JP4513308B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、水素と酸素との電気化学反応により電気エネルギを発生させる燃料電池を備える燃料電池システムに関するもので、車両、船舶及びポータブル発電機等の移動体用発電機、或いは家庭用発電機に適用して有効である。
水素と酸素との電気化学反応を利用して発電を行う燃料電池システムでは、水分が不足すると電解質膜が乾燥して電池の出力が低下し、一方、水分が過剰になると電極が水に覆われてガスの透過が阻害され、燃料電池の出力が低下する。したがって、燃料電池内の水分量を適正に保つ必要がある。
また、運転終了時に燃料電池内に水分が残存している場合、低温環境下で燃料電池内部の水分が凍結する。このような低温環境下で燃料電池を起動する際、凍結による反応ガス経路の目詰まりあるいは電解質膜への反応ガス(水素および空気)の進行・到達の阻害により、燃料ガスを供給しても電気化学反応が進行せず、燃料電池を起動できないという問題がある。
このような問題を解決するために、燃料電池を停止する際に燃料電池内に空気を所定時間供給し、空気流によって燃料電池内の水分をパージする掃気処理を行う燃料電池システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−313395号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の燃料電池システムでは、空気供給時間が予め設定されているため、燃料電池内の水分量にかかわらず一定時間の掃気処理を行う。このため、燃料電池内の水分量が少ない場合は、必要以上に掃気処理を行ってしまう可能性がある。この場合、燃料電池内の水分が不足し電解質膜が乾燥して再起動時に出力低下を招くおそれがある。
一方、燃料電池内の水分量が多い場合には、燃料電池内の水分除去が不充分なまま掃気処理が終了する場合もあり得る。この場合には、燃料電池内に過剰な水分が残存したままとなり、反応ガスの透過が阻害されるとともに低温環境下で水分凍結のおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、燃料電池を停止させる際に、燃料電池内の水分量を適正にすることが可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、酸素を主成分とする酸化ガスと水素を主成分とする燃料ガスとを電気化学反応させて電気エネルギを発生させる燃料電池(10)と、燃料電池(10)の一方の電極側に設けられるとともに、燃料電池(10)で発電した電気を集電する主集電板(131)および副集電板(132、133)と、主集電板(131)と副集電板(132、133)との間を流れる電流値を測定する電流測定手段(151、152、161、162)と、燃料電池(10)内に空気流を供給し、燃料電池(10)内に滞留している水を除去する掃気処理を行う掃気手段(21、23)とを備え、燃料電池(10)の運転を停止する際、電流測定手段(151、152、161、162)にて測定した副集電板(132、133)を介して流れる電流値が所定値を上回っている場合に、掃気手段(21、23)による掃気処理を行うことを特徴としている。
これにより、燃料電池内(10)の水分量と相関関係がある電流値に基づいて掃気処理の終了のタイミングを決定することができ、燃料電池(10)内の水分量が適正な状態で掃気処理を終了することができる。したがって、必要以上に掃気処理を行うことがないので、掃気時間を短縮できるとともに、燃料電池(10)内の電解質膜を乾燥させすぎることを回避できる。さらに、燃料電池の電流値を監視して燃料電池(10)内の水分量が適正な状態になったと判断してから掃気処理を終了するので、燃料電池(10)内の水分除去が不十分なまま掃気処理を終了することを防止できる。
また、請求項2に記載の発明では、電流測定手段(151、152、161、162)は、主集電板(131)と副集電板(132、133)との間を接続する導電性の集電手段(151、152)と、集電手段(151、152)を流れる電流を検出する電流検出手段(161、162)とを有しており、電流検出手段(161、162)にて燃料電池(10)内において水が滞留しやすい部位(A、B)を流れる電流を測定するものであることを特徴としている。これにより、より適切に燃料電池(10)内部の水分状態を判断でき、掃気処理を終了するタイミングをより適切に決定できる。
また、請求項3に記載の発明では、掃気手段(21、23)による掃気処理の開始から所定時間経過し、かつ電流検出手段(161、162)にて測定した電流値が所定値以下とならない場合、掃気手段(21、23)による空気流量を増加させることを特徴としている。これにより、掃気処理を早期に終了させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図9に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る燃料電池システムを示す模式図で、この燃料電池システムは例えば電気自動車に適用される。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池10を備えている。この燃料電池10は、電気負荷11や2次電池(図示せず)等の電気機器に電力を供給するものである。因みに、電気自動車の場合、車両走行駆動源としての電動モータが電気負荷11に相当する。
本実施形態では燃料電池10として固体高分子電解質型燃料電池を用いており、基本単位となる燃料電池セルが複数個積層され、且つ電気的に直列接続されている。燃料電池10では、以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり電気エネルギが発生する。
(負極側)H2→2H++2e-
(正極側)2H++1/2O2+2e-→H2
そして、各セル毎の出力電圧を検出するセルモニタ12が設けられ、セルモニタ12で検出したセル電圧信号が後述する制御部40に入力されるようになっている。
燃料電池システムには、燃料電池10の空気極(正極)側に空気(酸素)を供給するための空気流路20と、燃料電池10の水素極(負極)側に水素を供給するための水素流路30が設けられている。なお、空気は本発明の酸化ガスに相当し、水素は本発明の燃料ガスに相当する。
空気流路20の最上流部には、大気中から吸入した空気を燃料電池10に圧送するための空気ポンプ21が設けられ、空気流路20における空気ポンプ21と燃料電池10との間には、空気への加湿を行う加湿器22が設けられ、空気流路20における燃料電池10の下流側には、燃料電池10に供給される空気の圧力を調整するための空気調圧弁23が設けられている。
本実施形態の燃料電池システムでは、燃料電池10を停止させる際に、空気ポンプ21にて燃料電池10内に空気を供給し、空気流により燃料電池10内の水分を除去する掃気処理を行うように構成されている。なお、空気ポンプ21および空気圧力調整弁23が本発明の掃気手段を構成している。
水素流路30の最上流部には、水素が充填された水素ボンベ31が設けられ、水素流路30における水素ボンベ31と燃料電池10との間には、燃料電池10に供給される水素の圧力を調整するための水素調圧弁32と、水素への加湿を行う加湿器33が設けられている。
水素流路30における燃料電池10の下流側は、水素調圧弁32の下流側に接続されて水素流路30が閉ループに構成されており、これにより水素流路30内で水素を循環させて、燃料電池10での未使用水素を燃料電池10に再供給するようにしている。そして、水素流路30における燃料電池10の下流側には、水素流路30内で水素を循環させるための水素ポンプ34が設けられている。
制御部(ECU)40は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。そして、制御部40には、セルモニタ12からのセル電圧信号や後述する電流センサからの信号が入力される。また、制御部40は、演算結果に基づいて、空気ポンプ21、加湿器22、33、空気調圧弁23、水素調圧弁32、水素ポンプ34に制御信号を出力する。本実施形態の制御部40は、燃料電池10が停止する際に、後述する電流センサからの信号に基づいて空気ポンプ21に制御信号を出力して掃気処理の制御を行う掃気制御手段を構成している。
図2は燃料電池10の単セルを示す模式的な斜視図であり、燃料電池10の単セルは、電解質膜の両側面に電極が配置されたMEA(Membrane Electrode Assembly)100と、このMEA100を挟持する空気側セパレータ110および水素側セパレータ120で構成されている。また、水素側セパレータ120に隣接して−極の集電板130が配置されている。因みに、空気側セパレータ110は+極の集電板を兼ねている。
図3は図2の右側から見た空気側セパレータ110の透視図であり、空気側セパレータ110は、空気流路20に接続される空気入口部111および空気出口部112と、空気入口部111から空気出口部112に向かって空気を流すための空気流路溝113とを備えている。空気側セパレータ110では、空気出口部112近傍(図3中のAで示す領域)が水が滞留しやすい領域となっている。
図4は図2の右側から見た水素側セパレータ120の透視図であり、水素側セパレータ120は、水素流路30に接続される水素入口部121および水素出口部122と、水素入口部121から水素出口部122に向かって水素を流すための水素流路溝123とを備えている。水素側セパレータ120では、水素出口部122近傍(図4中のBで示す領域)が水が溜まりやすい領域となっている。
図5は図2における−極側の要部の拡大図、図6は図5のA−A線に沿う断面図である。図2、図5、図6に示すように、集電板130は、主集電板131と2つの副集電板132、133に分割されている。この主集電板131および2つの副集電板132、133は、絶縁材よりなる絶縁枠140内に、相互に絶縁された状態で装着されている。
第1副集電板132は、空気側セパレータ110の空気流路溝113における空気入口部111よりも空気出口部112に近い位置、詳細には、空気出口部112近傍(図3に符号Aを付して示す部位)、より詳細には、空気出口部112と一部が重なる位置に、対向して配置されている。第1副集電板132と主集電板131との間は、導電性の第1集電線151により接続されている。第1集電線151には、この第1集電線151を流れる電流を検出する第1電流センサ161が装着されている。
第2副集電板133は、水素側セパレータ120の水素流路溝123における水素入口部121よりも水素出口部122に近い位置、詳細には、水素出口部122近傍(図4に符号Bを付して示す部位)、より詳細には、水素出口部122と一部が重なる位置に、対向して配置されている。第2副集電板133と主集電板131との間は、導電性の第2集電線152により接続されている。第2集電線152には、この第2集電線152を流れる電流を検出する第2電流センサ162が装着されている。
なお、各電流センサ161、162は、例えばホール素子を用いることができる。
また、第1副集電板132と第1集電線151と第1電流センサ161、第2副集電板133と第2集電線152と第2電流センサ162は、それぞれが本発明の電流測定手段を構成している。電流測定手段は、燃料電池10を構成するすべてのセルに設けてもよく、一部のセルのみに設けてもよい。
次に、上記構成の電流センサ161、162の作動を説明する。
まず、負荷11からの電力要求に応じて、燃料電池10への空気供給量および水素供給量を制御する。具体的には、空気ポンプ21の回転数を制御して空気供給量を制御し、水素ポンプ34の回転数を制御して水素供給量を制御する。この際、空気供給量は、予め電圧ばらつきを発生しない供給量に設定する。そして、空気および水素の供給により、燃料電池10では電気化学反応により発電が起こり、発電した電力は負荷11に供給される。
負荷11を通った電流は−極の主集電板131に流れ込む。主集電板131に流れ込んだ電流は、そのままMEA100に流れ込む電流と、第1集電線151および第1副集電板132を介してMEA100に流れ込む電流と、第2集電線152および第2副集電板133を介してMEA100に流れ込む電流とに分かれる。
そして、第1集電線151を流れる電流は、MEA100における空気出口部112近い部位を流れる局所電流(以下、空気出口側電流Ia・outという)に相当するため、第1電流センサ161によって、空気口側電流Ia・outを検出することができる。
また、第2集電線152を流れる電流は、MEA100における水素出口部122に近い部位を流れる局所電流(以下、水素出口側電流Ih・outという)に相当するため、第2電流センサ162によって、水素出口側電流Ih・outを検出することができる。
図7は、掃気処理を行った場合の燃料電池の電流の変化を示している。図7に示すように、掃気処理を行い、燃料電池10内部の水分量が減少して電解質膜が乾燥すると、プロトン伝導抵抗が増加して電流が低下する。このように、燃料電池10内の水分量と電流とは相関関係がある。このことから、掃気処理を終了する基準となる燃料電池10内の水分量に対応する所定電流値を予め設定し、掃気処理により燃料電池10内の水分除去を行う場合に、燃料電池10の電流が所定電流値を下回った場合に、燃料電池10内の水分が適正量まで減少したと判断することができる。この場合、燃料電池10内で水分が溜まりやすい空気出口部112近傍や水素出口部122近傍の電流I、すなわち、空気出口側電流Ia・outや水素出口側電流Ih・outが所定電流値を下回れば、他の部位の水分も当然除去できていると判断できる。したがって、空気出口側電流Ia・outや水素出口側電流Ih・outを測定することにより、より適切に燃料電池10内部の水分状態を判断することが可能である。
次に、本実施形態の燃料電池システムの燃料電池停止時の作動を図8、図9に基づいて説明する。図8は制御部40が行う掃気処理の制御内容を示すフローチャートであり、図9は各種制御フラグが変化するタイミングを示すタイミングチャートである。
まず、乗員によってキースイッチ(図示せず。)がオフ位置に操作されることにより、掃気処理を開始し、空気ポンプ21によって燃料電池10内に空気流を送り込む(S10)。このとき掃気フラグをオンにする(図9)。次に、電流センサ161、162によりセル電流を測定し(S11)、電流値が所定値以下であるか否かを判定する(S12)。複数の電流センサ161、162を設けている場合には、各電流センサ161、162の電流値が所定値以下となったか否かを判定すればよい。
この結果、セル電流が所定値以下であると判定された場合には、掃気処理を終了する。一方、セル電流が所定値以下でないと判定された場合には、掃気処理開始から所定時間(例えば5秒)が経過するまでステップS11、S12の処理を繰り返し行う(S13)。
掃気処理開始から所定時間経過してもセル電流が所定値以下とならない場合には、燃料電池10内に残留している水が多いと推測できるので、掃気流量を増加する(S14)。このとき掃気流量増加フラグをオンにする(図9)。そして、電流センサ161、162によりセル電流を測定し(S15)、セル電流が所定値以下になるまで掃気処理を継続して行う(S16)。セル電流が所定値以下になったら、電流値低下フラグをオンにし、掃気フラグおよび掃気流量増加フラグをオフにする(図9)。
掃気流量増加後、ある程度の時間が経過してもセル電流が所定値を下回らない場合には、何らかのエラーが発生したとして掃気処理を強制終了するように構成してもよい。
以上のように、セル電流に基づいて掃気処理の終了のタイミングを決定することにより、燃料電池10内の水分量が適正な状態で掃気処理を終了することができる。したがって、必要以上に掃気処理を行うことがないので、掃気時間を短縮できるとともに、燃料電池10内の電解質膜を乾燥させすぎることを回避できる。さらに、セル電流を監視して燃料電池10内の水分量が適正な状態になったと判断してから掃気処理を終了するので、燃料電池10内の水分除去が不十分なまま掃気処理を終了することを防止できる。
また、燃料電池10内における水分が溜まりやすい箇所の局所電流値を検出することで、より適切に燃料電池10内部の水分状態を判断でき、掃気処理を終了するタイミングをより適切に決定できる。
また、掃気処理開始から所定時間経過してもセル電流が低下しない場合には、掃気流量を増加させることで、掃気処理を早期に終了させることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、掃気処理開始後にセル電流を監視して掃気処理の終了のタイミングを決定するように構成したが、掃気処理開始前にセル電流が所定値を下回っている場合には、掃気処理を開始しないように構成することもできる。
また、上記実施形態では、燃料電池セルに2個の電流センサを設けて2箇所の電流を測定したが、これに限らず、1個の電流センサで1箇所の電流を測定するように構成してもよく、さらに3個以上の電流センサで3箇所以上の電流を測定してもよい。
本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの全体構成を示す模式図である 図1の燃料電池10の単セルを示す模式的な斜視図である。 図2の右側から見た空気側セパレータ110の透視図である。 図2の右側から見た水素側セパレータ120の透視図である。 図2における−極側の要部の拡大図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 掃気処理を行った場合の燃料電池の電流変化を示す特性図である。 制御部が行う掃気処理の制御内容を示すフローチャートである。 各種制御フラグが変化するタイミングを示すタイミングチャートである。
符号の説明
10…燃料電池、21…空気ポンプ(掃気手段)、40…制御部(掃気制御手段)、161、162…電流測定手段の主要部をなす電流センサ。

Claims (4)

  1. 酸素を主成分とする酸化ガスと水素を主成分とする燃料ガスとを電気化学反応させて電気エネルギを発生させる燃料電池(10)と、
    前記燃料電池(10)の一方の電極側に設けられるとともに、前記燃料電池(10)で発電した電気を集電する主集電板(131)および副集電板(132、133)と、
    前記主集電板(131)と前記副集電板(132、133)との間を流れる電流値を測定する電流測定手段(151、152、161、162)と、
    前記燃料電池(10)内に空気流を供給し、前記燃料電池(10)内に滞留している水を除去する掃気処理を行う掃気手段(21、23)とを備え、
    前記燃料電池(10)の運転を停止する際、前記電流測定手段(151、152、161、162)にて測定した前記副集電板(132、133)を介して流れる電流値が所定値を上回っている場合に、前記掃気手段(21、23)による掃気処理を行うことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記電流測定手段(151、152、161、162)は、前記主集電板(131)と前記副集電板(132、133)との間を接続する導電性の集電手段(151、152)と、前記集電手段(151、152)を流れる電流を検出する電流検出手段(161、162)とを有しており、前記電流検出手段(161、162)にて前記燃料電池(10)内において水が滞留しやすい部位(A、B)を流れる電流を測定するものであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記掃気手段(21、23)による掃気処理の開始から所定時間経過し、かつ前記電流検出手段(161、162)にて測定した電流値が所定値以下とならない場合、前記掃気手段(21、23)による空気流量を増加させることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記掃気処理中は前記燃料電池を発電させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
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