JP4651577B2 - 圧力空間用シールパッキン構造 - Google Patents

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Description

本発明は加圧試験等で使用される供試鋼管表面に密着して、圧力空間を形成する環状のシールパッキン構造に関する。
従来より流体を移送したり内圧を加えたりする重要な鋼管は加圧試験が行われ、供試鋼管両端部を封止部材で外嵌し、該封止部材と供試鋼管との間を密閉する弾性材によるシールパッキンを使用して加圧装置が形成されている。
供試鋼管の加圧装置にシールパッキンを使用した従来例の一例として、例えば特許文献1の図3の(a)を本図の図5に、図4を本図の図6にシール効果を高めた発明として示す。以下特許文献を説明するに当たり呼称は特許文献の表記により説明し、符号は混乱を回避する為に別符号にて記載している。
特許文献1は圧力媒体の使用量を大幅に少なくできると共に試験時間を大幅に短縮できる大径パイプの内圧試験装置を提供する事を課題とし、供試パイプ203内に中子パイプ204を挿通し、該中子パイプ204の一端にシール部材A205を脱着可能に固定し、供試パイプ203の一端をシールしている。
該シール部材A205は供試パイプ203と中子パイプ204の一端側の隙間207をシールし、該隙間207に圧力媒体210を導入するホースを中子パイプ204の端部開口から内側に挿入している。シール部材A205は中子パイプ204に脱着可能に固定される環状の円板部材214と該円板部材214に脱着可能に固定される円筒部材213と該円筒部材213に脱着可能に固定されるパッキン押え部材225とで形成されている。
前記円筒部材213の内周縁部が断面U形の第1パッキン223を介して中子パイプ204の外周面に密着していると共に、開口部内周縁部に設けた断面U形の第2パッキン224を介して供試パイプ203の端部外周面をシールしている。
前記第1パッキン223と第2パッキン224とは共に断面U形の先端を押し広げた状態で開口側を圧力空間側に向けていて、第1パッキン223は前記円板部材214に押しつけられ、第2パッキン224はパッキン押え部材225の内面係合段部に押しつけられている。
図6に示すように圧力媒体210が前記第2パッキン224の内面に作用して矢印で示すように該第2パッキン224を押し広げる圧力pが加わる。このためシール効果を高めるとして開示されている。
また特許文献2に鋼管の水圧試験装置が開示されていて、特許文献2の図2を本図の図7に示す。該発明によれば鋼管両端部に外嵌するパイプガイド330と、鋼管400の外周をシールするリングパッキン320を内蔵したパッキングホルダ310とを、圧着させてリングパキン320を締め付ける構造となっている。
またパッキングホルダ310に形成された背圧通路312を経て高圧水が前記リングパッキン320の外周部に作用し、該リングパッキン320を内側に押圧し、より強力に鋼管400と密着させ、鋼管400内の水圧がリングパッキン320を介して外部に漏れないように形成された水圧試験装置となっている。
またパイプガイド330とパッキングホルダ310とは容易に分割できる構造である為に、パッキングホルダ310よりパッキング押さえ322、リングパッキン320及びパッキング押さえ(アダプタ)321の交換性に優れている発明として開示されている。
特開 第2005−201704号 特開 第2005−181055号
供試鋼管の外径寸法は製作過程で生じる許容範囲内の誤差を有していて、個体毎に外径寸法は異なり、口径が大きくなればなるほど供試鋼管の外径寸法差は大きくなる。耐圧試験に於いて、該鋼管の外径をシールするに当たり外径寸法のバラツキは密閉性に悪影響を与える。
特許文献1の供試パイプの外周をシールする断面U字形の第2パッキンと中子パイプをシールする断面U字形の第1パッキンとは開口部が圧力側に向き、試験圧力が断面U字形の脚部を押し広げる様に加わるので密閉性に優れているものの、供試パイプの外径寸法のバラツキが多い場合には密閉性の保持が難しく、パッキンのサイズ変更を余儀なくされたりする場合がある。
また特許文献2は鋼管の外周をシールするリングパッキンを内蔵したパッキングホルダとパイプガイドとを圧着させて、該リングパキンを前記鋼管の軸方向に締め付けているので該リングパッキンが半径方向に延びて鋼管と密着して密閉性を発揮している。
またパッキングホルダに形成された背圧通路にて高圧水がリングパッキンの外周面より内側に向かって働くのでリングパッキンを鋼管外周面に押し付ける事で、より密閉性が向上する。
しかしながら該構造に於いてはリングパッキンをパッキング押さえで両側より挟むので部品点数が増えたり、パッキングホルダに背圧通路を形成する必要がある。また鋼管の仕上がり寸法により、鋼管寸法に適合したリングパッキンに交換する必要が生じる場合もある。
課題を解決する為の手段
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項1に記載の如く、供試鋼管の端部外側に円筒形の封止部材を緩嵌し、該封止部材の端部内周面と、供試鋼管外周面との間に、断面V字形を成した弾性部材から成る環状のシールパッキンを、その断面開口側を供試鋼管端面側に向け、該シールパッキンの外周側脚部を前記封止部材内面に圧接、内周側脚部供試鋼管外表面に圧接した状態で嵌挿、該シールパッキンの開口側内面は封止部材内部に形成された空隙を介して供試鋼管内に連通し、供試鋼管内に充填された媒体により加圧されるようにし、該シールパッキンの背面にシールパッキン押さえを当接させて押圧するようにした圧力空間用シールパッキン構造であって、前記断面V字形をしたシールパッキンの両脚部が連なる平面を成した背面部に、外側に開口した略断面コの字形の環状の溝を形成し、前記シールパッキン押さえのシールパッキン当接面に、シールパッキンの環状の溝に対向して開口するように、略断面コの字形の環状の溝を形成し、両環状の溝により形成される空隙部に環状の移動阻止部材を嵌挿する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項2に記載の如く、請求項1記載の圧力空間用シールパッキン構造であって、前記断面V字形を成したシールパッキンの外周側脚部先端とシールパッキン背面との脚長は、該外周側脚部が前記封止部材内面に圧接状態で嵌挿されるシールパッキン収納部より小径で形成されたシールパッキン収納部突端壁と、該封止部材端面に嵌挿する段差部を有したシールパッキン押さえのシールパッキン背面に当接する当接面とで、形成される空隙寸法より短く形成され、かつ内周側脚部の脚長は外周側脚長より長く形成する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項3に記載の如く、請求項1乃至請求項2記載の圧力空間用シールパッキン構造であって、前記シールパッキンの外周側脚部先端環状面凸状の台座を、互いに間隔をあけて複数個する。
発明の効果
本発明は上述のように構成する事により、次のような効果を奏する。
供試鋼管の両端部外周面を緩嵌した封止部材内周面と、該供試鋼管外周面との間をシールする断面V字形で環状を成したシールパッキンの開口部を供試鋼管端部の加圧側に向けて配設し、該シールパッキンの背面と該シールパッキンの背面を押圧するシールパッキン押さえとの当接面の双方に環状の溝を形成し、該溝に環状を成した移動阻止部材を嵌装したので、シールパッキンに試験圧力による半径方向の力の不均衡が生じても、シールパッキン全体が半径方向に収縮して変形する事が無いので、シールパッキンの外周側脚部と封止部材内面との間の密着力低下を、防止する事ができる。
封止部材内面のシールパッキン収納部に嵌装された断面V字形をした環状のシールパッキンは外周側脚部が前記封止部材のシールパッキン収納部内周面に嵌装し、内周側脚部が供試鋼管外周面に密着して使用される。シールパッキンの内周側脚部と供試鋼管外周面との密着度合いは供試鋼管外径の仕上がり程度や前記中子管と供試鋼管の軸芯の調節度合いにより大きく変化するために、試験圧力を受ける該シールパッキンの内周側脚部の脚長を延ばして受圧面積を増やしたので、密着力を増強できる。該構造ではシールパッキン全体が内側半径方向に縮もうとするが、前記移動阻止部材が収縮によるシールパッキン全体の変形を阻止する。
封止部材端面に嵌挿する段差部を有したシールパッキン押さえ内面と、封止部材内面にシールパッキンを圧接状態で嵌挿し収納する前記シールパッキン収納部突端壁との間の空隙寸法よりも、シールパッキンの外周側脚長を短く形成し、また内周側脚部の開口側先端も当接する障害物も無い状態で加圧空間内に形成されているために、シールパッキンの受圧側よりシールパッキンの背面を前記シールパッキン押さえに押し付ける圧力が増強されシール効果を増大させる。
前記断面V字形をした環状のシールパッキン脚部のうち、平面視環状を成した外周側脚部先端に凸状をした複数の台座を形成し、該台座先端とシールパッキン背面との長さがシールパッキン押さえ内面と、封止部材内面にシールパッキンを圧接状態で嵌挿し収納する前記シールパッキン収納部突端壁との間の空隙寸法と略同等としたので、シールパッキンを装着する場合にシールパッキンを封止部材内面に止まるまで圧入すれば良く、装着が容易になる。
前記台座先端が前記封止部材内のシールパッキン収納部突端壁に密着した場合であっても、受圧面側であるシールパッキンの外周側脚部先端と台座先端との間には間隙を有している為に、試験圧力によりシールパッキンを軸方向であるシールパッキン押さえ方向に押し付ける力は弱まる事が無いので、シールパッキン背面でのシール効果を増強している。
該構成により供試鋼管外径寸法にバラツキが多い場合に於いても、シールパッキン外周側脚部の密着力を減少させずに、シールパッキンの内周側脚部の密着力の減少を阻止したために、内径の異なるシールパッキンを多数用意する事無く少ないシールパッキンの種類で密着力を確保でき、シールパッキンの交換作業回数を減らせたりシールパッキンの在庫部品点数を減少させる事ができる。
発明を実施する為の最良の形態
以下、図1乃至図4により本発明の実施例を示す。
図1は本発明の一実施例を示し、供試鋼管の加圧試験を行う試験装置の断面図であり、図2は図1の要部を拡大した図である。以下併せて詳細に説明する。
内圧試験を行う供試鋼管100の内部に供試鋼管100より小径の中子鋼管110を挿通し、中子鋼管110には環状に凹んだ凹部111が形成されていて、該凹部111には車輪走行装置112が供試鋼管100の内周面に等間隔で3箇所以上当接して配設されている。該車輪走行装置112には図示しない調芯装置を有していて、中子鋼管110の軸芯を供試鋼管100の軸芯に合わせられるようになっている。
供試鋼管100の両端部には、供試鋼管100と中子鋼管110との間に媒体を封入して加圧するためにシールパッキン130が、封止部材121内面と供試鋼管100の外周面との間をシールし、封止部材121内にシールパッキン130が嵌装された対向側には、封止部材121内周面と中子鋼管110の外周面とをシールするシールパッキン132が嵌装されている。
該封止部材121は円筒形をした中実材を利用して、図示右端に供試鋼管100を挿通し、前記シールパッキン132を嵌挿するための収納穴と、図示左端にはシールパッキン130の外周側脚部130aが圧接状態で嵌挿されるシールパッキン収納部121aである穴とが形成され、両穴を連結して供試鋼管100の挿入を妨げない穴が刳りぬかれている。
前記シールパッキン132は開口部を供試鋼管100側に向けて開口した断面V字形をした環状のシールパッキンで、該シールパッキン132の両脚部が連なる背面132aを平面視ドーナツ状をしたシールパッキン押さえ115が押圧している。
前記中子鋼管110の外周面上に断面L字形をした固定板113が複数配設されピン114にて中子鋼管110に固定されている。該固定板113は、シールパッキン132を嵌装した封止部材121と、シールパッキン132の背面132aを押圧するシールパッキン押さえ115とを複数のボルト116を用いて中子鋼管110に固定している。
断面V字形をした前記環状のシールパッキン130は、外周側脚部130aを前記シールパッキン収納部121a内周面に圧接状態で嵌装し、内周側脚部130dを供試鋼管100の外周面に圧接状態で嵌装させて、試験用圧力空間を形成する一翼を担っている。
該シールパッキン130の外側脚部130aの先端に形成した円形の台座130bが封止部材121のシールパッキン収納部突端壁121bに当接し、シールパッキン130の背面130gがシールパッキン押さえ125の内面により押圧されたシールパッキン130は、該背面130gの図示左端側に外側に開口した環状の溝130fが形成されている。
シールパッキン押さえ125は外周リング127と内周リング128とで形成されている。内周リング128は外周リング127の図示右側から内部に嵌挿し、所定の位置で互いに当接する段部を有している。外周リング127と内周リング128の図示右側面は平面を成して前記シールパッキン130の背面130gを押圧する。
外周リング127の図示右側面と内周リング128の図示右側面とにより形成された当接面に跨り、前記シールパッキン130の背面130gに形成された環状の溝130fに係合した位置に、開口部をシールパッキン130に向けて環状の溝が形成されている。
シールパッキン押さえ125の当接面に形成された環状の溝に移動阻止部材126の一端が嵌挿し、他端が前記シールパッキン130の背面130gに形成された環状の溝130fに嵌挿されている。移動阻止部材126はシールパッキン押さえ125の外側より複数のボルト119で固定されている。
該シールパッキン押さえ125の外周リング127が環状に配設された複数のボルト117で封止部材121に固定支持され、移動阻止部材126が外周リング127に固定される事により内周リング128も同時に外周リング127に押さえつけられて同体となる。
シールパッキン132の外周側脚部が圧接状態で嵌装された前記封止部材121は、中子鋼管110に固定された固定板113に直接固定されるため軸芯の偏りが少なく、かつ中子鋼管の外径は供試鋼管100より小径で有るため寸法の仕上がり径の誤差は少ないので、前記シールパッキン132の内周側脚部と中子鋼管110との密着状態は、前記シールパッキン130側の供試鋼管100との密着状態より良好である。
シールパッキン130は、封止部材121の内周面に外周側脚部130aが圧接状態で嵌装され、内周側脚部で供試鋼管100とのシールを行う。シールパッキン130の密閉状態を確保するには、封止部材121が固定されている中子鋼管110と加圧試験毎に交換する供試鋼管100との軸芯の差を図示しない調整装置で調整しなければ成らず、また供試鋼管100は口径がより大きいので供試鋼管自体の仕上がり寸法のバラツキも大きいため調整に時間を要す。
このためシールパッキン130と供試鋼管とのシールを確実にするために、外周側脚部130aに比べて内周側脚部130dの剛性を下げたうえ、脚長を長くして撓みやすくし、内圧pによる外周側脚部130aに比較して内周側脚部130dの供試鋼管100への密着力を増強し、前記軸芯調整の許容範囲を広げて時間短縮を可能としている。
またシールパッキン130の加圧側である図示右側からシールパッキン130の背面側へ加圧する圧力成分を増やすために外周側脚部先端の環状を成した平面部に小さな円形をした凸状の台座130bを形成し、該台座130bの先端と外周側脚部先端との間に隙間を形成している。
該台座先端が封止部材121のシールパッキン収納部突端壁121bに当接しても該台座と外周側脚部先端との隙間に圧力媒体137が加わり、圧力pの水平成分が発生し、シールパッキン130をシールパッキン押さえ125へ押し付ける。圧力媒体137は中子鋼管110に形成された供給口110aに接続された供給管136を介して供試鋼管100内部と中子鋼管110と該シールパッキンとで形成された圧力空間135に充填される。
図3は図1および図2で示したシールパッキン130の断面図を拡大図示したものであり、以下詳細に説明する。外周側脚部130aの先端には凸状の台座130bが、同じく前記封止部材121との接触面にはシールを向上するためにリップ130cが形成されている。また内周側脚部130dの先端近傍には供試鋼管100とのシールを向上するためにリップ130eが形成されている。
シールパッキン130の背面130gには断面コの字形した環状の溝130fを有していて、該溝には封止部材121を介して中子鋼管110に固定される環状を成した移動阻止部材126が嵌挿され、シールパッキン130の半径方向の変形や移動を抑制する。
図4は図1および図2で示したシールパッキン130の台座を表す正面図である。外周側脚部130aの平面を成した先端には凸状を成した円形の台座130bが、環状に複数個形成されている。
実施例1では台座は円形として開示したが目的を逸脱しない限り他の形状でも同様の効果を奏する事ができる事は言うまでもない。
図1は、本発明の加圧試験装置の断面図 図2は、図1の要部拡大図 図3は、シールパッキンの断面図 図4は、シールパッキンの正面図 図5は、従来例を示す加圧試験装置の断面図 図6は、図5のシール部拡大図 図7は、他の従来例を示す加圧試験装置の断面図
符号の説明
100 供試鋼管
110 中子鋼管
110a 供給口
111 凹部
112 車輪走行装置
113 固定板
114 ピン
115,125 シールパッキン押さえ
116,117,119 ボルト
121 封止部材
121a シールパッキン収納部
121b シールパッキン収納部突端壁
126 移動阻止部材
130,132 シールパッキン
130a 外周側脚部
130b 台座
130d 内周側脚部
130f 溝
132a 背面
203 供試パイプ
210 圧力媒体
223 第1パッキン
224 第2パッキン
310 パッキングホルダ
312 背圧通路
320 リングパッキン
330 パイプガイド

Claims (3)

  1. 供試鋼管の端部外側に円筒形の封止部材を緩嵌し、該封止部材の端部内周面と、供試鋼管外周面との間に、断面V字形を成した弾性部材から成る環状のシールパッキンを、その断面開口側を供試鋼管端面側に向け、該シールパッキンの外周側脚部を前記封止部材内面に圧接、内周側脚部供試鋼管外表面に圧接した状態で嵌挿、該シールパッキンの開口側内面は封止部材内部に形成された空隙を介して供試鋼管内に連通し、供試鋼管内に充填された媒体により加圧されるようにし、該シールパッキンの背面にシールパッキン押さえを当接させて押圧するようにした圧力空間用シールパッキン構造であって、
    前記断面V字形をしたシールパッキンの両脚部が連なる平面を成した背面部に、外側に開口した略断面コの字形の環状の溝を形成し、前記シールパッキン押さえのシールパッキン当接面に、シールパッキンの環状の溝に対向して開口するように、略断面コの字形の環状の溝を形成し、両環状の溝により形成される空隙部に環状の移動阻止部材を嵌挿した事を特徴とする圧力空間用シールパッキン構造。
  2. 請求項1記載の圧力空間用シールパッキン構造であって、前記断面V字形を成したシールパッキンの外周側脚部先端とシールパッキン背面との脚長は、該外周側脚部が前記封止部材内面に圧接状態で嵌挿されるシールパッキン収納部より小径で形成されたシールパッキン収納部突端壁と、該封止部材端面に嵌挿する段差部を有したシールパッキン押さえのシールパッキン背面に当接する当接面とで、形成される空隙寸法より短く形成され、かつ内周側脚部の脚長は外周側脚長より長く形成されている事を特徴とする圧力空間用シールパッキン構造。
  3. 請求項1乃至請求項2記載の圧力空間用シールパッキン構造であって、前記シールパッキンの外周側脚部先端環状面凸状の台座が、互いに間隔をあけて複数個設されている事を特徴とする圧力空間用シールパッキン構造。
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