JP4651087B2 - 電動機制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定周波数電源による交流電動機の駆動と周波数変換器による交流電動機の駆動とを選択的に切換えることが可能な電動機制御装置に関する。
一般に、インバータなどの周波数変換器で交流電動機を駆動する場合、商用電源あるいは非常用の定周波数電源からも選択的に切換えて駆動できるようにシステムを構成することが多い。これは、インバータの保守のため、あるいはインバータで可変速駆動するより定周波数電源から直接駆動した方がシステム効率が良くなる運転モードに対応するためなどのニーズによるものである。
このように、インバータ駆動から商用電源駆動に運転を切換えたり、逆に商用電源駆動からインバータ駆動に運転を切換えたりする場合、切換時の過渡現象によって突入電流が過大となったり、また電動機の速度が低下してしまったりする問題があった。
このような問題を解決するため、駆動系の切換時に、商用電源の周波数及び位相にインバータの出力を同期させる所謂同期制御を行い、このときの同期検出信号によって駆動系の切換を行う電動機制御装置が提案されている。この代表的な方法は以下のようなものである。
電動機の駆動をインバータ側から商用電源側へ切換えるとき、インバータの出力周波数が商用電源の周波数と等しくなるまでは、出力周波数基準の出力する変化率に従ってインバータの出力周波数を上昇させる。出力周波数が商用電源の周波数と等しくなったことを検知した後、出力周波数基準をホールドし、インバータが出力する出力電圧位相と商用電源の位相差が0になるようにインバータの出力周波数を補正し、この補正出力周波数をホールドされた出力周波数基準に加算して出力周波数を得る。出力周波数は積分されて出力位相となるので、上記の閉ループ構成によって位相差を0に同期制御することが可能となる。
このような同期制御の方法によれば、位相差が0で同期投入を行うことができるが、出力周波数と商用電源周波数がほぼ等しい状態では位相差の変化が非常に小さいため、周波数差と位相差を同時に0に合わせ込むには長時間を要するという問題があった。これを解決するため、インバータの出力周波数と商用電源の周波数の差が所定値になったときに、そのときの周波数差と位相差から、これらが同時に0になるような周波数基準を事前に決めることにより、より早く位相差を0にする同期制御の方法が提案為されている(例えば特許文献1参照。)。
特開平8−182386号公報(第4−5頁、図1)
特許文献1に記載されているような従来の同期制御の方法では、インバータの出力周波数を商用電源周波数近くまで上昇させるときには、加速に必要な電流が過大とならないように周波数の変化率に制限を設けるようにしているが、出力周波数の上昇完了後に位相同期操作を行うようにしているため、位相合わせの最中に商用電源周波数が変化したとき、両者の位相差が予定通りに0とはならず、このため過電流や過電圧が発生してインバータが故障停止するという問題があった。
また、従来は位相差を0から2πまでの値として扱っていたが、位相差は1回転(2π)すると元に戻るという性質のため、出力周波数基準と電源周波数が離れていても位相差が0に見える点が存在し、同期制御の到達点が一意でないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み為されたもので、同期制御の期間中に電源周波数が変動しても周波数差が0になったと同時に位相差も0にする制御を確実に且つ素早く行うことが可能な電動機制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電動機制御装置は、定周波数電源の交流電力を変換し、出力開閉器を介して電動機を駆動する可変周波数電源と、前記定周波数電源で前記電動機を直接駆動するためのバイパス開閉器と、出力周波数基準または速度基準に従って前記可変周波数電源の出力を制御する主制御部と、前記電動機を前記可変周波数電源による駆動から前記定周波数電源による駆動へ駆動系を切換えるための同期切換え制御部とを備え、前記同期切換え制御部は、前記定周波数電源の電源電圧から電源周波数と電源位相を検出する手段と、前記可変周波数電源の周波数から出力電圧位相を検出する手段と、前記可変周波数電源で前記電動機を加速または減速駆動中に前記定周波数電源と前記可変周波数電源の周波数の差が所定周波数差以内になったとき、この周波数差に応じて整数Mを定め、前記電源位相と前記出力電圧位相の位相差に2πMを加算して拡張された位相差を求める手段と、所望の変化率で前記可変周波数電源の周波数を変化させたとき、前記拡張された位相差及び前記定周波数電源と前記可変周波数電源の周波数の差が同時に0になるような前記出力電圧位相の軌跡を示す電圧位相差基準を演算する手段と、この電圧位相差基準と前記拡張された位相差との差がゼロになるように前記可変周波数電源の周波数の位相を補正する補正手段とを有し、前記電源位相と前記出力電圧位相の位相差が所定値以下となったとき、前記駆動系を切換えるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、同期制御の期間中に電源周波数が変動しても周波数差が0になったと同時に位相差も0にする制御を確実に且つ素早く行うことが可能な電動機制御装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の実施例1に係る電動機制御装置について、図1及び図2を参照して説明する。
図1(a)は本発明の実施例1に係る電動機制御装置のブロック構成図である。定周波数電源である商用電源1を入力として可変周波数電源であるインバータ2は、出力開閉器3を介して電動機4を駆動している。また、電動機4を直接商用電源1から駆動可能なようにバイパス開閉器5が設けられている。通常は出力開閉器3を閉じ、バイパス開閉器5を開いてインバータ2によって電動機4を可変速駆動する。
インバータ2の出力は次のように制御されている。即ち、出力周波数基準fsetが与えられると、これをV/f変換器6により電圧基準に変換して3相電圧基準回路7に入力する。この3相電圧基準回路7には、出力周波数指令frが同期制御回路8を介して与えられており、3相電圧基準回路7の出力をPWM制御回路9でPWM変調し、PWM制御回路9がインバータ2を構成するパワーデバイスのゲート信号を出力する。
電圧検出器10は商用電源1の電源電圧Vsを検出して同期制御回路8に与える。同期制御回路8では、商用電源1とインバータ2の出力電圧の同期制御を行い、周波数がほぼ一致した状態での商用電源1とインバータ2の位相差Δθを同期検出回路11に与える。この位相差Δθを後述する手法で変化させ、この値が所定値以内となったとき、バイパス開閉器5を閉じ、出力開閉器3を開いて電動機4を商用電源1による駆動に切換える。
図2(b)は、同期制御回路8の詳細を示すブロック構成図である。電源電圧Vsは周波数検出器21に入力され、ここで検出された電源周波数fsを積分器22で積分して電源位相φsを得る。この電源位相φsは周波数検出器21の基準位相としてフィードバックされ周波数検出器21と積分器22によって所謂PLL(フェーズロックドループ)回路を形成している。
出力周波数基準fsetは通常外部から与えられるが、これが急変すると過電流や過電圧を生じてインバータ2が故障停止する恐れがあるため、図示していないが、ある一定の変化率以下で変化するようにリミットがかけられている。同期切換を行う場合、この出力周波数基準fsetと上記のPLL回路で求められた電源周波数fsとを周波数判定器23で比較する。そしてこの比較結果が所定値以下となったとき、出力周波数基準fsetをそのときの値でホールドし、このホールドされた出力周波数基準に後述する位相差補正量を加えたものを出力周波数指令frとする。
出力周波数指令frを積分器25で積分すると出力電圧位相φrが求まる。位相拡張器24は、この出力電圧位相φrと電源位相φsとの差Δθ0に2πMを加え、拡張された位相差2πM+Δθ0を求める。ここでMは周波数判定器23が判定する周波数差に対応して定まる整数であり、このMが定まった時点で2πMの値をホールドする。
位相差拡張器24で得られた拡張された位相差2πM+Δθ0と、電源周波数fs及び出力周波数指令frを入力とし、電源周波数fs及び出力周波数指令frが一致した点で拡張された位相差が0となるような加速レートで加速したときの位相差の軌跡を与える位相基準演算器26の出力との差分をとり、この実位相差Δθが0になるように位相差補正演算器27の出力を前述のホールドされた出力周波数基準に加算して出力周波数指令frを上昇させる。そしてこの実位相差Δθが所定値以下となったとき、同期検出回路11が動作して電動機4をインバータ2から商用電源1による駆動に切換える。
以上説明した動作を図2の同期制御説明用タイムチャートを参照して詳細に説明する。
同期切換のため、出力周波数指令を所定の変化率aで上昇させたとき、出力周波数指令frが電源周波数fsに一致する点をP点とし、そこから逆算して電源周波数fsと出力周波数指令frの位相差が2π開いた点をA点とする。出力周波数指令frを出力周波数基準fsetが定める一定の変化率aで上昇させ、出力周波数指令frがA点に達したことを周波数判定器23で検知する。このときのMを1とすると、拡張された位相差は図示したように2π+Δθoとなる。そして、P点における残りの位相差Δθ0と出力周波数基準fsetが定める一定の変化率aを用いて、出力周波数指令frが電源周波数fsに達したと同時に位相差も0になるB点に滑らかに到達するような出力周波数指令frの変化率a´を求める。この時、この変化率a´は出力周波数基準fsetが定める一定の変化率aよりも低い変化率になるようにする。変化率a´は下式で求める。
a´=a×2π/(2π+Δθo)
この変化率a´でA点から加速すると、位相が2π+Δθoだけ変化したB点で、出力周波数指令frと電源周波数fsが一致する。尚、この拡張された位相差を連続量として扱うため、図2に示したように位相軸を4πまで拡張しておく。
以上が図1(b)における位相差拡張器24の動作説明である。図2に示したように位相差を拡張することにより位相差を連続量として扱うことができる。
次にこの拡張された位相差と変化率a´を用いて図2にある拡張された位相差の変化の軌跡を図1(b)における位相基準演算器26で計算し、それを位相差補正器27の入力から減算する。この位相差の変化の軌跡は2次曲線となるが、A点をt=0として、以下で表現できる。
Δθc(t)=f(a、θo、t)
この結果、位相基準演算器26が出力する位相差の軌跡に追従するように位相差補正器27が働き、図2に示したように出力周波数指令frが電源周波数fsに達したと同時に、位相差Δθも0にすることが可能となる。
ここで、インバータ2の出力周波数指令frがA点から変化率a´で上昇中に電源周波数fsが変動した場合を考える。この場合、B点において電源周波数fsと出力周波数指令frが一致しなくなるように見えるが、位相差補正器27には実位相差Δθが入力されているため、電源周波数fsの変化に伴うΔθの変化に従って出力周波数指令frが補正されるので、最終的には変動した電源周波数において出力周波数指令frが一致し、そのとき位相差Δθも0にすることが可能となる。
以上説明した実施例1においては、A点の定義を「出力周波数が電源周波数に一致する点から逆算して電源周波数と出力周波数の位相差が2π開いた点」とし、このときのMはM=1としたが、上記位相差を更に拡大し、電源周波数と出力周波数の位相差が2πN(Nは任意の整数)開いた点としても良い。ただし変化率a´は出力周波数基準fsetが許容される一定の変化率aよりも低い変化率である必要があるため、このときのMはM=Nかあるいはそれより大きい値とする必要がある。尚、このように上記位相差Δθを更に拡大してMを大きくとった場合は同期制御に時間がかかるという問題がある。
図3は本発明の実施例2に係る電動機制御装置のブロック構成図である。この実施例2の各部について、図1の実施例1に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が、実施例1と異なる点は、インバータ2の制御を出力周波数基準fsetによるV/f制御から速度基準frsによるベクトル制御に変更した点、また位相補正器27の補正信号を出力周波数指令frに加えるのではなくベクトル制御におけるトルク軸であるQ軸の電流基準に加えるようにした点である。
図3のベクトル制御に関連する部分の構成は以下のようになっている。
速度検出器12で検出された電動機4の回転周波数fmは速度基準frsと比較され、速度制御器31の入力となる。この速度制御器31の出力は切換器32を介して除算器33に与えられ、磁束基準で除算されてQ軸電流基準となる。このQ軸電流基準は、インバータ出力電流を3相−2軸変換器34により変換して得られるQ軸電流と比較されQ軸電流制御器35の入力となる。
また、磁束基準を定数乗算器36を介して磁束軸のD軸電流基準に変換し、このD軸電流基準を3相−2軸変換器34から得られるD軸電流と比較してD軸電流制御器37の入力とする。
Q軸電流制御器35及びD軸電流制御器37の出力は、夫々Q軸電圧基準及びD軸電圧基準となるが、これらを2軸−3相電圧変換器7Aを介して3相の電圧基準に変換し、PWM制御回路9に与える。
また、Q軸電流基準と磁束基準と電動機2次時定数とをすべり演算回路38に与えることによりすべり周波数fslが演算され、このすべり周波数fslと回転周波数fmとを加算することにより、出力周波数frvが得られるようになっている。更に、この出力周波数frvを積分器25で積分してベクトル制御における出力電圧位相θを求め、これを位相差拡張器24に与えると共に、2軸−3相電圧基準変換器7A及び3相−2軸変換器34の変換のための基準位相としている。
以下に図3の構成における同期制御の動作について説明する。
速度基準frsを所定の変化率で変化させ、周波数判定器23が電源周波数fsと出力周波数frvの差が所定の周波数差以内であることを検出したとき、そのときの周波数差に応じて整数Mを定め、2πMをホールドすると共に2πM+Δθoを位相差拡張器24で作り、位相基準演算器26の出力であるΔθc(t)と比較してこの値が0になるように位相補正器27が位相差補正量を出力する動作は実施例1の場合と同様である。しかるに、この実施例2では、周波数判定器23の検出信号により、Q軸電流基準の入力信号を、通常運転時における速度制御器31の出力から、この位相差補正器27の出力に切換器32によって切換える。
上記切換により、位相差Δθから求まる位相差補正量、Q軸電流基準、すべり周波数fsl、そして出力周波数frvまたは出力位相に至る閉ループの動作により実施例1の場合と同様に位相差と周波数差を0に収束することが可能となる。この場合、上記閉ループ動作により、位相差補正器27の出力で間接的に出力周波数frvを調整していることになる。
この実施例2において、実施例1に習って位相差補正量によって速度基準frsを補正するようにしない理由は、速度制御器31の制御応答との干渉などによる不安定現象を防止するように考慮したためである。
図4は本発明の実施例3に係る電動機制御装置のブロック構成図である。この実施例3の各部について、図3の実施例2に係る電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例3が、実施例2と異なる点は、速度検出器12を省き、Q軸電圧基準及びD軸電圧基準及び電動機定数を入力として速度推定を行う速度推定器39を設け、この速度推定器39の出力を出力周波数frsとし、この出力周波数frsからすべり演算器31の出力であるすべり周波数fslを減算して回転速度fmを推定し、これを速度制御器31の入力にフィードバックするように構成している点である。
この図4に示した速度制御系は、所謂速度センサレスベクトル制御と呼ばれる制御方式であるが、上記のように電動機の回転速度を推定する部分が図3に示したベクトル制御の構成と異なるだけであり、基本的動作は図3のベクトル制御と同一である。従って、同期制御に関する部分も図3のベクトル制御の場合と同一となる。
図5は本発明の実施例4に係る電動機制御装置のブロック構成図である。この実施例4の各部について、図3の実施例2に係る電動機制御装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例4が、実施例2と異なる点は、Q軸電圧基準Eq及びD軸電圧基準Edを入力とする補正角度演算器40を設け、この補正角度演算器40の出力を上述の拡張された位相差から減算して位相差補正器27の入力を補正するようにした点である。
図3に示した実施例2のベクトル制御においては、2次側の磁束成分である励磁電流方向のベクトル成分をD軸、これに直交するトルク電流方向の成分をQ軸としているため、インバータの出力位相は1次側のインピーダンス電圧降下分だけQ軸からずれることになる。このずれはδθ=Arctan(Ed/Eq)で与えられるので、この分を補正するようにすれば、実施例2及び実施例3の場合のベクトル制御において、厳密に位相差を0とするような同期制御を行うことが可能となる。
本発明の実施例1に係る電動機制御装置のブロック構成図。 実施例1の同期制御動作を説明するタイムチャート。 本発明の実施例2に係る電動機制御装置のブロック構成図。 本発明の実施例3に係る電動機制御装置のブロック構成図。 本発明の実施例4に係る電動機制御装置のブロック構成図。
符号の説明
1 商用電源
2 インバータ
3 出力開閉器
4 電動機
5 バイパス開閉器
6 V/f変換器
7 3相電圧基準発生器
7A 2軸−3相電圧基準変換器
8 同期制御回路
9 PMW制御回路
10 電圧検出器
11 同期検出回路
12 速度検出器
21 周波数検出器
22 積分器
23 周波数判定器
24 位相差拡張器
25 積分器
26 位相基準演算器
27 位相差補正器
31 速度制御器
32 切換器
33 除算器
34 3相−2軸変換器
35 Q軸電流制御器
36 定数乗算器
37 D軸電流制御器
38 すべり演算器
39 速度推定器
40 補正角度演算器

Claims (4)

  1. 定周波数電源の交流電力を変換し、出力開閉器を介して電動機を駆動する可変周波数電源と、
    前記定周波数電源で前記電動機を直接駆動するためのバイパス開閉器と、
    出力周波数基準または速度基準に従って前記可変周波数電源の出力を制御する主制御部と、
    前記電動機を前記可変周波数電源による駆動から前記定周波数電源による駆動へ駆動系を切換えるための同期切換え制御部と
    を備え、
    前記同期切換え制御部は、
    前記定周波数電源の電源電圧から電源周波数と電源位相を検出する手段と、
    前記可変周波数電源の周波数から出力電圧位相を検出する手段と、
    前記可変周波数電源で前記電動機を加速または減速駆動中に前記定周波数電源と前記可変周波数電源の周波数の差が所定周波数差以内になったとき、この周波数差に応じて整数Mを定め、前記電源位相と前記出力電圧位相の位相差に2πMを加算して拡張された位相差を求める手段と、
    所望の変化率で前記可変周波数電源の周波数を変化させたとき、前記拡張された位相差及び前記定周波数電源と前記可変周波数電源の周波数の差が同時に0になるような前記出力電圧位相の軌跡を示す電圧位相差基準を演算する手段と、
    この電圧位相差基準と前記拡張された位相差との差がゼロになるように前記可変周波数電源の周波数の位相を補正する補正手段とを有し、
    前記電源位相と前記出力電圧位相の位相差が所定値以下となったとき、前記駆動系を切換えるようにしたことを特徴とする電動機制御装置。
  2. 前記主制御部は、
    前記電動機の電流を磁束成分電流とトルク成分電流の直交する2軸に分離して制御するベクトル制御または速度センサレスベクトル制御を行う手段を有し、
    前記周波数調整手段は
    前記電動機のトルク成分電流を調整することにより間接的に前記可変周波数電源の周波数を調整するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  3. 前記主制御部は、
    前記可変周波数電源の周波数の変化率が所定値を超えないよう変化率の上限を制限する手段を有し、
    前記所定周波数差は、
    前記上限の変化率で加速または減速したときに、前記定周波数電源の周波数と前記可変周波数電源の周波数の差が0となる点から逆算して、2πN(Nは任意の整数)だけ電圧位相差が開くときの周波数差となるように設定し、
    前記整数Nを前記整数M以下に選定し、前記可変周波数電源の周波数の変化率が前記所定値を超えないようしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動機制御装置。
  4. 前記同期切換え制御部は、
    前記ベクトル制御または速度センサレスベクトル制御における磁束軸電圧基準をEd、トルク軸電圧基準をEqとしたとき、
    前記拡張された位相差からδ=Arctan(Ed/Eq)を減算して補正する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の電動機制御装置。
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