JP4654687B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、水素と酸素との電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池を備える燃料電池システムに関するもので、車両、船舶およびポータブル発電機等の移動体用発電機、あるいは家庭用発電機に適用して有効である。
水素と酸素との電気化学反応を利用して発電を行う燃料電池システムでは、電気化学反応による生成水が燃料電池内部で発生するため、水分が過剰となりやすい。このように水分が過剰になった場合、電極が水に覆われてガスの透過が阻害されるフラッディングと呼ばれる状態となって、燃料電池の電力出力が低下する。
このような問題に対し、車両の姿勢状態と燃料電池から排出されるオフガスの排出方向に応じて、燃料電池への水素供給量を増加させてオフガス流量を増加させ、オフガスの圧力により生成水を排出する燃料電池システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、燃料電池の水回収運転状態を検出したときに、燃料電池に供給される水素のストイキを上昇させることで、フラッディングの発生を抑制することができる燃料電池システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−373688号公報 特開2002−280027号公報
しかしながら、上記特許文献1および上記特許文献2に記載の燃料電池システムでは、燃料電池に供給する水素のストイキを上昇させて燃料電池内の水分を排出するため、水素を過剰に供給するための補機動力が増大する。これにより、燃料電池システムの効率が悪化するという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、簡易な構成で、消費動力を増大させることなく、燃料電池内部より水分を除去することが可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応により電気エネルギを発生させるセル(100)が複数積層された燃料電池(10)と、燃料電池(10)に接続され、燃料電池(10)から電気化学反応に用いられなかった未反応の酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出流路(20b)と、酸化剤ガス排出流路(20b)に設けられ、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を調整する酸化剤ガス調圧手段(23)と、燃料電池(10)内における酸化剤ガス流路(113)の出口部近傍の局所電流を測定する局所電流測定手段(50)と、局所電流測定手段(50)により測定された電流値に基づいて、酸化剤ガス調圧手段(23)の作動を制御する制御手段(40)とを備え、制御手段(40)は、局所電流測定手段(50)により測定された電流値が閾値を下回った場合に、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、燃料電池(10)の通常運転時における圧力としての第1の圧力(P1)より高い第2の圧力(P2)まで所定時間上昇させた後、第1の圧力(P1)に復帰させるように酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させる圧力上昇制御を行うことを特徴としている。
このように、局所電流値が閾値を下回った場合には、燃料電池(10)内部に水分が滞留していると推定できるので、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を一時的に上昇させてから元の圧力に復帰させることで、燃料電池(10)内部から酸化剤ガスを勢いよく流出させることができる。このため、燃料電池(10)内に滞留している水分を酸化剤ガスの流体エネルギで押し流して、燃料電池(10)外に排出することができる。このため、酸化剤ガスを燃料電池(10)内に供給するための動力を最小限に抑えることができる。これにより、酸化剤ガス調圧手段(23)により燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を調整するのみという簡易な構成で、消費動力を増大させることなく、燃料電池(10)内部より水分を除去することが可能となる。
さらに、燃料電池(10)内における水分が滞留しやすい部位の局所電流を測定し、その測定結果に基づいて燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を調整することで、燃料電池(10)内の水分過剰状態を素早く検知して水分を除去することができるため、より効果的にフラッディングを防止することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、制御手段(40)は、圧力上昇制御を行った後、局所電流測定手段(50)により測定された電流値が閾値を下回った場合に、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、第2の圧力(P2)より高い第3の圧力(P3)まで所定時間上昇させた後、第1の圧力(P1)に復帰させるように酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させる再圧力上昇制御を行うことを特徴としている。
これにより、一回の圧力上昇制御で燃料電池(10)内に滞留している水分を全て排出しきれない場合に、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、圧力上昇制御時に上昇させた圧力よりも高い第3の圧力(P3)まで上昇させてから第1の圧力(P1)に復帰させることで、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力差をより大きくすることができるため、燃料電池(10)内に残留している水分を、より高い酸化剤ガスの流体エネルギで押し流して、燃料電池(10)外へ排出することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明のように、酸化剤ガス排出流路(20b)における酸化剤ガス調圧手段(23)の下流側に設けられ、燃料電池(10)から排出される水分量を検出する水分量検出手段(25)を備え、制御手段(40)は、圧力上昇制御を行った後、水分量検出手段(25)により検出された水分量が所定量以下である場合に、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、第2の圧力(P2)より高い第3の圧力(P3)まで所定時間上昇させた後、第1の圧力(P1)に復帰させるように酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させる再圧力上昇制御を行うことができる。
また、請求項4に記載の発明のように、制御手段(40)は、再圧力上昇制御を行った後、局所電流測定手段(50)により測定された電流値が閾値を下回った場合に、局所電流測定手段(50)により測定された電流値に基づいて酸化剤ガス調圧手段(23)の作動を制御するのを中止することで、余分な動力の損失を防止することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明のように、制御手段(40)は、再排水制御を行った後、水分量検出手段(25)により検出された水分量が所定量以下である場合に、局所電流測定手段(50)により測定された電流値に基づいて酸化剤ガス調圧手段(23)の作動を制御するのを中止することができる。
また、請求項6に記載の発明では、制御手段(40)は、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を第2の圧力(P2)まで所定時間上昇させた後、第1の圧力(P1)より低い第4の圧力(P4)に低下させてから第1の圧力(P1)に復帰させることを特徴としている。
これにより、燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力差をさらに大きくすることができるため、燃料電池(10)内に滞留している水分を、さらに高い酸化剤ガスの流体エネルギで押し流して、より効率よく燃料電池10外へ排出することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図8に基づいて説明する。図1は第1実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図で、この燃料電池システムは例えば電気自動車に適用される。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池10を備えている。この燃料電池10は、電気負荷11や2次電池(図示せず)等の電気機器に電力を供給するものである。因みに、電気自動車の場合、車両走行駆動源としての電動モータが電気負荷11に相当している。
本実施形態では燃料電池10として固体高分子電解質型燃料電池を用いており、基本単位となる燃料電池セルが複数個積層され、且つ電気的に直列接続されている。燃料電池10では、以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり電気エネルギが発生する。
(負極側)H→2H+2e
(正極側)2H+1/2O+2e→H
そして、各セル毎の出力電圧を検出するセルモニタ12が設けられ、セルモニタ12で検出したセル電圧信号が後述する燃料電池制御部40に入力されるようになっている。
燃料電池システムには、燃料電池10の空気極(正極)側に空気(酸素)を供給するための空気流路20と、燃料電池10の水素極(負極)側に水素を供給するための水素流路30が設けられている。ここで、空気流路20における燃料電池10より上流側を空気供給流路20aといい、下流側を空気排出流路20bという。また、水素流路30における燃料電池10より上流側を水素供給流路30aといい、下流側を水素循環流路30bという。なお、空気は本発明の酸化ガスに相当し、水素は本発明の燃料ガスに相当している。
空気供給流路20aの最上流部には、大気中から吸入した空気を燃料電池10に圧送するための空気ポンプ21が設けられ、空気供給流路20aにおける空気ポンプ21と燃料電池10との間には、空気への加湿を行う加湿器22が設けられている。
空気排出流路20bには、燃料電池10内の空気の圧力を調整するための空気調圧弁23が設けられ、空気排出流路20bにおける燃料電池10と空気調圧弁23との間には、燃料電池10の内部における空気出口側の空気圧力を測定する空気圧センサ24が設けられている。
水素供給流路30aの最上流部には、水素が充填された高圧水素タンク31が設けられ、水素供給流路30aにおける高圧水素タンク31と燃料電池10との間には、燃料電池10に供給される水素の圧力を調整するための水素調圧弁32と、水素への加湿を行う加湿器33が設けられている。
水素循環流路30bは、水素供給流路30aにおける水素調圧弁32の下流側に接続されて閉ループに構成されており、これにより水素流路30内で水素を循環させて、未反応の水素を燃料電池10に再供給するようにしている。そして、水素循環流路30bには、水素流路30内で水素を循環させるための水素ポンプ34と、燃料電池10から排出される窒素や水蒸気を含む未反応水素を外部に排出する排気バルブ35が設けられている。なお、水素ポンプ34が本発明の燃料ガス循環手段に相当し、排気バルブ35が燃料ガス排出手段に相当している。
燃料電池制御部(FC−ECU)40は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。そして、燃料電池制御部40には、セルモニタ12からのセル電圧信号、空気圧センサ24からの空気圧信号および後述する電流測定装置50からの電流信号が入力される。また、燃料電池制御部40は、演算結果に基づいて、空気ポンプ21、加湿器22、33、空気調圧弁23、水素調圧弁32、水素ポンプ34、排気バルブ35に制御信号を出力する。
図2は本第1実施形態に係る電流測定装置50を装着した燃料電池10の斜視図、図3は図2の燃料電池10の側面図である。図2に示すように、本実施形態の燃料電池10は、固体高分子電解質膜型燃料電池であり、基本単位となるセル100が多数積層され、且つ電気的に直列接続されている。
図3に示すように、セル100は、電解質膜の両側面に電極が配置されたMEA(Membrane Electrode Assembly:電解質・電極接合体)101と、このMEA101を挟持する空気側セパレータ110および水素側セパレータ120で構成されている。セパレータ110、120は、カーボン材または導電性金属よりなる板状部材からなる。
図3に実線で示すように、空気側セパレータ110には、空気を流すための空気流路Aが形成されており、空気流路Aを介して酸素が各セル100に対して並列に供給される。また、図3に一点鎖線で示すように、水素側セパレータ120には、水素を流すための水素流路Bが形成されており、水素流路Bを介して水素が各セル100に対して並列に供給される。
図2に示すように、積層されたセル100の両端には端子板11が配置されている。図2中の斜線で示すように、空気出口側の端にあるセル100に電流測定装置50が配置されている。
図4は電流測定装置50の斜視図であり、図5は図4の電流測定装置50の要部の正面図である。図4に示すように、電流測定装置50は板状部材500を備えている。板状部材500には、空気入口側通路500a、空気出口側通路500b、水素入口側通路500c、水素出口側通路500dが形成されている。
図4、図5に示すように、板状部材500の紙面右上には、ロの字状の溝501によって囲まれた直方体の柱状部502が形成され、この柱状部502の端部は隣り合うセル100に接触するようになっている。なお、図4、図5に示す例では溝501をロの字状とし、柱状部502を直方体状としたが、これに限らず、例えば溝501を円状、柱状部502を円柱状のような他の形状にすることもできる。
図5に示すように、溝501には、柱状部502を囲むようにして鉄心503が配置され、鉄心503の両端部間に磁気センサとしてのホール素子504が配置されている。鉄心503とホール素子504は、局所電流センサを構成している。なお、鉄心503とホール素子504とが、本発明の局所電流測定手段に相当している。また、磁気センサとしてホール素子の他にMR素子、MI素子、フラックスゲート等を用いることができる。さらに、シャント抵抗を用いた電流センサ等を用いることもできる。
上記構成において、セル100における柱状部502に対向する部位から放電される局所電流が柱状部502に流れると、その電流に比例した磁界が柱状部502の周囲に発生する。ホール素子504は、局所電流によって発生した磁界を検出し、電圧に変換する。したがって、鉄心503部の磁界の強さをホール素子504にて測定することにより、柱状部502を流れる電流、ひいてはセル100の局所電流を検出することができる。
図6は、図3の右側から見た空気側セパレータ110の透視図である。図6に示すように、空気側セパレータ110は、空気流路Aに接続される空気入口部111および空気出口部112と、空気入口部111から空気出口部112に向かって空気を流すための空気流路溝113とを備えている。
上述の図4で示した電流測定装置50の柱状部502は、空気出口部112の近傍(図6において符号Cで示す領域)に対応する部位に設けられており、図5で示した局所電流センサ503、504は空気出口部112近傍C(以下、空気出口部分Cという)における局所電流を測定できるように構成されている。なお、空気出口部分Cが、本発明の水分が滞留しやすい部位に相当している。
次に、本第1実施形態の燃料電池システムの水分排出制御について図7および図8に基づいて説明する。図7は本第1実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートで、図8は本第1実施形態における圧力上昇制御が行われた際の時間と燃料電池10内の空気の圧力の関係を示す特性図である。
まず、電流測定装置50により測定された燃料電池10の空気出口部分Cの電流値が閾値を下回っているか否かを判定する(S100)。この閾値は、燃料電池10内部の水分状態を診断するために予め設定された値であり、任意に設定することができる。この結果、電流測定装置50により測定された燃料電池10の空気出口部分Cの電流値が閾値を下回っていない場合には(S100:NO)、空気出口部分Cに水分は滞留していないと診断し、ステップS100に戻る。
一方、電流測定装置50により測定された空気出口部分Cの電流値が閾値を下回っている場合には(S100:YES)、空気出口部分Cに水分が滞留していると診断し、空気調圧弁23の開度を小さくして、図8に示すように、燃料電池10内の空気の圧力を、通常運転時における圧力(以下、第1の圧力P1という)より高い第2の圧力P2まで上昇させる(S110)。
次に、空気圧センサ24により測定された燃料電池10の空気出口側の圧力が第2の圧力P2まで上昇しているか否かを判定する(S120)。この結果、空気圧センサ24により測定された空気出口側の圧力が第2の圧力P2まで上昇していない場合には(S120:NO)、ステップS110に戻り、再び燃料電池10内の空気の圧力を上昇させる。
一方、空気圧センサ24により測定された燃料電池10の空気出口側の圧力が第2の圧力P2まで上昇している場合には(S120:YES)、空気調圧弁23の開度を通常状態に戻し、図8に示すように、燃料電池10内の空気の圧力を第2の圧力P2から第1の圧力P1に復帰させる(S130)。これにより、燃料電池10内部の空気の圧力が高くなった状態から空気調圧弁23の開度を大きくすることで、燃料電池10内部から空気を勢いよく流出させることができるため、燃料電池10の空気出口部分Cに滞留している水分を空気の流体エネルギで押し流し、燃料電池10外へ排出することができる。なお、ステップS110〜S130が、本発明の圧力上昇制御に相当している。
次に、電流測定装置50により測定された燃料電池10の空気出口部分Cの電流値が閾値以上に復帰しているか否かを判定する(S140)。この結果、電流測定装置50により測定された空気出口部の電流値が閾値以上に復帰している場合は(S140:YES)、燃料電池10の空気出口部分Cに滞留している水分が燃料電池10外に排出されたと診断し、ステップS100に戻る。
一方、電流測定装置50により測定された空気出口部分Cの電流値が閾値以上に復帰していない場合は(S140:NO)、燃料電池10の空気出口部分Cに滞留している水分が排出されずに残留していると診断し、空気調圧弁23の開度をステップS110より小さくして、図8に示すように、燃料電池10内の空気の圧力を、第2の圧力P2よりも高い第3の圧力P3まで上昇させる(S150)。
次に、空気圧センサ24により測定された燃料電池10の空気出口側の圧力が第3の圧力P3まで上昇しているか否かを判定する(S160)。この結果、空気圧センサ24により測定された空気出口側の圧力が第3の圧力P3まで上昇していない場合には(S160:NO)、ステップS150に戻り、再び燃料電池10内の空気の圧力を上昇させる。
一方、空気圧センサ24により測定された燃料電池10の空気出口側の圧力が第3の圧力P3まで上昇している場合には(S160:YES)、空気調圧弁23の開度を通常状態に戻し、図8に示すように、燃料電池10内の空気の圧力を第1の圧力P1に復帰させる(S170)。これにより、燃料電池10内の空気の圧力差をより大きくすることができるため、燃料電池10の空気出口部分Cに残留している水分を、より高い空気の流体エネルギで押し出し、燃料電池10外へ排出することができる。なお、ステップS150〜S170が、本発明の再圧力上昇制御に相当している。
次に、電流測定装置50により測定された燃料電池10の空気出口部分Cにおける電流値が閾値以上に復帰しているか否かを判定する(S180)。この結果、電流測定装置50により測定された空気出口部分Cの電流値が閾値以上に復帰している場合は(S180:YES)、空気出口部分Cに残留していた水分が燃料電池10外に排出されたと診断し、ステップS100に戻る。
一方、電流測定装置50により測定された空気出口部分Cの電流値が閾値以上に復帰していない場合は(S180:NO)、電流値が閾値を下回っているのには他の要因があると診断し、本制御を中止する。
以上のように、電流測定装置50により測定された燃料電池10の空気出口部分Cの電流値が閾値を下回っているとき、すなわち、燃料電池10の空気出口部に水分が滞留しているときにのみ、一時的に燃料電池10内の空気の圧力を上昇させた後、圧力を低下させることで水分を燃料電池10外に排出させることができるため、空気ポンプ21の動力を最小限に抑えることができる。これにより、空気調圧弁23により燃料電池10内の空気圧を調整するのみという簡易な構成で、消費動力を増大させることなく、燃料電池10内部より水分を除去することが可能となる。
また、一時的に燃料電池10内の空気の圧力を上昇させても燃料電池10内に滞留している水分を全て排出しきれない場合に、空気の圧力を第2の圧力P2よりも高い第3の圧力P3まで上昇させることで、燃料電池10内の空気の圧力差をより大きくすることができるため、燃料電池10内に残留している水分を、より高い空気の流体エネルギで押し流して、燃料電池10外へ排出することが可能となる。
また、燃料電池10内の空気の圧力を第3の圧力P3まで上昇させても燃料電池10内に滞留している水分を全て排出しきれない場合に、他の要因があると診断して水分排出制御を中止することで、余分な動力の損失を防止することが可能となる。
また、水分が滞留しやすい空気出口部分Cの局所電流を測定し、その測定結果に基づいて燃料電池10内の空気の圧力を調整することで、燃料電池10内の水分過剰状態を素早く検知して水分を除去することができるため、より効果的にフラッディングを防止することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図9および図10に基づいて説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と比較して、燃料電池10内の空気の圧力を第2の圧力P2まで上昇させた後、一旦第1の圧力P1よりも低い圧力に低下させる点が異なるものである。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図9は本第2実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートで、図10は本第2実施形態における圧力上昇制御が行われた際の時間と燃料電池10内の空気の圧力の関係を示す特性図である。本第2実施形態では、第1実施形態におけるステップS120とステップS130の間に、ステップS125が追加されている。
ステップS120がYESの場合、空気調圧弁23の開度を通常状態よりも大きくして、図10に示すように、燃料電池10内の空気の圧力を第1の圧力P1より低い第4の圧力P4まで所定時間低下させる(S125)。その後、空気調圧弁23の開度を通常運転時の状態に戻し、燃料電池10内の空気の圧力を第1の圧力P1に復帰させる。(S130)。
以上のように、燃料電池10内の空気の圧力を第1の圧力P1より上昇させた後、一時的に第1の圧力P1よりも低い第4の圧力P4に低下させ、再び第1の圧力P1に復帰させることで、空気調圧弁23開放前後の空気の圧力差をさらに大きくすることができるため、セル100内に滞留している水分をさらに高い空気の流体エネルギで押し流し、より効率よく燃料電池10外へ排出することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図11および図12に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第1実施形態と比較して、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以上の場合に、燃料電池10内に滞留している水分が排出されたと診断する点が異なるものである。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、本第3実施形態の燃料電池システムを示す模式図である。図11では、水素流路30の図示を省略している。図11に示すように、空気排出流路20bにおける空気調圧弁23の下流側に、燃料電池10から排出された水分量を検出する水分量検出センサ25が設けられている。
次に、本第3実施形態の燃料電池システムの水分排出制御について、図12に基づいて説明する。図12は、本第3実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートで、第1実施形態におけるステップS140、180が変更されている。
まず、ステップS130の後、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以上か否かを判定する(S140A)。この結果、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以上である場合は(S140A:YES)、燃料電池10の空気出口部分Cに滞留している水分が燃料電池10外に排出されたと診断し、ステップS100に戻る。
一方、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以下である場合は(S140A:NO)、燃料電池10の空気出口部分Cに滞留している水分が排出されずに残留していると診断し、ステップS150以下の処理を行う。
また、ステップS170の後、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以上か否かを判定する(S180A)。この結果、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以上である場合は(S180A:YES)、空気出口部分Cに滞留している水分が燃料電池10外に排出されたと診断し、ステップS100に戻る。
一方、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以下である場合は(S180A:NO)、燃料電池10から水分が所定量以上排水されないのには他の要因があると診断し、本制御を中止する。
以上のように、水分量検出センサ25により検出された水分量が所定量以下であるとき、すなわち、燃料電池10の空気出口部に水分が滞留しているときのみ、燃料電池10内の空気の圧力を上昇させて水分を燃料電池10外に排出することができるため、空気ポンプ21の動力を最小限に抑えることができる。これにより、空気調圧弁23により燃料電池10内の空気圧を調整するのみという簡易な構成で、消費動力を増大させることなく、燃料電池10内部より水分を除去することが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図13および図14に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第1実施形態と比較して、水素出口部Dに滞留した水分を排出する制御を行う点が異なるものである。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図13は、図3の右側から見た水素側セパレータ120の透視図である。図13に示すように、水素側セパレータ120は、水素流路Bに接続される水素入口部121および水素出口部122と、水素入口部121から水素出口部122に向かって水素を流すための水素流路溝123とを備えている。
上述の図4で示した電流測定装置50の柱状部502は、水素出口部122の近傍(図13において符号Dで示す領域)に対応する部位に設けられており、図5で示した局所電流センサ503、504は水素出口部122近傍D(以下、水素出口部分Dという)における局所電流を測定できるように構成されている。なお、水素出口部分Dが本発明の水分が滞留しやすい部位に相当し、電流測定装置50が本発明の燃料電池内水分量推定手段に相当している。
次に、本第4実施形態の燃料電池システムの水分排出制御について、図14に基づいて説明する。図14は、本第4実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートである。
まず、電流測定装置50により測定された燃料電池10の水素出口部Dの電流値が閾値を下回っているか否かを判定する(S200)。この閾値は、燃料電池10の水素出口部Dの水分状態を診断するために予め設定された値であり、任意に設定することができる。この結果、電流測定装置50により測定された燃料電池10の水素出口部Dの電流値が閾値を下回っていない場合には(S200:NO)、水素出口部Dに水分は滞留していないと診断し、S200に戻る。
一方、電流測定装置50により測定された水素出口部Dの電流値が閾値を下回っている場合には(S200:YES)、水素出口部Dに水分が滞留していると診断し、水素ポンプ34を作動させ(S210)、排気バルブ35を開放させる(S220)。これにより、燃料電池10に滞留している水分を燃料電池10外に排出させることができる。なお、ステップS210およびS220が、本発明の未反応燃料ガス排出制御に相当している。
次に、電流測定装置50により測定された燃料電池10の水素出口部Dの電流値が閾値以上に復帰しているか否かを判定する(S230)。この結果、電流測定装置50により測定された水素出口部Dの電流値が閾値以上に復帰している場合は(S230:YES)、燃料電池10の水素出口部Dに滞留している水分が燃料電池10外に排出されたと診断し、排気バルブ35を閉塞させる(S240)。そして、所定時間経過後(S250:YES)、水素ポンプ34を停止させて(S260)、S200に戻る。
一方、電流測定装置50で測定した水素出口部Dの電流値が閾値以上に復帰していない場合は(S230:NO)、所定時間が経過したか否かを判定する(S270)。この結果、所定時間が経過していない場合は(S270:NO)、ステップS230に戻る。
一方、所定時間が経過した場合は(S270:YES)、燃料電池システムが異常を起こしていると診断し、排気バルブ35を閉塞させて(S280)、エマージェンシーモードに移行させる(S290)。エマージェンシーモードとは、例えば、燃料電池10の出力を抑制することや、水素ポンプ34を常に作動させて水素流路30内で常に循環運転をすることをいう。
以上のように、電流測定装置50により測定された燃料電池10の水素出口部Dの電流値が閾値を下回っているとき、すなわち、燃料電池10の水素出口部Dに水分が滞留しているときのみ、排気バルブ35を開放して燃料電池10から排出された水分を含む未反応の水素を燃料電池10外に排出することができるため、水素ポンプ34の動力を最小限に抑えることができる。これにより、簡易な構成で、消費動力を増大させることなく、燃料電池10内部より水分を除去することが可能となる。
また、上述の制御を行っても燃料電池10の水素出口部に滞留している水分が排出されないまま所定時間が経過した場合には、燃料電池システムが異常を起こしていると診断して、エマージェンシーモードに移行させることができるため、余分な動力の損失を防止し運転を継続することが可能となる。
また、燃料電池10の水素出口部Dに滞留している水分が燃料電池10外に排出された後、排気バルブ35を閉じてから、所定時間が経過するまで水素ポンプ34を作動させておくことで、燃料電池10内に残留した水分や電解質膜を透過した窒素等が水素循環流路30bおよび水素循環流路30bとの合流点より下流側の水素供給流路30aに拡散させることが可能となる。
さらに、水分が滞留しやすい水素出口部Dの局所電流を測定し、その測定結果に基づいて未反応燃料ガス排出制御を行うことで、燃料電池10内の水分過剰状態を素早く検知して水分を除去することができるため、より効果的にフラッディングを防止することが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上記第1〜第3実施形態において、最終的に燃料電池10内に滞留している水分を排出できない場合に、水分排出制御を中止していたが、上記第4実施形態のようにエマージェンシーモードに移行させてもよい。
また、上記第4実施形態において、燃料電池10内の水分量を推定する燃料電池内水分量推定手段として電流測定装置50を設けていたが、水素濃度を検出できる水素センサにしてもよい。このとき、燃料電池10を継続的に動作させると、空気流路A側から電解質膜を透過した生成水や窒素等が水素流路Bに滞留し、水素流路B内における水素の濃度が低くなる。すなわち、燃料電池10内の水素濃度を検出することで、燃料電池10内の水分状態を検出することが可能となる。なお、水素センサが、本発明の燃料ガス濃度検出手段に相当している。
また、上記第4実施形態において、水素ポンプ34を断続的に作動させてもよい。これにより、燃料電池10内の水素に圧力差をつけることができるため、燃料電池10の水素出口部Dに滞留している水分を効率よく排出することが可能となる。
また、上記第1〜第3実施形態においては燃料電池10の空気出口部分Cに滞留している水分を排出する制御を行い、上記第4実施形態においては水素出口部Dに滞留している水分を排出する制御を行っているが、これらを組み合わせて、空気出口部分Cおよび水素出口部D両方に滞留している水分を燃料電池10外へ排出する制御を行ってもよい。
第1実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図である。 第1実施形態に係る電流測定装置50を装着した燃料電池10の斜視図である。 図2の燃料電池10の側面図である。 第1実施形態に係る電流測定装置50の斜視図である。 図4の電流測定装置50の要部の正面図である。 図3の右側から見た空気側セパレータ110の透視図である。 第1実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートである。 第1実施形態における圧力上昇制御が行われた際の時間と燃料電池10内の空気の圧力の関係を示す特性図である。 第2実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートである。 第2実施形態における圧力上昇制御が行われた際の時間と燃料電池10内の空気の圧力の関係を示す特性図である。 第3実施形態の燃料電池システムを示す模式図である。 第3実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートである。 図3の右側から見た水素側セパレータ120の透視図である。 第4実施形態における燃料電池システムの制御部40がROMに格納されたプログラムに従って行う処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10…燃料電池、20b…空気排出流路、23…空気調圧弁、25…水分量検出センサ、30a…水素供給流路、30b…水素循環流路、34…水素ポンプ(燃料ガス循環手段)、35…排気バルブ(燃料ガス排出手段)、40…制御部、50…局所電流測定装置。

Claims (6)

  1. 酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応により電気エネルギを発生させるセル(100)が複数積層された燃料電池(10)と、
    前記燃料電池(10)に接続され、前記燃料電池(10)から前記電気化学反応に用いられなかった未反応の酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出流路(20b)と、
    前記酸化剤ガス排出流路(20b)に設けられ、前記燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を調整する酸化剤ガス調圧手段(23)と、
    前記燃料電池(10)内における酸化剤ガス流路(113)の出口部近傍の局所電流を測定する局所電流測定手段(50)と、
    前記局所電流測定手段(50)により測定された電流値に基づいて、前記酸化剤ガス調圧手段(23)の作動を制御する制御手段(40)とを備え、
    前記制御手段(40)は、前記局所電流測定手段(50)により測定された電流値が閾値を下回った場合に、前記燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、前記燃料電池(10)の通常運転時における圧力としての第1の圧力(P1)より高い第2の圧力(P2)まで所定時間上昇させた後、前記第1の圧力(P1)に復帰させるように前記酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させる圧力上昇制御を行うことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御手段(40)は、前記圧力上昇制御を行った後、前記局所電流測定手段(50)により測定された電流値が閾値を下回った場合に、前記燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、前記第2の圧力(P2)より高い第3の圧力(P3)まで所定時間上昇させた後、前記第1の圧力(P1)に復帰させるように前記酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させる再圧力上昇制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記酸化剤ガス排出流路(20b)における前記酸化剤ガス調圧手段(23)の下流側に設けられ、前記燃料電池(10)から排出される水分量を検出する水分量検出手段(25)を備え、
    前記制御手段(40)は、前記圧力上昇制御を行った後、前記水分量検出手段(25)により検出された水分量が所定量以下である場合に、前記燃料電池(10)内の酸化剤ガスの圧力を、前記第2の圧力(P2)よりも高い第3の圧力(P3)まで所定時間上昇させた後、前記第1の圧力(P1)に復帰させるように前記酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させる再圧力上昇制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御手段(40)は、前記再圧力上昇制御を行った後、前記局所電流測定手段(50)により測定された電流値が閾値を下回った場合に、前記局所電流測定手段(50)により測定された電流値に基づいて前記酸化剤ガス調圧手段(23)の作動を制御するのを中止することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御手段(40)は、前記再圧力上昇制御を行った後、前記水分量検出手段(25)により検出された水分量が所定量以下である場合に、前記局所電流測定手段(50)により測定された電流値に基づいて前記酸化剤ガス調圧手段(23)の作動を制御するのを中止することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  6. 前記制御手段(40)は、前記燃料電池(10)内の圧力を前記第1の圧力(P1)に復帰させる前に、前記第1の圧力(P1)より低い第4の圧力(P4)に低下させるように前記酸化剤ガス調圧手段(23)を作動させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
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