、片持ちばね部が内側へ撓んで紙製ステープルの両脚部を接近方向へ曲げ、前記圧着部材が用紙テーブルに対して相対的に上昇して、前記接近方向へ曲げられた紙製ステープルの両脚部を折畳み圧着するように構成した綴じ装置の綴じ機構。
  2. 上記カッター部のカッター刃と片持ちばね部は別体であり、上記カッター刃の薄肉部に形成した穴内、または穴の周辺部に上記片持ちばね部の支点部を取付けた請求項1記載の綴じ装置の綴じ機構。
JP2006004243A 2006-01-11 2006-01-11 綴じ装置の綴じ機構 Expired - Fee Related JP4654916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004243A JP4654916B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 綴じ装置の綴じ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004243A JP4654916B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 綴じ装置の綴じ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007185820A JP2007185820A (ja) 2007-07-26
JP4654916B2 true JP4654916B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38341322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006004243A Expired - Fee Related JP4654916B2 (ja) 2006-01-11 2006-01-11 綴じ装置の綴じ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4654916B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103252751A (zh) * 2012-02-15 2013-08-21 美克司株式会社 订书机

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103950316B (zh) * 2008-11-12 2016-03-23 国誉株式会社 文件系统、册子和装订机
JP5750566B2 (ja) * 2010-10-22 2015-07-22 コクヨ株式会社 綴じ機
JP5716580B2 (ja) * 2011-07-01 2015-05-13 マックス株式会社 ステープラ
JP6451255B2 (ja) * 2014-11-21 2019-01-16 マックス株式会社 綴じ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072006U (ja) * 1993-06-17 1995-01-13 マックス株式会社 ステープル打込み機におけるステープル打込み制御装置
JPH0839959A (ja) * 1994-08-03 1996-02-13 Pitsukaade:Kk テープによる綴じ器および綴じ用テープ
JPH10871A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Sakurai Kk テープによる綴じ具
JP2002168216A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Nakamura Yuriko ステープル及び該ステープル用ステープラー
JP2007167978A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Max Co Ltd テープ式綴じ装置の綴じ機構並びに紙製ステープル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072006U (ja) * 1993-06-17 1995-01-13 マックス株式会社 ステープル打込み機におけるステープル打込み制御装置
JPH0839959A (ja) * 1994-08-03 1996-02-13 Pitsukaade:Kk テープによる綴じ器および綴じ用テープ
JPH10871A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Sakurai Kk テープによる綴じ具
JP2002168216A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Nakamura Yuriko ステープル及び該ステープル用ステープラー
JP2007167978A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Max Co Ltd テープ式綴じ装置の綴じ機構並びに紙製ステープル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103252751A (zh) * 2012-02-15 2013-08-21 美克司株式会社 订书机
CN103252751B (zh) * 2012-02-15 2016-03-02 美克司株式会社 订书机
US9498873B2 (en) 2012-02-15 2016-11-22 Max Co., Ltd. Stapler

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007185820A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4830478B2 (ja) テープ式綴じ装置の綴じ機構並びに紙製ステープル
JP2007185728A (ja) 綴じ装置の綴じ機構並びに紙製ステープル
JP4654916B2 (ja) 綴じ装置の綴じ機構
JP5011882B2 (ja) 連結ステープル及びステープルカートリッジ
EP0904904A2 (en) Staple clinching mechanism in stapler
JPH10118956A (ja) ホッチキスにおけるクリンチ機構
JP5705134B2 (ja) 紙綴じ具
JP2010137551A (ja) 綴じ機
JP2010137552A (ja) 綴じ機
JPWO2005072978A1 (ja) 書類の綴じ方法及びその装置
JP6451255B2 (ja) 綴じ装置
JP2007185727A (ja) 綴じ装置の綴じ機構
JP4254149B2 (ja) ホッチキスにおけるカートリッジ
EP2050543B1 (en) Stapler
JP2019200973A (ja) 二次電池の製造方法
JP4655944B2 (ja) 紙製ステープルの打ち込み機
US20100206936A1 (en) Craft stapler and craft staples used for the same
JP3903203B2 (ja) 全体絵柄を維持する積層シート体の製造方法
JPS64297Y2 (ja)
JP2007185819A (ja) 紙製ステープルの打ち込み機
JP4952132B2 (ja) ステープラ
JP4935238B2 (ja) ステープラ
JP2005335021A (ja) ステープラーのクリンチャ装置
JPH0683281U (ja) ホッチキスのクリンチテーブル
JPH1120367A (ja) バインディング装置におけるバインド部材の脚部の成形機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4654916

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees