JP4654367B2 - レゾルバ - Google Patents
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Description
レゾルバを機器に組み込む際、当該大きな空間が存在する側から回転子を挿入することとすれば、円周方向に沿って隣接する巻線磁芯の各中心間角度αが(360/n)度に設定されている場合と比較して、当該作業を容易に行うことが可能となる。
レゾルバを機器に組み込む際、当該大きな空間が存在する側から2枚のヨークの間に回転子を挿入することとすれば、固定子の横方向から回転子を挿入することが可能となる。
図1は、実施形態1に係るレゾルバ100を説明するために示す図である。図1(a)はレゾルバ100の斜視図であり、図1(b)は固定子110の斜視図である。なお、図1(a)及び図1(b)においては配線の図示を省略している。また、図1(a)においては、回転子130の一部を切り欠いてレゾルバ100の構造を示している。
具体的に説明すると、図2に示すように、巻線磁芯116aと巻線磁芯116bとの中心間角度α1は67.5度であり、巻線磁芯116bと巻線磁芯116cとの中心間角度α2は67.5度であり、巻線磁芯116cと巻線磁芯116dとの中心間角度α3は67.5度であり、巻線磁芯116dと巻線磁芯116aとの中心間角度α4は157.5度である。
図6は、実施形態2に係るレゾルバ200を説明するために示す図である。図6(a)はレゾルバ200の平面図であり、図6(b)は図6(a)のA−O−C断面図であり、図6(c)は図6(b)の要部拡大図である。なお、図6において、回転子270の軸孔については図示を省略している。
具体的に説明すると、図6に示すように、シート状積層コイル230aが設置された巻線とシート状積層コイル230bが設置された巻線磁芯との中心間角度α1は67.5度であり、シート状積層コイル230bが設置された巻線とシート状積層コイル230cが設置された巻線との中心間角度α2は67.5度であり、シート状積層コイル230cが設置された巻線とシート状積層コイル230dが設置された巻線との中心間角度α3は67.5度であり、シート状積層コイル230dが設置された巻線とシート状積層コイル230aが設置された巻線との中心間角度α4は157.5度である。
図10は、実施形態3に係るレゾルバ300を説明するために示す図である。図10(a)はレゾルバ300の平面図であり、図10(b)は図10(a)のA−O−C断面図であり、図10(c)は図10(b)の要部拡大図である。なお、図10において、回転子370の軸孔については図示を省略している。
Claims (9)
- 磁性材料からなる輪状固定子板と、前記輪状固定子板の面上に突出してかつ円周方向に沿って配設されたn個(但し、nは4以上の整数。)の巻線磁芯と、前記巻線磁芯の周囲に配設された固定子巻線と、前記輪状固定子板の面上に突出して、かつ、前記巻線磁芯の内側又は外側に設置された磁束帰路台とを有する固定子と、
磁性材料からなる輪状回転子板と、前記輪状回転子板の内面に配設され波状に突出状態が変化する板内面を有し磁性材料からなる空隙形成板とを有する回転子とを備え、
前記回転子の回転により、前記空隙形成板の前記板内面と前記巻線磁芯との間隔dが変化するように構成され、
前記n個の巻線磁芯のうち円周方向に沿って隣接する巻線磁芯の各中心間角度αが(360/n)度とは異なる値に設定されているとともに、各中心間角度αのうち最大の中心間角度αが120度以上に設定されていることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1に記載のレゾルバにおいて、
前記輪状固定子板は、前記巻線磁芯ごとにn個の分割固定子板に分割されており、
前記n個の分割固定子板は、非磁性材料からなる輪状基板上に配設されていることを特徴とするレゾルバ。 - 輪状支持体と、前記輪状支持体上に円周方向に沿って配設されたn個(但し、nは4以上の整数。)の磁極部とを有する固定子と、
前記固定子に対して回転自在に配設される回転子とを備え、
前記磁極部は、巻線磁芯と、前記巻線磁芯の両端部に配設され前記固定子の内径方向に突出し磁性材料からなる2枚のヨークと、前記巻線磁芯の周囲に配設された固定子巻線とを有し、
前記回転子の外周縁は、前記2枚のヨークの間に常に挟持されるように位置し、
前記回転子の回転により、前記ヨークに挟持される前記回転子の面積が変化するように構成され、
前記n個の巻線磁芯のうち円周方向に沿って隣接する巻線磁芯の各中心間角度αが(360/n)度とは異なる値に設定されているとともに、各中心間角度αのうち最大の中心間角度αが120度以上に設定されていることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項3に記載のレゾルバにおいて、
前記輪状支持体は、非磁性材料からなることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のレゾルバにおいて、
前記固定子巻線は、整列巻線からなることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のレゾルバにおいて、
前記固定子巻線は、シートコイルからなることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項6に記載のレゾルバにおいて、
前記シートコイルは、基材の表面に金属層が形成されたシートに、所定パターンでレーザ光を照射することにより形成されたシートコイルであることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項6又は7に記載のレゾルバにおいて、
前記シートコイルは、励磁巻線用のシートコイルと出力巻線用のシートコイルとがそれぞれ複数枚積層されたシートコイルであることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項8に記載のレゾルバにおいて、前記シートコイルを構成する各シートコイルは、スルーホールを用いて電気的に接続されていることを特徴とするレゾルバ。
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