JP7020386B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7020386B2
JP7020386B2 JP2018229274A JP2018229274A JP7020386B2 JP 7020386 B2 JP7020386 B2 JP 7020386B2 JP 2018229274 A JP2018229274 A JP 2018229274A JP 2018229274 A JP2018229274 A JP 2018229274A JP 7020386 B2 JP7020386 B2 JP 7020386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
switch
transformer
converter
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018229274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020092540A (ja
Inventor
賢彦 川端
吉高 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2018229274A priority Critical patent/JP7020386B2/ja
Priority to CN201910182766.9A priority patent/CN111293896B/zh
Publication of JP2020092540A publication Critical patent/JP2020092540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7020386B2 publication Critical patent/JP7020386B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M5/00Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases
    • H02M5/40Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases with intermediate conversion into dc
    • H02M5/42Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases with intermediate conversion into dc by static converters
    • H02M5/44Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases with intermediate conversion into dc by static converters using discharge tubes or semiconductor devices to convert the intermediate dc into ac
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/18Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks
    • H02J3/1892Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks the arrangements being an integral part of the load, e.g. a motor, or of its control circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
    • H02P27/08Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、電力変換装置に関し、特に電動機の速度制御機能と無効電力制御機能とを共に備えた電力変換装置に関する。
電力系統の安定化のために無効電力補償を行うことが要求される場合がある。このため、最近では、例えば特許文献1に開示されているように、電力用半導体を用いた無効電力補償装置が電力系統に適用されることが多くなっている。また、これとは別に、例えば特許文献2に開示されているように、インバータを用いた電力変換装置によって大形交流電動機を可変速駆動することが行われている。
特開2018-097410号公報 特開2017-046402号公報
従来、電動機駆動用の電力変換装置と無効電力補償装置とは、それぞれ別々の装置として構成されていた。また、電力変換装置は交流電動機の停止中は何ら活用されていなかった。もしも交流電動機の停止中の電力変換装置を無効電力補償装置として機能させることができるならば、システム全体としての部品点数を減らしてコストを低減することが期待できる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、無効電力補償装置としての機能を併せ持つ電動機駆動用の電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電力変換装置は3相交流電源から受け取った交流電力を周波数変換して交流電動機に供給する電力変換装置であって、少なくとも電力変換器と、第1の変圧器と、第1の開閉器と、第2の変圧器と、第2の開閉器と、制御装置とを備える。電力変換器は入力された交流電力をコンバータで直流電力に変換し、この直流電力をインバータで交流電力に変換して出力するように構成される。第1の変圧器は1次側を3相交流電源に接続され2次側を電力変換器の入力側に接続されている。第1の開閉器は電力変換器の出力側と交流電動機との間に設けられている。第2の変圧器は1次側を3相交流電源に接続され2次側を電力変換器の出力側に接続されている。第2の開閉器は第2の変圧器と電力変換器との間に設けられている。制御装置は電力変換器と第1の開閉器と第2の開閉器とを制御し、2つの制御モードを切換え可能に構成されている。その一方の制御モードは、第1の開閉器を閉じて第2の開閉器を開き、周波数変換された交流電力を電力変換器から交流電動機へ出力する電動機駆動モードである。もう一方の制御モードは、第1の開閉器を開いて第2の開閉器を閉じ、所定の無効電力基準に従った無効電力を電力変換器から3相交流電源へ出力する無効電力制御モードである。
制御装置は、電動機駆動モードから無効電力制御モードへの切換え時、第1の開閉器を開いた後に第2の開閉器を閉じても良い。
第1の変圧器と第2の変圧器とは独立して設けられても良い。この場合、電力変換装置は第3の開閉器をさらに備えても良い。第3の開閉器は3相交流電源と第2の変圧器との間に設けられる。さらに、その場合、制御装置は、電動機駆動モードから無効電力制御モードへの切換えでは、第2の開閉器を閉じ、第3の開閉器を開いた状態でインバータを低電圧から起動し、第3の開閉器の電源側と変圧器側の電圧が等しくなったら第3の開閉器を閉じても良い。
第1の変圧器と第2の変圧器とは1次巻線を共用しても良い。その場合、1次巻線の容量は第1の変圧器の2次巻線と第2の変圧器の2次巻線のうち大きい方の容量に合わせられても良い。
コンバータはダイオードコンバータであっても良く、インバータとはコンデンサを介して接続されても良い。その場合、制御装置は、無効電力制御モードでは、コンデンサに印加される電圧がコンバータの無負荷直流電圧以上の電圧になるようにインバータを制御しても良い。
本発明に係る電力変換装置によれば、交流電動機の停止中は電力変換装置を系統の無効電力の制御に有効活用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。 図1に示す電力変換装置の電動機駆動モードでの各開閉器の状態と制御装置内の各切換器の状態と電力の流れとを示す図である。 図1に示す電力変換装置の無効電力制御モードでの各開閉器の状態と制御装置内の各切換器の状態と電力の流れとを示す図である。 図1に示す電力変換装置により変圧器の励磁電流の突入を防止する場合の無効電力制御モードでの動作を示すタイムチャートである。 図1に示す電力変換装置による変圧器の励磁電流の突入の防止が不要な場合の無効電力制御モードでの動作を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。 本発明の第2の実施形態の変形例に係る電力変換装置の回路構成図である。 図7に示す電力変換装置により変圧器の励磁電流の突入を防止する場合の無効電力制御モードでの動作を示すタイムチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。 図9に示す電力変換装置の電動機駆動モードでの各開閉器と制御装置内の各切換器の状態と電力の流れとを示す図である。 図9に示す電力変換装置の無効電力制御モードでの各開閉器と制御装置内の各切換器の状態と電力の流れとを示す図である。 図9に示す電力変換装置の変圧器の具体的な構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、以下に示す実施形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数にこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施形態において説明する構造は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
1.第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。第1の実施形態に係る電力変換装置は、商用の3相の交流電源1から受け取った交流電力を電力変換器3によって周波数変換して誘導電動機5に供給する電力変換装置である。電力変換器3は、ダイオードコンバータ31、直流コンデンサ33及びインバータ32より構成される。電力変換器3に入力された交流電力はダイオードコンバータ31で直流電力に変換される。ダイオードコンバータ31から出力された直流電力は直流コンデンサ33で平滑化され、インバータ32により交流電力に変換されて電力変換器3から出力される。
交流電源1と電力変換器3とは、入力開閉器2と変圧器(第1の変圧器)21とを介して接続されている。電力変換器3と誘導電動機5とは、出力開閉器(第1の開閉器)4を介して接続されている。また、交流電源1の出力側と電力変換器3の出力側とは電力ラインで接続され、そこには変圧器(第2の変圧器)22が設置されている。変圧器22と電力変換器3との間には、開閉器(第2の開閉器)6が設けられ、交流電源1と変圧器22との間には、入力開閉器(第3の開閉器)8が設けられている。なおここで単純化のために変圧器22の1次側(交流電源1側)と2次側(インバータ32側)の位相差はないものとする。
電力変換器3及び各開閉器2,4,6,8は制御装置7によって制御される。電力変換器3のインバータ32は電圧型のPWM変換器である。インバータ32を構成するパワーデバイスは、制御装置7から与えられるゲート信号によりオンオフ制御されている。誘導電動機5には速度検出器11が取り付けられており、この出力は制御装置7に与えられる。また、インバータ32の出力側には電流検出器(インバータ出力電流検出器)12が設けられ、この出力も制御装置7に与えられる。入力開閉器2の交流電源側には電圧検出器(電源電圧検出器)14が設けられ、この出力も制御装置7に与えられている。
制御装置7は、電動機駆動モードと無効電力制御モードの2つの運転モードを有している。電動機駆動モードは、開閉器2,4を閉じて開閉器6,8を開き、周波数変換された交流電力を電力変換器3から誘導電動機5へ出力することによって誘導電動機5を可変速駆動する運転モードである。無効電力制御モードは、開閉器2,6,8を閉じて開閉器4を開き、所定の無効電力基準に従った無効電力を電力変換器3から交流電源1へ出力する運転モードである。制御装置7は、誘導電動機5を運転していないときは、運転モードを電動機駆動モードから無効電力制御モードへ切換えることによって、系統の力率を改善して電圧の安定化を図っている。以下、これら2つの運転モードを選択的に実現するための制御装置7の内部構成の例について説明する。
制御装置7には外部から速度基準が与えられる。外部から与えられた速度基準は減算器71の第1入力に入力されている。減算器71の第2入力には、速度検出器11で得られる速度帰還が入力されている。減算器71では第1入力と第2入力との差分が演算され、速度制御器72に与えられる。速度制御器72は例えばPI制御器であって、速度基準に速度帰還が追従するようにトルク基準を出力する。トルク基準は除算器73に入力され、別途設定された磁束基準で除算されることによってトルク電流基準に変換される。
トルク電流基準は切換器74Aの第1入力に入力されている。また、切換器74Aの第2入力には0が入力されている。切換器74Aの出力は減算器75Aの第1入力に入力されている。切換器74Aの切換え信号S74Aは後述する切換制御器83によって操作される。
磁束基準は磁束電流変換器73Aにも与えられる。磁束電流変換器73Aの出力である磁束電流基準は切換器74Bの第1入力に入力されている。また、切換器74Bの第2入力には後述される可変リミッタ95の出力が入力されている。切換器74Bの出力は減算器75Bの第1入力に入力されている。切換器74Bの切換え信号S74Bは後述する切換制御器83によって操作される。
また、磁束基準は除算器73の出力であるトルク電流基準とともにすべり演算器80にも与えられる。すべり演算器80では磁束基準とトルク電流基準とから導電動機のすべりsが演算される。このすべりsは加算器81によって速度帰還に加算され、インバータ32の出力周波数が算出される。この出力周波数が積分器82で積分されることによって誘導電動機5の入力端子電圧の基準位相θMが得られる。
積分器82の出力である基準位相(第1の基準位相)θMは切換器74Cの第1入力に入力されている。また、切換器74Cの第2入力には後述されるPLL制御器84の出力である基準位相(第2の基準位相)θSが入力されている。切換器74Cの出力は後述する3相―2相変換器79及び2相―3相変換器77に対して基準位相θとして与えられる。切換器74Cの切換え信号S74Cは後述する切換制御器83によって操作される。
電圧検出器14で検出された交流電源1の電圧はPLL制御器84に与えられる。PLL制御器84はフェーズロックドループを使用した位相同期回路であり、交流電源1の電圧に同期した基準位相θSを出力する。ここで交流電源1の電圧位相と同相分がq軸、それと直交する成分がd軸となるように基準位相θSを定めるものとする。基準位相は切換器74Cの第2入力に入力されている。
また、電圧検出器14で検出された交流電源1の電圧は実効値検出回路85にも与えられる。実効値検出回路85は交流電源1の電圧の実効値を検出する。実効値検出回路85の出力は除算器86の第2入力に入力される。除算器86の第1入力には外部で設定された無効電力基準が入力される。除算器86では、無効電力基準が交流電源1の電圧の実効値で割り算されることによって無効電流基準に変換される。
除算器86から出力される無効電流基準は系統側電圧をベースとした無効電流基準である。これにゲイン回路87において変圧器22の巻線比を考慮したゲインを乗じることによって、変圧器22の2次側電圧をベースとした無効電流基準が得られる。
ゲイン回路87の出力である無効電流基準は可変リミッタ95に入力される。可変リミッタ95は無効電流基準のリミット値を規定する。可変リミッタ95は、入力された無効電流基準がリミット値の範囲内である場合は、入力された無効電流基準と等しい値を出力し、入力された無効電流基準がリミット値の範囲を超える場合には、可変リミッタ95はリミット値を出力する。可変リミッタ95の出力は切換器74Bの第2入力に入力されている。可変リミッタ95のリミット値を変化させるリミット変更信号S95は後述する切換制御器83によって操作される。
電流検出器12で検出された3相の出力電流は3相―2相変換器79に与えられる。3相―2相変換器79はこの3相電流を後述する切換器74Cの出力である基準位相θで互いに直交する2軸の成分に変換する。基準位相θを適切に選定することによって、この2軸の電流成分を、トルク電流帰還であるq軸電流帰還と、これと直交する磁束電流帰還であるd軸電流帰還とにすることができる。
3相―2相変換器79の一方の出力であるq軸電流帰還は減算器75Aの第2入力として与えられ、第1入力と第2入力との差分が減算器75Aからq軸電流制御器76Aに与えられる。q軸電流制御器76Aは例えばPI制御器であって、q軸電流帰還が切換器74Aの出力に追従するようにq軸電圧指令を出力する。
3相―2相変換器79のもう一方の出力であるd軸電流帰還は減算器75Bの第2入力として与えられ、第1入力と第2入力との差分が減算器75Bからd軸電流制御器76Bに与えられる。d軸電流制御器76Bは例えばPI制御器であって、d軸電流帰還が切換器74Bの出力に追従するようにd軸電圧指令を出力する。
q軸電圧指令とd軸電圧指令とはともに2相―3相変換器77に与えられる。2相―3相変換器77は切換器74Cの出力である基準位相θを用いてq軸電圧指令及びd軸電圧指令を3相の電圧指令に変換し、この3相の電圧指令をPWM制御器78に与える。PWM制御器78はインバータ32の各相の出力電圧が与えられた3相の電圧指令となるように、インバータ32の各パワーデバイスに対してPWM変調されたゲート信号を供給する。
切換制御器83には、監視入力として、電圧検出器14で検出された交流電源1の電圧、PLL制御器84の出力である基準位相θS、積分器82の出力である基準位相θM、2相―3相変換器77の出力である3相の電圧指令がそれぞれ入力される。3相の電圧指令はインバータ32の基本波電圧出力に相当する信号である。
切換制御器83には、図示されない上位からの信号、あるいは制御装置7等に備えられた図示されない機器からの信号が入力される。この信号により指示される後述の運転モードに応じて、切換制御器83は、開閉器4に与える開閉操作信号S4、開閉器6に対する開閉操作信号S6、及び開閉器8に対する開閉操作信号S8をそれぞれ切換える。また、切換制御器83は、制御装置7の内部では、運転モードに応じて、切換器74に与える切換え信号S74A、切換器74Bに与える切換え信号S74B、切換器74Cに与える切換え信号S74C、可変リミッタ95に与えるリミット変更信号S95をそれぞれ切換える。
次に、各運転モードの実現方法について説明する。図2は、電動機駆動モードでの各開閉器2,4,6,8と制御装置7内の各切換器74A,74B,74Cの状態と電力の流れとを示す図である。電動機駆動モードの期間は、開閉器2,4は閉じられ、開閉器6,8は開かれる。無効電力制御モードから電動機駆動モードへの切換え時には、開閉器6,8を開いてから開閉器4を閉じる。なお、入力開閉器2は基本的には常時閉じられている。電動機駆動モードでは、交流電源1に変圧器21及び電力変換器3を介して誘導電動機5が接続される。なお、開閉器8は閉でもよいが、変圧器22の無負荷損失の削減のため、開閉器8は開いたほうが好ましい。
電動機駆動モードの期間は、各切換器74A,74B,74Cに与えられる切換え信号S74A,S74B,S74Cは各切換器74A,74B,74Cの出力が第1入力を選択するように設定される。よって、この期間は、除算器73の出力であるトルク電流基準が切換器74Aを介して減算器75Aの第1入力に与えられる。また、この期間は、磁束電流変換器73Aの出力である磁束電流基準が切換器74Bを介して減算器75Bの第1入力に与えられる。また、この期間は、誘導電動機5の入力端子電圧の基準位相θMが基準位相θとなり、基準位相θMが切換器74Cを介して2相―3相変換器77と3相―2相変換器79とに与えられる。上記のように、電動機駆動モードにおいては、電力変換器3は誘導電動機5を与えられた速度基準に追従するように可変速駆動することができる。
図3は、無効電力制御モードでの各開閉器2,4,6,8と制御装置7内の各切換器74A,74B,74Cの状態と電力の流れとを示す図である。無効電力制御モードの期間は、開閉器2,6,8は閉じられ、開閉器4は開かれる。電動機駆動モードから無効電力制御モードへの切換え時には、インバータ32をゲートブロックし、開閉器4を開いてから開閉器6,8を閉じる。
無効電力制御モードの期間は、各切換器74A,74B,74Cに与えられる切換え信号S74A,S74B,S74Cは各切換器74A,74B,74Cの出力が第2入力を選択するように設定される。よって、この期間は、切換器74Aの出力は0となる。また、この期間は、可変リミッタ95の出力が切換器74Bを介して減算器75Bの第1入力に与えられる。また、この期間は、交流電源1の電圧に同期した基準位相θSが基準位相θとなり、基準位相θSが切換器74Cを介して2相―3相変換器77と3相―2相変換器79とに与えられる。
切換器74Aの出力はトルク電流基準相当であり、インバータ32のq軸電流制御ループにおいてq軸電流基準になる。インバータ32の出力電圧位相と交流電源1の電圧位相は同期しているので、無効電力制御モードの期間は、インバータ32から出力されるq軸電流成分、即ち有効電流成分は0となる。また、無効電力制御モードの期間は、可変リミッタ95の出力であるリミット処理された無効電流基準が、インバータ32のd軸電流制御ループにおいてd軸電流基準になる。インバータ32の出力電圧位相と交流電源1の電圧位相は同期しているので、インバータ32から出力されるd軸電流成分は無効電流成分となる。よって、無効電力制御モードにおいてインバータ32が出力する有効電流であるq軸電流は0となり、無効電流であるd軸電流はリミット処理された無効電流基準となる。
ここで、無効電力制御モードにおける可変リミッタ95の動作についてタイムチャートを用いて説明する。図4は、励磁電流の突入を防止する場合の無効電力制御モードでの動作を示すタイムチャートである。図5は、励磁電流の突入の防止が不要な場合の無効電力制御モードでの動作を示すタイムチャートである。
無効電力制御モードでは、開閉器2(CB2)は常時閉じられ、開閉器4(CB4)は常時開かれ、開閉器6(CB6)は常時閉じられている。変圧器22の励磁電流の突入を防止する場合、図4に示すように、開閉器8(CB8)は初めは開かれている。そして、時刻t1においてインバータ32をデブロック(DEB)するとともに、時刻t3にかけて可変リミッタ95の制限値を0から徐々に第1リミット値まで増加させる。第1リミット値は変圧器22の励磁電流レベルより少し大きい値に設定されている。この操作に伴いインバータ32の出力電圧は増加していく。
そして、時刻t1から時刻t3までの間の時刻t2にてインバータ32の出力電圧と変圧器22の2次側(インバータ側)の巻線電圧とが等しくなると、そのタイミングで開閉器8を閉じる。このようにすることで変圧器22はインバータ32により徐々に励磁が行われるので励磁電流の突入を抑制することができる。
その後の時刻t4から時刻t6にかけて、可変リミッタ95の制限値を第1リミット値から徐々に第2リミット値まで増加させる。第2リミット値はインバータ32の定格電流レベルに設定されている。なお、可変リミッタ95のリミット値の変化率は、時刻t1から時刻t2までの変化率のほうが時刻t4から時刻t6までの変化率よりも小さいことが望ましい。なお、時刻t3と時刻t4の間隔はゼロでもよい。
そして、時刻t4から時刻t6までの間の時刻t5以降、可変リミッタ95のリミット値がゲイン回路87の出力値を超えると、可変リミッタ95の出力値は入力値に等しくなる。ゆえに、これ以降は、インバータ32の出力電流、すなわち、無効電流は、ゲイン回路87の出力である無効電流基準に追従するようになる。
一方、変圧器22の励磁電流の突入の防止が不要である場合、図5に示すように、開閉器8はインバータ32を運転する前に閉じられている。そして、時刻t7においてインバータ32をデブロック(DEB)するとともに、時刻t9にかけて可変リミッタ95の制限値を0から徐々に第2リミット値まで増加させる。この操作に伴いインバータ32の出力電圧は増加していく。この場合、インバータ32のデブロック直後からインバータ32は変圧器22の2次電圧換算で交流電源1と等しい電圧を出力する。
そして、時刻t7から時刻t9までの間の時刻t8以降、可変リミッタ95のリミット値がゲイン回路87の出力値を超えると、可変リミッタ95の出力値は入力値に等しくなる。ゆえに、これ以降は、インバータ32の出力電流、すなわち、無効電流は、ゲイン回路87の出力である無効電流基準に追従するようになる。
以上のように、無効電力制御モードにおいては、電力変換器3は無効電力基準にしたがって無効電力を出力し、無効電力の補償を行うことができる。なお、電力変換器3が消費する損失分は変圧器21を介してダイオードコンバータ31から供給される。
2.第2の実施形態
図6は本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。この図において、第1の実施形態のものと共通する要素には同一の符号が振られている。以下の説明では、第1の実施形態で既に説明した構成については省略し、第2の実施形態に特有の構成について説明する。
第2の実施形態では、ダイオードコンバータ31の出力である直流電圧を検出する直流電圧検出器34が電力変換器3に設けられている。また、制御装置7には、直流電圧検出器34で検出された電圧と所定の電圧基準との差分を演算する減算器88と、この差分を最小にするためのq軸電流基準を出力する電圧制御器89とが設けられている。電圧制御器89の出力は切換器74Aの第2入力に与えられる。
第2の実施形態では、無効電力制御モードの期間は、切換器74Aは第2入力として0ではなく、電圧制御器89の出力であるq軸電流基準を選択する。ここで、例えば減算器88に与えられる電圧基準を、ダイオードコンバータ31の無負荷直流電圧以上の電圧に設定する。このようにすれば、直流コンデンサ33に印加される電圧が設定された電圧基準に追従するようにインバータ32が回生運転され、電力変換器3内の電力損失分に見合う有効電流が交流電源1からインバータ32に流入することになる。直流電圧がダイオードコンバータ31の無負荷直流電圧以上に保たれるので、ダイオードコンバータ31を経由して電流が電力変換器3に供給されることはない。第2の実施形態によれば、ダイオードコンバータ31および変圧器21による無効電力の消費を抑えることができる。
また、電力変換器3の直流電圧が交流電源1の電源変動にかかわらず一定に保たれるので、より安定に無効電力補償を行うことができる。さらに、第2の実施形態の構成では無効電力制御モードでは開閉器2を解放することができるため、変圧器21の無負荷損失分が削減可能である。
<第2の実施形態の変形例>
第2の実施形態の変形例として、図7に示すように減算器88と電圧制御器89の間に切換器94Dを設けてもよい。切換器94Dの第1入力には0、切換器94Dの第2入力には減算器88の出力が接続される。そして、切換器94Dの出力は電圧制御器89の入力に接続される。切換制御器83からの切換え信号S94Dによって切換器94Dから出力される信号が選択される。
図7に示す第2の実施形態の変形例では、次の手順で無効電力補償モードを開始することで変圧器22の励磁電流の抑制が可能である。なお、電動機駆動モードにおける動作は第1の実施形態や第2の実施形態と同様である。
電動機駆動モードから無効電力補償モードへの切換え時には、インバータ32をゲートブロックし開閉器4を開いてから開閉器6を閉じ、その後に開閉器8を閉じる。無効電力補償モードの期間は、各切換器74A,74B,74Cに与えられる切換え信号S74A,S74B,S74Cは、各切換器74A,74B,74Cの出力が第2入力を選択するように設定される。また、初期段階において切換器94Dに与えられる切換え信号S94Dは、切換器94Dの出力が第1入力である0を選択するように設定される。よって、無効電力補償モードの切換初期の期間は、切換器74Aの出力は0となる。
図8を用いて第2の実施形態の変形例の動きを詳細に説明する。図8は、図4と同じく、励磁電流の突入を防止する場合の無効電力制御モードでの動作を示すタイムチャートである。ただし、図8では、切換器94Dの切換え信号S94Dのグラフと電力変換器3の直流電圧のグラフとが追加されている。時刻t2で開閉器8が閉じられるまでの動きは図4に示す動きと同様である。これにより、第2の実施形態の変形例によっても変圧器22の励磁電流の突入の抑制が可能であることが分かる。
電力変換器3の直流電圧はダイオードコンバータ31の出力電圧となっている。時刻t2で開閉器8を閉とした後、時刻t3aにて、切換制御器83は切換え信号S94Dにより切換器94の出力を第1入力から第2入力に切換える。これにより、インバータ32のq軸電流指令は直流電圧が電圧基準に追従するように出力されるようになり、時刻t3a以降、直流電圧は直流電圧基準相当の電圧に近づいていく。そして、時刻t3bにて、直流電圧はほぼ直流電圧基準相当の電圧となる。
時刻t3cにおいて、切換制御器83は開閉器2に対する開閉操作信号S2を開放に切換え、これにより開閉器2が開となる。時刻t3c以降の動きは図4に示す動きと同様である。なお、時刻t3a以降、直流電圧がダイオードコンバータ31の出力電圧を越えた後はインバータ32の回生動作(q軸電流指令による)によって、電力変換器3の損失分は賄われることになる。第2の実施形態の変形例によれば、無効電流補償モードにおいて、変圧器22の励磁電流の突入の抑制が可能であるとともに、開閉器2を解放することができるため変圧器21の無負荷損失分が削減可能である。
3.第3の実施形態
図9は本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。この図において、第1の実施形態のものと共通する要素には同一の符号が振られている。以下の説明では、第1の実施形態で既に説明した構成については省略し、第3の実施形態に特有の構成について説明する。
第3の実施形態では、第1の実施形態で用いられている2台の変圧器21,22が1台の変圧器23に集約されている。また、これに伴い第1の実施形態で用いられている開閉器8は省略されている。
変圧器23は1次巻線を共用する電動機駆動用変圧器(第1の変圧器)23aと無効電力制御用変圧器(第2の変圧器)23bとで構成されている。電動機駆動用変圧器23aは第1の実施形態で用いられている変圧器21に相当し、両者の2次巻線の容量は一致している。無効電力制御用変圧器23bは第1の実施形態で用いられている変圧器22に相当し、両者の2次巻線の容量は一致している。一方、誘導電動機5の速度制御と無効電力制御とは同時には行わないので、共用される1次巻線の容量は電動機駆動用変圧器23aの2次巻線と無効電力制御用変圧器23bの2次巻線のうち大きい方の容量に合わせることができる。よって、第1の実施形態に比較すれば、第3の実施形態は変圧器を小型化かつ安価に実現できるという利点がある。
第3の実施形態における各運転モードの実現方法については第1の実施形態のそれと同様であるので説明を省略する。図10は、第3の実施形態における電動機駆動モードでの各開閉器2,4,6と制御装置7内の各切換器74A,74B,74Cの状態と電力の流れとを示す図である。電動機駆動モードの期間は、開閉器2,4は閉じられ、開閉器6は開かれる。無効電力制御モードから電動機駆動モードへの切換え時には、インバータ32のゲートブロック後に開閉器6を開いてから開閉器4を閉じる。
図11は、第3の実施形態における無効電力制御モードでの各開閉器2,4,6と制御装置7内の各切換器74A,74B,74Cの状態と電力の流れとを示す図である。無効電力制御モードの期間は、開閉器2,6は閉じられ、開閉器4は開かれる。電動機駆動モードから無効電力制御モードへの切換え時には、インバータ32のゲートブロック後に開閉器4を開いてから開閉器6を閉じる。
図12は、変圧器23の具体的な構成例である。この例では、変圧器23は12パルス変圧器として構成されている。ただし、変圧器23の構成はこれには限定はされず、24パルス、36パルス、さらなる多重パルスにも適用可能である。
4.第4の実施形態
図13は本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。この図において、第3の実施形態のものと共通する要素には同一の符号が振られている。第4の実施形態は、第3の実施形態と第2の実施形態の特徴部分との組み合わせに相当する。第4の実施形態の動作とその効果については、第3の実施形態と第2の実施形態との組み合わせの動作とその効果に等しいのでその説明は省略する。
5.その他の実施形態
例えば、各実施形態における速度検出器11は、位置検出器であっても良い。その場合は位置を微分して速度を求めれば良い。また、速度検出器を設けずに速度を演算によって間接的に求めるようにしても良い。
また、各実施形態においては、電動機駆動モードから無効電力制御モードに切換える説明のみを行ったが、制御の手順を逆にすれば、無効電力制御モードから電動機駆動モードに切換えることが可能なことは明らかである。
また、各実施形態においては変圧器22の1次側と2次側で位相差のないものとして説明したが、位相差がある場合はPLL制御器84あるいは電圧検出器14により位相差分を補正することで同様な効果を得ることができる。
また、各実施形態における電動機駆動モードでのインバータ32の制御はベクトル制御で説明したが、V/f一定制御であっても良い。
また、各実施形態においては誘導電動機で説明したが、電動機駆動モードでの制御回路を同期電動機用の制御回路に置き換えれば、同期電動機駆動用電力変換器においても同様な効果を得ることができる。
1:交流電源 2:入力開閉器 3:電力変換器 4:出力開閉器(第1の開閉器)
5:誘導電動機 6:開閉器(第2の開閉器) 7:制御装置
8:入力開閉器(第3の開閉器) 11:速度検出器 12:電流検出器
14:電圧検出器 21:変圧器(第1の変圧器) 22:変圧器(第2の変圧器)
23:三巻線変圧器 23a:電動機駆動用変圧器(第1の変圧器)
23b:無効電流制御用変圧器(第2の変圧器) 31:ダイオードコンバータ
32:インバータ 33:直流コンデンサ 34:直流電圧検出器
71、75A、75B、88:減算器 72:速度制御器 73、86:除算器
73A:磁束電流変換器 74A、74B、74C、94D:切換器
76A、76B:電流制御器 77:2相―3相変換器 78:PWM制御器
79:3相―2相変換器 80:すべり演算器 81:加算器 82:積分器
83:切換制御器 84:PLL制御器 85:実効値検出回路 87:ゲイン回路
89:電圧制御器

Claims (7)

  1. 3相の交流電源から受け取った交流電力を周波数変換して交流電動機に供給する電力変換装置において、
    入力された交流電力をコンバータで直流電力に変換し、この直流電力をインバータで交流電力に変換して出力する電力変換器と、
    1次側を前記交流電源に接続され2次側を前記電力変換器の入力側に接続された第1の変圧器と、
    前記電力変換器の出力側と前記交流電動機との間に設けられた第1の開閉器と、
    1次側を前記交流電源に接続され2次側を前記電力変換器の出力側に接続された第2の変圧器と、
    前記第2の変圧器と前記電力変換器との間に設けられた第2の開閉器と、
    前記電力変換器と前記第1の開閉器と前記第2の開閉器とを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の開閉器を閉じて前記第2の開閉器を開き、周波数変換された交流電力を前記電力変換器から前記交流電動機へ出力する電動機駆動モードと、
    前記第1の開閉器を開いて前記第2の開閉器を閉じ、所定の無効電力基準に従った無効電力を前記電力変換器から前記交流電源へ出力する無効電力制御モードと、
    を切換え可能に構成されている
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記第1の変圧器と前記第2の変圧器とは独立して設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記第1の変圧器と前記第2の変圧器とは1次巻線を共用している
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 前記1次巻線の容量は、前記第1の変圧器の2次巻線と前記第2の変圧器の2次巻線のうち大きい方の容量に合わせられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記コンバータはダイオードコンバータであり、
    前記コンバータと前記インバータとはコンデンサを介して接続され、
    前記制御装置は、前記無効電力制御モードでは、前記コンデンサに印加される電圧が前記コンバータの無負荷直流電圧以上の電圧になるように前記インバータを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電力変換装置。
  6. 前記制御装置は、前記電動機駆動モードから前記無効電力制御モードへの切換え時、前記第1の開閉器を開いた後に前記第2の開閉器を閉じる
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記電力変換装置は、前記交流電源と前記第2の変圧器との間に設けられた第3の開閉器をさらに備え、
    前記制御装置は、前記電動機駆動モードから前記無効電力制御モードへの切換えでは、前記第2の開閉器を閉じ、前記第3の開閉器を開いた状態で前記インバータを起動し、前記第3の開閉器の電源側と変圧器側の電圧が等しくなったら前記第3の開閉器を閉じる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
JP2018229274A 2018-12-06 2018-12-06 電力変換装置 Active JP7020386B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018229274A JP7020386B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-06 電力変換装置
CN201910182766.9A CN111293896B (zh) 2018-12-06 2019-03-12 功率转换装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018229274A JP7020386B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-06 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020092540A JP2020092540A (ja) 2020-06-11
JP7020386B2 true JP7020386B2 (ja) 2022-02-16

Family

ID=71013248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018229274A Active JP7020386B2 (ja) 2018-12-06 2018-12-06 電力変換装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7020386B2 (ja)
CN (1) CN111293896B (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124823A (ja) 2007-11-13 2009-06-04 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電鉄用電圧変動補償装置の制御装置
US20120101643A1 (en) 2011-12-28 2012-04-26 Andreas Kirchner Reactive power controller for controlling reactive power in a wind farm
JP2012148662A (ja) 2011-01-19 2012-08-09 Nishishiba Electric Co Ltd 電気推進システム
JP2017135885A (ja) 2016-01-28 2017-08-03 富士電機株式会社 電力変動緩和システム
JP2018121379A (ja) 2017-01-23 2018-08-02 東京電力ホールディングス株式会社 周波数変換システムの制御装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212438A (en) * 1987-09-24 1993-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Induction motor control system
JPH089682A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Toshiba Corp 誘導機制御装置
JP4651087B2 (ja) * 2005-03-23 2011-03-16 東芝三菱電機産業システム株式会社 電動機制御装置
US7800348B2 (en) * 2007-11-21 2010-09-21 Rockwell Automation Technologies, Inc. Motor drive with VAR compensation
CN102064749B (zh) * 2011-01-11 2013-03-13 广州智光电气股份有限公司 一种兼顾无功补偿的电机软启动装置及其控制方法
JP2014023310A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Fuji Electric Co Ltd コンバータシステムの制御方法および制御装置
CN203984249U (zh) * 2014-01-17 2014-12-03 Abb技术有限公司 功率转换器系统

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124823A (ja) 2007-11-13 2009-06-04 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電鉄用電圧変動補償装置の制御装置
JP2012148662A (ja) 2011-01-19 2012-08-09 Nishishiba Electric Co Ltd 電気推進システム
US20120101643A1 (en) 2011-12-28 2012-04-26 Andreas Kirchner Reactive power controller for controlling reactive power in a wind farm
JP2017135885A (ja) 2016-01-28 2017-08-03 富士電機株式会社 電力変動緩和システム
JP2018121379A (ja) 2017-01-23 2018-08-02 東京電力ホールディングス株式会社 周波数変換システムの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN111293896A (zh) 2020-06-16
JP2020092540A (ja) 2020-06-11
CN111293896B (zh) 2022-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2008227057B2 (en) Motor drive using flux adjustment to control power factor
EP1953907B1 (en) Systems and methods for improved motor drive power factor control
US11081999B2 (en) Power conversion apparatus
JP4721801B2 (ja) 同期電動機の制御装置
US5969498A (en) Induction motor controller
US9240733B2 (en) High dynamic control apparatus for current source converter
US20130181654A1 (en) Motor drive system employing an active rectifier
US20090001923A1 (en) Systems and methods for operating z-source inverter inductors in a continuous current mode
JP2020043719A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
Nishio et al. Single-phase to three-phase electrolytic capacitor-less dual inverter-fed IPMSM for suppress torque pulsation
WO2019039168A1 (ja) 電力変換装置
WO2020100225A1 (ja) 電力変換装置
JP7020386B2 (ja) 電力変換装置
WO2007063766A1 (ja) 電動機の制御装置
US10141881B2 (en) Apparatus for controlling inverter
JPS6120236B2 (ja)
JPH0937559A (ja) 電力変換器の制御方法
JP2000037082A (ja) インバータドライブ装置によるプラント電源カ率制御方式
Liu et al. Delay Compensation in Variable-Speed Drives Based on State Feedback Control
JP4068435B2 (ja) 同期電動機の制御システム
JP3751827B2 (ja) 電力変換装置
JP2022049489A (ja) 電力変換システム
CN114766078A (zh) 逆变器控制装置
JPH0759352A (ja) 電力変換装置
JP5661443B2 (ja) 半導体電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210218

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7020386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150