JP4650430B2 - 手持ち式刈込機 - Google Patents

手持ち式刈込機 Download PDF

Info

Publication number
JP4650430B2
JP4650430B2 JP2007008722A JP2007008722A JP4650430B2 JP 4650430 B2 JP4650430 B2 JP 4650430B2 JP 2007008722 A JP2007008722 A JP 2007008722A JP 2007008722 A JP2007008722 A JP 2007008722A JP 4650430 B2 JP4650430 B2 JP 4650430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
blade cover
blade
engaging
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007008722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008173047A (ja
Inventor
美代次 小野瀬
由喜夫 照沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2007008722A priority Critical patent/JP4650430B2/ja
Publication of JP2008173047A publication Critical patent/JP2008173047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4650430B2 publication Critical patent/JP4650430B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明は、芝等の刈り込みに使用される手持ち式刈込機に関するものである。
この種の手持ち式刈込機は、本体底部にブレードを備え、本体に内蔵されたモータの回転を偏心カムによって前記ブレードの水平揺動運動に変換して芝等の刈込作業を行うものであるが、本体底部にはブレードの一部を覆うブレードカバーが設けられており、このブレードカバーは、ブレードの交換等のメンテナンス時にブレードを本体から取り外すことができるよう本体に対して着脱可能に設けられている。
ここで、ブレードカバーの着脱構造の一例を図9〜図13に基づいて説明する。
図9はブレードカバー固定時の本体底部の底面図、図10は図9のD−D線断面図、図11は図10のE−E線断面図、図12はブレードカバー取り外し時の本体底部の底面図、図13は図12のF−F線断面図である。
本体102の底部の幅方向中央には、図12に示すように、矩形状の切欠き102bが形成されており、図11及び図13に示すように、この切欠き102bの一辺の近傍には矩形溝状の係止凹部102cが幅方向(図11及び図13の紙面垂直方向)に形成されている。
他方、不図示のブレードの一部を覆うブレードカバー117は、矩形プレート状に成形されており、その長手方向一端の幅方向中央には、本体側の前記切欠き102bに嵌合する舌片状の突片117aが形成されており、この突片117aの先端部には鍵状のラッチ部117bが形成されている。
又、図9及び図10に示すように、ブレードカバー117の左右両端(幅方向両端)には上方に折り返された複数(図示例では各3つ)の係合部117dが長手方向(ブレードカバー117のスライド方向)に適当な間隔で形成されており、これら左右の係合部117dが本体102側の左右に長手方向に沿って適当な間隔で形成された複数(図示例では各3つ)の係合凸部102fに係合することによってブレードカバー117が長手方向にスライド可能に保持されている。
而して、通常、ブレードカバー117は、図9及び図11に示すように、その一端に形成されたラッチ部117bが本体102側の係止凹部102cに係合するとともに、その左右両端に形成された係合部117dが本体102側の左右の係合凸部102fに係合することによって本体102の底部に固定されて不図示のブレードを覆っている。
そして、不図示の交換等のメンテナンのためにブレードを本体102から取り外す場合には、ブレードカバー117の突片117aを図111の矢印P方向に押さえてラッチ部117bの本体102側の係止凹部102cとの係合を解除した上で、ブレードカバー117を図13の矢印S方向にスライドさせて該ブレードカバー117側の係合部117ddと本体102側の係合凸部102fとの係合を解除すれば、ブレードカバー117を本体102から取り外すことができる。
特開2006−115709号公報
しかしながら、図9〜図13に示したブレードカバー117の従来の着脱構造では、ブレードカバー117のラッチ部117bが本体102側の係止凹部102cから外れた途端にブレードカバー117が本体102から抜け落ちる可能性があった。又、ブレードカバー117は、ラッチ部117bの本体102側の係止凹部102cとの係合を解除してスライドさせ、本体102の係止と凸部102fとブレードカバー117の係止部117dとの係合を解除すればそのまま本体102から抜けてしまうため、どの位置でブレードカバー117が外れたのかが分かりにくく、ブレードと共にブレードカバー117が落下してしまう可能性があった。
又、ブレードカバー117をスライドし過ぎると、図13に示すように、該ブレードカバー117側の係合部117dが本体102側の係合凸部102fに図示の長さxだけ引っ掛かってブレードカバー117を容易に取り外すことができないという問題があった。
その他、ブレードカバー117が本体102から完全に取り外されるため、取り外したブレードカバー117を紛失してしまう可能性もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ブレードカバーを本体に対して操作性良く容易に係脱することができる手持ち式刈込機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、本体底部にブレードと該ブレードの一部を覆うスライド可能なブレードカバーを備えた手持ち式刈込機において、前記本体底部に係止凹部と該係止凹部に連なる溝部を形成し、前記ブレードカバーのスライド方向一端にラッチ部と軸部を形成し、前記ラッチ部を本体側の前記係止凹部に係合させるとともに、前記軸部を本体側の前記溝部に係合させたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記本体側の溝部に傾斜部と凸部及び平坦部を形成したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ブレードカバーの左右両端に、前記本体に形成された係合凸部に選択的に係合して該ブレードカバーを本体に固定する係合部を形成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ブレードカバーが本体に対してスライドして該ブレードカバー側の前記軸部が本体側の前記溝部の凸部を通過するまでは本体側の前記係合凸部とブレード側の前記係合部とが係合してブレードカバーの本体への固定が維持され、ブレードカバー側の前記軸部が本体側の前記溝部の凸部を通過して前記平面部に係合すると本体側の前記係合凸部とブレードカバー側の前記係合部との係合が外れてブレードカバーの本体への固定が解除されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記本体底部に、前記ブレードの一端部を保持する保持部を形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ブレードを本体から取り外す際には、ブレードカバーのラッチ部を押圧して該ラッチ部の本体側の係止凹部との係合を解除した後、ブレードカバーを本体に対してスライドさせれば、該ブレードカバーの軸部が本体側の溝部に沿って移動し、ブレードカバーの本体への固定を操作性良く解除することができる。そして、ブレードカバーを軸部を中心として回動させれば、該ブレードカバーが開くため、ブレードを本体から取り外して交換等のメンテナンスを行うことができる。そして、ブレードのメンテナンスが終了すると、ブレードを本体に組み込んだ後、ブレードカバーを軸を中心として回動させてこれを閉じた後、該ブレードカバーを逆方向にスライドさせると、そのラッチ部が本体側の係止凹部に係合して該ブレードカバーが本体に再び固定される。このようにしてブレードカバーを本体に対して操作性良く容易に係脱することができる。
又、ブレードカバーは本体から取り外されて本体と切り離されることがないため、該ブレードカバーを紛失してしまう等の不具合が発生することがない。
請求項2記載の発明によれば、本体側の溝部に傾斜部と凸部及び平坦部を形成したため、ブレードカバーの本体への固定を解除する際には、該ブレードカバーがスライドしてその軸部が溝部の凸部を乗り越える際のクリック感によってユーザーはブレードカバーの本体への固定解除を知ることができる。又、ブレードカバーを本体に固定する場合には、該ブレードが本体側の溝部の凸部を乗り越える際とラッチ部が本体側の係止凹部に係合する際の2段階のクリック感がユーザーに付与されるため、ユーザーはブレードカバーが本体に確実に固定されたことを知ることができる。
請求項3記載の発明によれば、ブレードカバーの左右両端に形成された係合部が本体側の係合凸部に係合することによって、該ブレードカバーを本体に確実に固定することができる。
請求項4記載の発明によれば、スライドカバーが本体に対してスライドして該ブレードカバー側の軸部が本体側の溝部の凸部を通過するまでは本体側の係合凸部とブレードカバー側の係合部とが係合してブレードカバーの本体への固定が維持され、ブレードカバー側の軸部が本体側の溝部の凸部を通過すると本体側の係合凸部とブレードカバー側の係合部との係合が外れてブレードカバーの本体への固定が解除されるよう構成したため、どの位置でブレードカバーの本体への固定が解除されたかが分かり、ユーザーは、ブレードカバーを開けてブレードを本体から取り外すタイミングを正確に知ることができる。
請求項5記載の発明によれば、ブレードの一端部を保持する保持部を本体底部に形成したため、ブレードカバーを開けてもブレードが突然落下するという不具合が防がれる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る手持ち式刈込機の基本構成を図1に基づいて説明する。
図1は本発明に係る手持ち式刈込機の側断面図であり、図示の手持ち式刈込機1は、本体2の前端(図1の右方を前方とする)下部に略水平に延びる鋸刃状の上下2枚のブレード3(上刃3aと下刃3b)を備えている。ここで、本体2は、左右に2分割された樹脂製のハウジングを複数のビスによって結合一体化して構成され、その上部には、作業者が把持するためのハンドル部2aが形成され、ハンドル部2aにはスイッチ4が設けられている。又、本体2の後部からは電源コード5が導出しており、該電源コード5の端部(自由端)には電源プラグ6が取り付けられている。
又、本体2内には、駆動源としてのモータ7が縦置き状態で収容されており、このモータ7の下方へ延出する出力軸(モータ軸)8の端部には小径のギヤ9が結着されている。更に、本体2内には、モータ7の出力軸8と平行な2本の軸10,11がそれぞれ垂直に立設されており、一方の軸10には大小異径のギヤ12a,12bを上下2段に備える段ギヤ12が回転可能に支承され、他方の軸11には大径のギヤ13が回転可能に支承されている。そして、段ギヤ12の大径ギヤ12aは前記ギヤ9に噛合しており、小径ギヤ12bは前記ギヤ13に噛合している。
ところで、前記ギヤ13には軸11に対して偏心した大小異径の不図示の偏心ボスが一体に形成されており、両偏心ボスは偏心の位相が互いに180°ずれている。
他方、前記ブレード3の上刃3aと下刃3bは、プレート14上に立設されたピン15によってその中間部が揺動可能に軸支されており、図示しないが、上刃3aと下刃3bの各基端部には長孔状の大小のカム孔がそれぞれ形成されている。そして、上刃3aに形成されたカム孔には不図示のリングを介して前記ギヤ13の大径の偏心ボスが嵌装されている。同様に、下刃3bに形成されたカム孔には不図示のリングを介して前記ギヤ13の小径の偏心ボスが嵌装されている。尚、図中、16は本体2内へのごみ等の侵入を防ぐためのシール用パッキンである。
又、本体2の底部には、ブレード3の一部(基端部)を覆う略矩形プレート状のブレードカバー17が被着されており、このブレードカバー17の下面には、前後方向(本体2の移動方向)に長い左右一対のレール状のガイド突起18が互いに平行に一体に突設されている。
次に、以上の構成を有する手持ち式刈込機1の動作について説明する。
本体2のハンドル部2aに設けられたスイッチ4をONして前記モータ7を起動すると、その出力軸8の回転は、ギヤ9、段ギヤ12の大径ギヤ12aと小径ギヤ12bを経て減速されてギヤ13に伝達され、該ギヤ13が所定の速度で回転駆動される。すると、ギヤ13に一体に形成された大小異径の偏心ボスが一対に回転し、これらの偏心ボスに不図示のリングを介してカム孔に嵌合するブレード3の上刃3aと下刃3bがピン15を中心として互いに逆方向に交互に揺動するため、これらの上刃3aと下刃3bによって芝等が刈り込まれる。
ところで、本実施の形態に係る手持ち式刈込機1においては、ブレードカバー17は本体2に対して係脱可能であって、ブレード3の交換等のメンテナンス時には該ブレードカバー17の本体2への固定が解除される。以下、ブレードカバー17の係脱構造を図2〜図8に基づいて説明する。
図2はブレードカバーを取り外して示す本体の底面図、図3は図2の矢視A−A線方向の図、図4はブレードカバー固定時の本体底部の底面図、図5は図4のB−B線断面図、図6は図4のC−C線断面図、図7及び図8はブレードカバーの固定解除要領を示す本体底部の側断面図である。
本体2の底部の幅方向中央には、図2に示すように、矩形状の切欠き2bが形成されており、図3に示すように、この切欠き2bの一辺の近傍には矩形溝状の係止凹部2cが幅方向(図3の紙面垂直方向)に形成されている。又、本体2の切欠き2bを挟んでこれの左右両側には、図3に示すように、前記係止凹部2cに連なる溝部2dが形成されており、この溝部2dには、傾斜部2d1と凸部2d2及び平坦部2d3が形成されている。
更に、図2及び図3に示すように、本体2底部の前記切欠き2bよりも前方(図2及び図3の右方)の左右両側には、前記ブレード3(図1参照)の一端部を保持するための保持部2eが一体に形成されている。
他方、ブレード3の一部を覆う前記ブレードカバー17は、図4及び図6に示すように矩形プレート状に成形されており、その長手方向一端の幅方向中央には、本体2側の前記切欠き2bに嵌合する舌片状の突片17aが形成されており、この突片17aの先端部には鍵状のラッチ部17bが形成され、突片17aの先端には横方向に延びる円柱状の軸部17cが一体に形成されている。
又、図5に示すように、ブレードカバー17の左右両端には上方に折り返された複数(図示例では各3つ)の係合部17dが長手方向(ブレードカバー17のスライド方向)に適当な間隔で形成されており、これら左右の係合部17dが本体2側の左右に長手方向に沿って適当な間隔で形成された複数(図示例では各3つ)の係合凸部2fに係合することによってブレードカバー17が長手方向にスライド可能に保持されている。
而して、通常、ブレードカバー17は、図4〜図6に示すように、その一端に形成されたラッチ部17bが本体2側の係止凹部2cに係合し、先端の軸部17cが本体2側の溝部2dに係合するとともに、左右両端に形成された係合部17dが本体2側の左右の係合凸部2fに係合することによって本体2の底部に固定されてブレード3の一部を覆っている。
そして、不図示の交換等のメンテナンのためにブレード3を本体から取り外す場合には、ブレードカバー17の突片17aを図6の矢印P方向に押さえてラッチ部17bの本体2側の係止凹部2cとの係合を解除した上で、ブレードカバー17を図7の矢印S方向にスライドさせる。すると、ブレードカバー17の軸部17cは、本体2側の溝部2dに沿って摺動する。即ち、ブレードカバー17の軸部17cは、本体2側の溝部2dの傾斜部2d1に沿って摺動して凸部2d2に至るが、この軸部17cが本体2側の溝部2dの凸部2d2を通過するまでは図7に示すように本体2側の係合凸部2fとブレードカバー17側の係合部17dとが係合してブレードカバー17の本体2への固定が維持される。尚、ブレードカバー17の軸部17cが溝部2dの凸部2d2に達することにより、ブレードカバー17をどの程度スライドさせたのかを容易に知ることができる。又、このとき、係合凸部2fと係合部17dによりブレードカバー17と本体2との係合が維持されているため、不用意に中途半端な位置でブレード3が外れることがない。
その後、ブレードカバー17の軸部17cが本体2側の溝部2dの凸部2d2を通過すると、図8に示すように、本体2側の係合凸部2fとブレードカバー17側の係合部17dとの係合が外れてブレードカバー17の本体2への固定が解除され、軸部17cが本体2側の溝部2dの平坦部2d3に沿って摺動し、該軸部17cが溝部2dの端部に当接するまでブレードカバー17を前方へとスライドさせることができる。
ここで、ブレードカバー17の軸部17cが本体2側の溝部2dを移動し得る距離L1に対して本体2側の係合凸部2d間の距離L2を長く設定しているため(L2>L1)、ブレードカバー17の軸部17cが本体2側の溝部2dの凸部2d2を乗り越えた後は、ブレードカバー17の位置に関わらず該ブレードカバー17側の係合部17dが本体2側の係合凸部2dに干渉することがない。従って、ブレードカバー17を軸部17cを中心として図8の矢印Wの方向へ回動させて開くことができ、この状態でブレード3を本体2から容易に取り外すことができる。
ところで、ブレード3の本体からの取り外しは、通常は本体2を上下逆にして、つまり底面を上にしてなされるが、ブレードカバー17を前述のように開くと、ブレード3は先端側が重いために後端側が持ち上がってブレード3が落下する可能性があるが、本実施の形態では、本体2の底部に形成された左右の保持部2eでブレード3の後端部を保持するようにしたため、ブレード3の落下が確実に防がれる。
以上のように、本実施の形態では、ブレード3を本体2から取り外す際には、ブレードカバー17のラッチ部17bを押圧して該ラッチ部17bの本体2側の係止凹部2cとの係合を解除した後、ブレードカバー17を本体2に対してスライドさせれば、該ブレードカバー17の軸部17cが本体2側の溝部2dに沿って移動し、ブレードカバー17の本体2への係止を操作性良く解除することができる。その後、ブレードカバー17を軸部17cを中心として回動させれば、該ブレードカバー17が開くため、ブレード3を本体2から取り外して交換等のメンテナンスを行うことができる。
そして、ブレード3のメンテナンスが終了すると、ブレード3を本体2に組み込んだ後、ブレードカバー17を軸部17cを中心として回動させてこれを閉じた後、該ブレードカバー17を逆方向にスライドさせると、そのラッチ部17bが本体2側の係止凹部2cに係合して該ブレードカバー17が本体2に再び固定される。このようにしてブレードカバー17を本体2に対して操作性良く容易に係脱することができる。
そして、ブレードカバー17は本体2から取り外されて本体2と切り離されることがないため、該ブレードカバー17を紛失してしまう等の不具合が発生することがない。
又、本実施の形態では、本体2側の溝部2dに傾斜部2d1と凸部2d2及び平坦部2d3を形成したため、ブレードカバー17の本体2への固定を解除する際には、該ブレードカバー17がスライドしてその軸部17cが溝部2dの凸部2d2を乗り越える際のクリック感によってユーザーはブレードカバー17の本体2への固定解除を知ることができる。逆に、ブレードカバー17を本体2に固定する場合には、該ブレードカバー17の軸部17cが本体2側の溝部2dの凸部2d2を乗り越える際とラッチ部17bが本体2側の係止凹部2cに係合する際の2段階のクリック感がユーザーに付与されるため、ユーザーはブレードカバー17が本体2に確実に固定されたことを知ることができる。
更に、本実施の形態では、ブレードカバー17が本体2に対してスライドして該ブレードカバー17側の軸部17cが本体2側の溝部2dの凸部2d2を通過するまでは本体2側の係合凸部2fとブレードカバー17側の係合部17dとが係合してブレードカバー17の本体2への固定が維持され、ブレードカバー17側の軸部17cが本体2側の溝部2dの凸部2d2を通過すると本体2側の係合凸部2fとブレードカバー17側の係合部17dとの係合が外れてブレードカバー17の本体2への固定が解除されるよう構成したため、どの位置でブレードカバー17の本体2への固定が解除されたかが分かり、ユーザーは、ブレードカバー17を開けてブレード3を本体2から取り外すタイミングを正確に知ることができる。
本発明に係る手持ち式刈込機の側断面図である。 本発明に係る手持ち式刈込機のブレードカバーを取り外して示す本体の底面図である。 図2の矢視A−A線方向の図である。 本発明に係る手持ち式刈込機のブレードカバー固定時の本体底部の底面図である。 図4のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図である。 本発明に係る手持ち式刈込機におけるブレードカバーの固定解除要領を示す本体底部の側断面図である。 本発明に係る手持ち式刈込機におけるブレードカバーの固定解除要領を示す本体底部の側断面図である。 従来の手持ち式刈込機のブレードカバー固定時の本体底部の底面図である。 図9のD−D線断面図である。 図10のE−E線断面図である。 従来の手持ち式刈込機のブレードカバー取り外し時の本体底部の底面図である。 図12のF−F線断面図である。
符号の説明
1 手持ち式刈込機
2 本体
2a 本体のハンドル部
2b 切欠き
2c 本体の係止凹部
2d 本体の溝部
2d1 溝部の傾斜部
2d2 溝部の凸部
2d3 溝部の平坦部
2e 本体の保持部
2f 本体の係合凸部
3 ブレード
3a ブレードの上刃
3b ブレードの下刃
4 スイッチ
5 電源コード
6 電源プラグ
7 モータ
8 モータの出力軸(モータ軸)
9 ギヤ
10,11 軸
12 段ギヤ
12a 段ギヤの大径ギヤ
12b 段ギヤの小径ギヤ
13 ギヤ
14 プレート
15 ピン
16 シール用パッキン
17 ブレードカバー
17a ブレードカバーの突片
17b ブレードカバーのラッチ部
17c ブレードカバーの軸部
17d ブレードカバーの係合部
18 ブレードカバーのガイド突起

Claims (5)

  1. 本体底部にブレードと該ブレードの一部を覆うスライド可能なブレードカバーを備えた手持ち式刈込機において、
    前記本体底部に係止凹部と該係止凹部に連なる溝部を形成し、前記ブレードカバーのスライド方向一端にラッチ部と軸部を形成し、前記ラッチ部を本体側の前記係止凹部に係合させるとともに、前記軸部を本体側の前記溝部に係合させたことを特徴とする手持ち式刈込機。
  2. 前記本体側の溝部に傾斜部と凸部及び平坦部を形成したことを特徴とする請求項1記載の手持ち式刈込機。
  3. 前記ブレードカバーの左右両端に、前記本体に形成された係合凸部に選択的に係合して該ブレードカバーを本体に固定する係合部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の手持ち式刈込機。
  4. 前記ブレードカバーが本体に対してスライドして該ブレードカバー側の前記軸部が本体側の前記溝部の凸部を通過するまでは本体側の前記係合凸部とブレードカバー側の前記係合部とが係合してブレードカバーの本体への固定が維持され、ブレードカバー側の前記軸部が本体側の前記溝部の凸部を通過すると本体側の前記係合凸部とブレードカバー側の前記係合部との係合が外れてブレードカバーの本体への固定が解除されることを特徴とする請求項3記載の手持ち式刈込機。
  5. 前記本体底部に、前記ブレードの一端部を保持する保持部を形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の手持ち式刈込機。
JP2007008722A 2007-01-18 2007-01-18 手持ち式刈込機 Expired - Fee Related JP4650430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008722A JP4650430B2 (ja) 2007-01-18 2007-01-18 手持ち式刈込機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008722A JP4650430B2 (ja) 2007-01-18 2007-01-18 手持ち式刈込機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008173047A JP2008173047A (ja) 2008-07-31
JP4650430B2 true JP4650430B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=39700578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008722A Expired - Fee Related JP4650430B2 (ja) 2007-01-18 2007-01-18 手持ち式刈込機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4650430B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2286659B1 (en) 2009-08-18 2018-05-30 Robert Bosch GmbH Power tool having an interchangeable blade assembly and method for interchanging the blade assembly
DE102020102046A1 (de) 2020-01-29 2021-07-29 Alfred Kärcher SE & Co. KG Handgehaltene und handgeführte Werkzeugvorrichtung

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128761U (ja) * 1973-03-12 1974-11-05
JPS61191728U (ja) * 1985-05-20 1986-11-28
JPH0551049U (ja) * 1991-12-16 1993-07-09 リョービ株式会社 刈込機の補助ハンドル取付構造
JPH10323125A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機のブレードケース
JP2001286223A (ja) * 2000-01-31 2001-10-16 Matsushita Electric Works Ltd 庭木バリカン
JP2003117267A (ja) * 2001-10-11 2003-04-22 Ito Denki Kk 手持ち式動力切断具
JP2004147562A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Ryobi Ltd 手持ち式芝刈機
JP2006296238A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Makita Corp 園芸用バリカン

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128761U (ja) * 1973-03-12 1974-11-05
JPS61191728U (ja) * 1985-05-20 1986-11-28
JPH0551049U (ja) * 1991-12-16 1993-07-09 リョービ株式会社 刈込機の補助ハンドル取付構造
JPH10323125A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機のブレードケース
JP2001286223A (ja) * 2000-01-31 2001-10-16 Matsushita Electric Works Ltd 庭木バリカン
JP2003117267A (ja) * 2001-10-11 2003-04-22 Ito Denki Kk 手持ち式動力切断具
JP2004147562A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Ryobi Ltd 手持ち式芝刈機
JP2006296238A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Makita Corp 園芸用バリカン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008173047A (ja) 2008-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6468644B2 (ja) 電気かみそり
EP2510773B1 (en) Bush cutter and protective cover for the same
JP2006314278A (ja) 刈払機
JP6404138B2 (ja) 帯鋸切断機
JP4650430B2 (ja) 手持ち式刈込機
JP6636745B2 (ja) 電動工具
JP5838335B2 (ja) 電気かみそり
JP6164370B2 (ja) チェンソー
JP3762973B2 (ja) 手持ち式動力切断具
JP4974480B2 (ja) 刈り込み機
JP2005160303A (ja) 動力作業機
JP4672440B2 (ja) 刃物付き電動工具
JP5338931B2 (ja) 手持ち式刈込機
JP2008259513A (ja) 刈り込み機
JP2014068597A (ja) 刈込機
JP2019000951A (ja) アタッチメント式ベルトサンダ、このアタッチメント式ベルトサンダに用いられるベルトサンダユニット、ベルトサンダ
JP4649943B2 (ja) 手持ち式刈込機
JP4863728B2 (ja) 芝刈り機
JP4144325B2 (ja) 電気かみそり
JP6901832B2 (ja) 電動工具
JP5315968B2 (ja) 携帯用切断機
JP4504122B2 (ja) 生垣バリカン
JP5018006B2 (ja) 手持ち式刈込機
JP2006296238A (ja) 園芸用バリカン
JP2010227268A (ja) バリカンの櫛アタッチメント

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20090126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4650430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141224

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees