JP4654585B2 - 液体噴射装置の駆動電圧設定方法、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置の駆動電圧設定方法、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、液体噴射装置の駆動電圧設定方法、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置に関するものであり、特に、駆動信号を供給して圧力発生素子を作動させることによりノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置の駆動電圧設定方法、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置に関するものである。
液体噴射装置は液体を液滴として吐出可能な液体噴射ヘッドを備え、この液体噴射ヘッドから各種の液体を吐出する装置である。この液体噴射装置の代表的なものとして、例えば、吐出対象物としての記録紙等に対して液体状のインクを吐出・着弾させて記録を行うインクジェット式プリンタ等の画像記録装置を挙げることができる。また、近年においては、この画像記録装置に限らず、各種の製造装置にも応用されている。例えば、液晶ディスプレー、プラズマディスプレー、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレー、或いはFED(面発光ディスプレー)等のディスプレー製造装置においては、色材や電極等の液体状の各種材料を、画素形成領域や電極形成領域等に対して吐出するためのものとして、液体噴射装置が用いられている。
ここで、上記インクジェット式プリンタ(以下、単にプリンタと略記する)を例に挙げると、このプリンタは、圧力室に通じるノズル開口を列設してなる複数のノズル列を有すると共に、圧力室内の圧力を変動させる圧力発生素子を有する記録ヘッド、圧力発生素子に供給する駆動信号を発生する駆動信号発生回路等を備え、駆動信号を供給して圧力発生素子を駆動することによりノズル開口からインクをインク滴として吐出するように構成されている。
上記記録ヘッドは、圧力発生素子に供給する駆動信号の駆動電圧値に応じて、ノズル開口から吐出されるインク滴の液量が増減するようになっている。そのため、記録ヘッドの製造時においては、目標となる液量(設計液量)が得られるように駆動信号の駆動電圧値を設定している(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−58729号公報
しかしながら、従来の駆動電圧値の設定は、測定装置に記録ヘッドを取り付け、この測定装置から記録ヘッドに駆動信号を供給して吐出されたインク滴の重量を電子天秤等で測定することで行われていた。このため、装置が大掛かりとなり、作業効率面、コスト面で不利となっていた。
また、測定装置の回路基板の特性と、記録ヘッドを搭載するプリンタの回路基板の特性とが必ずしも一致しないため、測定装置の測定結果に基づいて設定された駆動電圧の駆動信号を用いて、記録ヘッドをプリンタに組み付けた状態(完成品の状態)でインク滴を吐出しても、インク滴の液量が設計液量と一致しない場合がある。これにより、プリンタ毎に記録画像の濃度や色相が異なってしまう不具合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動信号の駆動電圧設定の作業効率を向上すると共に、コストの低減を図ることにある。
本発明の駆動電圧設定方法は、上記目的を達成するために提案されたものであり、圧力室に通じるノズル開口、及び、前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、圧力発生素子を作動させることによりノズル開口から液滴を吐出対象物に吐出する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドの圧力発生素子に供給する駆動信号を発生する駆動信号発生手段とを備える液体噴射装置の駆動電圧設定方法において、
仮駆動信号を前記圧力発生素子に供給して液滴を吐出することで、前記吐出対象物上に検査パターンを形成する検査パターン形成工程と、
前記検査パターン形成工程で形成された検査パターンの色彩情報として赤若しくは緑の度合いを示すa*値、又は、黄若しくは青の度合いを示すb*値の何れかを計測する色彩情報計測工程と、
前記色彩情報計測工程で計測された計測色彩情報と、色彩情報及び液滴の吐出量間の相関関係とに基づいて駆動信号の駆動電圧を設定する駆動電圧設定工程とから成り、
前記検査パターン形成工程において、第1の駆動電圧に設定された第1の仮駆動信号を用いて、ドット形成率の増加に伴い前記駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化レンジも増加する範囲のドット形成率で第1の検査パターンを形成すると共に、前記第1の駆動電圧とは異なる第2の駆動電圧に設定された第2の仮駆動信号を用いて、ドット形成率の増加に伴い前記駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化レンジも増加する範囲のドット形成率で第2の検査パターンを形成し、
前記色彩情報計測工程において、前記第1の検査パターンの色彩情報と、前記第2の検査パターンの色彩情報とを計測することで、それぞれ第1の計測色彩情報と第2の計測色彩情報を取得し、
前記駆動電圧設定工程において、前記第1の計測色彩情報に対する第1の吐出量と前記第2の計測色彩情報に対する第2の吐出量とを上記相関関係に基づいて算出し、算出した第1の吐出量と第2の吐出量とに基づいて駆動信号の駆動電圧を設定することを特徴とする。
上記構成によれば、色彩情報と液滴の吐出量との間の相関関係に基づいて駆動電圧を設定するので、簡単な構成で駆動電圧の設定を行うことができる。そのため、作業効率の向上やコストの低減を図ることができる。また、検査パターン形成工程で形成された検査パターンの色彩情報として赤若しくは緑の度合いを示すa*値、又は、黄若しくは青の度合いを示すb*値の何れかを計測するので、赤若しくは緑、黄色若しくは青の色表現による液滴の吐出量と色彩情報の相関関係が得られる。これにより、この相関関係に基づいて、色彩情報に対する液滴の吐出量を取得でき、駆動電圧の設定を行うことができる。この結果、液体噴射装置が完成品の状態であっても、液体噴射装置の個体差に関係なく、画像の色相を設計通りに揃えることができる。さらに、ドット形成率の増加に伴い駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化レンジも増加する範囲のドット形成率で検査パターンを形成するので、駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化のレンジをより広く確保して測定精度を向上させることができる。
また、上記構成において、前記液体は、イエロー色であるのが望ましい。
この構成によれば、液体の色がイエローであるので、b*値との組み合わせで相関関係を得ることができる。
また、上記構成において、前記検査パターン形成工程、前記色彩情報計測工程、及び、前記駆動電圧設定工程を、前記液体噴射ヘッドを液体噴射装置に組み付けた状態で行うのが望ましい。
この構成によれば、完成品の状態の液体噴射装置で駆動電圧の設定を行うので、液体噴射装置毎の回路基板の特性のばらつき等の個体差の影響を排除することができる。これにより、液体噴射装置の個体差に関係なく吐出対象物における液滴の濃度や色相を設計通りに揃えることができる。
本発明の液体噴射ヘッドは、圧力室に通じるノズル開口、及び、前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、駆動信号が供給されて圧力発生素子が作動することでノズル開口から液滴を吐出対象物に吐出するものであって、上記駆動電圧設定方法で前記駆動信号の駆動電圧が設定されたことを特徴とする。
本発明の液体噴射装置は、圧力室に通じるノズル開口、及び、前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、前記圧力発生素子を作動させることによりノズル開口から液滴を吐出対象物に吐出する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドの圧力発生素子に供給する駆動信号を発生する駆動信号発生手段とを備えるものであって、上記駆動電圧設定方法で前記駆動信号の駆動電圧が設定されたことを特徴とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の駆動電圧設定方法を適用した駆動電圧設定において用いられる装置構成の一例を説明する図である。本実施形態における駆動電圧設定は、駆動電圧の設定対象であるインクジェット式プリンタ(以下、単にプリンタと略記する)1と、光学的読み取り装置としてのスキャナ2と、プリンタ1とスキャナ2が電気的に接続されたホストコンピュータ3とを用いて行われる。
プリンタ1は、液体噴射ヘッドの一種である記録ヘッド5が取り付けられると共に、インクカートリッジ6が着脱可能に取り付けられるキャリッジ7と、記録ヘッド5の下方に配設されたプラテン8と、記録ヘッド5(キャリッジ7)を記録紙9(本発明における吐出対象物の一種)の紙幅方向に移動させるキャリッジ移動機構10と、ヘッド移動方向に直行する方向である紙送り方向に記録紙9を搬送する紙送り機構11とを備えて概略構成されている。ここで、紙幅方向とは、主走査方向であり、紙送り方向とは、副走査方向である。
キャリッジ7は、主走査方向に架設されたガイドロッド12に軸支された状態で取り付けられており、キャリッジ移動機構10の作動により、ガイドロッド12に沿って主走査方向に移動するように構成されている。キャリッジ7の主走査方向の位置は、リニアエンコーダ13によって検出され、検出信号が位置情報としてプリンタコントローラの制御部45(図3参照)に送信される。これにより、制御部45はこのリニアエンコーダ13からの位置情報に基づいてキャリッジ7(記録ヘッド5)の走査位置を認識しながら、記録ヘッド5による記録動作(吐出動作)等を制御することができる。
図2は、上記記録ヘッド5の構成を説明する部分断面図である。この記録ヘッド5は、ケース16と、このケース16内に収納される振動子ユニット17と、ケース16の底面(先端面)に接合される流路ユニット18等を備えている。上記のケース16は、例えば、エポキシ系樹脂により作製され、その内部には振動子ユニット17を収納するための収納空部19が形成されている。振動子ユニット17は、圧力発生素子の一種として機能する圧電振動子21と、この圧電振動子21が接合される固定板22と、圧電振動子21に駆動信号等を供給するためのフレキシブルケーブル20とを備えている。圧電振動子21は、圧電体層と電極層とを交互に積層した圧電板を櫛歯状に切り分けることで作製された積層型であって、積層方向に直交する方向に伸縮可能な縦振動モードの圧電振動子である。
流路ユニット18は、流路形成基板23の一方の面にノズルプレート24を、流路形成基板23の他方の面に弾性板25をそれぞれ接合して構成されている。この流路ユニット18には、リザーバ26と、インク供給口27と、圧力室28と、ノズル連通口29と、ノズル開口30とを設けている。そして、インク供給口27から圧力室28及びノズル連通口29を経てノズル開口30に至る一連のインク流路が、ノズル開口30毎に対応して形成されている。
上記ノズルプレート24は、ドット形成密度に対応したピッチ(例えば180dpi)で複数のノズル開口30を列状に穿設した金属製の薄いプレートである。本実施形態では、このノズルプレート24をステンレス製の板材によって構成し、ノズル開口30の列(ノズル列)を複数設けている。そして、1つのノズル列は、例えば180個のノズル開口30によって構成される。そして、本実施形態における記録ヘッド5は、シアン(C)、レッド(R)、マゼンタ(M)、ヴァイオレット(V)、イエロー(Y)、ブラック(K)の合計6色のインク滴を吐出可能に構成されており、これらの色に対応させて合計6列のノズル列がノズルプレート24に形成されている。
上記弾性板25は、支持板31の表面に弾性体膜32を積層した二重構造である。本実施形態では、金属板の一種であるステンレス板を支持板31とし、この支持板31の表面に樹脂フィルムを弾性体膜32としてラミネートした複合板材を用いて弾性板25を作製している。この弾性板25には、圧力室28の容積を変化させるダイヤフラム部33が設けられている。また、この弾性板25には、リザーバ26の一部を封止するコンプライアンス部34が設けられている。
上記のダイヤフラム部33は、エッチング加工等によって支持板31を部分的に除去することで作製される。即ち、このダイヤフラム部33は、圧電振動子21の先端面が接合される島部35と、この島部35を囲う薄肉弾性部36とからなる。上記のコンプライアンス部34は、リザーバ26の開口面に対向する領域の支持板31を、ダイヤフラム部33と同様にエッチング加工等によって除去することにより作製され、リザーバ26に貯留された液体の圧力変動を吸収するダンパーとして機能する。
そして、上記の島部35には圧電振動子21の先端面が接合されているので、この圧電振動子21の自由端部を伸縮させることで圧力室28の容積を変動させることができる。この容積変動に伴って圧力室28内のインクに圧力変動が生じる。そして、記録ヘッド5は、この圧力変動を利用してノズル開口30からインク滴を吐出させるようになっている。
図3はプリンタ1の電気的な構成を示すブロック図である。このプリンタ1は、プリンタコントローラ40とプリントエンジン41とで概略構成されている。プリンタコントローラ40は、ホストコンピュータ3等の外部装置からの印刷データ等が入力される外部インタフェース(外部I/F)42と、各種データ等を記憶するRAM43と、各種データ処理のための制御ルーチン等を記憶したROM44と、CPU等からなる制御部45と、クロック信号を発生する発振回路46と、記録ヘッド5へ供給する駆動信号を発生する駆動信号発生回路47(本発明における駆動信号発生手段の一種に相当)と、印刷データをドット毎に展開することで得られた印字データや駆動信号等をプリントエンジン41に出力するための内部インタフェース(内部I/F)48とを備えている。
プリントエンジン41は、記録ヘッド5と、キャリッジ移動機構10と、紙送り機構11とから構成されている。記録ヘッド5は、印字データがセットされるシフトレジスタ49と、シフトレジスタ49にセットされた印字データをラッチするラッチ回路50と、電圧増幅器として機能するレベルシフタ51と、圧電振動子21に対する駆動信号の供給を制御するスイッチ回路52と、圧電振動子21とを備えている。
上記の駆動信号発生回路47は、予め定められた波形形状の駆動信号COMを発生する。本実施形態におけるプリンタ1は、液量の異なるインク滴を吐出することで大きさの異なるドットを記録紙等の吐出対象物に形成する多階調記録が可能であり、本実施形態においては、大ドット、中ドット、小ドット、及び非記録の4階調での記録動作が可能に構成されている。そして、駆動信号発生回路47は、例えば図4に示すように、駆動パルスDP1、駆動パルスDP2、駆動パルスDP3、及び、非記録時にメニスカスを微振動させるための微振動パルスDP4の組を配置して構成される駆動信号COMを発生する。
図4に例示した駆動信号COMは、比較的高速な記録に用いられる駆動信号であり、駆動パルスDP1〜DP3は、何れも同一の波形形状とされている。そして、駆動パルスDP2のみを圧電振動子21に供給することで、記録紙9上に小ドットが形成されるようになっている。また、同様に、駆動パルスDP1及びDP3の2つを圧電振動子21に供給することで中ドットが形成され、駆動パルスDP1、DP2、及びDP3の3つを圧電振動子21に供給することで大ドットが形成されるように構成されている。さらに、非記録時には、微振動パルスDP4が圧電振動子21に供給されることで、インク滴が吐出されない程度にノズル開口30に露出したメニスカスが微振動する。上記駆動パルスDP1〜DP3を供給することで吐出されるインク滴の液量は、駆動電圧Vhの大きさで決まる。そのため、この駆動電圧Vhをより適切な値に設定するのが望ましい。この駆動電圧の設定についての詳細は後述する。
上記スキャナ2は、CCDや光源等からなる光学系ユニットを備え(何れも図示せず)、この光学系ユニットを走査することで原稿台に載置された対象物の画像情報を光学的に読み取り、読みとった画像情報を画像データとしてホストコンピュータ3に出力するように構成されている。この画像データは、例えば、レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の各色に関する階調値(0〜255)で構成されたRGB表色系データである。
上記ホストコンピュータ3は、ROM55に記憶された動作プログラム等に従って各部を制御する制御部56と、各種データ処理のための制御ルーチン等を記憶したROM55と、各種データ等を記憶するRAM57と、プリンタ1及びスキャナ2等の外部装置とのデータの授受を行うインタフェース(I/F)58と、後述する相関情報が記憶された相関情報記憶部59により構成され、これらの各部は内部バスを介して相互に接続されている。このホストコンピュータ3は、プリンタ1に対する印刷データの印刷指示や、スキャナ2からの画像データに対するデータ変換処理等の各種処理を行う。
次に、上記構成を用いた駆動電圧設定処理について説明する。
ここで、所定の画像の形成(印刷)に使用されたインク滴の総液量(以下、吐出量という)と、その画像の色に関する情報(以下、色彩情報という)との間には相関関係があることが実験的に分かった。色を表現するための表示体系(表色系)としては種々のものが提案されているが、本実施形態においては、表色系として、JIS Z8729に規定されるL*a*b*表色系(又は、CIE1976(L*a*b*)表色系:以下、単にLAB表色系と略記する)が用いられる。このLAB表色系は、明度を表すL*値、赤若しくは緑の度合いを表すa*値(RGクロマ)、黄若しくは青の度合いを表すb*値(YBクロマ)の3つの指標により色を表現するものである。
そして、本実施形態においては、上記相関関係に基づいて駆動信号の駆動電圧を設定することに特徴を有している。具体的には、仮の駆動電圧値に設定された駆動信号(以下、仮駆動信号という)を用いてインク滴を吐出することで記録紙9上に検査パターン(カラーパッチ)を形成する工程(検査パターン形成工程)と、この検査パターンの色彩情報を計測(測色)する工程(色彩情報計測工程)と、この色彩情報の計測値(以下、計測色彩情報という)及び上記相関関係からインク滴の吐出量を取得し、この吐出量に基づいて、目標の吐出量が得られるように駆動電圧を設定する工程(駆動電圧設定工程)とを経ることで駆動電圧設定処理が行われる。
上記相関関係は、インクの色と色彩情報との組み合わせに応じてその強さの程度が異なる。そのため、相関関係がより顕著に現れる組み合わせを用いるのが望ましい。例えば、シアンやブラックとL*値、即ち、明度との組み合わせでは相関関係が顕著に現れるが、イエローとL*値との組み合わせでは相関関係は殆ど現れない(イエローの場合、b*値との組み合わせで相関関係が現れる)。本実施形態においては、検査パターンの形成用のインクとしてシアンが使用され、このシアンと組み合わせることで相関関係がより顕著に表れるL*値が色彩情報として用いられる。
図5は、色彩情報と吐出量との相関関係の一例として、L*値(横軸)に対するシアンインクの吐出量(Iw(ng):縦軸)の関係を示すグラフである。この例では、大ドットに相当するインク滴を吐出して形成された画像のL*値と吐出量の関係を示している。この図から明らかなように、L*値と吐出量との間には比較的強い相関関係が見られ、その回帰直線の式は、
y=−2121.6x+140718 …(1)
となる。これは、計測色彩情報として取得されたL*値を上記式(1)のxに代入することにより、インク滴の吐出量(総重量)Iw(ng)が得られることを意味する。この相関関係の関数、即ち、上記(1)式についての情報は、相関情報としてホストコンピュータの相関情報記憶部58に記憶されている。
なお、上記では、大ドットで形成した画像のL*値と吐出量との相関関係を例示したが、勿論、他のドットにおいても同様な相関関係は成り立つ。この場合、相関関係の関数(回帰直線の式)はドットの大きさ(インク滴の液量)に応じて上記の式(1)とは異なるものとなる。また、使用するインクと色彩情報の組み合わせに応じても式(1)とは異なったものとなる。
以下、本実施形態における駆動電圧設定処理について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の駆動電圧設定処理は、記録ヘッド5をプリンタ1に組み付けた状態、即ち、完成品の状態で行われる。
まず、ホストコンピュータ3とプリンタ1を用いて検査パターン形成工程S1が行われる。即ち、ホストコンピュータ3とプリンタ1とは、検査パターン形成手段として機能する。上述したように、上記プリンタ1は、合計6色のインクを吐出可能に構成されているため、6つのインクカートリッジ6を装着可能に構成されているが、本実施形態においては、インクカートリッジ6として全てシアンのインクのものがプリンタ1に装着される。そして、ホストコンピュータ3は、プリンタ1に対して検査パターンの形成(印刷)を指示する。プリンタ1は、ホストコンピュータ3からの印刷指示に応じて、暫定的に駆動電圧が設定された仮駆動信号、具体的には、互いに異なる駆動電圧Vh´(本発明における第1の駆動電圧の一種),Vh"(本発明における第2の駆動電圧の一種)に設定された2つの駆動信号COM´(本発明における第1の仮駆動信号の一種),COM"(本発明における第2の仮駆動信号の一種)を用いて、例えば、図7に示すような2つの検査パターンA(本発明における第1の検査パターンの一種),B(本発明における第2の検査パターンの一種)をノズル列毎に記録紙9に形成する。
図7においては、駆動電圧が20V(Vh´)に設定された駆動信号COM´を用いて形成した検査パターンAと、駆動電圧が25V(Vh")に設定された駆動信号COM"を用いて形成した検査パターンBを例示している。この図では、駆動信号COM´で形成された検査パターンAの濃度は比較的薄く、駆動信号COM"で形成された検査パターンBの濃度は比較的濃くなっている。この検査パターンA,Bの濃度の違いは、以下で述べる色彩情報計測工程において、色彩情報であるL*値(明度)の違いとして現れる。即ち、駆動電圧の変化に応じて色彩情報が変化すると言える。駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化のレンジは、検査パターンの形成に用いられるドットの大きさや、そのドットの形成率(検査パターンの形成領域中にドットが占める割合)によって異なる。例えば、大ドットを用いて検査パターンを形成する場合、ドット形成率40%までは、ドット形成率の増加に伴い色彩情報の変化レンジも増加するが、ドット形成率が40%を超えると、ドット形成率の増加に伴い色彩情報の変化レンジは減少する傾向にある。そのため、色彩情報の変化のレンジをより広く確保して測定精度を向上させるべく、本実施形態の検査パターンA,Bを形成する際には、ドット形成率が40%に設定されている。
次に、色彩情報計測工程S2が行われる。色彩情報の計測は、スキャナ2によって光学的に読みとられた検査パターンの画像データを、ホストコンピュータ3においてLAB表色系のデータに変換し、変換したデータから色彩情報を取得することで行われる。即ち、スキャナ2とホストコンピュータ3によって色彩情報計測手段が構成される。上述のように、スキャナ2からの画像データはRGB表色系データであるので、ホストコンピュータ3の制御部56は、以下の式(2)〜(4)を用いて画像データをRGB表色系からLAB表色系のデータに変換し、本実施形態においてはL*の値を検査パターンの計測色彩情報(標本色彩情報)として取得する。
L*=116(Y/Y1/3−16 …(2)
a*=500{(X/X1/3−(Y/Y1/3} …(3)
b*=200{(Y/Y1/3−(Z/Z1/3} …(4)
ここで、X,Y,ZはR,G,Bに基づく3刺激値を示し、X,Y,Zは、画像データにおける検査パターン以外の部分(記録紙9の地色)の3刺激値を示している。
上記のようにして検査パターンAのL*値(本発明における第1の計測色彩情報の一種)及び検査パターンBのL*値(本発明における第2の計測色彩情報の一種)がノズル列毎に取得されたならば、次に、ホストコンピュータ3を用いて駆動電圧設定工程S3が行われる。即ち、ホストコンピュータ3(制御部56)は本発明における駆動電圧設定手段として機能し、計測結果であるL*値と、相関情報記憶部59に記憶されている相関情報(相関関係)に基づいて駆動信号COMの駆動電圧Vhを設定する。具体的には、まず、上記相関関係に基づいてL*値に対するインク滴の吐出量Iw(ng)が取得される。即ち、本実施形態の場合、L*値を上記式(1)に代入することにより、対応する吐出量Iw(ng)が算出される。
検査パターンAについての吐出量IwA(本発明における第1の吐出量の一種)、検査パターンBについての吐出量IwB(本発明における第2の吐出量の一種)を各ノズル列毎に算出したならば、ホストコンピュータ3は、検査パターンA,Bそれぞれについて、全ノズル列の吐出量IwA,IwBの平均値を算出する。即ち、各ノズル列の吐出量を合計し、合計値をノズル列の数で除算することで、検査パターンA,Bの吐出量IwA´,IwB´を算出する。これにより、異なる2点の駆動電圧Vh´,Vh"(本実施形態においては、20Vと25V)に設定された駆動信号COM´,COM"を用いてインク滴を吐出したときの吐出量(全ノズル列の平均値)IwA´,IwB´がそれぞれ得られたことになる。
なお、上記の例では、まず色彩情報に対する吐出量をノズル列毎に算出し、その後全ノズル列の吐出量の平均を求めるようにしたが、先に、全ノズル列の色彩情報の平均値を算出し、その後色彩情報の平均値に対する吐出量を求めるようにしても良い。
そして、ホストコンピュータ3は、駆動電圧Vh´,Vh"と、吐出量IwA´,IwB´とに基づき、目標とする吐出量が得られる駆動電圧を設定する。具体的には、図8のグラフに示すように、吐出量の変化量が電圧の変化量に比例するものとして、目標とする吐出量(インク滴の液量が設計液量に一致していれば得られる吐出量)となる駆動電圧を取得し、この駆動電圧を駆動信号COMの駆動電圧Vhとして設定する。即ち、図8の例の場合、目標とする吐出量が22,000(ng)だとすると、これを以下の式(5)に代入して、駆動電圧Vhとして約23Vが得られる。
y=0.00143x−8.6 …(5)
以上のように、検査パターンの色彩情報を計測(測色)し、計測色彩情報と上記相関関係とから吐出量を取得し、この吐出量に基づいて目標の吐出量が得られるように駆動電圧を設定しているので、簡単な構成で駆動電圧の設定を行うことができる。そのため、作業効率が向上し、コストを低減することができる。
また、記録ヘッド5をプリンタ1に組み付けた状態、即ち、完成品の状態で駆動電圧の設定(検査パターン形成工程、色彩情報計測工程、及び、駆動電圧設定工程)を行うので、プリンタ毎の回路基板の特性のばらつき等の影響を無くすことができる。これにより、プリンタの個体差に関係なく画像の濃度や色相を設計通りに揃えることができる。
ところで、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、色彩情報の計測を、スキャナ2によって光学的に読みとられた検査パターンの画像データ(RGB表色系データ)を、ホストコンピュータ3においてLAB表色系のデータに変換することで行う例を示したが、これには限らない。例えば、スキャナ2に替えて、既存の測色装置(色彩計)を用いるようにしても良い。この構成によれば、ホストコンピュータ3が色彩計からの色彩情報(LAB表色系データ)を直接受け取ることができるので、データ変換処理を省略することができ、より簡単な構成で駆動電圧の設定を行うことができる。
また、上記実施形態では、色彩情報として、LAB表色系に基づく3指標の何れかを用いる例を示したが、これには限らず、インク滴の吐出量との相関関係が得られるものであれば、他の表色系に基づく指標を用いることもできる。
また、上記実施形態では大ドットを用いて駆動信号COMの駆動電圧Vhを設定する例を示したが、勿論、小ドット又は中ドットを用いて駆動電圧Vhを設定するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、比較的高速な記録を行うモードで用いられる駆動信号COMの場合を例示したが、これには限らず、例えば、高解像度モードで用いられる駆動信号COM等に対しても本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、本発明の圧力発生素子として所謂縦振動モードの圧電振動子21を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、電界方向(圧電体と内部電極との積層方向)に振動可能な圧電振動子であってもよい。また、ノズル列毎にユニット化されているものに限らず、所謂撓み振動モードの圧電振動子のように、圧力室28毎に設けられるものであってもよい。さらに、圧電振動子に限らず、発熱素子等の他の圧力発生素子を用いることもできる。
また、本発明は、測色可能な液体を噴射するものであれば、上記プリンタ以外の液体噴射装置にも適用できる。例えば、ディスプレー製造装置、電極製造装置、チップ製造装置、マイクロピペット等にも適用することができる。
駆動電圧の設定に用いられる装置の構成を説明する図である。 記録ヘッドの構成を説明する要部断面図である。 プリンタの電気的な構成を説明するブロック図である。 駆動信号の構成を説明する図である。 色彩情報(L*値)に対するインク滴の吐出量の相関関係を示すグラフである。 駆動電圧設定処理を説明するフローチャートである。 検査パターンの一例を示す図である。 インク滴の吐出量に対する駆動電圧の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 プリンタ,2 スキャナ,3 ホストコンピュータ,5 記録ヘッド,6 インクカートリッジ,7 キャリッジ,8 プラテン,9 記録紙,10 キャリッジ移動機構,11 紙送り機構,12 ガイドロッド,13 リニアエンコーダ,16 ケース,17 振動子ユニット,18 流路ユニット,19 収納空部,20 フレキシブルケーブル,21 圧電振動子,22 固定板,23 流路形成基板,24 ノズルプレート,25 弾性板,26 リザーバ,27 インク供給口,28 圧力室,30 ノズル開口,31 支持板,32 弾性体膜,33 ダイヤフラム部,34 コンプライアンス部,35 島部,36 薄肉弾性部,40 プリンタコントローラ,41 プリントエンジン,42 外部インタフェース,43 RAM,44 ROM,45 制御部,46 発振回路,47 駆動信号発生回路,48 内部インタフェース,49 シフトレジスタ,50 ラッチ回路,51 レベルシフタ,52 スイッチ回路,55 ROM,56 制御部,57 RAM,58 インタフェース,59 相関情報記憶部

Claims (5)

  1. 圧力室に通じるノズル開口、及び、前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、該圧力発生素子を作動させることによりノズル開口から液滴を吐出対象物に吐出する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドの圧力発生素子に供給する駆動信号を発生する駆動信号発生手段とを備える液体噴射装置の駆動電圧設定方法において、
    仮駆動信号を前記圧力発生素子に供給して液滴を吐出することで、前記吐出対象物上に検査パターンを形成する検査パターン形成工程と、
    前記検査パターン形成工程で形成された検査パターンの色彩情報として赤若しくは緑の度合いを示すa*値、又は、黄若しくは青の度合いを示すb*値の何れかを計測する色彩情報計測工程と、
    前記色彩情報計測工程で計測された計測色彩情報と、色彩情報及び液滴の吐出量間の相関関係とに基づいて駆動信号の駆動電圧を設定する駆動電圧設定工程とから成り、
    前記検査パターン形成工程において、第1の駆動電圧に設定された第1の仮駆動信号を用いて、ドット形成率の増加に伴い前記駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化レンジも増加する範囲のドット形成率で第1の検査パターンを形成すると共に、前記第1の駆動電圧とは異なる第2の駆動電圧に設定された第2の仮駆動信号を用いて、ドット形成率の増加に伴い前記駆動電圧の変化に対する色彩情報の変化レンジも増加する範囲のドット形成率で第2の検査パターンを形成し、
    前記色彩情報計測工程において、前記第1の検査パターンの色彩情報と、前記第2の検査パターンの色彩情報とを計測することで、それぞれ第1の計測色彩情報と第2の計測色彩情報を取得し、
    前記駆動電圧設定工程において、前記第1の計測色彩情報に対する第1の吐出量と前記第2の計測色彩情報に対する第2の吐出量とを上記相関関係に基づいて算出し、算出した第1の吐出量と第2の吐出量とに基づいて駆動信号の駆動電圧を設定することを特徴とする駆動電圧設定方法。
  2. 前記液体は、イエロー色であることを特徴とする請求項1に記載の駆動電圧設定方法。
  3. 前記検査パターン形成工程、前記色彩情報計測工程、及び、前記駆動電圧設定工程を、前記液体噴射ヘッドを液体噴射装置に組み付けた状態で行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動電圧設定方法。
  4. 圧力室に通じるノズル開口、及び、前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、駆動信号が供給されて圧力発生素子が作動することでノズル開口から液滴を吐出対象物に吐出する液体噴射ヘッドであって、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の駆動電圧設定方法により前記駆動信号の駆動電圧が設定されたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  5. 圧力室に通じるノズル開口、及び、前記圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、前記圧力発生素子を作動させることによりノズル開口から液滴を吐出対象物に吐出する液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドの圧力発生素子に供給する駆動信号を発生する駆動信号発生手段とを備える液体噴射装置であって、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の駆動電圧設定方法により前記駆動信号の駆動電圧が設定されたことを特徴とする液体噴射装置。
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