JP3399684B2 - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

Info

Publication number
JP3399684B2
JP3399684B2 JP04518895A JP4518895A JP3399684B2 JP 3399684 B2 JP3399684 B2 JP 3399684B2 JP 04518895 A JP04518895 A JP 04518895A JP 4518895 A JP4518895 A JP 4518895A JP 3399684 B2 JP3399684 B2 JP 3399684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
directions
qorg
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04518895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08240870A (ja
Inventor
滋 早乙女
英二 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP04518895A priority Critical patent/JP3399684B2/ja
Priority to US08/611,488 priority patent/US5857037A/en
Publication of JPH08240870A publication Critical patent/JPH08240870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3399684B2 publication Critical patent/JP3399684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/73Deblurring; Sharpening
    • G06T5/75Unsharp masking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4092Edge or detail enhancement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理方法、詳しくは
周波数強調処理に関し、さらに詳細には、再生画像の
X、Y方向の鮮鋭度を互いに略等しく揃えられるように
した周波数強調処理に関するものである。
【0002】また本発明は、このような周波数強調処理
を実施するための画像処理装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放
射線のエネルギーの一部がその蛍光体中に蓄積され、そ
の後該蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積さ
れたエネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示す。この
ような性質を示す蛍光体を蓄積性蛍光体と言う。
【0004】この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被
写体の放射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシート(以
下、蓄積性蛍光体シートと称する)に記録し、該シート
を励起光で走査して輝尽発光させ、この輝尽発光光を光
電的に読み取って画像信号を得、この画像信号を処理し
て診断適性の良い被写体の放射線画像を得る放射線画像
情報記録再生システムが提案されている(例えば特開昭
55―12429号、同55―116340号、同55
―163472号、同56―11395号、同56―1
04645号など)。
【0005】ところで、このような放射線画像情報記録
再生システムにあっては、再生された放射線画像におい
て診断上重要な空間周波数領域が明確に示されず、コン
トラスト、鮮鋭度が低くて診断適性が劣ることがあっ
た。このような事情に鑑みて本出願人は既に、診断上有
効な超低空間周波数以上の周波数成分を強調することに
より、診断適性を向上させうる画像処理方法を提案した
(特開昭55―163472号公報参照)。
【0006】この画像処理方法は、X、Y方向に並ぶ画
素のそれぞれについての画素値を示しているデジタル画
像データを、各画素についての原画像データをQorg 、
この画素に関する超低空間周波数に対応するボケマスク
(非鮮鋭マスク)データをQus、強調係数をβとしたと
き、 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) なる演算処理にかけるようにしたものである。
【0007】ここで、超低空間周波数に対応するボケマ
スクデータQusとは、オリジナル画像を超低空間周波数
成分より低い周波数成分しか含まないようにぼかした非
鮮鋭画像の各画素の濃度に対応するデータを指す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の演算処理で得ら
れた新たな画像データQ’に基づいて放射線画像を再生
すれば、診断上有効な超低空間周波数以上の周波数成分
が強調され、診断適性に優れた再生放射線画像が得られ
るようになる。
【0009】しかしその場合、画像再生装置がX、Y走
査により画像を再生するもの、例えばCRT表示装置、
サーマルヘッドを用いる感熱記録装置、光走査記録装置
等であると、X、Y方向の鮮鋭度が互いに異なってしま
うという不具合が従来より認められていた。この不具合
は、画像再生装置のX、Y方向のレスポンスが互いに異
なっていることに起因していると考えられる。
【0010】再生画像の鮮鋭度は、上述した演算処理に
おける強調係数βを変えることによって調節可能である
ので、強調係数βを比較的大きく設定して、レスポンス
が低い方向の鮮鋭度も十分となるようにすることも可能
であるが、そのようにすると、レスポンスが高い方向に
ついて過度の周波数強調がなされてアーチファクト(偽
画像)が発生することがある。
【0011】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、先に説明した周波数強調処理を行なった上で、
画像再生装置において再生される画像のX、Y方向の鮮
鋭度を略一定に揃えることができる画像処理方法を提供
することを目的とするものである。
【0012】また本発明は、そのような画像処理方法を
実施することができる画像処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による一つの画像
処理方法は、前述したようにX、Y方向に並ぶ画素のそ
れぞれについての画素値を示しているデジタル画像デー
タを、各画素についての原画像データをQorg 、この画
素に関する超低空間周波数に対応するボケマスクデータ
をQus、強調係数をβとしたとき、 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) ……(1) なる演算処理にかけて、この演算処理後の画像データ
を、X、Y走査により画像を再生する画像再生装置に送
る画像処理方法において、上記演算処理を、画像再生装
置のX、Y方向のレスポンスの差に応じて、該X、Y方
向について互いに異なる特性の下に行なうことにより、
この画像再生装置で再生される画像のX、Y方向の最終
的な鮮鋭度を互いに略等しく揃えることを特徴とするも
のである。
【0014】なお、上記の演算処理をX、Y方向につい
て互いに異なる特性の下に行なうためには、より具体的
に、上記演算処理をまずX、Yの一方向について強調係
数をβ1 に設定して行ない、次いでこの演算処理後の画
像を原画像データとして、X、Yの他方向について強調
係数をβ2 (β1 ≠β2 )に設定して上記演算処理を行
なえばよい。さらには、このように1次元の演算処理を
2回行なう代わりに、それと等価の2次元フィルタリン
グ処理を行なうようにしてもよい。
【0015】また、本発明による別の画像処理方法は、
前述したようにX、Y方向に並ぶ画素のそれぞれについ
ての画素値を示しているデジタル画像データを、前記
(1)式で示される演算処理にかけて、この演算処理後
の画像データを、X、Y走査により画像を再生する画像
再生装置に送る画像処理方法において、上記演算処理
を、画像再生装置のX、Y方向のレスポンスの差に応じ
て、該X、Y方向のうちの一方向のみについて行なうこ
とにより、この画像再生装置で再生される画像のX、Y
方向の最終的な鮮鋭度を互いに略等しく揃えることを特
徴とするものである。
【0016】一方、本発明による一つの画像処理装置
は、前述したようにX、Y方向に並ぶ画素のそれぞれに
ついての画素値を示しているデジタル画像データを、前
記(1)式で示される演算処理にかけて、この演算処理
後の画像データを、X、Y走査により画像を再生する画
像再生装置に送る画像処理装置において、上記演算処理
を、X、Y方向について互いに異なる特性の下に行ない
得るように構成されたことを特徴とするものである。
【0017】なお、上記の演算処理をX、Y方向につい
て互いに異なる特性の下に行なうためには、より具体的
に、上記演算処理をまずX、Yの一方向について強調係
数をβ1 に設定して行ない、次いでこの演算処理後の画
像を原画像データとして、X、Yの他方向について強調
係数をβ2 (β1 ≠β2 )に設定して上記演算処理を行
うように構成すればよい。さらには、このように1次元
の演算処理を2回行なう代わりに、それと等価の2次元
フィルタリング処理を行なうように構成してもよい。
【0018】また、本発明による別の画像処理装置は、
前述したようにX、Y方向に並ぶ画素のそれぞれについ
ての画素値を示しているデジタル画像データを、前記
(1)式で示される演算処理にかけて、この演算処理後
の画像データを、X、Y走査により画像を再生する画像
再生装置に送る画像処理装置において、上記演算処理
を、X、Y方向のうちの一方向のみについて行ない得る
ように構成されたことを特徴とするものである。
【0019】
【作用および発明の効果】以上の通り本発明によれば、
演算処理をX、Y方向について互いに異なる特性の下に
行なうことにより、あるいはX、Y方向のうちの一方向
のみについて行なうことにより、画像再生装置のX、Y
方向のレスポンスの差を補償して、再生画像のX、Y方
向の最終的な鮮鋭度を互いに略等しく揃えることができ
る。そこで本発明によれば、X、Y方向のうちの一方向
の鮮鋭度が不足することを防止でき、また、X、Y方向
のうちの一方向について過度の周波数強調処理をかけて
アーチファクトを発生させてしまうことも防止できる。
【0020】なお本発明は、前述した蓄積性蛍光体シー
トを用いる放射線画像情報記録再生システムにおいて適
用されれば、診断適性が極めて高い放射線画像を再生で
きるので特に好ましいが、このような放射線画像情報記
録再生システム以外に適用された場合でも、上記の通り
の作用、効果を奏することは勿論である。
【0021】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は本発明の方法により周波数強調
処理を行なう放射線画像情報記録再生システムの一例を
示すものである。このシステムは、前述の蓄積性蛍光体
シートに記録された放射線画像情報を読み取り、その読
み取った放射線画像を一例として感熱記録装置により再
生記録するものである。
【0022】例えばX線等の放射線が人体等の被写体を
介して照射されることによりこの被写体の透過放射線画
像情報を蓄積記録した蓄積性蛍光体シート10は、エンド
レスベルト等のシート搬送手段11により、副走査のため
に矢印Y方向に搬送される。半導体レーザ等の励起光源
12から射出された励起光(読取光)としてのレーザビー
ム13は、高速回転する回転多面鏡14によって反射偏向さ
れ、通常f・θレンズからなる走査レンズ18によって集
束され、ミラー19で反射して蓄積性蛍光体シート10上を
上記副走査方向Yと略直角な矢印X方向に主走査する。
【0023】こうしてレーザビーム13が照射されたシー
ト10の箇所からは、蓄積記録されている放射線画像情報
に応じた光量の輝尽発光光15が発散され、この輝尽発光
光15は集光体16によって集光され、光検出器としてのフ
ォトマルチプライヤー(光電子増倍管)17によって光電
的に検出される。
【0024】上記集光体16はアクリル板等の導光性材料
を成形して作られたものであり、直線状をなす入射端面
16aが蓄積性蛍光体シート10上のビーム走査線に沿って
延びるように配され、円環状に形成された出射端面16b
に上記フォトマルチプライヤー17の受光面が結合されて
いる。上記入射端面16aから集光体16内に入射した輝尽
発光光15は、該集光体16の内部を全反射を繰り返して進
み、出射端面16bから出射してフォトマルチプライヤー
17に受光され、前記放射線画像情報を担持する輝尽発光
光15の光量がこのフォトマルチプライヤー17によって検
出される。
【0025】フォトマルチプライヤー17のアナログ出力
信号(画像信号)Sは対数増幅器20によって増幅され、
A/D変換器21において所定の収録スケールファクター
でデジタル化される。こうして得られた、2次元画像を
担持するデジタルの画像データDは、画像処理装置27に
おいて階調処理、周波数強調処理等の画像処理を受け
る。この画像処理を受けた画像データD’は、サーマル
ヘッド28aを用いる感熱記録装置28に入力され、該感熱
記録装置28において画像データD’が示す2次元画像が
ハードコピー29に再生記録される。
【0026】次に、上記画像処理装置27における周波数
強調処理について詳しく説明する。この画像処理装置27
は、1画像分の画素値を示しているデジタル画像データ
を一時的に格納しておくバッファメモリ23、後述する強
調係数βを記憶しておくメモリ24、およびフィルタリン
グ処理部25等からなり、まずX方向(主走査方向)に延
びる1走査ライン毎に、そのラインを構成している各画
素に関する原画像データQorg に対して、下記の演算処
理 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) に相当するフィルタリング処理を行なう。なおβは強調
係数、Qusは各画素に関する超低空間周波数に対応する
ボケマスクデータで、マスクサイズをN、そのマスクサ
イズ内の画素の画素値の合計値をΣとすると、Qus=Σ
/Nである。
【0027】例えば、N=3とし、X方向に並ぶ3つの
画素の原画像データをx1 、x2 、x3 とすると、中央
の画素の原画像データx2 については、 Q’=x2 +β{x2 −(x1 +x2 +x3 )/3} =(−β/3)x1 +(1+2β/3)x2 +(−β/3)x3 であるから、 x2 ’=ax1 +bx2 +cx3 (b=1+2β/3、a=c=−β/3) ……(2) と置き代えるフィルタリング処理がなされる。
【0028】そして画像処理装置27は、以上の通りのフ
ィルタリング処理を受けた後の画像データを原画像デー
タとして、今度はY方向(副走査方向)に延びる1本の
画素列毎に、上記(2)式で示されるフィルタリング処
理を行なう。
【0029】ここで、1回目のフィルタリング処理と2
回目のフィルタリング処理とでは、強調係数βがそれぞ
れβ1 、β2 と、互いに異なる値に設定される。これら
の強調係数β1 、β2 は、感熱記録装置28のX、Y方向
のレスポンスの差に応じて定められるものである。すな
わち、感熱記録装置28のX、Y方向のレスポンス特性が
各々図2の曲線a、bであるとし、X、Y方向で主に鮮
鋭度を揃えたい空間周波数をαとし、この空間周波数α
に対応するX、Y方向のMTFをそれぞれm1、m2
すると、強調係数β1 、β2 はそれぞれ図3に示すよう
に互いに相違して、m1 /m2 =(1+β2 )/(1+
β1 )の関係を満たす値に設定される。
【0030】上記のようなフィルタリング処理を行なっ
て、超低空間周波数以上の周波数成分を強調することに
より、感熱記録装置28によりハードコピー29として再生
された放射線画像においては、診断に重要な周波数領域
が大幅に強調され、鮮鋭度が向上して該放射線画像の診
断適性が向上する。以上の処理によるメリットは、前記
特開昭55―163472号公報にさらに詳しく記載さ
れている。
【0031】また、1回目、2回目のフィルタリング処
理における強調係数β1 、β2 を上述のように設定する
と、感熱記録装置28のX、Y方向のレスポンスの差が補
償されて、この感熱記録装置28で記録される画像は、主
に空間周波数αにおいてX、Y方向の鮮鋭度が互いに略
等しいものとなる。
【0032】なお画像処理装置27のメモリ24には、主に
鮮鋭度を揃えたい空間周波数α毎の強調係数β1 、β2
の組合わせを記憶させておき、この空間周波数αに応じ
てそこから強調係数β1 、β2 を読み出して、フィルタ
リング処理部25において設定させるようにすると便利で
ある。
【0033】以上の実施例では、1次元方向についての
フィルタリング処理を2回行なっているが、それと等価
の2次元フィルタリング処理を1回行なって、同様の効
果を得ることも可能である。以下、そのような2次元フ
ィルタリング処理の例を説明する。
【0034】前述した(2)式のフィルタリング処理の
係数が、X方向については強調係数をβ1 とすることに
よりa、b、cとなり、Y方向については強調係数をβ
2 とすることによりa’、b’、c’となるものとす
る。
【0035】この場合、まず原画像データに対してX方
向に強調係数β1 で前記のフィルタリング処理を行な
い、その処理後の画像データに対してY方向に強調係数
β2 で同様のフィルタリング処理を行なうのと等価な作
用を果たす2次元フィルタは、次の行列式で表される。
【0036】
【数1】
【0037】上記の2次元フィルタの各要素を3×3画
素の原画像データに掛けて足すことにより、中央位置の
画素に関する変換画像データが求められる。すなわち、
3×3画素の原画像データを例えば x1 2 31 ’ x2 ’ x3 ’ x1 ” x2 ” x3 ” としたとき、中央位置の画素の原画像データx2 ’は、 Q’=a’ax1 +a’bx2 +a’cx3 +b'ax1 ’+b’bx2 ’+b’cx3 ’ +c’ax1 ”+c’bx2 ”+c’cx3 ” なる画像データQ’に変換される。
【0038】また以上の各実施例では、2次元フィルタ
リング処理をX方向、Y方向で互いに特性を変えて行な
うことにより、感熱記録装置28のX、Y方向のレスポン
スの差を補償するようにしているが、このフィルタリン
グ処理を上記レスポンスの差に応じてX、Y方向のうち
の一方向のみについて行なうことにより、感熱記録装置
28のX、Y方向のレスポンスの差を補償することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の一例を示す概略
構成図
【図2】本発明に関わる、画像再生装置のX、Y各方向
のレスポンス特性を示すグラフ
【図3】画像再生装置のX、Y各方向のレスポンス特性
の差を補償する周波数強調係数βの値を説明するグラフ
【符号の説明】
10 蓄積性蛍光体シート 11 シート搬送手段 12 励起光源 13 レーザビーム 14 回転多面鏡 15 輝尽発光光 16 集光体 17 フォトマルチプライヤー 23 バッファメモリ 24 メモリ 25 フィルタリング処理部 27 画像処理装置 28 感熱記録装置 29 ハードコピー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−75140(JP,A) 特開 平4−90679(JP,A) 特開 昭62−252260(JP,A) 特開 昭55−50180(JP,A) 特開 昭63−103227(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 42/02 - 42/04 H04N 1/40

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X、Y方向に並ぶ画素のそれぞれについ
    ての画素値を示しているデジタル画像データを、各画素
    についての原画像データをQorg 、この画素に関する超
    低空間周波数に対応するボケマスクデータをQus、強調
    係数をβとしたとき、 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) なる演算処理にかけて、 この演算処理後の画像データを、X、Y走査により画像
    を再生する画像再生装置に送る画像処理方法において、 前記演算処理を、前記画像再生装置のX、Y方向のレス
    ポンスの差に応じて、該X、Y方向について互いに異な
    る特性の下に行なうことにより、この画像再生装置で再
    生される画像のX、Y方向の最終的な鮮鋭度を互いに略
    等しく揃えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記演算処理をまずX、Yの一方向につ
    いて強調係数をβ1に設定して行ない、 次いでこの演算処理後の画像を原画像データとして、
    X、Yの他方向について強調係数をβ2 (β1 ≠β2
    に設定して前記演算処理を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記演算処理をまずX、Yの一方向につ
    いて強調係数をβ1に設定して行ない、次いでこの演算
    処理後の画像を原画像データとして、X、Yの他方向に
    ついて強調係数をβ2 (β1 ≠β2 )に設定して前記演
    算処理を行なうことと等価の2次元フィルタリング処理
    を、前記原画像データに対してかけることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 X、Y方向に並ぶ画素のそれぞれについ
    ての画素値を示しているデジタル画像データを、各画素
    についての原画像データをQorg 、この画素に関する超
    低空間周波数に対応するボケマスクデータをQus、強調
    係数をβとしたとき、 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) なる演算処理にかけて、 この演算処理後の画像データを、X、Y走査により画像
    を再生する画像再生装置に送る画像処理方法において、 前記演算処理を、前記画像再生装置のX、Y方向のレス
    ポンスの差に応じて、該X、Y方向のうちの一方向のみ
    について行なうことにより、この画像再生装置で再生さ
    れる画像のX、Y方向の最終的な鮮鋭度を互いに略等し
    く揃えることを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 X、Y方向に並ぶ画素のそれぞれについ
    ての画素値を示しているデジタル画像データを、各画素
    についての原画像データをQorg 、この画素に関する超
    低空間周波数に対応するボケマスクデータをQus、強調
    係数をβとしたとき、 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) なる演算処理にかけて、 この演算処理後の画像データを、X、Y走査により画像
    を再生する画像再生装置に送る画像処理装置において、 前記演算処理を、前記X、Y方向について互いに異なる
    特性の下に行ない得ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記演算処理をまずX、Yの一方向につ
    いて強調係数をβ1に設定して行ない、次いでこの演算
    処理後の画像を原画像データとして、X、Yの他方向に
    ついて強調係数をβ2 (β1 ≠β2 )に設定して前記演
    算処理を行なうことを特徴とする請求項5記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記演算処理をまずX、Yの一方向につ
    いて強調係数をβ1に設定して行ない、次いでこの演算
    処理後の画像を原画像データとして、X、Yの他方向に
    ついて強調係数をβ2 (β1 ≠β2 )に設定して前記演
    算処理を行なうことと等価の2次元フィルタリング処理
    を、前記原画像データに対してかけることを特徴とする
    請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 X、Y方向に並ぶ画素のそれぞれについ
    ての画素値を示しているデジタル画像データを、各画素
    についての原画像データをQorg 、この画素に関する超
    低空間周波数に対応するボケマスクデータをQus、強調
    係数をβとしたとき、 Q’=Qorg +β(Qorg −Qus) なる演算処理にかけて、 この演算処理後の画像データを、X、Y走査により画像
    を再生する画像再生装置に送る画像処理装置において、 前記演算処理を、前記X、Y方向のうちの一方向のみに
    ついて行ない得ることを特徴とする画像処理装置。
JP04518895A 1995-03-06 1995-03-06 画像処理方法および装置 Expired - Fee Related JP3399684B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04518895A JP3399684B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 画像処理方法および装置
US08/611,488 US5857037A (en) 1995-03-06 1996-03-05 Image processing method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04518895A JP3399684B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 画像処理方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08240870A JPH08240870A (ja) 1996-09-17
JP3399684B2 true JP3399684B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=12712301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04518895A Expired - Fee Related JP3399684B2 (ja) 1995-03-06 1995-03-06 画像処理方法および装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5857037A (ja)
JP (1) JP3399684B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257328A (ja) * 1997-03-10 1998-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
EP1217571B2 (en) * 2000-12-21 2014-03-12 Datalogic IP TECH S.r.l. Method and device for focusing an electrical signal representative of an optical code
IE87469B1 (en) 2016-10-06 2024-01-03 Google Llc Image processing neural networks with separable convolutional layers

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4315318A (en) * 1978-12-26 1982-02-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for processing a radiation image
JPS61230571A (ja) * 1985-04-05 1986-10-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5857037A (en) 1999-01-05
JPH08240870A (ja) 1996-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03222577A (ja) 画像のダイナミックレンジ圧縮処理方法
JP3196864B2 (ja) 画像のダイナミックレンジ圧縮処理方法
JP2849964B2 (ja) 画像処理方法および装置
US6614044B2 (en) Image signal generating method, apparatus and program
JP3399684B2 (ja) 画像処理方法および装置
JP2532940B2 (ja) 偽画像信号の検出方法
JPH0617984B2 (ja) 放射線画像情報読取方法
US7366358B2 (en) Method of and system for generating image signal
JP2952428B2 (ja) 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置
JPS61170178A (ja) 放射線画像情報の読取条件決定方法
JPH01238650A (ja) 放射線画像の被写体認識方法
JPH0743765B2 (ja) 放射線画像処理方法および装置
JP3165530B2 (ja) 放射線画像読取条件決定方法および装置
US20020186873A1 (en) Image reproduction system
JP2867096B2 (ja) 画像平滑化処理方法
JPH0314372A (ja) 放射線画像の時間差サブトラクション方法および放射線画像処理装置
JP3241488B2 (ja) 画像処理方法
JP3165461B2 (ja) 画像処理方法、画像読取方法および画像再生方法
JPH0786925B2 (ja) 放射線画像処理方法および装置
JPH06235982A (ja) 放射線画像処理方法
JPH01194683A (ja) 放射線画像処理方法
JPH02272681A (ja) 放射線画像処理装置
JPH0743767B2 (ja) 放射線画像処理方法および装置
JPH0743768B2 (ja) X線画像処理方法および装置
JPH06304160A (ja) 画像の撮影体位認識方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030204

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110221

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees