JP4652336B2 - 連続鋳造される粗金属製品の表面欠陥を検出するための方法およびシステム - Google Patents

連続鋳造される粗金属製品の表面欠陥を検出するための方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、スラブまたはより一般的には、連続鋳造される粗金属製品、特に鋼材上の表面欠陥の検出に関する。
より正確には、本発明は、互いに向き合い、検査しようとする表面に近接して配置された別個の送信器および受信器を有する渦電流感知器を使用して、連続鋳造をしながら粗金属製品上の表面欠陥を検出することに関する。
仏国特許第84/14435号明細書が、この形式の「異方性プローブをもつEC(渦電流、CdF)センサ」とも呼ばれるセンサについて開示しており、そのプローブは別々の送信コイルおよび受信コイルであり、それらの下側を通過するスラブの運動に直角な向きにある線に沿って互いにある距離を隔てている。したがって、このようなセンサは、検査しようとする製品の表面を横断する長い欠陥の存在によって、生成された渦電流の流れの変化に敏感である。したがって、一方から他方へ延びる欠陥が存在しないときには、送信器の下側に送信器の磁界によって生成される誘導電流が受信器の直下で流れないので、このようなセンサが、横断方向の端部クラックを特に識別することができるようにする。
しかし2つのコイル、つまり送信コイルと受信コイルを分ける距離は構造で決まるので、相応して調整された横方向への増加的移動量をもってセンサを複数回通過させるか、そのアセンブリ全体が問題の領域をカバーするように一連の複数のセンサを横に並べて配置することによってスラブ端部の十分に広い領域がスキャンされなければ短いクラックだけが検出されることになる。
本発明は、位置合わせされ、プログラム化された多重化によって別々に作動させられる要素ミニ・コイル(またはセル)のアレイ(または列)を使用する最近の高速画像技術を利用してこれらの問題を解決することを目指している。この形式の渦電流センサは、多くの技術分野において金属シート、金属プレートおよび金属ストリップの検査のために使用されており、その例は例えば下記の文献に見出すことができる:仏国特許第93/00984号明細書、米国特許第6,339,327号明細書および米国特許第5,237,271号明細書。
その起動モードに応じて各セルは、検査しようとする金属製品の表面上に渦電流を発生させる能力をもつかそれを検出する能力をもつ。したがって行内の隣接する第1および第2のセルを、一方に渦電流を生成させ、他方にそれを検出させるように起動させることによってセンサの下に、1つからもう1つに延びるであろう細長い表面欠陥の存在の有る無しを決定することが可能である。起動されたセルの対は、このセルの行に面する金属プレートの全表面を、検査しようとするプレートあるいはセンサを移動させること無くスキャンおよび検査するようにこの制御ステップ1回ごとに列に沿って階段的にセル1つずつオフセットされる。良好な空間解像度を得るようにかつ数ミリメートル程度の欠陥を検出することが可能であるように、セルはその全体形状が正方形であり、そのサイズが数平方ミリメートル程度である。
このようなセンサで検査される金属プレートは、滑らかでなければならず、測定セルは測定しようとするプレートの表面から1.5ミリメートル未満の距離に配置される。センサは、プレートの表面からこのような距離にあって電気伝導の断絶によって明らかになる如何なる表面欠陥をも速やかにまた正確に検出する。しかしこの距離を超えるとこれらセンサは不正確になり使用できない。これら同じセンサを使用して連続鋳造によって直接得られた鉄鋼スラブの表面上のクラックを検出しようとする試みは、出願人の知る限りこれまで失敗に終わっている。これは、スラブの表面が粗く、このスラブが一般的に550℃を超える高温であるということが、検査しようとする表面から1.5mm未満の距離にセンサを長い時間保つことが殆ど不可能であるということを意味するからである。
本発明の目的は、このような不利益を是正して多重化によって起動されるセルの行をもつこれらECセンサをその連続鋳造状態にある粗金属製品上に使用することを可能にすることにある。
したがって本発明の1つの主題は、多重化によって別々に制御される隣接する位置合わせされた測定用セルの行を有する「送信器受信器分離」形の渦電流センサを用いて、検査しようとする製品がセンサに関して移動動作を行う、粗金属製品を連続鋳造しながらその表面欠陥を検出する方法であって、前記センサが行と列に分配された測定用セルのマトリックスを備え、前記マトリックスが、少なくとも各々3つの測定用セルから成る第1および第2の並列の行を少なくとも有し、連続した制御ステップをもって下記のごとき方式で多重化が起動されることを特徴とする方法である:
所与の制御ステップで、各行内の、少なくとも1つの動作していないセルによって互いに分離されている第1および第2のセルが起動され、第1のセルは前記粗金属製品の表面上に渦電流を生成するように起動され、第2のセルは第1のセルによって生成された渦電流を検出するように起動され、表面の渦電流の流れは表面欠陥の存在によって変化させられており、所定の時間間隔で2つの起動されたセルが不作動にされ、前記制御ステップは後続の2つのセルで繰り返され、その後続のセルは、2つの不作動にされたセルに関して同じ行に沿って少なくともセル1つ分オフセットされ、その状況が検査しようとする表面領域がチェックされるまでつづき、
前記制御ステップがセルの第1および第2の行に対して同時に実行され、各行の前記第1のセルが1つの列にだけ属し、各行の前記第2のセルも別の列だけに属し、各行の前記第2のセルは、欠陥が検出されたときに反対の極性の信号を生成するように構成されている。
換言すれば、渦電流を生成するセルは、同じ行内でそれらを検出するセルから少なくとも動作していないセル1個分常に隔てられていなくてはならない。これは、2つの起動されたセルとセルつまり送信セルと受信セルの間の間隔の増加が、対象とする適用に対するセンサの性能を十分なレベルに保ちながら、検査しようとする表面からこれらのセルを隔てる距離を増加させることを可能にすることが見出されたからである。したがってセルをスラブの表面から1.5ミリメートルを超える距離で使用することが可能であり、それによってこれらセンサを使用してスラブの連続鋳造から直接得られる粗金属製品上の表面クラックを検出することが可能になる。
さらにその制御ステップは、2つの隣接する行に同時かつ正確に同じ方式で実施されるが、第2の行内の一対の動作しているセルは、しかし第1の行に対して一対の動作しているセルとは反対の極性の信号を生成するように構成されている。これが、その信号を追加することによって、鋳造スラブの表面上に存在する例えば振動マークから発生する不可避な乱れを取り除くことを可能にし、検査員には背景雑音が最小限である非常に明瞭な欠陥検出信号を配信することを可能にする。
「送信器受信器分離」形の、渦電流によって表面欠陥を検出するためのセンサを備える欠陥検出システムも本発明の主題であり、そのシステムは、少なくとも各々3つの各々隣接し制御可能である測定用セルから成る行を少なくとも2つと、各々が渦電流を生成し検出する能力をもつ前記測定用セルを制御するのに適切な、プログラム可能な多重化制御ユニットを備え、セルのその2つの行が互いに平行に横に並んで配置され、前記制御ユニットがマルチプレクサ制御ユニットであり、行内の、少なくとも1つの動作していない測定用セルによって互いに分離されている第1および第2のセルを起動させる能力があり、同じ方式で但し反対の極性をもって第2の行内の対応する類似のセルを起動させる能力があることを特徴とする。
本発明によるシステムのその他の好ましい特徴によれば、これは、
センサが、前記セルの行が表面と面一にその中に収納されている平坦な基部を備え、前記基部が、検査しようとする表面から少なくとも3ミリメートルの距離に配置されることを意図されていること、
センサが、循環する冷媒で基部を冷却するための回路を含むこと、
および、
冷却回路が、冷媒の循環のための空間を残すように基部に向かって配置されたセラミック板を少なくとも1つ含むこと
を特徴とする。
例証として与えられている説明を読み、添付の一連の図面を参照すれば本発明はより良く理解されるであろうし、その他の態様および利点はより明白になるであろう。
図1は、連続鋳造設備から直接得られる鉄鋼スラブ4の表面欠陥を連続して検出するためのシステム2を示す。スラブ4は、水平面にありこの構成の下に、センサ2の下を遅い前進速度(辛うじて1m/minをわずかに超える)で進む。図1の図を簡単にするためにスラブ4の左側上端部のみが示されている。
スラブ4は、本明細書では連続鋳造中の製品と呼ばれているものである。
検出システム2が配置されるポイントでは、スラブはなお550℃を超える温度を有するのが一般的である。センサ2に面する上面は不均一であり、多数の凹凸やモールド振動マーク(mold oscillation mark)または魚鱗状アイランド(scale island)等の局部的な起伏、場合によっては様々な横断方向のクラック、裂け目または刻み目などの検出しようとする長い表面欠陥をも有する。これらの表面欠陥が、スラブ4表面の導電性の局部的な中断をもたらす。この導電性の中断が必ずしもスラブ4表面に欠陥が存在することを意味するものでないことに注意するべきである。ここでは横断方向のクラック6のみが示されている。このクラック6は、スラブ4の移動方向に直角な方向に延びているので横断方向のクラックと呼ばれる。図1でスラブ4の移動方向が矢印Fで示されている。
温度が550℃を超えるまで上昇する環境で検出システム2を設置しやすくするためにシステムは可動部品を有せず、スラブ4のみがその下を並進して移動方向Fに移動する。
システム2はセンサ10、センサを制御するための制御ユニット12、および冷媒送出ポンプ14を備える。センサ10は、渦電流を用いてスラブ4表面上の導電性欠陥を検出する能力を有する。このようなセンサの動作原理は知られているのでここでは詳細には説明しない。読者は、例えば欧州特許出願第0 195 794号明細書を参照して、このようなセンサの動作原理に関するさらなる情報を得ることができる。
ここではセンサ10は、長方形の平行管状になっており移動方向Fに直角に向けられた形状を有し、その1面(測定用セルがその表面に面一であるので「動作面」と呼ぶ)がスラブ4の表面と平行に配置されている。このセンサ10は、移動する製品がわずかにその移動方向から側方向に外れても常に最も外側の端部を検査することができるように動作面がスラブ4の端部に「跨って」配置される。
図2に示されているように、センサ20の動作面は、その中に測定用セル21が収納される基部20で形成される。
このベース20の下側表面が図3に示されている。このベース20は例証として全て互いに同一である測定用のセル21から成る同一の行22および24を有する。これら2つの行は、センサ10の長手方向で互いに平行に配置されている。これらの行22および24は、互いにできるだけ近接して配置されており、それによってこれらのそれぞれのセルは互いに沿って配置され、少なくとも1側部で互いに接触している。
図を簡単にするために、各行には測定用セル21が6個だけが示されている。実際には、行は32個までのまたはそれを超える数のセルを備えることもある。ここでは行22のセルが、底部から始まり上方に向かって順番にそれぞれ参照符号C1、C3、C5、C7、C9およびC11によって表示されている。同様に行24のセルが、底部から始まり上方に順番にそれぞれ参照符号C2、C4、C6、C8、C10およびC12によって表示されている。
各測定用セル21は、ユニット12の制御の下に発信セルまたは受信セルとして構成されるのに適している。
セル21が送信セルとして構成されるときには、このセルはスラブ4表面に渦電流を生ずる能力を有する。このために各セルはAC電流を供給されるコイル26を備える。このコイル26の軸は、センサ10の動作面に対して直角である。
セルが受信セルとして構成されるときこのセルは、送信セルによって生成された渦電流が、1つのセルから他方のセルへ伝播している表面欠陥によって受信セルに向かって逸らされる場合、その場合に限って前記欧州特許出願第0 195 794号明細書に説明された原理によってスラブ4表面に存在する渦電流を検出する能力を有する。このためにコイル26は電磁界を検出するのに使用される閉電気回路を形成する。
既に示したように、行22および24の隣接するセルは、振動マークのようなスラブ4表面の不均一に起因する計測または検出誤りを排除するように2つの行での1つのもう1つに関する差動モードで連結されることも可能である。より正確には、各行22および24の受信セルとして構成されたセルは、表面欠陥を検出するための、反対の極性の信号を生成する能力を有する。この結果、行22のある受信セルが不良を検出すると、そのセルは例えば正の極性の信号を生成し、他方では行24の対応する受信セルが同じ欠陥を検出すると負の極性の検出信号を生成する。
ここではセル21は隔てられるようにされており、隣接セルのコイル26は、0.5mm未満、好ましくは0.2mmの端部〜端部間隙間Xによって分離されているのが一般的である。様々なコイル26のこの近接によって、行22および24の全長にわたるスラブ表面のほぼ区切りのない走査および検査を保証することが可能になっている。
センサの総体的な感度領域を最大化するためにセル21は、それらの内部コイル26と同様に形が正方形である。さらにその長さが4ミリメートルを超えることはほとんどない表面欠陥またはクラックを検出するためにこれらコイルは各々4×4mmの正方形の断面を有する。
基部20を熱から保護するためにセンサ10にはベース20を冷却するための装置30(図2)が装備されている。この装置30は冷媒を循環させるための回路32を含む。この回路32は、センサ10の垂直壁36に沿って下降し基部20の下を通過しセンサ10のもう1つの垂直壁38に沿って上昇し戻ってくる。基部20の下を通過する回路32の部分を設けるために装置30は、測定用セルを保護するように基部20に面しかつ平行に配置された長方形のプレート40を含む。このプレートは、様々な測定用セルのコイル26によって生成され受け取られる電磁波にとって透過性であるように例えばセラミックでできている。このプレート40は、例えば基部20の表面から約1ミリメートルに配置される。それはその長端部に沿って固定されている2つの水平な脚部42および44によって定位置に保たれる。脚部42および44はスラブ4の表面にわたって滑るように、またランナとして動作するようにされている。これら脚部42および44各々は垂直な金属プレート46および48それぞれと一体になっている。
プレート46および48はセンサ10の壁部36および38に沿って横たわっている。それらは、回路32の通過のための空間を残すように垂直壁36および38から空間をもって隔てられている。熱に耐えるように脚部42および44ならびにプレート46および48は例えばステンレス鋼でできている。脚部42および44の厚さ、プレート40の厚さおよび回路32の基部20下での厚さは、スラブ4の上側表面から基部20を隔てている高さHが3ミリメートル以上、好ましくは4ミリメートルより大きくなるように選定される。
回路32内に示されている矢印は、冷媒の循環方向を示す。ここでは冷媒は水である。回路32の各終端部は、冷媒を回路32内に循環させるのに適切なポンプ14に連結されている。
制御ユニット12は基部20のセルの各々を個別に制御する能力を有するマルチプレクサである。この制御ユニットは、例えば図4に示す方法を実施するための命令を有するメモリ50と連合した従来形のプログラム可能な電子計算機で構成されている。
ここでシステムの動作を、図4に示された方法に関連して説明する。システム2の動作中スラブ4はセンサ10の下を矢印Fの方向に平らに移動する。ここで端部クラック6が基部20の下で発生すると、行24のセルの1つがこのクラックを検出し、対応する信号を生成する。次いでクラック6は、他方の行22のセルの少なくとも1つによって検出され、そのセルも対応する信号を、しかし反対の極性の信号を生成する。
マルチプレクサ12によって起動されたセンサ10の動作はいくつかのタイムスロットに分けられ、各タイムスロットは予め決められた時間間隔に対応している。各タイムスロットでは、行22の一対のセルだけおよび行24の一対のセルが起動されるが、行22および行24のその他のセルは全て不作動である。不作動状態ではセルのコイル26はオープン・コイルである。これが様々なセルのコイル26間の混信の問題を防止する。
より正確には、センサ10がスラブ4の表面から3ミリメートルを超える点で確実に動作することができるために制御ユニット12は下記のように動作する。第1のタイムスロットでユニット12は、ステップ60の間にセルC1およびC2を、それらにスラブ4の上側表面で渦電流を生成させるために送信セルとして構成する。同時にユニット12は、セルC5およびC6を、それらがスラブ4の表面で渦電流を検出するように構成する。この様にセンサ10を制御することによって送信セルおよび受信セルは、動作していないセル、この場合はセルC3およびC4によって互いに隔てられる。したがって第1のタイムスロットの間、送信と受信セル間の端部〜端部間間隔は4ミリメートルより大きい。
そこに基部20が配置されることもある、スラブ4の表面からの高さは、送信セルと受信セル間の端部〜端部間間隔に比例して増加することが経験的に知られている。したがってステップ60の間に少なくとも4ミリメートルの送信と受信セル間間隔を設けることによって、センサ10の動作は、センサが欠陥を検出することを求められる表面から約3ミリメートルに配置されても低下することはない。
次いで後続の第2のタイムスロットで、ユニット12は、ステップ62の間にセルC3およびC4ならびにC7およびC8を構成し、それによってC3およびC4が同時に送信セルとして動作し、その一方でC7およびC8は同時に受信セルとして動作する。同時にその他のセル、特に以前に起動されたセルつまりセルC1、C2、C5およびC6は不動作にされる。
次の第3のタイムスロットで、起動されたセルを1セル分上側にシフトするがその間、ステップ64の間にステップ62が繰り返される。その結果このステップ64の間、送信セルとして動作するのはセルC5およびC6であり、受信セルとして動作するのはセルC9およびC10である。
次のタイムスロットでユニット12は、起動されたセルがC7、C8、C11およびC12であることを除き前のステップと同一であるステップ66に進む。手順は次いでステップ60に戻る。
システム2が動作している限りステップ60、62、64および66が繰り返される。したがって各ステップ60、62、64および66の間に起動されたセルを1セル分シフトすることによって基部20に面するスラブの全表面部分を高い解像度をもって走査することができることが見出されるが、これはセルの断面が4mm程度であり、かつそれによってセンサ10を動かさないからである。
したがってこのような制御方法は、高解像度をもってセンサの長さ分の幅だけ表面上の欠陥を検出することならびにセンサの下で1回の通過期間中にそうすることを可能にする。システム2の他の利点は、それが基部20の位置に対するスラブ4の端部の位置に敏感ではないことである。換言すればベース20の測定用セルでスラブの表面の外側にあるもの、つまりスラブ4の上側端部を越えるものはセンサ10の動作を妨げることが一切なく、したがってスラブ4をこのセンサ10に対して正確に位置づける必要はない。
システム2の動作が、各タイムスロットの期間中送信と受信セルが動作していないセル1個のみによって隔てられている特定の事例で説明されてきた。送信と受信セル間の間隔を広げ、したがって変形形態としてセンサ10をスラブ表面からさらに大きい距離Hに配置する可能性を与えるように、任意の行にある送信と受信セルは互いに1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの動作していないセルによって隔てられることもある。
さらに設けるセルの行の数を2よりも大きくして装置の検出能力を増加することが可能である。
セルの行は隣接しあう必要もない。それらの間に隙間が設けられてもよい。
システム2は、温度が550℃を超えることもある環境にそれが配置される特定の事例で説明されてきた。同じシステムが、スラブを室温で検査するために使用されてもよいことは勿論である。この変形形態では基部を冷却するための装置30は不要であり、省略されてもよい。
システム2はコイルが16mmの断面を有する特定の事例で説明されてきた。変形形態として、また検出しようとする欠陥の長さに依存して各コイルは、長形のあるいはより正確には長方形の、その短辺および長辺が2と10mmの間の長さを有する断面を有することもある。
本発明による検出システムの概略図である。 図1のシステムを使用する表面欠陥を検出するための渦電流センサの断面の垂直断面図である。 図2のセンサの動作している部分の概略図である。 本発明による表面欠陥検出方法の流れ図である。

Claims (7)

  1. 多重化によって別々に制御される、隣接する位置合わせされた測定用セルの行を有する「送信器受信器分離」形の渦電流センサを用いて、検査しようとする金属製品がセンサに関して移動動作を行う、金属製品を連続鋳造しながらその表面欠陥を検出する方法であって、前記センサが行と列に分配された測定用セルのマトリックスを備え、前記マトリックスが、少なくとも各々3つの測定用セル(C1〜C12)から成る第1および第2の並列の行(22、24)を少なくとも有し、多重化が、連続した制御ステップをもって、
    所与の制御ステップ(60、62、64、66)で、各行内の、少なくとも1つの動作していないセルによって互いに分離されている第1および第2のセルが起動され、第1のセルは前記金属製品の表面上に渦電流を生成するように起動され、第2のセルは第1のセルによって生成された渦電流を検出するように起動され、表面の渦電流の流れは表面欠陥の存在によって変化させられており、所定の時間間隔で2つの、第1のセルおよび第2のセルが不作動にされ、前記制御ステップは、2つの他の第1のセルおよび第2のセルで繰り返され、前記他の第1のセルおよび第2のセルは、それぞれ、前記制御ステップの前の繰り返しの2つの第1のセルおよび第2のセルに関して同じ行に沿って少なくともセル1つ分オフセットされ、その状況が検査しようとする表面領域がチェックされるまで続き、
    前記所与の制御ステップ(60、62、64、66)がセルの第1(22)および第2(24)の行に対して同時に実行され、各行の前記第1のセルが1つの列にだけ属し、各行の前記第2のセルも別の列だけに属し、各行の前記第2のセルは、欠陥が検出されたときに反対の極性の信号を生成するように構成されている、
    ような方式で起動されることを特徴とする方法。
  2. 行と列とに分布された測定用セルのマトリックスを備えた「送信器受信器分離」形の、表面欠陥を渦電流によって検出するためのセンサ(10)と、前記測定用セルを制御するのに適切なセンサを多重化によって制御するためのユニット(12)とを備え、前記マトリックスが、少なくとも各々3つの隣接し制御可能な測定用セル(C1〜C12)から成る第1および第2の並列の行(22、24)を少なくとも有し、
    各測定用セルが、検査しようとする金属製品の表面に渦電流を生成する送信器、または前記表面で渦電流を検出する受信器のいずれかとして、作動することができ、金属製品を連続鋳造しながらその表面欠陥を検出するシステムであって、マルチプレクサを伴う制御ユニット(12)が、
    少なくとも1つの動作していない測定用セルによって互いに隔てられている各行内の第1および第2のセルであって、第1のセルが、前記金属製品の表面上に渦電流を生成するように起動され、第2のセルが、第1のセルによって生成され、電流の流れが表面欠陥の存在により前記表面上で改変された渦電流を検出するように起動されるセルと、
    第1の行のセルと同じ方式で、第2の行のセルと
    を制御する能力を有することを特徴とするシステム。
  3. センサ(10)が、内部に少なくとも3つの位置合わせされた行が収納された基部(20)を含み、基部(20)が、表面欠陥が検出されなければならない表面から少なくとも3ミリメートルの距離に配置されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. システムが、基部(20)を冷却するための装置(30)を含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 冷却装置(30)が、冷媒を基部(20)に沿って循環させるための回路を含むことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 冷却装置(30)が、冷媒循環回路のための空間を残すように基部(20)に面して配置されたセラミックプレート(40)を少なくとも1枚含むことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 第1の行(22)の各セルが、第2の行(24)のセルに隣接しており、第2の行の隣接するセルによって発せられる信号と反対の極性の信号を発するように構成されることができ、制御ユニット(12)が、第1および第2の行の第2のセルが反対の極性の信号を発するように第1および第2の行の第2のセルを構成するのに適していることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
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