JP4650036B2 - リモートコントロール装置及びリモートコントロール方法 - Google Patents

リモートコントロール装置及びリモートコントロール方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば制御信号をテレビジョン受像機の受光部への赤外線伝送に適用して好適なリモートコントロール装置及び方法に関する。
従来、テレビジョン受像機等の映像機器や、オーディオ機器を遠隔制御するために、制御信号を赤外線伝送で無線伝送するリモートコントロール装置が用いられている。リモートコントロール装置を用いてテレビジョン受像機等の選局操作をする場合、ユーザはリモートコントロール装置に設置された数字キーを選択し、押下する。この操作によって、数字キー毎に割り振られているキーコードが、リモートコントロール装置からテレビジョン受像機に対して赤外線送信される。テレビジョン受像機では、予めキーコードと対応する放送局チャンネルが設定されており、リモートコントロール装置から受信した赤外線信号(キーコード)を元に放送局チャンネルが切り替わり、選局操作が完了する。また、地上波アナログ放送を視聴中に、BSデジタル放送の番組に切り替える選局操作をする場合、ユーザは始めにリモートコントロール装置に設置されたBSデジタルキーを押下する。BSデジタルキーのキーコードはテレビジョン受像機に対して赤外線送信され、テレビジョン受像機がBSデジタルモードに変更される。その後、ユーザが数字キーを押下すると、それぞれの数字キーに対応したBSデジタル放送の放送局チャンネルに切り替わり、選局操作が完了する。このような数字キーを押下することで選局を行なう操作をダイレクト操作と称する。
また、このようなダイレクト操作とは別に、リモートコントロール装置に設置したチャンネルアップキー又はチャンネルダウンキーを押下することで、昇順、又は降順に連続して放送局チャンネルを切り替えることができる。例えばユーザがチャンネルアップキーを押下すると、チャンネルアップを指示するキーコードの赤外線信号が送信される。テレビジョン受像機では、チャンネルアップを指示するキーコードを受信すると、現在選局している選局ポジションの次の選局ポジションの放送局の受信に変化する。また、ユーザがチャンネルダウンキーを押下すると、チャンネルダウンを指示するキーコードの赤外線信号が送信される。テレビジョン受像機では、チャンネルダウンを指示するキーコードを受信すると、現在選局している選局ポジションの1つ前の選局ポジションの放送局の受信に変化する。このようなチャンネルアップキー又はチャンネルダウンキーを押下することで選局を行なう操作は、順番に循環して選局することができるため、サイクリック操作と称する。また、以下の説明では、チャンネルアップキーやチャンネルダウンキーを、サイクリックキーと称する。
これまで、サイクリック操作時において、ユーザにとって興味を引かないような放送局チャンネルに関しては、テレビジョン受像機側で事前に選局対象外とする設定をすることが可能であった。こうすることで、サイクリック操作時に、選局対象外とした放送局チャンネルを除外して選局することが可能であった。
特許文献1には、サイクリックキーを備えたリモートコントロール装置について記載してある。
特開平2−296494号公報(第1図)
ところで、ユーザがダイレクト操作による選局操作を行なう際、従来のリモートコントロール装置では、数字キーの数が限られているため、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送等の多チャンネル放送の受信時にはチャンネル番号を読み替え(例えば、BSデジタル放送局の“103”チャンネルを“3”チャンネルに読み替える)なければならなかった。このため、ユーザは数字キーに対応する放送局チャンネルを記憶しておく必要があるが、選局操作に不便をきたしていた。
一方、サイクリック操作による選局を行なう際は、目的のチャンネルに辿り着くために何度も選局キーを押下しなければならないため、視聴したい放送局の番組について視聴機会を逃してしまうという問題があった。また、多チャンネル放送を受信可能なテレビジョン受像機で番組を視聴するような場合、ユーザの好みにより全く興味を引かない放送局というものが生じてしまう。しかしながら、一台のテレビジョン受像機を複数の人間で共有して使用するような環境下においては、あるユーザにとっては興味を引かない放送チャンネルであっても、別のユーザにとっては興味が引かれる放送チャンネルである場合もあり、単純に一人のユーザの興味の有無でサイクリック操作の選局対象から除外しにくいという問題があった。これは、選局対象外とする放送局チャンネルの設定が、テレビジョン受像機側でしか行なえなかったことによる。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、簡単な操作で希望する放送局チャンネルを選局できるようにすることを目的とする。
本発明は、それぞれのキーに予め設定してある選局用のキーコードを、それぞれのキー操作で直接発生させるダイレクトキー操作と、選局を順番に変更させるサイクリックキー操作とが可能な場合において、ダイレクトキー操作用に用意されたキーコードの中から選択されたキーコードを、その順序のデータとともに記憶し、サイクリックキー操作がある場合に、記憶されたキーコードを、記憶された順序で発生させ、選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と一致する場合に、ダイレクトキー及びサイクリックキーの操作で発生されたキーコードを送信し、選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と異なる場合に、放送区分を指定するキーコードを送信した後、ダイレクトキー及びサイクリックキーの操作で発生されたキーコードと共に放送区分を指定するキーコードを送信するようにしたものである。
このようにしたことで、任意の放送局チャンネルを所定の順番でテーブルに記憶させ、テーブルの昇順又は降順に選局することが可能となった。
本発明によれば、テーブルに設定した任意の放送局チャンネルを所定の順番で選局することができるため、視聴者の好みに応じた放送局チャンネルを常に一定の順番で選局することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態では、ユーザのキー操作により、所定の制御信号をテレビジョン受像機に赤外線伝送することで、テレビジョン受像機の遠隔制御を行なうことができるリモートコントロール装置に適用した例としてある。
まず、本例のリモートコントロール装置1の外部構成例について図1を参照して説明する。図示しないテレビジョン受像機を遠隔操作可能なリモートコントロール装置1は、合成樹脂等により四角形状の筐体に成型してあり、発光素子としてLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を用いて赤外線信号を送信するLED3aと、選局チャンネル等を液晶画面にデジタル表示する表示部4と、各種操作キーを含む操作部2を備える。操作部2には、“1”〜“12”までの番号が印字されたダイレクトキーであるキー11〜22があり、キー毎に紐付けられた放送局チャンネルをテレビジョン受像機に対して指定できる。そして、ユーザは、BSデジタル切り替え用のBSデジタルキー8を押下した後、キー11〜22を押下することで、地上波アナログ放送からBSデジタル放送へ切り替えたBS放送局チャンネルを視聴することができる。そして、電源キー7は、テレビジョン受像機のディスプレイ電源をオン、オフすることができる。また、音量キー6には、プラス、マイナスキーが備えてあり、プラスキーで音量の増大、マイナスキーで音量の減少操作を行なうことができる。
また、チャンネルアップキー及びチャンネルダウンキーとしてのサイクリック選局キー5を備える。即ち、サイクリック選局キー5として、プラスキー(チャンネルアップキー)5a、マイナスキー(チャンネルダウンキー)5bが備えてあり、リモートコントロール装置1の内部メモリに保存されたサイクリックテーブルに基づいて、プラスキーでチャンネル番号を増加させ、マイナスキーでチャンネル番号を減少させる操作により、サイクリックテーブル内に格納された放送局チャンネルを循環的に選局できる。ここで、サイクリックテーブルとは、テレビジョン放送局毎に紐付けされたチャンネル番号を保存したテーブルのことであり、ユーザが任意に設定可能であるため、放送局チャンネルが昇順又は降順に配置される必要はない。また、サイクリック選局キー5には、ジョグダイヤルを用いるようにしてもよい。そして、ユーザが操作部2で選択した各キーからの情報は、表示部4に表示される。これにより、ユーザはどのような操作を行ったか(どのキーを指定したか等)をチャンネル番号、放送局名のテキストの表示等を行なって確認できる。
次に、本例のリモートコントロール装置1の内部構成例について図2を参照して説明する。ユーザにより、操作部2内の各キーから入力されたキーコードは、リモートコントロール装置1の内部制御を行なうマイクロコンピュータ31に供給される。メモリ32には、例えば、書換え可能なRAM(Random Access Memory)を用いて、後述するサイクリックテーブル等が記憶される。また、メモリ32には、例えば、読出しのみ可能なROM(Read Only Memory)を用いて、処理プログラム、パラメータ等が記憶される。マイクロコンピュータ31は、メモリ32より処理プログラム等を読出し、一定のクロックを供給する発振器33の周波数に基づいて実行することで、送信部3にキーコードを供給する。送信部3では、供給されるキーコードを送信用に変調処理して、その変調された送信信号をLED3aに供給する。このようにして、LED3aから、図示しないテレビジョン受像機の受光部に対してキーコードが赤外線送信される。また、マイクロコンピュータ31は、表示部4に対する表示制御も行い、ユーザ操作に対するチャンネル番号又は放送局名の切り替え表示等を制御する。
次に、本例のサイクリックテーブルの構成例について図3を参照して説明する。ここでサイクリックテーブルとは、ユーザがサイクリック選局キー5を用いて、放送局チャンネルを選択する際に参照されるテーブルであり、サイクリック操作時には、サイクリックテーブルに保存された放送局チャンネルが循環して選局される。本例のサイクリックテーブル32aには、地上AA局−地上BB局−地上CC局−BSDD局−BSEE局の順番で放送局チャンネルに対応するキーコードが登録されているとする。なお、サイクリック操作登録局として示してある「地上XX局」とは、地上波アナログの放送局を表し、「BSXX局」とは、BSデジタルの放送局を表す。また、「n」とした数値は、放送局チャンネルを表し、操作部2内のキー11〜22に対応している。本例のリモートコントロール装置1において、ダイレクト操作で選局するそれぞれの放送局に対応する各キー及びチャンネル番号は、
地上AA局−キー11(チャンネル「1」),
地上BB局−キー16(チャンネル「6」),
地上CC局−キー14(チャンネル「4」),
BSDD局−キー18(チャンネル「8」),
BSEE局−キー19(チャンネル「9」)
と設定してある。このようにキー毎に登録局を設定してあることにより、例えば、ユーザが地上CC局の番組を視聴する場合、ダイレクト操作としてキー14を押下することで、地上CC局で放送されている番組を視聴することが可能となる。
次に、本例のチャンネルの設定例について図4のフローチャートを参照して説明する。本例のリモートコントロール装置1、及びテレビジョン受像機では、初期設定としてキーコードと放送局チャンネルの紐付けを行う必要がある。まず、テレビジョン受像機側の設定として、ダイレクトキー(キー10〜22)の操作で送信されるキーコードと、そのキーコードで指定されるチャンネルポジションに設定される放送局チャンネルを紐付け設定する(ステップS1)。この紐付け設定は、上述した図3のサイクリックテーブル32aの構成例に示したように、地上AA局−キー11(チャンネル「1」),…,BSEE局−キー19(チャンネル「9」)と設定される。次に、リモートコントロール装置1側の設定として、ダイレクトキーをサイクリックテーブル32aに登録する(ステップS2)。このとき、ユーザはサイクリック操作する度にリモートコントロール装置1から発信するダイレクトキーのコードを、呼び出したい順(例えば、図3のサイクリックテーブルに設定した順)に登録することとなる。このため、サイクリックテーブル32aに設定した放送局チャンネルの順番はユーザ側で任意に設定可能であり、放送局チャンネルの昇順、降順に限定されない。
次に、本例のサイクリック操作におけるサイクリックテーブル32aを用いた選局例について図5を参照して説明する。リモートコントロール装置1のメモリ32には、「カレントチャンネル情報」と称される、現在選局している放送局チャンネルについての情報が記憶されている。ユーザがサイクリック操作を行なう際、操作部2から入力されたキーコードに従い、マイクロコンピュータ31は、メモリ32より予めユーザが登録したサイクリックテーブル32aを読出す。そして、マイクロコンピュータ31は、サイクリックテーブル32aを用いて、現在選局した放送局チャンネルに対応するプラス、又はマイナス方向の放送局チャンネルを選択し、送信部3に供給した後、LED3aよりキーコード、及び地上アナログ又はBSデジタルの切替えコードを赤外線送信する。
今、図5に示したサイクリックテーブル32aの1行目は、カレントチャンネル情報として、地上AA局,…,BSEE局が示されている。2行目は、ユーザがサイクリック操作でサイクリック選局キー5を、プラス方向に操作した場合、3行目は、マイナス方向に操作した場合において、リモートコントロール装置1からテレビジョン受像機に送信されるキーコード、地上アナログ、BSデジタルのキーコードを表す。
例えば、現在メモリ32に記憶してあるカレントチャンネル情報(現在ユーザが視聴している放送局)を、地上AA局とする。この状態からユーザが、サイクリック操作のプラス方向に選局を行なうとダイレクト操作のキー16(チャンネル「6」:地上BB放送)に対応するキーコードをリモートコントロール装置1からテレビジョン受像機に送信し、地上BB局に切り替える。さらに、サイクリック操作のプラス方向に選局を行なうと、ダイレクト操作のキー14(チャンネル「4」:地上CC放送)に対応するキーコードをテレビジョン受像機に送信し、地上CC局に切り替える。更に、サイクリック操作のプラス方向に選局を行なうと、まずBSデジタルキー8のキーコードを送信してから、ダイレクト操作によるキー18のキーコードをテレビジョン受像機に送信し、BSCC局に切り替えることになる。
ここで、本例のサイクリック操作例について図6と図7のシーケンス図を参照して説明する。図6は、「地上アナログ」から「BSデジタル」への切り替え操作を伴う場合を表し、図7は、「BSデジタル」内でのチャンネル切り替え操作を行なう場合を表す。なお、図6と図7のサイクリック操作は一連の操作とする。今、テレビジョン受像機は、地上アナログ放送を行う地上CC局を選局している。また、サイクリック操作時には、図3のサイクリックテーブル32aを参照して選局が行なわれる。この時、地上CC局を選局しているため、ダイレクトキーは、キー14(チャンネル「4」)であり、「地上アナログ」を受信中であることが、カレントチャンネル情報としてメモリ32に登録されている。
まず、図6のシーケンス図を参照してサイクリック操作例の説明を行なう。今、ユーザが、サイクリック選局キー5のプラスキーを押下する。プラスキーの入力コードは、マイクロコンピュータ31に供給され(ステップS11)、マイクロコンピュータ31は、現在のカレントチャンネル情報をメモリ32に問い合わせる(ステップS12)。そして、マイクロコンピュータ31は、現在のカレントチャンネル情報をメモリ32から読み出す(ステップS13)。本例では、「地上アナログ」、チャンネル「4」の情報が読み出されることになる。
次に、マイクロコンピュータ31は、読み出した現在のカレントチャンネル情報に対してサイクリックテーブル32aのサイクリック操作のプラス方向に記憶されている放送局チャンネル、及びダイレクトキーをメモリ32に問い合わせ(ステップS14)、読み出す(ステップS15)。本例では、「BSデジタル」、チャンネル「8」の情報が読み出されることになる。
次に、マイクロコンピュータ31は、現在のカレントチャンネル情報と、サイクリック操作のプラス方向のチャンネル情報を比較し、「BSデジタル」、チャンネル「8」のキーコードをテレビジョン受像機に送信することを判断する(ステップS16)。まず、マイクロコンピュータ31は、BSデジタルキー8のキーコードを送信部3に供給する(ステップS17)。その後、送信部3のLED3aよりテレビジョン受像機に対して、BSデジタルキー8のキーコードを赤外線送信する(ステップS18)。そして、メモリ32のカレントチャンネル情報を「BSデジタル」に書き換える(ステップS19)。
カレントチャンネル情報の書換え後、マイクロコンピュータ31は、キーコードの送信によりテレビジョン受像機が受信、切り替え処理を行うまでの時間を考慮するため、一定時間待機する(ステップS20)。ここで待機する時間は、テレビジョン受像機の処理速度に依存して増減する。一定時間後、マイクロコンピュータ31は、キー18(チャンネル「8」)のキーコードを送信部3に供給する(ステップS21)。その後、送信部3のLED3aよりテレビジョン受像機に対してキー18(チャンネル「8」)のキーコードを赤外線送信する(ステップS22)。そして、メモリ32のカレントチャンネル情報をチャンネル「8」に書き換える(ステップS23)。
次に、図7のシーケンス図を参照してサイクリック操作例の説明を行なう。今、ユーザが、サイクリック選局キー5のプラスキーを押下する。プラスキーの入力コードは、マイクロコンピュータ31に供給され(ステップS31)、マイクロコンピュータ31は、現在のカレントチャンネル情報をメモリ32に問い合わせる(ステップS32)。そして、マイクロコンピュータ31は、現在のカレントチャンネル情報をメモリ32から読み出す(ステップS33)。本例では、「BSデジタル」、チャンネル「8」の情報が読み出されることになる。
次に、マイクロコンピュータ31は、読み出した現在のカレントチャンネル情報に対してサイクリックテーブル32aのサイクリック操作のプラス方向に記憶されている放送局チャンネル、及びダイレクトキーをメモリ32に問い合わせ(ステップS34)、読み出す(ステップS35)。本例では、「BSデジタル」、チャンネル「9」の情報が読み出されることになる。
次に、マイクロコンピュータ31は、現在のカレントチャンネル情報と、読み出したサイクリック操作のプラス方向のチャンネル情報を比較し、キー19(チャンネル「9」)のキーコードのみをテレビジョン受像機に送信することを判断する(ステップS36)。つまり、リモートコントロール装置1は、既にテレビジョン受像機では「BSデジタル」に設定されていると判断し、「BSデジタル」のキーコードをテレビジョン受像機に再送信しない。そして、マイクロコンピュータ31は、キー19(チャンネル「9」)のキーコードを送信部3に供給する(ステップS37)。その後、送信部3のLED3aよりテレビジョン受像機に対して、キー19(チャンネル「9」)のキーコードを赤外線送信する(ステップS38)。そして、メモリ32のカレントチャンネル情報をチャンネル「9」に書き換える(ステップS39)。
図6及び図7の説明では、サイクリック操作のうちプラス方向の操作についてのみ説明したが、マイナス方向の操作に際しても同様の処理が行われる。また、プラス方向及びマイナス方向の操作が混在したとしても同様の処理が行われる。また、サイクリック操作の途中でダイレクト操作が行なわれた場合、その都度メモリ32のカレントチャンネル状態をダイレクト操作で切り替えられた放送局チャンネルに書き換えるようにしておく。
このようにすることで、リモートコントロール装置1のサイクリック操作時において、メモリ32に保存したサイクリックテーブル32aを参照して選局を行なうことが可能となった。
以上説明した本実施の形態によると、サイクリックテーブルをリモートコントロール装置1内のメモリ32に保存しておくため、ユーザは、サイクリック操作時に放送帯域(地上波アナログあるいはBSデジタル等)を気にすることなく円滑な選局が可能になるという効果がある。
また、本実施の形態によるリモートコントロール装置を複数台用意して、ユーザ毎に使用するようにしてもよい。この場合、共用のテレビジョン受像機であっても選局順や視聴チャンネルの自由なカスタマイズがユーザ毎に可能であるため、好みに適した放送チャンネルを登録できるという効果がある。このとき、視聴しないチャンネルをサイクリックテーブルから除外しているため、素早い選局が可能になるという効果がある。
また、本実施の形態で実現される機能を付加したリモートコントロール装置を導入することにより、既存のテレビジョン受像機にも対応することができる。これは、リモートコントロール装置1のキー毎に設定されたキーコードをサイクリックテーブルで読み出すようにしたためであり、本実施の形態によるリモートコントロール装置に交換するだけで対応できるという効果がある。
なお、上述した実施の形態ではカレントチャンネル情報を確認するために表示部4を設けたが、表示部4を設けなくても機能は実現される。また、フル機能のリモートコントロール装置ではなく、簡易機能のリモートコントロール装置として用いるようにしてもよい。例えば、必要最小限な構成として電源キー、サイクリック選局キー、音量キーのみを設けるようにすることで、高齢者にとっても使い勝手のよいリモートコントロール装置を提供することができる。
また、上述した実施の形態では、リモートコントロール装置1からテレビジョン受像機に対して片方向通信を行なうようにしたが、テレビジョン受像機からの信号をリモートコントロール装置が受信するような受光部を設けて双方向通信を行なうようにしてもよい。例えば、テレビジョン受像機の選局キーを直接指定、あるいは別のリモートコントロール装置による選局操作が行なわれた場合、リモートコントロール装置で記録してあるカレントチャンネル情報との間で齟齬が生じてしまう。しかしながらテレビジョン受像機から所定のタイミングで、テレビジョン受像機側で記憶してあるカレントチャンネル情報をリモートコントロール装置に送信することで、リモートコントロール装置側のカレントチャンネル情報を書換えることができ、テレビジョン受像機とリモートコントロール装置のカレントチャンネル情報の同期をとることができる。
また、リモートコントロール装置1に内蔵したタイマで最後の操作からの経過時間を計測することで、一定時間以上経過した場合や、電源キー7が押された直後は、リモートコントロール装置1のカレントチャンネルの状態が不定状態となる可能性がある。このような場合、リモートコントロール装置1とテレビジョン受像機とのカレントチャンネル情報に齟齬が生じる可能性があるため、不定状態からのサイクリック操作は、必ず「地上波アナログ」又は「BSデジタル」のキーコードを付加するようにしてもよい。また、必ずサイクリックテーブルの一定位置に戻るようにしてもよい。このようにすることで円滑な選局操作を行なうことができる。
また、サイクリックテーブルをパーソナルコンピュータ装置で設定した後、作成したサイクリックテーブルをリモートコントロール装置にダウンロードするようにしてもよい。また、企業ホームページ内に予めサイクリックテーブルを作成し、ユーザは随時必要なサイクリックテーブルをダウンロードするようにしてもよい。このようにすることで、メモリのエラー等によりサイクリックテーブルが破壊されたとしても、再度ダウンロードするだけで元の状態に復帰することができる。また、サイクリックテーブルの設定を簡単に行えると共に、バックアップデータとして保存しておくことができるという効果がある。
また、上述した実施の形態では、1種類のテレビジョン受像機に対応するリモートコントロール装置1を例に挙げて説明したが、いわゆるマルチリモートコントロール装置、学習リモートコントロール装置に適用してもよい。この場合、テレビジョン受像機の選局操作に限らず、例えば、テレビジョン受像機の特定の入力端子に接続された機器(ビデオテープデッキ、DVDレコーダ等)の電子機器の操作に適用することも可能である。具体的には、サイクリックテーブルの特定位置に、例えばDVDレコーダが接続された入力端子への切り替えを行うキーコードを記憶させておいて、該当する入力切替え操作がサイクリックキーの操作でできるようにする。
この場合にテレビジョン受像機の入力切替に加えて、例えば、DVDレコーダの電源オン、オフ等のキーコードについても記憶させて、同時に送信されるように設定してもよい。電源オン、オフ等のキーコードについては、例えばサイクリックキーの操作で、DVDレコーダが接続された入力端子に切替わるキーコードを送信させる際に、DVDレコーダを電源オンさせるキーコードを送信し、次のサイクリックキーの操作で、その入力端子から何れかのチャンネルの選局に切替わるキーコードを送信させる際に、DVDレコーダを電源オフさせるキーコードを送信するようにする。このようにすると、サイクリック選局キーをプラス方向に押し続けることで、チャンネルの選局だけでなく、テレビジョン受像機に接続された別の機器の選択についても行え、利便性が向上する。
また、上述した実施の形態では、テレビジョン受像機の選局を行うリモートコントロール装置に適用した例としたが、例えばラジオ放送受信用のチューナの選局を、同様のリモートコントロール装置で行うようにしても良い。
また、自動車に搭載した車載用オーディオ再生装置を遠隔制御するために、上述した実施の形態のリモートコントロール装置を用いるようにしてもよい。
また、多機能化した携帯端末の一機能として、上述した実施の形態のリモートコントロール機能を付加するようにしてもよい。携帯端末として、例えば、携帯電話端末、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)といった様々な情報端末装置が実用化されているが、例えば、自宅から車に乗り込み、車載用オーディオ機器を操作するような場合において、このリモートコントロール機能を付加した携帯端末を用いることで、普段と同じように操作することができるという効果がある。
また、携帯端末の一機能として、リモートコントロール機能を付加する場合、例えば、自宅モード、車内モードといったように使用環境毎にモードを切り替え、それぞれの使用環境に応じた操作が行なえるようにしてもよい。具体的には、自宅モードのとき、自宅に設置されたテレビジョン受像機の選局用に設定したサイクリックテーブルを使用して制御し、車内モードのとき、車内に設置されたオーディオ機器の選局用に設定したサイクリックテーブルを使用して制御するようにする。この時、リモートコントロール装置に表示部が備えてあれば、どのようなモードを指定しているかを表示させることもできる。モード毎にサイクリックテーブルを設定しておくことで、素早く環境に適したサイクリックテーブルを読み出すことができ、利便性が向上するという効果がある。
また、上述した実施の形態では、赤外線信号を無線送信するリモートコントロール装置に適用したが、その他の信号方式の無線信号を送信するリモートコントロール装置にも適用可能である。
本発明の一実施の形態におけるリモートコントロール装置の外部構成例を示した構成図である。 本発明の一実施の形態におけるリモートコントロール装置の内部構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるサイクリックテーブルの構成例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態におけるダイレクト操作とサイクリック操作のチャンネル設定例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるサイクリックテーブルの選局例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態におけるサイクリック操作の操作例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態におけるサイクリック操作の操作例を示したシーケンス図である。
符号の説明
1…リモートコントロール装置、2…操作部、3…送信部、3a…LED、4…表示部、5…サイクリック選局キー、5a…プラスキー、5b…マイナスキー、6…音量キー、7…電源キー、11〜22…キー、31…マイクロコンピュータ、32…メモリ、32a…サイクリックテーブル、33…発振器

Claims (4)

  1. それぞれのキーに予め設定してある選局用のキーコードを、それぞれのキー操作で発生する複数のダイレクトキーと、
    前記ダイレクトキーに設定されたキーコードの中から選択されたキーコードを、その順序のデータとともに、前記選択されたキーコードに対応するチャンネル番号を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された順序で、操作があるごとに記憶されたキーコードを順番に発生し、発生する前記キーコードによって選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と異なる場合に、前記選局される放送波の放送区分を指定するキーコードを発生するサイクリックキーと、
    前記選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と一致する場合に、前記ダイレクトキー及び前記サイクリックキーの操作で発生された前記キーコードを送信し、選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と異なる場合に、前記放送区分を指定するキーコードを送信した後、前記ダイレクトキー及び前記サイクリックキーの操作で発生された前記キーコードと共に前記放送区分を指定するキーコードを送信する送信部とを備え
    リモートコントロール装置。
  2. 請求項1記載のリモートコントロール装置において、
    記ダイレクトキー及び前記サイクリックキーの操作により、発生された前記キーコードに対応するチャンネル番号を表示する表示部を備え
    リモートコントロール装置。
  3. 請求項1又は2記載のリモートコントロール装置において、
    前記記憶部が記憶するキーコードには、選局用のキーコード以外に、所定の機器操作用のキーコードを順序のデータとともに記憶できるようにし、
    前記サイクリックキーの操作で、前記所定の機器操作用のキーコードが発生される順序の場合に、当該所定の機器操作用のキーコードを発生させて、前記送信部から送信させるようにし
    リモートコントロール装置。
  4. それぞれのキーに予め設定してある選局用のキーコードを、それぞれのキー操作で直接発生させるダイレクトキー操作と、選局を順番に変更させるサイクリックキー操作とが可能なリモートコントロール方法において、
    前記ダイレクトキー操作用に用意されたキーコードの中から選択されたキーコードを、その順序のデータとともに、前記選択されたキーコードに対応するチャンネル番号を記憶し、
    前記記憶部に記憶された順序で、操作があるごとに記憶されたキーコードを順番に発生し、発生する前記キーコードによって選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と異なる場合に、前記選局される放送波の放送区分を指定するキーコードを発生するサイクリックキー操作がある場合に、前記記憶されたキーコードを、前記記憶された順序で順番に発生し、
    前記選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と一致する場合に、前記ダイレクトキー及び前記サイクリックキーの操作で発生された前記キーコードを送信し、選局される放送波の放送区分が現在選局される放送波の放送区分と異なる場合に、前記放送区分を指定するキーコードを送信した後、前記ダイレクトキー及び前記サイクリックキーの操作で発生された前記キーコードと共に前記放送区分を指定するキーコードを送信する
    リモートコントロール方法。
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