JP4651190B2 - デジタルx線イメージング検出器のダイナミックレンジ拡張システム - Google Patents

デジタルx線イメージング検出器のダイナミックレンジ拡張システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、デジタル検出器を使用するX線システムなどのデジタル・イメージング・システムの分野に関する。更に特定すれば、本発明は、様々な組織及び患者の内蔵器官の形態の均一且つ有用な画像データを提供するために、X線イメージング・システムにおけるデジタル検出器構造のダイナミックレンジを拡張する技法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル・イメージング・システムはいくつかの分野で、特に医療診断の分野でその重要性を増しており、従来の技法より好ましい場合が多い。例えば、X線イメージングの場合、従来のシステムは写真フィルムを使用し、X線検査中にフィルムを露光する。その結果得られる画像のコントラストと詳細は患者の身体を通過するX線放射の様々な吸収レベルにより規定される。例えば、骨やそれに類する組織はX線写真では明るく見えるが、肺などの軟組織はそれより暗く見える。通常は、特に関心のある特徴のコントラストを向上させて、最も有用な画像を得るために、露光のパラメータの均衡をはかろうとする試みがなされている。デジタル・イメージング・システムでも、同様の試みが提示されている。
【0003】
現在のデジタルX線イメージング・システムにおいては、X線源からの放射線を被写体、医療診断に適用する場合には通常は患者に向けて導く。放射線の一部は患者の身体を通過して、検出器に入射する。検出器の面は放射線を光子に変換し、その光子が感知される。検出器は個別の画素から成る行列に分割されており、各画素領域に入射した放射線の量、すなわち、強度に基づいて出力信号を符号化する。放射線の強さは患者の身体を放射線が通過するにつれて変化するので、出力信号に基づいて再構成される画像は、従来の写真フィルム技法により利用できる患者の組織の投射に類似する投射画像を提供する。
【0004】
デジタルX線イメージング・システムは、X線技師や診断を下すべき医師が要求する画像に再構成できると共に、必要な時期が来るまでデジタル記憶又はアーカイビングしておくことができるデジタル・データを収集する能力があるという意味で、特に有用である。従来のフィルムを利用するX線撮影技法においては、フィルムそのものを準備し、露光し、現像した後、X線技師が使用する場合に備えてフィルムを保管しておく。特に重要である器官の詳細な情報を捕捉できるという理由によりフィルムはすぐれた診断ツールであるが、本来、撮影を行う施設又は部門から様々な医療現場へ搬送するなど、異なる場所の間でフィルムを搬送することは困難である。これに対し、直接デジタルX線システムにより生成されるデジタル・データは処理、画質向上、格納及びネットワークを介する送信が可能であり、デジタル・データから再構成した画像を別の場所でモニタに表示したり、その他のソフトコピー表示装置で出力することも可能である。従来のフィルムによるX線撮影画像をデジタル・データに変換するデジタル化システムによっても、同様の利点が得られる。
【0005】
画像データを取得し格納し送信する上で有効であるにもかかわらず、デジタルX線システムはいくつかの克服すべき課題を以前としてかかえている。例えば、フィルムを利用するシステムでは、画像を見る場合にライトボックス又はそれに類するバックライトを利用することが多いが、そのような場合、再構成画像のいくつかの領域が明るすぎるか、又は暗すぎるかのいずれかの状態で再生されてしまうために、それらの領域が飽和するという問題が起こる。そのような画像における根本的な問題は、画像データのダイナミックレンジと出力装置のダイナミックレンジとが一致しないことに原因があるといえるであろう。従来のイメージ・インテンシファイア及び撮像管システムなどのアナログの分野では、ダイナミックレンジを拡張する技法が開発され、実施されている。しかし、デジタルX線画像を表示する際に使用すべきデジタル方式でそれらの技法を実現するのは容易ではない。
【0006】
デジタル・イメージング検出器を使用するシステムにおける問題は、システムの様々な構成要素のデジタル・ダイナミックレンジに起因している。すなわち、デジタル検出器のダイナミックレンジは表示装置又は出力装置のダイナミックレンジとは異なる。そのため、検出器により生成される画像データのダイナミックレンジを出力装置のダイナミックレンジに適応させることが必要になると考えられる。例えば、現在のシステムの1つにおいては、データ収集回路により各画素を12ビットのデータに符号化する。しかし、表示装置はそれとは異なるダイナミックレンジを有し、この例で言えば通常は12ビットのレンジより小さくなる。現時点で利用できるシステムの1つにおいては、コンピュータ・モニタなどのソフトコピー表示装置はわずか8ビットの有効ダイナミックレンジを提供できるにすぎない。画像の種類、画像中で識別できる器官又は組織及びそれに類する様々な要因によって、ダイナミックレンジを適正に調整しないと、所望のコントラストが損なわれ、その結果、いくつかの領域(例えば、ダイナミックレンジの下端部)で特徴を識別することが不可能になってしまうこともある。また、画像のその他の領域の飽和も起こり、同様に、それらの領域(例えば、ダイナミックレンジの上端部)でも詳細が失われてしまう。そのような問題は特に胸部X線画像で発生する。この場合、ダイナミックレンジを適正に調整しないと、再構成画像の心臓の領域ではコントラストが低下する一方、肺の領域では飽和が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、デジタル・イメージング・システム、特にデジタル検出器を採用するX線システムの有効ダイナミックレンジを拡張するための改良された技法が必要とされている。更に、画像の特定の領域におけるコントラストの向上によって有効な画像データを提供する一方で、暗い領域でのコントラストの低下または明るい領域における飽和の発生を回避するように、画像の特定の領域に適用されるダイナミックレンジを適合させるために、プログラム可能なフィルタリングにより実現可能である改良されたシステムも現在求められている。特に、異なるダイナミックレンジを有する出力装置で再構成画像を出力させるときに、各領域のコントラストの損失及び飽和を回避するように、収集された画像データのダイナミックレンジを調整するための簡単な技法が必要とされている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、デジタル・イメージング・システム、特にX線システムにおいて使用するのに適するダイナミックレンジ拡張技法を提供する。この技法は、デジタル検出器から収集される入力データに基づいて、システムの信号処理要素又はデジタル・フィルタリング要素を適切にプログラミングすることによって実現できる。すなわち、本発明の技法はソフトウェアのレトロフィット(遡及的修復)などにより既存のシステムでも実現できるし、また、ダイナミックレンジを拡張することが望ましい新たなシステムにも適用できる。この技法は直接デジタルX線イメージング・システムに特に適しているが、写真フィルムなどの従来の支援手段から符号化された画像の表示などの同様の分野にも適用可能である。更に一般的には、本発明の技法はX線イメージング以外の分野及び医療診断用イメージング以外の分野にも適用できるであろう。
【0009】
本発明の技法は純粋階調(pure gray level)処理 と、純粋周波数処理との均衡をとる方法を採用している。すなわち、入力データを出力データに変換するために使用されるパラメータは、純粋階調処理によりコントラストの限界を越えてしまう状況と、純粋周波数処理により「リンギング」アーティファクトが生成されてしまうという事態とを互いに相殺させるように働く。パラメータは、入力信号値の所望の閾値に対し入力信号値の関数として入力範囲にわたり変化するという非直線性を示す。階調処理制御パラメータと周波数処理制御パラメータの双方を入力値の範囲にわたって適用することにより、その結果得られるダイナミックレンジは拡張され、再構成画像の暗い領域ではコントラストが向上する一方、より明るい領域の飽和は回避される。
【0010】
通常、この技法に従った処理により、再構成画像の明るい部分では個々の画素値、すなわち、強さは減少するが、それらの領域における詳細はある程度のレベルまで維持される。そこで、原画像データは、12ビットのダイナミックレンジなどの第1のダイナミックレンジから表示装置の8ビット・レンジなどの所望のレンジに調整される。従って、胸部X線写真の心臓領域のような画像の暗い領域のコントラストは維持される一方、肺の詳細部におけるような画像の明るい部分の飽和が回避される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、離散的画素画像データを収集、処理するイメージング・システム10を概略的に示す。図示した実施例においては、イメージング・システム10は原画像データを収集すると共に、データを表示するために本発明の技法に従って画像データを処理するように設計されたデジタルX線システムである。以下の説明を通して、デジタルX線システムについて基本的な基礎情報を与えるが、本発明による技法の様々な面を他の種類のシステムや、既存の画像のデジタル化によって原画像データ・セットを収集するようなシステムにも適用できることに留意すべきである。同様に、別途収集、格納されていた画像データを受信又はアクセスするように設計されたビューイング(視覚)ステーションにも本発明による技法の様々な面を適用できるであろう。
【0012】
図1に示す実施例では、イメージング・システム10は、コリメータ14に隣接して配置されるX線放射線源12を含む。コリメータ14はX線放射線の流れ16を患者18などの被写体が位置決めされている領域へ導く。放射線の一部20は被写体そのもの又はその周囲を通過し、全体を図中符号22で示されるデジタルX線検出器に入射する。以下に更に詳細に説明するが、X線検出器22はその面で受け取ったX線光子をよりエネルギーの低い光子に変換し、その後、電気信号に変換する。それらの電気信号は収集された後、被写体内部の各特徴の画像を再構成するために処理される。
【0013】
X線放射線源12は、検査シーケンスごとに電力と制御信号の双方を供給する給電/制御回路24により制御される。更に、X線検出器22は検出器制御部26に結合している。検出器制御部26は検出器で発生される信号の収集を指令する。検出器制御部26は、ダイナミックレンジの初期調整のために、デジタル画像データをインタリーブするなどの様々な信号処理機能やフィルトレーション(フィルタ処理)機能を更に実行しても良い。給電/制御回路24と検出器制御部26は共にシステム制御部28からの信号に応答する。通常、システム制御部28は、検査プロトコルを実行し且つ収集した画像データを処理するためのイメージング・システムの動作を指令する。本発明に関して言えば、システム制御部28は、一般的には汎用コンピュータ又は特定用途向けデジタル・コンピュータに基づく信号処理回路と、そのコンピュータにより実行されるプログラム及びルーチン、並びに構成パラメータ及び画像データを格納する関連メモリ回路と、インタフェース回路などを含む。図1に示す実施例では、システム制御部28は、図中符号30で示す表示装置又はプリンタなどの少なくとも1つの出力装置にリンクしている。出力装置は標準型コンピュータ・モニタ又は専用コンピュータ・モニタと、関連処理回路とを含んでいても良い。システム・パラメータの出力、検査要求、画像表示などのために、システムに1つ又は複数のオペレータ・ワークステーション32を更にリンクさせても良い。通常、システム内部に設けられる表示装置、プリンタ、ワークステーション及びそれに類する装置はデータ収集のための構成要素に対してはローカルであるが、研究機関又は病院、あるいは全く別の場所などの、データ収集用構成要素から離れた場所にあって、インターネット、仮想専用ネットワークなどの1つ又は複数の構成可能ネットワークを介して画像収集システムにリンクされていても良い。
【0014】
図2は、デジタルX線検出器22の機能要素を概略的に示す図である。図2には、通常は検出器制御部26の内部に構成されるイメージング検出器制御部(IDC)34も示されている。IDC34はCPU又はデジタル信号処理装置と、メモリ回路とを含み、検出器からの感知信号の収集を指令する。IDC34は2方向光ファイバ導線を介して検出器22内部の検出器制御回路36に結合している。これにより、動作中、IDC34は検出器内部で指令信号と画像データを交換する。
【0015】
検出器制御回路36は、図中符号38で示される電源からDC電力を受け取る。検出器制御回路36は、システムの動作のデータ収集段階で信号を送信するために使用される行ドライバ及び列ドライバに対してタイミング指令及び制御指令を発生するように構成されている。従って、検出器制御回路36は電力と制御信号を基準/調整器回路40へ送信すると共に、この回路40からデジタル画像画素データを受信する。
【0016】
現時点で好ましい実施例では、X線検出器22は、検査中に検出器の面で受け取られたX線光子をよりエネルギーの低い(光の弱い)光子に変換するシンチレータから構成されている。そこで、光検出器のアレイは光子を検出器の面の個々の画素領域に入射した光子の数、すなわち、放射線の強さを表す電気信号に変換する。以下に説明するように、電子読み取り回路は得られたアナログ信号を処理、格納することができるデジタル値に変換する。それらのデジタル値は、画像の再構成後、表示装置30又はワークステーション32などで表示される。現時点で好ましい実施例においては、光検出器のアレイは1つのアモルファス・シリコン基板の上に形成される。アレイ要素は行列を成し、各要素は1つのフォトダイオードと、薄膜トランジスタとから構成されている。各ダイオードの陰極はトランジスタのソースに接続し、全てのダイオードの陽極は負バイアス電圧に接続している。各行のトランジスタのゲートは互いに接続し、行電極は以下に説明する電子走査回路に接続している。1つの列のトランジスタのドレインは互いに接続し、各列の電極は電子読み取り回路に接続している。
【0017】
図2に示す特定の実施例では、一例として、行バス42は、検出器の様々な列からの読み取りを可能にし、且つ必要に応じて行の動作を停止し、選択された行に電荷補正電圧を印加するための複数の導線を含む。列バス44は、行が順次イネーブル(enable)されている間に列からの読み取りを指令するための追加の導線を含む。行バス42は、それぞれが検出器の一連の行のイネーブルを指令する一連の行ドライバ46に結合している。同様に、電子読み取り回路48は検出器の全ての列の読み取りを指令するために列バス44に結合している。
【0018】
図示した実施例では、行ドライバ46と電子読み取り回路48は検出器パネル50に結合している。このパネルは複数の部分52に分割されていても良い。各部分52は1つの行ドライバ46に結合し、複数の行を含む。同様に、各列ドライバ48は一連の列に結合している。これにより、先に述べたフォトダイオードと、薄膜トランジスタから成る構造は、行56と列58を成して配列された一連の画素、すなわち、離散的画素54を規定する。これらの行と列は、高さ62と幅64を有する画像行列60を規定する。
【0019】
更に、図2に示すように、各画素54は通常は1つの行と1つの列との交差部分に規定されており、その交差部分において列電極68は行電極70と交差する。先に述べたように、画素ごとに、各々の交差場所に1つの薄膜トランジスタ72が設けられ、フォトダイオード74も同様である。行ドライバ46により各行がイネーブルされると、各々のフォトダイオードからの信号は電子読み取り回路48によりアクセスされ、その後の処理及び画像再構成に備えてデジタル信号に変換される。
【0020】
図3は、図2に概略的に示した構成要素の物理的配置の一例を示す。図3に示すように、検出器はガラス基板76を含み、その上に以下に説明する構成要素が配置されている。列電極68と行電極70は基板上に設けられ、先に説明した薄膜トランジスタと、フォトダイオードとを含むアモルファス・シリコン・フラットパネル・アレイ78が規定されている。このアモルファス・シリコン・アレイの上に、先に説明したように検査シーケンス中に放射線を受け取るシンチレータ80が設けられている。列電極及び行電極との間で信号を通信するためのコンタクト・フィンガ82が形成され、コンタクト・フィンガと外部回路との間で信号を通信するためのコンタクト・リード84が設けられている。
【0021】
先に説明したようなデジタルX線イメージング/表示システムにおいては、表示装置30又はオペレータ・ワークステーション32で表示された画像を見るとき、又はその他の方法で画像を出力するときに、出力画像のダイナミックレンジがシステムの画像データ収集要素のダイナミックレンジと異なるという特定の問題が起こる。例えば、このデジタルX線イメージング・システムの実施例では、画像データ収集要素は12ビットのダイナミックレンジを有するが、表示装置のダイナミックレンジはそれより少ない8ビットである。そのため、収集されて格納されている画像データの場合、画像行列の各画素は長さ12ビットの一連の2進値により表現される。再構成画像においては、表示装置又は出力装置のダイナミックレンジについて適切な修正又は対応を行わないと、再構成画像のある領域が非常に暗く見える一方で、他の領域は非常に明るく見えるという状況が起こる。いずれの場合にも、所望のコントラストや識別可能な詳細部が失われるか、あるいはユーザによる識別が不可能になってしまう。この事態は、肺の領域は非常に明るく映るが、暗い領域、特に心臓の領域のコントラストが低下する胸部X線写真の場合にとりわけ顕著に現れる。
【0022】
本発明は、出力装置又は表示装置に対応するために、イメージング・システムにおいて収集又は格納された画像データを調整するメカニズムを提供する。現時点で考えられている実施例においては、この技法は、システム制御部28、オペレータ・ステーション32(図1を参照)、又は画像データ収集システム又は画像表示システムの同様の構成要素の内部に格納された適切なプログラミング・コードに基づいて実行される。プログラミング・コードは画像データ収集ルーチン又は画像表示ルーチンの一部であっても良いし、あるいは指令に応じて自動的に実行されても良く、また、レントゲン技師がワークステーション32で画像を見る場合のようにオペレータの要求に応じて実行されても良い。更に、本発明の技法を実現するプログラミング・コードは、磁気記憶装置、光記憶装置、ランダム・アクセス・メモリ、読み取り専用メモリなどの適切な媒体で支援されていても良い。また、構成可能ネットワーク又はオープン・ネットワークなどの何らかの適切なプロセスを介して、あるいは専有ネットワークを介して、コードを機械で読み取り可能な媒体にロードしても良い。
【0023】
本発明の技法によれば、原画像データを後続するいくつかの過程を経て処理し、表示又は画像再構成に適する出力データを得る。通常、この技法は画像の明るい部分における画素値を減少させ、画像のより暗い部分のコントラストの低下又は飽和を回避する。現時点で好ましいアルゴリズムは、アンシャープ(unsharp) マスキング及び輝度制御のために2組のパラメータ値を制御する。その結果、輝度は、コントラストが厳密に制限される純粋階調処理と、「リンギング」アーティファクトが生成される可能性のある純粋周波数処理との間で変化することになる。
【0024】
そこで、好ましい処理技法をより詳細に説明すると、プロセスの第1のステップとして、システム制御部22のメモリ又はアーカイブ、あるいはその他の記憶装置から原画像データをアクセスする。尚、この原画像データ・セットは生データから構成されていても良いし、一部処理済のデータであっても良い。データは、画像データ収集要素及び処理要素のダイナミックレンジにわたり変化する値を有する、画像行列中の各画素を表すコードから構成される。それらの値は、関係式
Out=GAMMALUT(In-BOOSTLUT(Smooth)*Smooth) (式1)
に従って出力値に変換される。式中、「In」は入力画素の値、「Out」は同じ画素の出力値である。式1のその他のパラメータについては、以下に更に詳細に説明する。
【0025】
式1により示唆される処理は、自動輝度制御ウィンドウ又はそれに類するユーザ調整技法によって平均値が固定されるように画素値がスケーリング(拡縮)されているような入力画像データ・セット、すなわち、初期画像データ・セットに基づいているといえる。この初期データ・セットをボックスカー平滑化(boxcar smoothing)技法により平滑化して、式1では「Smooth」と表されている1組の画像値を得る。当業者には理解されるであろうが、この平滑化演算は一般には低域フィルタリングプロセスとして機能し、そのプロセスにおいては、ここの画素の元の値と、隣接する画素の値から取り出された新たな値が画素値に割り当てられる。この技法では、適切な何らかの平滑化手続きを採用すれば良く、ボックスカー・フィルタのサイズも適切に設定されれば良い。
【0026】
式1では「BOOSTLUT」及び「GAMMALUT」と表されているパラメータ値又はパラメータ・セットは、この技法においては、アンシャープ・マスキング及び輝度制御のための演算を実行するために使用される。すなわち、「BOOSTLUT」は、アンシャープ・マスキングの量を信号レベルの関数として制御するルックアップ・テーブルから構成される。以下に説明するように、この実施例においては、「BOOSTLUT」の関数は、閾値画素レベルより低いときはアンシャープ・マスキング値は0であり(すなわち、この閾値より低いときはアンシャープ・マスキングは実行されない)、閾値を越えると単調に増加するような関数であるのが好ましい。パラメータ・セット「GAMMALUT」は、画像の明るい部分をロールオフする同様のルックアップ・テーブルである。この実施例では、「GAMMALUT」の値は定義済み閾値より低いときは線形関数を定義し、閾値を越えると、y=(xのγ乗)の出力対入力関係を有する。尚、γは0と1の間の値である。
【0027】
先に述べた通り、「BOOSTLUT」及び「GAMMALUT」の値は、純粋階調処理と純粋周波数処理との均衡をとるように決定するのが好ましい。特定のシステムでは一般にそのような確定を実験により要求するが、それらのパラメータの値の例を図4及び図5に画素値の関数として示す。すなわち、図4は、画素値を水平軸92に沿って定義し、「BOOSTLUT」値を垂直軸94に沿って定義して、一連の「BOOSTLUT」値又は関係を示す。一連の線96、98及び100はそれらの入力値と出力値との関係を定義する。式1に従えば、「BOOSTLUT」の選択された値は処理の初期段階で生成された平滑化画素値に基づいているのが好ましいことに留意すべきである。
【0028】
線96は、プロトタイプシステムで当初に採用された値を表す。プロトタイプシステムでは、画像データを平滑化するために、25×25から151×151までの平滑化カーネル・サイズを使用した。「BOOSTLUT」の値は、この値のアンシャープ・マスキングが100カウントの閾値(平滑画素強さ値)より低いときは0であり、閾値を越えると1.8×10-3の傾きで直線的に増加するように規定された。
【0029】
線98は、蛍光画像の場合に使用される別の「BOOSTLUT」値を表す。
この例では、「BOOSTLUT」の値は100カウントに満たない画素値については0レベルにとどまり、その後、図4に図中符号104で示すように、5×10-4の傾きで直線的に増加する。この第2の演算においては、75×75の平滑化カーネルを使用した。
【0030】
図4の線100は、胸部X線写真の肺の部分の領域が暗くならないようにするために使用される「BOOSTLUT」の第3の代替関数を示す。この実施例では、「BOOSTLUT」の値は、画素値が大きいところではアンシャープ・マスキングの強さを減少させる一方、適度な画素値のところでは強さを増すように修正されている。すなわち、この場合にも、「BOOSTLUT」関数は100カウントの閾値を有し、それに満たない場合には「BOOSTLUT」値は0である。しかし、閾値を越えると、「BOOSTLUT」の値は初めの増加領域106においては相対的に速い速度で増加し、その後、遷移領域108に至る。その後、「BOOSTLUT」の値は、図4に図中符号110で示すようにゆるやかな速度で、画素値の関数として増加する。
【0031】
図5は、本発明の技法において、式1により定義される関係を適用する場合に使用される「GAMMALUT」の値の例を示す。図中の値は、図5に図中符号112で示されている関係により規定されており、このグラフの場合にも、画素値は水平軸114に沿って表され、「GAMMALUT」値は垂直軸116に沿って示されている。
【0032】
最初のプロトタイプでは、図4の線96により定義される「BOOSTLUT」値に対応して、「GAMMALUT」値は下記の関係式により定義される。
【0033】
x<b/mの場合: y=mx
b/m<x<255の場合:
【0034】
【数1】
Figure 0004651190
【0035】
(式2)
式中、yは「GAMMALUT」の値、xは入力画素値、m及びbはそれぞれ1と140の値に設定された実験パラメータ、γは、90の表示最適カウントの9倍で255の出力カウントに到達するように調整された値である。図からわかるように、関数はb/mの閾値より低いときは傾きmをもって直線的に増加し、滑らかにロールオフして、γによって決まるxの値で255の最大値に達する。
【0036】
「BOOSTLUT」の線98に対応する次の実施例では、「GAMMALUT」の値は図5の線118により表されるように規定されている。この実施例においては、初期領域122は初期速度で画素値に伴って増加し、この増加速度は後続領域124に入ると徐々に低下している。
【0037】
更に、図5は、図4の線100により「BOOSTLUT」の値が示されているような実施例において採用される「GAMMALUT」の値の例も示している。この実施例では、「GAMMALUT」の値は式2により定義される元来の「GAMMALUT」の関係に従っているが、図5で図中符号126により示される初めの線形部分の傾きはわずかに小さくなり、表示信号レベルを約2%減少させている(すなわち、式2においてmは0.978に変更されている)。
【0038】
上述の技法を一連の異なる患者に対して適用した。それぞれの患者は、通常、デジタルX線イメージング・システムで撮影された2つのレコード(記録)シーケンスと、2つの蛍光透視画像シーケンスを有していた。各シーケンスには数百枚の画像が含まれる。上述の技法に従って処理した画像をX線技師による無作為比較試験の基礎資料として使用した結果、画像の明るい領域と暗い領域において適切な強さレベルを維持すると共に、その一方で詳細部を維持するという課題に対し、すぐれた成果を示した。
【0039】
本発明の特定の実施例を例として添付の図面に示し且つ詳細に説明したが、本発明は様々な変形及び代替構成をとることが可能である。本発明がここで開示した特定の形態に限定されるものでないということを理解すべきである。本発明は特許請求の範囲により定義される本発明の趣旨に含まれる全ての変形、等価物及び代替構成を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による技法を取り入れたデジタルX線イメージング・システムの概略図。
【図2】再構成に備えて画像データを生成するために図1のシステムの検出器において画像データを生成する機能回路の一部の略図。
【図3】画像データを生成する検出器構造の一例を示す部分断面図。
【図4】本発明の技法による画像データのアンシャープ・マスキングのための数値の一例を示すグラフ。
【図5】本発明の技法によるアンシャープ・マスキングされた画素値の輝度制御のための数値を示すグラフ。
【符号の説明】
10 イメージング・システム
12 X線放射線源
22 デジタルX線検出器
30 表示装置/プリンタ
32 オペレータ・ワークステーション
54 画素
60 画像行列
96,98,100 一連の線
118 線

Claims (10)

  1. 離散的画素イメージング・システムでデジタル画像データを処理する方法において、
    画像行列(60)における対応する複数の画素位置(54)に対する複数の入力データ値を含む入力データのセットをアクセスする過程と、
    関係式 Out=GAMMALUT(In-BOOSTLUT(Smooth)*Smooth)に従って、
    1)前記画像行列(50)の隣接する入力データ値によって前記入力データ値を平滑化する過程と、
    2)前記平滑化データ値、前記入力データ値及びアンシャープ・マスキング・パラメータ値のセット(100)に基づいて画素ごとにアンシャープ・マスキング値を生成する過程と、
    3)前記アンシャープ・マスキング値及び輝度制御パラメータのセット(118、120)に基づいて画素ごとに出力値を生成する過程と、を有し、
    ここで、
    Inは、前記入力データ値、
    Outは、前記出力値、
    Smoothは、前記平滑化データ値、
    BOOSTLUT()は、前記アンシャープ・マスキング・パラメータ値のセット(100)に対応する信号レベルの関数、
    GAMMALUT()は、前記輝度制御パラメータのセット(118、120)に対応する関数であり、
    前記アンシャープ・マスキング・パラメータ(100)は、
    閾値平滑化データ値より小さいときはほぼ0に等しい値(102)を有し、
    画素値が前記閾値平滑化データ値を越えた後、相対的に速い速度で増加する増加領域(106)と、その後の遷移領域(108)と、その後、相対的にゆるやかな速度で増加する増加領域(110)に対応する値を有し、
    前記遷移領域(108)が、前記相対的に速い速度で増加する増加領域(106)と、前記相対的にゆるやかな速度で増加する増加領域(110)とを連続する曲線により接続する、方法。
  2. 前記入力データ値は第1のダイナミックレンジを有し、前記出力値は前記第1のダイナミックレンジより小さい第2のダイナミックレンジを有し、且つ前記アンシャープ・マスキング・パラメータ(100)及び前記輝度制御パラメータ(118、120)は前記第1のダイナミックレンジを前記第2のダイナミックレンジへマッピングする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のダイナミックレンジは12ビットのレンジであり、前記第2のダイナミックレンジは8ビットのレンジである請求項2記載の方法。
  4. 前記入力データは、X線放射線源(12)からの放射線を受け取り且つ前記画像行列内の各画素の場所で受け取られた放射線に基づいて画素ごとに前記入力データ値を生成するように構成されたデジタルX線検出器(22)から収集される請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記デジタル画像データが、胸部X線写真である請求項4に記載の方法。
  6. デジタル画像データから再構成された画像を表示するシステムにおいて、
    画像(60)の画素(54)に対して第1のダイナミックレンジを有する画像データ・セットを複数の入力データ値を含む入力データのセットとして格納するデータ記憶装置と、
    前記第1のダイナミックレンジとは異なる第2のダイナミックレンジを有する表示装置(30)と、
    関係式 Out=GAMMALUT(In-BOOSTLUT(Smooth)*Smooth)に従って、前記データ記憶装置から画像データ・セットをアクセスし、前記画像データ・セットの画素に対し前記入力データ値を平滑化し、前記平滑化データ値からアンシャープ・マスキング値を生成し、且つ前記アンシャープ・マスキング値から前記第2のダイナミックレンジに適合する出力値を生成するように構成されたデータ処理装置(32)と、を具備し、
    ここで、
    Inは、前記入力データ値、
    Outは、前記出力値、
    Smoothは、前記平滑化データ値、
    BOOSTLUT()は、前記アンシャープ・マスキング・パラメータ値に対応する信号レベルの関数、
    GAMMALUT()は、前記輝度制御パラメータのセット(118、120)に対応する関数であり、
    前記アンシャープ・マスキング・パラメータ値は、
    閾値平滑化データ値より小さいときはほぼ0に等しい値(102)を有し、
    画素値が前記閾値平滑化データ値を越えた後、相対的に速い速度で増加する増加領域(106)と、その後の遷移領域(108)と、その後、相対的にゆるやかな速度で増加する増加領域(110)に対応する値を有し、
    前記遷移領域(108)が、前記相対的に速い速度で増加する増加領域(106)と、前記相対的にゆるやかな速度で増加する増加領域(110)とを連続する曲線により接続する、システム。
  7. 前記出力値は前記第1のダイナミックレンジより小さい前記第2のダイナミックレンジを有し、且つ前記アンシャープ・マスキング・パラメータ値及び前記輝度制御パラメータ(118、120)は前記第1のダイナミックレンジを前記第2のダイナミックレンジへマッピングする請求項6記載のシステム。
  8. 前記第1のダイナミックレンジは12ビットのレンジであり、前記第2のダイナミックレンジは8ビットのレンジである請求項7記載のシステム。
  9. 前記画像データ・セットを生成する画像収集システム(10)と、
    X線源(12)と、
    デジタルX線検出器(22)とを含む請求項6乃至8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記デジタル画像データが、胸部X線写真である請求項9に記載のシステム。
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