JP4649545B2 - 手術システム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は超音波振動と高周波電力とを用いて処置部によって手術を行う手術システム及び制御方法に関する。
近年、外科手術においては、超音波(振動)を利用して手術対象の生体組織、臓器等を凝固しながら切開の処置を行うことができる超音波駆動装置や、高周波電流を生体組織に流して焼灼を行う高周波焼灼装置(高周波電力供給装置或いは電気メス装置)が広く用いられるようになっている。
例えば特開平10−94545号公報の第1の先行例における電気手術装置においては、超音波インピーダンスを検出して、処置対象の生体組織の固さをモニタし、モニタしながら電気メスエネルギ(高周波電力)を供給する。その後、上記超音波インピーダンスが所定値になった時点で、高周波電力の供給を停止、又は変更する制御を行うことが開示されている。
また、特開平10−225462号公報の第2の先行例における電気手術装置においては、1対の電極間の生体組織の高周波インピーダンスを検出するインピーダンス検出部を有し、インピーダンス検出部の出力信号に基づいて制御部が高周波電力の通電/遮断を制御する。
また、この第2の先行例は、高周波電力による焼灼過程に伴う生体組織の超音波インピーダンスに応じて、高周波電力の通電/遮断を制御する内容を開示している。
また、特開2006−288431号公報の第3の先行例の超音波手術装置においては、生体組織の電気的インピーダンスを検出するインピーダンス検出手段を有し、検出された電気的インピーダンスに応じて振幅制御手段を制御する内容が開示されている。
また、最近においては、処置具の先端の処置部を介して超音波と高周波電力とを同時に生体組織に供給することにより、凝固切開を行う場合がある。
このように、超音波と高周波電力とを同時に利用する場合、凝固切開等の処置をより円滑に行えるように制御する両エネルギ量等を適切に制御する手術システムが望まれる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、超音波と高周波電力とを同時に利用する場合、円滑な処置を行うのに適した手術システム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の手術システムは、
処置対象の生体組織を処置するための処置部と、
前記処置部に対して、超音波振動を与える超音波振動発生部と、
前記超音波振動発生部に対して、動電力を供給する超音波駆動電力供給部と、
前記処置部に対して、高周波電力を供給する高周波電力供給部と、
前記処置部を介して超音波振動が印加される前記生体組織の超音波インピーダンスを検出する超音波インピーダンス検出部と、
前記処置部を介して高周波電力が供給される前記生体組織の高周波インピーダンスを検出する高周波インピーダンス検出部と、
前記超音波インピーダンス検出部により検出された超音波インピーダンス値に応じて前記超音波振動発生部により発生する超音波エネルギ量を制御する第1の制御部と、
前記高周波インピーダンス検出部により検出された高周波インピーダンス値に応じて前記高周波電力供給部により発生する高周波エネルギを制御する第2の制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の制御方法は、処置対象の生体組織を処置するための処置部に対して、超音波振動を与える超音波振動発生部と、
前記超音波振動発生部に対して、動電力を供給する超音波駆動電力供給部と、
前記処置部に対して、高周波電力を供給する高周波電力供給部と、
前記処置部を介して超音波振動が印加される前記生体組織の超音波インピーダンスを検出する超音波インピーダンス検出部と、
前記処置部を介して高周波電力が供給される前記生体組織の高周波インピーダンスを検出する高周波インピーダンス検出部と、
を備えた手術システムを制御する制御方法であって、
前記超音波インピーダンス検出部により検出された超音波インピーダンス値に応じて前記超音波振動発生部により発生する超音波エネルギ量を制御する第1の制御ステップと、
前記高周波インピーダンス検出部により検出された高周波インピーダンス値に応じて前記高周波電力供給部により発生する高周波エネルギを制御する第2の制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
図1は本発明の第1の実施形態の超音波&高周波手術システムの全体構成を示す斜視図。 図2はハンドピースの内部構成を示す断面図。 図3は超音波&高周波手術システムの詳細な構成を示すブロック図。 図4は第1の実施形態に係る手術制御方法の処理手順を示すフローチャート。 図5は第1の実施形態に係る他の手術制御方法の処理手順を示すフローチャート。 図6は図4における機能的な処理手順の概要を示すフローチャート。 図7Aは凝固切開開始時における処置の様子を示す図。 図7Bは図7Aの凝固切開開始時から処置が進行した後の様子を示す図。 図8Aは高周波出力値の時間的な推移の1例を示す図。 図8Bは超音波出力の振幅の時間的な推移の1例を示す図。 図9は本発明の第2の実施形態の超音波&高周波手術システムの詳細な構成を示すブロック図。 図10Aは、混合波を示す図。 図10Bは、バースト波を示す図。 図11は第2の実施形態に係る手術制御方法の処理手順を示すフローチャート。 図12は図11における機能的な処理手順の概要を示すフローチャート。 図13は高周波出力のクレストファクタの時間的な推移の1例を示す図。 図14は第2の実施形態に係る他の手術制御方法の処理手順の一部を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1から図8を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の超音波&高周波手術システム1の全体構成を示す。図1に示すようにこの超音波&高周波手術システム1は、処置対象の生体組織に対して、超音波振動エネルギと高周波電気エネルギを供給することにより凝固切開等の処置を行う外科処置具としてのハンドピース2を有する。
この超音波&高周波手術システム1は、ハンドピース2に内蔵された超音波トランスジューサ(又は超音波振動子)23に対して超音波(振動)を発生させる超音波駆動電力を供給(出力)する超音波駆動電力供給装置(超音波ジェネレータと略記)3と、ハンドピース2に高周波電力(高周波電流)を供給する高周波電力供給装置(高周波ジェネレータと略記)4を有する。
この超音波&高周波手術システム1は、高周波電力の供給ON/OFFの指示操作を行うフットスイッチ6と、高周波電力のリターン回路を形成するための対極板5とを有する。
ハンドピース2は、術者が把持する把持部7と、この把持部7から前方に突出するプローブ8を有し、このプローブ8の先端には、凝固切開等の処置を行うための処置部9が設けられている。
把持部7には、処置部9で処置する際の選択を行うハンドスイッチユニット(ハンドスイッチと略記)11が設けられている。このハンドスイッチ11として、切開選択スイッチ12a、凝固選択スイッチ12bと、さらに超音波と高周波とを同時に出力する同時出力スイッチ12cとが設けられている。
ハンドピース2の把持部7の後端側から信号ケーブル13が延出されており、この信号ケーブル13は、その端部のコネクタ14が超音波ジェネレータ3のコネクタ受けに着脱自在に接続される。
また、超音波ジェネレータ3と高周波ジェネレータ4は、通信ケーブル15により接続され、信号の送受をすることができる。また、超音波ジェネレータ3と高周波ジェネレータ4は、高周波ケーブル16により接続されている。
そして、高周波ジェネレータ4による発生した高周波をこの高周波ケーブル16を介して超音波ジェネレータ3側に送り、コネクタ14及び信号ケーブル13を介してハンドピース2に高周波電力(高周波電流)を供給する。
この高周波ジェネレータ4には、対極板5に接続された対極板ケーブル17の端部が着脱自在に接続される。この対極板5は、患者の臀部などに広い面積で接触するように配置される。
また、超音波ジェネレータ3及び高周波ジェネレータ4は、例えばその前面に各種の操作や表示を行うフロントパネル18,19が設けられている。
なお、フットスイッチ6は、フットスイッチケーブル20により高周波ジェネレータ4と接続される。
図2は、ハンドピース2の内部の構造を示す。ハンドピース2は、把持部7を形成する略円筒形状の主ケース21aを有し、その前端にはシース22が連結されている。また、主ケース21a内には、その後端部21bから信号ケーブル13の末端側が引き込まれ、主ケース21a内には、超音波ジェネレータ3から出力される超音波駆動信号を伝達する導線13a、13bと接続される超音波発生手段としての超音波トランスジューサ23が配置されている。
この超音波トランスジューサ23は、複数のリング形状の電歪素子24が積層構造にされ、積層構造にされた複数の電歪素子24は、ボルト25とナット26により締結して固定されている。
そして、各電歪素子24の各面に設けた電極に、導線13a、13bを介して、超音波駆動信号が印加されることにより、複数の電歪素子24は、超音波振動する。
この超音波振動(単に超音波ともいう)は、ボルト25の前端のフランジ部25aに形成されたホーン27により拡大され、さらにプローブ8を経てその先端の処置部9に伝達される。
つまり、処置部9には、超音波ジェネレータ3からの超音波駆動信号が印加される超音波トランスジューサ23を介して超音波振動が与えられる。換言すると、超音波ジェネレータ3及び超音波トランスジューサ23は、処置部9に超音波(振動)を与える超音波供給部又は超音波発生部を形成する。
術者は、超音波振動する処置部9を、処置対象部分に当てることにより、その際の超音波振動による摩擦熱により、処置対象部分に対して凝固切開等の処置を行うことができる。
なお、複数の電歪素子24の両端には、絶縁板28が配置されている。
金属製のナット26は、信号ケーブル13内の高周波出力用の導線13cが接続される導体部を形成する。そして、このナット26には高周波出力信号が印加されると、その信号は、金属製のボルト25,金属製のプローブ8を経てその先端の処置部9に伝達される。
この場合、術者は、処置部9を処置対象部分に接触させることにより、その接触した部分に、高周波電気エネルギ(高周波電力)を形成する高周波電流が高密度で流れ、焼灼処置を行うことができる。そして、その高周波電流は、リターン路となる対極板5及び対極板ケーブル17を経て高周波ジェネレータ4に戻る。
なお、図2に示すようにプローブ8は、図示しない絶縁パイプで覆われた金属製のシース22内に挿通されている。
また、信号ケーブル13内に挿通されたハンドスイッチケーブル29内に挿通された複数の信号線は、切開選択スイッチ12a、凝固選択スイッチ12b、同時出力スイッチ12cに接続される。なお、切開選択スイッチ12a、凝固選択スイッチ12b、同時出力スイッチ12cは、ゴムカバー部分で覆われている。そして、ゴムカバー部分の上から押圧することにより、各スイッチをON/OFFすることができる。
図3は図1の超音波ジェネレータ3及び高周波ジェネレータ4の詳細な構成を示す。超音波ジェネレータ3は、例えば正弦波信号を発生する波形生成回路31を内蔵する。
波形生成回路31から出力される正弦波信号は、乗算器32により定電流制御され、さらにアンプ33で増幅された後、出力トランス34の1次巻線側に印加される。そして、この出力トランス34の2次巻線側の出力端子から超音波駆動信号として、ハンドピース2内の超音波トランスジューサ23に印加される。
超音波駆動信号の振幅、換言すると超音波トランスジューサ23の超音波出力エネルギ量は、アンプ33に供給される電源回路35からの電流値、電圧値に応じて調整される。つまり超音波出力は、後述する定電流制御により適切な電流、電圧になるように中央処理装置(CPU)36により制御される。
なお、超音波ジェネレータ3から出力される超音波駆動信号は、超音波トランスジューサ23により超音波に変換されるため、超音波ジェネレータ3から出力される超音波駆動信号のエネルギ量と超音波トランスジューサ23による超音波(振動)エネルギ量とは比例し、本実施形態においては同じ意味で用いる。
CPU36には、フロントパネル18の設定部18aによる超音波出力の設定値が入力される。
また、フロントパネル18には、CPU36から出力される超音波出力等の情報を表示する表示部18bが設けられている。
また、アンプ33で増幅された正弦波信号は、検出部37を構成する電圧検出回路37aと電流検出回路37bとに入力され、それぞれ電圧と電流が検出(測定)される。そして、検出された電圧、電流はA/D変換器38a、38bによりデジタル値に変換されてCPU36の演算部36aに入力される。また、アンプ33で増幅された正弦波信号は、PLL回路(Phase Locked Loop 回路)39に入力される。
このPLL回路39は、超音波トランスジューサ23を、その超音波トランスジューサ23に対応した共振周波数の超音波駆動信号で駆動させるようにPLL制御する。また、その場合の超音波駆動信号における電圧と電流との位相が同相となるように制御する。このPLL回路39の動作は、CPU36により制御される。
CPU36は、A/D変換器38a、38bを介して入力された電圧及び電流を用いて、超音波出力値を算出する演算を行う演算部36aの機能を持つ。
また、CPU36は、演算部36aにより算出された超音波出力値が、設定部18aによる設定値に一致するか否かの判定を行う判定部36bの機能を有する。そして、その判定情報は、CPU36による電流値制御部36cに送られ、この電流値制御部36cは、判定情報により、超音波出力値が設定値に一致するように定電流制御する。
また、この電流値制御部36cには、例えばメモリ41が接続されており、このメモリ41には、電流値制御部36cによる直前の制御に用いた制御値等の情報が格納されており、電流値制御部36cは、このメモリ41に格納されている直前の制御値等の情報を参照して制御する。
例えば、電流値制御部36cは、判定部36bから検出された超音波出力値が設定値よりも小さいとの判定情報が入力されると、その直前の制御値を参照して、その制御値よりも大きくするように電流制御する。
この電流値制御部36cは、この電流制御を行う場合、超音波出力値と設定値との比較結果の差を補うように乗算器32の乗算値を制御する。
なお、演算部36aは、超音波トランスジューサ23を駆動した際の負荷の状態(具体的には処置部9から超音波振動エネルギを切除の処置対象の生体組織に印加している状態)を含めた機械的インピーダンス、つまり超音波の負荷インピーダンス(超音波インピーダンスとも言う)を検出する機能も持つ。
また、電流値制御部36cは、処置部9における超音波の振幅(又はエネルギ量)を所定の範囲(つまり切開凝固の処置に適した範囲)を保持するように振幅制御も行う。つまり、電流値制御部36cは、振幅制御36dの機能も持つ。
実際に処置を行う処置部9の位置における超音波振動の振幅を所定の範囲内に保持する制御を行うことにより、切開凝固の処置の際に、処置部9への生体組織の張り付きを防止して円滑に行うことができる。
なお、本実施形態においては超音波振動の周波数は、47kHzであり、この場合には後述するように50umを下限として、設定値以下の振幅となるようにCPU36(の電流値制御部36c)は制御する。
また、CPU36には、演算部36aにより検出された超音波の負荷インピーダンスが所定範囲内にあるか否かのインピーダンス判定部36e(図3ではZ2判定と略記)の機能を有する。
そして、このインピーダンス判定部36eによる判定結果により、電流値制御部36cは、超音波の振幅(又は電流値)を制御する。
図3にも示すように切開選択スイッチ12a、凝固選択スイッチ12b及び同時出力スイッチ12cのスイッチ操作による指示操作信号は、CPU36に入力される。そして、CPU36は、指示操作信号に対応した制御を行う。
例えば、術者が切開選択スイッチ12aをONにすると、CPU36はその指示操作信号を通信ケーブル15を経て高周波ジェネレータ4のCPU56に送信し、このCPU56を介して切開用の連続波としての正弦波の高周波出力信号を出力させる。
術者が凝固選択スイッチ12bをONにすると、CPU36はその指示操作信号を通信ケーブル15を経て高周波ジェネレータ4のCPU56に送信し、このCPU56を介して凝固用の間欠波形の凝固波、つまりバースト波の高周波出力信号を出力させる。
術者が同時出力スイッチ12cをONすると、CPU36は電源回路35を制御して超音波駆動信号をONにすると共に、通信ケーブル15を経て高周波ジェネレータ4のCPU56を介して高周波出力をONにする。
一方、高周波ジェネレータ4は、正弦波及びバースト波を生成するための波形生成回路51を内蔵し、この波形生成回路51から出力される信号は、共振回路52を経てアンプ53に入力される。
アンプ53により増幅された信号は、出力トランス54の1次巻線側に印加され、2次巻線側に焼灼用の高周波出力信号が発生する。
この出力トランス54の2次巻線の一端は、ハンドピース2における導体部を形成するホーン27等に導通する。また、2次巻線の他端は、患者40に広い面積で接触する対極板5と導通する。
また、共振回路52は、電圧可変の電源回路55から電源電圧が供給され、波形生成回路51と電源回路55は、CPU56により制御される。
術者は、設定部19aによる設定により、高周波の電力設定値等を設定することができる。
CPU56の制御部56aは、設定部19aからの電力設定値等に対応して、波形生成回路51と電源回路55を制御する。
また、CPU56の制御部56aは、術者により切開選択スイッチ12aがONされた場合には、波形生成回路51から、切開波としての正弦波を出力させる。
この制御部56aは、凝固選択スイッチ12bがONされた場合には、制御部56aは、波形生成回路51から凝固波としてのバースト波を出力させる。
また、設定部19aにより、混合波を出力する出力モードの設定が行われた場合には、制御部56aは正弦波とバースト波を混合(ブレンド)した混合波(ブレンド波)を出力させる。
なお、CPU56の制御部56a等による制御情報等は、フロントパネル19の表示部19bで表示される。
上記アンプ53で増幅された信号は、検出部57を構成するで電圧検出回路57aと電流検出回路57bとに入力される。
電圧検出回路57aと電流検出回路57bは、アンプ53で増幅された信号の電圧及び電流を検出(測定)する。検出された電圧と電流は、A/D変換器58a、58bによりデジタルの電圧及び電流に変換され、CPU56に入力される。
CPU56は、入力された電圧及び電流を用いて演算部56bにおいて生体組織の高周波インピーダンス(組織インピーダンスとも言う)を検出(算出)する。そして、演算部56bは、検出した組織インピーダンス値を、インピーダンス判定部(図3ではZ1判定と略記)56cに出力する。
インピーダンス判定部56cは、入力されたインピーダンス値を閾値のインピーダンスと比較することにより、所定のインピーダンス範囲内にあるか否かの判定を行う。
そして、インピーダンス判定部56cの判定結果に応じて制御部56aは、高周波出力の調整を行う。
例えば下限側閾値と上限側閾値との間のインピーダンス値の場合には、制御部56aは、そのままの出力を維持し、下限側閾値よりもさらに小さいインピーダンス値の場合には、高周波出力を減少するように高周波出力の調整を行う。また、上限側閾値よりもさらに大きいインピーダンス値の場合には、制御部56aは、高周波出力を増大するように高周波出力の調整を行う。
また、この制御部56aは、インピーダンス判定部56cの判定結果に応じて、高周波出力の調整を行った後、さらに調整された高周波出力が設定値以下となるように制御する。
具体的には、後述するように設定値の1/2の値から設定値の間の高周波出力値の場合には、そのままの出力値を維持し、設定値の1/2の値よりも小さいと設定値の1/2の値に戻すように出力の調整を行う。また、設定値よりも大きい高周波出力値の場合には、設定値まで下げるように出力の調整を行う。
上記のような制御を行うことにより、凝固切開の処置を開始した時から、凝固切開の処置が進行した時まで、処置に円滑に行うのに適した高周波電力量となるようにすることができる(後述)。
また、CPU56には、フットスイッチ6からのON/OFF信号も入力される。そして、フットスイッチ6により同時出力の指示操作が行われた場合には、CPU36へ超音波駆動信号を出力させる指示を行い、超音波と高周波とが同時に出力される。
また、本実施形態の変形例においては、超音波と高周波の出力値を、初期状態の設定値(つまり初期設定値)から設定された時間後に、低下ないしは制限する制御を行う機能を有する。
このため、例えば高周波ジェネレータ4には、タイマ59が設けられており、設定部19aにより設定時間が設定されると、CPU56はタイマ59によりその設定時間後に起動するようにセットする。
そして、CPU56は、設定時間後には、初期設定時の高周波出力の設定値を強制的に下げると共に、超音波ジェネレータ3のCPU36に通知し、CPU36は初期設定時の超音波出力の設定値を強制的に下げる。
このような構成の本実施形態においては、超音波ジェネレータ3の制御手段としてのCPU36と、高周波ジェネレータ4の制御手段としてのCPU56とは、通信ケーブル15を介して同時に超音波と高周波の出力開始と出力停止を行うように制御する。
また、超音波と高周波とが同時に出力された状態において、CPU36は、超音波ジェネレータ3側で検出された負荷インピーダンス(超音波インピーダンス)等の検出結果に応じて超音波出力を電流値で制御する。
また、超音波と高周波とが同時に出力された状態において、CPU56は、高周波ジェネレータ4側で検出された組織インピーダンス(高周波インピーダンス)の検出結果に応じて高周波出力を制御する。
このような構成における超音波&高周波手術システム1における患者40の臓器等、処置対象の生体組織61を切除する場合の手術システム1の手術制御方法の手順を図4を参照して説明する。
術者は、図1に示すようにハンドピース2を超音波ジェネレータ3と高周波ジェネレータ4に接続する。
そして、超音波ジェネレータ3と高周波ジェネレータ4の電源を投入する。そして、ステップS1に示すように出力設定を行う。例えば、術者は、超音波と高周波の出力設定を行う。また、高周波の出力波形モードとして、術者は、例えば切開モードを選択したとする。
図3にその概略を示すように術者は、ハンドピース2の先端の処置部9を、切除の処置対象の生体組織61に対して処置する位置にセットする。そして術者は、図4におけるステップS2に示すようにハンドスイッチ11の同時出力スイッチ12cをONにする。
同時出力スイッチ12cがONになると、その指示操作信号は超音波ジェネレータ3のCPU36と、このCPU36からさらに高周波ジェネレータ4のCPU56に伝達される。
そして、ステップS3に示すようにCPU56は、高周波出力を開始させる。また、同時に超音波ジェネレータ3のCPU36は、ステップS13に示すように超音波出力を開始させる。
ステップS3に示すように高周波出力の開始により、処置部9側に高周波が供給される。そして、処置部9が接触する処置対象の生体組織61側に高密度の高周波電流が流れ、その際、生体組織61が高周波焼灼されながら切開される。なお、生体組織61側に流れた高周波電流は、対極板5を介して高周波ジェネレータ4に戻る。
次のステップS4においてCPU56の演算部56bは、電圧検出回路57aにより測定した電圧と電流検出回路57bにより測定した電流のデジタル値を取り込み、電圧値を電流値で除算して組織インピーダンスZ1の検出(測定)の動作を開始する。
検出された組織インピーダンスZ1は、インピーダンス判定部56cに入力され、インピーダンス判定部56cは、所定のインピーダンス範囲内にあるか否かの判定を行う(ステップS5)。 具体的には、組織インピーダンスZ1が300Ωと500Ωとの間のインピーダンス範囲内か否かの判定を行う(300Ω<Z1<500Ω)。なお、300Ωは下限側閾値であり、500Ωは上限側閾値である。
インピーダンス判定部56cにより、検出された組織インピーダンス値Z1が500Ω以上と判定された場合にはステップS6に示すように制御部56aは、高周波出力を所定量、例えば5W、上げる制御を行った後、ステップS5に戻る。
また、インピーダンス判定部56cにより、検出された組織インピーダンスZ1が300Ω以下と判定された場合にはステップS7に示すように制御部56aは、高周波出力を所定量、例えば5W、下げる制御を行った後、ステップS5に戻る。
インピーダンス判定部56cにより、検出された組織インピーダンスZ1が300Ωと500Ωとの間と判定された場合には、その高周波出力値を継続して、ステップS8に進む。
このステップS8において演算部56bは、電圧検出回路57a及び電流検出回路57bとにより測定された電圧値と電流値の積の電力の出力値の検出(測定)を開始する。
そして、検出された出力値は制御部56aに入力され、ステップS9において制御部56aは、検出された出力値が設定値/2と設定値との間の範囲にあるか否かの判定を行う。
検出された出力値が設定値以上と判定した場合には制御部56aは、出力値を設定値まで下げる制御を行い(ステップS10)、ステップS9に戻る。
検出された出力値が設定値/2以下と判定した場合には制御部56aは、出力値を設定値/2まで上げる制御を行い(ステップS11)、ステップS9に戻る。
また、検出された出力値が設定値/2と設定値との間の範囲にあると判定した場合には、ステップS12に示すように制御部56aは、その出力値を継続する。そして、ステップS23に進む。
一方、ステップS13に示すように超音波出力が開始すると、処置部9に超音波振動エネルギが供給され、処置対象の生体組織61は超音波振動による摩擦熱で加熱され、血液が凝固されながら生体組織が切開される。
そして次のステップS14においてCPU36の演算部36aは、電圧検出回路37aにより測定した電圧と電流検出回路37bにより測定した電流のデジタル値を取り込み、電圧値を電流値で除算して組織の機械的インピーダンス、又は超音波の負荷インピーダンス(以下、負荷インピーダンスZ2と記す)の検出(測定)を開始する。
検出された負荷インピーダンスZ2は、インピーダンス判定部36eに入力され、インピーダンス判定部36eは、ステップS14に示す所定のインピーダンス範囲内にあるか否かの判定を行う。具体的には、負荷インピーダンスZ2が200Ωと800Ωとの間のインピーダンスか否かの判定を行う(200Ω<Z2<800Ω)。なお、200Ωは下限側閾値であり、800Ωは上限側閾値である。
インピーダンス判定部36eにより、検出された負荷インピーダンスZ2が800Ω以上と判定された場合にはステップS16に示すように電流値制御部36cは、振幅(電流値)を所定量、具体的には10%程度、上げる制御を行った後、ステップS15に戻る。 また、インピーダンス判定部36eにより、検出された負荷インピーダンスZ2が200Ω以下と判定された場合にはステップS17に示すように電流値制御部36cは、振幅(電流値)を所定量、具体的には10%程度、下げる制御を行った後、ステップS15に戻る。
負荷インピーダンス判定部36eにより、検出された負荷インピーダンスZ2が200Ωと800Ωとの間と判定された場合には、その超音波出力値を継続して、ステップS18に進む。
このステップS18において演算部36aは、電流検出回路37bとにより測定された電流値の検出(測定)を開始する。
そして、検出された電流値は電流値制御部36c(の電流値による振幅制御部36d)に入力され、ステップS19において電流値制御部36cは、検出された電流値が50μm相当の電流値と設定(電流)値との間の範囲にあるか否かの判定を行う。
検出された電流値が設定値以上と判定した場合には電流値制御部36cは、電流値を設定値まで下げる制御を行い、ステップS19に戻る。
検出された電流値が50μm相当以下の電流値と判定した場合には電流値制御部36dは、50μm相当の電流値まで上げる制御を行い、ステップS19に戻る。
また、検出された電流値が50μm相当の電流値と設定値との間の範囲にあると判定した場合には、ステップS22に示すように電流値制御部36cは、その電流値、つまりその出力値を継続するように制御しその後、ステップS23に進む。
ステップS18〜S22の処理により、処置部9の振幅が所定の範囲の振幅値に維持される。この制御を行うことにより、処置部9に生体組織が張り付くことを低減するように手術システム1の動作を制御することができる。
ステップS23においてCPU56は、ハンドスイッチ11の同時出力スイッチ12cがOFFにされたか否かの判定を行い、OFFにされていない場合には、ステップS3及びS13のステップに戻り、上述した動作を繰り返す。一方、ハンドスイッチ11の同時出力スイッチ12cがOFFにされた場合には、CPU56及び36は、高周波と超音波の出力停止をする。そして、図4の処理を終了する。
図4に示した手術制御方法の代わりに図5に示す変形例の手術制御方法を採用しても良い。図5に示す手術制御方法は、図4の手術制御方法において、ステップS2と、ステップS3及びS13との間のステップS26においてCPU56及び36は、設定時間以後、高周波と超音波の出力再設定の処理を行う。
具体的には、CPU56及び36は、タイマ59により予め設定された設定時間が経過すると、ステップS1で設定された高周波と超音波の出力の設定値を、例えば標準値の上限値となる設定値に強制的に下げる再設定を行う。その他の処理は図4の場合と同様である。
上述した図4による機能的な処理の概要は図6のようになる。ステップS31に示すように凝固切開(切除)の開始時は、術者が凝固切開の処置を行う操作の場合に、処置に必要とされる力量が大きい。つまり、図7Aに示すように凝固切開の開始時は、処置対象の生体組織61の組織インピーダンスZ1,負荷インピーダンスZ2が高く、術者がハンドピース2により凝固切開の処置する場合、その処置に必要な力量が大きい。
このため、ステップS31に示すように高周波と超音波を(初期の)設定値で出力する。換言すると、(大きな)設定値で高周波と超音波の処置を行うように制御する。この場合には、凝固切開の機能を大きくできるので、術者は凝固切開の開始時に凝固切開を円滑に行うことができる。つまり、術者が凝固切開を円滑に行うことができるように手術システム1を適切に制御する。
その後、図7Bに示すように凝固切開の処置が進行すると、処置対象の生体組織61の組織インピーダンスZ1,負荷インピーダンスZ2が低下する。そのため、術者がハンドピース2により凝固切開する場合の力量が軽くなる。
つまり、ステップS32のように凝固切開が進行すると、力量が軽くなる。そのため、ステップS31の場合の設定値のままでは、高周波と超音波の生体組織への投与エネルギ量が過剰になる(可能性がある)。
投与エネルギ量が過剰になることに対応するように、ステップS33に示すように高周波ジェネレータ4のCPU56は、組織インピーダンスZ1の変化を検出し、かつ超音波ジェネレータ3のCPU36は、負荷インピーダンスZ2の変化を検出する。
この場合、組織インピーダンスZ1、負荷インピーダンスZ2は、開始時に比較して低下する。
そして、ステップS33の検出結果に基づいて、ステップS34に示すようにCPU56は、高周波出力値の制御し、またCPU36は、超音波の振幅(電流値)を制御する。具体的には、組織インピーダンスZ1が低下するため、CPU56は高周波出力値を下げるように制御し、また負荷インピーダンスZ2が低下するためCPU36は超音波の振幅(電流値)を下げるように制御する。
このようにして、ステップS35に示すようにCPU36及び56は、生体組織に投与される高周波及び超音波エネルギの最適化を行うように制御する。そして、術者は、安定した力量で張り付きを防止して凝固切開を継続する。
このような処置を行うように制御することにより、高周波ジェネレータ4から高周波出力を開始後の電力(出力)の時間的な推移の概要は、図8Aのようになる。
図8Aに示すように出力開始時には、出力開始時に設定された電力値(設定値)Woが出力されて処置が行われ、凝固切開が進むと組織インピーダンスZ1が低下し、その低下に応じて電力値が下げられる。そして、低下された電力値Wad(通常は、設定値Woの90%〜50%)で、例えばで安定した処置が行われる。
なお、この低下された電力値Wadに関して、術者による初期の設定値が、標準的な初期の設定値Woよりも大きく逸脱して設定される場合には、図4のステップS9〜S11の制御ループにおける下限値としての設定値/2でも大きすぎる可能性がある。
この場合には、図5の出力再設定のステップS26により、初期の設定値を標準的な設定値Woに近い値に調整して、図8Aに示すように特性で電力を推移させることができる。
また、同様に超音波ジェネレータ3から超音波出力を開始後の振幅(電流値)の時間的な推移の概要は、図8Bのようになる。
図8Bに示すように出力開始時には、出力開始時に設定された設定値の振幅Aoで処置が行われ、凝固切開が進むと負荷インピーダンスZ2が低下し、その低下に応じて振幅が下げられる。そして、低下された振幅値Aad(処置部9での振動速度で表した場合には、2.1m/s〜2.8m/s)で、例えばで安定した処置が行われる。
上述したように振幅制御36dの機能により超音波の振幅を所定範囲内に制御する場合、超音波の周波数等に応じてこの値は変化する。
そのため、超音波の振幅と、超音波の周波数との積の振動速度を用いると、処置部9での超音波の振動速度を、上記の範囲に設定すると安定した処置を行うことができる。換言すると、振幅制御の代わりに処置部での振動速度を制御するようにしても良い。
上記振幅値Aadに維持することにより、術者は、処置部9により生体組織の張り付きの無い安定した凝固切開の処置を行うことができる。
この場合においても、術者による初期の設定値が、標準的な通常の設定値よりも大きく逸脱して設定された場合には、図4のステップS19〜S21の制御ループにおける上限値としての設定値でも大きすぎる可能性がある。この場合には、図5の出力再設定のステップにより、初期の設定値を通常の設定値に近い値に調整して、図8Bに示すように特性で振幅を推移させることができる。
このように本実施形態によれば、高周波電力及び超音波とを同時に利用することにより、一方のみを利用する場合よりも処置する機能を大きくでき、短時間で処置を行うことができる。
また、本実施形態によれば、高周波電力及び超音波とを同時に利用した場合、高周波インピーダンスと超音波インピーダンスとをそれぞれ検出して、それぞれ検出されたインピーダンスに応じて高周波電力量(高周波エネルギ量)及び超音波エネルギ量を制御するようにしているので、一方のインピーダンスのみを検出して制御する場合よりも、処置に適した制御ができる。
また、本実施形態によれば、処置対象の生体組織61を、処置具(手術具)としてのハンドピース2を用いて凝固切開する場合、処置の開始時には設定値で、処置が進行した時には、検出されるインピーダンスに応じて、高周波電力(出力)及び/又は超音波振幅が適正な値に自動的に下げられるようにすることができる。従って、術者は、安定した処置を円滑に行うことができる。
また、本実施形態の手術システム1における高周波電力及び超音波振幅の制御方法としては、高周波ジェネレータ4と超音波ジェネレータ3とは通信を行うが、それぞれのジェネレータで検出(測定)した検出結果に応じてそれぞれのジェネレータが殆ど独立して制御するため、制御方法を簡単に実現できる。つまり、一方のジェネレータ側で両方のジュネレータの制御を行う場合よりも、制御方法を簡単に実現できる。
また、両方のジェネレータで通信を行う構成とした場合、一方のジェネレータ側で検出したインピーダンスを他方のジェネレータ側に送って、他方のジェネレータ側で纏めて両方を制御するような制御方法に比較して、上記の制御方法は、より良好な応答性を確保できる。
(第2の実施形態)
次に図9から図13を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。
本実施形態の超音波&高周波手術システム1Bの外観は、図1に示す超音波&高周波手術システム1と同じであり、また、本実施形態に係るハンドピース2の構造も第1の実施形態と同じである。
図9は、本発明の第2の実施形態の超音波&高周波手術システム1Bの構成を示す。本実施形態の超音波&高周波手術システム1Bは、図3の超音波&高周波手術システム1における高周波ジェネレータ4において、CPU56内に電圧のピーク値を検出するピーク検出部(図9ではVp検出部)56dを設けると共に、制御部56aの代わりにクレストファクタ(CFと略記)の値を調整する制御を行うCF制御部56eを採用した高周波ジェネレータ4Bを用いている。
第1の実施形態においては、高周波出力信号として切開波となる正弦波を用いた例で説明したが、本実施形態においては、正弦波と凝固波との中間的な波形及び特性を有する混合波(ブレンド波)と、凝固波としてのバースト波を用いる。
そして、本実施形態においては、検出された組織インピーダンスZ1に応じて、混合波或いはバースト波のCFの値を処置に適した値となるように調整(制御)する。
ピーク検出部56dは、検出した電圧のピーク値をCF制御部56eに出力する。CF制御部56eは、入力されたピーク値により、CFの値を調整する場合、その場合のピーク値が設定された範囲内となるようにピーク値の調整(制御)も行う。
その他の構成は第1の実施形態と同じである。
図10A及び図10Bは、本実施形態に用いられる混合波とバースト波を示す。図10Aに示す混合波は、図示しない正弦波を減衰波形にしたもので、この混合波は、正弦波と図10Bのバースト波との中間的な波形及び特性を持つ。
正弦波は、基本周波数の基本波の信号波形が連続したものであるが、混合波とバースト波は、基本周波数の信号波形が複数繰り返された繰り返し周波数の周期(繰り返し周期)が形成されている。
図10Bに示すようにバースト波は、小数の基本波のみが大きな振幅を有するため、電圧のピーク値又はピーク電圧(Vpで示す)に対してその実効値(Vrmsで示す)は低い値となる。そのため、ピーク値を実効値で除算したCFは、大きな値となる。
これに対して、図10Aに示す混合波は、基本波が繰り返し周期全体において或る程度の値を持つため、バースト波の場合のピーク値よりも小さいピーク値の場合にも、大きな実効値を持ち、バースト波に比較してCFは小さな値となる。
次に図11に示す本実施形態の手術制御方法を説明する。図11に示す手術制御方法は、図4の手術制御方法におけるステップS6及びS7と、ステップS10及びS11とをそれぞれ、ステップS46及びS47と、ステップS50及びS51に変更した処理手順となっている。
図4の場合と同様にステップS1の高周波と超音波の出力設定から開始する。但し、本実施形態においては、高周波の出力モードは、混合波が出力されるように設定されている場合で説明する。ステップS2によるハンドスイッチ11のON操作により、ステップS3に示す高周波出力の開始と、ステップS13の超音波出力が開始する。ステップS3において、混合波モードで高周波出力が開始する。
そして、ステップS4において組織インピーダンスZ1の検出が開始し、次のステップS5において、検出された組織インピーダンスZ1が300Ωと500Ωとの間の範囲に入っているか否かの判定が行われる。
検出された組織インピーダンスZ1が500Ω以上と判定された場合には、ステップS46に示すように制御部は、CFを所定量、例えば0.5下げ、その後、ステップS5に戻る。
一方、検出された組織インピーダンスZ1が300Ω以下と判定された場合には、ステップS47に示すように制御部は、CFを所定量、例えば0.5上げ、その後、ステップS5に戻る。
検出された組織インピーダンスZ1が300Ωと500Ωとの間の範囲に入っていると判定された場合には、ステップS8の出力値の測定開始の後、ステップS9に進む。
ステップS9において制御部56aは、検出された出力値が設定値/2と設定値との間の範囲にあるか否かの判定を行う。
検出された出力値が設定値以上と判定した場合にはステップS50において制御部56aは、CFを所定量上げる制御を行い、ステップS9に戻る。
検出された出力値が設定値/2以下と判定した場合には制御部56aは、CFをデフォルト値に戻す制御を行い、ステップS9に戻る。
また、検出された出力値が設定値/2と設定値との間の範囲にあると判定した場合には、ステップS12に示すように制御部56aは、その出力値を継続する。
その他は図4と同様である。
次に図11の処理に対する機能的な処理の概要は、図12のようになる。ステップS61に示すように凝固切開(切除)の開始時は、凝固切開の操作を行う場合に必要な力量が大きい。つまり、図7Aに示すように凝固切開の開始時は、処置対象の生体組織61の組織インピーダンスZ1,負荷インピーダンスZ2が高く、凝固切開する場合の力量が大きい。
このため、ステップS61に示すように高周波と超音波を(初期の)設定値で出力する。換言すると、設定値で高周波と超音波の処置を行うように制御する。
その後、図7Bに示すように凝固切開が進行すると、処置対象の生体組織61の組織インピーダンスZ1,負荷インピーダンスZ2が低下する。そのため、凝固切開する場合の力量が軽くなる。
つまり、ステップS62のように凝固切開が進行すると、力量が軽くなる。そのため、ステップS61の場合の設定値のままでは、高周波と超音波の生体組織への投与エネルギ量が過剰な状態になる(可能性がある)。
ステップS62に対応して、ステップS63に示すように高周波ジェネレータ4のCPU56は、組織インピーダンスZ1の変化を検出し、かつ超音波ジェネレータ3のCPU36は、負荷インピーダンスZ2の変化を検出する。
そして、ステップS63の検出結果に基づいて、ステップS64に示すようにCPU56は、高周波出力のCFを制御し、またCPU36は、超音波の振幅(電流値)を制御する。
このようにして、ステップS65に示すように生体組織に投与される高周波及び超音波エネルギの最適化を行う。そして、安定した力量で張り付きを防止して凝固切開を継続する。
このような処置を行うことにより、高周波ジェネレータ4から高周波出力を開始後のCFの時間的な推移の概要は、図13のようになる。
図13に示すように出力開始時には、出力開始時に設定されたCFo、例えば2〜3、そして実効値は450〜700Vの設定値で処置が行われる。つまり、出力開始時には、CFが低い値の切開機能を優先した設定状態で処置が行われる。
そして、凝固切開が進むと組織インピーダンスZ1が低下し、その低下に応じてCF値が大きくされる。そして、大きくされたCF値CFad(例えばCFadは、3〜6、実効値は270〜550V)で、安定した処置が行われる。
なお、図11の手術制御方法において第1の実施形態で説明したのと同様に、ステップS2と、ステップS3及びS13との間に出力再設定を行うステップS26を追加しても良い。
また、初期設定の際に混合波を出力する設定とした場合には、正弦波の場合よりも電力値は低くなる。換言すると、混合波の場合には、初期設定の場合に、大きすぎる設定値に設定されることは少ない。
このため、図14に示すように出力再設定を行うステップS26を超音波出力側に追加する構成にしても良い。この場合には、超音波の設定値が標準値よりも大きく設定された場合に、対応できる。
本実施形態は、第1の実施形態とほぼ同様の効果を有する。また、処置する用途に応じて混合波、バースト波から選択して使用することができる。
なお、本実施形態と第1の実施形態とを組み合わせたような構成にしても良い。例えば、高周波ジェネレータ4Bが、上述した混合波、バースト波の他に、第1の実施形態における正弦波の高周波出力信号を発生する機能を備えた構成にしても良い。このようにすると、術者は処置に応じて処置機能が異なる高周波出力信号を選択使用できる。
なお、上述した実施形態等を部分的に組み合わせて構成される実施形態も本発明に属する。
本出願は、2008年12月31日に米国に出願された出願番号12/347,034を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (21)

  1. 処置対象の生体組織を処置するための処置部と、
    前記処置部に対して、超音波振動を与える超音波振動発生部と、
    前記超音波振動発生部に対して、駆動電力を供給する超音波駆動電力供給部と、
    前記処置部に対して、高周波電力を供給する高周波電力供給部と、
    前記処置部を介して超音波振動が印加される前記生体組織の超音波インピーダンスを検出する超音波インピーダンス検出部と、
    前記処置部を介して高周波電力が供給される前記生体組織の高周波インピーダンスを検出する高周波インピーダンス検出部と、
    前記超音波インピーダンス検出部により検出された超音波インピーダンス値に応じて前記超音波振動発生部により発生する超音波エネルギ量を制御する第1の制御部と、
    前記高周波インピーダンス検出部により検出された高周波インピーダンス値に応じて前記高周波電力供給部により発生する高周波エネルギを制御する第2の制御部と、
    を備えることを特徴とする手術システム。
  2. さらに前記処置部における前記超音波振動の振動速度を所定の範囲内に制御する振動速度制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  3. さらに前記超音波インピーダンス検出部により検出された前記超音波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあるか否かを判定する第1判定部を有することを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  4. さらに前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあるか否かを判定する第2判定部を有することを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  5. さらに前記超音波インピーダンス検出部により検出された前記超音波インピーダンス値が下限側閾値より小さいか否かを判定する第3判定部を有し、前記第3判定部により前記超音波インピーダンス値が下限側閾値より小さいと判定された場合、前記第1の制御部は、前記超音波エネルギ量を下げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  6. さらに前記超音波インピーダンス検出部により検出された前記超音波インピーダンス値が上限側閾値より大きいか否かを判定する第4判定部を有し、前記第4判定部により前記超音波インピーダンス値が上限側閾値より大きいと判定された場合、前記第1の制御部は、前記超音波エネルギ量を上げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  7. さらに前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が下限側閾値より小さいか否かを判定する第5判定部を有し、前記第5判定部により前記高周波インピーダンス値が下限側閾値より小さいと判定された場合、前記第2の制御部は、前記高周波エネルギを形成する高周波電力量を下げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  8. さらに前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が下限側閾値より小さいか否かを判定する第6判定部を有し、前記第6判定部により前記高周波インピーダンス値が下限側閾値より小さいと判定された場合、前記第2の制御部は、前記高周波エネルギを形成する高周波電力波形のクレストファクタ値を上げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  9. らに前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が上限側閾値より大きいか否かを判定する第7判定部を有し、前記第7判定部により前記高周波インピーダンス値が上限側閾値より大きいと判定された場合、前記第2の制御部は、前記高周波エネルギを形成する高周波電力量を上げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  10. さらに前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が上限側閾値より大きいか否かを判定する第8判定部を有し、前記第8判定部により前記高周波インピーダンス値が上限側閾値より大きいと判定された場合、前記第2の制御部は、前記高周波エネルギを形成する高周波電力波形のクレストファクタ値を下げる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  11. 前記超音波インピーダンス検出部により検出された前記超音波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあると判定された場合、さらに前記超音波振動のエネルギ量が所定の範囲内か否かを判定し、その判定結果に応じて前記超音波エネルギ量を制御することを特徴とする請求項3に記載の手術システム。
  12. 前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあると判定された場合、さらに前記高周波エネルギを形成する高周波電力量が所定の範囲内か否かを判定し、その判定結果に応じて前記高周波電力量を制御することを特徴とする請求項4に記載の手術システム。
  13. さらに前記生体組織に前記処置部を介して超音波振動を与えた開始時から設定時間後に、前記超音波振動発生部により前記生体組織に与える前記超音波エネルギ量を前記開始時よりも低く設定する設定部を有することを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  14. さらに前記生体組織に前記処置部を介して高周波電力の供給開始時から設定時間後に、前記供給開始時の高周波電力量よりも低い高周波電力量に設定する高周波電力設定部を有することを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  15. 前記超音波駆動電力供給部と前記高周波電力供給部とは、スイッチのON/OFF操作により、超音波駆動電力供給のON/OFFと高周波電力供給のON/OFFを同時に行うことを特徴とする請求項1に記載の手術システム。
  16. 前記振動速度制御部は、前記振動速度を2.1−2.8m/sとなる所定の範囲内に制御することを特徴とする請求項2に記載の手術システム。
  17. 前記高周波インピーダンス検出部により検出された高周波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあると判定された場合、前記第2の制御部は、さらに前記高周波エネルギを形成する高周波電力量を初期設定時の50−90%の範囲を維持するように制御することを特徴とする請求項4に記載の手術システム。
  18. 処置対象の生体組織を処置するための処置部に対して、超音波振動を与える超音波発生部と、
    前記超音波発生部に対して、駆動電力を供給する超音波駆動電力供給部と、
    前記処置部に対して、高周波電力を供給する高周波電力供給部と、
    前記処置部を介して超音波振動が印加される前記生体組織の超音波インピーダンスを検出する超音波インピーダンス検出部と、
    前記処置部を介して高周波電力が供給される前記生体組織の高周波インピーダンスを検出する高周波インピーダンス検出部と、
    を備えた手術システムを制御する制御方法は、
    前記超音波インピーダンス検出部により検出された超音波インピーダンス値に応じて前記超音波発生部により発生する超音波エネルギ量を制御する第1の制御ステップと、
    前記高周波インピーダンス検出部により検出された高周波インピーダンス値に応じて前記高周波電力供給部により発生する高周波エネルギを制御する第2の制御ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  19. さらに前記処置部における前記超音波振動の振動速度を所定の範囲内に制御する振動速度制御ステップを有することを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記超音波インピーダンス検出部により検出された前記超音波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあると判定された場合、第1の制御ステップは、さらに前記超音波エネルギ量が所定の範囲内か否かを判定し、その判定結果に応じて前記超音波エネルギ量を制御することを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
  21. 前記高周波インピーダンス検出部により検出された前記高周波インピーダンス値が下限側閾値と上限側閾値との間の範囲内にあると判定された場合、第2の制御ステップは、さらに前記高周波エネルギを形成する高周波電力量が所定の範囲内か否かを判定し、その判定結果に応じて前記高周波電力量又は前記高周波エネルギを形成する高周波電力波形のクレストファクタ値を制御することを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
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