JPH07248557A - 放射線画像の処理方法 - Google Patents

放射線画像の処理方法

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JPH07248557A
JPH07248557A JP6039844A JP3984494A JPH07248557A JP H07248557 A JPH07248557 A JP H07248557A JP 6039844 A JP6039844 A JP 6039844A JP 3984494 A JP3984494 A JP 3984494A JP H07248557 A JPH07248557 A JP H07248557A
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sorg
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sproc
radiation image
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JP6039844A
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Masayuki Nakazawa
正行 中沢
Hideyuki Handa
英幸 半田
Wataru Negi
渉 根木
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Konica Minolta Inc
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/04Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は放射線画像の処理方法に関し、演算
速度の向上とメモリ容量の削減を図ることができる放射
線画像の処理方法を提供することを目的としている。 【構成】 被写体を透過した放射線画像に基づくオリジ
ナル画像を表わすオリジナル画像信号Sorgを処理し
て該オリジナル画像とは異なる周波数特性を有する処理
済み画像信号Sprocを求める放射線画像処理方法で
あって、 Sproc=A(Sorg)+B(Sus) 但し、Sus:非鮮鋭信号 A(Sorg):Susを含まないSorgの関数 B(Sus) :Sorgを含まないSusの関数 なる演算式に基づいて処理を行なうように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射線画像の処理方法に
関し、更に詳しくは医療用診断に用いる放射線写真シス
テムにおける放射線画像の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被写体を透過した放射線を蛍光体に吸収
せしめて放射線画像情報を記録し、しかる後、これをレ
ーザ光等で走査して励起し発光した光を光検出器で読み
取り、この読み取った放射線画像情報で光ビームを変調
して写真フィルム等の記録媒体に放射線画像を記録する
放射線写真システムが知られている。
【0003】この蛍光体を用いる放射線写真システム
は、従来の銀塩写真による放射線写真システムと比較し
て、広い放射線露光域にわたって画像を記録することが
できるという点で非常に利用価値が高い。特に、人体を
対象とするX線写真システムとして有効である。
【0004】他方、X線は被曝線量が多くなると、人体
に有害であるので、1回のX線撮影でできるだけ多くの
情報が得られることが望ましい。しかしながら、現在の
X線写真フィルムは、撮影適性と観察撮影適性の両方を
兼ね備えることを要求される結果、それらをある程度ず
つ満足するような形式のものになっている。このため、
撮影適性についてはX線露光域が十分広いとは言えない
という問題があり、また現在のX線写真フィルムの観察
読影適性については、その画質が必ずしも診断に十分な
ものとは言えないという問題がある。
【0005】そこで、以下に示すような放射線画像の処
理方法が用いられてる。 (1)特公昭62−62373号公報(従来例1) 蛍光体を励起光で走査して、これに記録されている放射
線画像情報を読み出してこれを電気信号に変換した後、
記録材料上に再生するにあたり、各走査点で超低周波数
に対応する非鮮鋭マスク信号Susを求め、蛍光体から
読み出されたオリジナル画像信号をSorg,強調係数
をβ,再生画像信号をS’とした時に、 S’=Sorg+β(Sorg−Sus) (1) なる演算により、信号の変換を行って、上記超低周波数
以上の周波数成分を強調するようにしたものである。
【0006】ここで、超低周波数に対応する非鮮鋭マス
ク信号Susとは、オリジナル画像を超低周波数成分よ
り低い周波数成分しか含まないようにぼかした信号であ
る。この方法では、強調係数βを、オリジナル画像信号
Sorg又は非鮮鋭マスク信号Susの増大に伴い単調
増加させるようにしている。また、マスク内のオリジナ
ル画像信号Sorgの単純平均をとって、非鮮鋭マスク
信号Susを求めている。
【0007】この方法によれば、診断上有効な超低周波
数成分以上の周波数成分を強調し、コントラストを強く
することにより、診断性能を向上させることができる。 (2)特公昭62−62383号公報(従来例2) 蓄積性蛍光体材料を走査して、この蛍光体材料に記録さ
れている放射線画像情報を読み出して電気信号に変換し
た後、記録材料上に可視像として再生するにあたり、各
走査点での超低周波数に対応する非鮮鋭マスク信号Su
sを求め、蛍光体から読み出されたオリジナル画像信号
Sorg,再生画像信号S’としたときに、 S’=Sorg+F(X) (2) (但し、X=Sorg−Sus F(X)は|X1 |<|X2 |のとき、F’(X1 )≧
F’(X2 )≧0であり、少なくともXのある値X0
(|X1 |<|X0 |<|X2 |)を境にしてF’(X
1 )>F’(X2 )となる単調増加関数) で表される演算を行って、上記超低周波数以上の周波数
成分を強調するようにしたものである。
【0008】ここでは、F(X)をテーブルとして記憶
することができる。この方法によれば、偽画像信号(ア
ーチファクト)が差信号|Sorg−Sus|が大なる
領域において発生しやすいことに鑑み、差信号|Sor
g−Sus|の大きい箇所における周波数強調の程度の
増加を小さくして、偽画像信号の発生を抑えた画像処理
を行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
(1)前述した前者の従来の方法では、演算時間がかか
るという問題がある。演算時間を短縮するために、テー
ブルルッキング方式(予め演算値をテーブルとして持っ
ておく方式)が考えられる。しかしながら、周波数強調
の度合い(従来例1では強調係数β)がSorg又はS
usの増大に応じて変化する場合には以下のような問題
がある。
【0010】βがSorgの変化に応じて変化する関数
(β(Sorgと表す)の場合、従来例1の演算式は、 S’=Sorg+β(Sorg)(Sorg−Sus) =(1+β(Sorg))・Sorg−β(Sorg)・Sus =F(Sorg)+G(Sorg,Sus) (3) 但し、F(Sorg)=(1+β(Sorg))・So
rg G(Sorg,Sus)=−β(Sorg)・Sus (FはSorgの関数,GはSorgとSusの関数) のように変形できる。
【0011】また、βがSusの変化に応じて変化する
関数(β(Susと表す)の場合、従来例1の演算式
は、 S’=Sorg+β(Sus)(Sorg−Sus) =(1+β(Sus))・Sorg−β(Sus)・Sus =P(Sorg,Sus)+Q(Sus) (4) 但し、P(Sorg,Sus)=(1+β(Sus))
・Sorg Q(Sus)=−β(Sus)・Sus (FはSorgとSusの関数,GはSusの関数) のように変形できる。
【0012】いずれの場合もSorgとSusの両方の
関数の項を含むので、テーブルルッキング方式にした時
に作成すべきテーブルは2次元の配列になってしまい、
テーブルを記憶するのに必要なメモリが膨大になってし
まう。
【0013】また、画像毎にテーブルを計算又は変形す
ると、好ましい場合があるが、この時にはテーブルの計
算時間がかかってしまい、演算時間を短縮することはで
きない。更に、βが急激に変化する場合、偽画像(アー
チファクト)が生じることがあり、誤診につながるおそ
れがある。また、Susをマスク内の信号値の単純平均
によって求める場合、徐算を行なうので演算時間がかか
るという問題がある。
【0014】(2)前記後者の従来の方式では、(So
rgのとりうる値の範囲+Susのとりうる値の範囲)
の大きさのテーブルが必要になる。そして、各項の加減
以外に画素毎に引き数X(=Sorg−Sus)の演算
が必要となり、演算時間の短縮が不十分である。引き数
の計算を省くためには、f(Sorg,Sus)のよう
にSorgとSusの関数とすればよいが、この場合は
テーブルの所要メモリが大きくなる。また、f(X)は
Sorg及び/又はSusの関数を含んでもよいとの記
述があり、この場合も前記従来技術(1)と同様にテー
ブルの所要メモリが大きくなる。また、Sorg,Su
sのどちらか一方だけの関数の加減にすると演算速度が
速くなるという概念はない。
【0015】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、演算速度の向上とメモリ容量の削減を図
ることができる放射線画像の処理方法を提供することを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
第1の発明は、被写体を透過した放射線画像に基づくオ
リジナル画像を表わすオリジナル画像信号Sorgを処
理して該オリジナル画像とは異なる周波数特性を有する
処理済み画像信号Sprocを求める放射線画像処理方
法であって、 Sproc=A(Sorg)+B(Sus) (5) 但し、Sus:非鮮鋭信号 A(Sorg):Susを含まないSorgの関数 B(Sus) :Sorgを含まないSusの関数 なる演算式に基づいて処理を行なうことを特徴とし、第
2の発明は、被写体を透過した放射線画像情報に基づく
オリジナル画像Sorgを非鮮鋭信号Susを用いて処
理して前記オリジナル画像とは異なる周波数特性を有す
る処理済み画像信号Sprocを求める放射線画像の処
理方法であって、前記Susを対象画素を含む所定のマ
スク内のN個の画素のオリジナル画像信号Sorgの総
和Stotalをzビット(zは負でない整数)だけ右
シフト(LSB方向にシフト)することによって求める
ようにしたことを特徴としている。
【0017】
【作用】
(第1の発明)処理済み画像信号SprocをA(So
rg)とB(Sus)の加算の形で表わすようにした。
この式によれば、A(Sorg)とB(Sus)はそれ
ぞれSorg(オリジナル画像)とSus(非鮮鋭画
像)の独立した関数であり、SorgとSusの両方の
関数の項を含まないので、演算速度が向上する。また、
A(Sorg)とB(Sus)をそれぞれテーブルの形
として持つ場合でも、メモリ容量は小さくて済む。
【0018】(第2の発明)鮮鋭信号Susを、対象画
素を含む所定のマスク内のN個の画素のオリジナル画像
信号Sorgの総和Stotalをzビット(zは負で
ない整数)だけ右シフトすることによって求めるように
した。この発明によれば、Stotal/N演算ではな
く、右シフト演算により処理できるので、処理速度が大
幅に向上する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明方法を実施するシステム構成
例を示すブロック図である。X線を放射して人体に照射
すると、人体を透過したX線は蛍光体板に入射する。こ
の蛍光体板は、蛍光体のトラップレベルに、X線画像の
エネルギーを蓄積する。このX線撮影によって放射線像
を蓄積記録した蓄積性蛍光体シート1をローラ2によっ
て送る。このローラ2は、シート1を矢印Aの方向に送
り、シート1からの像読み取りの副走査を行なう。
【0020】主走査は500〜800nmの波長を有す
る励起光のレーザ光源3からのレーザ光を走査ミラー3
aで矢印Bの方向に走査することにより行なう。この励
起光の走査によって300〜500nmの波長域の輝尽
発光が発生し、この輝尽発光した光は導光性シート材料
からなる集光体4aの出力端に配したフォトマル等の光
検出器4によって検出されて電気信号に変換される。こ
の電気信号は、アンプ5で増幅された後、A/D変換器
6でディジタル信号に変換され、演算部7に送られる。
【0021】演算部7は、演算器7aで非鮮鋭マスク信
号Susを求め、演算器7bで関数B(Sus)を求
め、演算器7cで関数A(Sorg)を求め、演算器7
dでSproc=A(Sorg)+B(Sus)を求め
る。演算後得られたディジタル信号のSprocは、D
/A変換器9でアナログ信号に変換され、アンプ10で
増幅された後、記録用光源11に入力される。
【0022】この記録用光源11から発生した光は、レ
ンズ12を通って焼付ドラム14上に装着された記録材
料例えば写真フィルムに照射される。この写真フィルム
上に放射線画像が再生され、この画像が医療診断用の画
像となる。本発明は演算部7における画像処理方法を提
供するものであって、画像の入力方法と表示方法は上述
したものに限られない。例えば、画像の入力方法として
は写真フィルムに光を照射してその反射光や透過光を光
学的に読みとってディジタル画像信号を得てもよいし、
画像の表示方法としては写真フィルムに焼き付ける代わ
りにCRT等に表示してもよい。
【0023】以下、演算部7の動作について説明する。
本願発明では Sproc=A(Sorg)+B(Sus) 但し、Sus:非鮮鋭信号 (5) A(Sorg):Susを含まないSorgの関数 B(Sus) :Sorgを含まないSusの関数 としてSprocを求めるようになっている。
【0024】ここで、非鮮鋭信号Susは、対象画素を
含む所定のマスク内のオリジナル画像信号の単純平均値
とすると演算時間が短くて好ましいが、その他にも各種
加重平均値,メジアン値,モード値等を用いることがで
きる。また、マスクの形状は矩形,円形,十字形,X字
形,円環形等を用いることができ、それらの組み合わせ
でもよいが、計算機で扱う場合には矩形が好ましく、正
方形が最も好ましい。
【0025】また、非鮮鋭信号Susを求める場合、マ
スク内の全ての画素の信号値を用いてもよいし、一定の
間隔でサンプリングする等して一部の画素の信号値を用
いてもよい。また、関数A(Sorg)とB(Sus)
との少なくとも一方を予めテーブルとして持つことによ
り、各画素毎に毎回演算をしなくてもすむので演算時間
が短縮されて好ましい。また、部位毎に或いは同じ部位
でも被写体毎に構造物の構成が異なるし、照射線量の違
いによって信号値の大きさも異なる。そこで、関心領域
の最大値,最小値,平均値,周波数特性等の画像特徴量
に応じて画像毎にテーブルを作成すると、画像に最適な
処理を行なうことができ、よりよい画質が得られて好ま
しい。
【0026】また、標準テーブルを画像の特徴量に応じ
て回転,平行移動することにより変形してテーブルを求
めると、簡潔な式で表現できないような複雑な関数式で
あっても画像毎に簡単に作成することができるので好ま
しい。部位毎に異なる標準テーブルを記憶しておき、撮
影部位情報に基づいて標準テーブルを選択し、更に画像
毎に特徴量や放線線条件等に基づいて標準テーブルを変
形するようにしてもよい。
【0027】前記A(Sorg)は少なくとも、Sor
gの変化に応じて変化する関数a(Sorg)とSor
gとの積であり、かつB(Sus)が少なくともSus
の変化に応じて変化する関数b(Sus)とSusとの
積であることが好ましい。特に、前記a(Sorg),
b(Sus)としては、以下の式になることが好まし
い。
【0028】 a(Sorg)=(1+k(Sorg)) b(Sus) =−k(Sus) (6) この結果、処理済み画像信号Sprocは次式のように
なる。
【0029】 Sproc=(1+k(Sorg))・Sorg +(−k(Sus))・Sus (7) ここで、A(Sorg)とB(Sus)が急激に変化す
る場合、擬画像が現れることがある。この時には、前記
A(Sorg)がSorgの変化に応じて変化する関数
a(Sorg)とSorgの積であり、かつB(Su
s)がSusの変化に応じて変化する関数b(Sus)
とSusとの積で表せるような演算式を用いれば、変換
テーブルを作成する際に
【0030】
【数2】
【0031】なる演算式で求める(a(S)又はb
(S)を0からSorg又は0からSusまで積算す
る)と、補正テーブルの値の変化が穏やかになって偽画
像が生じにくくなり、画質の点で好ましい。
【0032】以下、この点について更に詳細に説明す
る。前記した従来例の周波数強調処理の演算式は以下の
ように変形することができる。
【0033】 Qprc=Qorg+k(Qus)・(Qorg−Qus) ={1+k(Qus)}・Qorg−k(Qus)・Qus (8) 上式は第1項にQusとQorgの相互演算を含んでお
り、演算するのに時間がかかる。そこで、周波数処理の
演算式に、第1項,第2項ともにQusとQorgの相
互演算を含まないようにすることができ、しかも画質の
低下を招かないような演算式が実現できれば都合がよ
い。例えば、演算式の第1項はQorgだけの関数、第
2項はQusだけの関数にすることができれば、それぞ
れ独立したLUT処理を並列に行なうことができ、演算
時間を短縮することができる。即ち、上式のk(Qu
s)をk(Qorg)に置き換えて(近似して)以下の
演算を行なうことができればよい。
【0034】 Qorg={1+k(Qorg)}・Qorg−k(Qus)・Qus(9) 強調係数kがゆるやかに変化するならば問題はないが、
図2(a)に示すようにステップ状に変化する時には偽
画像の発生が懸念される。以下、図3に示すような信号
を例にとって説明する。Qorgは三角波状に変化する
が、Qusは平均的な値なので一定である。x1,x
2,x3でのQorgはそれぞれQ1,Q2,Q3であ
り、QusはQ2となる。図2の(b)は、第1項{1
+k(Qorg)}・Qorgと第2項k(Qus)・
Qusをそれぞれ示している。x1,x2,x3での第
2項は常に、’である。(8)式の場合、Q1,Q
2,Q3に対する第1項はそれぞれ,,である
が、(9)式の場合、Q3に対する第1項はになり、
Q2に対すると大小関係が逆転してしまう。従って、
(9)式による演算処理だけでは偽画像の発生が予想さ
れる。
【0035】そこで、このような偽画像の発生を防止す
べく、次式で表される演算式に更に変形することが考え
られる。この方法は、(6)式がQorgとQusの1
次式であり、{1+k(Qorg)}とk(Qus)と
がその微係数であることに着目し、微係数をQorg
(又はQus)で積分したものが元の関数に戻るという
考え方である。
【0036】 Qorg=A(Qorg)−B(Qus) (10) A(Qorg):1+k(Q)の累積関数 B(Qus) :k(Q)の累積関数 この方法では、A(Q),B(Q)共に連続関数なの
で、との差は小さく、第1項の大小関係の逆転はな
い(図2の(c)参照)。従って、偽画像の発生を防ぐ
ことができる。
【0037】次に、非鮮鋭信号Susの算出法について
説明する。SusをSorgの単純平均で求める場合に
は、対象画素を含む所定のマスク内のN個の画素のオリ
ジナル画像信号Sorgの総和StotalをNで割っ
て、Stotal/Nで求めるのが正しい求め方であ
る。しかしながら、この方法では、演算のハードウェア
が増大するし、ソフトウェア処理も増大する。そこで、
Nで割る代わりに2で割るのである。つまり、Sto
tal/2とする。この割算は単純でStotalを
zビット(zは負でない整数)だけ右シフトすることに
よって求めることができる。しかしながら、Nと2
の間には2/Nの誤差が生じる。そこで、Susを対
象画素を含む所定のマスク内のN個の画素のオリジナル
画像信号Sorgの総和Stotalをzビットだけ右
シフトすることにより求め、α=2 /Nとした時に、 Sproc=A(Sorg,α・Sus) (11) なる演算式に基づいて(Sprocの関数形をSus軸
方向にα倍補正して)処理を行なうことにより、割算を
用いずにすみ、演算時間を短縮することができる。特
に、演算式を予めテーブルとして記憶しておくと演算時
間短縮効果が大きく、好ましい。
【0038】このことを図4を用いて更に詳細に説明す
る。A(Sorg,Sus)の代わりにA’(Sor
g,Sus)=A(Sorg,αSus)を用いること
は、Sprocを求める関数形をSus軸上にα倍補正
することを意味する。簡単のために、Sproc−Su
s平面上で具体的に説明する。例えば、Sproc=A
(Sorg,Sus)では(a)に示すようにSpro
cはSusの増大に応じて増加する1次関数で表され、
その直線の傾きがSus=1024,2048で変化す
るものとする。Sproc=a(Sorg,α・Su
s)では、α・Sus=1024,2048の時に傾き
が変化する。従って、A’(Sorg,Sus)の関数
形をグラフで表わすとSus軸方向に1/αだけ縮めた
(α<1の場合は広げた)形となる。
【0039】次に、Susを求める演算精度の向上につ
いて説明する。前記Susを対象画素を含む所定のマス
ク内のN個の画素のオリジナル画像信号Sorgの総和
Stotalをzビット(zはN≦2z+p−qを満た
す最小の整数、pはSusの所望のダイナミックレンジ
のビット数、qはオリジナル画像信号のダイナミックレ
ンジのビット数)だけ右シフトすることによって求め、
α=2/Nとした時にSproc=A(Sorg,α
・Sus)なる演算式に基づいて処理を行なうことによ
り、Susを所望のダイナミックレンジのビット数pの
範囲内で表わすことができる。また、pをqより大きく
することにより、テーブル化する誤差を小さく抑えるこ
とができる。p−qの値が大きい程演算精度が高くなる
が、テーブルのメモリ容量が大きくなるので、実用上は
2≦p−q≦6程度が好ましい。
【0040】
【発明の効果】次に、本発明の効果について詳細に説明
する。図5は本発明の効果の比較説明図である。従来例
1と本発明との演算時間を比較している。図6は演算に
用いた各種関数例を示す図である。
【0041】(比較例1)汎用ワークステーションでソ
フトウェア処理を行った。画像データは、Sorg,S
us,Sproc共に2048画素×2048画素×濃
度分解能12ビット(4096階調)とした。Susは
31×31画素のマスク内のSorgの総和Stota
lを画素数31×31で割算することにより求めた。演
算式は、従来例の演算式と同じで、 Sproc=Sorg+k(Sus)×(Sorg−Sus) (12) =(1+k(Sus))×Sus−k(Sus)×Sus(13) 各画素毎に(1)式に基づいて演算を行った。ここで、
強調係数kとしては、図6の(a)のk2と(b)のk
1の2通りで行った。
【0042】(比較例2) A(Sorg,Sus)=(1+k(Sus))×So
rg−k(Sus)×Sus とし、予めA(Sorg,Sus)を入力12ビット,
出力12ビットのテーブルとして求めておき、各々の画
素については、 Sproc=A(Sorg,Sus) なる式で処理済み画像信号Sprocを求めたことを除
けば、比較例1と同じである。テーブルAは、要素数4
096×4096の2次元配列となる。
【0043】(実施例1)汎用ワークステーションでソ
フトウェアで処理を行った。画像データは、2048画
素×2048画素×濃度分解能12ビット(4096階
調)である。Susは、31×31画素のマスク内のS
orgを単純平均することにより求めた。演算式は、 Sproc =(1+k(Sorg))×Sorg−k(Sus)×Sus (14) 但し、 A(Sorg)=(1+k(Sorg))×Sorg B(Sus) =−k(Sus)×Sus とし、予めA(Sorg)とB(Sus)を入力12ビ
ット、出力12ビットのテーブルとして求めておき、そ
れぞれの画素については、 Sproc=A(Sorg)+B(Sus) なる式で処理済み画像信号を求めた。テーブルA,Bは
要素数4096の1次元配列となる。ここで、k(So
rg)の関数形は、k1とk2の2通り(図6参照)で
行った。
【0044】(実施例2)
【0045】
【数3】
【0046】で求めた以外は、実施例1と同じである。 (実施例3)Susを31×31画素のマスク内のSo
rgの総和Stotalを10ビットだけ右シフトする
ことにより求め、B(Sus)の代わりに入力12ビッ
ト、出力12ビットのテーブルB’(Sus)を用いた
以外は実施例2と同じである。
【0047】 B’(Sus)=B(α・Sus) (16) 但し、α=210/31×31 B’の形は図6の(e)である。
【0048】(実施例4)Susのダイナミックレンジ
のビット数を16ビットとし、Susを31×31画素
のマスク内のSorgの総和Stotalを6ビットだ
け右シフトすることによって求め、B(Sus)の代わ
りに入力16ビット、出力12ビットのテーブルB’
(Sus)を用いた以外は、実施例2と同じである。
【0049】 B’(Sus)=B(α・Sus) (17) 但し、α=26 /31×31 B’の形は図6の(f)である。
【0050】図5には、Sproc演算における加減算
の回数,乗算の回数,テーブルに必要なメモリ量,演算
時間,Sus計算の時間,アーチファクトの有無をまと
めて示してある。比較例1では、Susの算出に30
秒、Sprocの算出に25秒の計55秒を要した。k
(Sus)の関数形が変化がなだらかなk1の時にはア
ーチファクトは見られないが、急激に変化するk2の時
には信号値が1024付近でアーチファクトが発生し
た。
【0051】比較例2では、テーブルの算出に72秒も
かかってしまうので、比較例1に比べてかえって演算時
間が長くなってしまった。また、テーブルのために32
メガバイトものメモリが必要になり、実用的でない。
【0052】実施例1では、加減算,乗算ともに大幅に
減少するためにSproc算出時間が25秒から10秒
に短縮された。テーブル算出時間は、0.1秒以下で無
視できるほど短かった。テーブルに必要なメモリ量も1
6キロバイトとなり実用上問題ない。
【0053】実施例2では、演算時間は実施例1と同じ
であるが、k(Sus)の関数形が急激に変化するk2
でもアーチファクトが見られず、良好な画質が得られ
た。実施例3では、Sproc演算時間は実施例1と同
じであるが、Sus計算時間が約15秒短縮された。こ
のため、計算時間は合計で25秒となり、比較例1の半
分以下に短縮できた。
【0054】実施例4では、演算時間は実施例3と同等
であった。実施例3の画像は目視上ではよくわからない
が、信号値を詳細に解析すると、量子化ノイズが実施例
1に比較して多少大きくなっていた。実施例4では、実
施例3に比較して量子化ノイズが低減していた。
【0055】このように、本発明によれば、処理済み画
像信号Sprocをオリジナル画像信号Sorgと非鮮
鋭信号Susのどちらか一方だけの関数の和の形で表さ
れる演算式を用いることにより、演算速度の向上とメモ
リ容量の削減を図ることができる放射線画像の処理方法
を提供することができ、実用上の効果が大きい。
【0056】特に、周波数強調の度合いをSorg及び
/又はSusの増大に応じて変化させると診断能の向上
効果と演算時間の短縮効果が大きくて好ましい。実施例
では周波数強調の度合い(実施例ではk(Sus)とk
(Sorg))がSus又はSorgの増大に応じて単
調に減少していてるが、周波数強調度の変化は単調減少
に限定されるものではない。オリジナル画像の部位等に
応じて単調減少関数,単調増加関数,より複雑な関数を
使い分けると好ましい。
【0057】また、本発明の画像処理方法は例えば階調
処理等の他の画像処理と組み合わせて用いてもその効果
を失うものではなく、他の画像処理の効果を失わせるも
のでもないので、組み合わせて用いると好ましい。その
場合、他の画像処理を本発明の画像処理の前に行なって
も後に行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するシステム構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】演算式の近似の説明図である。
【図3】QorgとQusの信号波形例を示す図であ
る。
【図4】Sus軸方向のα倍補正の説明図である。
【図5】従来例と本発明の演算時間の比較説明図であ
る。
【図6】演算に用いた各種関数例を示す図である。
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート 2 ローラ 3 レーザ光源 3a 走査ミラー 4 光検出器 4a 集光体 5 アンプ 6 A/D変換器 7 演算部 9 D/A変換器 10 アンプ 11 記録用光源 12 レンズ 13 写真フィルム 14 焼付ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 5/20 G06F 15/68 405

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を透過した放射線画像に基づくオ
    リジナル画像を表わすオリジナル画像信号Sorgを処
    理して該オリジナル画像とは異なる周波数特性を有する
    処理済み画像信号Sprocを求める放射線画像処理方
    法であって、 Sproc=A(Sorg)+B(Sus) 但し、Sus:非鮮鋭信号 A(Sorg):Susを含まないSorgの関数 B(Sus) :Sorgを含まないSusの関数 なる演算式に基づいて処理を行なうことを特徴とする放
    射線画像の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記A(Sorg)が少なくともSor
    gの変化に応じて変化する関数a(Sorg)とSor
    gとの積を含み、かつB(Sus)が少なくともSus
    の変化に応じて変化する関数b(Sus)とSusとの
    積を含むことを特徴とする請求項1記載の放射線画像の
    処理方法。
  3. 【請求項3】 前記A(Sorg)が少なくともSor
    gの変化に応じて変化する関数a(Sorg)とSor
    gとの積であり、かつB(Sus)が少なくともSus
    の変化に応じて変化する関数b(Sus)とSusとの
    積であることを特徴とする請求項1記載の放射線画像の
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記a(Sorg),b(Sus)は、 a(Sorg)=(1+k(Sorg)) b(Sus) =−k(Sus) 但し、k(S)はSの変化に伴って変化する関数(Sは
    Sorg又はSus)であることを特徴とする請求項2
    乃至3のいずれか1つに記載の放射線画像の処理方法。
  5. 【請求項5】 前記A(Sorg)とB(Sus)との
    少なくとも一方を予め変換テーブルとして記憶してお
    き、この変換テーブルを参照することによって、画素毎
    の演算処理を行なうようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか1つに記載の放射線画像の処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記放射線画像を解析し、解析した結果
    に基づいて、前記変換テーブルを画像毎に作成又は修正
    することを特徴とする請求項5記載の放射線画像の処理
    方法。
  7. 【請求項7】 前記A(Sorg)及び/又はB(Su
    s)を予め変換テーブルとして記憶しておき、この変換
    テーブルを参照することによって画素毎の演算処理を行
    ない、変換テーブルを 【数1】 なる演算式で求めるようにしたことを特徴とする請求項
    2乃至5のいずれか1つに記載の放射線画像の処理方
    法。
  8. 【請求項8】 被写体を透過した放射線画像情報に基づ
    くオリジナル画像Sorgを非鮮鋭信号Susを用いて
    処理して前記オリジナル画像とは異なる周波数特性を有
    する処理済み画像信号Sprocを求める放射線画像の
    処理方法であって、 前記Susを対象画素を含む所定のマスク内のN個の画
    素のオリジナル画像信号Sorgの総和Stotalを
    zビット(zは負でない整数)だけ右シフトすることに
    よって求めるようにしたことを特徴とする放射線画像の
    処理方法。
  9. 【請求項9】 被写体を透過した放射線画像情報に基づ
    くオリジナル画像を表わすオリジナル画像信号Sorg
    を非鮮鋭信号Susを用いて所望の演算式 Sproc=A(Sorg,Sus)により処理して前
    記オリジナル画像とは異なる周波数特性を有する処理済
    み画像信号Sprocを求める放射線画像の処理方法で
    あって、 前記Susを対象画素を含む所定のマスク内のN個の画
    素のオリジナル画像信号Sorgの総和Stotalを
    zビット(zは負でない整数)だけ右シフトすることに
    よって求め、α=2/Nとしたときに、 Sproc=A(Sorg,α・Sus) なる演算式に基づいて(Sprocの関数形をSus軸
    方向にα倍補正して)処理を行なうようにしたことを特
    徴とする放射線画像の処理方法。
  10. 【請求項10】 被写体を透過した放射線画像情報に基
    づくオリジナル画像を表わすオリジナル画像信号Sor
    gを非鮮鋭信号Susを用いて所望の演算式Sproc
    =A(Sorg,Sus)により処理して前記オリジナ
    ル画像とは異なる周波数特性を有する処理済み画像信号
    Sprocを求める放射線画像の処理方法であって、 前記Susを対象画素を含む所定のマスク内のN個の画
    素のオリジナル画像信号Sorgの総和Stotalを
    zビット(zはN≦2z+p−qを満たす最小の整数、
    pはSusのダイナミックレンジのビット数、qはオリ
    ジナル画像信号Sorgのダイナミックレンジのビット
    数)だけ右シフトすることによって求め、 α=2/N としたときに、 Sproc=A(Sorg,α・Sus) なる演算式に基づいて(Sprocの関数形をSus軸
    方向にα倍補正して)処理を行なうようにしたことを特
    徴とする放射線画像の処理方法。
  11. 【請求項11】 前記変数p−qは、 2≦p−q≦6であることを特徴とする請求項10記載
    の放射線画像の処理方法。
  12. 【請求項12】 Sprocを求める演算を予め変換テ
    ーブルとして記憶しておき、この変換テーブルを参照す
    ることによって画素毎の演算処理を行なうようにしたこ
    とを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1つに記載
    の放射線画像の処理方法。
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